JP6896418B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6896418B2
JP6896418B2 JP2016255738A JP2016255738A JP6896418B2 JP 6896418 B2 JP6896418 B2 JP 6896418B2 JP 2016255738 A JP2016255738 A JP 2016255738A JP 2016255738 A JP2016255738 A JP 2016255738A JP 6896418 B2 JP6896418 B2 JP 6896418B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing member
unit
image forming
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016255738A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018106122A (ja
Inventor
野田 晋弥
晋弥 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2016255738A priority Critical patent/JP6896418B2/ja
Publication of JP2018106122A publication Critical patent/JP2018106122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6896418B2 publication Critical patent/JP6896418B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置の装置本体に着脱可能なユニットの有無検知手段と開閉部の開閉検知構成に関する。
電子写真技術を用いた画像形成装置には消耗品の交換や、ジャム処理のためにユーザに操作させる開閉部材が複数設けられている。それらは、記録材を積載するカセットや、像坦持体やトナー容器を有するプロセスカートリッジの交換のための開閉扉、記録材の搬送路に滞留した記録材を取り除くためのジャム処理扉のことである。さらに、像坦持体から記録材に転写した後で像坦持体上に残留したトナーを回収して貯蔵する回収トナー容器を交換するための回収トナー交換扉などもある。画像形成装置には、内部に取り付けられる消耗品に対して、ユーザが正しく取り付けたかを検知する有無検知手段を有している。有無検知手段として、ユニットの有無を検出するセンサーを設けたものがある。センサーでユニットが正しく装着されていないと検知した場合は、画像形成装置の制御部は本体を稼働させず、オペレーションパネルにどのユニットが装着されていないかを表示して、ユーザにユニットの装着を促す。
また、画像形成装置には、開閉部材の開閉状況を検知する開閉検知としてスイッチを設けている。スイッチが、ドアの開放を検知した場合、制御部は画像形成動作を実行しない。また、制御部はオペレーションパネルにどの開閉部が開放しているかを表示して、ユーザに開閉部の閉塞を促す構成が開示されている(特許文献1参照)。また、ユニットの有無検知に、ユニットの装着に連動して移動する連動レバーを設けたものがある。ユニット交換のため開閉部材を開放し内部ユニットを取り外すと、内部ユニットと連動レバーの接触が外れ、連動レバーが移動する。移動した連動レバーは、内部ユニットが無い状態で開閉部材を閉じようとすると本体の固定部と干渉して、開閉部材の閉塞を阻害する。画像形成装置の制御部は、開閉部材が開いている事と内部ユニットの有無を確認するメッセージをオペレーションパネルに表示して、ユーザにユニットを装着して開閉部材の閉塞を促す構成が開示されている(特許文献2参照)。これらの検知センサーや検知スイッチは画像形成装置が正しく動作するため、機器が正常であるかを常に監視している。
特開平6−208263号公報 特開2015−49413号公報
画像形成装置に装着される内部ユニットは大型する事で、交換頻度を低くして一枚当たりの印字コストを抑制している。ユニットの大型化や長寿命化は、ユニットの交換の頻度を低くしてユーザに煩わしさを感じさせずに画像形成装置を使用してもらえるという利点もある。このような内部ユニットの大型化による長寿命化は、画像形成装置の使用状態によってはユーザが製品寿命まで1〜2回しか交換しないユニットも出てくる。たとえば前述したトナー回収容器は、印字率が低い状態で使用した場合、像坦持体上に残留するトナー量が少なくなる。また、使用環境によっても残留トナーが少なくなり、回収トナー容器に入るトナーは少なくなる。このように、使用状態や使用環境によって回収トナー容器にたまるトナー量は変化し、交換スパンが長くなる事がある。そのため、ユーザが製品使用期間中に1〜2回程度しか交換しないユニットに対して、ユニットの装着状態を検知する
有無検知手段や、ユニット交換のための開閉部に対する開閉検知手段をそれぞれ別に設ける必要が生じ、構成を複雑とさせていた。そこで、交換頻度の少ないユニットに対する有無検知手段やユニット交換時の開閉部に対する開閉検知手段を省略し、少しでも簡易な構成で、なおかつ従来通りのユニットの有無検知手段および開閉部に対する開閉検知手段を備えた画像形成装置が所望されていた。
そこで本発明の目的は、ユニットの装着状態を検知する有無検知手段や、ユニット交換のための開閉部に対する開閉検知手段を備えた、簡易な構成の画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
装置本体に着脱可能なユニットを前記装置本体の内部に有する画像形成装置において、
前記ユニットを前記装置本体に対して着脱可能とするため、開閉することにより前記装置本体の内部を開閉する第1開閉部材と、
前記第1開閉部材が設けられた面の一端側に隣接し、交差する面に設けられた、開閉することにより前記装置本体の内部にアクセス可能とする第2開閉部材と、
を備え、
前記ユニットが前記装置本体に装着された状態で前記第2開閉部材の開閉を許容する第1姿勢と、前記ユニットが前記装置本体に装着されていない状態で、前記第2開閉部材の閉塞を阻止する第2姿勢と、を取り得る阻害部材と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユニットの装着状態を検知する有無検知手段や、ユニット交換のための開閉部に対する開閉検知手段を備えた、簡易な構成の画像形成装置を提供することができる。
本発明における画像形成装置の断面図 実施例1における画像形成装置の本体斜視図 実施例1における連動レバーの斜視図 実施例1における連動レバーと回収トナー容器を外した状態の斜視図 実施例1における回収トナー容器を装着し、左ドアを閉じた状態の断面図 実施例1での前ドアが開いているときと、閉じているときの装置の斜視図 実施例1での回収トナー容器取り外し時の画像形成装置の断面図 実施例1での回収トナー容器を取り外し後の画像形成装置の断面図 実施例1での回収トナー容器取り外し後の前ドアを閉じるときの断面図 実施例1における回収トナー容器装着時の画像形成装置の断面図 実施例1での回収トナー容器装着時の連動レバーの動作を示す図 実施例1における前ドアの閉塞を許容するときの連動レバーの図 実施例2における画像形成装置の本体斜視図 実施例2における左ドアと連動レバーの図 実施例2で連動レバーが回収トナー容器側面と略平行となる時の図 実施例2で回収トナー容器装着時の連動レバーの位置を示す斜視図 実施例2で回収トナー容器が未装着時の連動レバーの位置を示す図 実施例2で回収トナー容器未装着時に左ドアの閉塞を試みた場合の図 回収トナー容器未装着時に左ドアの閉塞を試みた場合の別角度の斜視図 実施例3における画像形成装置の本体斜視図 実施例3における回収トナー容器と後ドア、連動レバーの斜視図 実施例3で回収トナー容器装着時と取外し時の連動レバーの姿勢を示す図 回収トナー容器装着時と取外し時の連動レバーの姿勢の変化を示す背面図 実施例3で回収トナー未装着時に右ドアの閉塞を試みた場合の斜視図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
本発明における実施例1について図を用いて説明する。図1は実施例1における交換ユニットの有無検知手段と開閉部材の開閉検知構成を搭載したカラー電子写真方式の画像形成装置の断面図である。画像形成装置の本体A(装置本体)は、図1に示すように、下方で水平に配置されて記録材を載置するカセット1と、カセット1の上方に4色の着脱可能とされたプロセスカートリッジ50が並んで配置されている。また装置本体Aには、プロセスカートリッジ50の上方に中間転写ユニット20が配置されている。カセット1の記録材は右側の搬送路2で搬送され、定着器3を通過した後、中間転写ユニット20の上に設けた排紙トレー4に排出される。プロセスカートリッジ50に形成したトナー像は、中間転写ユニット20の中間転写体21に1次転写された後、記録材に2次転写される。2次転写後の中間転写体21上には記録材に転写しきれなかったトナーが残留する。中間転写ユニット20には残留したトナー(残トナー)を除去するクリーニング手段22があり、中間転写体21と一体化されたユニットとして構成されている。中間転写ユニット20のクリーニング手段22は、2次転写後に中間転写体21上に残留したトナーを除去するため、中間転写体21の回転方向で2次転写より下流に配置される。より具体的には、中間転写体21は2つのローラに掛け渡され、テンションローラによって一定のテンションで張架されている。中間転写体21が掛け渡された一方のローラには、2次転写ローラが対向される一方、中間転写体21が掛け渡された他方のローラには、クリーニング手段22が対向して配置され、中間転写体21上に残留したトナーを効率的に除去可能とされている。このようにクリーニング手段22は、2次転写ローラ、つまり搬送路2と、中間転写体21を挟んで配置されており、本実施例では装置本体Aの右側に搬送路2、左側にクリーニング手段22が配置されている。クリーニング手段22で除去されたトナーは回収トナー容器30に搬送されて貯蔵される。この回収トナー容器30もクリーニング手段22同様、装置本体Aの左側に配置されている。
図2に示すように、装置本体Aの正面側には、カセット1の上方に前ドア10(第2開閉部材)が設けてある。前ドア10は、下端を回転軸として正面に向って回動可能に本体に取り付けられ、前ドア10を開放することによってプロセスカートリッジ50にアクセス可能とされている。このため、前ドア10はプロセスカートリッジ50を交換する際にユーザによって操作される。また、装置本体Aの右側には、前ドア10が設けられた面に隣接し、交差する面に設けられた、開閉することにより装置本体Aの内部にアクセス可能な右ドア11(第3開閉部材)が設けてある。より具体的には、右ドア11は下端を回転軸として本体右側面に向って回動可能に本体に支持されており、右ドア11を開放することによって搬送路2にアクセス可能とされている。このため、右ドア11は、ジャム処理や、中間転写ユニット20や定着器3のユニット交換の際にユーザによって操作される。さらに装置本体Aの左側には前ドア10が設けられた面の一端に隣接し、交差する面に設けられた、開閉することにより装置本体Aの内部にアクセス可能とされた左ドア14(第1開閉部材)が設けてある。より具体的には、左ドア14も下端を回転中心にして、本体左側面に向って回動可能に本体に支持されており、左ドア14を開放することによって回
収トナー容器30にアクセス可能とされている。このため、左ドア14は、回収トナー容器30(交換ユニット)を交換する際にユーザによって操作される。
なお画像形成動作中には、プロセスカートリッジ50にバイアスが供給されている。前ドア10を開放してプロセスカートリッジ50を取り出した場合、プロセスカートリッジ50へバイアス供給するための接点等にユーザが触れる可能性があった。このため、安全にカートリッジ50を交換できるように、前ドア10を開閉することによって作用するインターロックスイッチ13を設けている。これにより、前ドア10の開放を検知した場合、インターロックスイッチ13でプロセスカートリッジ50への通電を遮断するとともに、装置本体から伝達される駆動を停止する。つまり、インターロックスイッチ13で画像形成動作を停止させ、ユーザが安全にプロセスカートリッジ50の交換をできるようにしてある。同様に、画像形成動作中には、搬送路2に設けられた用紙を搬送するローラが回転駆動する他、バイアスが装置本体に設けられた電気接点からローラ等に印加されている。より具体的には、中間転写ユニット20や定着器3には、バイアスが印加される他、通信のための信号が入力される。右ドア11を開放して、ジャム処理や、中間転写ユニット20や定着器3のユニット交換を行った場合、バイアスが供給されたローラや、バイアスを印加するため、もしくは信号を入力するための電気接点の他、駆動するローラ等にユーザが触れる可能性があった。このため、安全にジャム処理や、中間転写ユニット20や定着器3のユニット交換を行うことができるように、右ドア11を開閉することによって作用するインターロックスイッチ13を設けている。これにより、右ドア11の開放を検知した場合、インターロックスイッチ13で中間転写ユニット20や定着器3への通電を遮断するとともに、装置本体から伝達される駆動を停止する。つまり、インターロックスイッチ13で画像形成動作を停止させ、ユーザが安全にジャム処理や、中間転写ユニット20や定着器3の交換をできるようにしてある。以上のように、インターロックスイッチ13は、前ドア10と右ドア11のどちらか一方が開いている場合に、オフとなり各通電部及びモータ等の駆動部への電力供給を遮断している。また前ドア10と右ドア11が共に閉じている場合にオンになって、各通電部及び駆動部への電力供給を行う。インターロックスイッチ13がオンになっている時は、制御部(不図示)は前ドア10と右ドア11が閉じていると判断する。つまり、インターロックスイッチ13は前ドア10(第2開閉部材)と右ドア11(第3開閉部材)の開放検知手段として機能している。インターロックスイッチ13は前ドア10と右ドア11の両方のドアの開放、閉塞に反応するため、両ドアに近接した場所に配置されている。具体的には画像形成装置の正面と右側面の交差する稜線付近に配置される。
一方で、左ドア14を開放することによって交換可能とされた回収トナー容器30は記録材に転写できなかったトナーを貯蔵するものであり、回収トナー容器30が回収トナーで満杯になった場合に、空の新品の回収トナー容器30と交換される。回収トナー容器30は、回収トナー容器30が未装着で画像形成装置が稼働されると、クリーニング手段22で除去したトナーが機内に飛散してしまう。このため、回収トナー容器30が装着されていない状態での装置の稼働を止めるためのユニット有無検知が必要である。
しかし、前ドア10と右ドア11の開放検知手段として機能するインターロックスイッチ13は、装置本体Aにおいて右ドア11と対向する位置に装着される回収トナー容器30の装着を検知させることができない。前ドア10の開閉頻度、さらには右ドア11の開閉頻度に比べ、回収トナー容器30の交換頻度は低いものの、回収トナー容器30のユニット有無検知手段を別途、設ける必要があり、画像形成装置の構成を複雑にさせていた。そこで本実施例では、交換頻度の低い回収トナー容器30の装着に前ドア10の閉塞を阻止する手段と連動させる連動レバー15(阻害部材)を有する構成とする。連動レバー15は、ユニット有無検知として回収トナー容器の有無で姿勢が変化する簡易な構成としている。ここで、連動レバー15そのものには何かを検知するようなセンサ類は含まれてい
ない。装置本体A内において、回収トナー容器30の有無を検知(確認)するのは、ユーザ自身である。この連動レバー15は、ユーザが回収トナー容器30を交換する際に、開閉部材が閉じられるのを阻害して、回収トナー容器30の有無をわかりやすくするなどの補助的な役割をしている。そして、回収トナー容器30が無い場合には、開閉部材の開閉検知手段であるインターロックスイッチ13をオン状態とする前ドア10の閉塞を防止する。さらに、画像形成装置へ電力供給を遮断することで装置の稼働を止めて、機内にトナーが飛散する事を防ぐようにしている。すなわち、前ドア10(第2開閉部材)の開閉検知手段を、回収トナー容器30のユニット有無検知手段として兼用している。つまり、回収トナー容器30が未装着の時、インターロックスイッチ13のオン・オフを切り替える前ドア10の閉塞を防止すると共に、回収トナー容器30を装着するために開閉する左ドア14の閉塞も阻害される。このようにする事で、回収トナー容器30の未装着をユーザが認識(検知)しやすくすることができる。
これにより、回収トナー容器30が装着されていない場合における左ドア14の閉塞を阻止し、ユーザへ回収トナー容器30の未装着を認識させた上で、前ドア10の閉塞も阻止する事で装置の稼働を防止する。このようにして、クリーニング手段で除去されたトナーで機内が汚れる事を防止する。次に連動レバー15に関する詳細な説明を行う。本実施例の回収トナー容器30の連動レバー15は図3に示すように、回動穴15aを中心に回動可能に装置本体Aに軸支される。また回動穴15aから離れた位置に回収トナー容器30と当接可能な検知部15bを持つ。検知部15bが設けられた側面と反対の側面には前ドア阻害部15c(第2当接部)が、回動穴15aと平行に伸びており、検知部15bと前ドア阻害部15cとから離れた位置に左ドア阻害部15d(第1当接部)を持つ。図4は前ドア10と左ドア14を開いて、連動レバー15と回収トナー容器30を外した状態の分解斜視図である。装置本体Aには、左ドア14の回転軸と平行な軸40と、軸40に近接して配置された突き当てリブ41が設けられ、前ドア10を開いたときに現れるように構成されている。連動レバー15は回動穴15aを軸40で回転可能に支持され、左ドア14と同じ方向に回動する。連動レバー15は軸40で支持されると、自身の重量バランスから検知部15bと前ドア阻害部15cを下にした姿勢(位相)となる(第2姿勢)。このとき左ドア阻害部15dは上に位置し、当接部15eが突き当てリブ41の下端に接触して停止する(図7参照)。
左ドア14には回収トナー容器の装着ガイド14aが設けられており、左ドア14は回収トナー容器30が装着された状態で開閉する。また左ドア14には開放時の姿勢を制限する規制リブ14bが設けてある。この規制リブ14bは前ドア10を開いたときに現れる装置本体Aに設けられたフランジ42に接触することで、左ドア14の開く角度を制限している。図5に示すように、回収トナー容器30が装着され、左ドア14が閉じた状態では、連動レバー15の検知部15bは回収トナー容器の容器下端30bに接触して回転する。この結果、装置本体Aの突き当てリブ41の下端部と当接部15eが離間して連動レバー15は、第1姿勢(位相)になる。この時、左ドア阻害部15dは突き当てリブ41の下に移動し、左ドア14の規制リブ14bは本体の突き当てリブ41と左ドア阻害部に近接した位置にあり、左ドア14は閉じることができる。また、回収トナー容器30が装着され、連動レバー15が回動した状態(第1姿勢)では、連動レバー15の前ドア阻害部15cは閉塞した前ドア10の凹部10aに収容可能となり、前ドア10を閉じることができる(図12参照)。
また、図6(a)に示すように、前ドア10には、前ドア10と交差する左ドア14が延びる方向において、手前(一端側)から奥側(他端側)に突出した突出部10bを有する。本実施例では、左ドア14と前ドア10が閉じている時は、前ドア10の突出部10bによって溝部が構成され、溝部に左ドア14の一部である係合部14cが侵入可能となり、収まるように構成されている。図6(b)に示すように、係合部14cは左ドア14
の開閉時に把持可能とされた把持部とされ、前ドア10を開くと現れる。前ドア10が閉じた状態では左ドア14の係合部14cがユーザから見えないため、左ドア14を開く事はできず、左ドア14を開くには、その前に前ドア10を開く必要がある。左ドア14は前述のように回収トナー容器30の交換時にしか開閉しない。このため操作頻度の高い他のドアとは区別して、前ドア10を開いた後に左ドア14が開放できるようにしている。また、このような構成とすることで左ドア14を開くために前ドア10を開くと、前ドア10の開閉検知手段(インターロック)が左ドア14の開閉検知手段(インターロック)として働き、インターロックスイッチ13がオフとなり各部への電力供給を遮断する。そのため、左ドア14を開く時には回収トナー容器30へのトナーの搬送は停止している。このためユーザが回収トナー容器30を交換する際に、トナーが搬送されてトナーがこぼれ出す事が無いので安全に回収トナー容器30を交換する事ができる。
図6(a)の状態から前ドア10を開いた後、把持可能とされた左ドア14の係合部14cを把持し、左ドア14を開く。左ドア14を開くと図7に示すように上端に回収トナー容器30の把手30aが現れる。把手30aを持ち、回収トナー容器30を矢印方向に引き上げると、回収トナー容器30を装置本体Aの外に取り出せる。そして、連動レバー15は、回収トナー容器30から押されていたのが解除される。左ドア14を開くと、図7に示すように連動レバー15の検知部15bが容器下端30bから離れ、連動レバー15は前述のように前ドア阻害部15cが下がる方向に自重により回動し、当接部15eが突き当てリブ41に接触して停止する。回収トナー容器30を外に取り出しても、連動レバー15はこの姿勢を維持する。回収トナー容器30を取り出した状態で左ドア14を閉じると、図8に示すように、左ドア14の規制リブ14bが連動レバー15の左ドア阻害部15dに当接する。このとき規制リブ14bが左ドア阻害部15dを押す力Fは、ほとんどが回動穴15a方向に向う分力Fcとなり、連動レバー15を回転させる分力Frは連動レバー15の当接部15eが突き当てリブ41に向かう方向に作用する。このため回収トナー容器30が無い状態で左ドア14を閉じると、左ドア14の規制リブ14bが連動レバー15の左ドア阻害部15dに突き当たり、連動レバー15は当接部15eが装置本体Aの突き当てリブ41に突き当たって回動することができない。そのため、左ドア14はこれ以上回動する事ができず、閉じる事ができない。また、回収トナー容器30が取り出された状態で前ドア10を閉じて行くと、図9に示すように、連動レバー15の前ドア阻害部15cは前ドア10の凹部10aから外れた位置にあり、前ドア阻害部15cが前ドア10と干渉する。そのため、前ドア10を閉じる事ができない。このため、インターロックスイッチ13はオフ状態を維持するので、画像形成装置は稼働せず、クリーニング手段22から除去されるトナーで機内が汚れる事が無い。
次に、新しい回収トナー容器30を左ドア14の装着ガイド14aに沿わせて装着して、装置本体Aを稼働できるようにする。左ドア14に回収トナー容器30を装着して左ドア14を閉じていくと、図10に示すように回収トナー容器30の容器下端30bが連動レバー15の検知部15bに当接する。そのまま左ドア14を閉じていくと、図11に示すように、回収トナー容器30の下端部30bが連動レバーの検知部15bを押すことで、検知部15bと前ドア阻害部15cが上に移動する方向に回転し、当接部15eが突き当てリブ41から離れる。更に左ドア14を閉じていくと、左ドア阻害部15dが突き当てリブ41の下に向けて移動し、左ドア14の規制リブ14bは連動レバー15の左ドア阻害部15dの後を追うように移動する。そして左ドア14が閉塞状態になると、図5に示した位置関係になり、連動レバー15の左ドア阻害部15dは突き当てリブ41の下に位置し、左ドア14の規制リブ14bが突き当てリブ41に近接した位置で停止する。連動レバー15がこの姿勢になると、前ドア阻害部15cは、前ドア10が閉じたときの凹部10aに対応した位置にあり、前ドア10の閉塞動作を許容する(図12参照)。
以上説明したように、本実施例では、回収トナー容器30の有無により姿勢が変化する
連動レバー15を設けている。それにより、回収トナー容器30が未装着の状態では左ドア14を閉じることができなくなり、ユーザに左ドア14を閉じる事ができない状況とすることで、ひいては回収トナー容器30が未装着であることを認識させることができる。すなわち、第2開閉部材である前ドア10を閉じようとしても閉じることができないことで、第1開閉部材である左ドア14が開いた状態で回収トナー容器30が未装着のまま画像形成動作が行われるのを抑制することができる。また、回収トナー容器30が未装着のとき、連動レバー15の前ドア阻害部15cが前ドア10の凹部10aから外れた位置にあるため、前ドア10が閉じるのを防止することができる。それにより、インターロックスイッチ13がオフ状態を維持するので、画像形成装置へ通電されず機内がトナーで汚れる事を防止する事ができる。なお、前ドア10が閉じない場合に画像形成装置の稼働を止める手段として、電力供給を遮断するインターロックスイッチ13を用いて説明したが、装置の稼働を止める手段はこれに限定されない。前ドア10の開閉を検知する検知スイッチを設け、制御部でこの検知スイッチのオンとオフを確認して装置の稼働か停止かを判断するようにしても、これまで説明したことと同様の効果を得る事ができるのは言うまでもない。
(実施例2)
ここでは前述の実施例1と異なる部分について説明し、同じ構成の部分については省略する。実施例1では連動レバー15は装置本体Aの正面内側に回動可能に支持されていたが、本実施例の連動レバー16は図13に示すように左ドア17に配置される。図14に示すように、連動レバー16は左ドア17の回収トナー容器30の装着ガイド17aの近傍で回動軸16aを中心に回動可能に支持される。左ドア17は実施例1と同様に下端の回転軸17eで回動可能に本体に支持される。連動レバー16は回収トナー容器30と当接する検知部16bと左ドア阻害部16cを持つ。検知部16bは、回収トナー容器30が未装着の状態では、回動軸16aを中心とする重量バランスで検知部16bが回収トナー容器30の装着軌跡に侵入するよう、左ドア阻害部16cを検知部16bより重くしている。左ドア17には実施例1と同様の左ドア17の一部として係合部17cがあり、係合部17cは左ドア17の回動軸近傍まで延在して形成されている(図14参照)。回収トナー容器30が左ドア17に装着されている場合、連動レバー16の検知部16bは回収トナー容器30の側面30cと当接して回転し、連動レバー16は回収トナー容器側面と略平行な姿勢となる(図15参照)。この時、連動レバー16の左ドア阻害部16cは図16に示すように、装置本体Aの左側面内部A1内に入り込む。このため、連動レバー16は回収トナー容器30が装着された姿勢では、左ドア17を閉じても左ドア阻害部16cは装置本体Aの左側面内部A1に入り、左ドア17の閉塞動作を阻害する事が無いので、左ドア17を閉じることができる。
回収トナー容器30が左ドア17に装着されていない場合、図17に示すように連動レバー16は回動軸16aを中心とする自重バランスから、自然と検知部16bが回収トナー容器30装着軌跡に侵入するように構成されている。より具体的には、左ドア阻害部16cが装置本体Aの左側面内部A1からはみ出す方向に回動するように設定してある。このため、回収トナー容器30が未装着の左ドア17を閉じようとすると図18に示すように、左ドア阻害部16cが装置本体Aの左側面内部A1からはみ出して脇にあるフランジ42に当接する。連動レバー16の回動軸16aが左ドア17の回動軸と直交しているため、左ドア17の閉塞動作では連動レバー16を回動する事ができず、左ドア17を閉じる事ができない。閉じる事ができない左ドア17によりひいては回収トナー容器30が未装着であることをユーザに認識させることができる。また、左ドア17の前側の端辺には、左ドア17が開いた状態としたとき、前ドア10の開閉動作の軌道上に位置し、左ドア17が閉じた状態としたとき、前ドア10の左端に設けられたリブ10cと干渉しない位置に退避位置する係合部17cが設けられている。本実施例では、係合部17cは左ドア17の回動軸付近まで延在し、左ドア17が閉じられたとき、リブ10cで構成された溝
部に係合部17cが侵入して前ドア10が開閉可能とされている。そのため、左ドア17が開いた状態で前ドア10を閉じようとすると左ドア17の係合部17cが斜めに傾斜した状態で、前ドア10の開閉動作の軌道上にあるため、左ドア17の係合部17cと前ドア10のリブ10cが干渉して閉じる事ができない(図19)。
すなわち、実施例1では、連動レバーが左ドア14(第1開閉部材)と前ドア10(第2開閉部材)の両方が閉じられるのを阻害していた。しかし、本実施例で、連動レバーに閉じられるのを阻害される開閉部材は、左ドア17(第1開閉部材)のみであり、前ドア10(第2開閉部材)が閉じられるのを阻害するのは、左ドア17(第1開閉部材)の係合部17cとなっている。さらに、第2開閉部材である前ドア10を閉じようとしても閉じることができないことで、第1開閉部材である左ドア17が開いた状態で回収トナー容器30が未装着のまま画像形成動作が行われるのを抑制することができる。さらに、前ドア10の開放検知手段(インターロック)を、左ドア17の開放検知手段として兼用できる。このため、インターロックスイッチ13はオン状態に遷移する事ができず、電力の供給が遮断されているため、回収トナー容器30への除去トナーの搬送が行われず、機内がトナーで汚染される事が無い。
(実施例3)
実施例2の説明と同様に、これまでの説明と異なる部分について説明し、同じ部分については省略する。実施例1、2では、回収トナー容器を装置本体Aの左側面に配置し、左ドアを開閉して交換する形態について説明してきた。本実施例では、回収トナー容器を画像形成装置の背面側に配置する構成について説明する。本実施例では回収トナー容器35がクリーニング手段22の奥側にあり、図20に示すように回収トナー容器35が画像形成装置の上部で左右方向の全幅に渡って配置されている。この回収トナー容器35を交換可能にするため、後ドア19(第1開閉部材)を製品背面の上方で左右方向全幅に渡って設けてある。後ドア19は下端を中心に回動可能に装置本体Aに支持されていて、図21に示すように、回収トナー容器35の装着ガイド19aを持つ。後ドア19には、自身の回動軸と回収トナー容器35の装着方向の2方向に直交する方向に回動する連動レバー18を回動可能に支持する支持部19cが装着ガイド19aの近傍に設けてある。後ドア19には、係合部19bが装置本体Aの右側の端部に配置されている。右ドア11(第2開閉部材)が閉じた状態では、後ドアの係合部19bは右ドア11の凹部11aに覆われているため、後ドア19を開くことはできない。このため本実施例では、後ドア19を開く場合はジャム処理や、中間転写ユニット20や定着器3のユニット交換の際に開閉する右ドア11を開く事が前提となっている。すなわち、本実施例では右ドア11の開放検知手段を、後ドア19(第1開閉部材)の開放検知手段(インターロック)として兼用している。これはインターロックスイッチ13をオフにしてから回収トナー容器35の交換を行うために必要な作業となっている。後ドア19の係合部19bは後ドア19の製品右側の側面の上下方向にほぼ全域に設けられている。
連動レバー18は実施例2と同様の構成を持つ。図21に示すように連動レバー18には、連動レバー18の回動軸18a、回収トナー容器35の側面35bと当接する検知部18b、回動軸18aを中心に検知部18bの他端側の後ドア阻害部18cを有する。連動レバー18は、自身の自重バランスで回収トナー容器35が未装着の場合は検知部18bが回収トナー容器35の装着軌跡の内部に侵入するように構成されている。より具体的には、後ドア阻害部18cが画像形成装置の回収トナー容器が入る後側面内部A2からはみ出すようになされている(図23参照)。回収トナー容器35が満杯になり交換する場合、オペレーションパネルに回収トナー容器35が満杯で交換時期である表示がなされ、制御部は右ドア11を開いてから後ドア19を開くようにオペレーションパネルに指示を出す。ユーザが右ドア11を開くとインターロックスイッチ13がオフになるので、モータ等の駆動部やバイアス供給の高圧部への電力供給が遮断される。このため右ドア11を
開くと記録材の搬送手段であるローラ類が露出するが、電力供給が遮断されローラ類は停止しているのでユーザは安全に作業する事ができる。
右ドア11を開いて現れる係合部19bは、本実施例では開閉時に把持可能とされた把持部となっており、係合部19bを操作することで後ドア19を開き、回収トナー容器35を取り出す。すると連動レバー18は図22と図23の(a)から(b)のように姿勢が変化する。回収トナー容器35が引き出され連動レバー18の検知部18bが回収トナー容器35の側面35bから離れると、図22(b)のように自身の自重バランスで検知部18bが回収トナー容器の軌跡(2点鎖線)に侵入して停止する。回収トナー容器35が装着されている時、連動レバー18のドア阻害部18cは図23(a)に示すように、回収トナー容器が入る後側面内部A2の空間内に収まる。回収トナー容器35を取り出し、検知部18bが回収トナー容器35の装着軌跡に侵入すると、後ドア阻害部18cは図23(b)に示すように後側面内部A2からはみ出し、回収トナー容器35の収容空間を仕切る本体のフランジ43側に飛び出してくる。回収トナー容器35を装着せずに後ドア19を閉じようとすると、図23(b)に示すように後ドア阻害部18cが装置本体Aのフランジ43に干渉する。連動レバー18の回動軸と後ドア19の回動軸が直交しているため、後ドア19の閉塞動作で連動レバー18を回転させる事ができないため、後ドア19を閉じる事ができない。
また、後ドア19を閉じないで右ドア11を閉じようとすると、図24に示すように後ドア19の係合部19bが右ドア11の凹部11aに入れないため、係合部19bと右ドア側端が干渉する。後ドア19と右ドア11は回転軸が直交しており、右ドア11の閉塞動作で後ドア19を閉じる事ができない。すなわち、連動レバー18が、後ドア19(第1開閉部材)が閉じられるのを阻害する役目を担い、後ドア19の係合部19bが、右ドア(第2開閉部材)が閉じられるのを阻害する役目を担っている。このため、回収トナー容器の交換作業途中でインターロック13がオンになり画像形成装置が動作を始めることはない。また、回収トナー容器35が未装着の状態では、後ドア19と右ドア11の両方のドアを閉じる事ができない。後ドア19が開いていることにより、回収トナー容器35が未装着であることをユーザに認識させることができる。すなわち、第2開閉部材である右ドア11を閉じようとしても閉じることができないことで、第1開閉部材である後ドア19が開いた状態のまま回収トナー容器30が未装着のまま画像形成動作が行われるのを抑制することができる。
以上、実施例1〜3で説明したように、複数の開閉手段が設けられた画像形成装置において、交換頻度の少ない例えば回収トナー容器の交換時に、回収トナー容器が未装着であることをユーザに認知させることができる。加えて、他の開閉手段の開閉検知手段(インターロック)を兼用することを可能とし、より簡易な構成とする他、ひいては別途開閉検知手段を設ける場合に比べ、コストを低減させることができる。
10‥‥前ドア、11‥‥右ドア、14(17)‥‥左ドア、15(16)(18)‥‥連動レバー、19‥‥後ドア、30(35)‥‥回収トナー容器

Claims (12)

  1. 装置本体に着脱可能なユニットを前記装置本体の内部に有する画像形成装置において、
    前記ユニットを前記装置本体に対して着脱可能とするため、開閉することにより前記装置本体の内部を開閉する第1開閉部材と、
    前記第1開閉部材が設けられた面の一端側に隣接し、交差する面に設けられた、開閉することにより前記装置本体の内部にアクセス可能とする第2開閉部材と、
    を備え、
    前記ユニットが前記装置本体に装着された状態で前記第2開閉部材の開閉を許容する第1姿勢と、前記ユニットが前記装置本体に装着されていない状態で、前記第2開閉部材の閉塞を阻止する第2姿勢と、を取り得る阻害部材と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1開閉部材は、開いている間は、前記第2開閉部材が閉じられるのを阻害するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記阻害部材が前記ユニットに押され、前記第1開閉部材が閉じた状態となることで、前記第2開閉部材に設けられた凹部に前記第1開閉部材の一部が侵入可能とされ、前記第2開閉部材が閉じられるのを許容するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2開閉部材は、閉じた状態において前記第1開閉部材の前記一端側から他端側へ突出した、突出部を有し、
    前記阻害部材が前記ユニットに押され、前記第1開閉部材が閉じた状態となることで、前記突出部は、前記第1開閉部材と干渉する位置から干渉しない退避位置へ移動することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1開閉部材は、前記他端側から前記一端側に向かう方向に前記一端側から突出し、前記第1開閉部材が閉じた状態となることで、前記第2開閉部材に設けられた凹部に係合可能な係合部を有し、
    前記係合部は、前記第1開閉部材の開閉時に把持可能とされており、前記第1開閉部材
    と前記第2開閉部材が閉じられている時、前記第2開閉部材に覆われるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記係合部は、前記第1開閉部材が開いている間は、前記第2開閉部材が閉じられるのを阻害するように、前記第2開閉部材の開閉動作の軌道上に位置することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記阻害部材は、前記第1開閉部材に前記ユニットが取り付けられていない間は、前記第2開閉部材が閉じられるのも阻害するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記阻害部材は、
    前記第1開閉部材に取り付けられた前記ユニットに押されることにより、前記第1開閉部材と前記第2開閉部材が閉じられるのを阻害する姿勢から、
    前記第1開閉部材と前記第2開閉部材が閉じられるのを阻害しない姿勢へと、
    変化するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記阻害部材は、
    前記阻害部材が前記ユニットに押されていない間、前記第1開閉部材が閉じられるのを阻害すべく前記第1開閉部材と当接し得る位置にあり、前記阻害部材が前記ユニットに押されると、前記第1開閉部材と当接し得ない位置となる第1当接部と、
    前記阻害部材が前記ユニットに押されていない間、第2開閉部材が閉じられるのを阻害すべく前記第2開閉部材と当接し得る位置にあり、前記阻害部材が前記ユニットに押されると前記第2開閉部材と当接し得ない位置となる第2当接部とを備えることを特徴とする請求項7または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記阻害部材は、前記第1開閉部材に取り付けられた前記ユニットに押されると回転することで姿勢を変化させるように、前記装置本体の内部または前記第1開閉部材に軸支されており、
    前記第1開閉部材に取り付けられた前記ユニットに押されているのが解除されると、自重により、前記第1開閉部材と前記第2開閉部材が閉じられるのを阻害しない姿勢となる位相から、前記第1開閉部材と前記第2開閉部材が閉じられるのを阻害する姿勢となる位相へ回転するように支持されていることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記第2開閉部材が開放されたことを検知する開放検知手段と、
    前記開放検知手段により前記第2開閉部材が開放されたことを検知した時、前記画像形成装置の稼働を停止する制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記ユニットは、2次転写後の残トナーを回収する容器であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2016255738A 2016-12-28 2016-12-28 画像形成装置 Active JP6896418B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016255738A JP6896418B2 (ja) 2016-12-28 2016-12-28 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016255738A JP6896418B2 (ja) 2016-12-28 2016-12-28 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018106122A JP2018106122A (ja) 2018-07-05
JP6896418B2 true JP6896418B2 (ja) 2021-06-30

Family

ID=62787921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016255738A Active JP6896418B2 (ja) 2016-12-28 2016-12-28 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6896418B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06317955A (ja) * 1993-03-24 1994-11-15 Toshiba Corp 画像形成装置
JPH10171324A (ja) * 1996-12-16 1998-06-26 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の交換部材着脱機構
JP3341113B2 (ja) * 1999-11-26 2002-11-05 京セラ株式会社 インターロック機構
JP2000162944A (ja) * 2000-01-01 2000-06-16 Sharp Corp 画像形成装置
JP4751949B2 (ja) * 2002-09-30 2011-08-17 株式会社リコー 画像形成装置
JP5200458B2 (ja) * 2007-09-04 2013-06-05 株式会社リコー 画像形成装置
JP5353796B2 (ja) * 2010-03-31 2013-11-27 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
EP2853981B1 (de) * 2013-09-27 2015-11-18 Pentair Technical Solutions GmbH Gehäuse für elektrische Geräte

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018106122A (ja) 2018-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4948582B2 (ja) 画像形成装置
JP5255955B2 (ja) トナーカートリッジの着脱構造
JP6500829B2 (ja) 画像形成装置、ロック装置、ロックユニット
JP2010122465A (ja) 画像形成装置
JP6493293B2 (ja) 画像形成装置、ロック装置、ロックユニット
JP6565828B2 (ja) 画像形成装置
JP2014134753A (ja) 画像形成装置
JPH0619308A (ja) 現像剤カ−トリッジ及びこれを用いた画像形成装置
US6783231B1 (en) Device and method for automatically opening the cover of an image forming apparatus
RU2651421C2 (ru) Устройство открытия и закрытия для устройства формирования изображения и устройство формирования изображения
JP6896418B2 (ja) 画像形成装置
JP6292180B2 (ja) 画像形成装置
JP2007309991A (ja) 画像形成装置
JP2017007853A (ja) プリント装置およびシート処理装置
JP6544999B2 (ja) 収納容器および画像形成装置
JP4040260B2 (ja) 画像形成装置
JP5760815B2 (ja) 液体吐出装置
JPH05740A (ja) 画像形成用給紙装置
JP2021142732A (ja) 画像形成装置
CN115008912A (zh) 介质输送装置以及介质输送系统
JP7243042B2 (ja) 後処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
US10976700B1 (en) Image forming apparatus
JP2015136651A (ja) シュレッダ
JP7443686B2 (ja) 画像形成装置
JP2011257567A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20181116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210609

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6896418

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151