JP6886831B2 - 粘着シート及びそれを用いた半導体チップ又は半導体部品の製造方法 - Google Patents

粘着シート及びそれを用いた半導体チップ又は半導体部品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6886831B2
JP6886831B2 JP2017023573A JP2017023573A JP6886831B2 JP 6886831 B2 JP6886831 B2 JP 6886831B2 JP 2017023573 A JP2017023573 A JP 2017023573A JP 2017023573 A JP2017023573 A JP 2017023573A JP 6886831 B2 JP6886831 B2 JP 6886831B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive sheet
base film
sensitive adhesive
dicing
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017023573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018129491A5 (ja
JP2018129491A (ja
Inventor
九津見 正信
正信 九津見
秀 田中
秀 田中
一樹 飯塚
一樹 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denka Co Ltd
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denka Co Ltd, Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denka Co Ltd
Priority to JP2017023573A priority Critical patent/JP6886831B2/ja
Publication of JP2018129491A publication Critical patent/JP2018129491A/ja
Publication of JP2018129491A5 publication Critical patent/JP2018129491A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6886831B2 publication Critical patent/JP6886831B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Dicing (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

本発明は、粘着シート及びそれを用いた半導体チップ又は半導体部品の製造方法に関する。
半導体ウエハ又は基板は、以下の工程を経て製造されることが、通例である。ウエハに粘着シートを貼合後、チップに切断(ダイシング)、粘着シートの延伸(エキスパンディング)、紫外線および/又は電子線などの活性光線を照射し、粘着シートの粘着層を硬化させた後に、粘着シートからのチップの剥離(ピックアップ)などの各工程を経て製造される。これらの工程で使用される粘着シートの粘着層として、活性光線に対し透過性を有し、紫外線等により重合硬化反応による三次元網状化しうる、分子内に光重合性不飽和二重結合を有する化合物(多官能性オリゴマー)を含有する材料が、開示されている(特許文献1および特許文献2)。
このような材料を使用することにより、ダイシング工程ではチップをせん断する際には充分な粘着力を有しながら、ピックアップ工程時には糊残りのない程度に粘着力が低下する粘着シートが得られる。
特開2006−049509号公報 特開2007−246633号公報
しかし、近年の半導体ウエハ又は基板は、数μmから数100μmのバンプを有することが多く、粘着シートのバンプ追従性が悪いとダイシングの際にチップ飛びが発生することがある。また、ピックアップは、通常、基材フィルム背面(下面)側からピン(ピックアップニードル)を使って半導体ウエハ又は基板を1個ずつ突き上げて、粘着シートから半導体ウエハ又は基板を剥離することによって得るが、この方法では、半導体ウエハの1個ずつに対して行うので、効率が悪い。
また、紫外線などの活性光線を照射し、粘着シートの粘着層を硬化させる際、粘着シートから臭気が発生することが課題になっている。
本発明は前記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、粘着シートの半導体ウエハ又は基板へのバンプ追従性が良好で、紫外線などの活性光線を照射した際の臭気が少なく、ピックアップを基材フィルム下面側から冶具等で擦ることにより達成できる粘着シート、及びそれを用いた半導体チップ又は半導体部品の製造方法を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するために、下記の手段を採用する。
(1) 基材フィルムの一方の面に紫外線硬化型粘着剤層を積層してなる粘着シートであって、
前記紫外線硬化型粘着剤層が、(メタ)アクリル酸エステル共重合体100質量部、光重合性化合物40〜150質量部、多官能イソシアネート硬化剤0.1〜10質量部及び光重合開始剤0.1〜10質量部を含み、
前記基材フィルムの他方の面の動摩擦係数が0.1〜0.8、且つ前記粘着シートのショアD硬度が25〜45であることを特徴とする粘着シート。
(2)前記粘着シートの基材フィルム下面から前記紫外線硬化型粘着剤層に、紫外線を150mJ/cm 照射後、照射10分後の、臭気値が1,000以下であることを特徴とする、(1)に記載の粘着シート。
(3)前記粘着シートがダイシングテープであって、
(a)半導体ウエハ又は基板とリングフレームとを(1)又は(2)に記載の粘着シート
で貼り付ける貼付工程、
(b)半導体ウエハ又は基板をダイシングして半導体チップ又は半導体部品に加工するダイシング工程、
(c)粘着シートの基材フィルム下面から前記紫外線硬化型粘着剤層に紫外線を照射する紫外線照射工程、
(d)粘着シートの基材フィルム下面を擦って前記半導体チップ又は前記半導体部品を剥離する剥離工程、
とを有する半導体チップ又は半導体部品の製造方法。

本発明は、粘着シートの導体ウエハ又は基板へのバンプ追従性が良好で、紫外線などの活性光線を照射した際の臭気が少なく、ピックアップを基材フィルム下面側から冶具等で擦ることにより達成できる、粘着シート、及びそれを用いた半導体チップ又は半導体部品の製造方法を提供できる。
本発明の実施形態に係る半導体チップ又は半導体部品を剥離する工程について説明する図である。
以下、本発明を実施するための好適な形態について説明する。本発明は、基材フィルム上に紫外線硬化型粘着剤層を積層してなる粘着シートであって、基材フィルム下面の動摩擦係数が0.1〜0.8、且つ前記粘着シートのショアD硬度が25〜45であることを特徴とする。
<粘着シート>
本発明の粘着シートは、基材フィルム上に紫外線硬化型粘着剤層を積層してなる粘着シートであり、ショアD硬度が25以上45以下であり、好ましくは30〜40が良い。ショアD硬度が25未満では基材フィルムと粘着剤が付着した糊残りが発生し、45を超過するとバンプに対する追従性が低下する。
<基材フィルム>
本発明の基材フィルムは、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸−アクリル酸エステルフィルム、エチレン−エチルアクリレート共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレン系共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、および、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体やエチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体等を金属イオンで架橋したアイオノマ樹脂などが挙げられる。基材フィルムは、これら樹脂の混合物又は共重合体であってよく、これら樹脂からなるフィルムやシートの積層体であってもよい。基材フィルムの動摩擦係数が0.1以上0.8以下であり、好ましくは0.2以上0.4以下である。この範囲であれば、粘着シートの基材フィルム下面を擦って半導体チップ又は前記半導体部品を剥離する際、良好に剥離できる。
基材フィルムの動摩擦係数が0.1未満では粘着シートをロール状で巻く際に巻きズレが発生し易く、半導体ウエハや基板に貼付けし難く、バンプ追従性が悪くなる場合がある。また、基材フィルムの動摩擦係数が0.8を超過すると、剥離性が低下する。
基材フィルムはアイオノマ樹脂を用いることが好ましい。アイオノマ樹脂の中でも、エチレン単位、メタアクリル酸単位、及び(メタ)アクリル酸アルキルエステル単位を有する共重合体をNa、K、Zn2+等の金属イオンで架橋したアイオノマ樹脂を用いると、切削屑抑制効果が顕著であり、好適に用いられる。
基材フィルムの厚さは50〜200μmが好ましく、更に好ましくは70〜150μmである。
基材フィルムには、帯電防止処理を施すことが好ましい。帯電防止処理としては、基材フィルムに帯電防止剤を配合する処理、基材フィルム表面に帯電防止剤を塗布する処理がある。
帯電防止剤としては、例えば四級アミン塩単量体などを用いることができる。四級アミン塩単量体としては、例えばジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート四級塩化物、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート四級塩化物、メチルエチルアミノエチル(メタ)アクリレート四級塩化物、p−ジメチルアミノスチレン四級塩化物、およびp−ジエチルアミノスチレン四級塩化物が挙げられる。このうち、ジメチルアミノエチルメタクリレート四級塩化物が好ましい。
基材フィルムの片面に紫外線硬化型粘着剤を積層し、他方の面は平均表面粗さ(Ra)が0.1〜1.5μmのエンボス面とすることが可能である。エンボス面を有することにより、エキスパンド工程で基材フィルムを容易に拡張することができる。
エキスパンド性を向上させるために、基材フィルムに滑り剤を施したり、基材フィルムに滑り剤を練り込むことができる。
滑り剤は、粘着シートとエキスパンド装置の摩擦係数を低下させる物質であれば特に限定されず、例えばシリコーン樹脂や(変性)シリコーン油等のシリコーン化合物、フッ素樹脂、六方晶ボロンナイトライド、カーボンブラック、及び二硫化モリブデン等が挙げられる。これらの摩擦低減剤は複数の成分を混合してもよい。電子部品の製造はクリーンルームで行われるため、シリコーン化合物又はフッ素樹脂を用いることが好ましい。シリコーン化合物の中でも特にシリコーンマクロモノマ単位を有する共重合体は帯電防止層との相溶性が良く、帯電防止性とエキスパンド性のバランスが図れるため、好適に用いられる。
<紫外線硬化型粘着剤層>
紫外線硬化型粘着剤層は、(メタ)アクリル酸エステル共重合体、光重合性化合物、多官能イソシアネート硬化剤及び光重合開始剤を含み、有機溶剤で希釈して基材フィルムに塗布、乾燥して得られる。
((メタ)アクリル酸エステル共重合体)
本発明で使用される(メタ)アクリル酸エステル共重合体は、アクリル酸、メタクリル酸及びそれらのエステルモノマーを重合させたポリマー、これらモノマーと共重合可能な不飽和単量体(例えば、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリル)とを共重合させたコポリマーがある。本発明の紫外線硬化型粘着剤層を構成する紫外線硬化型粘着剤は、粘着力を調整しやすいアクリル重合体がよく、硬化剤を含有することによって、粘着力をより精密に調整することができる。
本発明の(メタ)アクリル重合体の主単量体としては、例えば、n−ブチル(メタ)アクリレート、2−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、ミリスチル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル単量体が挙げられる。
この(メタ)アクリル単量体としては、特に、少なくとも一部に官能基を含有する単量体を有するものが好ましい。この官能基を含有する単量体としては、ヒドロキシル基、カルボキシル基、エポキシ基、アミド基、アミノ基、メチロール基、スルホン酸基、スルファミン酸基、亜リン酸エステル基が好ましい。そして、これらの中でも、特に、これらの官能基を有するビニル化合物がよく、好ましくはヒドロキシル基を有するビニル化合物がよい。なお、ここでいうビニル化合物には、アクリレートが含まれるものとする。
ヒドロキシル基を有する有単量体としては、例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、及び2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートがある。
カルボキシル基を有する単量体としては、例えば(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマール酸、アクリルアミドN−グリコール酸、及びケイ皮酸等が挙げられる。
エポキシ基を有する単量体としては、例えばアリルグリシジルエーテル、及び(メタ)アクリル酸グリシジルエーテル等が挙げられる。
アミド基を有する単量体としては、例えば(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
メチロール基を有する単量体としては、例えばN−メチロールアクリルアミド等が挙げられる。
(光重合性化合物)
光重合性化合物としては、例えば、トリメチロールプロパントリアクリレート、テトラメチロールメタンテトラアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、1,4−ブチレングリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、シアヌル酸トリエチルアクリレート、市販のオリゴエステルアクリレートなどが用いられる。
光重合性化合物として、上記アクリレート系化合物の他に、ウレタンアクリレートオリゴマーを用いることもできる。ウレタンアクリレートオリゴマーは、ポリエステル型又はポリエーテル型などのポリオール化合物と多価イソシアネート化合物とを反応させて得られる末端イソシアネートウレタンプレポリマーに、ヒドロキシ基を有する(メタ)アクリレートを反応させて得られる。
多価イソシアネート化合物には、例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、1,3−キシレンジイソシアネート、1,4−キシレンジイソシアネート、ジフェニルメタン4,4−ジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートなどが用いらえる。また、ヒドロキシ基を有する(メタ)アクリレートには、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、グリシドールジ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレートなどが用いられる。
光重合性化合物としては、炭素−炭素二重結合を4個以上有するウレタンアクリレートオリゴマーが、紫外線等の照射後の粘着剤の硬化が良好である点で好ましい。
光重合性化合物の配合量は、(メタ)アクリル酸エステル共重合体100質量部に対して40質量部以上150質量部以下であり、好ましくは60質量部以上110質量部以下が良い。光重合性化合物の配合量が40質量部未満では紫外線照射後の粘着シートの剥離性が低下し、150質量部を超過するとチップ側面に糊残りが発生する。
(多官能イソシアネート硬化剤)
本発明の多官能イソシアネート硬化剤の配合は、(メタ)アクリル重合体100質量部に対し、0.1質量部以上10質量部以下であり、好ましくは2質量部以上7重量部以下が良い。硬化剤の配合比が0.1質量部未満の場合はチップ側面に糊残りが発生し、10質量部超過の場合はバンプへの追従性が低下する。
多官能イソシアネート硬化剤としては、例えば芳香族ポリイソシアネート硬化剤、脂肪族ポリイソシアネート硬化剤、多官能エポキシ硬化剤、脂環族ポリイソシアネート硬化剤がある。また、好ましくは、脂肪族ポリイソシアネート硬化剤、特にそのうちのキサメチレンジイソシアネート硬化剤がよい。このイソシアネート硬化剤が良いのは、粘着剤に柔軟性を付与することができ、凹凸のある被着体にも有効だからである。
芳香族ポリイソシアネートは特に限定されず、例えば1,3−フェニレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、4,4’−トルイジンジイソシアネート、2,4,6−トリイソシアネートトルエン、1,3,5−トリイソシアネートベンゼン、ジアニシジンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルエーテルジイソシアネート、4,4’,4”−トリフェニルメタントリイソシアネート、ω,ω’−ジイソシアネート−1,3−ジメチルベンゼン、ω,ω’−ジイソシアネート−1,4−ジメチルベンゼン、ω,ω’−ジイソシアネート−1,4−ジエチルベンゼン、1,4−テトラメチルキシリレンジイソシアネート、及び1,3−テトラメチルキシリレンジイソシアネート等が挙げられる。
脂肪族ポリイソシアネートは特に限定されず、例えばトリメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、1,2−プロピレンジイソシアネート、2,3−ブチレンジイソシアネート、1,3−ブチレンジイソシアネート、ドデカメチレンジイソシアネート、及び2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート等が挙げられる。
脂環族ポリイソシアネートは特に限定されず、例えば3−イソシアネートメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネート、1,3−シクロペンタンジイソシアネート、1,3−シクロヘキサンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、メチル−2,4−シクロヘキサンジイソシアネート、メチル−2,6−シクロヘキサンジイソシアネート、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、1,4−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、及び1,4−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサンがある。
ポリイソシアネートのうち、1,3−フェニレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、4,4’−トルイジンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートが好適に用いられる。
多官能エポキシ硬化剤は、主にエポキシ基を2個以上、第3級窒素原子を1個以上有する化合物をいい、N・N−グリシジルアニリン、N・N−グリシジルトルイジン、m−N・N−グリシジルアミノフェニルグリシジルエーテル、p−N・N−グリシジルアミノフェニルグリシジルエーテル、トリグリシジルイソシアヌレート、N・N・N’・N’−テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン、N・N・N’・N’−テトラグリシジル−m−キシリレンジアミン、N・N・N’・N’・N’’−ペンタグリシジルジエチレントリアミンなどが挙げられる。
(光重合開始剤)
光重合開始剤には、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテル類、アセトフェノン類、アントラキノン類、チオキサントン類、ケタール類、ベンゾフェノン類またはキサントン類などが用いられる。
ベンゾインとしては、例えばベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインプロピルエーテルなどがある。
アセトフェノン類としては、例えばベンゾインアルキルエーテル類、アセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−アセトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−アセトフェノン、1,1−ジクロロアセトフェノン、2−ヒロドキシ−1−{4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオニル)−ベンジル]フェニル}−2−メチル−プロパン−1−オン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトンなどがある。
アントラキノン類としては、2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−ターシャリブチルアントラキノン、1−クロロアントラキノンなどがある。
チオキサントン類としては、例えば2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントンなどがある。
ケタール類としては、例えばアセトフェノンジメチルケタール、ベンジルジメチルメタール、ベンジルジフエニルサルフアイド、テトラメチルチウラムモノサルフアイド、アゾビスイソブチロニトリル、ジベンジル、ジアセチル、β−クロールアンスラキノンなどがある。
光重合開始剤の配合量は、(メタ)アクリル酸エステル共重合体100質量部、光重合性化合物40〜150質量部、多官能イソシアネート硬化剤0.1〜10質量部に対して、0.1〜10質量部である。この配合かつ粘着シートのショアD硬度25〜45であるように調整することにより、紫外線照射後の粘着シートの剥離性を良好にでき、紫外線照射後の粘着シートの臭気を一定以下にすることができる。0.1質量部未満では紫外線照射後の粘着シートの剥離性が低下し、10質量部超過では紫外線硬化後の臭気が高くなる。
光重合開始剤には、必要に応じて従来公知の光重合促進剤を1種または2種以上を組合せて併用してもよい。光重合促進剤には、安息香酸系や第三級アミンなどを用いることができる。第三級アミンとしては、トリエチルアミン、テトラエチルペンタアミン、ジメチルアミノエーテルなどが挙げられる。
紫外線硬化型粘着剤層の組成物には、例えば、粘着付与樹脂、軟化剤、老化防止剤、充填剤、導電剤、紫外線吸収剤、及び光安定剤等の各種添加剤を添加してもよい。
紫外線硬化型粘着剤層の厚みは、1μm以上50μmが好ましく、5μm以上35μm以下が特に好ましい。紫外線硬化型粘着剤層が厚過ぎると粘着力が高くなり過ぎ、ピックアップ性が低下する。また、紫外線硬化型粘着剤層が薄過ぎると粘着力が低くなり過ぎ、ダイシング時のチップ保持性が低下し、リングフレームとシートとの間で剥離が生じる場合がある。
<粘着シートの製造>
基材フィルム上に紫外線硬化型粘着剤層を形成して粘着シートとする方法としては、例えばグラビアコーター、コンマコーター、バーコーター、ナイフコーター又はロールコーターといったコーターで基材フィルム上に紫外線硬化型粘着剤を直接塗布する方法や、剥離フィルムに粘着剤を塗布/乾燥後に基材フィルムに貼り合わせる方法がある。凸板印刷、凹板印刷、平板印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷、又はスクリーン印刷等で基材フィルム上に粘着剤を印刷してよい。
<半導体チップ又は半導体部品の製造方法>
本発明に係る電子部品の製造方法の具体的な工程を順に説明する。
(1)貼付工程
貼付工程において、粘着シートを基板(又は半導体ウエハ)とリングフレームに貼り付ける。基板は、樹脂でチップを封止したパッケージ基板、LEDパッケージ基板などの汎用の基板であってよい。半導体ウエハはシリコンウエハおよびガリウムナイトライドウエハ、炭化ケイ素ウエハ、サファイアウエハなどの従来汎用のウエハであってよい。
(2)ダイシング工程
ダイシング工程では、パッケージ基板等をダイシングして半導体チップ又は半導体部品に加工する。
(3)紫外線照射工程
紫外線照射工程では、基材フィルム側から紫外線硬化型粘着剤層に紫外線等の活性光線を照射する。紫外線の光源としては、低圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライドランプを用いることができる。また、紫外線に替えて電子線を用いてもよく、電子線の光源としてはα線、β線、γ線を用いることができる。
紫外線により紫外線硬化型粘着剤層は三次元網状化して硬化し、紫外線硬化型粘着剤層の粘着力が低下する。この際、上述したように、本発明に係る粘着シートは加温してもウエハ等に過度に密着することがないため、紫外線等の照射により十分な接着力の低下が得られる。
(4)剥離工程
粘着シートの基材フィルム1下面に剥離用冶具4を図1のとおり、押し付け、擦ることにより、半導体チップ又は半導体部品を剥離する。
以下に、この発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但し、この実施例に記載されている材料や配合量等は、特に限定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
<実施例>
表1、2に示す配合に従って粘着シートを調製した。紫外線硬化型粘着剤層は、(メタ)アクリル酸エステル共重合体等を混合させて得た紫外線硬化型粘着剤をポリエチレンテレフタレート製のセパレーターフィルム上に、乾燥後の紫外線硬化型粘着層の厚みが20μmとなるように塗工することにより、得た。この紫外線硬化型粘着層を基材フィルムに積層し、40℃で7日間熟成し、粘着シートを得た。
Figure 0006886831
Figure 0006886831

[紫外線硬化型粘着剤]
((メタ)アクリル酸エステル共重合体)
A−1:日本ゼオン社製アクリルゴムAR53L;エチルアクリレート54%、ブチルアクリレート19%、メトキシエチルアクリレート24%の共重合体、乳化重合により得られる。
A−2:綜研化学社製SKダイン1496;2−エチルヘキシルアクリレート96%、2−ヒドロキシエチルアクリレート4%の共重合体、溶液重合により得られる。
(光重合性化合物)
B−1:根上工業社製UN−3320HS;イソシアネート骨格:イソホロンジイソシアネート三量体、(メタ)アクリレート:ペンタエリスリトールペンタアクリレートを反応させて得られる光重合化合物、重量平均分子量5,000、炭素−炭素二重結合数:15。
B−2:根上工業社製UN−904M;イソシアネート骨格:ヘキサメチレンジイソシアネート、(メタ)アクリレート:ペンタエリスリトールペンタアクリレートを反応させて得られる光重合化合物、重量平均分子量4,900、炭素−炭素二重結合数:10。
(多官能イソシアネート硬化剤)
C−1:日本ポリウレタン社製コロネートL−45E;2,4−トリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパンアダクト体。
(光重合開始剤)
D−1:BASFジャパン社製IRGACURE651;ベンジルジメチルケタール。
D−2:BASFジャパン社製IRGACURE127;2-ヒロドキシ-1-{4-[4-(2-ヒドロキシ-2-メチル-プロピオニル)-ベンジル]フェニル}-2-メチル-プロパン-1-オン
D−3:BASFジャパン社製IRGACURE184;1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン
〔基材フィルム〕
基材フィルムは、アイオノマ樹脂(三井・デュポンポリケミカル社製、品番:HM1855)をTダイ押出しにより150μmに成膜することにより、得た。基材フィルムの表面粗さ(Ra)は、基材フィルム下面を表面粗さ計(東京精密製 ハンディサーフE−30A)を用い、測長4mm、速度0.6mm/sにて測定することによって、得た。
E−1:基材フィルム下面側の表面粗さRaが1.0μm
E−2:基材フィルム下面側の表面粗さRaが1.3μm
E−3:基材フィルム下面側の表面粗さRaが0.5μm
E−4:基材フィルム下面側の表面粗さRaが1.5μm
E−5:基材フィルム下面側の表面粗さRaが0.2μm
各種評価は、以下のとおり実施した。
(1)基材フィルム下面の動摩擦係数の測定方法
粘着シートを以下の手順で調整し、JIS K7125「プラスチック−フィルム及びシート−摩擦係数試験方法」に準拠し、摩擦測定器(東洋精機製作所製 TR−2)によって、SUS304との基材フィルムの動摩擦係数を測定した。
1)試験台上に粘着シートを敷き、その上にSUS304板(200g、63mm×63mm)を載せる。
2)引張速度100mm/minにて粘着シートを移動させる。
3)測定したデータから、動摩擦係数を算出した。
(2)粘着シートのショアD硬度の測定方法
粘着シートを以下の手順で調整し、JIS K 7215「プラスチックのデュロメータ硬さ試験方法」に準拠し、定圧荷重器(高分子計器社製 CL−150)によって、粘着シートのショアD硬度を測定した。
1)粘着シートを数枚程度積層し、厚み10mmの試験片を作製する。
2)圧子の先端を粘着シートの基材フィルム下面押し付け、3秒後の値をショアD硬度とした。
(3)粘着シートの追従性の評価方法
縦1mm、横50mmのバンプを横方向に46mmで等間隔で配置した基板(バンプ高さ100μm)に、粘着シートの粘着層面をシリンダー圧0.4MPaのローラで貼り合せ完全に追従させた後、5分後のバンプの端から、粘着シートが剥がれている距離を測定することにより、粘着シートの追従性を評価した。
◎(優):バンプの端から、剥がれている距離が400μm未満の場合
○(良):バンプの端から、剥がれている距離が400μm以上600μm未満の場合
×(不可):バンプの端から、剥がれている距離が600μm以上の場合
(4)剥離性及びチップ側面糊残りの評価方法
前記(3)で基板が貼り合わされた粘着シートのダイシングを、下記条件にて行った。
ダイシング装置:DISCO社製DAD341
ダイシングブレード:DISCO社製P1A861SDC240N75BR597
ダイシングブレード形状:外径56mm、刃幅300μm、内径40mm
ダイシングブレード回転数:30、000rpm
ダイシングブレード送り速度:25mm/秒
ダイシングサイズ:2.0mm角
粘着シートへの切り込み量:70μm
切削水温度:25℃
切削水量:1.0リットル/分
(4−1)半導体チップ剥離性の評価方法
チップ化された粘着シートの基材フィルム下面から紫外線(波長365nm)を150mJ/cm照射した後、剥離冶具を角度90度で荷重0.15MPaにて押し付け、0.3m/sで、擦ることによりチップを剥離し、剥離できた割合を評価した。剥離に使用した冶具は、幅30mm、長さ60mm、厚み3mmで材質はSUS304とした。
◎(優):剥離できたチップの割合が95%以上
○(良):剥離できたチップの割合85%以上95%未満
×(不可):剥離できたチップの割合が85%未満
(4−2)チップ側面糊残りの評価方法
チップ側面の糊残りは、剥離したチップの任意の50個選択し、チップの側面を500倍の顕微鏡にて観察し、チップ側面に付着した粘着剤の有無について以下の基準により評価した。
◎(優):チップ側面に粘着剤の付着が3%未満
○(良):チップ側面に粘着剤の付着が3%以上5%未満
×(不可):チップ側面に粘着剤の付着が5%以上
(5)粘着シートの臭気値
臭気値は、セパレーター付き粘着シートを8インチの大きさに調整し、基材フィルム下面から紫外線(波長365nm)を150mJ/cm 照射後、セパレーター剥離直後に、幅340mm、長さ480mmのチャック式袋に入れ10分間精置後に、23℃の条件で、におい測定装置(株式会社カルモア製、KALMOR−Σ)にて500mL/minの速度で吸引した時の最大値から得た。におい測定装置の数値が1,000以下の場合を良好とし、数値が1,000超過1,300以下の場合、臭気は若干感じるが不快にはならない程度であり、数値が1,300を超過する場合は臭気による不快感であるので、不可とする。
表1、2の結果から、本発明の実施例の粘着シートは、紫外線などの活性光線を照射した際の臭気が少なく、ダイシング時のチップ側面への糊残りを防止するとともに、バンプ追従性、チップ化された粘着シートの基材フィルム下面を冶具で擦る剥離工程において、チップ剥離性に優れることが分かった。
<比較例1>
光重合化合物の配合量が少ないため、紫外線照射後の紫外線硬化型粘着剤の架橋密度が低く、剥離性に不良が生じたと考えられる。
<比較例2>
光重合化合物の配合量が多いため、チップ側面の糊残りに不良が生じたと考えられる。
<比較例3>
多官能イソシアネート硬化剤の配合量が少ないため、紫外線硬化型粘着剤の架橋密度が低く、チップ側面の糊残りに不良が生じたと考えられる。
<比較例4>
多官能イソシアネート硬化剤の配合量が多いため、紫外線硬化型粘着剤の架橋密度が高く、追従性に不良を生じたと考えられる。
<比較例5、7、9>
光重合開始剤の配合量が少ないため、紫外線照射後の紫外線硬化型粘着剤の架橋密度が低く、剥離性に不良が生じたと考えられる。
<比較例6、8、10>
光重合開始剤の配合量が多いため、紫外線照射後の臭気が高く、臭気に不良が生じたと考えられる。
<比較例11>
基材フィルムの動摩擦係数が低いため、粘着シートが貼付けし難くバンプへの追従性が低下したものと考えられる。
<比較例12>
基材フィルムの動摩擦係数が高いため、粘着シートが滑りにくく、剥離性が低下したものと考えられる。
<比較例13>
粘着シートのショアD硬度が低いため、チップ側面に糊残りが生じたものと考えられる。
<比較例14>
粘着シートのショアD硬度が高いため、バンプへの追従性が低下したものと考えられる。
1・・・基材フィルム
2・・・紫外線硬化型粘着剤層
3・・・ダイシングされた半導体ウエハ又は基板
4・・・剥離用冶具

Claims (3)

  1. 基材フィルムの一方の面に紫外線硬化型粘着剤層を積層してなるダイシング用粘着シートであって、
    前記紫外線硬化型粘着剤層が、(メタ)アクリル酸エステル共重合体100質量部、光重合性化合物40〜150質量部、多官能イソシアネート硬化剤0.1〜10質量部及び光重合開始剤0.1〜10質量部を含み、
    前記基材フィルムの他方の面の動摩擦係数が0.1〜0.8、且つ前記粘着シートのショアD硬度が25〜45であることを特徴とするダイシング用粘着シート。
  2. 前記粘着シートの基材フィルム下面から前記紫外線硬化型粘着剤層に、紫外線を150mJ/cm照射後、照射10分後の臭気値が1,000以下であることを特徴とする、請求項1に記載のダイシング用粘着シート。
  3. 前記ダイシング用粘着シートがダイシングテープであって、
    (a)半導体ウエハ又は基板とリングフレームとを請求項1又は2に記載のダイシング用粘着シートで貼り付ける貼付工程、
    (b)半導体ウエハ又は基板をダイシングして半導体チップ又は半導体部品に加工するダイシング工程、
    (c)ダイシング用粘着シートの基材フィルム下面から前記紫外線硬化型粘着剤層に紫外線を照射する紫外線照射工程、
    (d)ダイシング用粘着シートの基材フィルム下面を擦って前記半導体チップ又は前記半導体部品を剥離する剥離工程、
    とを有する半導体チップ又は半導体部品の製造方法。
JP2017023573A 2017-02-10 2017-02-10 粘着シート及びそれを用いた半導体チップ又は半導体部品の製造方法 Active JP6886831B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017023573A JP6886831B2 (ja) 2017-02-10 2017-02-10 粘着シート及びそれを用いた半導体チップ又は半導体部品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017023573A JP6886831B2 (ja) 2017-02-10 2017-02-10 粘着シート及びそれを用いた半導体チップ又は半導体部品の製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018129491A JP2018129491A (ja) 2018-08-16
JP2018129491A5 JP2018129491A5 (ja) 2020-02-27
JP6886831B2 true JP6886831B2 (ja) 2021-06-16

Family

ID=63174489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017023573A Active JP6886831B2 (ja) 2017-02-10 2017-02-10 粘着シート及びそれを用いた半導体チップ又は半導体部品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6886831B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102176416B1 (ko) * 2019-04-24 2020-11-10 스카이다이아몬드 주식회사 형광 박판 다이싱 방법
CN111334217B (zh) * 2020-05-18 2020-08-04 苏州世华新材料科技股份有限公司 一种分区固化高填充ab胶,制备方法及其应用

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0665548A (ja) * 1992-08-25 1994-03-08 Mitsui Toatsu Chem Inc 半導体ウエハ表面保護用粘着テープの製造方法
JPH1116863A (ja) * 1997-06-25 1999-01-22 Mitsui Chem Inc 半導体ウエハの裏面研削方法及び該方法に用いる粘着フィルム
JP4369280B2 (ja) * 2004-04-12 2009-11-18 グンゼ株式会社 ダイシングシ−ト用基体フイルム
JP5032740B2 (ja) * 2004-11-11 2012-09-26 電気化学工業株式会社 半導体部材の製造方法
JP4429883B2 (ja) * 2004-11-30 2010-03-10 キヤノンマシナリー株式会社 ペレットピックアップ方法及びピックアップ装置
JP5351458B2 (ja) * 2008-07-29 2013-11-27 リンテック株式会社 ウェハ加工用接着シートおよび半導体装置の製造方法
WO2016103902A1 (ja) * 2014-12-25 2016-06-30 デンカ株式会社 レーザーダイシング用粘着シートおよび半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018129491A (ja) 2018-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8389629B2 (en) Adhesive, adhesive sheet, multi-layered adhesive sheet, and production method for electronic part
JP6604972B2 (ja) ダイシングテープ
JP6031047B2 (ja) 粘着シートおよび電子部品の製造方法
TWI666294B (zh) 粘合片,電子部件的製造方法
JP2008001817A (ja) 粘着剤、粘着剤を用いた粘着シート、粘着シートを用いた多層粘着シート、及び多層粘着シートを用いた電子部品の製造方法。
JP5161283B2 (ja) 電子部品の製造方法
TWI704208B (zh) 半導體加工用黏合膠帶和使用該膠帶的半導體晶片或半導體部件的製造方法
JP2010163518A (ja) 粘着剤、粘着剤を用いた粘着シート、粘着シートを用いたガラス部品の製造方法
JP4805765B2 (ja) 電子部品固定用粘着シート及びそれを用いた電子部品の製造方法。
JPWO2011077835A1 (ja) 粘着シート及び電子部品の製造方法
TWI625376B (zh) 黏著片
JP5890405B2 (ja) 粘着シートおよび電子部品の製造方法
JP5210346B2 (ja) 粘着シート及び電子部品の製造方法
JP6886831B2 (ja) 粘着シート及びそれを用いた半導体チップ又は半導体部品の製造方法
JP6832784B2 (ja) ステルスダイシング用粘着テープ及びそれを用いた半導体チップの製造方法
TWI639673B (zh) 黏著片
JP2011089073A (ja) 粘着剤、粘着シート、多層粘着シート及び電子部品の製造方法
JP6829250B2 (ja) 半導体加工用粘着テープ、及びそれを用いた半導体チップ又は半導体部品の製造方法
TWI822670B (zh) 背磨膠帶用基材

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200115

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210204

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20210204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6886831

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250