JP6901332B2 - ガス弁装置 - Google Patents

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本発明は、バルブケーシング内に電磁安全弁と流量調節弁とが設けられた、ガス器具に具備するバーナへのガス供給路に介設されるガス弁装置に関する。
従来、この種のガス弁装置において、バルブケーシングの軸方向一方を往動方向、軸方向他方を復動方向として、バルブケーシング内に、軸方向に可動な弁座部材と、弁座部材を復動方向に付勢する弁座付勢手段と、弁座部材の復動方向への移動を所定位置で制止する弁座ストッパ手段とを備え、流量調節弁は、モータの出力軸の正転及び逆転により運動変換機構を介して往動方向及び復動方向に駆動される操作ロッドに連結された調節弁用の弁体と、弁座部材に形成された復動方向を向く調節弁用の弁座とを備え、調節弁用の弁体は、調節弁用の弁座に当該弁座に開設した弁孔を閉塞するようにして着座可能な主弁体部と、主弁体部から往動方向に突出して弁孔に挿入可能なニードル状の副弁体部と、流量調節弁の上流側と下流側を常時連通するバイパス通路とを有し、電磁安全弁は、弁座部材に形成した往動方向を向く安全弁用の弁座と、安全弁用の弁座に着座可能な安全弁用の弁体と、安全弁用の弁体に往動方向にのびる弁軸を介して連結される吸着片と、吸着片に対向する電磁石とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このものでは、バーナの点火操作時に、操作ロッドの往動方向への移動により調節弁用の弁体の主弁体部を調節弁用の弁座に着座させた状態で弁座部材を往動方向に移動させ、弁座部材を介して安全弁用の弁体を吸着片が電磁石に当接する開弁位置まで往動方向に移動させた状態で電磁石に通電して安全弁用の弁体を開弁位置に吸着保持した後、操作ロッドの復動方向への移動で調節弁用の弁体に追従して弁座部材を復動方向に移動させ、安全弁用の弁座を開弁位置に吸着保持される安全弁用の弁体から離隔させて電磁安全弁を開弁させ、バーナの消火操作時に、電磁石への通電停止で安全弁用の弁体を安全弁用の弁座に着座させて電磁安全弁を閉弁させるようにしている。また、消火操作時は、次の点火操作に際して安全弁用の弁体を開弁位置まで応答性よく移動させることができるように、調節弁用の弁体を主弁体部が調節弁用の弁座に着座する位置に移動させて、次の点火操作が行われるまでこの位置に待機させている。
ところで、ガス器具の設置時にガス供給路用の配管に塗布したシール剤が配管を伝って調節弁用の弁体や調節弁用の弁座に付着してしまうことがある。そして、ガス器具が不使用のまま長時間放置されると、付着したシール剤の影響で調節弁用の弁体の主弁体部が弁座に貼り付いてしまうことがある。ここで、ガス流量を増加させるときは、弁座ストッパ手段で所定位置に制止される弁座部材に対し調節弁用の弁体を更に復動方向に移動させ、主弁体部を弁座から離隔させるが、主弁体部の弁座への貼り付きを生ずると、主弁体部が弁座から離隔せず、ガス流量を増加できなくなる。この場合、モータのトルクを大きくすれば、主弁体部を弁座から引き剥がすことができる。然し、これでは、電力消費量が増し、ガス器具の電源である乾電池の寿命が短くなってしまう。
特開2013−68356号公報
本発明は、以上の点に鑑み、ガス器具の不使用時に調節弁用の弁体の主弁体部が弁座に貼り付くことを防止できるようにしたガス弁装置を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、バルブケーシング内に電磁安全弁と電磁安全弁の下流側で電磁安全弁と直列の流量調節弁とが設けられた、ガス器具に具備するバーナへのガス供給路に介設されるガス弁装置であって、バルブケーシングの軸方向一方を往動方向、軸方向他方を復動方向として、バルブケーシング内に、軸方向に可動な弁座部材と、弁座部材を復動方向に付勢する弁座付勢手段と、弁座部材の復動方向への移動を所定位置で制止する弁座ストッパ手段とを備え、流量調節弁は、モータの出力軸の正転及び逆転により運動変換機構を介して往動方向及び復動方向に駆動される操作ロッドに連結された調節弁用の弁体と、弁座部材に形成された復動方向を向く調節弁用の弁座とを備え、調節弁用の弁体は、調節弁用の弁座に当該弁座に開設した弁孔を閉塞するようにして着座可能な主弁体部と、主弁体部から往動方向に突出して弁孔に挿入可能なニードル状の副弁体部と、流量調節弁の上流側と下流側を常時連通するバイパス通路とを有し、電磁安全弁は、弁座部材に形成した往動方向を向く安全弁用の弁座と、安全弁用の弁座に着座可能な安全弁用の弁体と、安全弁用の弁体に往動方向にのびる弁軸を介して連結される吸着片と、吸着片に対向する電磁石とを備え、バーナの点火操作時に、操作ロッドの往動方向への移動により調節弁用の弁体の主弁体部を調節弁用の弁座に着座させた状態で弁座部材を往動方向に移動させ、弁座部材を介して安全弁用の弁体を吸着片が電磁石に当接する開弁位置まで往動方向に移動させた状態で電磁石に通電して安全弁用の弁体を開弁位置に吸着保持した後、操作ロッドの復動方向への移動で調節弁用の弁体に追従して弁座部材を復動方向に移動させ、安全弁用の弁座を開弁位置に吸着保持される安全弁用の弁体から離隔させて電磁安全弁を開弁させ、バーナの消火操作時に、電磁石への通電停止で安全弁用の弁体を安全弁用の弁座に着座させて電磁安全弁を閉弁させて、流量調節弁へのガス供給を停止するものにおいて、バーナの消火操作時又はガス器具の電源オフ操作時に、調節弁用の弁体を調節弁用の弁座から主弁体部が離れる位置に移動させて、次の点火操作が行われるまでこの位置に待機させることを特徴とする。
本発明によれば、ガス器具の不使用時に調節弁用の弁体の主弁体部が弁座から離れた状態に保持されるため、主弁体部が弁座に貼り付くことを確実に防止できる。従って、主弁体部を弁座から引き剥がすためにモータのトルクを大きくする必要がなく、電池寿命を伸ばすことができる。
本発明の実施形態のガス弁装置の切断側面図。 (a)(b)(c)実施形態のガス弁装置の作動を示す要部の切断側面図。 実施形態のガス弁装置の運動変換機構の構成部材及び弁座部材を示す斜視図。
図1を参照して、本発明の実施形態のガス弁装置は、コンロ等のガス器具に具備するバーナBへのガス供給路に介設されている。このガス弁装置は、筒状のバルブケーシング1と、バルブケーシング1内の軸方向一方寄り部分に配置した電磁安全弁2と、バルブケーシング1内の軸方向他方寄り部分、即ち、電磁安全弁2の下流側に、電磁安全弁2と直列に配置した流量調節弁3と、バルブケーシング1内に軸方向他方から挿入されるバルブケーシング1の軸方向に長手の操作ロッド4と、バルブケーシング1の軸方向他方の端部に取付けられるボックス11の外端に搭載したステッピングモータから成るモータ5と、ボックス11内に配置した、モータ5の出力軸51の回転運動を操作ロッド4の軸方向運動に変換する運動変換機構6とを備えている。以下の説明では、バルブケーシング1の軸方向一方を往動方向、軸方向他方を復動方向と記す。
バルブケーシング1には、電磁安全弁2の上流側に位置するガス流入口1aと、流量調節弁3の下流側に位置するガス流出口1bとが開設されている。そして、電磁安全弁2が開弁したとき、ガス流入口1aからガス流出口1bにガスが流れ、バーナBにガスが供給される。
電磁安全弁2は、往動方向を向く安全弁用の弁座21と、安全弁用の弁座21に着座可能な安全弁用の弁体22と、安全弁用の弁体22を復動方向に付勢して安全弁用の弁座21に着座させる弁バネ23と、安全弁用の弁体22に往動方向にのびる弁軸22aを介して連結した吸着片24と、吸着片24に対向する電磁石25とを備えている。そして、安全弁用の弁体22を吸着片24が電磁石25に当接する開弁位置まで弁バネ23に抗して押動させた状態で電磁石25に通電することにより、安全弁用の弁体22が開弁位置に吸着保持される。また、バーナBに付設する火炎検知素子(図示省略)により失火が検知されたときやバーナBの消火操作時には、電磁石25への通電を停止し、安全弁用の弁体22を弁バネ23の付勢力で安全弁用の弁座21に着座させて電磁安全弁2を閉弁し、ガス供給を停止する。
安全弁用の弁座21は、バルブケーシング1内に設けた、バルブケーシング1に対し軸方向に可動の弁座部材7に往動方向を向くように形成されている。また、バルブケーシング1内には、弁座部材7の復動方向への移動を安全弁用の弁体22が着座可能な所定位置で制止する、バルブケーシング1の内面に形成した突起部から成る弁座ストッパ手段71と、弁座部材7を復動方向に付勢して上記所定位置に弾力的に保持するコイルスプリングから成る弁座付勢手段72とが設けられている。また、弁座部材7の外側にガスが流れることを防止するためにベロフラム73を設けている。
流量調節弁3は、弁座部材7に復動方向を向くように形成した調節弁用の弁座31と、操作ロッド4の往動方向側端部に固定された調節弁用の弁体32とを備えている。調節弁用の弁体32は、調節弁用の弁座31に開設した弁孔31aを閉塞するように弁座31に着座可能な主弁体部321と、主弁体部321から往動方向に突出して弁孔31aに挿入可能なニードル状の副弁体部322と、流量調節弁3の上流側と下流側を常時連通するバイパス通路323とを有している。
バーナBの点火操作時には、モータ5の出力軸51を正転させ、運動変換機構6を介して操作ロッド4を往動方向に移動させる。これによれば、先ず、調節弁用の弁体32の主弁体部321が弁座ストッパ手段71で制止される所定位置に存する弁座部材7の調節弁用の弁座31に着座し、以後、弁座部材7が調節弁用の弁体32に押されて往動方向に移動し、弁座部材7を介して安全弁用の弁体22が開弁位置まで往動方向に移動される(図2(a)に示す状態)。この状態で電磁石25に通電して弁体22を開弁位置に吸着保持し、その後、モータ5の出力軸51を逆転させ、運動変換機構6を介して操作ロッド4、即ち、調節弁用の弁体32を復動方向に移動させる。この際、弁座部材7は、弁座ストッパ手段71により制止される所定位置まで弁座付勢手段72の付勢力で調節弁用の弁体32に追従して復動方向に移動し、安全弁用の弁座21が開弁位置に吸着保持される弁体22から離れて、電磁安全弁2が開弁される。所定位置に制止される弁座部材7に対し調節弁用の弁体32が更に復動方向に移動すると、調節弁用の弁体32の主弁体部321が調節弁用の弁座31から離れ、副弁体部322が弁孔31aから次第に抜け出て、ガス流量が次第に増加する。その後、操作ロッド4が往動方向に移動して所定のストローク範囲、即ち、弁座部材7が弁座ストッパ手段71で制止される所定位置に存する状態で調節弁用の弁座31に調節弁用の弁体32の主弁体部321が着座する位置(図2(b)の状態)と、開弁位置に存する安全弁用の弁体22に安全弁用の弁座21が当接する直前の位置(図2(c)の状態)との間の範囲に存するときであれば、バイパス通路323のみを介してガスが流れてガス流量が最小量になる状態に維持される。
ところで、安全弁用の弁体22が開弁位置に到達した瞬間、即ち、吸着片24が電磁石25に当接した瞬間に、モータ5を停止することは制御上困難である。そのため、安全弁用の弁体22が開弁位置に到達した後の更なるモータ5の出力軸51の正転で運動変換機構6を介して操作ロッド4が往動方向に押されると、吸着片24と電磁石25との当接部に過大な力が加わり、吸着片24の傷付きで吸着不良を生ずることがある。
そこで、本実施形態では、運動変換機構6を以下の如く構成している。即ち、運動変換機構6は、図3にも示すように、ステッピングモータ5の出力軸51に連動して回転するように出力軸51に連結子61を介して連結される、操作ロッド4と同心の筒状のカム体62と、カム体62に形成した螺旋状のカム溝63に係合する、操作ロッド4に固定のピン64とを有し、カム体62の正転と逆転でカム溝63からピン64を介して作用する軸方向推力により操作ロッド4が往動方向と復動方向とに移動するようにしたカム機構で構成されている。
連結子61は、断面が非円形の出力軸51に嵌合する非円形の孔611を有し、出力軸51と一緒に回転する。また、連結子61には、カム体62の復動方向側端部の小径筒部621に形成した切欠き部622に係合して回転力を伝達する突片部612が設けられている。
カム体62には、バルブケーシング1から復動方向に延出したガイド筒65が挿入されている。ガイド筒65には、軸方向に長手の長孔651が形成されており、この長孔651にピン64を軸方向に摺動自在に係合させている。また、カム体62は、軸方向に移動自在であって、カム体62の往動方向への移動を所定位置で制止する、ボックス11の端板で構成されるカムストッパ手段66と、カム体62を往動方向に付勢するコイルスプリングから成るカム付勢手段67とを設けている。そして、安全弁用の弁体22が開弁位置に到達した後の更なるモータ5の出力軸51の正転で、ピン64からカム溝63を介して作用する軸方向反力によりカム体62がカム付勢手段67の付勢力に抗して復動方向に移動するようにしている。これによれば、安全弁用の弁体22が開弁位置に到達した後に更にモータ5の出力軸51を正転させても、吸着片24と電磁石25との当接部に過大な力は加わらず、吸着片24の傷付きで吸着不良を生ずることを防止できる。尚、安全弁用の弁体22が開弁位置に到達する前に、弁バネ23及び弁座付勢手段72の付勢力に負けてカム体62が復動方向に移動することのないように、カム付勢手段67の付勢力は、弁バネ23及び弁座付勢手段72の付勢力の合力よりも若干大きくなるように設定される。
ところで、ガス器具の設置時にガス供給路用の配管に塗布したシール剤が配管を伝って調節弁用の弁体32や調節弁用の弁座31に付着してしまうことがある。そして、ガス器具の不使用時に調節弁用の弁体32の主弁体部321が調節弁用の弁座31に着座した状態に保持されると、ガス器具が不使用のまま長時間放置された場合、付着したシール剤の影響で調節弁用の弁体32の主弁体部321が調節弁用の弁座31に貼り付いてしまうことがある。この場合は、弁座ストッパ手段71により制止される所定位置に制止される弁座部材7に対し調節弁用の弁体32を復動方向に移動させてガス流量を増加させる際に、主弁体部321を弁座31から引き剥がすことが必要になって、モータ5のトルクを大きくせざるを得なくなる。
そこで、本実施形態では、バーナBの消火操作時に、調節弁用の弁体32を調節弁用の弁座31から主弁体部321が離れる位置に移動させて、次の点火操作が行われるまでこの位置に待機させるようにしている。これによれば、ガス器具の不使用時に主弁体部321が弁座31に貼り付くことを確実に防止できる。従って、主弁体部321を弁座31から引き剥がすためにモータ5のトルクを大きくする必要がなく、電池寿命を伸ばすことができる。尚、点火操作時に安全弁用の弁体22を応答性良く開弁位置に移動させることができるよう、消火操作時には、調節弁用の弁体32を主弁体部321が弁座31から僅かに離れた位置に移動させることが望ましい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ガス器具を長期間使用しない場合は、一般的に、電源オフ操作を行うため、消火操作時ではなく、電源オフ操作時に、調節弁用の弁体32を主弁体部321が弁座31から離れた位置に移動させるようにしてもよい。
1…バルブケーシング、2…電磁安全弁、21…安全弁用の弁座、22…安全弁用の弁体、22a…弁軸、23…弁バネ、24…吸着片、25…電磁石、3…流量調節弁、31…調節弁用の弁座、31a…弁孔、32…調節弁用の弁体、321…主弁体部、322…副弁体部、323…バイパス通路、4…操作ロッド、5…モータ、51…出力軸、6…運動変換機構、7…弁座部材、71…弁座ストッパ手段、72…弁座付勢手段。

Claims (1)

  1. バルブケーシング内に電磁安全弁と電磁安全弁の下流側で電磁安全弁と直列の流量調節弁とが設けられた、ガス器具に具備するバーナへのガス供給路に介設されるガス弁装置であって、バルブケーシングの軸方向一方を往動方向、軸方向他方を復動方向として、バルブケーシング内に、軸方向に可動な弁座部材と、弁座部材を復動方向に付勢する弁座付勢手段と、弁座部材の復動方向への移動を所定位置で制止する弁座ストッパ手段とを備え、
    流量調節弁は、モータの出力軸の正転及び逆転により運動変換機構を介して往動方向及び復動方向に駆動される操作ロッドに連結された調節弁用の弁体と、弁座部材に形成された復動方向を向く調節弁用の弁座とを備え、調節弁用の弁体は、調節弁用の弁座に当該弁座に開設した弁孔を閉塞するようにして着座可能な主弁体部と、主弁体部から往動方向に突出して弁孔に挿入可能なニードル状の副弁体部と、流量調節弁の上流側と下流側を常時連通するバイパス通路とを有し、
    電磁安全弁は、弁座部材に形成した往動方向を向く安全弁用の弁座と、安全弁用の弁座に着座可能な安全弁用の弁体と、安全弁用の弁体に往動方向にのびる弁軸を介して連結される吸着片と、吸着片に対向する電磁石とを備え、
    バーナの点火操作時に、操作ロッドの往動方向への移動により調節弁用の弁体の主弁体部を調節弁用の弁座に着座させた状態で弁座部材を往動方向に移動させ、弁座部材を介して安全弁用の弁体を吸着片が電磁石に当接する開弁位置まで往動方向に移動させた状態で電磁石に通電して安全弁用の弁体を開弁位置に吸着保持した後、操作ロッドの復動方向への移動で調節弁用の弁体に追従して弁座部材を復動方向に移動させ、安全弁用の弁座を開弁位置に吸着保持される安全弁用の弁体から離隔させて電磁安全弁を開弁させ、バーナの消火操作時に、電磁石への通電停止で安全弁用の弁体を安全弁用の弁座に着座させて電磁安全弁を閉弁させて、流量調節弁へのガス供給を停止するものにおいて、
    バーナの消火操作時又はガス器具の電源オフ操作時に、調節弁用の弁体を調節弁用の弁座から主弁体部が離れる位置に移動させて、次の点火操作が行われるまでこの位置に待機させることを特徴とするガス弁装置。
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