JP6896975B2 - ドアロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアロック装置に関する。
車両用のドアロック装置はドアに設けられており、車体側に設けられたストライカをラッチ機構によって保持することによりドアをロックする。
例えば、車両用のバックドアに用いられるドアロック装置では、バックドアを閉める際にストライカとの位置関係がハーフラッチ位置となった段階でモータが正転して該モータによって駆動される出力軸がレバーを正転させ、ラッチを自動的にフルラッチ位置まで移行させる(例えば、特許文献1参照)。バックドアを開く際には、モータが逆転して出力軸がレバーを逆転させ、ラチェットによるラッチの係止を解除する。ドアロック装置は、金属ブラケットをベースとして構成されている。金属ブラケットは強度部材として十分な強度を有している。
特許4691412号公報
ドアロック装置では他の車両部品と同様に軽量化が求められている。しかしながら、ドアロック装置にはドアの自重と閉動作速度とに応じた大きな力が加わり、特に出力軸の軸支部は高強度に構成されている必要がある。したがって、例えば軽量化を目的として金属ブラケットを不用意に形状変更しまたは薄肉構成にすると、必要な強度が得られなくなる懸念がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、強度を維持しながら軽量化を図ることのできるドアロック装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるドアロック装置は、ドアをロックするドアロック装置であって、ストライカを保持するラッチと、前記ラッチをハーフラッチ位置およびフルラッチ位置で係止するラチェットと、モータによって正転および逆転する出力軸と、前記出力軸が正転することによって前記ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置へ移動させ、前記出力軸が反転することによって前記オープンレバーを介して前記ラチェットによる前記ラッチの係止を解除させる出力レバーと、前記出力軸を軸支する第1軸支部を有する第1金属ブラケットと、前記第1軸支部と異なる箇所で前記出力軸を軸支する第2軸支部を有する第2金属ブラケットと、を備え、前記第1金属ブラケットと前記第2金属ブラケットとは、2以上のブラケット相互固定部で固定されていることを特徴とする。
このように、第1金属ブラケットと第2金属ブラケットとはブラケット相互固定部で固定され、出力軸を第1軸支部と第2軸支部とにより安定して軸支しており、必要な強度が得られる。
前記モータを収容する樹脂ハウジングを備え、前記第1金属ブラケットおよび前記第2金属ブラケットは、前記ブラケット相互固定部で前記樹脂ハウジングと共締めされていてもよい。樹脂ハウジングによればモータを保護することができる。樹脂ハウジングはブラケット相互固定部で共締めされ、締結箇所の数およびスペースを減らすことができて合理的である。
前記第1金属ブラケットおよび前記第2金属ブラケットの少なくとも一方は、前記ドアに固定されるドア固定部を有してもよい。これにより出力軸はドアをベース体として高強度に軸支されることになる。
前記ラチェットの回転軸および前記ラッチの回転軸をそれぞれ軸支する第3金属ブラケットを備え、前記第3金属ブラケットは、前記ドアに対して前記ドア固定部で共締めされていてもよい。第3金属ブラケットは金属であって、ラチェットおよびラッチを安定して軸支することができるとともに、ドア固定部で共締めすることにより締結箇所の数およびスペースを減らすことができて合理的である。
前記出力レバーは、前記第1金属ブラケットと前記第2金属ブラケットとの間で前記出力軸に対して回転不能に接続されていてもよい。これにより、第1金属ブラケットと第2金属ブラケットとの間のスペースを有効利用することができる。
前記出力軸に対して回転不能に接続されたエマージェンシーレバーと、前記エマージェンシーレバーと前記出力レバーとを接続する留め具と、を備え、前記留め具を外すことにより、前記出力レバーは前記出力軸に対して回転可能としてもよい。何らかの理由によりモータが動かなくなった場合に、留め具を外せばエマージェンシー操作として出力レバーを手動で動かすことができる。
前記ラチェットの回転軸および前記ラッチの回転軸は、前記第1金属ブラケットに設けられた軸孔に対してそれぞれ回転可能な状態で抜止めされていてもよい。こうして第1金属ブラケットをラチェットの回転軸および前記ラッチの回転軸の軸受材として利用できる。
前記ブラケット相互固定部は、前記第2軸支部を挟んだ直線上に2か所設けられていてもよい。ブラケット相互固定部をこのような位置に設けるとバランスが良く、第2軸支部における出力軸の軸支が安定する。
前記モータの回転軸に設けられた初段ギアと、前記初段ギアの回転を減速して前記出力軸に伝達する1段以上の減速ギアと、を有し、前記減速ギアの少なくとも1つは樹脂製であってもよい。これによって軽量化を図ることができる。
本発明にかかるドアロック装置では、第1金属ブラケットと第2金属ブラケットとがブラケット相互固定部で固定され、出力軸を第1軸支部と第2軸支部とにより安定して軸支する。これにより強度を維持しながら軽量化を図ることができる。
図1は、実施の形態にかかるドアロック装置を斜め前方から見た斜視図である。 図2は、実施の形態にかかるドアロック装置を斜め後方から見た斜視図である。 図3は、実施の形態にかかるドアロック装置の分解斜視図である。 図4は、モータユニットの内部を斜め前方から見た斜視図である。 図5は、モータユニットの内部を斜め後方から見た斜視図である。 図6は、レバーアセンブリの斜視図である。 図7は、ラッチユニットの内部の斜視図である。 図8は、ラッチユニットの内部、レバーアセンブリおよびオープンレバーの斜視図である。 図9は、第1金属ブラケットを斜め後方から見た斜視図である。 図10は、第2金属ブラケットを斜め前方から見た斜視図である。 図11は、出力軸および該出力軸を軸支する部材の分解斜視図である。 図12は、出力軸、第1金属ブラケットおよび第2金属ブラケットを斜め上方から見た斜視図である。
以下に、本発明にかかるドアロック装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施の形態にかかるドアロック装置10を斜め前方から見た斜視図である。図2は、実施の形態にかかるドアロック装置10を斜め後方から見た斜視図である。図3は、実施の形態にかかるドアロック装置10の分解斜視図である。ドアロック装置10は、例えば車両のバックドアに対してボルトB0によりブッシュbを介して固定されており、車体側に設けられたストライカSを保持することによりバックドアをロックするものである。以下の説明では、図1〜図3において手前側を正面、奥側を裏面とする。
図1〜図3に示すように、ドアロック装置10は、モータユニット12と、ラッチユニット14と、第1金属ブラケット16と、第2金属ブラケット18とを有する。ドアロック装置10は、第1金属ブラケット16が適度な強度を有するベース部材であり、該第1金属ブラケット16に対してモータユニット12やラッチユニット14が取り付けられている。モータユニット12およびラッチユニット14は必ずしも独立的なユニットでなくてもよい。ドアロック装置10はさらに、第1金属ブラケット16と第2金属ブラケット18との間に、レバーアセンブリ20と、オープンレバー22とを有する。
まずモータユニット12について説明する。図3に示すように、モータユニット12は、正面の表ハウジング(樹脂ハウジング)24と裏ハウジング(樹脂ハウジング)26とによってハウジングが形成されており、内部の各部品に対する防水および防塵の機能を有する。なお、ここでいう「防水」とは完全防水だけではなく防滴をも含む意味である。
裏ハウジング26は側方および下方に5つの係合爪26aを備え、表ハウジング24はこれらに対応した5つの係合突起24aを備えている。裏ハウジング26は、各係合爪26aがそれぞれ係合突起24aに対してスナップフィット形式で係合することによって表ハウジング24に固定される。このように係合突起24aと係合爪26aとの組はハウジング相互固定部を形成している。表ハウジング24と裏ハウジング26とは、さらに6本のボルトB3によって締結されている(図2参照)。表ハウジング24および裏ハウジング26は樹脂製であり、軽量である。
モータユニット12は側方にカプラー28を有しており、該カプラー28にはハーネスコネクタ30が接続される。ハーネスコネクタ30は図示しない制御部につながっている。モータユニット12は、正面側の表ハウジング24における中央よりやや下方部で前方に突出する出力軸32を有する。モータユニット12は制御部の作用下に出力軸32を正転および逆転させる。出力軸32は、後述するレバーアセンブリ20(図6参照)を正転および逆転させる。モータユニット12は、表ハウジング24から正面側に突出する4本のボルトB1がそれぞれ第1金属ブラケット16の4つのネジ孔16bに螺合することによって、該第1金属ブラケット16に固定される。これらの4つのボルトB1のうち下側の2本は、第2金属ブラケット18の孔18bを通って該第2金属ブラケット18を共締めする。つまり第2金属ブラケット18は表ハウジング24と第1金属ブラケット16との間で挟持されて固定される。
図4は、モータユニット12の内部を斜め前方から見た斜視図である。図5は、モータユニット12の内部を斜め後方から見た斜視図である。モータユニット12の内部が視認可能なように、図4では表ハウジング24を省略し、図5では裏ハウジング26を省略している。図5ではラッチユニット14を併せて示している。
図4および図5に示すように、モータユニット12は、出力軸32と、モータ(電気部品)34と、モータ34の回転軸に設けられたスクリュー(初段ギア)34aと、中継ギア36と、セクタギア38と、カプラー28と、該カプラー28が固定されたプレートアセンブリ40とを有する。
モータ34は、最も上方で回転軸が横向きとなるように配置されている。モータ34の一対の端子34bはカプラー28とモータ導線41でつながっており、制御部の作用下に印加極性が反転し、回転軸が正転および反転する。
中継ギア36はモータ34の回転軸の下方に設けられており、歯数の多い大径歯36aと歯数の少ない小径歯36bとを有する。大径歯36aは図示を簡略化している。中継ギア36の中心軸は表ハウジング24と裏ハウジング26とによって軸支されている。大径歯36aがスクリュー34aに噛合していることにより中継ギア36はスクリュー34aの回転作用下に減速して駆動される。
セクタギア38は、中継ギア36の斜め下方に設けられており、外周歯38aを有し、その回転中心は、出力軸32に対してスプライン歯32b(図5参照)によって相対回転不能に設けられている。外周歯38aは図示を簡略化している。出力軸32は、裏ハウジング26の補強軸支孔26b(図2参照)と表ハウジング24の補強軸支孔24d(図3参照)とによって軸支されている。出力軸32はさらに第1金属ブラケット16および第2金属ブラケット18によっても軸支されており、安定している。
セクタギア38の外周歯38aは中継ギア36の小径歯36bに噛合しており、セクタギア38および出力軸32は中継ギア36の回転作用下に減速して駆動される。中継ギア36およびセクタギア38はモータユニット12内で比較的大きい部品であるが、それぞれ樹脂で形成されており、軽量である。ただし、中継ギア36およびセクタギア38は一部が金属であってもよい。中継ギア36については、少なくとも大径歯36aおよび該大径歯36aを支持する円盤36cが樹脂で形成されていると軽量化を図ることができる。セクタギア38については、少なくとも外周歯38aおよび該外周歯38aを支持する扇板38bが樹脂で形成されていると軽量化を図ることができる。ドアロック装置10では、初段ギアのスクリュー34aの回転を減速して出力軸32に伝達する中継ギア36とセクタギア38とが2段の減速ギアとなっている。これらの減速ギアのうち、少なくとも1つを樹脂製とすれば軽量化を図ることができる。
カプラー28はレセプタクル型であって、カプラー壁28aの内部に複数の雄ピン(端子)28bが設けられている。カプラー壁28aは嵌合方向からみて矩形である。カプラー壁28aの開口28cは斜め下方を指向している。カプラー壁28aにおける前方面にはゴム突起28dが固定(例えば接着)されている。
表ハウジング24の一部は、カプラー28の上下面および前面を囲うカバー24bを形成している。表ハウジング24の下部における左右両端には孔付台座24cが形成されている。裏ハウジング26の一部は、カプラー壁28aの裏面を囲うカバー26dを形成している。カバー24bとカバー26dとはカプラー28の四方を覆うカプラーカバー39(図1参照)を形成している。このようにカプラーカバー39は表ハウジング24および裏ハウジング26の一部として形成されていることから、カプラー28を覆うための専用部品は不要である。
裏ハウジング26の全周には低い周壁26cが設けられており、該周壁26cは表ハウジング24の全周を覆う。カプラー28はプレートアセンブリ40の一部となっている。
プレートアセンブリ40は、ベース部材となるプレート44と、カプラー28と、2つのリミットスイッチ(電気部品)46a,46bと、5本のピン48と、複数のターミナル50とを有する。リミットスイッチ46a,46bは、セクタギア38および出力軸32の回転角度に応じてカム体42の大小2つのカムによって操作される。
図6は、レバーアセンブリ20の斜視図である。レバーアセンブリ20は、エマージェンシーレバー52と、出力レバー54と、これらを接続するボルト(留め具)B2とを有する。エマージェンシーレバー52は出力レバー54の手前側に設けられている。エマージェンシーレバー52と出力レバー54とはほとんど隙間なく配置されている。
エマージェンシーレバー52は、スプライン52aと、上方に延在しているアーム52bと、下方の小レバー52cとを有する。アーム52bの先端近傍にはボルトB2が挿通する孔が設けられている。エマージェンシーレバー52は、スプライン52aが出力軸32における先端近傍のスプライン歯32a(図4参照)に噛合することにより、該出力軸32に対して回転不能に接続される。
出力レバー54は、スプライン52aと同軸の孔54aと、上方に延在するアーム54bと、下方のレバー54cと、アーム54bの頂部から突出する小突起54dとを有する。アーム54bの上部にはボルトB2が螺合するネジ孔が設けられている。レバー54cは、ラッチユニット14に対する操作部であって、手前側に90°屈曲した先端作用部54eを備えている。
アーム52bの孔を通ったボルトB2は、アーム54bのネジ孔に螺合することにより、エマージェンシーレバー52と出力レバー54とが締結される。孔54aは嵌合される出力軸32よりもわずかに大径となっている。したがって、出力レバー54は出力軸32から直接に駆動力を受けるのではなく、エマージェンシーレバー52およびボルトB2を介して回転不能に接続されている。これにより、何らかの理由(例えば、電源喪失)によりモータ34が動かなくなった場合に、ボルトB2を外せばエマージェンシー操作として出力レバー54を手動で動かすことができる。出力レバー54は、上端の小突起54dを人手で動かすことにより搖動可能となる。図1に示すように、小突起54dは露呈されており、前方から操作しやすい位置にある。
図3に戻り、オープンレバー22は、上方の支軸22aと、下方に突出するメインレバー22bと、斜め下に突出している小レバー22cと、支軸22aまわりに設けられたトーションスプリング22dとを有する。トーションスプリング22dはオープンレバー22の全体を反時計方向に弾性付勢する。メインレバー22bは、ラッチユニット14に対する操作部であって、手前側に90°屈曲した先端作用部22eを備えている。支軸22aの先端は第1金属ブラケット16の孔16cに嵌合し、さらに先端部がフランジ状に広がるように加工されて抜止処理がなされ、オープンレバー22の全体を軸支している。
次に、ラッチユニット14について説明する。図7は、ラッチユニット14の内部の斜視図である。ラッチユニット14は第3金属ブラケット56をベースとしてその上方を上ケース58(図1参照)で覆っているが、図7では、内部を視認可能なように上ケース58を省略している。
図7に示すように、第3金属ブラケット56は浅い箱形状であって、前方に開口したストライカ溝56aと、左右に突出した孔付台座56bとを有する。孔付台座56bはボルトB0(図3参照)により第1金属ブラケット16とともに車両に対して共締めされる。ストライカ溝56aは、ストライカS(図1参照)が進入する溝である。
第3金属ブラケット56の内部には、ラッチ60と、ラチェット62と、2つのリミットスイッチ(電気部品)64a,64bとが設けられている。第3金属ブラケット56は金属であって、ラチェット62およびラッチ60を安定して軸支することができるとともに、バックドアに対して孔付台座56bで共締めすることにより締結箇所の数およびスペースを減らすことができて合理的である。
ラッチ60は、ラッチ軸66に軸支されており、該ラッチ軸66回りに設けられたトーションスプリング68によって反時計方向に弾性付勢されている。ラッチ60は、ストライカSを保持する保持切欠60aと、フルラッチ係合凹部60bと、ハーフラッチ係合凹部60cと、カム60eと、ラッチレバー60dとを有する。フルラッチ係合凹部60bは、保持切欠60aの開口部付近に設けられている。ハーフラッチ係合凹部60cは、フルラッチ係合凹部60bよりもやや時計方向よりの位置に形成されている。カム60eはハーフラッチ係合凹部60cよりもさらに時計方向よりの位置に形成されている。ラッチレバー60dは円柱形状であって、カム60eの根元部で上方に向けて立設されている。
ラチェット62は、ラチェット軸70に軸支されており、該ラチェット軸70回りに設けられたトーションスプリング72によって時計方向に弾性付勢されている。ラチェット62は、ストライカ溝56aよりも後側に位置する係合爪62aと、ラチェット軸70と係合爪62aとの間に設けられ上方に向けて立設されたラチェットレバー62bとを有する。
リミットスイッチ64a,64bは第3金属ブラケット56内部で最も後側の領域に並んで設けられている。リミットスイッチ64aは、ラッチ60がハーフラッチ位置となったときにカム60eによって操作される。リミットスイッチ64bは、ラッチ60がフルラッチ位置(図7に示す位置)となったときにカム60eによって操作される。リミットスイッチ64a,64bはハーネス74(図2参照)によってターミナル50(図4参照)と接続されている。リミットスイッチ64a,64bおよびハーネス74は、ドアロック装置10の裏面から配設可能である(図2参照)。ハーネス74は、複数のハーネス留26eによってドアロック装置10の側面に沿って配索されている。
組立の順序としては、まずリミットスイッチ64a,64bをラッチユニット14に組み付けて、ハーネス74をドアロック装置10の側面に沿って配索し、その先端部をプレートアセンブリ40に組み付ける。その後、表ハウジング24および裏ハウジング26を付ける。
図1および図3に戻り、上ケース58は第3金属ブラケット56とともにラッチユニット14のハウジングを形成する樹脂材である。上ケース58はストライカ溝58aと、該ストライカ溝58aを挟んで左右上面に設けられた浅い凹部58b,58cを有する。ストライカ溝58aは上記のストライカ溝56aとともにストライカSが進入する領域を形成している。凹部58b,58cは第1金属ブラケット16の2本の下端突出片17g,17gが嵌まり込む形状となっている。ラッチ軸66およびラチェット軸70の上端部は下端突出片17gに設けられた軸支孔17ga(図3参照)からやや突出し、さらに先端部がフランジ状に広がるように加工され、回転可能な状態で抜止めされている。
また、図2に示すように、ラッチ軸66およびラチェット軸70の下端部は第3金属ブラケット56の底面に設けられた孔からやや突出し、さらに先端部がフランジ状に広がるように加工されて抜止処理がなされている。このように、ラッチ軸66およびラチェット軸70は、それぞれ第1金属ブラケット16および第3金属ブラケット56の孔に嵌合しかつ端部が回転可能な状態で抜止処理されており、ラッチ60およびラチェット62を安定して軸支している。こうして、第1金属ブラケット16および第3金属ブラケット56をラチェット軸70およびラッチ軸66の軸受材として利用できる。
図8は、ラッチユニット14の内部、レバーアセンブリ20およびオープンレバー22の斜視図である。図8では煩雑とならないようにリミットスイッチ64a,64bを省略している。
図8に示すように、レバーアセンブリ20は、ラッチ軸66の斜め後ろ上方に配置されており、出力レバー54の先端作用部54e(以下、レバー54eと呼ぶ。)は、ラッチレバー60dの左面に作用し得るとともに、メインレバー22bの右面に作用し得る。オープンレバー22はラチェット軸70の斜め後ろ上方に配置されており、オープンレバー22の先端作用部22eはラチェットレバー62bの右面に作用し得る。
ラッチ60は、バックドアが開状態のときには所定の開位置にあり、保持切欠60aはストライカ溝56aに沿って前方に向けて開口している。バックドアを閉めるに従ってストライカSがストライカ溝56aに進入し、保持切欠60aに入ってラッチ60を時計方向に回動させる。そして、ラッチ60がハーフラッチ位置まで回動すると、ラチェット62の係合爪62aがハーフラッチ係合凹部60cに係合し、ラッチ60は反時計方向の回動が規制されるとともに、カム60eがリミットスイッチ64a(図7参照)を操作する。
制御部は該リミットスイッチ64aがオンになったことを認識し、モータ34を回転駆動して出力軸32を反時計方向(正転)に回動させ、レバー54eを右方向へ移動させる。レバー54eはラッチレバー60dを押圧して移動させ、ラッチ60は時計方向に回動する。そして、ストライカSは保持切欠60aに保持されたまま奥へ導かれる。こうしてバックドアが完全な閉状態となると、ラッチ60は図7に示すフルラッチ位置となり、ラチェット62の係合爪62aがフルラッチ係合凹部60bに係合し、ラッチ60は反時計方向の回動が規制されるとともに、カム60eがリミットスイッチ64b(図7参照)を操作する。制御部は該リミットスイッチ64bがオンになったことを認識し、モータ34を逆方向に回転駆動して出力軸32を時計方向に回動させ、出力レバー54を所定の初期位置に戻す。
ユーザによってバックドア開のボタン操作がなされると制御部はこれを認識し、モータ34を回転駆動して出力軸32を時計方向(反転)に回動させ、レバー54eを左方向へ移動させる。レバー54eはオープンレバー22を介してラチェットレバー62bを押圧して移動させ、ラチェット62は反時計方向に回動する。そして、ラチェット62の係合爪62aはフルラッチ係合凹部60bから抜け、バックドアのロックは解除される。この後、レバー54eは初期位置に戻される。
図9は、第1金属ブラケット16を斜め後方から見た斜視図である。図3および図9に示すように、第1金属ブラケット16は中央に設けられた中央板17aと、中央板17aの左右に設けられた縦板17b,17cと、中央板17aの下方に設けられた下板17dとから構成されている。中央板17aと縦板17b,17cとの間には前後方向の段差部17eがある。下板17dは、中央板17aの下端から斜め前方に突出している。
中央板17aには軸支孔16aおよび孔16cが設けられている。軸支孔16aは出力軸32の先端を軸支するもので、中央板17aのほぼ中央設けられている。軸支孔16aはプレス加工により、前方に向かって縮径するホーン状に形成されている。孔16cは上記のとおり、オープンレバー22の支軸22a(図3参照)を軸支している。
縦板17b,17cは中央板17aの左右で上下方向に延在しており、下方部は斜め下方に向かって屈曲した孔付台座17fを形成している。孔付台座17fは上記の孔付台座24c(図5参照)および孔付台座56b(図1参照)とともにドア固定部を形成し、ボルトB0によって車体に共締めされる。このような車体に対するドア固定部は、第2金属ブラケット18に設けられていてもよい。
縦板17b,17cにはそれぞれ、上端近傍および軸支孔16aと略同じ高さにネジ孔16bが設けられている。つまり、ネジ孔16bは合計で4か所設けられている。上記の通りネジ孔16bはボルトB1が螺合して表ハウジング24が固定される。ネジ孔16bのうち下方の2つはブラケット相互固定部(図9において符号16baとして識別する。)であり、第2金属ブラケット18が共締めされる。ネジ孔16bは前方に向かって縮径するホーン形状となっており、適度なネジ長さが確保されている。
下板17dの下端には、該下板17dからさらに屈曲した2本の下端突出片17gが設けられている。2本の下端突出片17gにはそれぞれ軸支孔17gaが形成されている。上記のとおり軸支孔17gaは、抜止処理されたラッチ軸66およびラチェット軸70を軸支しており、第1金属ブラケット16はラチェット軸70およびラッチ軸66の軸受材として利用できる。第1金属ブラケット16はほぼ全周にわたって縁が折り曲げられた周壁17hを形成しており、強度が高くなっている。第1金属ブラケット16は、例えば金属板をプレス成型して形成されている。第2金属ブラケット18および第3金属ブラケット56も同様である。
図10は、第2金属ブラケット18を斜め前方から見た斜視図である。図10に示すように、第2金属ブラケット18は横長形状であって、中央よりやや右寄りに配置されたやや大径の軸支孔18aと、左右両端近傍に設けられた孔(ブラケット相互固定部)18bと、2つの肉抜孔18cとを有する。軸支孔18aは出力軸32を軸支する部分である。軸支孔18aはプレス加工により、後方に向かって縮径するホーン状に形成されている。第2金属ブラケット18の全周および肉抜孔18cの全周は縁が折り曲げられて周壁18dを形成しており、強度が高くなっている。2つの孔18bは軸支孔18aを挟んだ直線上に2か所設けられていることから、バランスが良く、軸支孔18aにおける出力軸32の軸支が安定する。
なお、出力軸32に接続される出力レバー54は下方に延在しており、該出力レバー54から伝達される外力は出力軸32に対して上方に作用する。これに対して、第2金属ブラケット18における2つの孔18bは軸支孔18aを基準として左右方向に設けられており、しかもそれぞれドア固定部としての孔付台座17fのすぐ上に設けられていることから、第2金属ブラケット18は外力を安定して受けることができる。
図11は、出力軸32および該出力軸32を軸支する部材の分解斜視図である。出力軸32は上記のスプライン歯32a,32bが設けられる箇所以外に第1円柱部32c、第2円柱部32d、第3円柱部32e、第4円柱部32fおよび第5円柱部32gを有する。これらは全て同軸である。
第1円柱部32cは最も前方の小径部であり、第1金属ブラケット16の軸支孔(第1軸支部)16aによって軸支される。第2円柱部32dは、スプライン歯32aを介した第1円柱部32cの後側で、第1円柱部32cの2倍程度の径であり、出力レバー54の回転孔54fに嵌合する。第2円柱部32dと回転孔54fとは標準的な嵌め合い公差となっており、ボルトB2が外されているときには出力レバー54は回転可能となっている。
第3円柱部32eは、第2円柱部32dの後側で、最も大径の部分であり、第2金属ブラケット18の軸支孔(第2軸支部)18aによって軸支される。第4円柱部32fは、第3円柱部32eの後側で、最も軸方向に長い部分であり、表ハウジング24の補強軸支孔24dに軸支される。第5円柱部32gは最も後方の小径部であり、裏ハウジング26の補強軸支孔26bに軸支される。第4円柱部32fと第5円柱部32gとの間にはスプライン歯32bが設けられている。
このように出力軸32は、前方から順に第1軸支部としての軸支孔16a、第2軸支部としての軸支孔18a、第3軸支部としての補強軸支孔24dおよび第4軸支部としての補強軸支孔26bによって軸支されており安定している。特に、第1金属ブラケット16および第2金属ブラケット18は金属製で高強度であって、しかも異なる箇所(つまり第1円柱部32cと第3円柱部32e)で出力軸32を軸支することから、該出力軸32が高強度に軸支され安定する。
図12は、出力軸32、第1金属ブラケット16および第2金属ブラケット18を斜め上方から見た斜視図である。図12に示すように、軸支孔16aが設けられている中央板17aは、段差部17eによってネジ孔16bが設けられている縦板17b,17cからやや離間して配置されており、第2金属ブラケット18の軸支孔18aから適度な距離が確保され、一層安定する。第1金属ブラケット16における中央板17aおよび段差部17eと、第2金属ブラケット18とは簡易構成でありながら枠体を形成して高強度である。また、レバーアセンブリ20(図3参照)およびオープンレバー22は、第1金属ブラケット16と第2金属ブラケット18との間に設けられ、スペースを有効利用することができる。
第3円柱部32eは、外力を伝達するレバーアセンブリ20のすぐ近傍であり、しかも大径に形成されていることから内周面の単位面積あたりに加わる圧力が小さく、外力を確実に支持することができる。また、第3円柱部32eは表ハウジング24の近傍であって軸長さの中間点に比較的近く、出力軸32をバランスよく支持することができる。
ドアロック装置10にはバックドアの自重と閉動作速度とに応じた大きな力が加わることがある。この外力はストライカSからレバーアセンブリ20を介して出力軸32に伝わる。出力軸32でレバーアセンブリ20が接続されるのは第2円柱部32dである。第2円柱部32dは、第1金属ブラケット16と第2金属ブラケット18によって挟まれた箇所にあり、大きな外力が第1金属ブラケット16と第2金属ブラケット18によって支えられる。これにより、他の軸支部つまり補強軸支孔24dおよび補強軸支孔26bに加わる力を低減することができる。出力軸32に加わる大きい外力は、その大部分を第1金属ブラケット16および第2金属ブラケット18によって支持することができて強度が維持されるため、表ハウジング24および裏ハウジング26に要求される強度は小さく、樹脂化が可能であって軽量化を図ることができる。
軸支孔16aの周辺はホーン形状であり前方に向かってやや突出し、軸支孔18aの周辺はホーン形状であり後方に向かってやや突出していることから、軸支部の前後端部間の距離が長めに確保され、さらに安定する。
上記のように、ドアロック装置10では、第1金属ブラケット16と第2金属ブラケット18とは2か所のブラケット相互固定部で固定され、出力軸32を第1軸支部と第2軸支部とにより安定して軸支する。第1金属ブラケット16と第2金属ブラケット18との固定箇所は3か所以上でもよい。また、第1金属ブラケット16は孔付台座17fでバックドアに固定されていることから、出力軸32はバックドアをベース体として高強度に軸支されることになる。
さらに、表ハウジング24は、第1金属ブラケット16および第2金属ブラケット18とブラケット相互固定部で共締めされており安定している。表ハウジング24と裏ハウジング26とによりモータ34などの電気部品を保護することができ、さらに他の部品を含めて防塵作用がある。表ハウジング24がブラケット相互固定部で第1金属ブラケット16および第2金属ブラケット18に共締めされ、締結箇所の数およびスペースを減らすことができて合理的である。ドアロック装置10はバックドア以外のドアに適用してもよい。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10 ドアロック装置
12 モータユニット
14 ラッチユニット
16 第1金属ブラケット
16a 軸支孔(第1軸支部)
16ba ネジ孔(ブラケット相互固定部)
17f 孔付台座(ドア固定部)
18 第2金属ブラケット
18a 軸支孔(第2軸支部)
18b 孔(ブラケット相互固定部)
20 レバーアセンブリ
22 オープンレバー
24 表ハウジング(樹脂ハウジング)
24d 補強軸支孔
26 裏ハウジング(樹脂ハウジング)
26b 補強軸支孔
28 カプラー
28d ゴム突起
28a カプラー壁
28b 雄ピン
32 出力軸
34 モータ(電気部品)
34a スクリュー(初段ギア)
36 中継ギア(減速ギア)
38 セクタギア(減速ギア)
39 カプラーカバー
40 プレートアセンブリ
46a,46b,64a,64b リミットスイッチ(電気部品)
48 ピン
52 エマージェンシーレバー
54 出力レバー
56 第3金属ブラケット
60 ラッチ
62 ラチェット
66 ラッチ軸
70 ラチェット軸
B2 ボルト(留め具)
S ストライカ

Claims (9)

  1. ドアをロックするドアロック装置であって、
    ストライカを保持するラッチと、
    前記ラッチをハーフラッチ位置およびフルラッチ位置で係止するラチェットと、
    モータによって正転および逆転する出力軸と、
    前記出力軸に対して回転不能に接続され、前記出力軸が正転することによって前記ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置へ移動させ、前記出力軸が反転することによって前記ラチェットによる前記ラッチの係止を解除させる出力レバーと、
    前記出力軸を軸支する第1軸支部を有する第1金属ブラケットと、
    前記第1軸支部と異なる箇所で前記出力軸を軸支する第2軸支部を有する第2金属ブラケットと、
    前記モータを収容する樹脂ハウジングと、
    を備え、
    前記第1金属ブラケットと前記第2金属ブラケットとは、2以上のブラケット相互固定部で固定されており、
    前記樹脂ハウジングは前記出力軸を軸支する軸支孔を有することを特徴とするドアロック装置。
  2. 請求項1に記載のドアロック装置において
    記第1金属ブラケットおよび前記第2金属ブラケットは、前記ブラケット相互固定部で前記樹脂ハウジングと共締めされていることを特徴とするドアロック装置。
  3. 請求項1又は2に記載のドアロック装置において、
    前記第1金属ブラケットおよび前記第2金属ブラケットの少なくとも一方は、前記ドアに固定されるドア固定部を有することを特徴とするドアロック装置。
  4. 請求項3に記載のドアロック装置において、
    前記ラチェットの回転軸および前記ラッチの回転軸をそれぞれ軸支する第3金属ブラケットを備え、
    前記第3金属ブラケットは、前記ドアに対して前記ドア固定部で共締めされることを特徴とするドアロック装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のドアロック装置において、
    前記出力レバーは、前記第1金属ブラケットと前記第2金属ブラケットとの間で前記出力軸に接続されていることを特徴とするドアロック装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のドアロック装置において、
    前記出力軸に対して回転不能に接続されたエマージェンシーレバーと、
    前記エマージェンシーレバーと前記出力レバーとを接続する留め具と、
    を備え、
    前記留め具を外すことにより、前記出力レバーは前記出力軸に対して回転可能になることを特徴とするドアロック装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のドアロック装置において、
    前記ラチェットの回転軸および前記ラッチの回転軸は、前記第1金属ブラケットに設けられた軸孔に対してそれぞれ回転可能な状態で抜止めされていることを特徴とするドアロック装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のドアロック装置において、
    前記ブラケット相互固定部は、前記第2軸支部を挟んだ直線上に2か所設けられていることを特徴とするドアロック装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のドアロック装置において、
    前記モータの回転軸に設けられた初段ギアと、
    前記初段ギアの回転を減速して前記出力軸に伝達する1段以上の減速ギアと、
    を有し、
    前記減速ギアの少なくとも1つは樹脂製であることを特徴とするドアロック装置。
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