JP2004352331A - 粉粒体の供給充填装置 - Google Patents

粉粒体の供給充填装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004352331A
JP2004352331A JP2003154322A JP2003154322A JP2004352331A JP 2004352331 A JP2004352331 A JP 2004352331A JP 2003154322 A JP2003154322 A JP 2003154322A JP 2003154322 A JP2003154322 A JP 2003154322A JP 2004352331 A JP2004352331 A JP 2004352331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
granular material
supply
powder
filling
packaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003154322A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimori Takahashi
吉守 高橋
Yasuhito Miyazawa
泰人 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP2003154322A priority Critical patent/JP2004352331A/ja
Publication of JP2004352331A publication Critical patent/JP2004352331A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、粉粒体の性質に合わせて安定的に送り出すことを可能とする粉粒体の供給充填装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、粉粒体Wの供給充填装置において、投入シューター29の先端側に設けられた給送パイプ29Aには、その内部側を給送パイプ29Aの長手方向に沿って分割して仕切る仕切部材30を設け、給送パイプ29Aの内部側に仕切部材30によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒29Bを設けてなることにより、複数の細管状の給送案内筒29Bに沿って送り出される粉粒体Wは、仕切部材30によって流速が抑えられながら細い管状の給送案内筒29Bの内部に沿って送り出されるため、粉粒体Wの飛散を抑えることができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続移送される包装フィルムを縦横に三方シールあるいは四方シールすることによって、液体や粉体あるいは粘稠物質などの被包装物を密封シールするようにしてなる充填包装機に関し、特に粉粒体の供給充填を簡便に行うことのできる粉粒体の供給充填装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、たとえば液体や粉体あるいは粘稠物質などの被包装物を充填して密封シールするための包装袋としては、一般的に合成樹脂製のフィルムあるいはこれとアルミニウム箔などとを接合した積層物などの包装材料からなる包装フィルムを、縦横に三方シールあるいは四方シールすることによって包装袋を形成している。このような包装袋を得るために、ロール状に巻回したフィルム原反からフィルムを自動的に送り出して三方シールあるいは四方シールして包装する充填包装装置が知られている(たとえば、特許文献1や特許文献2などを参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−312723号公報
【特許文献2】
特開2000−190907号公報
【0004】
一般的に三方シールによる包装袋を製袋する充填包装装置として、その充填包装装置の本体の側部に一対の保持枠が設けられ、この保持枠にロール状にフィルムを巻回したフィルム原反が着脱交換可能に保持されており、前記機台の上部にフィルム供給案内機構およびフィルム折返し機構を配設し、前記機台の前面部に上側から縦シール機構、横シール機構およびカッター機構が備え付けられており、フィルム案内機構を介してフィルム折返し機構に包装フィルムを導き出し、フィルム折返し機構によりフィルムを長手方向に沿って二つ折りとし、次いで加熱された前記縦シール機構に設けられた左右一対の縦シールロール部によって前記包装フィルムを挟みながら送り出すとともに、前記縦シールロール部によりヒートシールすることによって包装フィルムを筒状に縦シールし、続いて加熱された横シール機構に設けられた左右一対の横シールロールの横シール部によりフィルムを横方向にヒートシールすることによって横シールし、この横シール箇所により包装袋となる底部を形成し、これにより有底筒状に形成されたフィルム内にたとえば供給充填機構によりたとえばソースや醤油などの被包装物を充填し、さらにフィルムが送られて再び横シール機構の横シールロールの横シール部によってフィルムの袋口側を横シールして被包装物を封止することによって連続した充填包装袋が形成され、次いで連続した充填包装袋の横シール箇所の中間部をカッター機構で切断することにより充填包装袋を一個毎に分離して送り出すようにしている。
【0005】
ところで、上述した従来の充填包装装置によって得られる充填包装袋においては、被包装物がソースや醤油などの液体状のものであった場合、供給充填機構に設けられた例えば電磁ポンプなどを作動することによって所定量の被包装物を送り出して充填ノズルを介して連続移送されて製袋された包装袋内に液体状の被包装物を充填供給している。この際、横シール機構によって包装袋となる包装フィルムの幅方向(横方向)に沿ってヒートシールする時に、対をなす横シールロールの横シール部によって液体状の被包装部を挟み付けたとしても液状であるためにシール箇所から液体状の被包装物が押し出されて横シールが施される状態となり、これにより横シール箇所に液状の被包装物が挟まれることなく、シール不良も殆どなくヒートシールされる。
【0006】
被包装物として、粉状のものや粒状からなる被包装物については、電磁ポンプなどのポンプ作用によって粉粒体からなる被包装物を供給することができないため、一般的には、たとえばホッパーに粉や粒状である粉粒体を貯留し、このホッパーからお椀状の回転盤上に粉粒体を供給し、回転盤側に設けた分量升内に粉粒体を摺り切り板を介して供給し、分量升内の所定量の粉粒体を投入シューターを介して連続移送されて製袋された包装袋内に間欠的に送り込むようにした粉粒体の充填包装装置が知られている(たとえば、特許文献3を参照。)。
【0007】
【特許文献3】
実公昭53−9347号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献3のような粉粒体からなる被包装物の場合にあっては、間欠的に被包装物である粉粒体を供給し、その粉粒体の供給停止時において、充填包装装置に設けられている横シールを施す横シール機構によって包装袋となる包装フィルムの幅方向(横方向)に沿ってヒートシールを施すようにはしているが、粉粒体の供給停止後においても粉粒体が包装袋の中で舞い上がってしまい、その舞い上がった状態にて包装フィルムが移送されつつ次の横シール箇所となる部分を横シール機構である対をなす横シールロールの横シール部によって挟み付けながらヒートシールしてしまい、これにより横シール箇所に粉粒体が噛み込まれてしまう現象となり、結果としてシール不良の原因となるという問題がある。
【0009】
すなわち、投入シューターの形状としては、漏斗状からなるシューターの先端側に筒状のパイプが設けられており、漏斗状のシューターに粉粒体が供給されると、そのシューターの下方に設けられた筒状のパイプに粉粒体が勢いよく送り込まれるため、粉粒体は袋内を飛散しながら充填されるものと推測される。
【0010】
また粉粒体の性質として粒径の大小や粉体の形状あるいは嵩密度の違いや湿り気の度合いなどの諸条件によって粉粒体の流動性などの要素が変化するために、フラッシングを起こしやすい粉粒体であったり、ブリッジングが発生しやすい粉粒体であったり様々な性質を持っている。特に流動性があり、嵩密度が小さい微粉末による粉粒体からなる被包装物を充填包装装置に設けられている投入シューターを介して供給しようとした場合、包装フィルムに横シールを施している最中に粉粒体が流れ落ちてくると横シール箇所に粉粒体が噛み込んでしまうことがあり、これにより包装袋の横シール箇所のシール状態を損ねてしまうという問題も予測される。
【0011】
そこで本発明は、従来の問題を解決することをねらいとし、粉粒体の性質に合わせて安定的に送り出すことを可能とする粉粒体の供給充填装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この請求項1による発明では、粉粒体を貯留するホッパー部材と、このホッパー部材側と連接され前記粉粒体を搬送する粉粒体搬送機構と、この粉粒体搬送機構の搬出側に設けられた投入シューターと、からなる粉粒体の供給充填装置において、前記投入シューターの先端側に設けられた給送パイプには、その内部側を給送パイプの長手方向に沿って分割して仕切る仕切部材を設け、前記給送パイプの内部側に前記仕切部材によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒を設けてなることを特徴とする粉粒体の供給充填装置である。
【0013】
また請求項2による発明では、ロール状に巻かれたフィルム原反から引き出し案内された包装フィルムを縦横のシール機構によって三方シールあるいは四方シールして包装袋を製袋シールする製袋シール装置と、この製袋シール装置による製袋時に包装フィルム内に被包装物である粉粒体を充填する粉粒体の供給充填装置と、からなる充填包装装置において、前記粉粒体の供給充填装置には、粉粒体を貯留するホッパー部材と、このホッパー部材側と連接され前記粉粒体を搬送する粉粒体供給機構と、この粉粒体供給機構の搬出側に設けられた投入シューターとを備え、前記投入シューターの先端側に設けられた給送パイプには、その内部側を給送パイプの長手方向に沿って分割して仕切る仕切部材を設け、前記給送パイプの内部側に前記仕切部材によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒を設けてなることを特徴とする充填包装装置における粉粒体の供給充填装置である。
【0014】
また請求項1または請求項2において、請求項3では、前記給送パイプの断面形状を扁平形状に形成してなることを特徴とする粉粒体の供給充填装置である。
【0015】
また請求項1から請求項3のいずれか1項において、請求項4では、前記投入シューターの外部側から振動発生装置によって衝撃を与えてなることを特徴とする粉粒体の供給充填装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1では、粉粒体を貯留するホッパー部材と、このホッパー部材側と連接され前記粉粒体を搬送する粉粒体搬送機構と、この粉粒体搬送機構の搬出側に設けられた投入シューターと、からなる粉粒体の供給充填装置において、前記投入シューターの先端側に設けられた給送パイプには、その内部側を給送パイプの長手方向に沿って分割して仕切る仕切部材を設け、前記給送パイプの内部側に前記仕切部材によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒を設けてなることを特徴とする粉粒体の供給充填装置であるため、仕切部材によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒に沿って送り出される粉粒体は、仕切部材によって流速が抑えられながら細い管状の給送案内筒の内部に沿って送り出され、これにより従来に比して粉粒体の飛散を抑えることができる。
【0017】
本発明の請求項2では、ロール状に巻かれたフィルム原反から引き出し案内された包装フィルムを縦横のシール機構によって三方シールあるいは四方シールして包装袋を製袋シールする製袋シール装置と、この製袋シール装置による製袋時に包装フィルム内に被包装物である粉粒体を充填する粉粒体の供給充填装置と、からなる充填包装装置において、前記粉粒体の供給充填装置には、粉粒体を貯留するホッパー部材と、このホッパー部材側と連接され前記粉粒体を搬送する粉粒体供給機構と、この粉粒体供給機構の搬出側に設けられた投入シューターとを備え、前記投入シューターの先端側に設けられた給送パイプには、その内部側を給送パイプの長手方向に沿って分割して仕切る仕切部材を設け、前記給送パイプの内部側に前記仕切部材によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒を設けてなることを特徴とする充填包装装置における粉粒体の供給充填装置であるため、仕切部材によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒に沿って送り出される粉粒体は、仕切部材によって流速が抑えられながら細い管状の給送案内筒の内部に沿って送り出され、これにより従来に比して粉粒体の飛散を抑えることができ、包装袋内において舞い上がる粉粒体の量を抑えることができる。
結果として、横シール箇所に噛み込まれる粉粒体の量も減少するため、シール効果も良好に保つことができる。
【0018】
また請求項3では、請求項1または請求項2において、前記給送パイプの断面形状を扁平形状に形成してなることにより、給送パイプ自体を扁平とすることによって、仕切部材とともに複数の細管状の給送案内筒の面積比率に対して、その内面部分に接触する領域を増やすことによって粉粒体に抵抗力を付加することにより、給送パイプ内に流れる粉粒体の流速を抑えることができ、これにより舞い上がる粉粒体の量をさらに抑えることが可能となる。
【0019】
また請求項4では、請求項1から請求項3のいずれか1項において、前記投入シューターの外部側から振動発生装置によって衝撃を与えてなることにより、投入シューターおよび給送パイプの内面部分に付着する粉粒体を、振動発生装置による衝撃によって事前に落下させることができる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明の実施例を添付図面を基づいて説明する。本発明に係る充填包装装置の概略構成とその動作および充填包装袋について、第1実施例として図1から図3を参照にして述べる。
【0021】
同図において、充填包装装置の全体概要の構成として、包装フィルムFを巻回したフィルム原反1が充填包装装置の機台の側方に設けられた保持枠2に装着されて支持されており、前記フィルム原反1から引き出し案内された包装フィルムFは、フィルム供給案内機構3を介して所定のテンションが付与されて一旦上方へと引き出し案内され、充填包装装置の上部側に設けられたフィルム製袋折返し機構4により包装フィルムFの長手方向に沿って二つ折りに折り返して下方へ引き出し案内するように構成されている。
【0022】
この実施例では、この下方へ引き出し搬送される二つ折りフィルムFは、縦シール機構5へと案内される。縦シール機構5は、たとえばサーボモータからなる駆動手段によって回転可能に設けられ、対向する一対の縦シールロール5Aの外周に沿って2列にそれぞれ設けられた縦シール部材5Bによって、二つ折りに折り返され包装フィルムFが縦方向に各々折返し縁部と折返し端部同志(左右両縁部)との2箇所をそれぞれヒートシールすることによって縦シールFH箇所が包装フィルムFの両側端に形成され、次いで前記縦シール機構5の下方に配設された横シール機構6によってヒートシールされて横シールFS箇所が形成される。
【0023】
この場合、横シール機構6は、たとえばサーボモータからなる駆動手段によって回転可能に設けられ、対向する一対の横シールロール6Aの外周の幅方向に沿ってそれぞれ設けられた横シール部材6Bによって、横方向に所定間隔を置いてヒートシールされて横シールFS箇所が形成され、この横シールFS箇所により包装袋Pとなる有底筒状の底部が形成され、これにより有底筒状に形成された包装フィルムF内に後述する被包装物充填機構7によって粉粒体である被包装物Wが充填され、続いて包装フィルムFを送り出した後に前記横シール機構6の横シールロール6Aに設けられた横シール部材6Bにより包装フィルムFの袋口部となる箇所を横ヒートシールし、この横ヒートシールによる横シールFSによって内容物Wが封止され、次々と連続した状態で四方シールされた包装袋Pが下方へ連続搬送されるように構成されている。
【0024】
また、前記横シール機構6の下方には、上下に連続した状態の包装袋Pの横シールFS箇所のほぼ中央部を切り離して搬出することのできるカッタ刃を備えた切断機構8が配設されている。
【0025】
ところで、この第1実施例における粉粒体の供給充填装置として、フィルムFを二つ折りに折り返すためのフィルム製袋折返し機構4の下流側に、粉粒体である被包装物Wを供給するための供給充填装置である被包装物充填機構7が設けられている。この被包装物充填機構7には、粉粒体からなる被包装物Wを貯留する逆円錐形のホッパー部材11が設けられるとともに、このホッパー部材11の側方には粉粒体である被包装物Wを投入可能な投入口12が設けられるとともに、ホッパー部材11の下端側には被包装物Wを送り込む筒状の供給用開口部13が設けられている。この筒状の供給用開口部13と同軸上にスクリューフィーダ14が設けられ、このスクリューフィーダ14の軸14Aにはホッパー部材11の内壁に付着する粉粒体Wを掻き落とすスクレーパ15が前記軸14Aと同軸上にして回転可能にホッパー部材11の内壁に沿って設けられている。なお、前記スクリューフィーダ14と前記スクレーパ15とは軸14A側と連結された駆動用モータ16を介して回転可能に設けられるとともに、スクリューフィーダ14の回転方向とスクレーパ15の回転方向とは互いに逆回転で回転駆動するように設定されており、粉粒体Wの送りを安定にし、粉粒体Wの攪拌を助長することをねらいとしている。
【0026】
またホッパー部材11の下端側に設けられた供給用開口部13の下方側には、その供給用開口部13側と連接されて搬送用トラフ17が所定の角度に傾斜して配置され、図示しないバイブレータの作動によって搬送用トラフ17上に搬送されてきた粉粒体Wを送り出すことができるように構成している。
【0027】
また搬送用トラフ17の搬出端側には、その搬送用トラフ17側と連接されて粉粒体搬送機構となる受入部18を備えたた粉粒体移送筒状部材19が横向きに配置され、ホッパー部材11の下端側に設けられた供給用開口部13から送り出された粉粒体W(被包装物W)は、搬送用トラフ17から受入部18を介して粉粒体移送筒状部材19へと受け入れ可能に設けられている。
【0028】
また粉粒体移送筒状部材19の内部側には、スクリューコンベア部材20を配設して粉粒体搬送機構を構成している。この際、スクリューコンベア部材20には螺旋状のスクリュー搬送羽根20Aが設けられるとともに、被包装部Wである粉粒体の粉体,粒体などの粒の大きさなどの条件に合わせてその螺旋状のスクリュー搬送羽根20Aのピッチや外形寸法などを設定することにより、良好に粉粒体である被包装物Wを送り出すことが可能となるように構成されている。
【0029】
また螺旋状のスクリュー搬送羽根20Aからなるスクリューコンベア部材20の端部側と連結され、そのスクリューコンベア部材20を回転駆動することによって前記被包装物(粉粒体)Wを包装袋P内の充填部へと移送するための駆動手段21であるサーボモータが備えられ、その駆動手段21の回転数あるいは回転速度などを設定することによって粉粒体Wの供給充填量を制御する制御手段22が設けられている。
【0030】
また粉粒体Wを送り出す粉粒体移送筒状部材19の筒状端部側には、その下側に粉粒体搬出口23が設けられるとともに、この粉粒体搬出口23に金属製材料からなる平板状の弾性を有する開閉弁部材24が閉じ塞ぐように設けられている。この場合、開閉弁部材24は粉粒体Wの加圧によって一方側を支点として開閉可能に設けられている。
【0031】
また粉粒体Wの性質に合わせて粉粒体Wの供給状態を任意に設定可能とする調整機構25が設けられている。この調整機構25としては、粉粒体移送筒状部材19の軸線方向に沿って移動可能に調整駒部材26が取り付けられるとともに、この調整駒部材26に前記開閉弁部材24がプレート状の調整支持部材27を介してビスなどの固定部材28にて固定支持されている。
【0032】
また粉粒体Wを送り出す粉粒体移送筒状部材19の筒状端部側に位置した粉粒体搬出口23を閉塞している開閉弁部材24の周囲を取り巻いて、その筒状端部の下側に位置した粉粒体搬出口23から送り出される粉粒体Wを、包装フィルムFが折り返されて製袋されながら縦シールされた包装袋Pの充填部箇所に供給するための漏斗状の投入シューター29が設置されている。
【0033】
漏斗状の投入シューター29の先端側、すなわち粉粒体Wの送り出し側には給送パイプ29Aが包装フィルムFの長手方向に沿って設けられ、その給送パイプ29Aの内部側を給送パイプ29Aの長手方向に沿って分割して仕切る仕切部材30が設けられている。この場合、給送パイプ29Aの内部側に仕切部材30によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒29Bが設けられている。
【0034】
この第1実施例における細管状の給送案内筒29Bとしては、給送パイプ29Aの断面形状を扁平形状に形成しており、図3に示すように給送パイプ29Aの中央部分に仕切部材30によって二分割に仕切ることにより、仕切られた二つの細管状の給送案内筒29Bを形成している。
【0035】
また漏斗状の投入シューター29の外部側には、バイブレータなどからなる振動発生装置31が設けられている。
【0036】
従って、上記構成からなる本発明の充填包装機においては、フィルム巻反1から引き出された包装フィルムFは、フィルム案内機構3を介して引き出し案内され、次いで充填包装機の上部側に設けられたフィルム製袋折返し機構4によって包装フィルムFが二つ折りに折り返されて下方へと引き出し案内され、縦シール機構5によって筒状にヒートシールされた後、横シール機構6によって包装袋Pの底部となる箇所がヒートシールされる。
【0037】
このように横シールFS箇所によって包装袋Pの底部が形成されて充填可能となったところへ、被包装物充填機構7に設けられたホッパー部材11の内部側に配置されたスクリューフィーダ14とスクレーパ15とを回転駆動する駆動用モータ16の作動によって、ホッパー部材11の内部に貯留されている粉粒体Wがスクリューフィーダ14とスクレーパ13とにより攪拌されながら供給用開口部13から送り出される。
【0038】
この送り出された粉粒体Wは、搬送用トラフ17上に載せられ図示しないバイブレータの作動によって傾斜に沿って搬送され、搬送用トラフ17の搬出側に配設された受入部18を備えた粉粒体移送筒状部材19内へと供給される。
【0039】
そして、粉粒体移送筒状部材19の内部へと供給された粉粒体Wは、粉粒体移送筒状部材19の内部に配設されているスクリューコンベア部材20が駆動手段21であるサーボモータの作動によって回転動作し、螺旋状のスクリュー搬送羽根20Aにより送り出されて一方向に供給案内される。
【0040】
すなわち、スクリューコンベア部材20に設けられた螺旋状のスクリュー搬送羽根20Aの回転作動によって送られながら粉粒体Wが粉粒体移送筒状部材20の一方側に向けて圧送され、この圧送により粉粒体移送筒状部材20の下側に設けられた粉粒体搬出口23から粉粒体Wが下側に向けて押し出される状態となる。
【0041】
この時、粉粒体Wの押し圧によって粉粒体搬出口23を閉じ塞いでいた開閉弁部材24が撓んで粉粒体搬出口23が開放され、この開放作動によって粉粒体移送筒状部材19の搬出側(粉粒体搬出口23)から漏斗状の投入シューター29を介して包装袋Pの充填部へと粉粒体Wが移送供給される。
【0042】
この際、投入シューター29の先端側に設けられた給送パイプ29Aを介して粉粒体Wが送り出されようとするが、給送パイプ29Aの内部側に仕切部材30によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒29Bに沿って送り出されるため、粉粒体Wは流速が抑えられながら細い管状の給送案内筒29Bの内部に沿って送り出され、これにより従来に比べて粉粒体Wの飛散を抑えることができ、包装袋F内において舞い上がる粉粒体Wの量を抑えることができる。
【0043】
また第1実施例においては、給送パイプ29Aの断面形状を扁平形状に形成してなることにより、給送パイプ29A自体を扁平とすることによって、仕切部材30とともに二つの細管状の給送案内筒29Bの面積比率に対して、その内面部分に接触する領域を増やすことによって粉粒体Wに抵抗力を付加することにより、給送パイプ29A内に流れる粉粒体Wの流速を抑えることができ、これにより舞い上がる粉粒体Wの量をさらに抑えることが可能となる。
【0044】
この結果、対向する一対の横シールロール6Aの外周の幅方向に沿ってそれぞれ設けられた横シール部材6Bによって、横シールFS箇所を形成する際に、この横シールFS箇所に噛み込まれる粉粒体Wの量も減少することとなり、横シール状態を良好に保ちながらヒートシールを行うことができるという効果がある。
【0045】
また粉粒体搬送機構となるスクリューコンベア部材20の回転駆動によって粉粒体Wが供給される際に、粉粒体Wの性質によっては投入シューター29の給送パイプ29A内において詰まってしまい、ブリッジングが発生してしまうという虞もあるが、たとえば粉粒体Wの供給時においてのみ投入シューター29に振動発生装置31によって衝撃(振動)を与えてなることにより、投入シューター29および給送パイプ29Aの内部側に仕切部材30によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒29Bの内面部分に付着する粉粒体Wを事前に落下させることができ、これにより横シールFS箇所を形成する際に、影響を与えることなくヒートシールを行うことができる。
【0046】
この実施例における粉粒体搬送機構にあっては、開閉弁部材24の開閉作動によって所定量の粉粒体Wが包装袋P内へと供給され、スクリュー搬送羽根20Aの回転作動による加圧力あるいは粉粒体W自体の重さによる加圧力が粉粒体搬出口23に作用しなくなると開閉弁部材24が粉粒体搬出口23を閉じ塞ぐ状態(遮断状態)となるため、粉粒体Wが粉粒体搬出口23からこぼれ落ちることがなくなり、この結果、横シール機構6によって包装袋Pの底部となる箇所がヒートシールする際に包装袋P内に粉粒体Wを噛み込むことを抑制することができ、包装袋Pの横シールFSの状態を良好に保ちながらヒートシールを行うこともできる。
【0047】
また粉粒体Wの性質に合わせて、たとえば流動性がよくフラッシングを起こしやすい性質を持つ粉粒体Wにあっては、調整機構25の一部を構成する調整駒部材26を粉粒体移送筒状部材19の軸線方向に沿って移動調整して粉粒体搬出口23を開閉弁部材24によって閉じ塞ぐように配置することにより、粉粒体Wのフラッシング現象によって粉粒体Wが粉粒体搬出口23からこぼれ落ちることを未然に防ぐことができるものであり、また粉粒体Wの粒径や形状によっては粉粒体W同士が付着し易くなってブリッジング現象が生じやすい場合にあっては、粉粒体搬出口23を開口するように設定することで粉粒体Wの詰まりなどを防ぎつつ送り出すことも可能である。
【0048】
また粉粒体Wの嵩密度が小さくスクリューコンベア部材20の回転動作によって送り出される際に生じる粉粒体Wの加圧力あるいは粉粒体W自体の重さによる加圧力が弱い場合にあっては、粉粒体搬出口23を開閉可能に配置されている開閉弁部材24の弾性による撓み力を弱く設定することによって開閉弁部材24が一方側を支点として開放し、粉粒体Wを送り出した後開閉弁部材24が閉塞作動し、この繰り返しの開閉作動によって粉粒体Wがスクリューコンベア部材20の回転動作時の間送り出される。この時の設定方法としては、開閉弁部材24を保持するプレート状の調整支持部材27の位置を開閉弁部材24の開放側端部から離れる方向に横移動させて開閉弁部材24の支点位置を調整し、開閉弁部材24の長さを長く設定することによって弾性度合いを弱く設定することができるものであり、また逆に粉粒体Wの嵩密度が高くスクリューコンベア部材20の回転動作によって送り出される際に生じる粉粒体Wの加圧力が高かったり、粉粒体W自体の重さによる開閉弁部材24に加わる加圧力が比較的強い場合にあっては、開閉弁部材24の弾性による撓み力を強く設定する必要があり、この場合にあっては、開閉弁部材24を保持するプレート状の調整支持部材27の位置を開閉弁部材24の開放側端部へと近づく方向に横移動させて開閉弁部材24の支点位置を調整し、開閉弁部材24の長さを短く設定することによって弾性度合いを強く設定することができる。
【0049】
また粉粒体Wの形状や粒径、流動性などの諸条件による性質の違いによって、粉粒体搬出口23の開口度合いや開閉弁部材24の弾性度合いを任意に設定することにより、安定した状態にて粉粒体Wを送り出すことも可能となる。
【0050】
また、製袋された包装袋Pの包装仕様に合わせて粉粒体Wの供給充填量を制御手段22によって設定することで、所定の充填量を簡単に変更することができるものであり、その設定条件として、たとえば駆動手段21であるサーボモータの回転数や回転速度あるいは回転時間の設定などによって粉粒体Wの供給量の調整、設定が可能となる。
【0051】
また図4および図5は本発明の第2実施例を示すものであり、この第2実施例では、一枚の包装フィルムFを半折り状態に折り返しながら引き出し案内し、この半折りに折り返された折返し端部と折り返されたフィルムFの中央部および折返し端縁(左右両縁部と中間部)とが縦シール機構5の対をなす縦シールロール5Aにそれぞれ設けられた三つの縦シール部材5Bによって縦方向に縦シールFHして二列に筒状に製袋された包装袋Pを成形し、その一方の列に被包装物充填機構7に設けられた粉粒体移送筒状部材19による搬出側に投入シューター29を臨ませて配置して粉粒体Wを充填供給可能とし、他方の列に被包装物充填機構7に設けられた液状供給用の液状充填ノズル32を臨ませて配置して液状の被包装物W1を充填供給するようにしている。(図4参照)
【0052】
この第2実施例における投入シューター29の先端側に設けられた給送パイプ29Aとしては、給送パイプ29Aの断面形状を円形形状に形成しており、図5に示すように給送パイプ29Aの内部側を120度の角度にて等間隔に仕切部材30によって3分割に仕切ることにより、三つの細管状の給送案内筒29Bを形成している。
【0053】
また漏斗状の投入シューター29の外部側には、シリンダによるピストンの往復作動によって投入シューター29に衝撃を与える振動発生装置31Aが設けられており、たとえば粉粒体Wの供給時において所定の間隔にて投入シューター29側に衝撃を与えるように構成したり、あるいは粉粒体Wの供給終了時と同期して投入シューター29側に衝撃を与えるように構成している。
【0054】
なお第2実施例では、粉粒体W自体の性質として流動性が良いため、ホッパー部材11の内部側には、送り出しのためのスクリューフィーダー14や攪拌用のスクレーパ15および、それを回転駆動するための駆動用モータ16などを設けることなく構成されているものであり、粉粒体Wの自由落下を利用して送り出す構造を採用している。なお、ホッパー部材11の下端側には、粉粒体Wを送り出す筒状の供給用開口部13が設けられ、この供給用開口部13の下方側に、その供給用開口部13側と連接して受入部18が形成された粉粒体移送筒状部材19を横向きに配置している。
【0055】
この第2実施例では被包装物充填機構7に設けられた粉粒体移送筒状部材19の先端側壁部に粉粒体搬出口23が設けられ、その粉粒体搬出口23に開閉弁部材24が閉じ塞ぐように設けられている。この場合、開閉弁部材24は粉粒体Wの性質、すなわち、前述したように粉粒体Wの流動性が良いためにプレート状の開閉弁部材24によって粉粒体搬出口23を部分的に開放することなく密閉するように配設している。なお、粉粒体Wの性質によっては、粉粒体搬出口23にプレート状の開閉弁部材24を取り付けることなく開放状態に設け、スクリュー搬送羽根20Aの送りのみにて粉粒体Wを投入シュート29側へと供給するように配設することもある。
【0056】
従って、上記構成からなる本発明の充填包装機においては、前述した第1実施例と同様にして横シールFS箇所によって包装袋Pの底部が形成されて充填可能となったところへ、被包装物充填機構7の駆動手段21であるサーボモータが作動して、ホッパー部材11の内部に貯留されている粉粒体Wが粉粒体移送筒状部材19の内部に配設されているスクリューコンベア部材20の回転動作によって送り出されて一方向に供給案内される。
【0057】
続いて、粉粒体Wの押し圧によって粉粒体搬出口23を閉じ塞いでいた開閉弁部材24が上方側を支点として下側が横方向に向けて撓んで粉粒体搬出口23が開放され、この開放作動によって粉粒体移送筒状部材19の先端側から投入シュート29を介して包装袋Pの充填部へと粉粒体Wが供給される。
【0058】
この際、投入シューター29の先端側に設けられた給送パイプ29Aを介して粉粒体Wが送り出されようとするが、給送パイプ29Aの内部側に仕切部材30によって三つの部屋に仕切られた細管状の給送案内筒29Bに沿って送り出されるため、粉粒体Wは流速が抑えられながら細い管状の給送案内筒29Bの内部に沿って送り出され、これにより従来に比べて粉粒体Wの飛散が抑制され、包装袋F内において舞い上がる粉粒体Wの量を抑えることができる。
【0059】
この結果、対向する一対の横シールロール6Aの外周の幅方向に沿ってそれぞれ設けられた横シール部材6Bによって、横シールFS箇所を形成する際、この横シールFS箇所に噛み込まれる粉粒体Wの量も減少することとなり、横シール状態を良好に保ちながらヒートシールを行うことができるという効果がある。
【0060】
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでなく本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可能であり、前述した第1実施例および第2実施例においてはスクリューコンベアタイプによる供給粉粒体搬送機構を利にして説明したが、回転テーブル式フィーダータイプあるいは振動フィーダータイプ往復式フィーダータイプなどであっても、投入シューターを用いて粉粒体を送り込む構造のものであれば適用可能である。また前述した各実施例では、一枚のフィルムFを半折り状態に引き出し案内し、四方シールする包装袋Pを例に説明したが、包装フィルムFを二つ折りに折返しながら三方シールして包装袋Pを成形するタイプであってもよいものであり、漏斗状の投入シューター29の形状や投入シューター29の先端側に設けられた給送パイプ29Aの長さや形状、あるいは給送パイプ29Aの内部側を仕切る仕切部材30の数や配置する位置や形状あるいは長さなど適宜変更可能である。
【0061】
また充填包装機として、たとえば縦型の充填包装機においては、セーラー板によって筒状に製袋しつつ粉粒体を供給して充填包装するものや、横型の充填包装機において、それぞれ得られる包装袋の製袋過程において、粉粒体を充填するタイプのものなど適宜実施することも可能である。
【0062】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1の発明によれば、粉粒体を貯留するホッパー部材と、このホッパー部材側と連接され前記粉粒体を搬送する粉粒体搬送機構と、この粉粒体搬送機構の搬出側に設けられた投入シューターと、からなる粉粒体の供給充填装置において、前記投入シューターの先端側に設けられた給送パイプには、その内部側を給送パイプの長手方向に沿って分割して仕切る仕切部材を設け、前記給送パイプの内部側に前記仕切部材によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒を設けてなることを特徴とする粉粒体の供給充填装置であるため、仕切部材によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒に沿って送り出される粉粒体は、仕切部材によって流速が抑えられながら細い管状の給送案内筒の内部に沿って送り出され、これにより従来に比して粉粒体の飛散を抑えることができるものである。
【0063】
また請求項2の発明によれば、ロール状に巻かれたフィルム原反から引き出し案内された包装フィルムを縦横のシール機構によって三方シールあるいは四方シールして包装袋を製袋シールする製袋シール装置と、この製袋シール装置による製袋時に包装フィルム内に被包装物である粉粒体を充填する粉粒体の供給充填装置と、からなる充填包装装置において、前記粉粒体の供給充填装置には、粉粒体を貯留するホッパー部材と、このホッパー部材側と連接され前記粉粒体を搬送する粉粒体供給機構と、この粉粒体供給機構の搬出側に設けられた投入シューターとを備え、前記投入シューターの先端側に設けられた給送パイプには、その内部側を給送パイプの長手方向に沿って分割して仕切る仕切部材を設け、前記給送パイプの内部側に前記仕切部材によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒を設けてなることを特徴とする充填包装装置における粉粒体の供給充填装置であるため、仕切部材によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒に沿って送り出される粉粒体は、仕切部材によって流速が抑えられながら細い管状の給送案内筒の内部に沿って送り出され、これにより従来に比して粉粒体の飛散を抑えることができ、包装袋内において舞い上がる粉粒体の量を抑えることができるものである。また結果として、横シール箇所に噛み込まれる粉粒体の量も減少するため、シール効果も良好に保つことができるという効果がある。
【0064】
また請求項1または請求項2において、請求項3の構成のように、前記給送パイプの断面形状を扁平形状に形成してなることにより、給送パイプ自体を扁平とすることによって、仕切部材とともに複数の細管状の給送案内筒の面積比率に対して、その内面部分に接触する領域を増やすことによって粉粒体に抵抗力を付加することにより、給送パイプ内に流れる粉粒体の流速を抑えることができ、これにより舞い上がる粉粒体の量をさらに抑えることが可能となる。
【0065】
また請求項1から請求項3のいずれか1項において、請求項4の構成のように、前記投入シューターの外部側から振動発生装置によって衝撃を与えてなることにより、投入シューターおよび給送パイプの内面部分に付着する粉粒体を、振動発生装置による衝撃によって事前に落下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す充填包装機の全体概要正面図である。
【図2】図2は図1の充填包装機の一部とその包装機に備え付けられた被包装物充填機構を主体に示した要部の正面図である。
【図3】図3は、図2における被包装物充填機構の要部を示した断面図である。
【図4】図4は、本発明の第2実施例を示す充填包装機とその包装機に備え付けられた供給充填機構を主体に表した要部の正面図である。
【図5】図5は、図4における被包装物充填機構の要部を示した断面図である。
【符号の説明】
F 包装フィルム
FH 縦シール
FS 横シール
P 包装袋
W 被包装物(粉粒体)
W1 被包装物(液状)
W2 混合による被包装物
1 フィルム原反
3 フィルム案内機構
4 フィルム製袋折返し機構
5 縦シール機構
5A 縦シールロール
5B 縦シール部材
6 横シール機構
6A 横シールロール
6B 横シール部材
7 被包装物充填機構
8 切断機構
11 ホッパー部材
12 投入口
13 供給用開口部
14 スクリューフィーダ
14A 軸
15 スクレーパ
16 駆動用モータ
17 搬送用トラフ
18 受入部
19 粉粒体移送筒状部材
20 スクリューコンベア部材
20A 螺旋状のスクリュー搬送羽根
21 駆動手段(モータ)
22 制御手段
23 粉粒体搬出口
24 開閉弁部材
25 調整機構
26 調整駒部材
27 調整支持部材
28 固定部材
29 投入シューター
29A 給送パイプ
29B 給送案内筒
30 仕切部材
31 振動発生装置
32 液状充填ノズル

Claims (4)

  1. 粉粒体を貯留するホッパー部材と、このホッパー部材側と連接され前記粉粒体を搬送する粉粒体搬送機構と、この粉粒体搬送機構の搬出側に設けられた投入シューターと、からなる粉粒体の供給充填装置において、前記投入シューターの先端側に設けられた給送パイプには、その内部側を給送パイプの長手方向に沿って分割して仕切る仕切部材を設け、前記給送パイプの内部側に前記仕切部材によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒を設けてなることを特徴とする粉粒体の供給充填装置。
  2. ロール状に巻かれたフィルム原反から引き出し案内された包装フィルムを縦横のシール機構によって三方シールあるいは四方シールして包装袋を製袋シールする製袋シール装置と、この製袋シール装置による製袋時に包装フィルム内に被包装物である粉粒体を充填する粉粒体の供給充填装置と、からなる充填包装装置において、前記粉粒体の供給充填装置には、粉粒体を貯留するホッパー部材と、このホッパー部材側と連接され前記粉粒体を搬送する粉粒体供給機構と、この粉粒体供給機構の搬出側に設けられた投入シューターとを備え、前記投入シューターの先端側に設けられた給送パイプには、その内部側を給送パイプの長手方向に沿って分割して仕切る仕切部材を設け、前記給送パイプの内部側に前記仕切部材によって仕切られた複数の細管状の給送案内筒を設けてなることを特徴とする充填包装装置における粉粒体の供給充填装置。
  3. 前記給送パイプの断面形状を扁平形状に形成してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の粉粒体の供給充填装置。
  4. 前記投入シューターの外部側から振動発生装置によって衝撃を与えてなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の粉粒体の供給充填装置。
JP2003154322A 2003-05-30 2003-05-30 粉粒体の供給充填装置 Pending JP2004352331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003154322A JP2004352331A (ja) 2003-05-30 2003-05-30 粉粒体の供給充填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003154322A JP2004352331A (ja) 2003-05-30 2003-05-30 粉粒体の供給充填装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004352331A true JP2004352331A (ja) 2004-12-16

Family

ID=34049011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003154322A Pending JP2004352331A (ja) 2003-05-30 2003-05-30 粉粒体の供給充填装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004352331A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116189A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Key Tranding Co Ltd 粉体充填装置および粉体充填方法
JP2012076275A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Toray Ind Inc 粉体原料供給装置及び熱可塑性樹脂組成物の製造方法
JP2012236650A (ja) * 2011-04-28 2012-12-06 Sanko Kikai Kk ロールタイプ自動包装機におけるポケットシールロール機構
JP2013252889A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Topack Co Ltd 充填包装装置、及び該充填包装装置の粉剤落下充填方法
JP2017052530A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 三光機械株式会社 縦型自動充填包装機の充填シュート
KR101792730B1 (ko) * 2015-06-17 2017-11-13 (주)진성파마텍 스크류 공급방식을 이용한 충진부를 구비한 포장용기용 자동 포장장치
JP2018103996A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 ヱスビー食品株式会社 包装体
KR101926413B1 (ko) * 2016-06-28 2018-12-10 (주)진성파마텍 스틱형 용기 자동 포장장치
JP6488471B1 (ja) * 2018-03-30 2019-03-27 田尾 忠昌 排尿処理器具
CN113787193A (zh) * 2021-11-16 2021-12-14 西安慧金科技有限公司 用于金属粉末物料加工的雾化加料装置
CN114313462A (zh) * 2022-01-04 2022-04-12 汪利峰 一种面粉装袋的进料设备
KR102438177B1 (ko) * 2022-03-21 2022-08-30 주식회사 솔팩 2개의 포켓을 가지는 스틱형 포장용기에 내용물을 공급하기 위한 노즐 조립체
CN115027766A (zh) * 2022-07-08 2022-09-09 佛山市精海智能机械设备有限公司 一种多例包装机

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116189A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Key Tranding Co Ltd 粉体充填装置および粉体充填方法
JP2012076275A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Toray Ind Inc 粉体原料供給装置及び熱可塑性樹脂組成物の製造方法
JP2012236650A (ja) * 2011-04-28 2012-12-06 Sanko Kikai Kk ロールタイプ自動包装機におけるポケットシールロール機構
JP2013252889A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Topack Co Ltd 充填包装装置、及び該充填包装装置の粉剤落下充填方法
KR101792730B1 (ko) * 2015-06-17 2017-11-13 (주)진성파마텍 스크류 공급방식을 이용한 충진부를 구비한 포장용기용 자동 포장장치
JP2017052530A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 三光機械株式会社 縦型自動充填包装機の充填シュート
KR101926413B1 (ko) * 2016-06-28 2018-12-10 (주)진성파마텍 스틱형 용기 자동 포장장치
JP2018103996A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 ヱスビー食品株式会社 包装体
JP6488471B1 (ja) * 2018-03-30 2019-03-27 田尾 忠昌 排尿処理器具
CN113787193A (zh) * 2021-11-16 2021-12-14 西安慧金科技有限公司 用于金属粉末物料加工的雾化加料装置
CN114313462A (zh) * 2022-01-04 2022-04-12 汪利峰 一种面粉装袋的进料设备
KR102438177B1 (ko) * 2022-03-21 2022-08-30 주식회사 솔팩 2개의 포켓을 가지는 스틱형 포장용기에 내용물을 공급하기 위한 노즐 조립체
KR102541075B1 (ko) * 2022-03-21 2023-07-03 주식회사 솔팩 스틱형 포장용기에 내용물을 공급하기 위한 노즐 조립체
CN115027766A (zh) * 2022-07-08 2022-09-09 佛山市精海智能机械设备有限公司 一种多例包装机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005008282A (ja) 粉粒体の供給装置
US6904737B2 (en) Dispensing apparatus and method of dispensing
US3879917A (en) Method and apparatus for packaging particulate material
JP2004352331A (ja) 粉粒体の供給充填装置
CN101641203B (zh) 用于制造无粘聚性材料小袋的机器
CN110049861B (zh) 制袋设备和方法
KR101409184B1 (ko) 스틱 제품 포장기
JP2005008165A (ja) 粉粒体搬送装置
JP4133966B2 (ja) 粉粒体の充填包装装置
US4047546A (en) Method and apparatus for filling containers
KR102139689B1 (ko) 횡형 공급방식을 이용한 내용물 투입장치 및 이를 포함하는 포장용기 자동 포장시스템
CN209305889U (zh) 粉剂自动包装机
JP3902569B2 (ja) 充填包装装置
JP7515969B2 (ja) オーガー充填装置および充填包装機
JP2815895B2 (ja) 粉粒体送給装置
JP2005015129A (ja) 粉粒体の供給装置
JP2002046704A (ja) 粉末材の分包装置
CN214356921U (zh) 用于小容量粉条包的充氮保鲜包装装置
GB2124575A (en) Apparatus for, and method of, charging of containers
CN109625445B (zh) 一种非流动性的散货物料的处理和小袋灌包设备
JP2004352314A (ja) 縦型製袋充填装置
JP5419266B2 (ja) 搬送装置
JP2511376B2 (ja) 粉粒体の充填装置
CN214524903U (zh) 一种酸菜快速定量包装装置
WO2004106165A1 (ja) 充填包装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060313

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20061024

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

A977 Report on retrieval

Effective date: 20090109

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090818