JP6898039B2 - 通信コンテンツの結合 - Google Patents

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Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2013年9月18日に出願された「通信コンテンツの結合方法及びシステム」(「Method and System for Combining Communication Contents」)と題する中国特許出願第201310430474.5号に対する外国優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれるものとする。
本開示はインターネット技術に関し、特に通信コンテンツの結合方法及びシステムに関する。
インターネット技術の発展に伴い、ウェブシステム内のショートメッセージ機能を使用した通信、及びチャット通信専門ツールを介した通信等の様々なチャット通信方法が存在する。一般のチャット通信ツールには、クライアント端末のソフトウェアに基づいたインスタントメッセンジャー(IM)と、ウェブに基づいたIMとが含まれる。ユーザは通信に、異なるチャット通信方法またはチャット通信ツールを選択可能である。しかしながら、ユーザが異なるチャット通信ツールにおける全ての通信コンテンツの見直しを所望する場合、ユーザはこれらの異なるチャット通信ツールを開き、異なるチャット通信ツールから通信コンテンツを取得し、そして最終的にこれらの取得した通信コンテンツを手動で結合する必要がある。このような操作は面倒であり、かつ通信コンテンツの結合は適時性を欠いたものとなる。
さらに、チャット通信ツールの発展に伴い、チャット通信ツールはより幅広い範囲で使用されている。例えば、チャット通信ツールは、電子商取引において使用され、購買者と販売者間の通信を実行しうる。
電子商取引のアプリケーションにおける任意のチャット通信ツールの例を使用して、購買者Aは販売者Bのショップを訪れ、商品を購入するとする。販売者Bのショップは、オンライン通信サービスを提供する顧客担当用の3つの子アカウント、すなわちB1、B2、B3を有する。購買者Aは顧客担当B1を選択し、特定の商品に関する価格及び在庫情報を知るために通信を行う。B1との通信を完了した後、一定時間後に、購買者Aは当該特定商品に関していくつか他の質問があるため、販売者Bの顧客サービスに対しさらに問合わせたい。購買者Aは、顧客担当B1がオフラインであることを知り、顧客担当B2と接続し問合わせを行う。顧客担当B2は、購買者Aと顧客担当アカウントB1間の通信コンテンツを知らないため、購買者Aの現在の質問の内容を正確に理解できないという問題がそこで発生する。
このような問題を解消するために、顧客担当B2は、購買者Aが顧客担当B1に通信した質問を調査する必要がある。あるいは、顧客担当B2は、顧客担当B1のコンピュータを開き、顧客担当B1と購買者間のチャットログを見直し、それから購買者Aの現在の質問に応答しうる。これら2つの解決策のいずれも、購買者と複数の顧客担当間の通信コンテンツを手動で結合することを必要とする。このような操作は面倒であり、多くの時間を消費する。通信コンテンツは適時に結合されえない。また、多くのの労力と時間が結合プロセスに消費され、その結果、リソースが浪費され、かつ通信費が増大する。
当概要は、発明を実施するための形態において後に詳述される概念の精選を、簡潔な形式で紹介するために提供される。当概要は、請求される内容の全ての主要な特徴または重要な特徴を特定する意図はなく、また請求される内容の範囲の決定を補助するものとして単独で用いられる意図もない。例えば「技術」という用語は、前述の文脈及び本開示を通して容認されているように、装置(複数可)、システム(複数可)、方法(複数可)、及び/またはコンピュータ可読命令を指しうる。
本開示は、手動で通信コンテンツを結合するという面倒かつ延滞的な問題を解消する通信コンテンツの結合方法及びシステムを提供する。
本開示は、通信コンテンツを結合する例示的方法を提供する。現行の通信ウィンドウが開始した通信メッセージ通知が受信されると、通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との相関関係がそれぞれ取得される。同一のユーザシステムに属するK通信主体は、共通の主要アカウントを有しうる。そして各通信主体は対応する子アカウントを有する。あるいは、K通信主体は、同一のアカウントを使用して、同一のシステム内の異なる通信ツールにログインしうる。Kは1以上である。
相関関係に従って、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツがそれぞれ取得される。
通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツは結合され、そして結合された通信コンテンツは保存される。現行の通信ウィンドウで、結合された通信コンテンツがプッシュされ表示される。
例えば、K通信主体には、現行の通信ウィンドウにおいて通信参加者と通信を確立している現行の通信主体と、以前に通信参加者といくつかの別の通信を確立した、現行の通信主体を除く、同一のユーザシステムに属するいくつかの別の通信主体とが含まれうる。
例えば、通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との相関関係は、以下の処理に従ってそれぞれ取得されうる。通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との相関関係が、保存された相関関係において検索されうる。相関関係が見つかった場合、通信参加者と、別の通信参加者であるK通信主体との相関関係が取得されうる。
別の例では、通信参加者と現行の通信主体との相関関係が、保存された相関関係において見つからない場合、通信参加者と現行の通信主体との相関関係が保存される。
例えば、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツは、以下の処理に従って結合されうる。通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツは、履歴通信コンテンツの時系列に従って結合されうる。あるいは、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツは、履歴通信コンテンツの時系列、及び履歴通信コンテンツ間の類似度に従って結合されうる。
例えば、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツは、以下の処理に基づいて履歴通信コンテンツの時系列に従って結合されうる。
通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツは、通信参加者がウェブページを訪問した時に通信参加者が残すセッションログに記録された時間情報の時系列に従ってセグメント化される。各時間セグメントにおける通信参加者と1以上の他の通信主体間の履歴通信コンテンツが取得される。各時間セグメントにおける履歴通信コンテンツは、1つのセグメントとして結合される。通信コンテンツの各セグメントは、通信の時系列に従って順位付けられ、そして順位付けられた通信コンテンツのセグメントは、結合された通信コンテンツとして使用される。
例えば、結合された通信コンテンツは、以下の処理により保存されうる。結合された通信コンテンツを記憶するために、キーと値のデータベースが構築される。キーは、通信参加者とユーザシステムとの対応関係を表す。値は、結合された通信コンテンツを表す。
例えば、結合された通信コンテンツは、以下の処理により表示されうる。結合された通信コンテンツは、現行の通信ウィンドウでおいて異なる色で表示される。あるいは、結合された通信コンテンツを表示するために、現行の通信ウィンドウから新たな表示エリアが拡張される。
例えば、結合された通信コンテンツは、以下の操作により表示されうる。デフォルトで、通信コンテンツの各セグメントが表示される。あるいは、現行の通信ウィンドウの通信コンテンツに関連する通信コンテンツの1以上のセグメントが表示される。さらに、通信コンテンツの前のセグメント及び通信コンテンツの次のセグメントのプロンプトメッセージが表示されうる。
同様に、本開示は通信コンテンツを結合する例示的システムも提供する。システムは、相関関係取得モジュールと、通信コンテンツ取得モジュールと、通信コンテンツ結合モジュールと、通信コンテンツ保存モジュールと、通信コンテンツプッシュ表示モジュールとを備えうる。
相関関係取得モジュールは、現行の通信ウィンドウが開始した通信メッセージ通知が受信されると、通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との相関関係をそれぞれ取得する。同一のユーザシステムに属するK通信主体は、共通の主要アカウントを有し、そして通信主体ごとに対応する子アカウントを有しうる。あるいは、K通信主体は、同一のアカウントを使用して、同一のシステム内の異なる通信ツールにログインしうる。Kは1以上である。
通信コンテンツ取得モジュールは、相関関係に従って、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツをそれぞれ取得する。
通信コンテンツ結合モジュールは、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツを結合する。
通信コンテンツ保存モジュールは、結合された通信コンテンツを保存する。
通信コンテンツプッシュ表示モジュールは、現行の通信ウィンドウで結合された通信コンテンツをプッシュし表示する。
例えば、K通信主体には、現行の通信ウィンドウにおいて通信参加者と通信を確立している現行の通信主体と、以前に通信参加者といくつかの別の通信を確立した、現行の通信主体を除く、同一のユーザシステムに属するいくつかの別の通信主体とが含まれうる。
例えば、相関関係取得モジュールは、検索サブモジュールと、取得サブモジュールとを備えうる。検索サブモジュールは、通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との相関関係を、保存された相関関係から検索する。取得サブモジュールは、相関関係が見つかった場合、通信参加者と、別の通信参加者であるK通信主体との相関関係を取得する。
例えば、相関関係取得モジュールは、保存サブモジュールも備えうる。通信参加者と現行の通信主体との相関関係が、保存された相関関係から見つからない場合、保存サブモジュールは、通信参加者と現行の通信主体との相関関係を保存する。
例えば、通信コンテンツ結合モジュールは、第1通信コンテンツ結合サブモジュール、及び/または第2通信コンテンツ結合サブモジュールを備えうる。第1通信コンテンツ結合サブモジュールは、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツを、履歴通信コンテンツの時系列に従って結合する。あるいは、第2通信コンテンツ結合サブモジュールが、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツを、履歴通信コンテンツの時系列、及び履歴通信コンテンツ間の類似度に従って結合する。
例えば、第1通信コンテンツ結合サブモジュールは、通信コンテンツセグメント化サブユニットと、通信コンテンツ取得サブユニットと、通信コンテンツ前結合サブユニットと、通信コンテンツ結合サブユニットとを備えうる。
通信コンテンツセグメント化サブユニットは、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツを、通信参加者がウェブページを訪問した時に通信参加者が残すセッションログに記録された時間情報の時系列に従ってセグメント化する。
通信コンテンツ取得サブユニットは、各時間セグメントにおける通信参加者と1以上の他の通信主体間の履歴通信コンテンツを取得する。
通信コンテンツ前結合サブユニットは、各時間セグメントにおける履歴通信コンテンツを、1つのセグメントとして結合する。
通信コンテンツ結合サブユニットは、通信コンテンツの各セグメントを、通信の時系列に従って順位付け、そして順位付けられた通信コンテンツのセグメントを、結合された通信コンテンツとして使用する。
例えば、通信コンテンツ保存モジュールは、結合された通信コンテンツを記憶するためのキーと値のデータベースを構築するのに使用されうる。キーは、通信参加者とユーザシステムとの対応関係を表す。値は、結合された通信コンテンツを表す。
例えば、通信コンテンツプッシュ表示モジュールは、第1プッシュ表示サブモジュール、及び/または第2プッシュ表示サブモジュールを備えうる。第1プッシュ表示サブモジュールは、結合された通信コンテンツを、現行の通信ウィンドウにおいて異なる色で表示する。あるいは、第2プッシュ表示サブモジュールが、結合された通信コンテンツを表示するために、現行の通信ウィンドウから新たな表示エリアを拡張する。
あるいは、通信コンテンツプッシュ表示モジュールは、第3プッシュ表示サブモジュール、及び/または第4プッシュ表示サブモジュールを備えうる。第3プッシュ表示サブモジュールは、デフォルトで通信コンテンツの各セグメントを表示する。第4プッシュ表示サブモジュールは、現行の通信ウィンドウの通信コンテンツに関連する通信コンテンツの1以上のセグメントを表示する。さらに、第4プッシュ表示サブモジュールは、通信コンテンツの前のセグメント及び通信コンテンツの次のセグメントのプロンプトメッセージを表示する。
本開示の通信コンテンツの結合方法及びシステムは、1通信参加者と、別の通信参加者を務める同一のユーザシステムに属するK通信主体との間の通信コンテンツを自動的に結合し、通信コンテンツを素早く編制し、通信コンテンツを複数のウィンドウで効率的に、かつリアルタイムに結合し、手動の結合プロセスを回避し、そして通信コンテンツを手動で結合するという面倒で非効率的な問題を解消しうる。
その上、本技術は、ユーザがウェブページを訪れた時に残すセッションログを通信コンテンツに対応付け、通信コンテンツの境界を自動で決定し、そしてコンテキストに基づいて通信コンテンツを自動に、かつ的確に結合する。
さらに、本技術は、結合された通信コンテンツを適時に読めるよう通信参加者達に知らせるためにプッシュ型処理を利用し、そしてコンテキストに基づいて通信コンテンツに関連する適時な通知を実行する。
最終的に、本技術は、結合された通信コンテンツを表示する際、ウィンドウを切替えることなく結合された通信コンテンツを読取れるように、現行のウィンドウで結合された通信コンテンツを直接表示するため、ユーザ体験の一貫性が確保される。
本開示による、通信コンテンツを結合する例示的方法を示すフローチャートである。 本開示による、通信コンテンツを結合する別の例示的方法を示すフローチャートである。 本開示による、通信コンテンツの時系列に従って、通信コンテンツを結合する例示的方法を示すフローチャートである。 本開示による、通信コンテンツの時系列及び通信コンテンツ間の類似度に従って、通信コンテンツを結合する例示的方法を示すフローチャートである。 本開示による、通信コンテンツを結合する別の例示的方法を示すフローチャートである。 本開示による、通信コンテンツを結合する例示的原理を示す図解である。 本開示による、通信コンテンツを結合する例示的システムを示す図解である。 本開示による、通信コンテンツを結合する別の例示的システムを示す図解である。 本開示による、例示的通信コンテンツ結合サブモジュールを示す図解である。
本開示の目的、技術的解決案、及び利益を明確に説明するために、以下の記述では添付図面を参考に本開示を説明する。
本開示は、通信コンテンツを結合する例示的方法を提供する。通信参加者と、別の通信参加者を務める同一のユーザシステムに属するK通信主体との取得された相関関係に従って、相関関係に対応する通信コンテンツがメッセージ記録データベースから取得される。本技術はまた、通信コンテンツの境界を自動で決定し、そして通信コンテンツを合併する。これにより、複数のウィンドウの通信コンテンツの自動合併が実行され、通信コンテンツがリアルタイムに結合され、そして時宜を得ない通信コンテンツの手動結合が回避される。また、結合された通信コンテンツが表示される時、それらは現行のウィンドウで直接表示されうる。これにより異なるウィンドウの切替えが回避され、ユーザ体験の一貫性が確保される。
本開示の例示的方法の実行プロセスが、後述の例示的実施形態を参照することで説明される。
図1は、本開示の例示的実施形態よる、通信コンテンツを結合する例示的方法を示すフローチャートである。
102において、現行の通信ウィンドウが開始した通信メッセージ通知が受信されると、通信参加者と、別の通信参加者を務める同一のユーザシステムに属するK通信主体との相関関係がそれぞれ取得される。例えば、同一のユーザシステムに属するK通信主体は、共通の主要アカウントを有しうる。そして各通信主体は対応する子アカウントを有する。あるいは、K通信主体は、同一のアカウントを使用して、同一のシステム内の異なる通信ツールにログインしうる。Kは1以上である。
インターネット技術の発展に伴い、様々なチャット及び通信の形態が存在する。チャットの例示的形態において、チャットの通信主体は、同一のユーザシステムに属しうる。例えば、同一のユーザシステムは、以下の2つの実施例を含みうる。
第1実施例において、K通信主体は、同一の主要アカウントを有し、そして各通信主体は対応する子アカウントを有する。例えば、3通信主体B1、B2、B3が存在するとする。彼らの対応する主要アカウントはBである。B1、B2、B3はそれぞれ対応する子アカウントを有する。3通信主体B1、B2、B3は、同一のユーザシステムに属する。現行の通信ウィンドウが開始した通信メッセージ通知が受信されると、通信参加者は、通信に参加する通信参加者Aと、同様に通信に参加する別の通信参加者B1と決定される。B1と同一のユーザシステムに属する通信主体B2、B3もまた、以前に通信主体Aと通信を確立したことがある。通信主体Aと通信主体B1との相関関係、通信主体Aと通信主体B2との相関関係、及び通信主体Aと通信主体B3との相関関係が、それぞれ取得される。
第2実施例において、K通信主体は、同一のアカウントを使用して、同一のシステムの異なる通信ツールにログインする。K通信主体のユーザテーブルデータが同一のシステム内にあり、同一のシステムにログイン可能である場合、K通信主体は同一のユーザシステムに属する。QQ(登録商標)、QZone(登録商標)、QQ(登録商標)メール等の通信ツールの実施例に関して、これら3つのユーザテーブルデータは同一のシステム内にあるため、ユーザは同一のアカウントを使用して同一システム下にログインしうる。従って、QQ(登録商標)、QZone(登録商標)、QQ(登録商標)メールは同一のユーザシステムに属する。簡潔な説明のため、3つの通信またはチャットツールをそれぞれ指すために、C1、C2、C3を使用し、C1、C2、C3は同一のユーザシステムに属するとする。通信ツールC1、C2、C3それぞれの対応通信主体は、以前に通信主体Aと通信を確立したことがある。通信主体Aと通信ツールC1に対応する通信主体との相関関係、通信主体Aと通信ツールC2に対応する通信主体との相関関係、及び通信主体Aと通信ツールC3に対応する通信主体との相関関係が、それぞれ取得される。
例えば、現行の通信ウィンドウは、任意の通信参加者が開いた通信ウィンドウを参照しうる。従って、現行の通信ウィンドウが開始した通信メッセージ通知は、通信参加者Aが開始した通信メッセージ通知、または別の通信参加者Bが開始した通信メッセージ通知を参照しうる。さらに、AもしくはBが新たな通信またはコンテンツ転送を開始した場合、またはAもしくはBが通信ウィンドウのシステムメッセージを開けた場合、このような行為は、通信メッセージ通知を開始したともみなされうる。
104において、相関関係に従って、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツがそれぞれ取得される。
相関関係に従って、相関関係に対応する履歴通信コンテンツが、通信コンテンツ記録データベースから取得される。参加者達の履歴通信コンテンツは、毎回通信コンテンツ記録データベースに自動で記録され保存される。例えば、通信コンテンツ記録データベースは、キーと値の構造に従って構築されたデータベースでありうる。キーは、通信参加者達の相関関係を表す。値は、通信参加者間の対応通信コンテンツを表す。通信参加者間の通信コンテンツには、通信参加者間の対応通信時間も含まれうる。
106において、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツが結合される。
例えば、K通信主体は、同一のユーザシステムに属する。通信参加者と、同一の通信またはチャットソフトウェア下のK通信主体との通信またはチャットコンテンツが結合されうる。別の例では、通信参加者と、同一のシステムの異なる通信またはチャットソフトウェア下のK通信主体との通信またはチャットコンテンツが結合されうる。例えば、通信参加者Aは、通信主体B1、B2、B3とそれぞれ通信を確立したことがあり、通信には同一の通信またはチャットソフトウェアを利用する。本技術は、参加者Aが通信主体B1、B2、B3と通信したそれぞれの通信コンテンツを結合しうる。
別の例では、例示的ウェブサイトが、クライアント側に基づいたインスタントメッセージ(IM)通信またはチャットソフトウェアを介した通信方法を提供する。通信に参加する通信参加者Aは、IMソフトウェアを使用して、特定の通信主体と通信を行いうる。例示的ウェブサイトはまた、ウェブシステムに基づいたオンサイトショートメッセージを介した別の通信方法を提供しうる。別の通信に参加する通信参加者Aは、ショートメッセージを介して別の特定の通信主体と通信を行いうる。特定の通信主体と別の特定の通信主体は、同一のユーザシステムに属する。本技術は、通信参加者Aと特定通信主体間の通信コンテンツと、通信参加者Aと別の特定通信主体間の通信コンテンツとを結合しうる。
108において、結合された通信コンテンツが保存される。
110において、現行の通信ウィンドウで、結合された通信コンテンツがプッシュされ表示される。
前述のように、本技術は、通信コンテンツを結合する例示的方法を提供する。本技術は、1通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との間のそれぞれの通信コンテンツを自動的に結合し、そして現行の通信ウィンドウにおいて結合された通信コンテンツを表示する。本技術は、複数のウィンドウの通信コンテンツを自動で結合し、時間を節約し、通信コンテンツを効率的に、かつリアルタイムに結合し、そして手動で通信コンテンツを結合するという適時性に欠いた問題を回避する。また、本技術は、ユーザに異なる通信またはチャットウィンドウの切り替えを要求することなく、現行のウィンドウで結合された通信コンテンツをプッシュし表示する。これにより、ユーザは現行のウィンドウにおいて結合された通信コンテンツを見ることが可能になり、ユーザ体験の一貫性が確保される。
図2は、本開示の別の例示的実施形態よる、通信コンテンツを結合する別の例示的方法を示すフローチャートである。
202において、現行の通信ウィンドウが開始した通信メッセージ通知が受信されると、通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との相関関係がそれぞれ取得される。例えば、同一のユーザシステムに属するK通信主体は、共通の主要アカウントを有し、そして各通信主体は対応する子アカウントを有する。あるいは、K通信主体は、同一のアカウントを使用して、同一のシステム内の異なる通信ツールにログインする。Kは1以上である。
例えば、K通信主体には、通信参加者と通信を確立している現行の通信主体と、現行の通信主体と同一のユーザシステムに属し、以前に通信参加者といくつかの別の通信を確立したいくつかの別の通信主体とが含まれうる。例えば、通信参加者はAである。Aと通信を行ったことのあるK通信主体は、B1、B2、B3である。B1とB2は以前にAと通信を行った。B3はその後にAと通信を確立している。B3は現行の通信主体である。B1とB2は、B3と同一のユーザシステム下にある別の2つの通信主体である。
任意の通信の参加者間に確立した相関関係は、相関関係データベースに保存されうる。例えば、202の処理は、以下の処理を含みうる。
2022において、通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との相関関係が、相関関係データベースに保存された相関関係において検索される。
相関関係が見つかった場合、2024の処理が行われる。通信参加者とK通信主体との相関関係が取得される。
通信参加者と現行の通信主体との相関関係が見つからない場合、2026の処理が行われる。通信参加者と現行の通信主体との相関関係が保存される。
例えば、相関関係データベースは、参加者間の通信関係を記録する。現行の通信ウィンドウが開始した通信メッセージ通知が受信されると、通信参加者と、現行の通信主体との相関関係が、相関関係データベースにおいて検索される。通信参加者と現行の通信主体との相関関係が、相関関係データベースにおいて見つかった場合、通信参加者と現行の通信主体は以前に通信関係にあったということを意味する。従って、相関関係データベースは、通信参加者と現行の通信主体との通信関係を記録している。通信参加者と現行の通信主体との通信関係が取得され、第1キャッシュメモリに保存される。第1キャッシュメモリに記憶されたデータには、10分等の有効時間が設定されうる。通信参加者と現行の通信主体との相関関係が、相関関係データベースにおいて見つからない場合、通信参加者と現行の通信主体は以前に通信関係になかったということを意味する。通信参加者と現行の通信主体との相関関係は、相関関係データベース及び第1キャッシュメモリに保存される。
現行の通信主体が属するユーザシステムに応じて、通信参加者と他の通信主体との1以上の相関関係が、相関関係データベースから取得される。通信参加者と他の通信主体との相関関係も、第1キャッシュメモリに保存される。他の通信主体は、通信参加者といくつかの他の通信を確立したことのある、現行の通信主体を除く、同一のユーザシステムの他の通信主体を参照しうる。
例えば、取得された相関関係は、第1キャッシュメモリに保存されうる。第1キャッシュメモリに記憶されたデータの有効時間は、10分に設定されうる。10分等の有効時間内に同一の通信参加者間の通信メッセージ通知が再び受信された場合、第1キャッシュメモリにおいて検索が行われ、対応する相関関係が取得される。これにより、検索及び取得時間が節約され、効率性が改善される。
204において、相関関係に従って、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツがそれぞれ取得される。
206において、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツが結合される。
208において、結合された通信コンテンツが保存される。
210において、現行の通信ウィンドウで、結合された通信コンテンツがプッシュされ表示される。
例えば、206の処理は、以下の処理を含みうる。2062において、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツは、履歴通信コンテンツの時系列に従って結合される。
あるいは、2064において、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツは、履歴通信コンテンツの時系列、及び履歴通信コンテンツ間の類似度に従って結合される。
図3は、本開示の例示的実施形態による、通信コンテンツの時系列に従って、通信コンテンツを結合する例示的方法を示すフローチャートである。2062の処理は、以下のサブ処理を含みうる。
302において、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツは、通信参加者がウェブページを訪問した時に通信参加者が残すセッションログに記録された時間情報の時系列に従ってセグメント化される。
クッキー及びセッションは、クライアント端末のウェブブラウザ及びウェブサーバがユーザのオンライン通信を保持するために良く使用される2つの技術である。クライアント端末のウェブブラウザがhttp要求をウェブサーバに送信すると、クッキー法は、現在の訪問者の固有識別情報である、クライアント端末のウェブブラウザを表す文字列を、http要求のデータのヘッダに追加する。クッキーは一般に、クライアント端末のハードディスクまたは内部メモリに保存される。セッション法は、ユーザの固有識別情報を表す文字列を、ウェブサーバにおいて保持する。クライアント端末のウェブブラウザを使用するユーザが、ウェブサーバが提供するウェブページを再び訪れた場合、ウェブサーバは、同一のユーザとの通信であると判定する。
セッションは、クライアント端末のユーザがクライアント端末のアプリケーションプログラムと対話または通信する時、ウェブサーバにおいて時間情報記録を保存しうる。セッションが最初に使用されると、ユーザの固有識別情報を表す固有文字列がクッキーから取得され、そして固有文字列は、セッションログに記録され、かつウェブサーバに記憶される。また、セッションログは、ユーザがクライアント端末をログイン及びログアウトした時間と、ユーザがクライアント端末において対話及び通信を行った時間も記録する。同一のユーザがクライアント端末を再び訪れた場合、ウェブサーバは、ユーザをセッションログに基づいて識別し、そしてユーザのクライアント端末への再訪により生成された情報をセッションログに記録する。従って、通信時間履歴は、セッションログから取得されうる。
例えば、ユーザAは、クライアント端末に8時にログインし、クライアント端末から9時にログアウトし、クライアント端末に12時にログインし、クライアント端末から13時30分にログアウトし、クライアント端末に14時にログインし、クライアント端末から16時にログアウトし、クライアント端末に18時にログインし、クライアント端末から18時30分にログアウトするとする。全ての通信時間履歴は、セッションログから取得される。通信時間履歴は、ユーザAがクライアント端末に対してログイン及びログアウトした時間に従ってセグメント化される。例えば、通信時間履歴は、8時〜9時、12時〜13時、14時〜16時、18時〜18時30分の4つの時間間隔にセグメント化されうる。
304において、各時間セグメントにおける通信参加者と1以上の他の通信主体間の履歴通信コンテンツが取得される。
306において、各セグメントにおける履歴通信コンテンツは、1つのセグメントとして結合される。
308において、通信コンテンツの各セグメントは、通信の時系列に従って順位付けられ、そして順位付けられた通信コンテンツのセグメントは、結合された通信コンテンツとして使用される。
言い換えると、結合された通信コンテンツには、複数のセグメントの通信コンテンツが含まれ、そして当該複数のセグメントの通信コンテンツは、通信の時系列に従って順位づけられている。
本技術は、ユーザがウェブページを訪れた時に残すセッションログを通信コンテンツに対応付け、履歴通信コンテンツを時間セグメントに従って結合し、そして通信コンテンツの境界の自動分割を実行する。例えば、通信コンテンツの境界は、以下のように理解されうる。例えば、ユーザAが同一のオンライショップから3つの商品を購入するとする。ユーザAは、オンラインショップの1以上の顧客サービス担当に3つの商品すべてに関して問合せる。通信コンテンツの境界は、第1商品の問合せに関連する通信コンテンツと、第2商品の問合わせに関連する通信コンテンツと、第3商品の問合わせに関連する通信コンテンツとに言及する。本技術は、通信コンテンツの境界を自動で決定し分割することで、結合された通信コンテンツの正確なコンテキスト、及びユーザが取得した結合された通信コンテンツにおける相関性の高い情報を獲得する。
図4は、本開示の別の例示的実施形態による、通信コンテンツの時系列及び通信コンテンツ間の類似度に従って、通信コンテンツを結合する例示的方法を示すフローチャートである。2062の処理は、以下のサブ処理を含みうる。
402において、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツは、通信参加者がウェブページを訪問した時に通信参加者が残すセッションログに記録された時間情報の時系列に従ってセグメント化される。
404において、各時間セグメントにおける通信参加者と1以上の他の通信主体間の履歴通信コンテンツが取得される。
406において、各セグメントにおける履歴通信コンテンツ間の類似度が分析される。例えば、各セグメントにおける履歴通信コンテンツは、通信コンテンツの文字列類似度を測定するアルゴリズムに従って分析されうる。
2つ以上の通信コンテンツ間の文字列類似度が事前設定の類似度値より高く、かつ当該の2つ以上の通信コンテンツ間の時間間隔が事前設定の最小通信時間間隔より短い場合、当該の2つ以上の通信コンテンツは繰返しであり、繰返された通信コンテンツは削除される。2つ以上の通信コンテンツ間の文字列類似度が事前設定の類似度値以下である、または当該の2つ以上の通信コンテンツ間の時間間隔が事前設定の最小通信時間間隔より短い場合、当該の通信コンテンツは保持される。通信コンテンツの文字列類似度を計算するために、従来の技術の任意の類似度方法が使用されうる。本開示は、本明細書においていかなる制約も課さない。
例えば、ユーザAが製品を購入する時、最初に顧客サービス担当に商品の色に関して問合せるとする。しばらくして、ユーザAは、商品の色について問合せたかどうか覚えていないため、顧客サービス担当に再度商品の色について問合せる。通信コンテンツが結合されると、「商品の色」を問合せる2つの通信コンテンツ間の文字列類似度は事前設定の類似度値より高く、かつ2つの問合せ間の時間間隔は事前設定の最小通信時間間隔より短いため、「商品の色」に関する1つの通信のみが保持され、もう片方の繰返された通信は削除される。
408において、各セグメントにおける履歴通信コンテンツは、1つのセグメントとして結合される。
410において、通信コンテンツの各セグメントは、通信の時系列に従って順位付けられ、そして順位付けられた通信コンテンツのセグメントは、結合された通信コンテンツとして使用される。
前述のように、本技術は、通信コンテンツを結合する例示的方法を提供する。本技術は、1通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との間のそれぞれの通信コンテンツを自動的に結合し、通信時間または通信時間及び文字列類似度の組合せに従って通信コンテンツの境界を決定し、通信コンテンツの高精度なコンテキストを実行し、そして通信コンテンツの繰返しを回避する。また、本技術は、ユーザに異なる通信またはチャットウィンドウの切り替えを要求することなく、現行のウィンドウで結合された通信コンテンツをプッシュし表示する。これにより、ユーザは現行のウィンドウにおいて結合された通信コンテンツを見ることが可能になり、ユーザ体験の一貫性が確保される。
図5は、本開示のまた別の例示的実施形態よる、通信コンテンツを結合する別の例示的方法を示すフローチャートである。
502において、現行の通信ウィンドウが開始した通信メッセージ通知が受信されると、通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との相関関係がそれぞれ取得される。例えば、同一のユーザシステムに属するK通信主体は、共通の主要アカウントを有し、そして各通信主体は対応する子アカウントを有する。あるいは、K通信主体は、同一のアカウントを使用して、同一のシステム内の異なる通信ツールにログインする。Kは1以上である。
504において、相関関係に従って、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツがそれぞれ取得される。
506において、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツが結合される。
508において、結合された通信コンテンツが保存される。508の処理は、以下のサブ処理を含みうる。
5082において、結合された通信コンテンツを記憶するために、キーと値のデータベースが構築される。キーは、通信参加者とユーザシステムとの対応関係を表す。値は、結合された通信コンテンツを表す。
例えば、通信主体A及び同一のユーザシステムBに属する通信主体B1、B2、B3に関して、通信主体AとB1間の通信コンテンツ、通信主体AとB2間の通信コンテンツ、及び通信主体AとB3間の通信コンテンツが、それぞれ取得される。通信コンテンツは結合される。結合された通信コンテンツを保存するために、キーと値のデータベースが構築される。キーは、通信主体AとユーザシステムBとの対応関係を表す。値は、結合された通信コンテンツを表す。値は、時間セグメントに従って、複数のセグメントに分割されうる。言い換えると、値はリストの結果でありうる。キーと値のデータベースから取得されたデータは、有効時間を有する第2キャッシュメモリに保存されうる。有効時間内に、結合された通信コンテンツが見直される必要がある場合、それらは第2キャッシュメモリから直接取得可能である。
510において、現行の通信ウィンドウで、結合された通信コンテンツがプッシュされ表示される。510において、結合された通信コンテンツが表示される時、例示的表示形式には、以下のものが含まれうる。
5102において、結合された通信コンテンツは、現行の通信ウィンドウにおいて異なる色で表示される。例えば、現行の通信ウィンドウで表示されている現行の通信コンテンツは白である。結合された通信コンテンツは、現行の通信ウィンドウにおいて赤で表示されうる。
あるいは、5104において、結合された通信コンテンツを表示するために、現行の通信ウィンドウから新たな表示エリアが拡張される。例えば、現行の通信ウィンドウは、現行の通信コンテンツを表示する。通信ウィンドウの上部または通信ウィンドウの右側に拡張した部分等、現行の通信ウィンドウの周りの部分は、結合された通信コンテンツを表示するのに使用される。
510において、現行の通信ウィンドウで結合された通信コンテンツがプッシュされ表示される時、結合された通信コンテンツは、以下の処理に従って表示されうる。
5106において、デフォルトで、通信コンテンツの各セグメントが表示される。例えば、ユーザAが、ウェブページを開くことなく、IMにおいて直接チャットまたは通信を行う時、1日以内のチャットログはデフォルトで結合されロードされる。
あるいは、5108において、現行の通信ウィンドウの通信コンテンツに関連する通信コンテンツの1以上のセグメントが表示される。さらに、現行の通信ウィンドウの通信コンテンツに関連する通信コンテンツの前のセグメント及び通信コンテンツの次のセグメントのプロンプトメッセージが表示されうる。
例えば、ユーザがウェブページに15時にログインし、通信するためにウェブチャットを15時35分まで使用するとする。15時から15時35分までの時間に対応する結合された通信コンテンツは、通信コンテンツを結合する方法により、現行の通信ウィンドウに表示される。各通信参加者は、プロンプトメッセージをクリックして、前の時間に対応する通信コンテンツを表示しうる。各通信参加者が、15時から15時35分までの時間に対応する結合された通信コンテンツを見ることを所望する場合、そのような参加者は、プロンプトメッセージをクリックし、15時から15時35分までの時間に対応する結合された通信コンテンツを再び見ることが可能である。15時から15時35分までの時間に対応する結合された通信コンテンツは、第2キャッシュメモリから直接取得可能である。
本技術において、通信参加者は、結合された通信コンテンツを表示するために、5102、5104、5106、5108から1以上の任意のサブ処理を選択可能である。
前述のように、本技術は、通信コンテンツを結合する例示的方法を提供する。本技術は、1通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との間のそれぞれの通信コンテンツを自動的に結合し、そして現行の通信ウィンドウにおいて結合された通信コンテンツを表示する。本技術は、複数のウィンドウの通信コンテンツを自動で結合し、時間を節約し、通信コンテンツを効率的に、かつリアルタイムに結合し、そして手動で通信コンテンツを結合するという適時性に欠いた問題を回避する。また、現行ウィンドウで結合された通信コンテンツをプッシュし表示する時、本技術は、結合された通信コンテンツを現行ウィンドウにおいて異なる色で表示する、または結合された通信コンテンツを表示するために現行の通信ウィンドウの近くに新しい表示エリアを拡張する。本技術は、通信コンテンツの各セグメントを完全に、または通信コンテンツの1以上のセグメントを表示しうる。本技術は、通信参加者が現行のウィンドウで結合された通信コンテンツを確実に見られるようにし、結合された通信コンテンツを表示するために様々な表示形式を実行し、ユーザの異なるニーズを満たし、そしてユーザ体験の一貫性を確保する。
さらに、従来の技術は、通信コンテンツを結合する時、複数の通信ウィンドウを開いて、各通信ウィンドウのそれぞれの通信コンテンツを見る必要がある。本技術の通信コンテンツの結合方法は、通信コンテンツを自動で結合し、結合したコンテンツを現行の通信ウィンドウに表示する。言い換えると、本技術は、複数の通信ウィンドウの通信コンテンツを結合し表示する。複数の通信ウィンドウの通信コンテンツには、同一の通信ソフトウェアの通信コンテンツだけでなく、同一のシステム構築下の同一のユーザシステムの異なる通信ソフトウェアの通信コンテンツも含まれうる。例えば、ウェブサイトは、オンラインチャットツールの非同期転送モード(ATM)と、チャットツールと同一のユーザシステムを有するウェブシステム内のウェブメッセージ機能と、通信参加者が境界を越えた通信を行うためのメッセージボードシステムとを提供する。本技術の通信コンテンツの結合方法は、ATMチャットツールから生成された通信コンテンツとメッセージボードシステムから生成された通信コンテンツとを結合する。
以降の説明は、特定の実施例を使用して、前述の方法の実行例を示す。電子商取引ウェブサイトにおける通信またはチャットツールの実施例を使用して、図6は本開示による、通信コンテンツを結合する例示的原理の図解を示す。
販売者B(主要アカウント)602の同一ユーザシステムの下に、販売者B1 602(1)、B2 602(2)、B3 602(3)、B4 602(4)、B5 602(5)を含む子アカウントが存在する。
アプリケーションシステムサービスを提供し、ジャバ(登録商標)言語(またはCもしくはC++言語)により実行される複数ウィンドウ通信結合モジュールX604がサーバに存在する。複数ウィンドウ通信結合モジュールX604は、IMサーバシステム606からメッセージ通知を受信する。
購買者A608及び子アカウントB1 602(1)が、インターネット612等のネットワークを介して新規の通信もしくはチャット610またはコンテンツ転送を開始すると、複数ウィンドウ通信結合モジュールX604は、IMサーバシステム606から通知を受信し、購買者販売者相関関係データベース614に、購買者A608のIMクライアントと子アカウントB1 602(1)との相関関係、及び購買者A608のIMクライアントと別の子アカウントB2 602(2)、B3 602(3)、B4 602(4)、B5 602(5)とのいずれかの相関関係が存在するか否かを問合せる。当該相関関係が存在する場合、当該相関関係が購買者販売者相関関係データベース614から取得される。当該相関関係が存在しない場合、A−>B1等の相関関係記録が生成される。
IMサーバシステム606は、通信もしくはチャット610またはコンテンツ転送記録を、購買者販売者間通信情報記録616に書込む。IMサーバ606は、購買者A608のIMクライアントまたはユーザシステムB602の主要もしくは子アカウントのいずれかのIMクライアントを含むIMクライアントと通常通信618を行う。
購買者販売者相関関係データベース614は、相関関係記録を記憶する。購買者販売者相関関係データベース614から取得されたデータは、購買者販売者相関関係データベース614のキャッシュメモリに記憶され、一般に5分等の有効時間が設定される。相関関係情報を読取る時に、複数ウィンドウ通信結合モジュールX604は、最初にキャッシュメモリを問合せ、そしてキャッシュメモリに情報が見つからない場合に購買者販売者相関関係データベース614を問合せる。複数ウィンドウ通信結合モジュールX604はそれから、取得した情報をキャッシュメモリに書込む。
通信またはチャットメッセージ結合サービス620は、アプリケーションシステムサービスであり、複数ウィンドウ通信結合モジュールX604からメッセージ通知を受信する。購買者A608のIMクライアントが販売者B602の任意の子アカウントと通信する時610、複数ウィンドウ通信結合モジュールX604は、通信またはチャットメッセージ結合サービス620に知らせる。通信またはチャットメッセージ結合サービス620は、メッセージ通知を受信した後、非同期スレッドまたはプロセスを開始し、そして購買者A608と、相関関係に従って購買者A608と相関関係にある販売者B602の全ての子アカウントとの間の通信コンテンツを結合する。通信コンテンツは、購買者販売者間通信情報記録616に保存される。通信またはチャットメッセージ結合サービス620は、ユーザのウェブセッションログ622を検索し、ログ時間セッションに従って通信コンテンツを分割し、ウェブ訪問ログ時間が近接する通信コンテンツを1つの通信コンテンツとして結合し、通信時間の時系列に従って通信コンテンツを順位付け、そして結合した通信コンテンツを購買者販売者間通信情報記録データベース624に保存する。購買者A608のIMクライアントが、ウェブサーバ626上の1以上のウェブページとして表されうる販売者B602のショップを訪問した時、ウェブサーバ626は、ユーザのログを収集し、ウェブセッションログ622に収集したログを保存する。ウェブセッションログ622は、販売者B602のショップを訪問した訪問者の情報を記憶し、ログ分析サービスを提供する。
購買者販売者間通信情報記録データベース624は、データをキー→値構造で保存する。キーは、購買者A608及び販売者B602の主要アカウントの識別情報で構成された主キーを表す。購買者販売者間通信情報記録データベース624は、全ての子アカウントの通信コンテンツのアセットを時系列に従って保存する。値は、購買者A608のIMクライアントと子アカウントB1 602(1)、B2 602(2)、B3 602(3)、B4 602(4)、B5 602(5)との間の通信コンテンツの順序付けられ、かつスペースを節約するために圧縮もされた文字集合を表す。値は、時間セグメントに従って、複数のセグメントに分割されうる。言い換えると、値はリスト構造でありうる。通信またはチャットメッセージ結合サービス620は、結合した通信コンテンツを、購買者販売者間通信情報記録データベース624に保存する。複数ウィンドウ通信結合モジュールX604は、結合した通信コンテンツを、購買者販売者間通信情報記録データベース624から取得する。
IMサーバシステム606と、購買者A608及び販売者B602のIMクライアントとは、それらの元の機能に基づいた以下の新機能も有する。
IMサーバシステム606は、結合した通信コンテンツを、購買者A608及び販売者B602のIMクライアントへ送信する。
IMクライアントは、表示エリア及び関連する機能を提供する。購買者A608または販売者B602の子アカウントは、IMサーバシステム606がプッシュしたプロンプトメッセージを見た後、結合された通信コンテンツをIMクライアントにロードするように要求を送信し、結合された通信コンテンツを表示エリアに表示させる。
同様に、購買者A608の例示的操作プロセス、及び通信コンテンツに関するその対応結合プロセスは、以下の通りである。
(1)購買者A608が、販売者B602のオンラインショップを訪れ、商品詳細のインターフェイスに入る。
(2)購買者A608は、オンラインIM顧客サービス子アカウントB1602(1)をクリックし、IMクライアントを開始する。
(3)購買者A608とオンラインIM顧客サービス子アカウントB1602(1)は通信を開始する。
(4)複数ウィンドウ通信結合モジュールX604は、購買者A608のIMクライアントが通信コンテンツを送信した、または購買者A608がIMメッセージウィンドウを開いたことを示すシステムメッセージを受信する。
(5)複数ウィンドウ通信結合モジュールX604は、購買者A608のIMクライアントとオンラインIM顧客サービス子アカウントB1602(1)が通信を確立したというメッセージ通知を受信した後、購入者販売者相関関係データベース614に問合せて購買者A608と販売者B602の全ての子アカウントとの任意の確立済通信関係を探し、探し出した確立済通信関係を現行の通信参加者、すなわち購買者A608及び販売者B602の子アカウントB1602(1)にプッシュする。さらに、複数ウィンドウ通信結合モジュールX604はまた、当該確立済通信関係をそのキャッシュメモリに書込み、そして5分などの有効時間を設定する。複数ウィンドウ通信結合モジュールX604は、最初にキャッシュメモリにおいて相関関係を検索する。
(6)購買者A608と子アカウントB1602(1)が初めて通信接続を確立する場合、購買者A608と子アカウントB1602(1)との相関関係は、購買者販売者相関関係データベース614に書込まれる。
(7)購買者A608のIMクライアントまたは子アカウントB1602(1)は、複数ウィンドウ通信結合モジュールX604がプッシュしたメッセージを受信した後、「購買者A608と子アカウントB2602(2)及び子アカウントB3602(3)との間の通信コンテンツを表示する」等のプロンプトメッセージをプロンプトエリアに表示する。
(8)購買者A608のIMクライアントまたは子アカウントB1602(1)が「表示」命令を送信すると、購買者A608のIMクライアントと子アカウントB2602(2)及び子アカウントB3602(3)との間の通信コンテンツを取得するように、要求が複数ウィンドウ通信結合モジュールX604に送信される。
(9)通信またはチャットメッセージ結合サービス620は、購買者A608と販売者B602の子アカウント間の通信の時間情報をウェブセッションログ622から取得し、購買者A608のIMクライアントが販売者B602のウェブページにいた時間セグメントに応じた各セグメン内トの通信コンテンツを探し出し、通信コンテンツをそれぞれ結合し、結合した通信コンテンツを通信時系列に従ったメッセージストリームに編制し、そして当該メッセージストリームを購買者A608のIMクライアントまたは子アカウントB1602(1)に返す。
(10)販売者B602の現在の商品またはその他の商品に関する購買者A608の通信コンテンツが、購買者A608のIMクライアント及び/または子アカウントB1602(1)に表示される。
前述のように、本技術は、通信コンテンツを結合する例示的方法を提供する。本技術は、購買者Aと販売者Bの複数の子アカウントとの間のそれぞれの通信コンテンツを自動で結合し、通信コンテンツの時系列に従って通信コンテンツの境界を自動で決定し、セグメントに応じて通信コンテンツを結合し、そして結合した通信コンテンツを購買者A及び販売者の子アカウントB1に表示する。本技術は、通信コンテンツを適時に表示し、通信コンテンツの繰返しを回避し、そして通信コンテンツの高精度なコンテキストを実行する。さらに、販売者の子アカウントB1は、結合された通信コンテンツにより、購買者Aの必要とする要件をより正確に理解しうる。購買者Aは、既に問合せた質問を明確に理解し、さらに問合せが必要な質問を決定できるため、これにより通信参加者のニーズが満たされる。
前述の例示的方法の実施形態は、簡潔な説明のため、結合処理の順序で説明されていることに留意されたい。本開示は、記述された処理の順序に限定されないことが、当業者には理解されよう。本開示に従って、いくつかの処理は、別の順序で行われうる、または同時に発生しうる。さらに、本明細書に記述される実施形態は例示的実施形態であり、それら実施形態の1以上の関連処理は必要ない場合もあることが、当業者には認識されよう。
本開示はまた、前述の例示的方法の実施形態に基づいて、前述の例示的方法の実施形態の処理を実行するために、対応する例示的システムの実施形態も提供する。
図7は、本開示の例示的実施形態よる、通信コンテンツを結合する例示的システム700を示す図解である。
システム700は、プロセッサ702(複数可)またはデータ処理ユニット(複数可)、及びメモリ704を備えうる。メモリ704は、コンピュータ可読媒体の実施例である。本明細書に使用されている「コンピュータ可読媒体」には、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体が含まれる。コンピュータ記憶媒体には、コンピュータ実行可能命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータ等の情報を記憶するための任意の方法または技術において実行される揮発性または不揮発性、かつ、着脱可能または着脱不可能な媒体が含まれる。反対に、通信媒体には、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータが、搬送波等の変調データ信号で取込まれうる。ここで定義されるように、コンピュータ記憶媒体に通信媒体は含まれない。
メモリ704はその内部に、相関関係取得モジュール706、通信コンテンツ取得モジュール708、通信コンテンツ結合モジュール710、通信コンテンツ保存モジュール712、及び通信コンテンツプッシュ表示モジュール714を含む複数のモジュールを記憶しうる。
相関関係取得モジュール706は、現行の通信ウィンドウが開始した通信メッセージ通知を受信すると、通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との相関関係をそれぞれ取得する。同一のユーザシステムに属するK通信主体は、共通の主要アカウントを有し、そして各通信主体は対応する子アカウントを有する。あるいは、K通信主体は、同一のアカウントを使用して、同一のシステム内の異なる通信ツールにログインする。Kは1以上である。
通信コンテンツ取得モジュール708は、相関関係に従って、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツをそれぞれ取得する。
通信コンテンツ結合モジュール710は、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツを結合する。
通信コンテンツ保存モジュール712は、結合された通信コンテンツを保存する。
通信コンテンツプッシュ表示モジュール714は、現行の通信ウィンドウで結合された通信コンテンツをプッシュし表示する。
前述のように、本技術は、通信コンテンツを結合する例示的システムを提供する。本技術は、通信コンテンツ結合モジュールにより、1通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との間のそれぞれの通信コンテンツを自動的に結合する。これにより、通信コンテンツは効率的に、かつリアルタイムに自動で結合され、そして手動で通信コンテンツを結合するという適時性に欠いた問題が回避される。また、本技術は、ユーザに異なる通信またはチャットウィンドウの切り替えを要求することなく、現行のウィンドウで結合された通信コンテンツをプッシュし表示する。これにより、ユーザは現行のウィンドウにおいて結合された通信コンテンツを見ることが可能になり、ユーザ体験の一貫性が確保される。
図8は、本開示の別の例示的実施形態よる、通信コンテンツを結合する例示的システム800を示す図解である。システム800は、プロセッサ802(複数可)またはデータ処理ユニット(複数可)、及びメモリ804を備えうる。メモリ804は、コンピュータ可読媒体の実施例である。メモリ804はその内部に、相関関係取得モジュール806、通信コンテンツ取得モジュール808、通信コンテンツ結合モジュール810、通信コンテンツ保存モジュール812、及び通信コンテンツプッシュ表示モジュール814を含む複数のモジュールを記憶しうる。
相関関係取得モジュール806は、現行の通信ウィンドウが開始した通信メッセージ通知を受信すると、通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との相関関係をそれぞれ取得する。同一のユーザシステムに属するK通信主体は、共通の主要アカウントを有し、そして各通信主体は対応する子アカウントを有する。あるいは、K通信主体は、同一のアカウントを使用して、同一のシステム内の異なる通信ツールにログインする。Kは1以上である。
例えば、K通信主体には、現行の通信ウィンドウにおいて通信参加者と通信を確立している現行の通信主体と、以前に通信参加者と別の通信を確立した、現行の通信主体を除く、同一のユーザシステムに属するいくつかの別の通信主体とが含まれうる。
例えば、相関関係取得モジュール806は、検索サブモジュール8062と、取得サブモジュール8064とを備えうる。検索サブモジュール8062は、通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との相関関係を、保存された相関関係において検索する。取得サブモジュール8064は、検索サブモジュール8062が相関関係を見つけた場合、通信参加者と、別の通信参加者であるK通信主体との相関関係を取得する。
例えば、相関関係取得モジュール806は、保存サブモジュール8066も備えうる。検索サブモジュール8062が通信参加者と現行の通信主体との相関関係を保存された相関関係において見つけられなかった場合、保存サブモジュール8066は、通信参加者と現行の通信主体との相関関係を保存する。
例えば、通信コンテンツ取得モジュール808は、相関関係に従って、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツをそれぞれ取得する。
例えば、通信コンテンツ結合モジュール810は、第1通信コンテンツ結合サブモジュール8102、及び/または第2通信コンテンツ結合サブモジュール8104を備えうる。第1通信コンテンツ結合サブモジュール8102は、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツを、履歴通信コンテンツの時系列に従って結合する。あるいは、第2通信コンテンツ結合サブモジュール8104が、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツを、履歴通信コンテンツの時系列、及び履歴通信コンテンツ間の類似度に従って結合する。
さらに、図9を参照すると、図9は本開示による、例示的コンテンツ結合サブモジュールを示す図解である。図9の実施例において、第1通信コンテンツ結合サブモジュール8102は、通信コンテンツセグメント化サブユニット902と、通信コンテンツ取得サブユニット904と、通信コンテンツ前結合サブユニット906と、通信コンテンツ結合サブユニット908とを備える。
通信コンテンツセグメント化サブユニット902は、通信参加者とK通信主体間の履歴通信コンテンツを、通信参加者がウェブページを訪問した時に通信参加者が残すセッションログに記録された時間情報の時系列に従ってセグメント化する。
通信コンテンツ取得サブユニット904は、各時間セグメントにおける通信参加者と1以上の他の通信主体間の履歴通信コンテンツを取得する。
通信コンテンツ前結合サブユニット906は、各時間セグメントにおける履歴通信コンテンツを、1つのセグメントとして結合する。
通信コンテンツ結合サブユニット908は、通信コンテンツの各セグメントを、通信の時系列に従って順位付け、そして順位付けられた通信コンテンツのセグメントを、結合された通信コンテンツとして使用する。
通信コンテンツ保存モジュール812は、結合された通信コンテンツを保存する。例えば、通信コンテンツ保存モジュール812は、結合された通信コンテンツを記憶するためのキーと値のデータベースを構築するのに使用されうる。キーは、通信参加者とユーザシステムとの対応関係を表す。値は、結合された通信コンテンツを表す。
通信コンテンツプッシュ表示モジュール814は、現行の通信ウィンドウで結合された通信コンテンツをプッシュし表示する。例えば、通信コンテンツプッシュ表示モジュール814は、表示形式に従って、第1プッシュ表示サブモジュール8142、または第2プッシュ表示サブモジュール8144を備えうる。第1プッシュ表示サブモジュール8142は、結合された通信コンテンツを、現行の通信ウィンドウにおいて異なる色で表示する。あるいは、第2プッシュ表示サブモジュール8144が、結合された通信コンテンツを表示するために、現行の通信ウィンドウから新たな表示エリアを拡張する。
通信コンテンツプッシュ表示モジュール814は、表示コンテンツに従って、第3プッシュ表示サブモジュール8146、または第4プッシュ表示サブモジュール8148を備えうる。第3プッシュ表示サブモジュール8146は、デフォルトで通信コンテンツの各セグメントを表示する。第4プッシュ表示サブモジュール8148は、現行の通信ウィンドウの通信コンテンツに関連する通信コンテンツの1以上のセグメントを表示する。さらに、第4プッシュ表示サブモジュール8148は、通信コンテンツの前のセグメント及び通信コンテンツのそれに続くセグメントのプロンプトメッセージを表示する。
前述のように、本技術は、通信コンテンツを結合する別の例示的システムを提供する。本技術は、通信コンテンツ結合モジュールにより、1通信参加者と、別の通信参加者と同一のユーザシステムに属するK通信主体との間のそれぞれの通信コンテンツを自動的に結合し、通信コンテンツの境界を知的に決定し、通信コンテンツをセグメント化し、そして通信コンテンツを結合する。本技術は、通信コンテンツを自動で効率的に結合し、リアルタイムな通信コンテンツの結合を保証し、時間を節約し、そして手動で通信コンテンツを結合するという適時性に欠いた問題を回避する。また、本技術は結合された通信コンテンツを、プロンプトメッセージの形式で通信参加者へプッシュし表示する。さらに、本技術は、結合された通信コンテンツを表示する際、ユーザに異なるウィンドウの切替えを要求することなく、現行のウィンドウでコンテンツを直接表示するため、ユーザ体験の一貫性が確保される。
前述の例示的システムの実施形態は、その技術が例示的方法の実施形態の技術と類似しているため、簡単に説明される。関連部分は、例示的方法の実施形態の対応部分を参照可能である。
本開示の各例示的実施形態は、段階的に説明される。各例示的実施形態は、別の例示的実施形態との違いを強調する。例示的実施形態の同一または同類の部分は、お互いに参照可能である。
前述の例示的実施形態の任意の組合せまたは適用が実行可能であることが、当業者には容易に理解されよう。従って、文章の制約により本明細書に詳しく述べられていないが、例示的実施形態の任意の組合せもまた、本開示の実施形態である。
本技術は、パーソナルコンピュータ(PC)、サーバコンピュータ、手持ち型もしくは携帯型デバイス、タブレット、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのシステム、セットトップボックス、プログラム可能消費者用電子デバイス、ネットワークPC、小規模コンピュータ、大規模コンピュータ、または前述のシステムもしくはデバイスのいずれかを含む分散コンピューティングデバイス等、様々な汎用的もしくは特殊なコンピューティングシステムまたは構成環境において使用されうる。
本技術は、一般に、プログラムモジュール等のコンピュータ実行可能命令のコンテキストにおいて説明または実行されうる。一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクまたは特定の抽象データ型を実行する、インスタンス、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、またはデータ構造が含まれる。さらに、本技術はまた、分散型コンピューティング環境においても実行されうる。分散型コンピューティング環境において、通信ネットワークにより接続されたリモート処理デバイスがタスクを行う。分散型コンピューティング環境において、プログラムモジュールは、ローカルまたはリモートコンピュータ記憶媒体を含むストレージデバイスに配置されうる。
本開示において、コンポーネント、装置、システム等は、ハードウェア、ハードウェア及びソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中ソフトウェア等のコンピュータ分野において適用可能な関連エンティティを指す。詳しく説明すると、例えばコンポーネントは、プロセッサにおいて実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能コンポーネント、実行可能スレッド、プログラム、及び/またはコンピュータでありうるが、これらに限定されない。さらに、サーバまたは、サーバにおいて実行可能なアプリケーションプログラムもしくはスクリプトもコンポーネントでありうる。1以上のコンポーネントが、実行中のプロセスまたはスレッド内に存在しうる。さらに、コンポーネントは、1つのローカルコンピューティングデバイスに配置されうる、及び/または2つ以上のコンピューティングデバイスに分散されうる。そして様々なコンピュータ可読媒体に記憶されうる。コンポーネントはまた、1以上のデータパケットを含む信号に従って通信しうる。例えば、コンポーネントは、ローカルシステムまたは分散型システムの別のコンポーネントと対話しうる。コンポーネントは、ローカルまたはリモートプロセスを通して、他のシステムと対話するインターネットを介した信号及び/または他のデータ信号により通信しうる。
最終的に、第1または第2等の用語は、1つの処理またはエンティティを別の処理またはエンティティと区別するためにのみ使用されることに留意されたい。これらのエンティティまたは処理の間に任意の実際の関係または順序があることは、要求または暗示されていない。さらに、複数の要素を含むプロセス、方法、製品、またはデバイスが、当該の複数の要素のみを含まず、明確に記載されていないその他の要素、またはそのようなプロセス、方法、製品、またはデバイスに必須または特有の任意の要素も含むように、用語「含む(including)」、「備える(comprising)」、またはそれらの任意の変形は、非排他的含有を指す。さらなる制約なしに、「〜を含む」という句により定義される要素は、プロセス、方法、製品、またはデバイスが、当該要素に加えて別の同一の要素を含むことを除外しない。
さらに、本開示における用語「及び/または」は、「及び」関係だけでなく、「または」関係も表す。技術A及び技術Bが「及び」関係を有する場合、例示的実施形態は、技術A及び技術Bの両方を含みうる。技術A及び技術Bが「または」関係を有する場合、例示的実施形態は、技術Aのみ、または技術Bのみの、どちらかを含みうる。
本開示の実施形態は、方法、システム、またはコンピュータのプログラミング製品でありうることを、当業者は理解すべきである。そのため、本開示は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せにより実行されうる。さらに、本開示は、コンピュータ可読媒体(ディスク、CD−ROM、光学ディスク等を含むが、これらに限定されない)において実行されうるコンピュータ実行可能命令を含む1以上のコンピュータプログラムの形でありうる。
本開示は、本開示の実施形態の方法、デバイス(システム)、及びコンピュータプログラムのフローチャート及び/またはブロック図を参照することで説明される。フローチャート及び/またはブロック図の各フロー及び/またはブロック、及びフロー及び/またはブロックの組合せは、コンピュータプログラム命令により実行されうることは理解されるべきである。コンピュータまたは他のプログラム可能データプロセッサが処理する命令によりフローチャートの1以上のフロー及び/またはブロック図の1以上のブロックを実行するデバイスが生成されうるように、これらのコンピュータプログラム命令は、マシンを生成する汎用的コンピュータ、特殊コンピュータ、埋め込みプロセッサ、または他のプログラム可能データプロセッサに提供されうる。
コンピュータ可読ストレージに記憶された命令が、フローチャートの1以上のフロー及び/またはブロック図の1以上のブロックにおいて特定された機能を実行する命令デバイスを含む製品を生成するように、これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能データプロセッサにある方途で作動するように命令しうる他のコンピュータ可読媒体にも記憶されうる。
コンピュータまたは他のプログラム可能データプロセッサが、コンピュータにより実行されるプロセスを生成する一連の処理工程を行いうるように、これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能データプロセッサにもロードされうる。従って、コンピュータまたは他のプログラム可能データプロセッサにおいて処理された命令は、フローチャートの1以上のフロー及び/またはブロック図の1以上のブロックにおいて特定された機能を実行する工程を提供しうる。
実施形態は本開示を例示するためにすぎず、かつ本開示の範囲を限定する意図はない。当技術分野に関連する者は、ある修正及び改善は、本開示の原理から逸脱することなく本開示の保護の下で実行可能であり、かつ検討されるべきであることを理解すべきである。
本開示による通信コンテンツを結合する例示的方法及びシステムが、前述において説明される。本開示は、特定の実施例を使用して、本技術の原理及び実行方法を例示する。前述の例示的実施形態の例証は、本開示の方法及び中核を成す概念の理解を助けるためだけの存在である。また、当業者は、本技術に従って詳細の実行方法及び適用範囲に任意の変更を加えてもよい。本明細書における説明は、本開示に対する制限として解釈してはならない。

Claims (17)

  1. 通信参加者と、別の通信参加者を務める以上の通信主体との通信履歴をそれぞれ取得し、前記以上の通信主体は、同一のアカウントを使用して、同一のシステム内の異なる通信ツールにログインし、前記通信参加者との通信を確立するものであり、
    前記通信履歴に従って、前記通信参加者と前記以上の通信主体間の履歴通信コンテンツをそれぞれ取得し、
    前記履歴通信コンテンツの時系列に従って、前記通信参加者と前記以上の通信主体間の前記履歴通信コンテンツを複数のウィンドウからリアルタイムに結合し、前記複数のウィンドウは前記異なる通信ツールのそれぞれのウィンドウを含み、前記履歴通信コンテンツは前記異なる通信ツールのそれぞれのウィンドウにおける最新の履歴通信コンテンツを含む
    ことを含む方法。
  2. 前記以上の通信主体は同一のアカウントを使用する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記以上の通信主体には、前記通信参加者と通信を確立している現行の通信主体と、以前に前記通信参加者と別の通信を確立した別の通信主体とが含まれる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記通信履歴の取得は、
    前記通信参加者と、前記以上の通信主体との前記通信履歴を、データベースにおいて検索し、
    前記データベースにおいて前記通信履歴が見つかった場合、前記通信参加者と前記以上の通信主体との前記通信履歴を取得する
    ことを含む、請求項に記載の方法。
  5. 前記通信履歴の取得は、前記通信参加者と前記現行の通信主体との通信履歴が前記データベースにおいて見つからない場合、前記通信参加者と前記現行の通信主体との前記通信履歴を保存することを含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記履歴通信コンテンツの結合は、
    前記履歴通信コンテンツの1以上の境界を探し出し、
    履歴通信コンテンツを前記1以上の境界に従ってセグメント化し、
    前記のセグメント化された履歴通信コンテンツを結合する
    ことを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記履歴通信コンテンツの結合は、
    前記通信参加者と前記以上の通信主体間の前記履歴通信コンテンツを、前記通信参加者がウェブページを訪問した時に、前記通信参加者が残すセッションログに記録された時間情報の時系列に従ってセグメント化し、
    各時間セグメントにおける、前記通信参加者と以上の他の通信主体間の前記履歴通信コンテンツを取得し、
    各時間セグメントにおける前記履歴通信コンテンツを、1つのセグメントとして結合し、
    通信コンテンツの各セグメントを通信の時系列に従って順位付けし、
    前記通信コンテンツの前記の順位付けされたセグメントを、前記の結合された通信コンテンツとして使用する
    ことを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記の結合された通信コンテンツを保存することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  9. 前記の結合された履歴通信コンテンツの保存は、前記の結合された通信コンテンツを記憶するためのキーと値のデータベースを構築することを含み、そして値は前記の結合された通信コンテンツを表す、請求項に記載の方法。
  10. 前記の結合された通信コンテンツを表示することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  11. 前記表示は、前記の結合された通信コンテンツを現行の通信ウィンドウにおいて異なる色で表示することを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記表示は、前記の結合された通信コンテンツを表示するために、現行の通信ウィンドウから新たな表示エリアを拡張することを含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記履歴通信コンテンツの結合は、各時間セグメントにおける前記履歴通信コンテンツを、1つのセグメントとして結合することを含み、
    前記表示は、デフォルトで通信コンテンツの各セグメントを表示することを含む、
    請求項10に記載の方法。
  14. 前記履歴通信コンテンツの結合は、各時間セグメントにおける前記履歴通信コンテンツを、1つのセグメントとして結合することを含み、
    前記表示は、現行の通信ウィンドウの通信コンテンツに関連する通信コンテンツの1以上のセグメントを表示することを含む、
    請求項10に記載の方法。
  15. 前記表示は、前記の現行の通信ウィンドウの前記通信コンテンツに関連する通信コンテンツの前のセグメント及び通信コンテンツの次のセグメントのプロンプトメッセージを表示することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 通信参加者と、別の通信参加者を務める以上の通信主体との通信履歴をそれぞれ取得する通信履歴取得モジュールであり、前記以上の通信主体は、同一のアカウントを使用して、同一のシステム内の異なる通信ツールにログインし、前記通信参加者との通信を確立するものである、通信履歴取得モジュールと、
    前記通信履歴に従って、前記通信参加者と前記の以上の通信主体間の履歴通信コンテンツをそれぞれ取得する通信コンテンツ取得モジュールと、
    前記履歴通信コンテンツの時系列に従って、前記通信参加者と前記の以上の通信主体間の前記履歴通信コンテンツを複数のウィンドウからリアルタイムに結合する通信コンテンツ結合モジュールであって、前記複数のウィンドウは前記異なる通信ツールのそれぞれのウィンドウを含み、前記履歴通信コンテンツは前記異なる通信ツールのそれぞれのウィンドウにおける最新の履歴通信コンテンツを含む、通信コンテンツ結合モジュールと、
    前記の結合した通信コンテンツを保存する通信コンテンツ保存モジュールと、
    前記の結合した通信コンテンツを表示する通信コンテンツプッシュ表示モジュールと
    を備えるシステム。
  17. 1以上のプロセッサにより実行可能なコンピュータ実行可能命令を記憶する1以上のコンピュータ可読媒体であって、前記1以上のプロセッサは前記コンピュータ実行可能命令により、
    通信参加者と、別の通信参加者を務める以上の通信主体との通信履歴をそれぞれ取得し、前記以上の通信主体は、同一のアカウントを使用して、同一のシステム内の異なる通信ツールにログインし、前記通信参加者との通信を確立するものであり、前記以上の通信主体には、前記通信参加者と通信を確立している現行の通信主体と、以前に前記通信参加者と別の通信を確立した別の通信主体とが含まれ、
    前記通信履歴に従って、前記通信参加者と前記以上の通信主体間の履歴通信コンテンツをそれぞれ取得し、
    前記履歴通信コンテンツの時系列に従って、前記通信参加者と前記以上の通信主体間の前記履歴通信コンテンツを複数のウィンドウからリアルタイムに結合し、前記複数のウィンドウは前記異なる通信ツールのそれぞれのウィンドウを含み、前記履歴通信コンテンツは前記異なる通信ツールのそれぞれのウィンドウにおける最新の履歴通信コンテンツを含み、
    前記の結合した通信コンテンツを保存し、
    前記の結合した通信コンテンツを表示する
    ことを含む処理を実行する、前記1以上のコンピュータ可読媒体。
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