JP6908824B2 - 構造体の製造方法 - Google Patents

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本発明は、構造体の製造方法に関する。
パリソンと表皮シートとを一対の分割金型の間に配置して前記分割金型を型締めして成形することで、成形体に表皮材が溶着された構造体を製造する方法が開示されている(特許文献1)。
特に、小型の自動車部品等においては一度の成形工程によって複数の当該構造体を成形する多数個取りが行われている。以下簡単のため、2個取りの場合について議論する。構造体の2個取りにおいて、分割金型には、2つの成形キャビティと、その間に配置されたバリキャビティとが設けられる。所望の構造体は、2つの成形キャビティ内において成形されるが、分割金型の型締め時に2つのキャビティの間に挟まれる余分なパリソンが成形キャビティ内に流入しないように、2つの成形キャビティの間に余分なパリソン(バリ)を収容させるためのキャビティ(便宜上「バリキャビティ」と呼ぶ。)を設ける。
特開2006−182208号公報
従来は、バリキャビティの容積を小さくすることでバリの量を小さくしていた。一方で、バリを粉砕してリサイクルすることも考えられるが、本構造体に係るバリにあってはバリと表皮シートが溶着されていてこれを剥離させることが困難であるため、バリをリサイクルすることができなかった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、バリをリサイクル可能に構成される構造体の製造方法を提供するものである。
本発明によれば、パリソンと表皮シートとをパーティング面で分割される第1及び第2分割金型の間に配置して第1及び第2分割金型を型締めする工程を備える、構造体の製造方法であって、第1及び第2分割金型は、第1及び第2成形キャビティと、その間に配置されたバリキャビティとを備え、S1/S2≦0.8を満たすもので、前記S1は、前記パリソンの垂下方向に垂直な断面での前記バリキャビティ内における前記パリソンの断面積であり、前記S2は、前記断面方向での前記バリキャビティの断面積である、方法が提供される。
本発明に係る構造体用金型によれば、表皮シートとバリとの間の溶着度合いが低下するため、従来に比して表皮シートをバリから容易に剥離させることができる。その結果、バリのリサイクルを可能とする。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記バリキャビティは、第1分割金型の第1バリキャビティと、第2分割金型の第2バリキャビティとによって構成され、前記バリキャビティの断面積について、第1バリキャビティの断面積は、第2バリキャビティの断面積よりも大きく、前記表皮シートは、前記パリソンと第1分割金型の間に配置される。
好ましくは、第1バリキャビティの最深部の深さは、第2バリキャビティの最深部の深さよりも大きい。
好ましくは、前記バリキャビティ内の前記断面において、前記パーティング面の長さは、前記パリソンの長さよりも小さい。
好ましくは、前記パリソンは、筒状である。
好ましくは、前記バリキャビティは、前記垂下方向に沿って延在する。
本発明の実施形態に係る構造体1を示す図であって、図1Aは斜視図であり、図1Bは、平面図であり、図1Cは、底面図である。 本発明の実施形態に係る成形機6を示す概念図である。 本発明の実施形態に係る第1及び第2分割金型19、20の主たる構造を示す斜視図であり、特に図3Aは第1分割金型19の詳細を示す図で、図3Bは第2分割金型20の詳細を示す図である。 図3に示した第1及び第2分割金型19、20の更なる詳細を示す図であり、図4Aは、A平面を示し、図4Bは、当該A平面に係る第1及び第2分割金型19、20の断面を示し、図4Cは、図4Bの正面図であり、図4Dは、図4Cの状態から、第1及び第2分割金型19、20を型締めした状態を示している。 図4Cの拡大図であって、第1及び第2分割金型19、20に加えてこれらの間に配置されたパリソン23及び表皮シート3sを示す図である。 図5の第1及び第2分割金型19、20を片締めした際の図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴について独立して発明が成立する。
1.構造体1の構成
図1A〜図1Cを用いて、本発明の一実施形態の構造体1の構成について説明する。本実施形態において構造体1は、板状を有し、例えば、自動車におけるサイドボードとして使用されうる。構造体1は、成形体2と表皮材3とから成り、これらが溶着された状態で成形されている。本実施形態では、図1に示されるように、表皮材3は成形体2の片側の表面を覆うように構成されるものである。
2.成形機6の構成
図2を用いて、本発明の一実施形態の構造体1の製造方法の実施に利用可能な成形機6について説明する。成形機6は、樹脂供給装置7と、ヘッド18と、第1及び第2分割金型19、20を備える。樹脂供給装置7は、ホッパー12と、押出機13と、アキュームレータ17を備える。押出機13とアキュームレータ17は、連結管25を介して連結される。アキュームレータ17とヘッド18は、連結管27を介して連結される。以下、各構成について詳細に説明する。
<ホッパー12、押出機13>
ホッパー12は、原料樹脂11を押出機13のシリンダ13a内に投入するために用いられる。原料樹脂11の形態は、特に限定されないが、通常は、ペレット状である。原料樹脂11は、例えばポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂であり、ポリオレフィンとしては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体及びその混合物などが挙げられる。原料樹脂11は、ホッパー12からシリンダ13a内に投入された後、シリンダ13a内で加熱されることによって溶融されて溶融樹脂になる。また、シリンダ13a内に配置されたスクリューの回転によってシリンダ13aの先端に向けて搬送される。スクリューは、シリンダ13a内に配置され、その回転によって溶融樹脂を混練しながら搬送する。スクリューの基端にはギア装置が設けられており、ギア装置によってスクリューが回転駆動される。シリンダ13a内に配置されるスクリューの数は、1本でもよく、2本以上であってもよい。
<アキュームレータ17、ヘッド18>
溶融樹脂11aは、シリンダ13aの樹脂押出口から押し出され、連結管25を通じてアキュームレータ17内に注入される。アキュームレータ17は、シリンダ17aとその内部で摺動可能なピストン17bを備えており、シリンダ17a内に溶融樹脂11aが貯留可能になっている。そして、シリンダ17a内に溶融樹脂11aが所定量貯留された後にピストン17bを移動させることによって、連結管27を通じて溶融樹脂11aをヘッド18内に設けられたダイスリットから押し出して垂下させてパリソン23を形成する。ここではパリソン23の形状は、特に限定されないが筒状であることが好ましい。これについては後に詳述する。
<第1及び第2分割金型19、20>
パリソン23及び表皮シート3sは、第1分割金型19と第2分割金型20との間に導かれる。第1及び第2分割金型19、20を用いてパリソン23と表皮シート3sの一体成形を行うことによって、構造体1が得られる。パリソン23が成形されて成形体2が形成され、表皮シート3sが成形体2に溶着されて表皮材3となる。第1及び第2分割金型19、20を用いた成形の方法は特に限定されず、第1及び第2分割金型19、20のキャビティ内にエアーを吹き込んで成形を行うブロー成形であってもよく、第1及び第2分割金型19、20のキャビティの内面からキャビティ内を減圧してパリソン23の成形を行う真空成形であってもよく、その組合せであってもよい。溶融樹脂が発泡剤を含有する場合、パリソン23は、発泡パリソンとなり、成形体2は、発泡成形体となる。本実施形態では、パリソン23は筒状であるが、パリソン23はシート状であってもよい。
3.構造体1の製造方法
構造体1は、パリソン形成工程、成形工程、及び後処理工程を備える方法によって形成可能である。以下、各工程について詳細に説明する。
<パリソン形成工程>
パリソン形成工程では、図2に示されるように、溶融樹脂をヘッドから押し出して垂下させてパリソン23を形成し、パリソン23を第1及び第2分割金型19、20の間に配置する。第1分割金型19は、図3Aに示されるように、ピンチオフ部19eで囲まれたキャビティ19a、19bと、これらの間に設けられる第1バリキャビティ19cを備える。図3Bに示されるように、第2分割金型20は、ピンチオフ部20eで囲まれたキャビティ20a、20bと、これらの間に設けられる第2バリキャビティ20cを備える。
第1及び第2分割金型19、20を型締めすると、図4C及び図4Dに示されるように、キャビティ19a、20aから成る第1成形キャビティ39aと、キャビティ19b、20bから成る第2成形キャビティ39bと、第1及び第2バリキャビティ19c、20cから成るバリキャビティ39cとが形成される。バリキャビティ39cは、図3A及び図3Bに示されるように、パリソン23の垂下方向に延在している。図4Dに示されるように、バリキャビティ39cは、第1及び第2分割金型19、20の境界であるパーティング面PP(図4Dの一点鎖線)に関して非対称な形状を成す。例えば本実施形態にあっては、バリキャビティ39cの断面は六角形である。更に、図5に示されるように、第1バリキャビティ19cの最深部の深さd1は、第2バリキャビティ20cの最深部の深さd2よりも大きい。好ましくは、d2/d1≦0.8であり、更に好ましくは、d2/d1=0.05、0.10、0.15、0.20、0.25、0.30、0.39c、0.40、0.45、0.50、0.55、0.60、0.65、0.70、0.75、0.80の何れかの数値であり、更にこれらの数値のうちの何れか2つの間であってもよい。
したがって、図5に示されるように、第1バリキャビティ19cの断面積S2a(例えばA平面上)は、第2バリキャビティ20cの断面積S2bよりも大きい。好ましくは、S2b/S2a≦0.8であり、更に好ましくは、d2/d1=0.05、0.10、0.15、0.20、0.25、0.30、0.39c、0.40、0.45、0.50、0.55、0.60、0.65、0.70、0.75、0.80の何れかの数値であり、更にこれらの数値のうちの何れか2つの間であってもよい。容積についても同様である。
第2分割金型20とパリソン23の間には表皮材3を構成する表皮シート3sが配置される。表皮材3が不織布で構成される場合、表皮シート3sは、不織布シート(特許請求の範囲における「表皮シート」の一例)である。
<成形工程>
成形工程では、図5の状態から図6に示されるように、第1及び第2分割金型19、20の型締めを行う。このとき、パリソン23の一部であるパリソン23a、23bと表皮シート3sの一部である表皮シート3sa、3sbが、第1及び第2成形キャビティ39a、39b内にそれぞれ挟まれて収容される。これらに対して成形が行われて成形体2と表皮材3とが一体成形された所望の構造体1が2個形成される(いわゆる2個取り)。一方、パリソン23の他の一部であるパリソン23cと表皮シート3sの他の一部である表皮シート3scは、バリキャビティ39cの内部に収容されることとなるが、これに対しては成形が行われない。そして、パリソン23cが凝固するとバリ2cとなる。更に本実施形態では、図3B等に示されるように第2分割金型20が型締めの際にバリ2cの所定箇所を凹ませるピン20pを備えている。かかる所定箇所とは、パリソン23c上で表皮シート3sの端部境界(図3におけるQ−Q線)付近で且つ表皮シート3sに覆われることがない部分である。これを凹ませることで、そこに指等を入れることができるようになり、後ほど互いに溶着されたバリ2cと表皮シート3scとを剥がす際にこれを容易に実現しうる。
本実施形態にあっては、バリキャビティ39cの内部に位置するパリソン23cの断面積S1(例えばA平面上)は、バリキャビティ39cの断面積S2に比して小さい。好ましくは、S1/S2≦0.8であり、更に好ましくは、S1/S2=0.05、0.10、0.15、0.20、0.25、0.30、0.39c、0.40、0.45、0.50、0.55、0.60、0.65、0.70、0.75、0.80の何れかの数値であり、更にこれらの数値のうちの何れか2つの間であってもよい。更に、バリキャビティ39cの内部に位置するパリソン23cの断面積S1は、第1バリキャビティ19cの断面積S2aに比して小さい。好ましくは、S1/S2a≦0.95であり、更に好ましくは、S1/S2=0.05、0.10、0.15、0.20、0.25、0.30、0.39c、0.40、0.45、0.50、0.55、0.60、0.65、0.70、0.75、0.80、0.85、0.90、0.95の何れかの数値であり、更にこれらの数値のうちの何れか2つの間であってもよい。
従来方法では、S2を小さく実施していたためパリソン23cはバリキャビティ39c内で圧縮されて、パリソン23c(バリ2c)と表皮シート3scとが固く溶着されてしまっていた。その結果、バリ2cから表皮シート3scを適切に剥がすことができず、バリ2cをリサイクルすることができなかった。一方、本実施形態ではS1とS2の比を上述のように調整することで、パリソン23cがバリキャビティ39c内では圧縮されず、パリソン23c(バリ2c)と表皮シート3scとの溶着度合いを従来よりも小さくすることができる。その結果、バリ2cから表皮シート3scを適切に剥がすことができ、バリ2cをリサイクルすることが可能となる。
ここで、バリキャビティ39cを囲むピンチオフ部間との距離L2(特許請求の範囲における「パーティング面の長さ」の一例)は、バリキャビティ39c内に収容されるパリソン23cのA平面での長さL1(特許請求の範囲における「パリソンの長さ」の一例)よりも短くなっている。また、上述の通り第1バリキャビティ19cの断面積(又は容積)は第2バリキャビティ20cの断面積(又は容積)よりも大きい。このような構成の下では、型締めがなされたときに、バリキャビティ39c内に収容されたパリソン23cは、図6にも示されるようにパーティング面よりも第1分割金型19側に偏って位置する傾向がある。更に、パリソン23が筒状(好ましい形状)であれば、バリキャビティ39cに収容される2つのパリソン23cの長さが異なるため、かかる偏りがより顕著に現れる。これにより、溶着度合いを従来よりも特に小さくすることができる。好ましくは、型締めを行ってもパリソン23cの少なくとも一部が表皮シート3scと離間している状態を実現することができる。
<後処理工程>
後処理工程では、成形されたバリ(バリ2c以外も含む)のついた構造体1を第1及び第2分割金型19、20から取り出してバリを除去する。これによって、図1に示す構成の構造体1が2個得られる。今回の2個取りについてはあくまでも例であり、それ以上の個数に係る多数個取りであってもよい。特に、4個取り、6個取りといった偶数個の多数個取りが好ましい。バリについては、これに溶着した表皮シート(表皮シート3scを含む)を剥がして、粉砕してリサイクルすることができる。
4.結言
本発明の実施形態を説明したが、あくまでも例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 :構造体
2 :成形体
2c :バリ
3 :表皮材
3s :表皮シート
3sa :表皮シート
3sb :表皮シート
3sc :表皮シート
6 :成形機
7 :樹脂供給装置
11 :原料樹脂
11a :溶融樹脂
12 :ホッパー
13 :押出機
13a :シリンダ
17 :アキュームレータ
17a :シリンダ
17b :ピストン
18 :ヘッド
19 :第1分割金型
19a :キャビティ
19b :キャビティ
19c :第1バリキャビティ
19e :ピンチオフ部
20 :第2分割金型
20a :キャビティ
20b :キャビティ
20c :第2バリキャビティ
20e :ピンチオフ部
20p :ピン
23 :パリソン
23a :パリソン
23b :パリソン
23c :パリソン
25 :連結管
27 :連結管
39a :第1成形キャビティ
39b :第2成形キャビティ
39c :バリキャビティ

Claims (6)

  1. パリソンと表皮シートとをパーティング面で分割される第1及び第2分割金型の間に配置して第1及び第2分割金型を型締めする工程を備える、構造体の製造方法であって、
    第1及び第2分割金型は、第1及び第2成形キャビティと、その間に配置されたバリキャビティとを備え、
    S1/S2≦0.8を満たすもので、
    前記S1は、前記パリソンの垂下方向に垂直な断面での前記バリキャビティ内における前記パリソンの断面積であり、
    前記S2は、前記断面方向での前記バリキャビティの断面積であ
    前記バリキャビティは、前記パーティング面に関して非対称な形状を成す、
    方法。
  2. パリソンと表皮シートとをパーティング面で分割される第1及び第2分割金型の間に配置して第1及び第2分割金型を型締めする工程を備える、構造体の製造方法であって、
    第1及び第2分割金型は、第1及び第2成形キャビティと、その間に配置されたバリキャビティとを備え、
    S1/S2≦0.8を満たすもので、
    前記S1は、前記パリソンの垂下方向に垂直な断面での前記バリキャビティ内における前記パリソンの断面積であり、
    前記S2は、前記断面方向での前記バリキャビティの断面積であり、
    前記バリキャビティは、第1分割金型の第1バリキャビティと、第2分割金型の第2バリキャビティとによって構成され、
    前記バリキャビティの断面積について、第1バリキャビティの断面積は、第2バリキャビティの断面積よりも大きく、
    前記表皮シートは、前記パリソンと第分割金型の間に配置される、
    法。
  3. 第1バリキャビティの最深部の深さは、第2バリキャビティの最深部の深さよりも大きい、
    請求項2に記載の方法。
  4. パリソンと表皮シートとをパーティング面で分割される第1及び第2分割金型の間に配置して第1及び第2分割金型を型締めする工程を備える、構造体の製造方法であって、
    第1及び第2分割金型は、第1及び第2成形キャビティと、その間に配置されたバリキャビティとを備え、
    S1/S2≦0.8を満たすもので、
    前記S1は、前記パリソンの垂下方向に垂直な断面での前記バリキャビティ内における前記パリソンの断面積であり、
    前記S2は、前記断面方向での前記バリキャビティの断面積であり、
    前記バリキャビティ内の前記断面において、前記パーティング面の長さは、前記パリソンの長さよりも小さい、
    方法。
  5. 前記パリソンは、筒状である、
    請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の方法。
  6. 前記バリキャビティは、前記垂下方向に沿って延在する、
    請求項1〜請求項5の何れか1つに記載の方法。
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