JPH04599A - 感知器試験装置 - Google Patents

感知器試験装置

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JPH04599A
JPH04599A JP10144990A JP10144990A JPH04599A JP H04599 A JPH04599 A JP H04599A JP 10144990 A JP10144990 A JP 10144990A JP 10144990 A JP10144990 A JP 10144990A JP H04599 A JPH04599 A JP H04599A
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smoke
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Satoshi Koizumi
小泉 諭
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Hochiki Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、受信機からの呼出に応じてアナログ火災検出
信号を送出するアナログ型煙感知器の感度を試験する感
知器試験装置に関する。
[従来の技術] 従来、火災報知設備に使用されているオンオフ型煙感知
器は定期的に感度試験を行っており、現場での感度試験
には携帯式の試験装置が使用されている。
携帯式試験装置は、装置内に設けた試験空間の扉内側に
感知器取付ベースを有し、取付ベースに試験対象となる
感知器を装着して蓋を締め、線香等を用いて試験空間に
実際に煙を発生させて感知器を作動させている。試験空
間内には煙濃度検出器が設置されており、検出された煙
濃度はメータ表示される。
オンオフ型感知器は、感度の高い順に1種、2種及び3
種の3種類があり、煙検出部(散乱光式煙検出部、イオ
ン化式煙検出部等)からの火災検出信号が各感度に対応
して設定した閾値に達すると出力回路のスイッチングに
より発報信号(オン信号)が出力される。
携帯式試験装置は、煙感知器の発報出力を受けて発報表
示灯を点灯し、試験員は発報表示灯が点灯した時のメー
タ表示を読んで所定許容範囲内か否かで感度が正常であ
るか否か判断している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、近年にあっては、従来の感知器側で火災
を判断して発報信号を送出するオンオフ型煙感知器に対
し、感知器で検出した火災検出信号を、受信機からの呼
出しに応じてアナログ検出情報として送り、受信機側で
火災を判断するアナログ型煙感知器が実用化されており
、従来のオンオフ型感知器を対象とした携帯用試験装置
では新たに出現したアナログ型煙感知器の感度試験がで
きない問題があった。
またアナログ型感知器の感度試験は、オンオフ型煙感知
器のように1種、2種、3種の各感知器固有の設定感度
で決まる1点の感度を見ればよいというものではなく、
少なくとも1種感度から3種感度の範囲で煙濃度の変化
に対するアナログ火災検出信号の特性(直線性と傾き)
を判断する必要がある。
このような感度測定は、実験室レベルにあっては、試験
空間の煙濃度を変化させ、その時の煙濃度と感知器信号
の変化をプロットすることで感度特性を得ることができ
るが、現場で使用される携帯式試験装置に実験室的な測
定性能を要求することには無理がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、従来のオンオフ型煙感知器用の試験装置と同じ試
験構造をそのまま使用して簡単にアナログ型煙感知器の
感度試験ができるようにした携帯式の感知器試験装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
まず本発明は、受信機からの呼出に応してアナログ火災
検出信号を送出するアナログ型煙感知器の感度を試験す
る感知器試験装置を対象とする。
このような試験装置として本発明は、煙を発生して試験
空間10に供給する煙発生部12と、試験空間10の煙
濃度を測定する煙濃度検出部14と、試験空間10内に
設けられ試験対象となるアナログ型煙感知器18を装着
すると共に電気的に接続する取付ベース16と、取付ベ
ース16に装着されたアナログ型煙感知器18を呼出し
てアナログ火災検出信号を受信する受信制御部20と、
受信制御部20で受信したアナログ火災検出信号が規定
レベルに達したか否か判断するレベル判断部22と、レ
ベル判断部22で規定レベルへの到達を判断した時点の
煙濃度検出部14からの煙濃度検出信号を保持するホー
ルド部24と、ホールド部24で保持された煙濃度信号
を表示する表示器26とを設けるようにしたものである
また煙発生部12及び煙濃度検出部14は、オンオフ型
煙感知器用の試験装置のものを使用し、該オンオフ型煙
感知器用の試験装置に、前記受信制御部20、レベル判
断部22、ホールド部24及び表示器を備えたアナログ
試験ユニットをコネクタ接続するように構成する。
更に、レベル判断部22は、煙感知器の1種感度、2種
感度及び3種感度のそれぞれを判断する3つのレベル判
断部22−1.22−2.22〜3を備え、ホールド部
24は3つの判断部22〜1〜22−3で規定レベル(
1種閾値、2種閾値、3種閾値)への到達を判断した時
点の煙濃度検出部14からの煙濃度検出信号を保持する
3つの対応するホールド部24−1.24−2.24−
3を備え、更に3つのホールド部24−1〜24−3の
出力のいずれか1つを選択して表示器26に接続する切
替スイッチ28を設ける。
[作用] このような構成を備えた本発明の感知器試験装置によれ
ば次の作用が得られる。
まず試験装置の構造は従来のオンオフ型煙感知器用のも
のをそのまま転用でき、新たに受信制御部、レベル判断
部、ホールド部及び表示器で成るアナログ用の回路ユニ
ットと機器を付加するだけで良い。
またアナログ用の回路ユニット及び機器を専用の試験ユ
ニットとして作り、従来のオンオフ型煙感知器用の試験
装置をアナログ側と接続可能に改造するだけで、大幅な
設計変更を伴うことなく、既存の試験装置を有効に利用
したアナログ型煙感知器の試験ができる。
更に、アナログ感知器の感度試験として、感知器からの
アナログ火災信号を1種、2種及び3種感度の閾値レベ
ルと比較判断し、各閾値レベルに達した時の煙濃度検出
信号を保持して表示させ、所定範囲内かどうかで感度の
適否を判断でき、アナログ型であっても、従来のオンオ
フ型の感度試験の判断を世襲した判断ができ、試験作業
が行い易い。
更にまた、1回の試験で少なくとも3点の感知器信号(
受信電流値)と煙濃度検出信号が得られることから、濃
度を横軸、電流値を特徴とする特性図にプロットした3
点を結ぶ線分を求め、この線分から更に正確な感度特性
を判断することもできる。
[実施例] 第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図であり
、この実施例にあっては、従来のオンオフ用の試験装置
にアナログ用の試験ユニットをコネクタ接続したことを
特徴とする。
第2図において、100はオンオフ用の試験装置であり
、このオンオフ用試験装置100に対しアナログ用試験
ユニット200がコネクタ接続される。
オンオフ用試験装置100は従来装置そのものであり、
装置内の試験空間10内に線香等を使用して煙を発生す
る煙発生部12を備え、煙発生部12から発生した煙は
電動ファン30により撹拌されて試験空間10内に略均
−に分布するようになる。また試験空間10内には空間
内の煙濃度を検出する煙濃度検出部14が設けられてい
る。更に試験空間10内には感知器の取付ベース16が
配置され、取付ベース16に対し試験対象となるアナロ
グ感知器18を装着すると同時に電気的に接続される。
煙濃度検出部14の検出出力及び取付ベース16からの
電源兼用信号線はオンオフ型試験部32に接続されてい
る。オンオフ型試験部32は受信機と同様、取付ベース
16の感知器に対し規定の電源電圧を供給し、試験状態
で感知器が発報すると信号線間に流れる発報電流を検出
して発報表示を行なう。同時にオンオフ型試験部32に
は煙濃度検出部14で検出された煙濃度の表示器が設け
られる。
第3図は第2図に示した従来のオンオフ用の試験装置の
外観説明図である。
第3図において、ボックス型の試験装置100は内部に
試験空間10を持ち、上蓋34の内側に感知器の取付ベ
ース16を装着している。試験装置100の右下隅には
煙発生部12が設けられ、具体的には線香を入れる引出
し状のユニットが設けられている。この煙発生部12の
近傍には電動ファン30が配置され、煙発生部12内に
入れた線香の煙を電動ファン30で左側に送っている。
電動ファン30で送られた煙は整流板36により上方の
空間に送られ、この空間内には煙濃度検出部14が設置
され、また上蓋34を閉じた状態で取付ベース16に装
着した感知器が位置するようになる。
試験装置100の下側には引出し構造をもってオンオフ
型試験部32が収納されている。
第4図はオンオフ型試験部32を引き出した状態の平面
図を示す。
第4図のオンオフ型試験部32において、38は電源ス
ィッチであり、ACコンセント40による商用交流電源
の供給を受けた状態で電源スィッチ38をオンすると電
源灯42が点灯する。尚、44はヒユーズホルダーであ
る。電源スィッチ38をオンすると取付ベースの感知器
に規定の電源電圧が供給され、この電源電圧は感知器電
圧計46に表示される。感知器供給電圧は電圧調整ツマ
ミ48により調整することができる。
感知器が試験発報すると発報表示灯50が点灯する。
また、煙濃度検出部14からの煙濃度検出信号はマイク
ロアンペアメータを使用した濃度計52に表示される。
試験装置100の試験対象となる煙感知器には光電式と
イオン化式があることから、この感知器の種別に応じ濃
度計切替スイッチ54を切り替える。濃度計52の零点
調整は、感知器が光電式の場合は光電零点調整ツマミ5
6により調整され、イオン化式の場合はイオン零点調整
ツマミ58により調整される。
この第3,4図に示す従来のオンオフ用試験装置100
による感知器の感度試験は、上蓋34の内側の取付ベー
ス16にオンオフ型感知器を取り付けて上蓋34を閉め
、この状態で煙発生部12の引出しを開いて中に線香を
入れてセットすることで試験空間10内に煙を流入して
煙濃度を増加させる。この状態で感知器が発報して発報
表示灯50が点灯したら、そのときの濃度計52の表示
が所定範囲内にあるか否かで感度をチエツクする。
勿論、試験に際しては感知器電源電圧の調整及び濃度計
52の零点調整を行なっておく。
次に第2図のアナログ用の試験ユニット200を説明す
る。
アナログ用試験ユニット200にはCPUで成る制御部
60が設けられ、制御部60にはオンオフ用試験装置1
00の取付ベース16に装着されたアナログ型煙感知器
18を呼び出してアナログ火災検出信号を受信する。受
信制御部20と、受信制御部20で受信したアナログ火
災検出信号か規定レベルに達したか否か判断するレベル
判断部22の機能が設けられている。
制御部60の受信制御部20は、呼出回路62を駆動し
てアナログ型煙感知器18に呼出パルスを送出する。ア
ナログ型煙感知器18はアナログ用試験ユニット200
からの呼出クロックの計数で呼出アドレスを検出して自
己の設定アドレスと比較し、アドレス一致が得られると
、そのとき検出されているアナログ検出信号を例えば電
流モードでアナログ用試験ユニット200に転送する。
アナログ型煙感知器18からのアナログ検出信号は電流
検出回路64で検出され、A/Dコンバタ66でデジタ
ル信号に変換されて制御部60に読み込まれる。
ここで、本発明が試験対象とするアナログ型煙感知器1
8を説明すると、次のようになる。
第5図は本発明が試験対象とするアナログ型煙感知器の
一実施例を示した回路構成図である。
第5図において、端子り、  C間に受信機側からの電
源兼用信号線、即ち第2図のアナログ用試験ユニット2
00からの信号線が接続される。端子り、Cに対する接
続極性はダイオードブリッジ68により無極性化されて
いる。
煙検出機構は、例えば散乱光式を例にとると、発光素子
70を備えた発光回路72と受光素子74を備えた受光
回路76で構成される。発光回路72は間欠式あるいは
受信側からの呼出しを受けた時にのみ発光素子70を発
光駆動する。発光素子70からの光は検煙空間に照射さ
れ、もし煙の流入があれば光の散乱による散乱光が発光
素子70から直接光を受けない位置に設けた受光素子7
4に入射し、受光回路76より煙濃度に応じた受光出力
が得られる。受光回路76の受光信号はアナログ検出回
路78に入力される。一方、ダイオードブリッジ68の
二次側にはクロック検出回路80及び伝送制御回路82
が分岐接続されている。
受信機側、即ち第2図のアナログ用試験ユニット200
側からは第6図に示すリセット信号に続いて一定周期毎
にn個の呼出クロックの送出が繰り返されている。従っ
て、第5図のクロック検出回路80は受信側からの呼出
クロックを検出して伝送制御回路82に出力する。伝送
制御回路82はクロック検出回路80からの検出クロッ
クを計数するカウンタを備えており、このカウンタはリ
セット信号によりクリアされた後、検出クロックを計数
して呼出アドレスを判別する。カウンタで計数された呼
出アドレスはアドレス設定回路84の設定アドレスと比
較されており、両者が一致すると伝送制御回路82は自
己の呼出しを判別し、アナログ検出回路78に出力制御
信号を与える。
例えば第6図のリセットパルスに続く2番目の呼出クロ
ックで自己の呼出しを判別したとすると、次の3番目の
呼出クロックまでの休止期間を9分割して1〜9のステ
ートを設定しており、例えばステート5のタイミングで
伝送制御回路82はアナログ検出回路78に出力制御信
号を与え、アナログ検出回路78の検出出力が電流出力
回路86に与えられ、アナログ検出信号に対応した出力
電流を受信機側、即ち第2図のアナログ用試験ユニット
200側に送出する。
更に、第5図のアナログ型煙感知器にあっては、オンオ
フ検出回路88が設けられている。オンオフ検出回路8
8には、例えば2種感度の閾値が設定され、受光回路7
6からの受光信号が2種感度閾値レベルに達すると発報
出力状態となり、この発報出力状態で伝送制御回路82
からの出力制御信号を受けたタイミングで発報出力を電
流出力回路86に与え、2種感度発報出力に対応した火
災ビット信号を受信側に送出する。このオンオフ検出回
路88の2種感度に基づく火災ビットの送出タイミング
は、例えば第6図に示すステート4のタイミングで行な
われる。
再び第2図を参照してアナログ用試験ユニット200側
の説明を続ける。
第5,6図に示したアナログ型煙感知器から明らかなよ
うに、制御部60による呼出クロックの送出でアナログ
型煙感知器18側でアドレス一致が判別されると、次の
呼出クロックが送出されるまでの間に設定した1〜9ス
テートのステート4のタイミングで2種感度の発報出力
としての火災ビットが受信可能となり、また次のステー
ト5のタイミングでアナログ火災検出信号が受信できる
従って、制御部60の受信制御部20は呼出クロックの
送出てステートを判別するタイマを起動し、A/Dコン
バータ66より受信データが入力すると、ステート4で
あれば2種感度の火災ビットの受信と判別し、次のステ
ート5の受信データについてはアナログ火災検出データ
として判別する。
受信制御部20で受信されたアナログ火災検出ブタはレ
ベル判断部22に与えられ、予め設定した1種感度閾値
、2種感度閾値及び3種感度閾値のそれぞれと比較され
る。勿論、閾値レベルは1種、2種、3種の順に順次高
くなる。レベル判断部22は1〜3種の閾値を受信デー
タが超える毎にホールド制御回路90にホールド制御を
指令する。この制御部60からのホールド制御を受けて
ホールド制御回路90、は1種感度閾値レベルへの到達
の判断出力を受けた際には1種感度ホールド信号aを出
力し、2種感度閾値に到達した判断出力を受けた際には
2種感度ホールド信号すを出力し、更に3種感度閾値へ
の到達の判断出力を受けた際には3種感度ホールド信号
Cを出力する。更に、ステート4のタイミングで感知器
側に設定した2種感度閾値に基づく火災ビットを受信し
た際には火災ビットホールド信号dを出力する。
ホールド制御回路90から出力される1種、2種、3種
の各ホールド信号a、  b、  cに対応してホール
ド回路24−1.24−2.24−3が設けられている
。このホールド回路24−1〜24−3のそれぞれには
オンオフ用試験装置100に設けた煙濃度検出部14か
らの煙濃度検出信号が信号線接続されており、ホールド
信号を受けるとそのとき入力している煙濃度検出信号を
アナログ的に保持する。
尚、ホールド回路24−2のホールドについては、ホー
ルド制御回路90より出力される2種感度ホールド信号
すと火災ビットホールド信号dのいずれか一方を切替ス
イッチ92により選択できるようにしている。
ホールド回路24−1〜24−3の出力は切替スイッチ
28に与えられ、切替スイッチ28によりいずれか1つ
のホールド出力を選択する。切替スイッチ28の出力に
はマイクロアンペアメータを使用した濃度計26が接続
され、ホールド回路24−1〜24−3に保持された煙
濃度検出信号を選択的に表示することができる。
更に制御部60に対しては表示灯回路94を介して複数
の表示灯96−1〜96−nが設けられれ、感知器試験
に必要な各種の表示を行なう。また、制御部60に対し
てはスイッチ回路98を介して複数の操作スイッチ10
2−1〜102−nが接続され、感知器試験に必要な各
種の操作を行なう。更に、制御部60には表示駆動回路
104を介してアドレス表示器106とモニタ表示器1
08が接続され、アドレス表示器106には制御部60
の火災受信に基づく試験中のアナログ型煙感知器18の
感知器アドレスが表示され、またモニタ表示器108に
は受信されたアナログ火災検出電流が表示される。
第7図は第2図に示したアナログ用試験ユニット200
の装置パネル説明図であり、開閉自在なトランクケース
に納められ、トランクケースを開いた状態を示している
第7図において、110は商用交流電源を取り入れるA
Cコンセントであり、このACコンセントに対応して他
のユニットに商用交流電源を与えるためのアウトレット
用のACコンセント112が設けられている。また、1
14はヒユーズホルダである。
試験ユニット200の右側には感知器取付ベス116が
設けられており、実際に煙を流入させる以外の試験は、
この取付ベース116に感知器を装着することで試験で
きる。また、アナログ型煙感知器以外のアナログ型熱感
知器を取付ベース116に取り付ければ同様に試験か可
能となる。
118はコネクタ端子であり、第2図に示したオンオフ
用試験装置100側との信号線接続に使用される。取付
ベース116の下側には濃度計26が設置される。濃度
計26に対するホールド回路24−1〜24−3の切替
表示は濃度計表示切替ノブ28−1により3段階の切替
えで行なうことかできる。この切替ノブ28−1の表示
は1種感度についてはモニタレベル1.2種感度につい
てはモニタレベル2、更に3種感度についてはモニタレ
ベル3としている。更に、切替ノブ28−1の中央の切
替位置については火災ビットとモニタレベル2を切り替
える切替スイッチ92の切替ノブ92−2によりいずれ
か一方を選択できるようにしている。
モニタレベル1〜3及び火災ビットに対応してモニタレ
ベル表示灯96−1〜96−3と火災ビット表示灯96
−4が設けられている。即ち、第2図の制御部60のレ
ベル判断部22でモニタレベル1〜3及び火災ビットが
判別される毎に、対応する表示灯が点灯する。
アドレス表示器106及びモニタ表示器108には7セ
グメント素子を使用した数値表示が行なわれる。アドレ
ス表示器106は1〜99のアドレス表示ができ、一方
、モニタ表示器は感知器側からのアナログ火災検出信号
の送出電流スパンが4〜20mAであることから、小数
点1位を含む3桁で電流表示を行なう。
それ以外の表示灯としては障害表示灯96−5、障害を
零点、発報値及び種別に分けて表示する障害表示灯96
−6.96−7.96−8が設けられている。
120−1.120−2,120−3は試験ユニット2
00が試験しようとする感知器種別を自動的に識別して
表示する種別表示灯であり、この実施例にあっては光電
式、熱式、分離型のアナログ感知器試験か可能となる。
即ち、試験ユニット200は第6図に示す伝送方式によ
り試験を行なう感知器を呼び出し、一方、感知器は呼び
出された後、各ステートで情報を返送するが、この時例
えばステート6〜8を用い感知器種別を表わす信号を試
験ユニット200側に返送すれば感知器種別を判断する
ことが可能となる。
更に各種の操作スイッチとして電源スイッチ102−1
、ブザー停止スイッチ102−2、発報表示灯スイッチ
102−3、火災試験スイッチ102−4、リセットス
イッチ102−5及びイニシャルセットスイッチ102
−6が設けられている。尚、発報表示灯スイッチ102
−3、火災試験スイッチ102−4及びイニシャルセッ
トスイッチ102−6は照光スイッチを使用している。
次に、第7図のユニットパネルを使用した本発明による
アナログ型煙感知器の試験動作を説明する。
まず第2図に示すように、オンオフ型試験ユニット10
0の取付ベース16にアナログ型煙感知器18を装着す
る。この状態で、第7図に示すアナログ用試験ユニット
200の電源スイッチ102−1を投入し、更に切替ノ
ブ92−2により2種感度について火災ビットとするか
モニタレベル2とするかを選択する。
続いて、イニシャルセットスイッチ102−6をオン操
作すると、ユニットの制御部60は初期状態にセットさ
れ、更にアナログ型光電式煙感知器であることを自動的
に識別し、種別表示灯120−1を点灯させ、試験スタ
ンバイ状態となる。
この状態で第2図に示すオンオフ用試験ユニット100
の煙発生部12に線香等の煙発生源を入れて試験空間1
0内の煙濃度を増加させる。
アナログ用試験ユニット200側の制御部60は、第6
図1と示したようにリセットパルスに続く呼出クロック
の送出で順次繰り返しアナログ型煙感知器18を呼び出
しており、アナログ型煙感知器18は自己の呼出しを判
別する毎にアナログ火災検出信号を電流モードで試験ユ
ニット200側に送信し、受信制御部20でアナログ火
災検出ブタが受信されてレベル判断部22に与えられる
レベル判断部22で火災受信データが最初に第1種感度
閾値レベル、即ちモニタレベル1に達すると、ホールド
制御回路90より1種感度ホールド信号aがホールド回
路24−1に出力され、そのときの煙濃度検出部14か
らの検出信号が保持される。このモニタレベル1の到達
は第7図のモニタレベル表示灯96−1の点灯で知るこ
とができる。
以下同様に、受信データのレベルが増加する毎にホール
ド制御回路90より2種感度ホールド信号す及び3種感
度ホールド信号Cが順次出力され、ホールド回路24−
2.24−3によるホールドカ行すわれ、第7図にあっ
てはモニタレベル表示灯96−2.96−3が点灯する
。勿論、火災ビットを選択していれば火災ビットの受信
でホールド回路24−2のホールドが行なわれ、第7図
の火災ビット表示灯96−4が点灯する。
このようにモニタレベル1〜3の全てについてのレベル
判断が終了したならば、切替スイッチ28、即ち第7図
の濃度計表示切替ノブ28−1をレベル1.2.3の順
に切り替え、各レベルにおける濃度計26の表示を見て
1種〜3種のそれぞれにつき所定範囲内にあるか否かで
感知器感度が適正か否か判断する。
更に精度の高い感度特性を判断する場合には、モニタレ
ベル表示灯96−1〜96−3が点灯した際のモニタ表
示器108の電流値を読み取っておき、モニタレベル1
〜3の判断出力が得られた後に濃度計表示切替ノブ28
−1を操作してモニタレベル1〜3の濃度値を読み取り
、横軸を濃度値、縦軸をモニタ電流値とした特性グラフ
にプロットして3点を結ぶ線分を求め、この線分が所定
範囲内に重なっているか判断するようにしてもよい。
尚、上記の実施例は従来のオンオフ用試験装置100を
そのまま利用してコネクタ接続によりアナログ用試験ユ
ニット200を接続した装置構成を例にとるものであっ
たが、オンオフ用試験装置100を使用せずアナログ専
用の試験装置としてもよいことは勿論である。
また、アナログ火災検出信号のレベル判断について、1
種〜3種感度に対応したレベル判断を行なっているが、
このレベル判断は必要に応じて適宜に定めることができ
る。
また、上記の実施例は2種感度閾値の発報出力に応じた
火災ビットを送出するオンオフ型煙感知器としての機能
を併せてもったアナログ型煙感知器、即ち多信号煙感知
器の試験を例にとるものであったが、火災ビットの送出
機能をもたない純粋のアナログ型煙感知器についても全
く同様に試験を行なうことができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、従来のオンオ
フ型試験装置の試験構造をそのまま転用でき、新たにア
ナログ専用の受信制御部、レベル判断部、ホールド部及
び表示器を設けるだけでよいことから装置構成を簡単に
でき、また取扱いも従来のオンオフ型との相違が少ない
ことから容易にできる。
また、アナログ用の回路ユニット及び機器を専用の試験
ユニットとして作り、従来のオンオフ用の試験装置をア
ナログ側と接続可能に改造するだけで大幅な設計変更を
伴うことなく、既存の試験装置を有効に利用したアナロ
グ型煙感知器の試験ができる。
更にアナログ型煙感知器の感度試験としてオンオフ型に
おける1種、2種、3種の感度の閾値レベルへの到達を
判断して、そのときの煙濃度検出信号を保持し、この保
持した煙濃度信号を表示器に表示して感度を判断てきる
ようにしたため、例えば1種〜3種の全ての感度につい
て適正な濃度出力が得られれば、アナログ型煙感知器の
感度は正常と判断てき、従来のオンオフ型感知器におけ
る1種〜3種感度の考え方をそのまま適用したアナログ
型煙感知器の感度判断であることから、現場側での試験
判断が受は入れ易く、アナログ型であっても容易に感度
試験を行なうことができる。
更に精密な感度特性を知りたければ、1種〜3種の濃度
値と、例えば各濃度レベルに達したときの受信電流値を
求めてグラフ上に3点をプロットして線分を求めること
で、より正確な感度特性が判断できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図; 第2図は本発明の実施例構成図; 第3図は本発明に用いるオンオフ用試験装置の外観図; 第4図は第3図のオンオフ型試験部を引き出した状態の
平面図; 第5図は本発明の試験対象となるアナログ型煙感知器の
回路構成図; 第6図は第5図のアナログ型煙感知器に対する呼出と応
答のタイミングチャート; 第7図は第2図のアナログ試験ユニットの操作パネル説
明図である。 図中、 10:試験空間 12:煙発生部 14:煙濃度検出部 16.116:取付ベース 18:アナログ型煙感知器 20:受信制御部 22ニレベル判断部 22−1 :第1種レベル判断部 22−2 :第2種レベル判断部 22−3 +第3種レベル判断部 24:ホールド部 24−1〜24−3 :第1〜第3ホールド部(回路)
26:表示器(濃度計) 28・切替スイッチ 28−1 :濃度計表示切替ノブ 30:電動ファン 32:オンオフ型試験部 34:上蓋 36:整流板 40.110.112:ACコンセント42:電源灯 44.114:ヒューズ 46:電圧計 48:電圧調整ツマミ 50:発報表示灯 52:濃度計 54:濃度計切替スイッチ 56:光電零点調整ツマミ 58:イオン零点調整ツマミ 60:制御部(CP U) 62:呼出回路 64:電流検出回路 66 : A/Dコンバータ 68:ダイオードブリッジ 70二発光素子 72:宛先回路 74:受光素子 76:受光回路 78:アナログ検出回路 80:クロック検出回路 82:伝送制御回路 84ニアドレス設定回路 86:電流出力回路 88:オンオフ検出回路 90:ホールド制御回路 92:切替スイッチ 94・表示灯回路 96−1〜8:表示灯 98:スイッチ回路 100:オンオフ用試験装置 102−1〜102−6:操作スイッチ104:表示駆
動回路 ]06:アドレス表示器 108:モニタ表示器 118:端子台 200:アナログ用試験ユニット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、受信機からの呼出に応じてアナログ火災検出信号を
    送出するアナログ型煙感知器の感度を試験する感知器試
    験装置に於いて、 煙を発生して試験空間に供給する煙発生部と;前記試験
    空間の煙濃度を測定する煙濃度検出部と; 前記試験空間内に設けられ試験対象となるアナログ型煙
    感知器を装着すると共に電気的に接続する取付ベースと
    ; 該取付ベースに装着されたアナログ型煙感知器を呼出し
    てアナログ火災検出信号を受信する受信制御部と; 該受信制御部で受信したアナログ火災検出信号が規定レ
    ベルに達したか否か判断するレベル判断部と; 該レベル判断部で規定レベルへの到達を判断した時点の
    前記煙濃度検出部からの煙濃度検出信号を保持するホー
    ルド部と; 該ホールド部で保持された煙濃度信号を表示する表示器
    と; を備えたことを特徴とする感知器試験装置。 2、請求項1記載の感知器試験装置に於いて、前記煙発
    生部及び煙濃度検出部は、オンオフ型煙感知器用の試験
    装置のものを使用し、該オンオフ型煙感知器用の試験装
    置に、前記受信制御部、レベル判断部、ホールド部及び
    表示器を備えたアナログ試験ユニットをコネクタ接続し
    たことを特徴とする感知器試験装置。 3、請求項1記載の感知器試験装置に於いて、前記レベ
    ル判断部は、煙感知器の1種感度、2種感度及び3種感
    度のそれぞれを判断する3つのレベル判断部を備え、前
    記ホールド部は該3つの判断部で規定レベルへの到達を
    判断した時点の前記煙濃度検出部からの煙濃度検出信号
    を保持する3つのホールド部を備え、更に該3つのホー
    ルド部の出力のいずれか1つを選択して前記表示器に接
    続する切替スイッチを設けたことを特徴とする煙感知器
    試験装置。
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