JP6891912B2 - 移植機 - Google Patents

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Description

本発明は、タマネギ苗移植機などのような移植機に関する。
ハンドルと、車体へ取付けられた植付け機構と、を有する移植機が、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
ハンドルは、歩行作業者が車体の後方を歩きながら車体走行操作を行うときに利用される。植付け機構は、植付け装置と、動力を植付け装置へ伝達するための植付け伝動ケースと、を有する。
特許第5018683号明細書
しかしながら、上述された従来の移植機に関しては、自動水平制御機能、車体高さ変更を利用する植付け深さ制御機能、および潅水制御機能などの調節作業は必ずしも容易でないことがある。
そして、本発明者は、車体の底部に位置する、ハンドルをメインフレームへ接続するための下に凸な長い部材に起因する車体における部品配置の自由度の制限がその要因であることに気付いた。
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、車体における部品配置の自由度を向上することができる移植機を提供することを目的とする。
第1の本発明は、歩行作業者が車体(10)の後方を歩きながら車体走行操作を行うときに利用されるハンドル(13)と、
植付け装置(41)と、動力を前記植付け装置(41)へ伝達するための植付け伝動ケース(100)と、を有する、前記車体(10)へ取付けられた植付け機構(40)と、
前記植付け伝動ケース(100)の後面へ取付けられたベースプレート部材(200)と、
前端側が前記ベースプレート部材(200)へ取付けられており、後端側が前記ハンドル(13)へ取付けられている、ハンドルフレーム(300)と、
を備え、
搭乗作業者が前記車体(10)の前方から乗込むときに利用されるフロントステップ(500)を備え、
前記フロントステップ(500)は、前側フラット部(510)と、前記前側フラット部(510)より高い後側フラット部(520)と、前記前側フラット部(510)と前記後側フラット部(520)との間の傾斜部(530)と、を有し、
前記前側フラット部(510)と前記傾斜部(530)との間のフロントステップ前側境界線(500a)の車体外側部分(500d)は、前記フロントステップ前側境界線(500a)の車体内側部分(500c)と比べて後側へ寄っており、
前記後側フラット部(520)と前記傾斜部(530)との間のフロントステップ後側境界線(500b)の前記車体内側部分(500c)近傍の部分は、車体内側へ向かって突出していることを特徴とする移植機である。
第2の本発明は、前記傾斜部(530)には、株間調節レバー(611、612)のレバー操作のための株間調節レバー切欠き(531、532)が設けられており、
前記株間調節レバー(611、612)の把持部(611a、612a)は、前記レバー操作が行われない場合においては前記株間調節レバー切欠き(531、532)から突出せず、前記レバー操作が行われる場合においては前記株間調節レバー切欠き(531、532)から突出し、スライド可能であることを特徴とする第1の本発明の移植機である。
第3の本発明は、前記フロントステップ(500)は、前記傾斜部(530)の車体外側を覆うカバー部(540)を有し、
前記カバー部(540)には、変速レバー(620)のレバー操作のための変速レバー切欠き(541)が設けられており、
前記変速レバー(620)の把持部(620a)は、前記変速レバー切欠き(541)から突出し、
前記株間調節レバー(611、612)のレバー操作方向は、前記変速レバー(620)のレバー操作方向と異なることを特徴とする第2の本発明の移植機である。
第4の本発明は、前記植付け伝動ケース(100)は、植付け伝動センターケース(110)と、左右の植付け伝動サイドケース(120)と、を有し、
前記ベースプレート部材(200)は、前記左右の植付け伝動サイドケース(120)へ取付けられていることを特徴とする第1の本発明の移植機である。
第5の本発明は、前記ハンドル(13)の中央部近傍に配置された操作ユニット(30)と、
前記操作ユニット(30)から配索される所定の一部の操作ケーブル(411、412、413、414、415)を掛止する、前記ハンドルフレーム(300)へ取付けられた操作ケーブル掛止部(471)と、
を備え、
前記ハンドル(13)へ取付けられたサイドクラッチレバー(440)から配索されるサイドクラッチケーブル(430)と、前記ハンドル(13)へ取付けられたスロットルレバー(460)から配索されるスロットルケーブル(450)と、は、前記操作ケーブル掛止部(471)の上方でケーブルクランプ(481)を利用して垂下がらないように掛止されていることを特徴とする第1の本発明の移植機である。
本発明に関連する第1の明は、歩行作業者が車体(10)の後方を歩きながら車体走行操作を行うときに利用されるハンドル(13)と、
植付け装置(41)と、動力を前記植付け装置(41)へ伝達するための植付け伝動ケース(100)と、を有する、前記車体(10)へ取付けられた植付け機構(40)と、
前記植付け伝動ケース(100)の後面へ取付けられたベースプレート部材(200)と、
前端側が前記ベースプレート部材(200)へ取付けられており、後端側が前記ハンドル(13)へ取付けられている、ハンドルフレーム(300)と、
を備えたことを特徴とする移植機である。
本発明に関連する第2の明は、前記植付け伝動ケース(100)は、植付け伝動センターケース(110)と、左右の植付け伝動サイドケース(120)と、を有し、
前記ベースプレート部材(200)は、前記左右の植付け伝動サイドケース(120)へ取付けられていることを特徴とする本発明に関連する第1の明の移植機である。
本発明に関連する第3の明は、前記ハンドル(13)の中央部近傍に配置された操作ユニット(30)と、
前記操作ユニット(30)から配索される所定の一部の操作ケーブル(411、412、413、414、415)を掛止する、前記ハンドルフレーム(300)へ取付けられた操作ケーブル掛止部(471)と、
を備え、
前記ハンドル(13)へ取付けられたサイドクラッチレバー(440)から配索されるサイドクラッチケーブル(430)と、前記ハンドル(13)へ取付けられたスロットルレバー(460)から配索されるスロットルケーブル(450)と、は、前記操作ケーブル掛止部(471)の上方でケーブルクランプ(481)を利用して垂下がらないように掛止されていることを特徴とする本発明に関連する第1の明の移植機である。
本発明に関連する第4の明は、前記所定の一部の前記操作ケーブル(411、412、413、414、415)は、前記ハンドルフレーム(300)に沿って配索され、前記植付け伝動ケース(100)の下方でケーブルフック(472)を利用して束ねられていることを特徴とする本発明に関連する第3の明の移植機である。
本発明に関連する第5の明は、搭乗作業者が前記車体(10)の前方から乗込むときに利用されるフロントステップ(500)を備え、
前記フロントステップ(500)は、前側フラット部(510)と、前記前側フラット部(510)より高い後側フラット部(520)と、前記前側フラット部(510)と前記後側フラット部(520)との間の傾斜部(530)と、を有し、
前記前側フラット部(510)と前記傾斜部(530)との間のフロントステップ前側境界線(500a)の車体外側部分(500d)は、前記フロントステップ前側境界線(500a)の車体内側部分(500c)と比べて後側へ寄っており、
前記後側フラット部(520)と前記傾斜部(530)との間のフロントステップ後側境界線(500b)の前記車体内側部分(500c)近傍の部分は、体内側へ向かって突出していることを特徴とする本発明に関連する第1の明の移植機である。
本発明に関連する第6の明は、前記傾斜部(530)には、株間調節レバー(611、612)のレバー操作のための株間調節レバー切欠き(531、532)が設けられており、
前記株間調節レバー(611、612)の把持部(611a、612a)は、前記レバー操作が行われない場合においては前記株間調節レバー切欠き(531、532)から突出せず、前記レバー操作が行われる場合においては前記株間調節レバー切欠き(531、532)から突出し、スライド可能であることを特徴とする本発明に関連する第5の明の移植機である。
本発明に関連する第7の明は、前記フロントステップ(500)は、前記傾斜部(530)の体外側を覆うカバー部(540)を有し、
前記カバー部(540)には、変速レバー(620)のレバー操作のための変速レバー切欠き(541)が設けられており、
前記変速レバー(620)の把持部(620a)は、前記変速レバー切欠き(541)から突出し、
前記株間調節レバー(611、612)のレバー操作方向は、前記変速レバー(620)のレバー操作方向と異なることを特徴とする本発明に関連する第6の明の移植機である。
本発明により、車体における部品配置の自由度を向上することが可能である。なお、本発明により、搭乗作業者の乗込みに関する安全性を向上することも可能である。
本発明に関連する第1の明により、車体における部品配置の自由度を向上することが可能である。
本発明に関連する第2の明により、本発明に関連する第1の明の効果に加えて、強度を保証しながら、車体における部品配置の自由度を向上することが可能である。
本発明に関連する第3の明により、本発明に関連する第1の明の効果に加えて、ケーブル配索に関する安全性を向上することが可能である。
本発明に関連する第4の明により、本発明に関連する第3の明の効果に加えて、ケーブル配索に関する安全性をさらに向上することが可能である。
本発明に関連する第5の明により、本発明に関連する第1の明の効果に加えて、搭乗作業者の乗込みに関する安全性を向上することが可能である。
本発明に関連する第6の明により、本発明に関連する第5の明の効果に加えて、株間調節に関するレバー操作性を向上することが可能である。
本発明に関連する第7の明により、本発明に関連する第6の明の効果に加えて、株間調節に関するレバー操作性をさらに向上することが可能である。
本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の左側面図 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の上面図 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の正面図 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の背面図 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の斜視図 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の植付け機構近傍の部分斜視図(その一) 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の植付け機構近傍の部分斜視図(その二) 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の植付け機構近傍の部分斜視図(その三) 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の植付け機構近傍の部分斜視図(その四) 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の部分背面図 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の部分右側面図 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の左のフロントステップ近傍の部分斜視図(その一) 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の左のフロントステップ近傍の部分斜視図(その二) 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の左のフロントステップ近傍の部分斜視図(その三) 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の左のフロントステップ近傍の部分斜視図(その四) 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の右のフロントステップ近傍の部分斜視図(その一) 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の右のフロントステップ近傍の部分斜視図(その二) (a)本発明における変形例の実施の形態のタマネギ苗移植機の株間調節レバー近傍の模式的な部分左側面図、(b)本発明における変形例の実施の形態のタマネギ苗移植機の株間調節レバー近傍の模式的な部分上面図
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
本実施の形態のタマネギ苗移植機は、本発明における移植機の一例である。
昇降ケーブル411と、植付けクラッチケーブル412と、畝端センサーケーブル413と、走行クラッチケーブル414と、駐車ブレーキケーブル415と、は、本発明における所定の一部の操作ケーブルの一例である。ケーブルステー471は、本発明における操作ケーブル掛止部の一例である。ケーブルフック472は、本発明におけるケーブルフックの一例である。ケーブルクランプ481は、本発明におけるケーブルクランプの一例である。
株間調節レバー611および612は、本発明における株間調節レバーの一例である。副変速レバー620は、本発明における変速レバーの一例である。株間調節レバー切欠き531および532は、本発明における株間調節レバー切欠きの一例である。副変速レバー切欠き541は、本発明における変速レバー切欠きの一例である。
(A)はじめに、図1から5を主として参照しながら、本実施の形態のタマネギ苗移植機の構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図1は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の左側面図であり、図2は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の上面図であり、図3は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の正面図であり、図4は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の背面図であり、図5は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の斜視図である。
以下同様であるが、いくつかの構成要素は図面において示されていないこともあるし透視的にまたは省略的に示されていることもある。
本実施の形態のタマネギ苗移植機は、歩行作業者のためのハンドル13のみならず、搭乗作業者のための座席14および左右一対のフロア15も有する、いわゆる乗用移植機である。
車体10の前部には、エンジン20などが左右一対の従動前輪11とともに配置されている。エンジン20によって発生された駆動力は、左右一対の走行チェーンケース21を介して左右一対の駆動後輪12などへ伝達される
ハンドル13は、歩行作業者が車体10の後方を歩きながら車体走行操作を行うときに利用されるハンドルである。
植付け機構40は、植付け装置41と、動力を植付け装置41へ伝達するための植付け伝動ケース100と、を有する、車体10へ取付けられた機構である。
タマネギ苗供給テーブル41aは、ループ状に連結されて周回させられる、搭乗作業者により投入されたタマネギ苗を収容する複数のタマネギ苗収容カップなどを有する。
車体10の後部には、タマネギ苗供給テーブル41aにより供給されたタマネギ苗を植付ける二個の植付けホッパー41b、および植付けられたタマネギ苗の周辺の土壌に鎮圧荷重を負荷する鎮圧機構50などが駆動後輪12とともに配置されている。
図1、4および5を主として参照しながら、ベースプレート部材200などについて具体的に説明する。
ベースプレート部材200は、植付け伝動ケース100の後面へ取付けられた部材である。
ハンドルフレーム300は、前端側がベースプレート部材200へ取付けられており、後端側がハンドル13へ取付けられている、フレームである。
ハンドルフレーム300が、車体10のメインフレームへ直接的に取付けられず、ベースプレート部材200を介して植付け伝動ケース100へ取付けられることにより、車体10における部品配置の自由度は向上される。
そして、ハンドル13をメインフレームへ接続するための下に凸な長い部材が車体10の底部に位置しないので、自動水平制御機能、車体高さ変更を利用する植付け深さ制御機能、および潅水制御機能などの調節作業は容易であり、ハンドルフレーム300の圃場面への接触が発生しにくく、ハンドルフレーム300の破損のみならず圃場面の損傷も抑制される。
さらに、ベースプレート部材200が植付け伝動ケース100へ取付けられている車体前後方向における位置、またはハンドルフレーム300がベースプレート部材200へ取付けられている車体前後方向における位置を調節することにより、ハンドル車体オフセット位置としてのハンドル13の車体前後方向における位置を調節することができる。ハンドルフレーム300はメインフレームの一部ではないので、狭い植付け条間距離および3以上の大きい植付け条数に応じたさまざまなハンドル位置調節作業も容易である。
図6から9を主として参照しながら、ベースプレート部材200などについてより具体的に説明する。
ここに、図6から9は、本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の植付け機構40近傍の部分斜視図(その一から四)である。
植付け伝動ケース100は、植付け伝動センターケース110と、左右の植付け伝動サイドケース120と、を有する。
ベースプレート部材200は、左右の植付け伝動サイドケース120へ取付けられている。
二個の植付けホッパー41bの昇降リンク部材41cは、上蓋110aを有する植付け伝動センターケース110を介して左右の植付け伝動サイドケース120へ伝達された動力を利用して、駆動される。
ベースプレート部材200の左右端部は車体前側へ向かって折曲げられており、植付け機構40は、重いトランスミッションケースなどを支持する、しっかりした車体10のメインフレームへ左右の植付け伝動サイドケース120で取付けられているので、ハンドルフレーム300の取付け強度はベースプレート部材200を介する植付け伝動サイドケース120への取付けにより保証される。
そして、ハンドル13の車体左右方向における位置が容易に調節されるように、ベースプレート部材200は植付け伝動ケース100と脱着可能であることが望ましい。
さらに、ベースプレート部材200の上下端部は車体前側へ向かって折曲げられており、たとえば、上下方向における捻れに対する取付け強度が保証されるように、ベースプレート部材200の上端部は植付け伝動センターケース110の上蓋110aとともに共締めでタマネギ苗供給テーブル41aのテーブルフランジへ取付けられていてもよい。ハンドルフレーム300はハンドルフレーム補強パイプ300aによりタマネギ苗供給テーブル41aのテーブルフレームと連結されているので、上下方向における捻れに対する取付け強度は変形しにくい三角形形状を利用するトラス構造により向上される。
ハンドルフレーム300の個数は、たとえば、2であってもよい。植付け条数が3である場合においては、第1条と第2条との間のハンドルフレーム300と、第2条と第1条との間のハンドルフレーム300と、を利用することにより、強度が保証されるのみならず、ハンドル13が車体左右方向における中央部に配置されている構成が実現される。植付け条数が2である場合においても、車体左右方向における植付け条の両外側の二個のハンドルフレーム300を利用することにより、車体左右方向における中央部は空きスペースになるので、狭い植付け条間距離に応じた構成が容易に実現される。
図10および11を主として参照しながら、操作ユニット30などについて具体的に説明する。
ここに、図10は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の部分背面図であり、図11は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の部分右側面図である。
操作ユニット30は、ハンドル13の中央部近傍に配置されたユニットである。
操作ユニット30には、たとえば、昇降植付けレバー421と、走行クラッチレバー422と、空植えレバー423と、チョークノブ424と、緊急停止スイッチ425と、油圧ロックレバー426と、が設けられている。
走行クラッチレバー422は、前後操作により走行クラッチケーブル414を牽引し、駐車位置への後操作によりスプリングの付いた駐車ブレーキケーブル415を牽引するためのレバーである。空植えレバー423は、植付けクラッチをオンにして走行クラッチをオフにするためのレバーである。
ケーブルステー471は、操作ユニット30から配索される、昇降ケーブル411と、植付けクラッチケーブル412と、畝端センサーケーブル413と、走行クラッチケーブル414と、駐車ブレーキケーブル415と、を掛止する、ハンドルフレーム300へ取付けられた掛止部である。
昇降ケーブル411は、昇降植付けレバー421の操作により油圧バルブを開閉するためのケーブルである。植付けクラッチケーブル412は、昇降植付けレバー421の操作または空植えレバー423の操作により植付けクラッチをオンオフにするためのケーブルである。畝端センサーケーブル413は、所定の移動走行車体高さが昇降植付けレバー421の操作により実現されたときに車体前側の畝端センサーを引上げるためのケーブルである。油圧ロックケーブル416は、車体高さが最大であるときにオイルリークによる昇降シリンダー収縮を規制するアームを回動させるためのケーブルである。
油圧ケーブルとも呼ばれる昇降ケーブル411と、植付けクラッチケーブル412と、センサーリフトケーブルとも呼ばれる畝端センサーケーブル413と、については、ケーブルアウター部材がハンドルフレーム300の右側でケーブルステー471により掛止されている。メインクラッチケーブルとも呼ばれる走行クラッチケーブル414と、駐車ブレーキケーブル415と、については、ケーブルアウター部材がハンドルフレーム300の左側でケーブルステー471により掛止されている。油圧ロックケーブル416については、ケーブルアウター部材がハンドルフレーム300の下方で掛止されている。
植付けホッパー41bのホルダーとの干渉が避けられるように、ケーブルステー471および油圧ロックレバー426のガイドと、車体左右方向における中央部と、の間の距離は50ミリメートル以内であり、チョークノブ424のケーブル、およびエンジンスイッチとして機能する緊急停止スイッチ425のケーブルなどのようなハーネスはケーブルアウター部材受けプレートとして機能するケーブルステーの中央孔を通って車体左右方向における中心線に沿って車体前後方向に延びるように配索されることが望ましい。
ハンドル13へ取付けられたサイドクラッチレバー440から配索されるサイドクラッチケーブル430と、ハンドル13へ取付けられたスロットルレバー460から配索されるスロットルケーブル450と、は、ケーブルステー471の上方でケーブルクランプ481を利用して垂下がらないように掛止されていてもよい。
ハンドル13の左グリップへは、左のケーブルクランプ481により掛止されている左のサイドクラッチレバー440が取付けられている。ハンドル13の右グリップへは、右のケーブルクランプ481により掛止されている、右のサイドクラッチレバー440と、スロットルレバー460と、が取付けられている。
ケーブルクランプ481などを利用して垂下がらないように支持されている、サイドクラッチケーブル430と、スロットルケーブル450と、はケーブルステー471の上方を通過し、これらのケーブルアウター部材は、ケーブルステー471と比べて、やや前側へ寄っておりケーブルステー471の下方に位置する。
つまり、左右一対の駆動後輪12へ伝達される駆動力をオンオフする左右のサイドクラッチを操作するためのサイドクラッチケーブル430のケーブルアウター部材と、エンジン20の出力を増減させることにより作業速度を調節するためのスロットルケーブル450のケーブルアウター部材と、は、サイドクラッチケーブル430およびスロットルケーブル450が植付けホッパー41bのホルダーと干渉しないように、車体左右方向における中央部に配置されているハンドルフレーム300と掛止されていてもよい。
昇降ケーブル411と、植付けクラッチケーブル412と、畝端センサーケーブル413と、走行クラッチケーブル414と、駐車ブレーキケーブル415と、は、ハンドルフレーム300に沿って配索され、植付け伝動ケース100の下方でケーブルフック472を利用して束ねられていてもよい。
ケーブルフック472に沿って配索されているこれらのケーブルは、ケーブルクランプ(図示省略)などを利用して束ねられていてもよい。
たとえば、植付け伝動ケース100の下方でケーブルフック472を利用して束ねられているこれらのケーブルは、背面視において植付け伝動ケース100の右側に配置された潅水装置へ駆動力を伝達するためのクランク軸との接触が避けられるように、ハンドル13の中央部から車体10の左側へ向かって配索され、植付け伝動ケース100の左側でケーブルクランプ(図示省略)によりさらに束ねられていてもよい。
要するに、前後進のためのメインクラッチ操作、駐車のためのブレーキ操作、油圧昇降操作、植付けオンオフ操作および車体高さ調節操作などを行うための操作ユニット30の周辺のレバーのような構成部品と、左右のサイドクラッチ、走行クラッチ、植付けクラッチおよび油圧バルブのような構成部品と、はケーブルで連結されており、これらのケーブルの少なくとも一部は、ケーブルアウター部材がケーブルステー471により掛止されるように、植付け機構40の動作領域への侵入を避けながら車体10の底部へ向かって配索されているので、動作している植付け機構40の構成部品などとの干渉にともなう植付け精度の低下が防止され、操作ユニット30における操作を集中的に行うことができ、安全性およびメンテナンス性も向上される。
(B)つぎに、図12から15を主として参照しながら、本実施の形態のタマネギ苗移植機の構成および動作についてより具体的に説明する。
ここに、図12から15は、本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の左のフロントステップ500近傍の部分斜視図(その一から四)である。
車体10の前部には、左右一対のフロントステップ500が配置されている。
フロントステップ500は、搭乗作業者が車体10の前方から乗込むときに利用されるステップである。
フロア15のみならずフロントステップ500も設けられている二段構成が採用されているので、搭乗作業者は車体10の前方から容易に乗込むことができる。しっかりしたフロントフレーム501aへ取付けられたフロントステップ取付けステー501は、L字形状に折曲げられたプレート部材であり、下方からフロントステップ500の車体外側部分を支持する。しっかりしたバンパー502aへ取付けられたフロントステップ補強パイプ502は、車体外側のパイプ端部がフロントステップ取付けステー501の孔に挿入されるように車体外側側へ向かって延びるパイプ部材であり、下方からフロントステップ500のステッププレート面を支持する。このため、フロントステップ500の安全性は、フロントステップ取付けステー501およびフロントステップ補強パイプ502により保証される。
フロントステップ500は、前側フラット部510と、前側フラット部510より高い後側フラット部520と、前側フラット部510と後側フラット部520との間の傾斜部530と、を有する。
前側フラット部510と傾斜部530との間のフロントステップ前側境界線500aの車体外側部分500dは、フロントステップ前側境界線500aの車体内側部分500cと比べて後側へ寄っている。
後側フラット部520と傾斜部530との間のフロントステップ後側境界線500bの車体内側部分500c近傍の部分は、車体内側へ向かって突出している。
なお、後側フラット部520の後部で、且つ車体内側部分500cよりも機体外側位置には、フロア15の機体前側部分の形状に沿う凹部が形成されている。これにより、フロア15とフロントステップ500のいずれか一方を外すとき、他方を取り外す必要が無いので、メンテナンス等の作業能率が向上する。
傾斜部530は水平面ではないので、心理的に搭乗作業者は傾斜部530を踏みにくくなり、体重が印加される加重ポイントのフロントステップ500における存在領域が広くならないので、フロントステップ補強パイプ502のような補強部材の個数は増大しない。傾斜部530は鉛直面ではなく、後側フラット部520の車体後側部分とフロア15の車体前側部分とは大きい段差なしに連結されているので、搭乗作業者は車体10の前方から乗込むときにつまずきにくい。
足場としてのフロントステップ500が車体10の前部に設けられており、傾斜部530は車体10の後内側へ向かって高くなっており、傾斜部530の車体後側部分と後側フラット部520の車体前側部分とが連結される箇所の近傍は車体内側へ向かって突出している。このため、搭乗作業者は傾斜部530を踏まずに後側フラット部520を踏むことが多いが、傾斜部530を踏んでも足はフロントステップ500からはみ出しにくいので、安全性が向上される。
なお、上記の傾斜部530の傾斜角度は、搭乗作業者が意図せずに足を乗せても転倒しない程度の角度に設定すると共に、傾斜部530の前後長は、前側フラット部510から一般的な歩幅で後側フラット部520に一歩踏み出すと、踏むことなく跨ぐことができる程度に設定するものとする。
図16および17を主として参照しながら、株間調節レバー611および612などについて具体的に説明する。
ここに、図16および17は、本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の右のフロントステップ500近傍の部分斜視図(その一および二)である。
右のフロントステップ500近傍には、株間調節レバー611および612と、副変速レバー620と、が配置されている。
傾斜部530には、株間調節レバー611のレバー操作のための株間調節レバー切欠き531と、株間調節レバー612のレバー操作のための株間調節レバー切欠き532と、が設けられている。
株間調節レバー611の把持部611aは、レバー操作が行われない場合においては株間調節レバー切欠き531から突出せず、レバー操作が行われる場合においては株間調節レバー切欠き531から突出し、スライド可能である。株間調節レバー612の把持部612aは、レバー操作が行われない場合においては株間調節レバー切欠き532から突出せず、レバー操作が行われる場合においては株間調節レバー切欠き532から突出し、スライド可能である。
植付け機構40による苗植付け間隔である株間を設定する株間変速装置を切替え操作するための株間調節レバー611および612は、大きい株間切替えのためのレバーと、小さい株間切替えのためのレバーと、である、二本のレバーとして構成されており、株間調節レバー切欠き531および532は傾斜部530のステッププレート面に形成されている。株間調節レバー611および612は、テレスコピック構造などを利用して伸縮可能であるように構成されており、使用時は車体前側へ向かって突出するが、搭乗作業者の足などとの接触が避けられるように、非使用時は車体後側へ向かって退避する。
そして、水平面でも鉛直面でもない傾斜部530は株間調節レバー611および612のレバー操作位置が容易に視認されるように斜めに外を向いている傾斜面であるので、傾斜部530のステッププレート面はかなり広く、株間調節レバー611および612のレバーストロークは十分に保証され、レバー操作性は向上される。
乗降に直接的には利用されない傾斜部530が株間調節レバー611および612のガイドとして有効に機能するので、部品点数は削減され、作業者の足などとの接触にともなう意図しない株間調節レバー操作は発生しにくい。
フロントステップ500は、傾斜部530の車体外側を覆うカバー部540を有する。
カバー部540には、副変速レバー620のレバー操作のための副変速レバー切欠き541が設けられている。
副変速レバー620の把持部620aは、副変速レバー切欠き541から突出する。
走行伝動および植付け伝動の切替えが行われるトランスミッションケースにおける速度設定操作および進行向き切替え操作などのための副変速レバー620のレバー操作位置は、植付け低速位置、植付け高速位置、後進位置、および走行中立位置などである。
乗降に直接的には利用されないカバー部540が副変速レバー620のガイドとして有効に機能するので、部品点数は削減され、作業者の足などとの接触にともなう意図しない副変速レバー操作は発生しにくい。
株間調節レバー611および612のレバー操作方向は、副変速レバー620のレバー操作方向と異なる。
株間調節レバー611および612のみならず副変速レバー620も全てまとまって配置されているので、レバー操作方向が略左右方向である株間調節レバー611および612のレバー操作と、レバー操作方向が略上下方向である副変速レバー620のレバー操作と、の組合せによる株間調節操作を集中的に行うことができる。
そして、株間調節レバー切欠き531および532は傾斜部530に形成されており、副変速レバー620は傾斜部530の車体外側を覆うカバー部540に形成されているので、作業者は操作レバーを間違うことなく認識することができ、レバー誤操作は発生しにくい。
図18(a)および18(b)を主として参照しながら、株間調節レバー611および612などについてより具体的に説明する。
ここに、図18(a)は本発明における変形例の実施の形態のタマネギ苗移植機の株間調節レバー611および612近傍の模式的な部分左側面図であり、図18(b)は本発明における変形例の実施の形態のタマネギ苗移植機の株間調節レバー611および612近傍の模式的な部分上面図である。
このような変形例の実施の形態においては、作業者が直感的なレバー操作を容易に行うことができるように、大きい株間切替えのための直立したレバーと、小さい株間切替えのための直立したレバーと、である、二本の株間調節レバー611および612は車体前後方向において並んで配置されている。
株間調節レバー611の支点611bと株間調節レバー611のシフターピン611cとの間の位置関係は、株間調節レバー612の支点612bと株間調節レバー612のシフターピン612cとの間の位置関係と逆である。このため、株間調節レバー611および612のレバー操作向きが株間の増減と整合する構成が容易に実現され、作業者は直感的なレバー操作を容易に行うことができる。
そして、株間調節レバーガイド部材530aと支点611bとの間の距離D1のシフターピン611cと支点611bとの間の距離d1に対する比
(数1)
D1/d1
は、株間調節レバーガイド部材530aと支点612bとの間の距離D2のシフターピン612cと支点612bとの間の距離d2に対する比
(数2)
D2/d2
と等しい。つまり、
(数3)
D1/d1=D2/d2
であり、株間調節レバーガイド部材530aにおける株間調節レバー611のレバー操作量が株間調節レバーガイド部材530aにおける株間調節レバー612のレバー操作量と等しい場合においては、シフターピン611cのシフト量はシフターピン612cのシフト量と等しい。
(C)つぎに、図1から5を主として参照しながら、本実施の形態のタマネギ苗移植機の構成および動作についてさらにより具体的に説明する。
バックミラー機構700は、ミラー710と、ミラーステー720と、を有する機構であり、座席14に座っている搭乗作業者が車体10の左右両側の前方確認を行うことができるように設けられている。
ミラー710は、搭乗作業者が車体10の全体的な前方確認を行うことができるように、車体前側が鏡面である前に凸な片面鏡として設けられているが、歩行作業者が車体10の後方を歩きながら後方確認を行うことができるように、両面鏡として設けられていてもよい。
ミラーステー720の基部は、車体左右方向における中央部に配置されている。
そして、ミラーステー720の上端部には、ミラー710が上下方向、言い換えれば、取付け用の支軸を中心にして上下方向の円弧軌跡を描くように回動可能に取り付けられる。たとえば、搭乗作業者がタマネギ苗の植付け状態を確認したいときは、タマネギ苗が植え付けられた圃場面を移すことができる角度までミラー710を下方回動させるとよい。また、ミラー710を上方側に回動させるときは、搭乗作業者が後方を視認しやすい角度となるまでミラー710を上方回動させるとよい。
ミラーステー720の下端は、操作ユニット30の操作パネルの前方に位置する、ハンドルフレーム300の後側部分に設けられたハンドルフレーム組付け部で回動可能にハンドルフレーム300へ取付けられている。ミラーステー720は車体左右方向において回動可能であるので、たとえば、本実施の形態のタマネギ苗移植機が納屋に収納される場合においては、植付け機構40などとの干渉が避けられるように、バックミラー機構700はコンパクト化される。
具体的には、タマネギ苗供給テーブル41aの機体左右方向の長辺に沿う圃場面に対して略水平な姿勢、乃至ミラーフレーム720の上端部がタマネギ苗供給テーブル41aの上端部と略同じ高さに位置するまでミラーフレーム720を下方回動させると共に、ミラー710を機体の左右端部、例えば左右の駆動後輪12の外形部よりも内側に位置する姿勢となるよう上方または下方に回動させるものとする。
これにより、ミラー710及びミラーフレーム720の上下方向の突出量を抑えることができると共に、機体左右方向に突出しなくなるので、機体の収納位置を余分に広く確保する必要が無くなる。
本発明における移植機は、車体における部品配置の自由度を向上することができ、たとえば、タマネギ苗移植機などのような移植機に利用する目的に有用である。
10 車体
11 従動前輪
12 駆動後輪
13 ハンドル
14 座席
15 フロア
20 エンジン
21 走行チェーンケース
30 操作ユニット
40 植付け機構
41 植付け装置
41a タマネギ苗供給テーブル
41b 植付けホッパー
41c 昇降リンク部材
50 鎮圧機構
100 植付け伝動ケース
110 植付け伝動センターケース
110a 上蓋
120 植付け伝動サイドケース
200 ベースプレート部材
300 ハンドルフレーム
300a ハンドルフレーム補強パイプ
411 昇降ケーブル
412 植付けクラッチケーブル
413 畝端センサーケーブル
414 走行クラッチケーブル
415 駐車ブレーキケーブル
416 油圧ロックケーブル
421 昇降植付けレバー
422 走行クラッチレバー
423 空植えレバー
424 チョークノブ
425 緊急停止スイッチ
426 油圧ロックレバー
430 サイドクラッチケーブル
440 サイドクラッチレバー
450 スロットルケーブル
460 スロットルレバー
471 ケーブルステー
472 ケーブルフック
481 ケーブルクランプ
500 フロントステップ
500a フロントステップ前側境界線
500b フロントステップ後側境界線
500c 車体内側部分
500d 車体外側部分
501 フロントステップ取付けステー
501a フロントフレーム
502 フロントステップ補強パイプ
502a バンパー
510 前側フラット部
520 後側フラット部
530 傾斜部
530a 株間調節レバーガイド部材
531、532 株間調節レバー切欠き
540 カバー部
541 副変速レバー切欠き
611、612 株間調節レバー
611a、612a 把持部
611b、612b 支点
611c、612c シフターピン
620 副変速レバー
620a 把持部
700 バックミラー機構
710 ミラー
720 ミラーステー

Claims (5)

  1. 歩行作業者が車体(10)の後方を歩きながら車体走行操作を行うときに利用されるハンドル(13)と、
    植付け装置(41)と、動力を前記植付け装置(41)へ伝達するための植付け伝動ケース(100)と、を有する、前記車体(10)へ取付けられた植付け機構(40)と、
    前記植付け伝動ケース(100)の後面へ取付けられたベースプレート部材(200)と、
    前端側が前記ベースプレート部材(200)へ取付けられており、後端側が前記ハンドル(13)へ取付けられている、ハンドルフレーム(300)と、
    を備え、
    搭乗作業者が前記車体(10)の前方から乗込むときに利用されるフロントステップ(500)を備え、
    前記フロントステップ(500)は、前側フラット部(510)と、前記前側フラット部(510)より高い後側フラット部(520)と、前記前側フラット部(510)と前記後側フラット部(520)との間の傾斜部(530)と、を有し、
    前記前側フラット部(510)と前記傾斜部(530)との間のフロントステップ前側境界線(500a)の車体外側部分(500d)は、前記フロントステップ前側境界線(500a)の車体内側部分(500c)と比べて後側へ寄っており、
    前記後側フラット部(520)と前記傾斜部(530)との間のフロントステップ後側境界線(500b)の前記車体内側部分(500c)近傍の部分は、体内側へ向かって突出していることを特徴とする植機。
  2. 前記傾斜部(530)には、株間調節レバー(611、612)のレバー操作のための株間調節レバー切欠き(531、532)が設けられており、
    前記株間調節レバー(611、612)の把持部(611a、612a)は、前記レバー操作が行われない場合においては前記株間調節レバー切欠き(531、532)から突出せず、前記レバー操作が行われる場合においては前記株間調節レバー切欠き(531、532)から突出し、スライド可能であることを特徴とする請求項に記載の移植機。
  3. 前記フロントステップ(500)は、前記傾斜部(530)の体外側を覆うカバー部(540)を有し、
    前記カバー部(540)には、変速レバー(620)のレバー操作のための変速レバー切欠き(541)が設けられており、
    前記変速レバー(620)の把持部(620a)は、前記変速レバー切欠き(541)から突出し、
    前記株間調節レバー(611、612)のレバー操作方向は、前記変速レバー(620)のレバー操作方向と異なることを特徴とする請求項に記載の移植機。
  4. 前記植付け伝動ケース(100)は、植付け伝動センターケース(110)と、左右の植付け伝動サイドケース(120)と、を有し、
    前記ベースプレート部材(200)は、前記左右の植付け伝動サイドケース(120)へ取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
  5. 前記ハンドル(13)の中央部近傍に配置された操作ユニット(30)と、
    前記操作ユニット(30)から配索される所定の一部の操作ケーブル(411、412、413、414、415)を掛止する、前記ハンドルフレーム(300)へ取付けられた操作ケーブル掛止部(471)と、
    を備え、
    前記ハンドル(13)へ取付けられたサイドクラッチレバー(440)から配索されるサイドクラッチケーブル(430)と、前記ハンドル(13)へ取付けられたスロットルレバー(460)から配索されるスロットルケーブル(450)と、は、前記操作ケーブル掛止部(471)の上方でケーブルクランプ(481)を利用して垂下がらないように掛止されていることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
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