JP6888014B2 - 手術用ドリルビット - Google Patents

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Description

本発明は、独立請求項1のプリアンブルによる手術用ドリルビットに関する。こうしたドリルビットは、軸に沿って延在し、近位端及び遠位端を有する長手方向本体と、本体の遠位端に形成された主切削縁と、主切削縁から延在し、すくい角を規定する主切削面と、本体の周りに形成され、本体の軸に沿って主切削面から延在するねじれ溝とを備え、骨内に管状穴を作成するために使用することができる。
多くの外科処置または手術において、患者の骨内に1つまたは複数の管状穴を設けることが所望される。例えば、歯科インプラントまたは蝸牛インプラントは、通常、顎または他の骨内に設けられる穴内にセットされ、そこで、インプラントは骨にしっかりと接続される。または、整形外科用途において、しばしば、金属板等の支持構造または人工関節等の置換物は、関連する骨にねじ込まれ、ねじは、骨内の予め穿孔した穴内に設けられる。または、他の用途において、側頭骨の乳様突起内に穴を穿孔することが所望される。
骨に対して穴を設けるために、手術用ドリルが一般に使用される。こうしたドリルは、通常、ドライブ及びハンドピースを有する主装置を備える。通常、ハンドピースは、ドリルビットがそれに対して回転可能に取付けられ得るコネクタを有する。こうしたドリルビットは、しばしば、シャフトとして形成された鋭利遠位端及び近位端を有する長手方向本体を備える。取付けるために、シャフトは、ハンドピースのコネクタにクランプされ得る。本体の遠位端において、本体の周りでその軸に沿って延在するねじれ溝になるようパスオーバする複数の切削面が、通常、形作られる。当技術分野の手術用ドリルビットは、例えば、WO2013/154686A1に記載される。
使用時、骨内に穴を設けるために、適したドリルビットが、選択され、ドリルのハンドピースに取付けられる。適切なドリルビットを選択するために、ドリルビットのサイズ及び幾何形状ならびに骨組織及び予想される穴の状態が、通常、考慮される。ドリルビットは、その後、ドリルの主ピースのドライブによってその軸の周りに回転され、穴の種類、骨の状態、及びドリルビットのタイプに応じて、適切な回転速度が調整される。ドリルビットは、その先端またはチップが前方にある状態で、その軸に沿って前進させることによって骨に適用される。それにより、切削面は、骨を切削し、該切削によって生成した切りくずは、ねじれ溝によって骨から送出される。
知られているドリルビットを使用する従来のドリルの問題は、穿孔によって生成される熱が、穴の周りの骨組織を損傷し得ることである。特に、こうした熱は、骨組織の炭化を誘起する可能性があり、それは、骨組織の品質を低下させる場合がある。例えば、骨組織が、任意の他の部分、インプラントまたはねじに対して接続されるまたは成長すると、こうした炭化は、骨の迅速な治癒、したがって、他の部分に対する骨の迅速な接続を妨げる。
したがって、骨内に穴を穿孔するときに、熱生成を最小にすることを可能にするドリルまたはドリルビットが必要とされている。
本発明によれば、この必要性は、独立請求項1の特徴によって規定されるドリルビットによって解決される。好ましい実施形態は従属請求項の主題である。
特に、本発明は、骨内に管状穴を作成するためのドリルビットを扱う。ドリルビットは、軸に沿って延在し、近位端及び遠位端を有する長手方向本体を備える。ドリルビットは、本体の遠位端に形成された主切削縁ならびに主切削縁から延在する主切削面を更に有する。主切削面はすくい角(rake angle)を規定する。ドリルビットは、本体の周りに形成され、本体の軸に沿って主切削面から延在するねじれ溝を備える。主切削縁は、ドリルビットのただ1つの主切削縁である。ねじれ溝は、ドリルビットのただ1つのねじれ溝である。すくい角は、少なくとも25°である。
本明細書で使用される用語「ドリルビット」は、穿孔デバイスによって取付けられ回転させられるように適合される長手方向回転可能ピースに関し得る。通常、ドリルビットは、本質的にロッド様のまたは円筒状の形態を有し、外周は特定の方法で輪郭作成される。しばしば、ドリルビットは、金属等の比較的硬質の材料、例えば、ステンレス鋼、炭化タングステンもしくはプラチナ、またはセラミックで作られる。ドリルビットは、切りくず排出を支援するために、または他の目的でコーティングされる場合がある。こうしたコーティングは、例えば、ダイヤモンド様炭素(DLC)、窒化チタン(TIN)、または他の材料及び/もしくは層であり得る。
本発明の文脈における用語「管状穴」は、円状または同様の断面を有する直線状もしくは非直線状ダクトまたはブラインド穴に関し得る。
切削縁及び切削面に関する用語「主」は、ドリルビットの他の部分による切削またはミリングと比較して、ドリルビットの主要な切削または主要なミリング部分に関し得る。通常、主切削縁は、本体の遠位端を対象とし、主切削面は、本質的に遠位端の方向に、すなわち、軸方向に切削する。しばしば、ドリルビットは、同様に、本質的に半径方向に骨を切削する、側方切削縁及び側方切削面を有する。
本発明の文脈における用語「すくい角」は、ワークに対する主切削面の角度に関し得る。特に、すくい角は、ドリルビットの意図される動作において、ドリルビットが作用する加工品の領域とドリルビットの主切削面との間に延在する角度に関し得る。それにより、加工品の平面は、ドリルビットによって生成される表面、すなわち、意図される新しい表面であり得る。換言すれば、すくい角は、ミリングの方向または主切削面が骨を切削する方向に垂直な平面と、主切削面それ自体との間であり得る。更に、すくい角は、主切削面に沿って変動する場合があり、例えば、すくい角は、ドリルビットの中心に向かって減少する場合がある。こうした実施形態において、本発明に関連して使用される用語「すくい角」は、ドリルビットの外側境界における、すなわち、主切削面の周辺または半径方向端におけるすくい角に関する。
好ましくは、すくい角は、ドリルビットによって生成される骨の意図される新しい表面と90°より小さいドリルビットの主切削面との間に規定される。骨内に穴を穿孔することに関連する用語「意図される新しい表面」は、骨の新しい表面が生成されるように、ドリルビットを骨内に入るように回転させ押込むことによって生成される表面に関し得る。通常、新しい表面は、ドリルビットの移動方向に関して切削縁及び切削面の前に存在するまたは生成される。
それにより、骨の意図される新しい表面は、好ましくは、管状穴の内側表面である。管状穴に関する用語「内側表面」は、穴の円筒周辺表面ならびに穴の底部表面に関し得る。
本発明によれば、単一切削縁は、骨がそこで切削されるのではなくチゼル処理される先端またはチップの周りのエリアを最小にすることを可能にする。骨をチゼル処理することは、骨を切削することと比較してかなり高い熱生成を伴い得るため、穿孔プロセス内でチゼル処理を最小にすることは、熱生成を低減することを可能にする。
そのため、単一主切削面及び比較的大きなすくい角を有する単一ねじれ溝の装備を組合せることによって、本発明のドリルビットは、骨内に穴を穿孔するときに熱生成を最小にすることを可能にする。
好ましくは、すくい角は、40°より小さいまたは35°より小さい。すくい角を25°〜40°または25°〜35°の範囲内に大きさ決定することによって、切削面を形成するドリルビットの断面くさびが十分に硬く、依然としてドリルビットと骨との間の適切な逃げが穿孔中に設けられることが達成され得る。特に、断面図において、くさびは、くさび角及び逃げ角を規定し得る。それにより、すくい角、くさび角、及び逃げ角は総計90°になる。
好ましくは、ねじれ溝は、すくい角より小さいねじれ角(helix angle)を規定する。それにより、ねじれ角は、ねじれ溝のランドと長手方向本体の軸によって規定されることができる。ねじれ溝は、同様に、軸に沿って複数の変動するねじれ角を有し得る。同様に、すくい角とねじれ角との間の移行は、軸に沿ういずれの場所でも起こり得る。比較的小さなねじれ角を設けることは、穿孔プロセスによって生成された骨切りくずを穴の外に効率的に送出することを可能にする。知られているドリルビットにおいて、ねじれ角は、通常、すくい角と同一である、すなわち、切削面は、ねじれ溝になるよう一様にパスオーバする。同様に、本発明によるドリルビットにおいて、主切削面は、好ましくは、ねじれ溝になるようパスオーバする(pass over into)。しかし、本発明によれば、すくい角は、比較的大きく、そのことは、ねじれ角が同じであった場合、比較的平坦なねじれ溝をもたらす。ねじれ角を、特に、すくい角より小さくなる程度まで減少させることによって、ねじれ溝が、比較的急峻であり、それにより、切りくずが、ねじれ溝に沿ってより直接的にかつ効率的に送出され得ることが達成され得る。
好ましくは、本体の遠位端は、本体の軸に直交する前プロファイルを有し、切削縁は、本体の遠位端の前プロファイルを横切って延在する。それにより、切削縁の切削部分は、距離の半分またはその伸長部の半分の周りを覆い得る。これに関連する用語「前プロファイルを横切って」は、前プロファイルの周辺端の一方の側から前プロファイルの周辺端の対向する側までの進路に関し得る。それにより、対向する側は、前プロファイルの周辺の周りで互いから180°オフセットしているという意味で厳密に対向する必要はない。しかし、対向する側のオフセットは、少なくとも90°または少なくとも105°、例えば、約135°とすべきである。こうした切削縁は、穿孔時に、穴の本質的に完全な外周または本質的に完全な前プロファイルにわたって骨を効率的に切削することを可能にする。
好ましくは、本体の遠位端は、本体の軸上に位置する先端を有する。先端は、特に斜め表面上でのドリルビットの芯出し特性にとって重要である先端角を規定する。特に、先端は、好ましくは、約70°から約140°の範囲内の先端角、及びより詳細には、約90°の範囲内の先端角を規定する。こうした範囲内に先端角を有することによって、先端角は、先端が比較的鋭利であるように比較的小さくすることができ、言及した芯出し特性を提供することを可能にする。
切削縁は、好ましくは、本体の先端からオフセットする。こうした配置構成は、連続した切削縁及び先端を平行して効率的に提供することを可能にする。それにより、小さな先端角は、オフセットを最小にすることを可能にし、ドリルビットを芯出しするための先端の機能は依然として保証され得る。
それにより、円錐チゼル面は、本体の先端と切削縁との間に形成される。チゼル面の円錐は、すくい角が比較的大きいため、比較的急峻であり得る。そのため、先端は比較的鋭利であり得、そのことは、穿孔中にその機能を効率的に提供することを可能にする。
好ましくは、本体は、軸に沿って近位端から延在するシャフトを備える。ドリルビットを近位シャフトと統合するによって、ドリルデバイスに効率的に接続される部分が設けられ得る。それにより、シャフトは、ドリルに接続されるように、適切に形作られ得る。例えば、シャフトは、円筒状であり得るまたは不規則に輪郭作成され得る。
それにより、本体は、ねじれ溝とシャフトとの間の移行部分を備え、移行部分において、ねじれ溝はシャフトになるよう連続的にパスオーバする。この文脈における「連続的にパスオーバする」は、ドリルビットの破断のリスクを低減することを可能にするスムーズな移行を意味し得る。ドリルビットに移行部分を設けることは、穿孔プロセスによって生成された骨切りくずを連続的にかつ効率的に送出し取除くことを可能にする。
好ましくは、ねじれ溝は、主切削面に隣接する遠位端及び近位の浅い端を有する。浅い端は、主切削面に対向するねじれ溝の側にあり得る。ねじれ溝のこうした浅い端は、切りくずが破断することを防止することを可能にする。
本発明によるドリルビットは、例示的な実施形態によってまた添付図面を参照して以下でより詳細に述べられる。
本発明によるドリルビットの一実施形態の概略正面図を示す。 図1のドリルビットの概略側面図を示す。 動作中の、図2のラインZ−Zに沿う図1のドリルビットの概略断面図を示す。 標準的なドリルビットと本発明によるドリルビットの更なる実施形態としてのカスタムドリルビットとの間の試験比較の温度結果を示す図である。 図4の試験比較の推進力結果を示す。 図4の試験比較のトルク結果を示す。
以下の説明において、幾つかの用語が、便宜のために使用され、本発明を制限することを意図されない。用語「右」、「左」、「up(上)」、「down(下)」、「under(下に)」、及び「above(上に)」は、図において方向を指す。専門用語は、明示的に述べられる用語ならびにその派生物及び同様な意味を有する用語を含む。同様に、「beneath(下に)」、「below(下に)」、「lower(下側の)」、「above(上に)」、「upper(上側の)」、「近位の」、「遠位の」等の空間的に相対的な用語は、図に示すように、別の要素または特徴に対する1つの要素または特徴の関係を述べるために使用することができる。これらの空間的に相対的な用語は、図に示す位置及び配向に加えて、使用または動作中のデバイスの異なる位置及び配向を包含することを意図される。例えば、図のデバイスがひっくり返される場合、他の要素または特徴の「below(下に)」または「beneath(下に)」あるものとして述べられる要素は、他の要素または特徴の「above(上に)」または「over(上に)」あることになる。そのため、例示的な用語「below(下に)」は、上及び下の位置及び配向を共に包含し得る。デバイスは、その他の方法で(90度回転してまたは他の配向で)配向することができ、本明細書で使用される空間的に相対的な記述子は、相応して解釈されることができる。同様に、種々の軸に沿うまた軸の周りの移動の記述は、種々の特別なデバイス位置及び配向を含む。
種々の態様及び例証的な実施形態の図及び説明における反復を回避するため、多くの特徴が多くの態様及び実施形態に共通であることが理解されるべきである。説明または図からの或る態様の省略は、その態様が、その態様を組込む実施形態から抜けていることを示唆しない。代わりに、本態様は冗長な説明を避け明確にするために省略されていることがある。これに関連して、以下は、この説明の残りの部分に当てはまる:図面を明確にするため、図が、説明の直接関連する部分において説明されない参照符号を含む場合、前のまたは後の説明の章が参照される。更に、明快にするために、或る図面において、或る部分の全ての特徴が参照符号を備えているわけではない場合、同じ部分を示す他の図面が参照される。2つ以上の図における同じ数字は、同じまたは同様な要素を示す。
図1は、本発明によるドリルビット1の本体2の遠位端22に関する図を示す。それにより、遠位端22の前プロファイル221を見ることができ、前プロファイル221は、本体2の軸(図1では見えない)に直交して延在する。ドリルビット1は、その全長にわたって一定である直径を有する。例えば、直径は、約1.5mm〜約4mmまたは約2mm〜約3mmの範囲内にあり得る、あるいは、約2.5mmであり得る。
ドリルビット1は、湾曲した主切削縁3または切削リップを有し、それは、本体2の遠位端22の前プロファイル221を横切って延在し、鋭利縁または丸みのある縁であり得る。特に、主切削縁3は、前プロファイル221の周辺の一方の側から前プロファイル221の周辺の対向する側まで延びる。それにより、主切削縁3は、約135°の周辺切削縁オフセット222が規定されるように、2つの異なる場所で前プロファイル221の周辺に交差する。
中心にまたは軸の端に(図1では見えない)、本体2の遠位端22は先端223を有する。主切削縁3は、先端オフセット224が先端224と主切削縁3との間の最も近い距離であるとして規定されるように、前プロファイル221を横切って先端223のそばを通過する。先端オフセット224は比較的小さい。例えば、約2.5mmの直径を有するドリルビット1の場合、先端オフセット224は、約0.03mm〜約0.1mmまたは約0.04〜約0.08の範囲内である、または、0.05mmであり得る。範囲は、他の直径のために変動する場合がある。
本体2の先端223と切削縁3との間で、円錐チゼル面225が形成される。チゼル面225の円錐は、先端223が比較的鋭利になるように比較的急峻である。ドリルビット1は、フランク部分6、及び、切削済みの骨または切りくずの排出を可能にする1つだけのねじれ溝5またはヘリックス部分を更に備える。ドリルビット1の設計は、チゼル面225の直径を最小にすることを可能にし、最小の非対称性を含む。フランク部分6の2つの対向する側から半径方向に、2つの対応するマージン8が延在する。マージン8は、約0.1mm〜約0.5mmの範囲内の厚さを有し得る。マージン8は、ドリルビット外径と被穿孔穴の接触表面を減少させる。ドリルビット1は、同様に、2つより少ないまたは多いマージンを有し得る。
図2を見てわかるように、先端223は、特に斜め表面上でのドリルビットの芯出し特性にとって重要である先端角δを規定する。本体2の軸21は、本体2に沿って長手方向にかつ本体2を通って中心に延在する。ドリルビット1の外径に存在するねじれ溝5のランド51と本体2の軸21との間に、ねじれ角εが規定される。ねじれ角εは、約15°〜約35°に範囲内にあり、比較的小さい。ねじれ角εは、ねじれ溝5がドリルビット1の軸21にどのように巻付くかを規定する。ねじれ角εは切りくず排出に影響を及ぼす。
主切削縁3で始めて、ドリルビット1は、ねじれ溝5になるようパスオーバする主切削面4を備える。ねじれ溝5になるようパスオーバする切削面4の距離は約1mm〜約5mmの範囲内にあり得る。
近位端に向かって、ドリルビット1の本体2はシャフト71を有する。シャフト71とねじれ溝5の近位ヘリックス端52との間に、移行部分72が形成される。移行部分72において、ねじれ溝5は、シャフト71になるようスムーズにパスオーバする。移行部分72は、振動及び破断のリスクを低減する半径を有するように設計される。ヘリックス端52は、スムーズ移行式の浅い末端を有するように設計される。シャフト71は、ドリルの接続手段に嵌合するように寸法決定される。より詳細には、シャフト71は、所望の手動または電子デバイス、すなわち、ドリルデバイスに対する結合を可能にするために所望の長さ、直径、及び設計を有する。このデバイスは、回転速度、送り量等の任意の所望のパラメータにセットされ得る。
図3において、ドリルビット1は、骨9に適用されながら概略的に示される。骨9は、ドリルビット1が作用していない表面である元のまたは古い表面93、及び、ドリルビット1が実際に既に作用した表面である新しい表面92を有する。新しい表面2を有する1つの平面内に更に適用されると、ドリルビット1によって生成される表面である意図される新しい表面91が存在する。主切削縁3から上方の主切削面4は骨9を切削する。それにより、骨9の切りくず94が生成され、ねじれ溝5を通して送出される。
ドリルビット1は、骨9の意図される新しい表面91と90°未満の主切削面4との間に規定されるすくい角αを有する。または、換言すれば、すくい角は、骨9の意図される新しい表面91に垂直な平面と主切削面4との間に規定される。すくい角αは、約25°〜約35°の範囲内にあり、比較的大きい。すくい角αをこうした範囲内に大きさ決定することによって、切削面4を形成するドリルビット1の断面くさびが十分に硬く、依然としてドリルビット1と骨9との間の適切な逃げが設けられることが達成され得る。特に、図3の断面図において、くさびは、くさび角γを規定し得る。更に、逃げは、フランク部分6が逃げ角βで傾斜することによって形成される。逃げ角βは、上昇した送り量で材料に傷がつくのを防ぐ。すくい角α、くさび角γ、及び逃げ角βの和は90°になる。逃げ角βは、約15°〜約25°の範囲内にある。すくい角αが比較的大きいため、先端角σは、先端223が比較的鋭利であるように比較的小さい。
以下において、例示的な調査が述べられ、その調査では、標準的な手術用ドリルビットが、本発明によるドリルビットの更なる実施形態としてのカスタムドリルビットと比較された。両方のドリルビットは2.5mmの直径を有する。カスタムドリルビットは、Synthes,Johnson&Johnson,USAによって製造された標準的なドリルビットより少ない熱を発生するよう本発明に従って設計された。新しい実験セットアップが開発されて、高解像度熱カメラを使用して、被穿孔穴に対して0.5mmの距離の任意の深さにおいて、穿孔力及びトルクならびに2次元(2D)温度場を測定した。回転速度は1,000回転/分に、送り量は0.5mm/秒にセットされた。穿孔深さは25mmであり、外部灌流量は30ml/分にセットされた。被穿孔材料は、4歳の牛からの新たに冷凍された皮質骨であった。0.5mmの連続する間隔が穿孔され、骨の断続的な冷却を可能にするためその間隔の間でドリルビットが引抜かれた。実験は8回繰返され、最大の温度上昇、各間隔の力及びトルクが、全穿孔深さにわたって抽出された。
図4は、標準的なドリルビット(x=1)及びカスタムドリルビット(x=2)についての最大温度上昇(y=温度[℃])を示す。実験は室温(24℃)で行われ、温度上昇は、全穿孔深さにわたって各間隔について抽出された。カスタムドリルビットの最大温度上昇は、標準的なドリルビットに比較して有意に低い(>10℃)。これは、全体の温度上昇を34℃に制限するため重要である(室温からΔT≒10℃)。これは、組織損傷の閾値である身体温度37℃+10℃=47℃に変換され得る。したがって、周囲の骨または神経等の他の脆弱な構造を損傷することなく、カスタムドリルビットによって穿孔することが可能である。これは、標準的なドリルビットの場合、可能でない。
図5において、標準的なドリルビット(x=1)及びカスタムドリルビット(x=2)の最大軸方向推進力(y=力[N])が示される。カスタムドリルビットの力上昇が標準的なドリルビット推進力より小さいことが見てわかる。
図6は、標準的なドリルビット(x=1)及びカスタムドリルビット(x=2)の最大トルク(y=トルク[Nm])を示す。カスタムドリルビットのトルクは、標準的なドリルビットの値の約半分である。したがって、カスタムドリルビットは、標準的なドリルビットより一層効率的に材料を切削することができ、そのことは、著しく低い温度上昇を説明する。
この説明ならびに本発明の態様及び実施形態を示す添付図面は、保護される発明を規定する特許請求の範囲を限定するものとして考えられるべきでない。換言すれば、本発明は、図面及び先の説明において詳細に示され述べられるが、こうした図及び説明は、限定的ではなく、例証または例示と考えられる。種々の機械的、構成的、構造的、電気的、及び動作的変更を、この説明及び特許請求の範囲の趣旨及び範囲から逸脱することなく行うことができる。幾つかの事例において、よく知られている回路、構造、及び技法は、本発明を曖昧にしないために、詳細に示されていない。そのため、変更及び修正を、以下の特許請求の範囲及び趣旨内で当業者によって行うことができることが理解されるであろう。特に、本発明は、上述及び後述の異なる実施形態からの特徴の任意の組合せを有する更なる実施形態を包含する。
本開示は、同様に、図に示す全ての更なる特徴を個々に包含するが、それらの特徴は、先のまたは後続の説明において述べられていない場合がある。同様に、図及び説明において述べられる実施形態の単一の代替物ならびにその特徴の単一の代替物は、本発明の主題からまたは開示される主題から請求権を放棄され得る。本開示は、特許請求の範囲または例示的な実施形態において規定される特徴からなる主題、ならびに、該特徴を含む主題を含む。
更に、特許請求の範囲において、単語「comprising(備える)」は、他の要素またはステップを排除せず、不定冠詞「a」または「an」は複数を排除しない。単一ユニットまたはステップは、特許請求の範囲において挙げられる幾つかの特徴の機能を果たすことができる。或る対策が互いに異なる従属請求項において挙げられるという単なる事実は、これらの対策の組合せを、有利に使用することができないということを示さない。属性または値に関連する用語「essentially(本質的に)」、「about(約)」、「approximately(ほぼ)」等は、特に同様に、まさしくその属性をまたはまさしくその値をそれぞれ規定する。所与の数値または数値範囲の文脈における用語「about(約)」は、例えば、所与の値または範囲の20%以内、10%以内、5%以内、または2%以内にある値または範囲を指す。結合されたまたは接続されたとして述べられるコンポーネントは、電気的にまたは機械的に直接結合することができる等である、または、コンポーネントは、1つまたは複数の中間コンポーネントを介して間接的に結合することができる。特許請求の範囲内の任意の参照符号は、その範囲を限定するものと解釈されるべきでない。

Claims (15)

  1. 骨(9)内に管状穴を作成するためのドリルビット(1)であって、
    軸(21)に沿って延在し、近位端及び遠位端(22)を有する長手方向本体(2)と、
    前記本体(2)の前記遠位端(22)に形成された主切削縁(3)と、
    前記主切削縁(3)から延在し、すくい角(α)を規定する主切削面(4)と、
    前記本体(2)の周りに形成され、前記本体(2)の前記軸(21)に沿って前記主切削面(4)から延在するねじれ溝(5)とを備えたものにおいて、
    前記主切削縁(3)は、前記ドリルビット(1)のただ1つの前記主切削縁(3)であり、
    前記ねじれ溝(5)は、前記ドリルビット(1)のただ1つのねじれ溝(5)であり、
    前記すくい角(α)は、少なくとも25°であることを特徴とする、ドリルビット(1)。
  2. 前記すくい角(α)は、40°より小さい、請求項1に記載のドリルビット(1)。
  3. 前記すくい角(α)は、前記ドリルビット(1)によって生成される前記骨(9)の意図される新しい表面(91)と90°より小さい前記ドリルビット(1)の前記主切削面(4)との間で規定される、請求項1または2に記載のドリルビット(1)。
  4. 前記骨(9)の意図される前記新しい表面(91)は、管状穴の内側表面である、請求項3に記載のドリルビット(1)。
  5. 前記ねじれ溝(5)は、前記すくい角(α)より小さいねじれ角(ε)を規定する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のドリルビット(1)。
  6. 前記ねじれ角(ε)は、前記ねじれ溝(5)のランド(51)と前記長手方向本体(2)の前記軸(21)との間で規定される、請求項5に記載のドリルビット(1)。
  7. 前記主切削面(4)は、前記ねじれ溝(5)になるようパスオーバする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のドリルビット(1)。
  8. 前記本体(2)の前記遠位端(22)は、前記本体(2)の前記軸(21)に直交する前プロファイル(221)を有し、前記主切削縁(3)は、前記本体(2)の前記遠位端(22)の前記前プロファイル(221)を横切って延在する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のドリルビット(1)。
  9. 前記本体(2)の前記遠位端(22)は、前記本体(2)の前記軸(21)上に位置する先端(223)を有する、請求項1〜8のいずれか1項に記載のドリルビット(1)。
  10. 前記主切削縁(3)は、前記本体(2)の前記先端(223)からオフセットする、請求項9に記載のドリルビット(1)。
  11. 円錐チゼル面(225)は、前記本体(2)の前記先端(223)と前記主切削縁(3)との間に配置される、請求項10に記載のドリルビット(1)。
  12. 前記先端(223)は、約70°〜約140°の範囲内の先端角(δ)を規定する、請求項9〜11のいずれか1項に記載のドリルビット(1)。
  13. 前記本体(2)は、前記軸(21)に沿って前記近位端から延在するシャフト(71)を備える、請求項1〜12のいずれか1項に記載のドリルビット(1)。
  14. 前記本体(2)は、前記ねじれ溝(5)と前記シャフト(71)との間の移行部分(72)を備え、前記移行部分(72)において、前記ねじれ溝(5)は連続的に前記シャフト(71)になるようパスオーバする、請求項13に記載のドリルビット(1)。
  15. 前記ねじれ溝(5)は、前記主切削面(4)に隣接する遠位端及び浅い近位端(52)を有する、請求項1〜14のいずれか1項に記載のドリルビット(1)。
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