JP6893783B2 - 包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、包装体及びその製造方法に関する。本発明によれば、包装体に含まれる粉体及び液体を効率的に混合することができる。
粉わさびは、使用の際に計量した水と混合することによって、わさび本来の風味を得ることができる。しかしながら、粉わさびを水と練り合わせる場合、スプーンなどの調理器具を準備する煩雑さがあり、また混合中に辛味成分が揮発するため、大量に混合する場合は目を傷める危険性が指摘されていた。更に、わさびの主要な辛味成分であるアリルイソチオシアネートが経時的に揮発及び分解するため、喫食時に辛味が持続せず、またわさび本来の風味も揮発するため、わさびの香りが弱くなるなどの問題があった。
前記課題を解決するために、第1室に粉わさびを封入し、そして第2室に水性液を封入する包装体が、特許文献1に開示されている。
特開2016−41036号公報
本発明の目的は、粉わさび等の粉体と水等の液体とを効率に混合することのできる包装体を提供することである。
本発明者は、粉わさび等の粉体と水等の液体とを効率に混合することのできる包装体について、鋭意研究した結果、驚くべきことに、粉体を含む領域(室)に特定量の気体を含有させることにより、効率的に粉体と液体とを混合できることを見出した。また、本発明者は、液体を含む第1室を挟持体で挟みながら液体を充填すること、及び第2室への粉体と気体との充填のタイミングをずらすことによって、効率的に本発明の包装体を製造できることを見出した。
本発明は、こうした知見に基づくものである。
従って、本発明は、
[1]液体を含む第1室、粉体及び気体を含む第2室、並びに第1室と第2室との間に境界シール部を有し、前記境界シール部を剥離させることにより液体及び粉体を混合することができる包装体であって、第1室の容積及び第2室の容積の合計容積に対する、前記気体の容積が18〜50容量%である、包装体、
[2]前記合計容積、及び境界シール部が剥離した状態の包装体の内面積が、式(1):合計容積/境界シール部が剥離した状態の包装体の全内面積=1.3〜4.0を満たす、[1]に記載の包装体、
[3]前記包装体が、三方シールであり、且つ前記第1室が三方シールである、[1]又は[2]に記載の包装体、
[4]前記第1室及び第2室の間の境界シール部が2つ以上の境界シール部からなる、[1]〜[3]のいずれかに記載の包装体、
[5]前記境界シール部の第1室に接する側が、第2室側方向に液体の圧が集中する部分を有する形態である、[1]〜[4]のいずれかに記載の包装体、
[6]前記合計容積が、3000〜30000mmである、[1]〜[5]のいずれかに記載の包装体、
[7](1)周辺シール部の側方部及び境界シール部をシールする工程、(2)周辺シール部の下端部をシールする工程、(3)第1室が一定の厚みとなるように第1室を両側から2つの挟持体で挟みながら、第1室に液体を充填する第1室充填工程、(4)第2室に粉体を充填し、その後に気体を充填する第2室充填工程、及び(5)周辺シール部の上端部をシールする工程、を含む、液体を含む第1室並びに粉体及び気体を含む第2室を有する包装体の製造方法、
[8]粉体を充填する配管が配管の下方に粉体を放出する構造であり、そして気体を充填する配管が配管の側方に気体を放出する構造である、[7]に記載の包装体の製造方法、
[9](1)周辺シール部の側方部及び境界シール部をシールする工程、(2)周辺シール部の下端部をシールする工程、(3)第1室に液体を充填する工程、(4)第2室に粉体及び気体を充填する第2室充填工程、(5)周辺シール部の上端部をシールする工程、を含む液体を含む第1室並びに粉体及び気体を含む第2室を有する包装体の製造方法であって、第1室の容積及び第2室の容積の合計の容積に対する、前記気体の容積が18〜50容量%である包装体の製造方法、
[10]前記合計容積、及び境界シール部が剥離した状態の包装体の内面積が、式(1):合計容積/境界シール部が剥離した状態の包装体の全内面積=1.3〜4.0
である、[9]に記載の包装体の製造方法、
[11]前記包装体が、三方シールであり、且つ前記第1室が三方シールである、[7]〜[10]のいずれかに記載の包装体の製造方法、
[12]前記第1室及び第2室の間の境界シール部が2つ以上の境界シール部からなる、[7]〜[11]のいずれかに記載の包装体の製造方法、
[13]前記境界シール部の第1室に接する側が、第2室側方向に液体の圧が集中する部分を有する形態である、[7]〜[12]のいずれかに記載の包装体の製造方法、及び
[14]前記合計容積が、3000〜30000mmである、[7]〜[13]のいずれかに記載の包装体の製造方法、
に関する。
本発明の包装体によれば、粉わさび等の粉体と水等の液体とを効率に混合することができる。また、粉体と液体との混合時には、容易に第1室と第2室の間の境界シールを剥離させ、そして粉体と液体とを混合することができる。一方で、本発明の包装体は輸送中に破れにくい。すなわち、輸送時に第1室と第2室との間の境界シールの破損が起こりにくい。
本発明の包装体の1つの実施態様を示した図である。 境界シール部が2つのシール部からなる本発明の包装体の1つの実施態様を示した図である。 境界シール部が2つのシール部からなる本発明の包装体の1つの実施態様を示した図である。 境界シール部が2つのシール部からなる本発明の包装体の1つの実施態様を示した図である。
[1]包装体
本発明の包装体は、液体を含む第1室、粉体及び気体を含む第2室、並びに第1室と第2室との間に境界シール部を有し、前記境界シール部を剥離させることにより液体及び粉体を混合することができる。
包装体の全体の形状は、境界シール部で分割された第1室及び2室を有する限りにおいて限定されるものではないが、例えば方形、楕円形、ガセット袋形又はテトラ形などを挙げることができる。包装体のシーリングの形態としては、封筒貼りタイプ、三方シールタイプ、四方シールタイプ、又は封筒貼りタイプを変形させたテトラシールタイプなどを挙げることができる。
本発明の包装体の方形の1つの実施態様である三方シールタイプについて、図1に従って説明する。本発明の包装体は、液体(5)を含む第1室(1)並びに粉体(6)及び気体(7)を含む第2室を有し、第1室及び第2室が境界シール部(3)によって分割される。そして、包装体の周辺の3辺が周辺シール部(4)によって封止され、外界から分離されている。図1の実施態様においては、第1室は周辺シール部及び境界シール部によって三方がシールされ、第2室は周辺シール部及び境界シール部によって四方がシールされている。一方、第1室が四方シールであり、そして第2室が三方シールでもよい。しかし、図1の実施態様のように、液体を含む第1室が三方シールであり、粉体及び気体を含む第2室が四方シールであることが好ましい。液体を含む第1室が三方シールであることにより、液体に圧をかけて境界シール部を剥離させる場合に、境界シール部に効率良く圧を印加し、境界シール部を剥離することができる。
本発明の包装体は、例えば封筒貼りタイプ、四方シールタイプ、又はテトラシールタイプでもよい。例えば、四方シールタイプの場合、三方シールタイプではシールされておらず、折り返されている第1室の辺が周辺シール部となる。この周辺シール部と、境界シール部との剥離強度を調整することにより、第1室の液体に圧をかけて境界シール部を剥離させる場合に、境界シール部に効率良く圧を印加し、境界シール部を剥離することができる。
本明細書において、第1室は液体を含む包装材料に囲まれた領域を意味する。第1室は本発明の効果が得られる限りにおいて、液体以外の成分を含んでもよい。例えば、第1室は気体を含んでもよい。しかし、第1室に気体が含まれる場合は、境界シール部を剥離させるために第1室に圧を印加すると、気体が圧縮され、従って境界シール部を剥離するための力が弱まることがある。従って、第1室は、実質的に気体を含まない方が好ましい。
前記第1室に含まれる液体は、粉体と混合するための液体である限りにおいて、特に限定されるものではなく、水又は水性液を挙げることができる。水性液は、アルコールなどの有機溶媒を含んでもよい。
粉体として粉わさびを用いる場合は、液体として、水、pH調整水、油脂が乳化もしくは分散した水溶液、又は調味液を挙げることができる。液体は、長期保存のために好ましくは殺菌処理又は静菌処理を行う。殺菌処理又は静菌処理は、常温保存において一般細菌、カビ、酵母、乳酸菌、又は大腸菌群などの微生物の増殖を防ぐことができる限りにおいて限定されないが、例えば有機酸等による酸性化処理、加熱処理、加圧加熱処理、又はフィルター処理を挙げることができる。
本明細書において第2室は、粉体及び気体を含む包装材料に囲まれた領域を意味する。第2室は本発明の効果が得られる限りにおいて、粉体及び気体以外の成分を含んでもよい。例えば、前記粉体が液体と混合して用いる調味料などの場合、第2室に、液体に溶解又は分散しない粒状又は顆粒状の成分を含んでもよい。また、第2室に液体を含んでもよい。しかし、前記粉体が、使用直前に液体と混合することによって作用を発現する粉体の場合、第2室に液体を含まない方が好ましい。本発明に用いる粉体は、使用直前に液体と混合することによって作用を発現するものが多いため、好ましくは、第2室は液体を含まない。
粉体は、特に限定されるものではないが、使用直前に液体と混合することによって作用を発現するものが好ましい。液体に溶解するものでもよいが、液体と混合されペースト状の粘稠体となるものがなお好ましい。具体的な粉体として、粉わさび、粉からし、又は粉末状やまいもを挙げることができる。
前記粉わさびは、特に限定されるものではない。粉わさびの原料としては、例えば本わさび、又は西洋わさびを用いることができ、具体的にはこれらの乾燥粉末を粉わさびとして用いることができる。粉わさびの乾燥方法は、限定されるものではなく、熱風乾燥、真空乾燥、又は真空凍結乾燥を用いることができるが、真空乾燥又は真空凍結乾燥が好ましい。真空乾燥又は真空凍結乾燥の、真空度、棚温度又は加温時間は、粉わさびとなる本わさび、及び/又は西洋わさびの大きさや量などにより、適切な条件に設定されるものであるが、減圧度は1Torr以下が好ましく、0.5Torr以下が更に好ましく、真空中の最高棚温度は、30〜80℃が好ましく、45〜70℃が更に好ましい。更に、本わさび乾燥粉末、及び/又は西洋わさび乾燥粉末に、わさびの風味に影響を与えない範囲で、酸化防止剤、安定化剤、着色料、ビタミンC又は香料などを適宜添加することができる。また、本発明のわさびを利用した製品の場合には、その製品に合わせた香料を適宜用いることができる。
気体は、粉体の効果を損なわない限りにおいて、特に限定されるものでないが、粉体と化学的に反応しない不活性ガスが好ましい。不活性ガスとしては、空気、窒素ガス、炭酸ガス、又はアルゴンガスを挙げることができる。
本発明の包装体においては、第1室の容積及び第2室の容積の合計容積に対する、前記気体の容積が18〜50容量%であり、好ましくは25〜47容量%である。合計容積に対する気体の容積の比率が前記範囲であることによって、粉体と液体とを効率に混合することができる。合計容積に対する気体の容積の比率が低すぎると、粉体が液体と混合されない粉体が残留したりすることがあり、逆に合計容積に対する気体の容積の比率が高すぎると、気体が混合を阻害し、粉体と液体との混合が困難になることがある。
第1室の容積及び第2室の容積の合計容積は、限定されるものではないが、好ましくは3000〜30000mmであり、より好ましくは4000〜10000mmである。前記範囲であることにより、粉体と液体とを効率的に混合することができる。
第1室の容積は、限定されるものではないが、好ましくは1300〜7000mmであり、より好ましくは1600〜21000mmである。第1室の容積が大きすぎると輸送中などに過度な圧が第1室の液体にかかると、境界シール部が剥離し、喫食前に粉体と液体とが混ざってしまうことがある。特に、規定量の液体以外に、第1室に気体が混入すると第1室の容量が大きくなることがある。従って、第1室は、実質的に気体を含まない方が好ましい。
第2室の容積は、限定されるものではないが、好ましくは1700〜25000mmであり、より好ましくは2400〜8000mmである。
なお、本明細書において、第1室の容積、第2室の容積、及び全体の容積は、大気圧下の容積とする。第1室の容積は、中に充填される液体の容積とし、第2室の容積は、中に充填される粉体および気体の容積の合計値とする。粉体の容積は、あらかじめ定容容器に粉体を充填した際の重量値によりかさ比重を算出し、第2室に充填する粉体重量/粉体のかさ比重により容積を算出する。気体の容積は、水を満注にしたメスシリンダー内に第2室の気体を移し、メスシリンダーの目盛りから読み取る。
ここで言う第1室の容積及び第2室の容積の合計容積とは、上記方法により求められる第1室の容積値と第2室の容積値の合計値である。
前記粉体及び気体の容積の比率は、本発明の効果が得られる限りにおいて、特に限定されるものではないが、好ましくは粉体1容量部に対して、気体0.40〜1.60容量部であり、より好ましくは0.45〜1.50容量部である。
前記粉体及び液体の比率は、粉体及び液体から得られる混合物に応じて、適宜決定することができるが、好ましくは粉体1容量部に対して液体0.30〜1.00容量部であり、より好ましくは0.40〜0.75容量部である。粉体が多いと硬い混合物が得られ、液体が多いと柔らかい混合物が得られるが、混合物の用途に応じて粉体と液体との比率を決定すればよい。例えば、粉体が粉わさびである場合、粉わさび1容量部に対して水0.30〜1.00容量部であることにより、粉わさびと水とを混合することによって、最適なわさびを得ることができる。
本発明の包装体は、好ましくは、第1室の容積及び第2室の容積の合計容積と、境界シール部が剥離した状態の包装体の全内面積とが、下記式(1)を満たす。
合計容積/境界シール部が剥離した状態の包装体の全内面積=1.3〜4.0 (1)
前記式の範囲は、好ましくは1.5〜3.0である。前記合計容積と前記全内面積とが式 (1)を満足することによって、粉体と液体とを効率よく混合することができる。合計容積と全内面積が前記式(1)の範囲外であると、粉体と液体との混合が困難になり、目的の混合物を取得できないことがある。
前記境界シール部が剥離した状態の包装体の全内面積は、特に限定されるものではないが、好ましくは2200〜23000mmであり、より好ましくは2800〜8000mmである。前記範囲であることにより、粉体と液体とを効率的に混合することができる。
また、第1室の内面積も限定されるものではないが、好ましくは700〜8000mmであり、より好ましくは850〜2700mmである。第2室の内面積も限定されるものではないが、好ましくは1500〜15000mmであり、より好ましくは1700〜5300mmである。
なお、前記の通り、第1室の容積が大きすぎると、過度な圧が第1室の液体にかかった場合、境界シール部が剥離し、包装体が破袋することがある。特に、第1室の内面積に対して第1室の容積が大きくなりすぎると、輸送時などに過度な圧がかかることによって、境界シール部が剥離しやすくなる。
本発明の包装体の境界シール部は、包装体の外部から印加される圧によって剥離する。境界シール部が剥離することによって、第1室の液体と第2室の粉体との混合が可能になる。
前記境界シール部は、図1に示すように、1つの境界シール部でもよく、図2に示すように2つ以上の境界シール部に分かれていてもよい。更に、前記1つの境界シール部又は2つ以上の境界シール部において、前記境界シール部の第1室に接する側が、第2室側方向に液体の圧が集中する部分を有する形態であることが好ましい。
「第2室側方向に液体の圧が集中する部分」とは、特に限定されるものではないが、例えば波型の形状、又はV字型の形状を挙げることができる。具体的に、図2に示す第1室側境界シール部(3a)が波型の形状の場合、第1室の液体に圧を印加すると、波型の境界シール部の第2室に突出した領域に液体の圧が集中し、容易に境界シール部を剥離することができる。また、図3又は図4に示す第1室側境界シール部(3a)の全部がV字型(図3)又は一部がV字型(図4)の形状の場合も、第1室の液体に圧を印加すると、境界シール部の第2室に突出したV字型の領域に液体の圧が集中し、容易に境界シール部を剥離することができる。
本発明の包装体の方形の1つの実施態様である境界シール部が2つ以上の境界シール部に分かれているタイプについて、図2に従って説明する。基本的に、境界シール部が2つ以上の境界シール部に分かれている以外は、図1の実施態様と同様である。境界シール部は、図2に示すように第1室側境界シール部(3a)及び第2室側境界シール部(3b)の2つの境界シール部に分かれていてもよく、3つ以上の境界シール部に分かれていてもよい。3つ以上の境界シール部を有する場合、第1室側境界シール部(3a)及び第2室側境界シール部(3b)の間に、更に中間境界シール部を有する。これらの2つ以上の境界シール部は、直線状の境界シールでもよいが、図2の第1室側境界シール部(3a)のように、第2室側方向に液体の圧が集中する部分を有する境界シール部でもよい。第2室側方向に液体の圧が集中する部分を有する境界シール部であることにより、容易に境界シール部を開封することができる。一方、第1室側境界シール部(3a)が、第2室側方向に液体の圧が集中する部分を有する場合、輸送中などに過度な圧がかかると、第1室側境界シール部(3a)が剥離することが考えられる。しかしながら、第2室側境界シール部(3b)を有することにより、第1室側境界シール部(3a)が剥離したとしても、第1室の液体が第2室に流入することを防止することが可能である。
前記周辺シール部は、包装体の内部を外界から分離するためのシール部である。周辺シール部によって、境界シール部を剥離した後に、粉体と液体とを包装体の内部で混合することができる。
境界シール部は、外部から印加される圧力によって剥離する。一方、周辺シール部は、外部から印加される圧力によって剥離しない。換言するならば、外部から印加される圧力は、境界シール部を剥離し、周辺シール部を剥離しない圧力である。
境界シール部の接着強度は、限定されるものではないが、例えば2〜10N/15mm幅であり、好ましくは3〜5N/15mm幅である。前記境界シール部の幅も限定されるものではないが、例えば1〜10mmとすることができ、好ましくは3〜8mmである。なお、境界シール部の幅は、2つ以上の境界シール部に分かれている場合は、第1室側境界シール部(3a)の端から第2室側境界シール部(3b)の端までの全体の幅を意味する。また、第1室側境界シール部(3a)が波型又はV字型の場合において、境界シール部の幅は、第1室側境界シール部(3a)の端から第2室側境界シール部(3b)の端までの最も広い幅を意味する。
一方、周辺シール部の接着強度は、限定されるものではないが、例えば15〜30N/15mm幅であり、好ましくは20〜30N/15mm幅である。周辺シール部の幅も限定されるものではないが、例えば5〜15mmとすることができ、好ましくは5〜10mmである。
包装体に用いる包装材料は、当分野において通常使用される材料を限定することなく用いることができる。包装材料としては、積層フィルム、又は単層フィルムを挙げることができるが、好ましくは積層フィルムである。例えば、積層フィルムは、限定されるものではないが、酸素バリア性及び水蒸気バリア性を有する積層フィルムが好ましい。また、積層フィルムの最内層のフィルムは、ヒートシール性を有するものが好ましい。また、積層フィルムは、遮光性フィルムを含んでもよい。
[2]包装体の製造方法
本発明の包装体の製造方法の第1の実施態様は、(1)周辺シール部の側方部及び境界シール部をシールする工程、(2)周辺シール部の下端部をシールする工程、(3)第1室が一定の厚みとなるように第1室を両側から2つの挟持体で挟みながら、第1室に液体を充填する第1室充填工程、(4)第2室に粉体を充填し、その後に気体を充填する第2室充填工程、及び(5)周辺シール部の上端部をシールする工程、を含む。
前記第1室充填工程(3)及び第2室充填工程(4)は同時に行ってもよく、一方の工程を先に行い、他方の工程を後に行ってもよい。
本発明の包装体の製造方法の第2の実施態様は、(1)周辺シール部の側方部及び境界シール部をシールする工程、(2)周辺シール部の下端部をシールする工程、
(3)第1室に液体を充填する工程、(4)第2室に粉体及び気体を充填する第2室充填工程、(5)周辺シール部の上端部をシールする工程、を含む液体を含む第1室並びに粉体及び気体を含む第2室を有する包装体の製造方法であって、第1室の容積及び第2室の容積の合計の容積に対する、前記気体の容積が18〜50容量%である。第2の実施態様において、好ましくは前記合計容積、及び境界シール部が剥離した状態の包装体の内面積が、式(1):合計容積/境界シール部が剥離した状態の包装体の全内面積=1.3〜4.0である。
前記第1室充填工程(3)及び第2室充填工程(4)は同時に行ってもよく、一方の工程を先に行い、他方の工程を後に行ってもよい。
本発明の包装体の製造方法の第1の実施態様及び第2の実施態様は1つの実施態様として実施してもよく、個別の実施態様として実施してもよい。
第1室充填工程(3)で用いる挟持体は、包装材料の第1室の領域を両側から挟み、充填される液体の容量を制御できる限りにおいて、特に限定されるものではない。例えば、板状の挟持体(例えば、脱気板)、又はローラー状の挟持体(例えば、脱気ローラー)を用いることができる。前記挟持体を用いることにより、第1室の厚みを制御することが可能である。そして、第1室の厚みを制御することにより、第1室に充填する液体の容量を容易に制御することができる。逆に、挟持体を用いずに第1室に液体を充填すると、液体の重量により第1室の下方に多量の液体が充填され、液体の容量にバラつきが生じたり、不要な気体を含んで容積が大きくなることがある。
なお、前記挟持体は、包装材料の第2室の領域においても、充填される気体と粉体が所定の容積を確保し、粉体および気体の充填を阻害しない範囲内で用いてもよいが、上端シールへの粉体の噛み込みを防ぐためには、第2室の上部の充填口は大きい方が好ましく、前記挟持体を用いないほうが好ましい。
前記液体の充填方法は、特に限定されるものではないが、第1室に液体を充填する配管を挿入して、配管の先端から液体を充填することができる。
前記第2室充填工程(4)で用いる粉体を充填する配管(パイプ)は、特に限定されるものではなく、本技術分野で通常用いられている配管を使用することができるが、好ましくは配管の構造が配管の下方に粉体を放出する構造である。下方に粉体を放出することにより、上端シールへの粉体の噛み込みを防ぐことができる。更に、前記第2室充填工程(4)で用いる気体を充填する配管も、特に限定されるものではなく、本技術分野で通常用いられている配管を使用することができるが、好ましくは配管の構造が配管の下方に気体を放出する構造ではなく、配管の側方に気体を放出する構造である。例えば、配管の側方に気体を放出する構造とは、配管の下方部分が閉じており、配管の側方部分に気体を放出する孔を有する構造を挙げることができる。側方の孔は特に限定されるものではないが、粉体の放出口に近接する位置に配する方が望ましい。好ましくは放出口より上方1〜50mm以内、より好ましくは、1〜30mm以内である。孔の数も特に限定されるものではないが、好ましくは1〜10、より好ましくは3〜6である。側方に気体を放出することにより、下方に放出した粉体に直接気体が吹き付けられないため、粉体の舞い立ちを防ぐことができる。
前記第2室充填工程(4)において、粉体の充填と、気体の充填とのタイミングをずらすことが好ましい。すなわち、好ましくは粉体の充填の直後に気体を充填する。粉体の充填の直後に気体を充填することによって、気体が粉体に直接吹き付けられないため、粉体の舞い立ちを防ぐことができる。粉体の充填と、気体の充填の時間差は、特に限定されるものではないが、好ましくは0.0001〜1秒であり、より好ましくは0.01〜0.5秒である。
粉体を充填する配管と、気体を充填する配管は、分離した構造でもよく、1つの構造でもよい、例えば粉体を充填する配管と、気体を充填する配管とが1つの構造の場合、粉体を充填する比較的太い配管の側方に、1つ又は2つ以上の気体を充填する比較的細い配管を有する構造を挙げることができる。
工程(1)、工程(2)及び工程(3)におけるシールは、本分野において通常実施されているシール方法を用いることができる。
より具体的には、本願発明の包装体は、例えば以下の方法で製造することができる。図1又は2に示すように、積層フィルムを右側で折り返し、左側の周辺シール部の側方部(4a)を作製するために、一定温度及び圧力でシールする。それと同時又は別に境界シール部(3、3a、3b)を作製するために、前記周辺シール部の側方部(4a)よりも、接着強度が弱くなるような温度及び圧力でシールする。これによって、上下が開放している三方シールタイプの袋を得ることができる。この筒状体の下端を一定温度及び圧力でシールすることによって、周辺シール部の下端部(4b)を作成する。下端が封止された筒状体の第1室(1)に液体を、第2室(2)に粉体及び気体を充填する。その後、筒状体の上端を一定温度及び圧力でシールすることによって、周辺シール部の上端部(4c)を作成する。第1室への液体の充填は、筒状体内に連続的に液を供給しながら液体中で上端をシールすることによって、第1室へ不要な気体を含むことなく充填することができる。また、上端シールの直前に筒状体を一定の厚みを保持できるように2つの挟持体により前後から挟み込み、過度な膨らみを抑制しながら充填することで、安定した第1室の容積を得ることができる。第2室への気体の充填においては、制御弁などを用いて一定の流量・圧力を保ちながら充填することによって、安定した気体の容積を得ることができる。また、第2室に充填する粉体の供給口と気体の供給口とを分け、気体が粉体に直接吹き付けられないように粉体と気体の充填のタイミングをずらすことで粉体の舞い立ちを防ぎ、上端シールへの粉体の噛み込みを防ぐことで袋の大きさを最小限にすることができる。なお、周辺シール部の下端部(4b)及び周辺シール部の上端部(4c)は、一回のシールで作製し、その間を切断することによって作成することができる。
本発明の包装体における、粉体と液体との混合方法は、例えば以下のように行うことができる。液体を含有する第1室(1)に圧を印加し、液体を粉体及び気体が含まれている第2室(2)との間の境界シール部(3、3a、3b)に向かって押し出す。それによって、境界シール部が剥離する。そして、包装体の内部で、粉体と液体を混合することによって、混合物を得ることができる。混合物は、包装体を開封することによって、包装体から取り出すことができる。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、これらは本発明の範囲を限定するものではない。
《実施例1》
本実施例では、第1室に水を含有し、第2室に粉わさび及び空気を含有する包装体と作製した。図2に示すように、積層フィルムを右側で折り返し、温度(140℃)及び圧力(0.13MPa)で左側の周辺シール部(4)を作製し、それと同時に、前記周辺シール部(4)よりも、接着強度が弱くなる温度(128℃)及び圧力(0.13MPa)で境界シール部(3a、3b)を作製した。この筒状体の下端を一定温度及び圧力でシールし、下端が封止された筒状体の第1室(1)に水(1750mm)を、第2室(2)に粉わさび(2500mm)及び空気(3700mm)を充填した。その後、筒状体の上端を温度(145℃)及び圧力(0.18MPa)でシールし、上端の周辺シール部(4)を作成した。さらに下端及び上端の周辺シール部(4)を切断することによって本発明の包装体を作製した。
第1室の内面積は946mmであり、第2室の内面積は2666mmであり、そして境界シール部を剥離した全内面積は3870mmであった。表1に得られた包装体の容積及び内面積を示す。
《実施例2》
空気の量を3700mmに代えて、1100mmとしたこと以外は、実施例1の操作を繰り返して、包装体を得た。表1に得られた包装体の容積及び内面積を示す。
《実施例3》
空気の量を3700mmに代えて、3500mmとしたこと、第2室の内面積を2666mmに代えて1720mmとしたこと、及び全内面積を3870mmに代えて、2924mmとしたこと以外は、実施例1の操作を繰り返して、包装体を得た。表1に得られた包装体の容積及び内面積を示す。
《実施例4》
空気の量を3500mmに代えて、1100mmとしたこと以外は、実施例3の操作を繰り返して、包装体を得た。表1に得られた包装体の容積及び内面積を示す。
《比較例1》
空気の量を3700mmに代えて、900mmとしたこと以外は、実施例1の操作を繰り返して、包装体を得た。表1に得られた包装体の容積及び内面積を示す。
《比較例2》
空気の量を3700mmに代えて、4500mmとしたこと以外は、実施例1の操作を繰り返して、包装体を得た。表1に得られた包装体の容積及び内面積を示す。
《比較例3》
第1室の水1750mmに代えて、水1750mm及び空気1000mmとしたこと以外は、実施例3の操作を繰り返して、包装体を得た。
《混合試験》
実施例1〜4及び比較例1〜3で得られた包装体の境界シール部を剥離し、粉わさびと水の混合試験を行った。結果を表1に示す。
Figure 0006893783
《落下試験》
実施例1〜4及び比較例1〜3で得られた包装体を10袋ずつ小箱に入れ、前記小箱を30箱ずつ段ボールに詰めた。段ボールを地上80cmの高さから、水平に2回落下させ、包装体の状態を確認した。比較例3で得られた包装体は、境界シール部が剥離し、喫食前に粉体と液体とが混ざってしまうものがあった。
本発明の包装体によれば、包装体の内部で粉わさびと水を混合して、練りわさびを作製することができる。
1・・・第1室;
2・・・第2室;
3・・・境界シール部;
3a・・・第1室側境界シール部;
3b・・・第2室側境界シール部;
4・・・周辺シール部;
4a・・・周辺シール部の側方部
4b・・・周辺シール部の下端部
4c・・・周辺シール部の上端部
5・・・液体;
6・・・気体;
7・・・粉体;

Claims (14)

  1. 液体を含み、気体を含まない第1室、粉体及び気体を含む第2室、並びに第1室と第2室との間に境界シール部を有し、前記境界シール部を剥離させることにより液体及び粉体を混合することができる包装体であって、第1室の容積及び第2室の容積の合計容積に対する、前記気体の容積が18〜50容量%である、包装体。
  2. 前記合計容積、及び境界シール部が剥離した状態の包装体の内面積が、式(1):
    合計容積(mm)/境界シール部が剥離した状態の包装体の全内面積(mm )=1.3〜4.0(mm)
    を満たす、請求項1に記載の包装体。
  3. 前記包装体が、三方シールであり、且つ前記第1室が三方シールである、請求項1又は2に記載の包装体。
  4. 前記第1室及び第2室の間の境界シール部が2つ以上の境界シール部からなる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の包装体。
  5. 前記境界シール部の第1室に接する側が、第2室側方向に液体の圧が集中する部分を有する形態である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の包装体。
  6. 前記合計容積が、3000〜30000mmである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の包装体。
  7. (1)周辺シール部の側方部及び境界シール部をシールする工程、
    (2)周辺シール部の下端部をシールする工程、
    (3)第1室が一定の厚みとなるように第1室を両側から板状又はローラー状の2つの挟持体で挟みながら、第1室に液体を充填する第1室充填工程、
    (4)第2室に粉体を充填し、その後に気体を充填する第2室充填工程、及び
    (5)周辺シール部の上端部をシールする工程、
    を含む、
    液体を含む第1室並びに粉体及び気体を含む第2室を有する包装体の製造方法。
  8. 粉体を充填する配管が配管の下方に粉体を放出する構造であり、そして気体を充填する配管が配管の側方に気体を放出する構造である、請求項7に記載の包装体の製造方法。
  9. 第1室の容積及び第2室の容積の合計の容積に対する、前記気体の容積が18〜50容量%である請求項7又は8に記載の包装体の製造方法。
  10. 前記合計容積、及び境界シール部が剥離した状態の包装体の内面積が、式(1):
    合計容積(mm)/境界シール部が剥離した状態の包装体の全内面積(mm)=1.3〜4.0(mm)
    である、請求項7〜9のいずれか一項に記載の包装体の製造方法。
  11. 前記包装体が、三方シールであり、且つ前記第1室が三方シールである、請求項7〜10のいずれか一項に記載の包装体の製造方法。
  12. 前記第1室及び第2室の間の境界シール部が2つ以上の境界シール部からなる、請求項7〜11のいずれか一項に記載の包装体の製造方法。
  13. 前記境界シール部の第1室に接する側が、第2室側方向に液体の圧が集中する部分を有する形態である、請求項7〜12のいずれか一項に記載の包装体の製造方法。
  14. 前記合計容積が、3000〜30000mmである、請求項7〜13のいずれか一項に記載の包装体の製造方法。
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