JP6891674B2 - 偏芯回転部品用試験装置 - Google Patents
偏芯回転部品用試験装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6891674B2 JP6891674B2 JP2017131992A JP2017131992A JP6891674B2 JP 6891674 B2 JP6891674 B2 JP 6891674B2 JP 2017131992 A JP2017131992 A JP 2017131992A JP 2017131992 A JP2017131992 A JP 2017131992A JP 6891674 B2 JP6891674 B2 JP 6891674B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eccentric
- load
- rotating
- shaft
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
(1) 回転中心に対して偏芯し、周囲に偏芯回転部品を配置可能な少なくとも1つの偏芯部を有する回転軸と、
前記回転軸と平行、且つ、該回転軸から離れた位置に配置されており、前記偏芯部と軸方向において重なる位置に荷重負荷部を有する少なくとも1つの荷重軸と、
を備え、
前記荷重負荷部は、前記回転軸の回転に伴って、前記偏芯回転部品又はその周囲に設けられた治具に接触することで、前記偏芯回転部品に偏芯回転荷重を負荷する偏芯回転部品用試験装置。
(2) 前記回転軸は、複数の前記偏芯部を有し、
前記荷重負荷部は、複数の前記偏芯部と軸方向において重なる位置に設けられ、
前記荷重負荷部は、複数の前記偏芯部の周囲に配置された複数の前記偏芯回転部品に前記偏芯回転荷重を負荷する(1)に記載の偏芯回転部品用試験装置。
(3) 前記回転軸は、複数の前記偏芯部を有し、
前記荷重軸は、前記偏芯部と軸方向において重なる位置に設けられる前記荷重負荷部をそれぞれ有する複数の前記荷重軸を備え、
複数の前記荷重負荷部は、複数の前記偏芯部の周囲に配置された複数の前記偏芯回転部品に前記偏芯回転荷重をそれぞれ負荷する(1)に記載の偏芯回転部品用試験装置。
(4) 前記偏芯回転部品は、転がり軸受である(1)〜(3)のいずれかに記載の偏芯回転部品用試験装置。
先ず、本発明の第1実施形態に係る偏芯回転部品用試験装置10について説明する。図1及び図2に示すように、偏芯回転部品用試験装置10は、基台11に対して互いに平行に起立する1対の支持板12、13を備え、1対の支持板12、13は、回転軸20と少なくとも1つの荷重軸(本実施形態では、4本)30〜33とを支持する。
例えば、1本の荷重軸30が転がり軸受1に偏芯回転荷重Pを負荷する場合には、図3に示すように、1回転(360度)あたり1回の荷重ピークが発生する。
また、荷重軸30〜33の支持部にばねを設け、ばねの反力で荷重を設定してもよい。
また、本実施形態では、荷重軸30〜33のピッチ円直径(PCD)を変えることで、転がり軸受1の負荷圏の範囲を容易に変更できる。即ち、PCDを小さくすると、転がり軸受1の負荷圏が大きくなる。
図5は、本発明の第2実施形態に係る偏芯回転部品用試験装置10aを示す。
本実施形態では、回転軸20は、互いに隣接する複数の偏芯部21a、21b(本実施形態では、2つ)を有する。各偏芯部21a、21bは、回転中心Xに対して偏芯量eだけ偏芯しており、互いの偏芯方向が180°位相でずれている。各偏芯部21a、21bの周囲には、複数の転がり軸受1a、1bが配置されると共に、転がり軸受1a、1bの周囲には、複数のリング状の治具16a、16bが配置される。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
図7は、本発明の第2実施形態に係る偏芯回転部品用試験装置10bを示す。
本実施形態では、回転軸20側の構成、即ち、複数の転がり軸受1a、1b、転がり軸受1a、1b、及び、複数のリング状の治具16a、16bの構成については、第2実施形態と同様とする。
一方、2本の荷重軸30b、31bは、円周方向において近接して配置されており、偏芯部21a、21bと軸方向においてそれぞれ重なる位置に設けられる複数の荷重負荷部34a、34bを有する。即ち、荷重軸30bの荷重負荷部34aは、偏芯部21aと軸方向において重なる位置に設けられ、荷重軸31bの荷重負荷部34bは、偏芯部21bと軸方向において重なる位置に設けられる。
その他の構成及び作用については、第1及び第2実施形態のものと同様である。
例えば、上記実施形態では、偏芯回転部品として、転動体と保持器とからなる転がり軸受(所謂、ケージアンドローラ)を用いているが、これに限らず、転動体と保持器の他に、外輪及び内輪の少なくとも一つを含む転がり軸受であってもよい。例えば、転がり軸受が外輪を有する場合、荷重負荷部は、回転軸の回転に伴って、転がり軸受の外輪に接触するようにしてもよい。
また、試験対象である偏芯回転部品は、転がり軸受に限らず、偏芯部の周囲に取り付けられるものであればよく、例えば、ワンウェイクラッチを試験対象としてもよい。
10 偏芯回転部品用試験装置
16 リング状の治具
20 回転軸
21 偏芯部
30、30a、30b、31、31a、31b、32、33 荷重軸
34、34a、34b 荷重負荷部
X 回転中心
Claims (4)
- 回転中心に対して偏芯し、周囲に偏芯回転部品を配置可能な少なくとも1つの偏芯部を有する回転軸と、
前記回転軸と平行、且つ、該回転軸から離れた位置に配置されており、前記偏芯部と軸方向において重なる位置に荷重負荷部を有する少なくとも1つの荷重軸と、
を備え、
前記荷重負荷部は、前記回転軸の回転に伴って、前記偏芯回転部品又はその周囲に設けられた治具に接触することで、前記偏芯回転部品に偏芯回転荷重を負荷する偏芯回転部品用試験装置。 - 前記回転軸は、複数の前記偏芯部を有し、
前記荷重負荷部は、複数の前記偏芯部と軸方向において重なる位置に設けられ、
前記荷重負荷部は、複数の前記偏芯部の周囲に配置された複数の前記偏芯回転部品に前記偏芯回転荷重を負荷する請求項1に記載の偏芯回転部品用試験装置。 - 前記回転軸は、複数の前記偏芯部を有し、
前記荷重軸は、前記偏芯部と軸方向において重なる位置に設けられる前記荷重負荷部をそれぞれ有する複数の前記荷重軸を備え、
複数の前記荷重負荷部は、複数の前記偏芯部の周囲に配置された複数の前記偏芯回転部品に前記偏芯回転荷重をそれぞれ負荷する請求項1に記載の偏芯回転部品用試験装置。 - 前記偏芯回転部品は、転がり軸受である請求項1〜3のいずれか1項に記載の偏芯回転部品用試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017131992A JP6891674B2 (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | 偏芯回転部品用試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017131992A JP6891674B2 (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | 偏芯回転部品用試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019015566A JP2019015566A (ja) | 2019-01-31 |
JP6891674B2 true JP6891674B2 (ja) | 2021-06-18 |
Family
ID=65357292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017131992A Active JP6891674B2 (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | 偏芯回転部品用試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6891674B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113155457B (zh) * | 2021-04-14 | 2023-04-07 | 人本股份有限公司 | 测试电动压缩机轴承试验装置 |
CN113588249B (zh) * | 2021-09-02 | 2024-03-08 | 中海油田服务股份有限公司 | 一种偏心器和扶正器类仪器疲劳测试设备 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4912983U (ja) * | 1972-05-04 | 1974-02-02 | ||
JPS53153168U (ja) * | 1977-05-10 | 1978-12-02 | ||
JP2751348B2 (ja) * | 1989-03-20 | 1998-05-18 | 日本精工株式会社 | ローラの試験方法及び装置 |
JP2899047B2 (ja) * | 1989-12-20 | 1999-06-02 | エヌティエヌ 株式会社 | 内接式遊星歯車減速機用偏心軸受 |
JP2966040B2 (ja) * | 1990-05-18 | 1999-10-25 | 日本トムソン株式会社 | 遠心荷重軸受試験機 |
JPH06308016A (ja) * | 1993-04-27 | 1994-11-04 | Shinko Zoki Kk | トラクション性能試験装置 |
JP3372115B2 (ja) * | 1994-10-11 | 2003-01-27 | 日本ピストンリング株式会社 | 組立カムシャフトのカム応力測定方法及び装置 |
JPH09257045A (ja) * | 1996-03-22 | 1997-09-30 | Nippon Seiko Kk | ニードル軸受 |
JP3383537B2 (ja) * | 1996-12-18 | 2003-03-04 | 日立粉末冶金株式会社 | 軸受用試験機 |
JP3720704B2 (ja) * | 2000-11-30 | 2005-11-30 | 独立行政法人科学技術振興機構 | 歯車の偏心等の誤差測定方法およびその装置 |
JP2005257630A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Toyota Motor Corp | 脈動発生装置および振動測定評価システム |
KR100783511B1 (ko) * | 2006-05-16 | 2007-12-11 | 현대자동차주식회사 | 오일펌프용 내구시험장치 |
DE102014113553B3 (de) * | 2014-09-19 | 2015-09-17 | Jenoptik Industrial Metrology Germany Gmbh | Kurbellagerflanken-Messvorrichtung |
CN204596309U (zh) * | 2015-04-08 | 2015-08-26 | 武汉科技大学 | 盘形凸轮轮廓设计教学示教及运动特性测量仪 |
-
2017
- 2017-07-05 JP JP2017131992A patent/JP6891674B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019015566A (ja) | 2019-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10161480B2 (en) | Eccentric oscillating speed reducer | |
US8545357B2 (en) | Gear transmission | |
KR101748177B1 (ko) | 복합 롤링 베어링부착 파동기어장치 | |
CN100406761C (zh) | 用于转动体的支承结构 | |
EP2913557B1 (en) | Planet roller speed changer | |
KR102381750B1 (ko) | 감속장치 | |
JP6891674B2 (ja) | 偏芯回転部品用試験装置 | |
JP4730168B2 (ja) | ラジアル転がり軸受の試験方法 | |
JP2017190782A (ja) | 差動装置 | |
JP7391093B2 (ja) | 偏心歯車装置 | |
JP7349937B2 (ja) | 撓み噛合い式歯車装置 | |
US11493112B2 (en) | Speed reducer | |
JP5009232B2 (ja) | 偏心揺動型歯車装置 | |
JP7551884B2 (ja) | 回転機器 | |
JP7187888B2 (ja) | 遊星式動力伝達装置 | |
JP5381596B2 (ja) | 圧延装置 | |
JP5606587B2 (ja) | 歯車装置 | |
JP7033995B2 (ja) | 歯車装置 | |
KR20170015193A (ko) | 편심 요동형 기어 장치 및 그 제조 방법 | |
JP2022001778A (ja) | 転がり軸受 | |
JP2021067327A (ja) | 減速機のケース、減速機、及び、産業用ロボット | |
JP7462412B2 (ja) | 撓み噛合い式歯車装置 | |
JP7364420B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
CN107869515A (zh) | 轴向轴承组件 | |
JP7444551B2 (ja) | 回転機器の軸受組付け部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200629 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210416 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210427 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210510 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6891674 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |