JP6895122B2 - カレントモニタ及びカレントモニタ用中継装置 - Google Patents

カレントモニタ及びカレントモニタ用中継装置 Download PDF

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Description

本発明は、カレントモニタ及びカレントモニタ用中継装置に関する。
パワーデバイスの一次側ケーブルに流れる被測定電流を測定する際にパッシブ型のカレントモニタが主に使用されている(例えば、特許文献1参照)。カレントモニタは、駆動電源が不要であり、非接触で簡単に電流を測定できる。パッシブ型のカレントモニタは、ドーナツ状のコアと二次側ケーブルとシャント抵抗とを有する。測定の際に一次側ケーブルをコアの配線孔に通す。一次側ケーブルに被測定電流が流れ始めるとコア内部に磁束変動が発生しようとするが、それを打ち消す様に二次側ケーブルに電流が流れる。従って、一次側ケーブルに流れた電流に対して、二次側ケーブルに巻き数分の一の電流が流れる。そして、その電流分だけシャント抵抗に電圧が発生する。その電圧をオシロスコープでモニタすることにより、一次側ケーブルに流れた電流値を確認することができる。
特開平06−174754号公報
二次側ケーブルの巻き数をNとすると、電流が流れ始めた瞬間には二次側には一次側の1/Nだけ電流が流れる。そして、被測定電流である一次側電流の起磁力と二次側電流の起磁力が打ち消しあい、コアの内部には磁束は発生しない。
時間が経過するにつれて、二次側に流れる電流は一次側に流れる電流に対して減衰していく。この単位時間当たりの減衰率をドループという。このため、一次側電流による起磁力と二次側電流による起磁力がアンバランスになり、コア内部に磁束が発生する。時間が経過するにつれて二次側電流の減衰により一次側電流による起磁力と二次側電流による起磁力の差がさらに大きくなるため、コア内部の磁束も時間の経過とともに大きくなってゆく。コア内部の磁束があるポイントを超えるとコアが磁気飽和を起こす。磁気飽和が起こるとコアの磁気抵抗が急激に大きくなる。そのため磁束がコアの外側にも漏れだす。この磁気飽和が起こるポイントは被測定電流の値と被測定電流が流れる時間で定量的にあらわされIT積とよばれている。
カレントモニタの原理は、磁束がコア内部から外に漏れない密結合が前提となっている。磁気飽和すると密結合ではなくなるため、2次側の出力は0Vに落ち、被測定電流をモニタできなくなる。
図8のカレントモニタの一次側に単位ステップ状の電流i=I*U(t)を印加した際の二次側電流iを求めてみた。その結果、i=−I/N*EXP(−R/L*t)となることが分かった。ここで、Iは被測定電流の直流成分、U(t)は単位ステップ関数、Rはシャント抵抗の抵抗値、Lは一次側ケーブルをオープンにしたときの二次側のインダクタンス、tは時間である。従って、一次側電流が立ちあがった直後には、二次側にはi(t=0)=−I/Nの電流が流れる。また、di/dt=−R/L*EXP(−R/L*t)≒−R/Lより、時間が経過するに従い二次側電流は単位時間あたりR/Lの割合で減衰していくことが判明した。よって、上述のドループはR/Lに依存することが分かった。
また、コア内部に発生する磁束はφ=(N*i+N*i)/Rである。ここで、Nは一次側ケーブルの巻き数、Rはコア内部の磁気抵抗である。一次側電流が立ち上がった直後にはコア内部に磁束が発生せず、時間が経過するに伴い二次側電流が減衰してゆくため磁束が発生する。このとき、コア内に発生する磁束はφ=(N*i+N*i)/R=I(1−1*EXP(R/L*t))/Rとなる。
つまり、測定電流の直流成分Iが高くなるほど、測定電流の直流成分の流れる時間が長いほど、コア内部に発生する磁束は大きくなる。磁気飽和が起こると上述に示した通り、2次側の出力は0Vに落ち、被測定電流をモニタできなくなる。
ドループR/Lを小さくすればコア内部の磁束の発生は抑えられる。ただし、シャント抵抗の抵抗値Rは、反射が起きないようにケーブルの特性インピーダンスZと同じ値にする必要がある。カレントモニタの出力には同軸ケーブルが接続されるが、現在市販されている殆どの同軸ケーブルの特性インピーダンスZは50Ωとなっている。従って、インピーダンスをマッチングさせるため、シャント抵抗は50Ωに固定される。
以上の理由で、ドループを小さくするためにはLを大きくする方法が考えられる。Lを大きくするには、コアの断面積を大きくし磁気抵抗を小さくする方法と、二次側ケーブルの巻き数を多くする方法の二通りが考えられる。ただし、二次側ケーブルの巻き数を増やすためには、二次側ケーブルを巻くための寸法が必要となる。従って、どちらの場合もコアの寸法を大きくする必要がある。よって、被測定電流が大電流になるほど、カレントモニタの寸法を大きくする必要があった。
しかし、カレントモニタの寸法が大きいと、被測定電流が流れる一次側ケーブルもカレントモニタの寸法に合わせて長くする必要がある。一次側ケーブルが長くなると、それに応じて配線に寄生するインダクタンスも大きくなる。また、一次側ケーブルに流れる電流が大電流になるほどdi/dtも大きくなるため、被測定回路の寄生インダクタンスの影響が大きくなる。従って、小型のカレントモニタが求められている。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は小型でも大電流をモニタすることができるカレントモニタ及びカレントモニタ用中継装置を得るものである。
本発明に係るカレントモニタは、ドーナツ状のコアと、同軸ケーブルを介して測定器に接続される第1及び第2の接続端子と、前記コアに巻きつき、一端と他端がそれぞれ前記第1及び第2の接続端子に接続された二次側ケーブルと、前記二次側ケーブルの前記一端と前記他端との間に接続されたシャント抵抗と、前記二次側ケーブルの前記一端と前記第1の接続端子との間に接続されたインピーダンスマッチング抵抗とを備えるカレントモニタであって、前記シャント抵抗の抵抗値と前記インピーダンスマッチング抵抗の抵抗値との和は前記同軸ケーブルの特性インピーダンスと同じ値であり、前記カレントモニタは、前記コアと前記二次側ケーブルを有する第1のユニットと、前記シャント抵抗と前記インピーダンスマッチング抵抗とを有する第2のユニットとに分けられ、前記第1のユニットと前記第2のユニットは互いに着脱可能に接続されることを特徴とする。
本発明では、二次側ケーブルの一端と第1の接続端子との間にインピーダンスマッチング抵抗を接続している。そして、シャント抵抗の抵抗値とインピーダンスマッチング抵抗の抵抗値との和は同軸ケーブルの特性インピーダンスと同じ値にしている。これにより、同軸ケーブルとカレントモニタとの間で信号の反射は起きない。従って、同軸ケーブルとのインピーダンスのアンマッチングによる反射を気にすること無く、シャント抵抗の抵抗値を小さくすることができる。そのためコアの寸法を大きくすることなくドループを低くすることができ、IT積の向上が可能となる。この結果、小型でも大電流をモニタすることができるパッシブ型のカレントモニタを実現できる。
実施の形態1に係るカレントモニタを示す回路図である。 実施の形態1に係るカレントモニタを同軸ケーブルを介してオシロスコープに接続した回路図である。 オシロスコープを示す外観図である。 実施の形態2に係るカレントモニタを示す回路図である。 実施の形態3に係るカレントモニタ用中継装置を市販のパッシブ型のカレントモニタに接続した外観図である。 市販のパッシブ型のカレントモニタを示す外観図である。 実施の形態3に係るカレントモニタ用中継装置を示す外観図である。 市販のパッシブ型のカレントモニタを示す等価回路図である。 実施の形態3に係るカレントモニタ用中継装置の内部の構造を示す図である。 実施の形態3に係るカレントモニタ用中継装置を市販のパッシブ型のカレントモニタに接続した回路図である。
本発明の実施の形態に係るカレントモニタ及びカレントモニタ用中継装置について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るカレントモニタを示す回路図である。一次側ケーブル1がドーナツ状のコア2の配線孔に通される。コア2に二次側ケーブル3が巻きついている。二次側ケーブル3の一端と他端がそれぞれ第1及び第2の接続端子4,5に接続されている。シャント抵抗6が二次側ケーブル3の一端と他端との間に接続されている。インピーダンスマッチング抵抗7が二次側ケーブル3の一端と第1の接続端子4との間に接続されている。
図2は、実施の形態1に係るカレントモニタを同軸ケーブルを介してオシロスコープに接続した回路図である。カレントモニタ8の第1及び第2の接続端子4,5が同軸ケーブル9を介して測定器10に接続される。シャント抵抗6の抵抗値Rとインピーダンスマッチング抵抗7の抵抗値Rとの和は同軸ケーブル9の特性インピーダンスZと同じ値である(R+R=Z)。なお、測定器10は例えばオシロスコープである。図3は、オシロスコープを示す外観図である。
続いて、本実施の形態に係るカレントモニタ8を用いた電流測定について説明する。一次側ケーブル1に被測定電流が流れ始めるとコア2の内部に磁束変動が発生しようとするが、それを打ち消す様に二次側ケーブル3に電流が流れる。つまり一次側ケーブル1に流れた電流に対して二次側ケーブル3の巻き数分の一の電流がシャント抵抗6に流れる。シャント抵抗6の両端の電圧を測定器10にてモニタすることにより、被測定電流を測定することができる。
本実施の形態では、二次側ケーブル3の一端と第1の接続端子4との間にインピーダンスマッチング抵抗7を接続している。そして、シャント抵抗6の抵抗値Rとインピーダンスマッチング抵抗7の抵抗値Rとの和は同軸ケーブル9の特性インピーダンスZと同じ値である。これにより、同軸ケーブル9とカレントモニタ8との間で信号の反射は起きない。従って、同軸ケーブル9とのインピーダンスのアンマッチングによる反射を気にすること無く、シャント抵抗6の抵抗値Rを小さくすることができる。そのためコア2の寸法を大きくすることなくドループを低くすることができ、IT積の向上が可能となる。この結果、小型でも大電流で長時間の電流をモニタすることができるパッシブ型のカレントモニタ8を実現できる。
例えば、シャント抵抗6の抵抗値Rを通常の1/50である1Ωにすると、ドループも1/50になり、IT積は50倍となる。つまり、同じサイズで50倍の大電流を測定する能力を持つ装置を実現できる。
ここで、インピーダンスマッチング抵抗7を設けたことにより、インピーダンスマッチング抵抗7での電圧降下による測定精度の影響が懸念される。しかし、測定器10の入力インピーダンスZinに比べるとインピーダンスマッチング抵抗7の抵抗値Rは無視できるぐらい小さいため、測定精度への影響は無い。例えば測定器10の各チャンネルの入力インピーダンスZinは1MΩが標準となっている。そのため、インピーダンスマッチング抵抗7による電圧降下VRは、VR=R/(R+Zin)*VR=R/(R+1MΩ)*VRとなる。ここで、VRはシャント抵抗6の両端に発生する電圧である。
同軸ケーブル9の特性インピーダンスZは50Ωが標準であり、本実施の形態ではR+R=Zの関係がある。このため、Rは50Ωよりも必ず小さくなる。Rを考えられる最大値の50Ωとしてインピーダンスマッチング抵抗7の両端に掛る電圧を見積もると以下のようになる。
VR=R/(R+Rin)*VR=50Ω/(50Ω+1000000Ω)*VR=0.000005*VR
従って、インピーダンスマッチング抵抗7による電圧降下VRは、シャント抵抗6の両端に発生する電圧VRの0.0005%と無視できる位小さい。このため、インピーダンスマッチング抵抗7による電圧降下の影響を気にすることなく、マッチング抵抗とシャント抵抗を自由に設定することができる。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係るカレントモニタを示す回路図である。本実施の形態では、カレントモニタ8は、コア2と二次側ケーブル3を有する第1のユニット8aと、シャント抵抗6とインピーダンスマッチング抵抗7とを有する第2のユニット8bとに分けられている。二次側ケーブル3の一端と他端がそれぞれ接続端子11,12に接続されている。シャント抵抗6の一端と他端がそれぞれ接続端子13,14に接続されている。第1のユニット8aの接続端子11,12と第2のユニット8bの接続端子13,14はオペレータにより互いに着脱可能に接続される。
第2のユニット8bはシャント抵抗6とインピーダンスマッチング抵抗7の抵抗値の大小により少なくとも2種類以上準備する。ただし、両抵抗の抵抗値の和が同軸ケーブル9の特性インピーダンスと同じ値になるようにする。そして、被測定電流の大小により複数種類の第2のユニット8bを使い分けることで、被測定電流1A当たりの出力電圧などの感度、ドループ及びIT積等を調整することができる。例えば、大電流を測定する場合には、ドループが低くIT積が高くなるように、シャント抵抗6の抵抗値が小さい第2のユニット8bを使用する。一方、被測定電流値が小さい場合にはコア2内部に発生する磁束は抑えられるためIT積は問題とならないが、カレントトランスからの出力電圧が低いことによるノイズの影響が問題となる。そこで、シャント抵抗6の抵抗値が大きい第2のユニット8bを使用して、カレントモニタの感度を高くしてノイズの影響を受けないようにする。この結果、本実施の形態により一台のカレントモニタで小電流から大電流までカバーできる。
実施の形態3.
図5は、実施の形態3に係るカレントモニタ用中継装置を市販のパッシブ型のカレントモニタに接続した外観図である。本実施の形態に係るカレントモニタ用中継装置15が市販のパッシブ型のカレントモニタ16に接続されている。
図6は、市販のパッシブ型のカレントモニタを示す外観図である。市販のパッシブ型のカレントモニタ16の出力端子は一般的にBNC接栓ジャックになっている。図7は、実施の形態3に係るカレントモニタ用中継装置を示す外観図である。カレントモニタ用中継装置15のメインボディ17の一端にBNC接栓プラグ18が設けられ、他端にBNC接栓ジャック19が設けられている。カレントモニタ用中継装置15のBNC接栓プラグ18が市販のパッシブ型のカレントモニタ16のBNC接栓ジャックに接続される。カレントモニタ用中継装置15のBNC接栓ジャック19がBNCケーブルである同軸ケーブル9を通して測定器10に接続される。図8は、市販のパッシブ型のカレントモニタを示す等価回路図である。市販のパッシブ型のカレントモニタ16はコア2、二次側ケーブル3及びシャント抵抗6を有する。
図9は、実施の形態3に係るカレントモニタ用中継装置の内部の構造を示す図である。第1及び第2の接続端子4,5はBNC接栓ジャック19であり、第3及び第4の接続端子20,21はBNC接栓プラグ18である。具体的には、第1の接続端子4はBNC接栓ジャック19の中心コンタクトであり、第3の接続端子20はBNC接栓プラグ18の中心コンタクトであり、両者は装置内部でケーブル22を介して互いに電気的に接続されている。第1の接続端子4と第3の接続端子20との間にインピーダンスマッチング抵抗7が接続されている。第2の接続端子5はBNC接栓ジャック19のシェルであり、第4の接続端子21はBNC接栓プラグ18のシェルであり、両者は装置内部でケーブル23を介して互いに電気的に接続されている。なお、第2の接続端子5及び第4の接続端子21はメインボディ17でもよい。装置内部においてシャント抵抗値変換抵抗24が第3の接続端子20と第4の接続端子21との間に接続されている。
図10は、実施の形態3に係るカレントモニタ用中継装置を市販のパッシブ型のカレントモニタに接続した回路図である。シャント抵抗値変換抵抗24の抵抗値R1aは、シャント抵抗6の抵抗値Rの1/(n−1)倍、即ちR/(n−1)に設定されている。また、インピーダンスマッチング抵抗7の抵抗値RはR=Z−R/nに設定されている。
カレントモニタ用中継装置15を市販のパッシブ型のカレントモニタ16に接続すると、シャント抵抗値変換抵抗R1aが市販のパッシブ型のカレントモニタ16のシャント抵抗6に並列に接続される。この並列接続した抵抗値とインピーダンスマッチング抵抗7の抵抗値Rとの和が同軸ケーブル9の特性インピーダンスZと同じ値になるように設定されている。従って、並列接続した抵抗値はR/nとなり、実施の形態1のシャント抵抗の抵抗値の1/n倍となるため、ドループも1/nに抑えることができる。その分だけコア2は磁気飽和になりにくくなり、IT積が大きくなる。また、同軸ケーブル9からみた出力抵抗値は同軸ケーブル9の特性インピーダンスZと同じ値となり、装置とケーブル間のインピーダンスマッチングを気にする必要がない。
以上説明したように、市販のパッシブ型のカレントモニタ16に本実施の形態のカレントモニタ用中継装置15を接続することにより、同軸ケーブル9とのインピーダンスマッチングを保ったままシャント抵抗6の抵抗値を小さくすることができる。従って、市販の低電流用の小型のカレントモニタ16でも大電流で長時間の電流をモニタできる。
2 コア、3 二次側ケーブル、4 第1の接続端子、5 第2の接続端子、6 シャント抵抗、7 インピーダンスマッチング抵抗、8a 第1のユニット、8b 第2のユニット、9 同軸ケーブル、10 測定器、18 BNC接栓プラグ、19 BNC接栓ジャック、20 第3の接続端子、21 第4の接続端子、24 シャント抵抗値変換抵抗

Claims (3)

  1. ドーナツ状のコアと、
    同軸ケーブルを介して測定器に接続される第1及び第2の接続端子と、
    前記コアに巻きつき、一端と他端がそれぞれ前記第1及び第2の接続端子に接続された二次側ケーブルと、
    前記二次側ケーブルの前記一端と前記他端との間に接続されたシャント抵抗と、
    前記二次側ケーブルの前記一端と前記第1の接続端子との間に接続されたインピーダンスマッチング抵抗とを備えるカレントモニタであって
    前記シャント抵抗の抵抗値と前記インピーダンスマッチング抵抗の抵抗値との和は前記同軸ケーブルの特性インピーダンスと同じ値であり、
    前記カレントモニタは、前記コアと前記二次側ケーブルを有する第1のユニットと、前記シャント抵抗と前記インピーダンスマッチング抵抗とを有する第2のユニットとに分けられ、
    前記第1のユニットと前記第2のユニットは互いに着脱可能に接続されることを特徴とするカレントモニタ。
  2. 同軸ケーブルを介して測定器に接続される第1及び第2の接続端子と、
    パッシブ型のカレントモニタに接続される第3及び第4の接続端子と、
    前記第3の接続端子と前記第4の接続端子との間に接続されたシャント抵抗値変換抵抗と、
    前記第1の接続端子と前記第3の接続端子との間に接続されたインピーダンスマッチング抵抗とを備え、
    前記カレントモニタのシャント抵抗と前記シャント抵抗値変換抵抗を並列接続した抵抗値と前記インピーダンスマッチング抵抗の抵抗値との和が前記同軸ケーブルの特性インピーダンスと同じ値であることを特徴とするカレントモニタ用中継装置。
  3. 前記第1及び第2の接続端子はBNC接栓ジャックであり、
    前記第3及び第4の接続端子はBNC接栓プラグであることを特徴とする請求項に記載のカレントモニタ用中継装置。
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