JP6894323B2 - 荷受台用の落下防止ストッパの安全装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トラック等で荷物の積み降ろしを行う荷受台に設けられる落下防止ストッパの、誤操作を防ぐための安全装置に関する。
トラック等の荷台には、荷受け台を車両荷台高さと地上高さとの間で昇降させ、積み降ろしを支援する機構が設けられている。荷受台には、キャスタ付の台車等が荷受台昇降中に滑り落ちてくることを防止する落下防止ストッパが設けられている。落下防止ストッパは、荷物が移動できない起立位置と移動できる平坦位置とに切り換え可能であり、常に起立位置になるように付勢されている。
しかしながら、荷受台が高い位置にある状態で作業者が誤って落下防止ストッパを踏み込んでしまうと、台車が落下してしまう可能性があり危険である。特許文献1には、荷受台の高さが所定高さ以上である場合に、電気的アクチュエータを制御して、落下防止ストッパが平坦位置になることを阻止する阻止部材を作動させる落下防止ストッパの安全装置が開示されている。
特開2016−007974号公報
しかしながら、特許文献1の安全装置では、阻止部材をレバーおよびロッドによりアクチュエータに連結しているため、阻止部材から入力された負荷はそのままアクチュエータに伝達されてしまう。阻止部材として縦位置と横位置に姿勢を変更する板状の部材を使用する場合、阻止部材が作動している途中に作業者が落下防止ストッパを操作しようとして踏みつける等の行為により阻止部材が強制的に作動し、阻止部材から負荷が入力されることが想定される。アクチュエータとして、モータ等の回転式の電磁アクチュエータをギヤで減速した機構を使用する場合、阻止部材から入力される負荷は、ギヤやモータの破損につながる。また、レバーおよびロッドの連結部が負荷に耐えられずに破損してしまうおそれもある。
本発明は、阻止部材から入力されたロック解除方向の負荷による連結部およびアクチュエータの破損を防止可能な落下防止ストッパの安全装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての安全装置は、荷物の移動を阻止可能な阻止位置と、荷物の移動範囲から退避する退避位置との間を移動可能な落下防止部材の誤操作を防止するための安全装置であって、落下防止部材の移動経路内に進入し、落下防止部材に当接する第1の位置と、落下防止部材の移動経路から退避する第2の位置との間を移動可能な阻止部材と、阻止部材を第1の位置に位置するように付勢する付勢手段と、阻止部材を駆動するアクチュエータ部と、アクチュエータ部と阻止部材とを連結する、屈曲可能な連結部材と、を有し、阻止部材は、回転軸を中心に第1の位置と第2の位置との間を回動可能であり、該回転軸は、落下防止部材の回転軸に直交することを特徴とする。
本発明によれば、阻止部材から入力されたロック解除方向の負荷による連結部およびアクチュエータの破損を防止可能な落下防止ストッパの安全装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る落下防止ストッパの安全装置を有する荷受台の概略図である。 安全装置の構成部品である阻止部材と落下防止ストッパとの位置関係を示す図である。 安全装置の斜視図である。 ロック状態の安全装置を示す図である。 ロック解除状態の安全装置を示す図である。 ロック状態の安全装置を荷受台の取付け面側から見た図である。 ロック解除状態の安全装置を荷受台の取付け面側から見た図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る落下防止ストッパ(落下防止部材)104の安全装置105を有する荷受台102の概略図である。荷受台102は、荷物の積み降ろしを行うためにトラック等の荷台101に設置されている。また、荷台101には、荷受台102を荷台101の高さと地上高さとの間で昇降させる荷受台昇降装置103が設置されている。
荷受台102の後方部には、荷物の移動を阻止可能な起立位置(阻止位置)と、荷物の移動範囲から退避する平坦位置(退避位置)との間を移動可能な落下防止ストッパ104が設置されている。また、荷受台102に設けられた凹部102aには、落下防止ストッパ104の誤操作を防止するための安全装置105が設置されている。落下防止ストッパ104は、不図示のばね等の部材によって常に起立位置となるように付勢されており、作業者が足で踏む等の操作をしない限り平坦位置に移動することはない。落下防止ストッパ104は、起立位置においては荷物の台車に設けられた車輪等の移動を妨げるため、荷物が荷受台昇降装置103の動作で荷受台102から落下することを防止する。
以下、図2を参照して、安全装置105の構成部品である阻止部材1と落下防止ストッパ104との位置関係について説明する。図2は、阻止部材1と落下防止ストッパ104との位置関係を示す図である。
阻止部材1は、板状の部材であり、図2に点線で示される第1の位置と、実線で示される第2の位置との間を回動可能に設けられている。落下防止ストッパ104は、図2に点線で示される起立位置と、実線で示される平坦位置との間を回動可能に荷受台102に取り付けられている。
阻止部材1は、第1の位置に位置する場合、落下防止ストッパ104の起立位置と平坦位置との間の移動経路内に進入し、落下防止ストッパ104に当接する。そのため、作業者が落下防止ストッパ104を踏み込んでも、落下防止ストッパ104は平坦位置に移動しない。このときの安全装置105の状態をロック状態という。なお、本実施形態では、図2に示されるように、阻止部材1は、起立位置に位置する落下防止ストッパ104に当接している。しかしながら、落下防止ストッパ104が荷物の移動を阻止可能な状態であれば、阻止部材1は起立位置と平坦位置との間に位置する落下防止ストッパ104に当接してもよい。
阻止部材1は、第2の位置に位置する場合、落下防止ストッパ104の移動経路から退避する。そのため、作業者が落下防止ストッパ104を踏み込むことで、落下防止ストッパ104は平坦位置に移動する。このときの安全装置105の状態をロック解除状態という。
なお、阻止部材1は、作業者が落下防止ストッパ104を踏みつける力を受け止めるための強度を必要とするため、金属材で構成されることが望ましい。
以下、図3から図7を参照して、安全装置105の構成および動作について説明する。図3は、安全装置105の斜視図である。図4および図5はそれぞれ、ロック状態およびロック解除状態の安全装置105を示している。図6および図7はそれぞれ、ロック状態およびロック解除状態の安全装置105を荷受台102の取付け面側から見た図である。
まず、安全装置105の構成について説明する。地板2は、荷受台102に設けられた凹部102aに取り付けられている。地板2には、阻止部材1が蝶番3を用いて固定されている。阻止部材1は、蝶番3の回転軸3aを中心に第1の位置と第2の位置との間を回動する。また、地板2には、トーションばね(付勢手段)4が取り付けられている。トーションばね4は、阻止部材1に当接し、阻止部材1を常に第1の位置に位置するように付勢している。
アクチュエータ部9は、地板2と上蓋8との間の空間に設けられている。本実施形態では、アクチュエータ部9は、図3に破線で示された、駆動源としてのモータおよびギヤで構成されている。アーム7は、アクチュエータ部9の出力軸に固定されている。アクチュエータ部9のモータの正回転および逆回転により、アーム7は出力軸の固定部を中心に図6の位置と図7の位置との間を移動することが可能である。アーム7を図6および図7の位置で停止させるために、アーム7やアクチュエータ部9のギヤ等にメカ端を設けてもよいし、エンコーダやセンサによって回転や位置を検出してもよい。また、アーム7は、自在に屈曲可能であるワイヤー(連結部材)5を介して、阻止部材1に連結されている。
次に、安全装置105のロック解除動作について説明する。アーム7は、アクチュエータ部9のモータの駆動により図6の位置から図7の位置まで回転すると、ワイヤー5を介して阻止部材1を第1の位置から第2の位置に移動するように引張り、安全装置105はロック解除状態になる。このとき、阻止部材1は、トーションばね4により第1の位置に戻るように付勢されている。本実施形態では、モータに通電していない状態におけるアクチュエータ部9の出力軸の保持力を、トーションばね4が付勢する力よりも大きくすることで、阻止部材1を第2の位置に保持可能であり、安全装置105のロック解除状態を維持することが可能である。
また、ワイヤー5の両端の取り付け部には、端子6が圧着されている。端子6は、丸型圧着端子であり、固定部に対して回転可能に支持されている。したがって、アーム7はそれぞれの固定部を結ぶ方向へ直線の状態を保った状態のワイヤー5を引くことができるため、ロック状態とロック解除状態とのワイヤー長さの違いが小さくなり、阻止部材1の第2の位置のばらつきを抑えることができる。
次に、安全装置105のロック動作について説明する。アーム7は、アクチュエータ部9のモータのロック解除動作時とは逆回転の駆動により、図7の位置から図6の位置まで回転するが、ワイヤー5は自在に屈曲可能であるため、阻止部材1には力は伝達されない。しかしながら、阻止部材1は、トーションばね4の付勢力により第1の位置に移動し、安全装置105はロック状態になる。
以上説明したように、本実施形態の構成によれば、阻止部材1の作動途中に作業者が誤って落下防止ストッパ104を踏み、阻止部材1が第2の位置に移動する方向への負荷を受けたとしても、ワイヤー5が屈曲することで伝達される負荷を逃がすことができる。そのため、アーム7やアクチュエータ部9の破損を防止することが可能となる。
また、本実施形態の構成によれば、アクチュエータ部9の保持力によって安全装置105のロック解除状態を維持することができるため、安全装置105のロック状態またはロック解除状態を保持したり、保持を解除したりする機構を設ける必要がない。そのため、阻止部材1をトーションばね4の付勢力に抗して第2の位置に移動させる駆動力があればよく、アクチュエータ部9の駆動源として小型のモータを使用することができる。したがって、落下防止ストッパ104が平坦位置に位置する場合、落下防止ストッパ104と荷受台102の凹部102aとにより形成される空間内に安全装置105をアクチュエータ部9も含めて配置することができ、荷受台102を小型化することができる。
また、阻止部材1は、落下防止ストッパ104を踏み込まれた際、落下防止ストッパ104aから図2における左方向の力も受けることになる。阻止部材1が回動中心である回転軸3aが落下防止ストッパ104の回転軸104aに平行となるように配置された場合、落下防止ストッパ104からの図2における左方向の力は阻止部材1が回転軸3aを中心に第2の位置に移動する方向の力となる。これにより、阻止部材1が倒れ、安全装置105がロック状態を維持できなくなる可能性がある。したがって、阻止部材1は、回転軸3aが回転軸104aに直交するように配置されることが望ましい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
104 落下防止ストッパ(落下防止部材)
105 安全装置
1 阻止部材
4 トーションばね(付勢手段)
5 ワイヤー(連結部材)
9 アクチュータ部

Claims (4)

  1. 荷物の移動を阻止可能な阻止位置と、前記荷物の移動範囲から退避する退避位置との間を移動可能な落下防止部材の誤操作を防止するための安全装置であって、
    前記落下防止部材の移動経路内に進入し、前記落下防止部材に当接する第1の位置と、前記落下防止部材の前記移動経路から退避する第2の位置との間を移動可能な阻止部材と、
    前記阻止部材を前記第1の位置に位置するように付勢する付勢手段と、
    前記阻止部材を駆動するアクチュエータ部と、
    前記アクチュエータ部と前記阻止部材とを連結する、屈曲可能な連結部材と、を有し、
    前記阻止部材は、回転軸を中心に前記第1の位置と前記第2の位置との間を回動可能であり、
    前記回転軸は、前記落下防止部材の回転軸に直交することを特徴とする安全装置。
  2. 前記連結部材は、取付け部が回転可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の安全装置。
  3. 前記アクチュエータ部は、前記付勢手段による前記阻止部材に対する付勢力に抗して、前記阻止部材を前記第2の位置に保持可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の安全装置。
  4. 前記アクチュエータ部は、前記落下防止部材が前記退避位置に位置する場合、前記落下防止部材と荷受台に設けられた凹部との間に形成された空間内に配置されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の安全装置。
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