JP6877206B2 - 水平搬送台車 - Google Patents

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Description

本発明は、建設現場などにおいて資機材などの被搬送物を水平搬送する水平搬送台車に関するものである。
従来より、建設業において労働者不足を補うために作業の自動化が求められており、中でも多くの人工がかかっている資材搬送はその筆頭である。資材搬送を自動化する上で自走台車を用いるケースは多く、特に現場条件に適した自走台車が採用される傾向にある。こうした自走台車として、例えば特許文献1に示すような台車が知られている。この台車は、カウンターウエイトを持たないシザースリフト方式の自走台車であり、台車と積載物の重量を建設現場の床耐荷重以内に抑えるようになっている。
特開平06−32227号公報
上述したように、上記の特許文献1の台車では、床耐荷重以内に台車と積載物の重量を抑えるために、カウンターウエイト方式ではなくシザースリフト方式を採用しているが、この台車では、フォークリフトのフォーク部分に資材等の被搬送物を預けて持ち上げた状態で水平搬送動作を行うため、重心が高く不安定で搬送対象物が限られるという問題がある。
このため、重心が低く安定して被搬送物を水平搬送することのできる軽量の台車が求められていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、重心が低く安定して被搬送物を水平搬送することのできる軽量の水平搬送台車を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る水平搬送台車は、被搬送物を水平搬送するための水平搬送台車であって、荷取りした搬送物を預けるための台座部と、駆動輪および操舵輪とを有する台車本体と、台車本体に取り付けられ、被搬送物を外部から台座部に荷取り/荷下ろしするためのフォークリフトと、このフォークリフトを前後方向に伸縮する伸縮機構および上下方向に昇降する昇降機構と、被搬送物を荷取り/荷下ろし中のフォークリフトが片持ち状態になることを防ぐために床面とフォークリフトの間に設けられ、展開してフォークリフトを下側から支持するシザース状のシザースリンク機構と、このシザースリンク機構を全方向に移動可能に支持する全方向移動車輪とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る他の水平搬送台車は、上述した発明において、台車本体の自己位置を推定する自己位置推定手段と、自己位置と被搬送物の位置関係を認識する位置関係認識手段と、自己位置と位置関係に基づいて、駆動輪および操舵輪による台車本体の移動と伸縮機構および昇降機構によるフォークリフトの動作を制御する制御手段とをさらに備えることを特徴とする。
また、本発明に係る他の水平搬送台車は、上述した発明において、制御手段は、無線または有線の通信手段を介して外部より遠隔制御されることを特徴とする。
また、本発明に係る他の水平搬送台車は、上述した発明において、施工現場の位置情報を表す図面データに基づいて自己位置を推定しながら自律走行可能であることを特徴とする。
本発明に係る水平搬送台車によれば、被搬送物を水平搬送するための水平搬送台車であって、荷取りした搬送物を預けるための台座部と、駆動輪および操舵輪とを有する台車本体と、台車本体に取り付けられ、被搬送物を外部から台座部に荷取り/荷下ろしするためのフォークリフトと、このフォークリフトを前後方向に伸縮する伸縮機構および上下方向に昇降する昇降機構と、被搬送物を荷取り/荷下ろし中のフォークリフトが片持ち状態になることを防ぐために床面とフォークリフトの間に設けられ、展開してフォークリフトを下側から支持するシザース状のシザースリンク機構と、このシザースリンク機構を全方向に移動可能に支持する全方向移動車輪とを備えるので、台車重量の増大を回避しながらフォークリフトの安定性を高めることができる。このため、重心が低く安定して被搬送物を水平搬送することのできる軽量の水平搬送台車を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の水平搬送台車によれば、台車本体の自己位置を推定する自己位置推定手段と、自己位置と被搬送物の位置関係を認識する位置関係認識手段と、自己位置と位置関係に基づいて、駆動輪および操舵輪による台車本体の移動と伸縮機構および昇降機構によるフォークリフトの動作を制御する制御手段とをさらに備えるので、自律走行による被搬送物の荷取り/荷下ろしを実現することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の水平搬送台車によれば、制御手段は、無線または有線の通信手段を介して外部より遠隔制御されるので、水平搬送台車を遠隔操作することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の水平搬送台車によれば、施工現場の位置情報を表す図面データに基づいて自己位置を推定しながら自律走行可能であるので、水平搬送台車の自律走行を実現することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係る水平搬送台車の実施の形態を示す概略斜視図(搬送モード時)である。 図2は、本発明に係る水平搬送台車の実施の形態を示す概略斜視図(荷取時)である。 図3は、図2の水平搬送台車を下面から見た概略斜視図(荷取時)である。
以下に、本発明に係る水平搬送台車の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1〜図3に示すように、本発明に係る水平搬送台車10は、資機材などの荷(被搬送物)を水平搬送するための台車であって、台車本体12と、フォークリフト14とを備える。なお、各図においてはフォークリフト14を実線ではなく一点鎖線で図示している。
台車本体12は、側面視で略L字状断面の構造体であり、立壁部16と、台座部18とからなる。この台車本体12は、フォークリフト14を前後方向に伸縮させる伸縮機構20と、上下方向に昇降させる昇降機構22を有する。立壁部16は、台座部18の後端から上方に立ち上がった壁状の部分である。台座部18は、フォークリフト14で荷取りした資材を預けるための平坦な部分であり、フォークリフト14を挟んで左側、中央側、右側の3か所の台座部18A、18B、18Cに分離している。それぞれの台座部18A、18B、18Cには、被搬送物である図示しない資材パレットの3か所の端太角が積載可能となっている。また中央側の台座部18Bの前端面には、2眼カメラセンサー24(位置関係認識手段)が取り付けられている。この2眼カメラセンサー24は、資材パレットや資材などの被搬送物に貼付した図示しないマーカーに対しての相対距離と角度を算出するカメラセンサーである。この2眼カメラセンサー24でマーカーを読み取ることで、被搬送物と台車本体12の位置関係(相対位置)を検出可能であり、この検出結果を利用して台車本体12の被搬送物への正対が可能になる。
図3に示すように、台車本体12の下面の四隅側には、電動の駆動操舵輪26と、操舵輪28が設けられている。駆動操舵輪26は、台車本体12の下面の後側左右に位置し、水平搬送台車10と水平搬送台車10に積載された荷の荷重を支えながら水平搬送台車10を自在に移動させるためのものである。操舵輪28は、台車本体12の下面の前側左右に位置し、水平搬送台車10を自在に移動させるためのものである。この操舵輪28も駆動操舵輪26とともに、水平搬送台車10と水平搬送台車10に積載された荷の荷重を支える。水平搬送台車10の自在な動きを実現するために、操舵輪28と駆動操舵輪26は互いに独立して操舵される。
フォークリフト14は、図示しないヤードから荷を水平搬送台車10に荷取り/荷下ろしするためのものであり、伸縮機構20および昇降機構22を介して台車本体12に取り付けられる。このフォークリフト14は、中央側の台座部18Bの両側の溝30に平行に配置された前後方向に延びる2本の長尺箱状のフォーク32と、フォーク32の後端どうしを逆U字状に連結し、伸縮機構20および昇降機構22に取り付けられた連結フレーム34とを有する。
フォーク32の下側には、2本のリンク部材36をシザース状(X字状)に組み立てたシザースリンク機構38が設けられる。このシザースリンク機構38は、フォークリフト14のフォーク32が片持状態になることを防ぐためのものである。通常、フォーク32が片持状態になると荷上げ時に転倒を防ぐカウンターウェイトが必要になる。これにより台車重量が増加し、水平搬送台車10が配置される建築物の床耐荷重を超えてしまう場合がある。これに対し、本実施の形態によれば、シザースリンク機構38によってカウンターウェイトなしでフォーク作業ができるので、台車の軽量化が可能になり、建築物の床補強なしに水平搬送台車10を適用できる。
このシザースリンク機構38の一方のリンク部材36の前端下部には、全方向移動車輪40が取り付けられている。この全方向移動車輪40は、シザースリンク機構38を全方向に移動可能に支持する非駆動の車輪であり、例えばオムニホイール(登録商標)などにより構成することができる。このオムニホイールとしては、車軸に取り付けられたホイール本体と、このホイール本体の周面の周方向に沿って所定間隔に配置された複数の回転自在な樽型ローラとを備えた公知の構造を用いることができる。この構造では、ホイール本体が車軸の回転方向に車軸と一体に回転可能であるとともに、樽型ローラによって車軸の軸方向にも移動可能である。
全方向移動車輪40は、シザースリンク機構38を含めた上載荷重の一部を支持している。この全方向移動車輪40は、シザースリンク機構38の前端下部が接地した状態で、水平搬送台車10が方向転換したり、移動したりすることを可能にし、さらにシザースリンク機構38の滑らかな展開動作・収縮動作を実現する。この全方向移動車輪40が常時接地していることで、荷取り/荷下ろし動作から搬送動作に移行する際に、シザースリンク機構38を引き上げて非接地状態にしたり、搬送動作から荷取り/荷下ろし動作に移行する際に、シザースリンク機構38を下ろして接地状態にするような操作は不要となる。
なお、上記のリンク部材36の後端上部はフォーク32の後端下部に回動自在に固定される。他方のリンク部材36の後端下部は、後述するように下部フレーム44に回動自在に固定され、前端上部はフォーク32の前端下部に回動自在に固定される。
フォークリフト14の昇降機構22は、中央側の台座部18Bを跨いで上方に配置された門型の上部フレーム42と、上部フレーム42内の下部に配置された下部フレーム44と、下部フレーム44とフォークリフト14の連結フレーム34の間を上下に繋ぐシリンダー46と、シリンダー46を駆動する図示しない昇降駆動源とからなる。シリンダー46下端は下部フレーム44の上端面に固定され、シリンダー46から上方に突出したピストンロッド48の上端部50は接続部材52を介して連結フレーム34に固定されている。この機構において、シリンダー46からピストンロッド48が上方に伸張すると上端部50、接続部材52、連結フレーム34を介してフォーク32が上昇する。一方、ピストンロッド48が収縮すると連結フレーム34を介してフォーク32が下降する。このとき、シザースリンク機構38はフォーク32を支持しながらフォーク32の上昇/下降に応じて展開変形/収縮変形する。
下部フレーム44は、中央側の台座部18Bの上面および側面に沿った逆U字状の中央部44Aと、中央部44Aの下端から溝30内を左右方向外側に延びる側部44Bとからなる。この側部44Bの前側には接続部材58が取り付けてあり、接続部材58にはシザースリンク機構38の片方のリンク部材36の後端下部が回動自在に接続している。
フォークリフトの伸縮機構20は、左側および右側の台座部18A、18Cの内側面において前後方向に延設したレールと、このレールに沿って上部フレーム42の下端を台座部18に沿って前後方向にスライドさせる図示しないスライダーと、スライダーを駆動する図示しない伸縮駆動源とからなる。この伸縮機構20において、上部フレーム42がレールの後端にスライド移動すると、下部フレーム44、連結フレーム34も上部フレーム42と一体として移動する。これにより、フォーク32は収縮して台座部18の間の溝30に入り込んで台座部18A、18Cと台座部18Bの間に収まるとともに、上部フレーム42も台車本体12の立壁部16の凹部16Aに収まる。逆に、上部フレーム42がレールの前端にスライド移動すると、下部フレーム44、連結フレーム34も上部フレーム42と一体として移動し、フォーク32は伸張して台座部18の間の溝30から前方に突出した状態となる。
また、上記の水平搬送台車10は、台車本体12の自己位置を推定する図示しないレーザーセンサー(自己位置推定手段)と、自己位置と被搬送物の位置関係を認識する上述した2眼カメラセンサー24(位置関係認識手段)と、推定した自己位置と認識した位置関係に基づいて、駆動操舵輪26、操舵輪28による台車本体12の移動と、伸縮機構20および昇降機構22によるフォークリフト14の動作を制御する図示しない制御手段とを備えている。この制御手段は、無線または有線の通信手段を介して外部より遠隔制御可能となっている。
レーザーセンサーは、レーザー光を周辺に照射することによって周辺の形状などの状態を2次元情報として取得可能なセンサーである。このセンサーにより取得した2次元情報を、水平搬送台車10が使用される建設現場の既知の図面情報と重ね合わせて使用することで、水平搬送台車10の現在位置を割り出すことができる。
(荷取り/荷下ろし作業)
次に、上記の水平搬送台車10による荷取り/荷下ろし作業時のフローについて説明する。
まず、被搬送物である資材を積載する資材パレットに水平搬送台車10を正対させる。
次に、伸縮機構20でフォークリフト14を前方に伸張させ、フォーク32を資材パレットに挿し込む。続いて、昇降機構22のピストンロッド48を上方に伸張してフォーク32を上昇させ、資材を資材パレットごと荷取る。ここで、シザースリンク機構38はフォーク32を下側より支持しながらフォーク32の上昇動作に連動して展開する。この間、全方向移動車輪40は接地しており、シザースリンク機構38を支持しながら滑らかな展開動作を実現する。
次に、伸縮機構20でフォークリフト14を後方に収縮する。このとき、フォーク32はシザースリンク機構38によって下側から支持された状態で後方に収縮移動する。この間、全方向移動車輪40は接地しており、シザースリンク機構38を支持しながら滑らかな収縮動作を実現する。続いて、昇降機構22でフォーク32を下降して、資材および資材パレットを台座部18に積み替える。収縮したシザースリンク機構38の前端下部には全方向移動車輪40が接地しているので、水平搬送台車10はこの後すぐに所定の搬送先に向けて発進可能な状態となる。
このように、本実施の形態の水平搬送台車10によれば、被搬送物の積載/搬送を行うことで、フォークリフト台車の資材への適応性を損なうことなく、搬送時の台車重心を低く保って安定した資材搬送が可能になる。また、シザースリンク機構38の下部には全方向移動車輪40が常時接地しているので、荷取り/荷下ろし動作と搬送動作の切り替えの際に、シザースリンク機構38を引き上げたり、下ろしたりする操作は不要となる。
(搬送動作)
次に、上記の水平搬送台車10の搬送動作について説明する。上述したように、水平搬送台車10は、台車本体12の自己位置を推定するレーザーセンサーと、自己位置と被搬送物の位置関係を認識する2眼カメラセンサー24と、推定した自己位置と認識した位置関係に基づいて、駆動操舵輪26、操舵輪28による台車本体12の移動と、伸縮機構20および昇降機構22によるフォークリフト14の動作を制御する制御手段とを備えるため、建設現場の既知の図面データとレーザーセンサーによる2次元測域情報を重ね合わせることで自己位置を推定しながら自律走行可能である。このため、磁気テープなどの進路を誘導する手段を要しない。したがって、台車軌道の無軌道化を実現することができる。また、制御手段によって、自己位置を推定しながらの移動、被搬送物である荷への正対、フォークリフト14による荷取り/荷下ろしが可能である。
例えば、荷取りをする場合には、制御手段は2眼カメラセンサー24を介して資材パレットとの距離、角度を把握して、資材パレットに対して台車本体12を正対させた後、昇降機構22、伸縮機構20を介してフォークリフト14を動作して資材パレットを荷取りすればよい。そして、レーザーセンサーを介して自己位置を推定しながら建設現場内を移動し、所定の位置において荷下ろしをすればよい。
このように、本実施の形態によれば、建設現場における搬送作業の自動化/省人化が可能である。また、建物の床補強なしに適用できる自動搬送システムを構築することができる。さらに、低重心型のフォークリフト台車による搬送システムの安定性と安全性の向上が図られる。また、フォークリフト台車の採用による多種多様な荷への対応が可能である。さらに、台車を誘導するための磁気テープ等を床に張り付ける必要がないため、計画変更に柔軟に対応できる自動搬送システムの構築が可能である。
以上説明したように、本発明に係る水平搬送台車によれば、被搬送物を水平搬送するための水平搬送台車であって、荷取りした搬送物を預けるための台座部と、駆動輪および操舵輪とを有する台車本体と、台車本体に取り付けられ、被搬送物を外部から台座部に荷取り/荷下ろしするためのフォークリフトと、このフォークリフトを前後方向に伸縮する伸縮機構および上下方向に昇降する昇降機構と、被搬送物を荷取り/荷下ろし中のフォークリフトが片持ち状態になることを防ぐために床面とフォークリフトの間に設けられ、展開してフォークリフトを下側から支持するシザース状のシザースリンク機構と、このシザースリンク機構を全方向に移動可能に支持する全方向移動車輪とを備えるので、台車重量の増大を回避しながらフォークリフトの安定性を高めることができる。このため、重心が低く安定して被搬送物を水平搬送することのできる軽量の水平搬送台車を提供することができる。
また、本発明に係る他の水平搬送台車によれば、台車本体の自己位置を推定する自己位置推定手段と、自己位置と被搬送物の位置関係を認識する位置関係認識手段と、自己位置と位置関係に基づいて、駆動輪および操舵輪による台車本体の移動と伸縮機構および昇降機構によるフォークリフトの動作を制御する制御手段とをさらに備えるので、自律走行による被搬送物の荷取り/荷下ろしを実現することができる。
また、本発明に係る他の水平搬送台車によれば、制御手段は、無線または有線の通信手段を介して外部より遠隔制御されるので、水平搬送台車を遠隔操作することができる。
また、本発明に係る他の水平搬送台車によれば、施工現場の位置情報を表す図面データに基づいて自己位置を推定しながら自律走行可能であるので、水平搬送台車の自律走行を実現することができる。
以上のように、本発明に係る水平搬送台車は、建設現場などにおいて資機材などの被搬送物を水平搬送するのに有用であり、特に、様々な建設現場に柔軟に対応でき、安定性の高い水平搬送台車を提供するのに適している。
10 水平搬送台車
12 台車本体
14 フォークリフト
16 立壁部
16A 凹部
18,18A,18B,18C 台座部
20 伸縮機構
22 昇降機構
24 2眼カメラセンサー(位置関係認識手段)
26 駆動操舵輪
28 操舵輪
30 溝
32 フォーク
34 連結フレーム
36 リンク部材
38 シザースリンク機構
40 全方向移動車輪
42 上部フレーム
44 下部フレーム
44A 中央部
44B 側部
46 シリンダー
48 ピストンロッド
50 上端部
52,58 接続部材

Claims (4)

  1. 被搬送物を水平搬送するための水平搬送台車であって、
    荷取りした搬送物を預けるための台座部と、互いに独立して操舵される駆動輪および操舵輪とを有する台車本体と、
    台車本体に取り付けられ、被搬送物を外部から台座部に荷取り/荷下ろしするためのフォークリフトと、このフォークリフトを前後方向に伸縮する伸縮機構および上下方向に昇降する昇降機構と、被搬送物を荷取り/荷下ろし中のフォークリフトが片持ち状態になることを防ぐために床面とフォークリフトの間に設けられ、展開してフォークリフトを下側から支持するシザース状のシザースリンク機構と、このシザースリンク機構の下部に取り付けられるとともに、前記シザースリンク機構を全方向に移動可能に支持する全方向移動車輪とを備え、前記全方向移動車輪は、床面に常時接地していることを特徴とする水平搬送台車。
  2. 台車本体の自己位置を推定する自己位置推定手段と、自己位置と被搬送物の位置関係を認識する位置関係認識手段と、自己位置と位置関係に基づいて、駆動輪および操舵輪による台車本体の移動と伸縮機構および昇降機構によるフォークリフトの動作を制御する制御手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の水平搬送台車。
  3. 制御手段は、無線または有線の通信手段を介して外部より遠隔制御されることを特徴とする請求項1または2に記載の水平搬送台車。
  4. 施工現場の位置情報を表す図面データに基づいて自己位置を推定しながら自律走行可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の水平搬送台車。
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