JP6887331B2 - パネル角度切り替え構造、およびパネル角度切り替え構造を備えた電子機器 - Google Patents
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Description
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面にしたがって説明する。
図2は、実施の形態1に係る電子機器1の側面図(透視図)である。図2は、パネル5がパネル収納部3に収納された状態を示している。
以下、図2に示すように、パネル5がパネル収納部3に収納され、パネル5の前面が上下方向と平行である状態を、起立状態という。
パネル5の軸部10a,10bを、壁部30a,30bの軸穴31a,31bに挿入し、さらに、当該軸部10a,10bを板ばね40a,40bの軸穴41a,41bに挿入した状態で、軸部10a,10bの先端に溶着される。これにより、板ばね40a,40bが、パネル5の軸部10a,10bの先端に固定された状態となる。軸部10a,10bへの板ばね40a,40bの固定方法は、カシメ処理、ネジ締め等であってもよい。
図3Aは、摩擦部42a,42bについて説明するための図である。摩擦部42bの形状は、摩擦部42aの形状と同様であるため、摩擦部42aを用いて説明する。図3Bは、図3Aに示すA−A線における断面図である。図3Bでは、板ばね40a以外の構成を不図示としている。
図3Bに示すように、摩擦部42aは、板ばね40aの先端側に設けられる凸形状である。摩擦部42aは、壁部30a側に向かって突設する。摩擦部42aは、壁部30aの表面を押圧しながら摺動する部位である。摩擦部42aと壁部30aとの間に、摩擦力が発生する。
板ばね40a,40bが弾性変形し、面状の摩擦部42a,42bが壁部30a,30bに面接触するように、板ばね40a,40bを軸部10a,10bに固定する。このように構成することで、面状の摩擦部42a,42bは、壁部30a,30bの表面を押圧しながら摺動し、摩擦部42a,42bと壁部30a,30bとの間に、摩擦力が発生する。
パネル溝7aは、互いに直交する第1の溝7a1と第2の溝7a2とにより構成されている。同様に、パネル溝7bは、互いに直交する第1の溝7b1と第2の溝7b2とにより構成されている。パネル溝7a,7bは、L字形の形状を有する。第1の溝7a1,7b1は、前後方向に形成されている溝である。第2の溝7a2,7b2は、上下方向に形成されている溝である。
パネル5は、壁部30a,30bの表面と、板ばね40a,40b(摩擦部42a,42b)との間に働く摩擦力によって、起立状態を維持したまま、前方に移動する。このとき、ローラー部6a,6bが、第1の溝7a1,7b1の内部を前方に移動する。
図5は、第2の溝7a2,7b2を構成する上下方向の壁面に、ローラー部6が当接した状態を示している。図5に示す状態にパネル5が到達すると、ローラー部6が形成されているパネル5の上部側は、前方に移動することができなくなる。このため、スライドベース30の移動に伴い、板ばね40a,40bが、壁部30a,30bの表面を摺動し始め、それとともにローラー部6が、第2の溝7a2,7b2の内部を下方に移動し始める。このとき、パネル5は、軸部10a,10bを支点として回転する。これにより、起立状態であったパネル5が徐々に傾斜する。
図6は、ローラー部6が、第2の溝7a2,7b2の下端に当接した状態を示している。図5の状態から、パネル5が回転し、ローラー部6が、第2の溝7a2,7b2の内部を下方に移動すると、図6の状態となる。図6に示すように、ローラー部6が第2の溝7a2,7b2の下端に当接すると、パネル5の傾斜角度は最大となり、スライドベース30の前方に対する移動は停止する。
パネル開閉ボタンが操作されると、電動駆動装置が駆動し、スライドベース30が後方に移動し始める。
このとき、図5では図示は省略しているが、パネル5における上部側の側面は、パネル収納部3の前側の端部に当接する。そして、当該当接した状態において、スライドベース30が後方に移動し、パネル5が徐々に起立する。パネル5が略起立した状態(略起立状態という)になると、ローラー部6が、第1の溝7a1,7b1の内部を後方に移動し始める。略起立状態とは、パネル5の上部側が本体部2の内部側にやや傾いた状態である。
図7Aは、凹部32aを壁部30aに設けた例を示している。凹部32aは、パネル5が起立状態の位置にある場合に、摩擦部42aと係合する位置に設けられている。
図7Bは、摩擦部42aが、凹部32aに係合したときの様子を示している。摩擦部42aと凹部32aとの係合により、起立状態におけるパネル5を保持する力が発生する。
Claims (7)
- 左右の両側面の上部に形成されたローラー部と、左右の両側面の下部に形成された軸部とを有するパネルと、
前記軸部を挿通する軸穴が形成された壁部を有し、本体部の内部に設けられたガイド部に沿って前後方向に移動するスライドベースと、
前記壁部の前記軸穴に挿通された前記軸部の先端に固定され、前記壁部の表面を押圧しながら摺動する摩擦部を有する板ばねと、
前記本体部の前面側に取り付けられ、前記ローラー部を前後方向および上下方向に案内するパネル溝が設けられたパネル収納部と
を備え、
前記摩擦部は、凸形状であることを特徴とするパネル角度切り替え構造。 - 前記壁部に、前記摩擦部と係合する凹部をさらに設けたことを特徴とする請求項1記載のパネル角度切り替え構造。
- 前記壁部に、前記凹部を複数設けたことを特徴とする請求項2記載のパネル角度切り替え構造。
- 前記摩擦部または前記凹部の両方または一方に、テーパを設けたことを特徴とする請求項2または請求項3記載のパネル角度切り替え構造。
- 左右の両側面の上部に形成されたローラー部と、左右の両側面の下部に形成された軸部とを有し、前記軸部を支点として回転するパネルと、
前記軸部を挿通する軸穴が形成された壁部を有し、本体部の内部に設けられたガイド部に沿って前後方向に移動するスライドベースと、
一端部は前記壁部の前記軸穴に挿通された前記軸部の先端に固定され、他端部に前記壁部の表面を押圧しながら摺動する摩擦部を有し、前記パネルとともに前記軸部を支点として回転する板ばねと、
前記本体部の前面側に取り付けられ、前記ローラー部を前後方向および上下方向に案内するパネル溝が設けられたパネル収納部と、
を備えたパネル角度切り替え構造。 - 前記パネル溝は、L字形であることを特徴とする請求項1から5のうちのいずれか1項記載のパネル角度切り替え構造。
- 請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載のパネル角度切り替え構造を備えた電子機器。
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JP2019021696A JP2019021696A (ja) | 2019-02-07 |
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