JP6882672B2 - 樹脂製パネル及び製造方法 - Google Patents
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Description
好ましくは、前記連結部は、前記上アームと前記下アームのそれぞれの縁において前記上アームと前記下アームを連結するように構成される。
好ましくは、前記連結部は、前記下アームに対して傾斜するように構成される。
好ましくは、前記スペーサー部材は、前記上アームと前記下アームによって挟持されることによって前記補強部材が前記スペーサー部材に装着されている。
好ましくは、前記スペーサー部材の前記上面は、上面側取付構造を備え、前記スペーサー部材の前記下面は、下面側取付構造を備え、前記上面側取付構造は、前記上アームを取り付け可能に構成され、前記下面側取付構造は、前記下アームを取り付け可能に構成され、且つ、前記上面側取付構造と異なる形状である。
好ましくは、前記スペーサー部材は、基部及び突出部を備え、前記突出部は、前記基部の幅方向に突出し、前記補強部材は、前記上アームと前記下アームがそれぞれ前記突出部の上面側及び前記突出部の下面側に位置するように配置される。
好ましくは、前記基部の側面側に、前記突出部の側面を保護する側面保護部が設けられる。
好ましくは、前記樹脂製パネルは、一対の前記パネル部を備え、前記一対のパネル部は、ヒンジ部を介して連結される。
好ましくは、前記一対のパネル部は、表皮材により前記樹脂成形体同士が連結され、前記連結箇所においてコンプレッションされた樹脂及び前記表皮材により、前記ヒンジ部が形成される。
好ましくは、前記一対のパネル部は、前記連結箇所における前記樹脂成形体の厚みがその他の箇所における前記樹脂成形体の厚みよりも薄く形成される。
他の観点では、垂下工程と、インサート工程と、型締め工程を備え、前記垂下工程では、第1及び第2金型の間に第1及び第2樹脂シートを垂下させ、前記インサート工程では、構造体を第1又は第2樹脂シートに固着させ、前記型締め工程では、第1及び第2金型を型締めし、前記構造体は、スペーサー部材と、補強部材を備え、前記スペーサー部材及び前記補強部材は、前記第1及び第2樹脂シート間に配置され、前記補強部材は、上アームと、下アームと、連結部を備え、前記上アームと前記下アームは、それぞれの幅方向の中央からずれた位置において前記連結部によって連結されており、前記スペーサー部材は、上面と、前記上面に対向する下面と、前記上面及び下面を連結する連結面を備え、前記補強部材は、前記上アームと前記下アームがそれぞれ前記上面側及び前記下面側に位置するように配置される、樹脂製パネルの製造方法が提供される。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施形態に係る樹脂製パネル90は、パネル部60を備える。本実施形態では、一対のパネル部60を備え、これらがヒンジ部91を介して連結される。具体的には、対向して配置された一対のパネル部60は、表皮材70により樹脂成形体50が連結され、連結箇所においてコンプレッションされた樹脂及び表皮材70によりヒンジ部91が形成される。表皮材70は、例えば、不織布である。
次に、パネル部60について説明する。本実施形態では、パネル部60は、中空の樹脂成形体50と、スペーサー部材30と、補強部材40を備える。以下、各要素について説明する。
樹脂成形体50は、中空の成形体である。本実施形態では、樹脂成形体50は、表壁50Fと、表壁50Fに対向する裏壁50Rと、表壁50Fと裏壁50Rを連結する連結壁50Cを備える。表壁50F、裏壁50R及び連結壁50Cは、樹脂により形成される。また、表壁50F、裏壁50R及び連結壁50Cの厚さはそれぞれ、後述するスペーサー部材30の厚さの1/10以下が好ましい。本実施形態では、スペーサー部材30及び補強部材40が樹脂成形体50内に配置され、表壁50Fにより一対のパネル部60が連結される。また、一対のパネル部60は、連結箇所における樹脂成形体50の厚みがその他の箇所における樹脂成形体50の厚みよりも薄く形成される。
本実施形態では、スペーサー部材30は発泡体である。図2及び図3に示すように、スペーサー部材30は、上面31と、上面31に対向する下面32と、上面31及び下面32を連結する連結面33cを備える。
本実施形態では、補強部材40は金属製の部材である。補強部材40は、上アーム41と、下アーム42と、連結部43を備える。上アーム41と下アーム42は、それぞれの幅方向の中央からずれた位置において連結部43によって連結されている。本実施形態では、連結部43は、上アーム41と下アーム42のそれぞれの縁において上アーム41と下アーム42を連結するように構成される。そして、補強部材40は、上アーム41と下アーム42がそれぞれ上面31側及び下面32側に位置するように配置される。ここで、スペーサー部材30及び補強部材40により、構造体65が構成される。
次に、図4及び図5を用いて、本発明の一実施形態の樹脂製パネル90の製造方法の実施に利用可能な成形機1について説明する。ここで、図5は図4のA−A線を通る平面の断面図(つまり、図44の上側から見た断面図)であり、図4は図5のB−B線を通る平面に対応する図である。
ホッパー12は、原料樹脂11を押出機13のシリンダ13a内に投入するために用いられる。原料樹脂11の形態は、特に限定されないが、通常は、ペレット状である。原料樹脂は、例えばポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂であり、ポリオレフィンとしては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体及びその混合物などが挙げられる。原料樹脂11は、ホッパー12からシリンダ13a内に投入された後、シリンダ13a内で加熱されることによって溶融されて溶融樹脂になる。また、シリンダ13a内に配置されたスクリューの回転によってシリンダ13aの先端に向けて搬送される。スクリューは、シリンダ13a内に配置され、その回転によって溶融樹脂を混練しながら搬送する。スクリューの基端にはギア装置が設けられており、ギア装置によってスクリューが回転駆動される。シリンダ13a内に配置されるスクリューの数は、1本でもよく、2本以上であってもよい。
原料樹脂と発泡剤が溶融混練されてなる発泡樹脂は、シリンダ13aの樹脂押出口から押し出され、連結管25を通じてアキュームレータ17内に注入される。アキュームレータ17は、シリンダ17aとその内部で摺動可能なピストン17bを備えており、シリンダ17a内に溶融樹脂11aが貯留可能になっている。そして、シリンダ17a内に発泡樹脂が所定量貯留された後にピストン17bを移動させることによって、連結管27を通じて発泡樹脂をTダイ18内に設けられたスリットから押し出して垂下させて第1及び第2樹脂シート23a,23bを形成する。
第1及び第2樹脂シート23a,23bは、第1及び第2金型21,22間に導かれる。図7に示すように、第1金型21には、多数の減圧吸引孔(不図示)が設けられており、第1樹脂シート23aを減圧吸引して第1金型21のキャビティ21bに沿った形状に賦形することが可能になっている。キャビティ21bは、凹部21cを有する形状になっており、凹部21cを取り囲むようにピンチオフ部21dが設けられている。第2金型22には、多数の減圧吸引孔(不図示)が設けられており、第2樹脂シート23bを減圧吸引して第2金型22のキャビティ22bに沿った形状に賦形することが可能になっている。キャビティ22bは、凹部22cを有する形状になっており、凹部22cにピン24が設けられる。そして、凹部22cを取り囲むようにピンチオフ部21dが設けられている。ここで、減圧吸引孔は、極小の孔であり、一端が第1及び第2金型21,22内部を通ってキャビティ21b,22bの内面にまで連通されてり、他端が減圧装置に接続されている。
ここで、図5〜図8を用いて、本発明の一実施形態の樹脂製パネル90の製造方法について説明する。本実施形態の方法は、垂下工程と、賦形工程と、インサート工程と、型締め工程を備える。以下、詳細に説明する。
垂下工程では、図5に示すように、不図示のジグ80を用いて、構造体65を第1及び第2金型21,22間に配置する。ここで、本実施形態では、構造体65は、スペーサー部材30と、補強部材40を備える。補強部材40は、上アーム41と、下アーム42と、連結部43を備える。上アーム41と下アーム42は、それぞれの幅方向の中央からずれた位置において連結部43によって連結されている。スペーサー部材30は、上面31と、上面31に対向する下面32と、上面31及び下面32を連結する連結面33cを備える。そして、補強部材40は、上アーム41と下アーム42がそれぞれ上面31側及び下面32側に位置するように配置される。
次に、図6に示すように、第1及び第2金型21,22の両方によって第1及び第2樹脂シート23a,23bを減圧吸引して第1及び第2金型21,22のキャビティ21bに沿った形状に賦形する。この際に、表皮材70は、第1樹脂シート23aによって第1金型21に押し付けられ、第1樹脂シート23aに一体成形される。ここで、表皮材70が第1樹脂シート23aに溶着されたり、表皮材70に第1樹脂シート23aの樹脂が滲み込むことによって表皮材70が第1樹脂シート23aから離れなくなったりすることによって一体成形される。また、この時点までに、ジグ80を一対の構造体65にセットする。本実施形態では、ジグ80は、補強部材40の連結部43のテーパーTP形状に対応するテーパーTP形状を備える。これにより、一対の構造体65を配置するときに、ジグ80のテーパーTP形状に対して補強部材40の連結部43を当接させることにより、構造体65の位置決めが容易になる。また、ジグ80は、支持部材81に支持される。そして、支持部材81の両端に設けられた吸盤82により、構造体65(スペーサー部材30)が吸引されることにより、スペーサー部材30が支持される。
インサート工程では、図7に示すように、ジグ80により、構造体65を移動させ、第1樹脂シート23aに溶着させる。ここで、本実施形態では、スペーサー部材30は発泡体であるので、第1樹脂シート23aの熱によって発泡体が溶融されることによってスペーサー部材30が第1樹脂シート23aに溶着される。その後、ジグ80を図中の右方向に後退させる。ここで、本実施形態では、補強部材40がテーパーTP形状となっているために、ジグ80の後退がスムーズになるという副次的な効果を奏する。
型締工程では、図8に示すように、第1及び第2金型21,22を型締めする。このとき、第2金型22のピン24により、一対のパネル部60の表壁50Fを形成する第1及び第2樹脂シート23a,23bが圧縮され、第1及び第2樹脂シート23a,23bの厚さがその他の箇所における第1及び第2樹脂シート23a,23bよりも薄くなる。これが、連結箇所においてコンプレッションされた樹脂に相当する。
次に、図9及び図10を用いて、樹脂製パネル90のヒンジ部91について説明する。上述の通り、ピン24により圧縮された第1及び第2樹脂シート23a,23bにより、一対のパネル部60の連結箇所における表壁50Fが形成される。これにより、一対のパネル部60の表壁50Fは、連結箇所においてその他の箇所よりも厚さが薄くなる。そして、連結箇所における表壁50Fを覆うように、表皮材70により一対のパネル部60が連結されている。これにより、図10に示すように、表皮材70及び連結箇所における表壁50Fがヒンジ部91として振る舞うことができる。したがって、本実施形態の樹脂製パネル90を車載用のデッキボードに適用した場合には、2つのパネル部60をまとめて開く態様に加え、ヒンジ部91を堺に一方のパネル部60のみを開くことが可能になる。
本発明は、以下の態様でも実施可能である。
・上アーム41と下アーム42の厚さ又は形が異なるようにする。そして、かかる厚さ又は形に対応した(相補的な)形状の上面側取付構造34及び下面側取付構造35を設ける。これにより、補強部材40をスペーサー部材30に逆向きに装着することを物理的に防止できる。
・薄板形状の上アーム41及び下アーム42の形状を複数設け、薄板形状に対応したスリットにより上面側取付構造34及び下面側取付構造35を形成する。
2 :樹脂供給装置
11 :原料樹脂
11a :溶融樹脂
12 :ホッパー
13 :押出機
13a :シリンダ
17 :アキュームレータ
17a :シリンダ
17b :ピストン
18 :Tダイ
21 :第1金型
21b :キャビティ
21c :凹部
21d :ピンチオフ部
22 :第2金型
22b :キャビティ
22c :凸部
22d :ピンチオフ部
23a :第1樹脂シート
23b :第2樹脂シート
24 :ピン
25 :連結管
26 :バリ
60 :パネル部
30 :スペーサー部材
31 :上面
31a :第1上面
31b :第2上面
32 :下面
32a :第1下面
32b :第2下面
33 :突出部
33a :上側立壁
33b :下側立壁
33c :連結面
34 :上面側取付構造
35 :下面側取付構造
37 :基部
38 :側面保護部
40 :補強部材
41 :上アーム
42 :下アーム
41a :上側爪
42a :下側爪
43 :連結部
50 :樹脂成形体
50F :表壁
50R :裏壁
50C :連結壁
60 :パネル部
65 :構造体
70 :表皮材
80 :ジグ
81 :支持部
82 :吸盤
90 :樹脂製パネル
91 :ヒンジ部
Claims (13)
- パネル部を備える樹脂製パネルであって、
前記パネル部は、中空の樹脂成形体と、スペーサー部材と、補強部材を備え、
前記スペーサー部材及び前記補強部材は、前記樹脂成形体内に配置され、
前記補強部材は、上アームと、下アームと、連結部を備え、
前記上アームと前記下アームは、それぞれの幅方向の中央からずれた位置において前記連結部によって連結されており、
前記スペーサー部材は、上面と、前記上面に対向する下面と、前記上面及び前記下面を連結する連結面を備え、
前記補強部材は、前記上アームと前記下アームがそれぞれ前記上面側及び前記下面側に位置するように配置され、
前記連結部は、前記下アームに対して傾斜するように構成される、樹脂製パネル。 - 前記連結部は、前記上アームと前記下アームのそれぞれの縁において前記上アームと前記下アームを連結するように構成される、請求項1に記載の樹脂製パネル。
- 前記スペーサー部材は、前記上アームと前記下アームによって挟持されることによって前記補強部材が前記スペーサー部材に装着されている、請求項1又は請求項2に記載の樹脂製パネル。
- 前記スペーサー部材の前記上面は、上面側取付構造を備え、
前記スペーサー部材の前記下面は、下面側取付構造を備え、
前記上面側取付構造は、前記上アームを取り付け可能に構成され、
前記下面側取付構造は、前記下アームを取り付け可能に構成され、且つ、前記上面側取付構造と異なる形状である、請求項1〜請求項3の何れか1つに記載の樹脂製パネル。 - 前記スペーサー部材は、基部及び突出部を備え、
前記突出部は、前記基部の幅方向に突出し、
前記補強部材は、前記上アームと前記下アームがそれぞれ前記突出部の上面側及び前記突出部の下面側に位置するように配置される、請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の樹脂製パネル。 - 前記基部の側面側に、前記突出部の側面を保護する側面保護部が設けられる、請求項5に記載の樹脂製パネル。
- 前記樹脂製パネルは、一対の前記パネル部を備え、
前記一対のパネル部は、ヒンジ部を介して連結される、請求項1〜請求項6の何れか1つに記載の樹脂製パネル。 - 前記一対のパネル部は、表皮材により前記樹脂成形体同士が連結され、
前記連結箇所においてコンプレッションされた樹脂及び前記表皮材により、前記ヒンジ部が形成される、請求項7に記載の樹脂製パネル。 - 前記一対のパネル部は、前記連結箇所における前記樹脂成形体の厚みがその他の箇所における前記樹脂成形体の厚みよりも薄く形成される、請求項7又は請求項8に記載の樹脂製パネル。
- パネル部を備える樹脂製パネルであって、
前記パネル部は、中空の樹脂成形体と、スペーサー部材と、補強部材を備え、
前記スペーサー部材及び前記補強部材は、前記樹脂成形体内に配置され、
前記補強部材は、上アームと、下アームと、連結部を備え、
前記上アームと前記下アームは、それぞれの幅方向の中央からずれた位置において前記連結部によって連結されており、
前記スペーサー部材は、上面と、前記上面に対向する下面と、前記上面及び前記下面を連結する連結面を備え、
前記補強部材は、前記上アームと前記下アームがそれぞれ前記上面側及び前記下面側に位置するように配置され、
前記スペーサー部材の前記上面は、上面側取付構造を備え、
前記スペーサー部材の前記下面は、下面側取付構造を備え、
前記上面側取付構造は、前記上アームを取り付け可能に構成され、
前記下面側取付構造は、前記下アームを取り付け可能に構成され、且つ、前記上面側取付構造と異なる形状である、樹脂製パネル。 - パネル部を備える樹脂製パネルであって、
前記パネル部は、中空の樹脂成形体と、スペーサー部材と、補強部材を備え、
前記スペーサー部材及び前記補強部材は、前記樹脂成形体内に配置され、
前記補強部材は、上アームと、下アームと、連結部を備え、
前記上アームと前記下アームは、それぞれの幅方向の中央からずれた位置において前記連結部によって連結されており、
前記スペーサー部材は、上面と、前記上面に対向する下面と、前記上面及び前記下面を連結する連結面を備え、
前記補強部材は、前記上アームと前記下アームがそれぞれ前記上面側及び前記下面側に位置するように配置され、
前記スペーサー部材は、基部及び突出部を備え、
前記突出部は、前記基部の幅方向に突出し、
前記補強部材は、前記上アームと前記下アームがそれぞれ前記突出部の上面側及び前記突出部の下面側に位置するように配置され、
前記基部の側面側に、前記突出部の側面を保護する側面保護部が設けられる、樹脂製パネル。 - パネル部を備える樹脂製パネルであって、
前記パネル部は、中空の樹脂成形体と、スペーサー部材と、補強部材を備え、
前記スペーサー部材及び前記補強部材は、前記樹脂成形体内に配置され、
前記補強部材は、上アームと、下アームと、連結部を備え、
前記上アームと前記下アームは、それぞれの幅方向の中央からずれた位置において前記連結部によって連結されており、
前記スペーサー部材は、上面と、前記上面に対向する下面と、前記上面及び前記下面を連結する連結面を備え、
前記補強部材は、前記上アームと前記下アームがそれぞれ前記上面側及び前記下面側に位置するように配置され、
前記樹脂製パネルは、一対の前記パネル部を備え、
前記一対のパネル部は、ヒンジ部を介して連結される、樹脂製パネル。 - 垂下工程と、インサート工程と、型締め工程を備え、
前記垂下工程では、第1及び第2金型の間に第1及び第2樹脂シートを垂下させ、
前記インサート工程では、構造体を第1又は第2樹脂シートに固着させ、
前記型締め工程では、第1及び第2金型を型締めし、
前記構造体は、スペーサー部材と、補強部材を備え、
前記スペーサー部材及び前記補強部材は、前記第1及び第2樹脂シート間に配置され、
前記補強部材は、上アームと、下アームと、連結部を備え、
前記上アームと前記下アームは、それぞれの幅方向の中央からずれた位置において前記連結部によって連結されており、
前記スペーサー部材は、上面と、前記上面に対向する下面と、前記上面及び前記下面を連結する連結面を備え、
前記補強部材は、前記上アームと前記下アームがそれぞれ前記上面側及び前記下面側に位置するように配置され、
前記連結部は、前記下アームに対して傾斜するように構成される、樹脂製パネルの製造方法。
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