JP6887331B2 - パネル角度切り替え構造、およびパネル角度切り替え構造を備えた電子機器 - Google Patents

パネル角度切り替え構造、およびパネル角度切り替え構造を備えた電子機器 Download PDF

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この発明は、情報等が表示されるパネルのパネル角度切り替え構造、および当該パネル角度切り替え構造を備えた電子機器に関するものである。
CD等を挿入する際に、ディスプレイパネル、モニターパネル(以下、単にパネルという)等を開閉するためのボタンを操作すると、パネルが前方に移動し、かつ回転をして、本体部に設けられたメディア挿入口が露出するカーナビゲーション装置等の存在が知られている。
特許文献1には、液晶モニタを回転させるための機構を備えたディスプレイ収納装置が開示されている。当該ディスプレイ収納装置は、液晶モニタが収納シャーシに収納されている状態でモータを駆動させると、ラックに駆動力が伝達されて、ヒンジアーム、液晶モニタがスライド移動する。また、リンク軸を介して液晶モニタと軸着されているリンクアームもヒンジアームに平行してスライド移動する。このとき、液晶モニタは、ばねの付勢力によってスライド方向に対して水平な状態を維持している。リンクアームのスライド移動が停止し、ヒンジアームのみがスライド移動すると、液晶モニタがリンクアームのリンク軸を中心として回転し始める。
特開平6−99777号公報([0022])
特許文献1に開示されたディスプレイ収納装置は、ヒンジアームとリンクアームとが並進し、リンクアームが停止した際に、ヒンジアームのみがスライド移動することで、液晶モニタがばねの付勢力に抗して回転するというものである。かかる構成では、ヒンジアーム、リンクアーム、およびばね等を設けなければならないことから、部品点数が増加し、コスト面、製造面での問題があった。また、ヒンジアームおよびリンクアームを用いるため、装置が大型化してしまうという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、部品点数を抑え、かつ装置の大型化を招くことのない、パネル角度切り替え構造、および当該パネル角度切り替え構造を備えた電子機器を得ることを目的とする。
この発明に係るパネル角度切り替え構造は、左右の両側面の上部に形成されたローラー部と、左右の両側面の下部に形成された軸部とを有するパネルと、軸部を挿通する軸穴が形成された壁部を有し、本体部の内部に設けられたガイド部に沿って前後方向に移動するスライドベースと、壁部の軸穴に挿通された軸部の先端に固定され、壁部の表面を押圧しながら摺動する摩擦部を有する板ばねと、本体部の前面側に取り付けられ、ローラー部を前後方向および上下方向に案内するパネル溝が設けられたパネル収納部とを備え、摩擦部は、凸形状である。
この発明によれば、部品点数を抑え、かつ装置の大型化を招くことのない、パネル角度切り替え構造、および当該パネル角度切り替え構造を備えた電子機器を得ることができる。
実施の形態1に係る電子機器の斜視図である。 実施の形態1に係る電子機器の側面図(透視図)である。 図3Aは、摩擦部について説明するための図である。図3Bは、図3Aに示すA−A線における断面図である。 パネルの角度切り替え動作について説明するための図である。 パネルの角度切り替え動作について説明するための別の図(その1)である。 パネルの角度切り替え動作について説明するための別の図(その2)である。 図7Aおよび図7Bは、摩擦部と凹部との関係について説明するための図である。 図8Aは、摩擦部にテーパを設けた場合について説明するための図である。図8Bは、凹部にテーパを設けた場合について説明するための図である。
実施の形態1.
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面にしたがって説明する。
図1は、実施の形態1に係る電子機器1の斜視図である。電子機器1は、例えば、カーナビゲーション装置である。
図2は、実施の形態1に係る電子機器1の側面図(透視図)である。図2は、パネル5がパネル収納部3に収納された状態を示している。
図1に示すように、電子機器1は、主に、本体部2、パネル収納部3、およびパネル5から構成される。図1に示すように、電子機器1におけるパネル5側を「前」とし、電子機器1における本体部2側を「後」とする。また、図1に示すように、電子機器1の底面側を「下」とし、電子機器1の天面側を「上」とする。また、図1に示すように、パネル5を正面から見て「右」および「左」をそれぞれ定義する。
以下、図2に示すように、パネル5がパネル収納部3に収納され、パネル5の前面が上下方向と平行である状態を、起立状態という。
パネル収納部3は、本体部2の前側に取り付けられる枠状の部品である。図2に示すように、パネル収納部3の内周側には、パネル5が収納される。
図1に示すように、パネル5は四角形状を有する。パネル5における左右の側面には、ローラー部6a,6b(6bは不図示)、および軸部10a,10b(10bは不図示)が形成されている。ローラー部6a,6b、および軸部10a,10bの詳細は後述する。なお、図1では、ローラー部6aがパネル溝7aの外部に位置しているが、ローラー部6aは、パネル溝7aの内部を移動する部位である。当該移動の詳細については後述する。
図2に示すように、本体部2の内部には、ガイド部20a,20b(20bは不図示)が形成されている。ガイド部20a,20bは、本体部2の内部における下部側に固定され、左右方向両側にそれぞれ形成されている。図1では、ガイド部20aを示している。ガイド部20aには、ガイド溝21a(不図示)が形成されている。また、ガイド部20bには、ガイド溝21b(不図示)が形成されている。ガイド溝21a,21bは、前後方向に向かって形成されている溝である。
スライドベース30は、軸部10a,10bに駆動力を与えることで、パネル5を前後方向に移動させ、かつ、パネル5の回転角度を切り替えるための部品である。パネル5は、軸部10a,10bを中心として、前後方向に回転する。
スライドベース30は、ガイド溝21a,21bに挿入される。スライドベース30は、ガイド溝21a,21b内を摺動しながら、前後方向に移動する。スライドベース30は、不図示の電動駆動装置の駆動により、前後方向に移動する。
スライドベース30の前側における左右方向両端には、壁部30a,30b(30bは不図示)がそれぞれ形成されている。壁部30a,30bには、パネル5の軸部10a,10bを挿通する軸穴31a,31b(ともに不図示)が形成されている。
板ばね40a,40b(40bは不図示)は、パネル5の軸部10a,10bの先端部に固定される部品である。板ばね40a,40bには、軸部10a,10bを挿通する軸穴41a,41b(ともに不図示)が形成されている。
パネル5の軸部10a,10bは、パネル5における左右の側面の下部側に突設されている円柱状の部位である。軸部10a,10bは、例えば、金属部材のシャフトである。
パネル5の軸部10a,10bを、壁部30a,30bの軸穴31a,31bに挿入し、さらに、当該軸部10a,10bを板ばね40a,40bの軸穴41a,41bに挿入した状態で、軸部10a,10bの先端に溶着される。これにより、板ばね40a,40bが、パネル5の軸部10a,10bの先端に固定された状態となる。軸部10a,10bへの板ばね40a,40bの固定方法は、カシメ処理、ネジ締め等であってもよい。
板ばね40a,40bは、SUS材、SK材等で構成されている。板ばね40a,40bは、弾性変形可能である。板ばね40a,40bは、摩擦部42a,42bを有する。
図3Aは、摩擦部42a,42bについて説明するための図である。摩擦部42bの形状は、摩擦部42aの形状と同様であるため、摩擦部42aを用いて説明する。図3Bは、図3Aに示すA−A線における断面図である。図3Bでは、板ばね40a以外の構成を不図示としている。
図3Bに示すように、摩擦部42aは、板ばね40aの先端側に設けられる凸形状である。摩擦部42aは、壁部30a側に向かって突設する。摩擦部42aは、壁部30aの表面を押圧しながら摺動する部位である。摩擦部42aと壁部30aとの間に、摩擦力が発生する。
上記では、摩擦部42a,42bを凸形状とする場合について説明したが、これに限定されるものではない。当該凸形状を設けずに、摩擦部42a,42bを面としてもよい。
板ばね40a,40bが弾性変形し、面状の摩擦部42a,42bが壁部30a,30bに面接触するように、板ばね40a,40bを軸部10a,10bに固定する。このように構成することで、面状の摩擦部42a,42bは、壁部30a,30bの表面を押圧しながら摺動し、摩擦部42a,42bと壁部30a,30bとの間に、摩擦力が発生する。
ローラー部6a,6bは、パネル5における左右の側面の上部側に設けられている突状の部位であり、先端にはローラーが回転自在に取り付けられている。ローラー部6a,6bは、パネル5の移動に伴い、パネル収納部3に形成されているパネル溝7a,7bの内部を移動する。
パネル収納部3の内周を構成する壁面のうち、左右方向の壁面には、パネル溝7a,7bが形成されている。パネル溝7a,7bは、ローラー部6a,6bを前後方向および上下方向に案内する。
パネル溝7aは、互いに直交する第1の溝7a1と第2の溝7a2とにより構成されている。同様に、パネル溝7bは、互いに直交する第1の溝7b1と第2の溝7b2とにより構成されている。パネル溝7a,7bは、L字形の形状を有する。第1の溝7a1,7b1は、前後方向に形成されている溝である。第2の溝7a2,7b2は、上下方向に形成されている溝である。
パネル角度切り替え構造は、上述した、パネル5、スライドベース30、板ばね40a,40b、パネル収納部3、およびガイド部20a,20b等により構成される。
図1に示すように、パネル収納部3の内周側であって、本体部2の前面側の位置には、メディア挿入口4が形成されている。メディア挿入口4は、CD、DVD等の記録媒体を本体部2に挿入、または本体部2から取り出すために設けられている。記録媒体をメディア挿入口4に挿入する際、または、記録媒体をメディア挿入口4から取り出す際に、ユーザは、例えば、電子機器1に設けられているパネル開閉ボタン(不図示)を操作する。パネル5が起立状態である場合に、パネル開閉ボタンが操作されると、パネル5が前方に移動して所定の角度だけ回転し、メディア挿入口4が露出した状態となる。
次に、電子機器1におけるパネル5の角度切り替え動作について説明する。まず、パネル5を起立状態から傾斜状態に変化させる場合について説明する。パネル開閉ボタンが操作されると、電動駆動装置が駆動し、スライドベース30が前方に移動し始める。
図4は、パネル5の角度切り替え動作について説明するための図である。
パネル5は、壁部30a,30bの表面と、板ばね40a,40b(摩擦部42a,42b)との間に働く摩擦力によって、起立状態を維持したまま、前方に移動する。このとき、ローラー部6a,6bが、第1の溝7a1,7b1の内部を前方に移動する。
図5は、パネル5の角度切り替え動作について説明するための別の図である。
図5は、第2の溝7a2,7b2を構成する上下方向の壁面に、ローラー部6が当接した状態を示している。図5に示す状態にパネル5が到達すると、ローラー部6が形成されているパネル5の上部側は、前方に移動することができなくなる。このため、スライドベース30の移動に伴い、板ばね40a,40bが、壁部30a,30bの表面を摺動し始め、それとともにローラー部6が、第2の溝7a2,7b2の内部を下方に移動し始める。このとき、パネル5は、軸部10a,10bを支点として回転する。これにより、起立状態であったパネル5が徐々に傾斜する。
図6は、パネル5の角度切り替え動作について説明するための別の図である。
図6は、ローラー部6が、第2の溝7a2,7b2の下端に当接した状態を示している。図5の状態から、パネル5が回転し、ローラー部6が、第2の溝7a2,7b2の内部を下方に移動すると、図6の状態となる。図6に示すように、ローラー部6が第2の溝7a2,7b2の下端に当接すると、パネル5の傾斜角度は最大となり、スライドベース30の前方に対する移動は停止する。
次に、パネル5を傾斜状態から起立状態に変化させる場合について説明する。
パネル開閉ボタンが操作されると、電動駆動装置が駆動し、スライドベース30が後方に移動し始める。
スライドベース30の移動に伴い、板ばね40a,40bは、壁部30a,30bの表面を摺動し始め、それとともにローラー部6が、第2の溝7a2,7b2の内部を上方に移動し始める。このとき、パネル5は、軸部10a,10bを支点として回転する。これにより、パネル5の傾斜角度が徐々に小さくなる。
ローラー部6が、第1の溝7a1,7b1を構成する位置まで到達すると(図5に示す状態)、ローラー部6が形成されているパネル5の上部側は、上方に移動することができなくなる。
このとき、図5では図示は省略しているが、パネル5における上部側の側面は、パネル収納部3の前側の端部に当接する。そして、当該当接した状態において、スライドベース30が後方に移動し、パネル5が徐々に起立する。パネル5が略起立した状態(略起立状態という)になると、ローラー部6が、第1の溝7a1,7b1の内部を後方に移動し始める。略起立状態とは、パネル5の上部側が本体部2の内部側にやや傾いた状態である。
ローラー部6が、第1の溝7a1,7b1の後端に当接すると(図2に示す状態)、パネル5が起立状態となり、スライドベース30の後方への移動は停止する。
図1に示すように、本体部2における前面側の位置に、クッション12を設けてもよい。クッション12は、略起立状態となって進入してくるパネル5の上部側に当接し、パネル5を起立状態にするための構成である。
意匠性を重視する観点から、パネル5における前面側の意匠は、前後方向断面において、車室内のインストルメントパネルの意匠と、同一曲線上となるように構成されている。また、パネル5とパネル収納部3との隙間は、最小限となるように構成されている。パネル5は、略起立状態とならなければ、パネル収納部3の内側に進入することができない。
次に、摩擦部42a,42bと係合する凹部32a,32bを設けた場合について説明する。凹部32a,32bは、壁部30a,30bに設けられる窪み形状である。なお、凹部32a,32bは、壁部30a,30bに設けられる貫通穴としてもよい。
図7Aおよび図7Bは、摩擦部42aと凹部32aとの関係について説明するための図である。凹部32bの形状は、凹部32aの形状と同様であるため、図示および説明を省略する。
図7Aは、凹部32aを壁部30aに設けた例を示している。凹部32aは、パネル5が起立状態の位置にある場合に、摩擦部42aと係合する位置に設けられている。
図7Bは、摩擦部42aが、凹部32aに係合したときの様子を示している。摩擦部42aと凹部32aとの係合により、起立状態におけるパネル5を保持する力が発生する。
スライドベース30が前方に移動すると、パネル5は、当該保持力によって起立状態を維持したまま、前方に移動する。図5に示したように、ローラー部6a,6bが、第2の溝7a2,7b2を構成する上下方向の壁面に当接すると、板ばね40a,40bは弾性変形し、摩擦部42a,42bと凹部32a,32bとの係合が解消される。そして、板ばね40a,40bが、壁部30a,30bの表面を摺動し始め、ローラー部6が、第2の溝7a2,7b2の内部を下方に移動し始める。
摩擦部42a,42bおよび凹部32a,32bを設けることで、起立状態におけるパネル5の保持力を向上させることができる。一方、摩擦部42a,42bと凹部32a,32bとの係合が解消された後は、摩擦部42a,42bは摺動するため、大きな駆動力を必要としない。よって、スライドベース30を移動させるための大きな駆動力を必要とせずに、パネル5の起立状態を確実に保持することができる。
上記では、パネル5が起立状態である場合に、摩擦部42a,42bが凹部32a,32bに係合する場合について説明した。凹部32a,32bの位置はこれに限定されるものではない。例えば、パネル5が傾斜状態(図6の状態)の位置にある場合に、摩擦部42a,42bと係合する位置に凹部32a,32bを設けてもよい。これにより、パネル5が傾斜状態である場合の保持力を向上させることができる。
また、凹部32a,32bを複数個設けてもよい。例えば、ユーザがパネル5を視認し易くするためのチルト機能が搭載されている場合、パネル5を所定の角度だけ傾斜した状態で、摩擦部42a,42bと係合する位置に凹部32a,32bを複数個設けてもよい。
また、摩擦部42a,42bまたは凹部32a,32bの一方または両方に、テーパを設けてもよい。図8Aは、摩擦部42a,42bにテーパを設けた場合について説明するための図である。図8Bは、凹部32a,32bにテーパを設けた場合について説明するための図である。テーパを設けることで、スライドベース30が後方に移動してパネル5が略起立状態となった場合に、摩擦部42a,42bが凹部32a,32bに滑り込む力が発生する。当該力を利用して、略起立状態であるパネル5を起立状態にすることができる。
パネル5の軸部10a,10bを金属部材で構成し、板ばね40a,40bを金属部材で構成し、さらに、スライドベース30の壁部30a,30bにおいて、板ばね40a,40bが摺動する面には、塗装等を施さずに導通部材で構成することができる。このように構成することで、板ばね40a,40bを介して、パネル5とスライドベース30との間の電気的導通が確保され、パネル5のアースを実現することができる。これにより、パネル5のアースを実現するための専用部品を設ける必要がなく、部品点数を抑えることができる。また、電気的特性に優れた電子機器1を得ることができる。
以上のように、実施の形態1のパネル角度切り替え構造は、左右の両側面の上部に形成されたローラー部6a,6bと、左右の両側面の下部に形成された軸部10a,10bとを有するパネル5と、軸部10a,10bを挿通する軸穴31a,31bが形成された壁部30a,30bを有し、本体部2の内部に設けられたガイド部20a,20bに沿って前後方向に移動するスライドベース30と、壁部30a,30bの軸穴31a,31bに挿通された軸部10a,10bの先端に固定され、壁部30a,30bの表面を押圧しながら摺動する摩擦部42a,42bを有する板ばねと、本体部2の前面側に取り付けられ、ローラー部6a,6bを前後方向および上下方向に案内するパネル溝7a,7bが設けられたパネル収納部3とを備える。これにより、部品点数を抑え、かつ装置の大型化を招くことがないという効果を得ることができる。
実施の形態1に係るパネル角度切り替え構造によれば、簡易な構成であるため、コストを削減することができる。また、簡易な構成であることにより組立性が向上する。
実施の形態1に係るパネル角度切り替え構造によれば、壁部30a,30bと板ばね40a,40bとの間に働く摩擦力でパネル5を保持しているため、振動時におけるメカニカルな異音(ラトル等)の発生を防ぐことができる。
実施の形態1に係るパネル角度切り替え構造によれば、意匠性を損なうことなく、パネル5の角度切り替えを実現することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 電子機器、2 本体部、3 パネル収納部、4 メディア挿入口、5 パネル、6a,6b ローラー部、7a,7b パネル溝、7a1,7b1 第1の溝、7a2,7b2 第2の溝、10a,10b 軸部、12 クッション、20a,20b ガイド部、21a,21b ガイド溝、30 スライドベース、30a,30b 壁部、31a,31b 軸穴、32a,32b 凹部、40a,40b 板ばね、41a,41b 軸穴、42a,42b 摩擦部。

Claims (7)

  1. 左右の両側面の上部に形成されたローラー部と、左右の両側面の下部に形成された軸部とを有するパネルと、
    前記軸部を挿通する軸穴が形成された壁部を有し、本体部の内部に設けられたガイド部に沿って前後方向に移動するスライドベースと、
    前記壁部の前記軸穴に挿通された前記軸部の先端に固定され、前記壁部の表面を押圧しながら摺動する摩擦部を有する板ばねと、
    前記本体部の前面側に取り付けられ、前記ローラー部を前後方向および上下方向に案内するパネル溝が設けられたパネル収納部と
    を備え
    前記摩擦部は、凸形状であることを特徴とするパネル角度切り替え構造。
  2. 前記壁部に、前記摩擦部と係合する凹部をさらに設けたことを特徴とする請求項記載のパネル角度切り替え構造。
  3. 前記壁部に、前記凹部を複数設けたことを特徴とする請求項記載のパネル角度切り替え構造。
  4. 前記摩擦部または前記凹部の両方または一方に、テーパを設けたことを特徴とする請求項または請求項記載のパネル角度切り替え構造。
  5. 左右の両側面の上部に形成されたローラー部と、左右の両側面の下部に形成された軸部とを有し、前記軸部を支点として回転するパネルと、
    前記軸部を挿通する軸穴が形成された壁部を有し、本体部の内部に設けられたガイド部に沿って前後方向に移動するスライドベースと、
    一端部は前記壁部の前記軸穴に挿通された前記軸部の先端に固定され、他端部に前記壁部の表面を押圧しながら摺動する摩擦部を有し、前記パネルとともに前記軸部を支点として回転する板ばねと、
    前記本体部の前面側に取り付けられ、前記ローラー部を前後方向および上下方向に案内するパネル溝が設けられたパネル収納部と、
    を備えたパネル角度切り替え構造。
  6. 前記パネル溝は、L字形であることを特徴とする請求項1から5のうちのいずれか1項記載のパネル角度切り替え構造。
  7. 請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載のパネル角度切り替え構造を備えた電子機器。
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