JP6877186B2 - 映像表示装置の設置方法及び映像表示装置 - Google Patents

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本発明は、映像表示装置の設置方法及び映像表示装置に関する。
従来、LED表示装置といった映像表示装置の組み立ては工場で完成し、完成した最終製品が工場から設置場所に輸送される。しかし、映像表示装置の大型化により、最終製品の状態では映像表示装置を輸送車両に積載できないことがある。このような場合には、工場で組み立てを完成させず、中間製品、部品を設置場所に輸送して、設置場所で最終製品まで組み立てる。具体的には、表示パネルと支柱とを設置場所に搬送し、設置場所で支柱を組み立て、組み立てた支柱に表示パネルを組み付けて、最終製品まで組み立てる。その後、映像表示装置を建物の外壁、屋内の天井等に設置する。
例えば、特許文献1には、大型の表示装置を建物の外壁に設置する方法が開示されている。この方法では、まず、建物の外壁に、表示パネルを嵌めるためのガイドレールを配置し、ガイドレールの間に複数の表示パネルを積み上げることで、表示装置を外壁に設置する。
特開2001−312226号公報
特許文献1の方法では、ガイドレールの設置、パネルの積み上げといった設置場所において複数の作業が必要となる。このため、費用がかさむ。また、このような大型の映像表示装置は、建物の外壁といった高所に設置される場合も多く、設置の際にはクレーンのような大型重機が必要となり、この点でもコストがかかる。
特許文献1の
本発明は、上記実情を鑑みてなされたものであり、簡便な方法で、大型の映像表示装置を設置する方法及び簡便な方法で設置することが可能な映像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る映像表示装置の設置方法は、
多面体の形状を有し、側面に映像を表示するスクリーンを備えた映像表示装置を構成する複数の部材を映像表示装置の設置場所に搬入するステップと、
複数の部材を接合して、多面体の形状として、映像表示装置を組み立て、設置するステップと、
を含み、
複数の部材は、それぞれスクリーンを構成する表示パネルと表示パネルが取り付けられたフレームとを含み、
複数の部材のうち少なくとも1つの部材に含まれるフレームは、多面体の側面のうちの2以上の隣り合う側面を構成する。
上記目的を達成するため、本発明に係る映像表示装置は、
多面体の形状を有し、側面に映像を表示するスクリーンを備えた映像表示装置であって、
それぞれスクリーンを構成する表示パネルと表示パネルが取り付けられたフレームとを含む複数の部材を含み、
複数の部材のうち少なくとも1つの部材に含まれるフレームは、多面体の側面のうちの2以上の隣り合う側面を構成し、
複数の部材のそれぞれは、組み立てられたフレームに表示パネルが取り付けられた、別個のブロックを形成しており、
別個のブロックを形成した複数の部材を接合した接合部をさらに含み、
接合部による接合によって、多面体の形状に形成されている
本発明によれば、簡便な方法で、大型の映像表示装置を設置することができる。さらに、大型重機の使用、設置場所での煩雑な組み立て作業を要しないので、映像表示装置の設置にかかる費用を低減することができる。
実施の形態1にかかる映像表示装置の外観図 映像表示装置の側面図 映像表示装置の映像の表示に係る構成を表すブロック図 (a)は、映像表示装置を上から見た場合の、スクリーンの配置を模式的に示す図、(b)は、4つのスクリーンを構成するLEDパネルと、LED制御部との配線を説明するための図 2つの部材を接合した状態の映像表示装置の側面図 2つの部材を接合した状態の映像表示装置の上面図 変形例1に係る部材の説明をするための模式図であり、(a)は、映像表示装置の形状を模式的に表す図、(b)は実施の形態1に係る2つの部材の形状を模式的に表す図、(c)は変形例1に係る2つの部材の形状を模式的に表す図、(d)は変形例1に係る他の2つの部材の形状を模式的に表す図、(e)は変形例1に係るさらに他の2つの部材の形状を模式的に表す図 (a)は、変形例2に係る映像表示装置の形状を表す図、(b)は、変形例2に係る他の映像表示装置の形状を表す図、(c)は、変形例2に係るさらに他の映像表示装置の形状を表す図 変形例3に係る映像表示装置の側面図 変形例4に係る映像表示装置の側面図
(実施の形態1)
実施の形態1に係る映像表示装置の設置方法を図面を参照しながら説明する。以下、室内競技場(アリーナ)の天井に設置される天井吊り下げ式の映像表示装置を設置する例を説明する。この映像表示装置は、アリーナで行われる競技のスコアボードとして利用される。
まず、実施の形態1に係る映像表示装置100について説明する。図1は、組み立てが完成した状態(最終製品の状態)の映像表示装置100の外観を示す図である。図2に、組み立てが完成した状態の映像表示装置100を、1つのスクリーン側から見た場合の側面図を示す。
図1に示すように、映像表示装置100は、立方体の形状を有しており、4つの側面にスクリーンA、B、C、D(スクリーンC、Dは図示せず)を有している。スクリーンA〜Dは、映像表示装置100を上側から見た場合に、映像表示装置100の中心に対して、反時計周りにスクリーンA、B、C、Dの順に配置される。スクリーンA、B、C、Dは、それぞれ1または複数の表示パネルを含む。各スクリーンを構成する1または複数の表示パネルは、支柱が組み立てられたものである支柱枠(フレーム)(図示せず)に取り付けられている。ここでは、表示パネルとしてLEDパネルを使用する。
映像表示装置100は、映像表示装置100を吊り下げるための8個の吊り金具10を支柱枠の上部に備える。図2に示すように、吊り金具10は、映像表示装置100を側面から見た場合、各スクリーンの上部に2つの吊り金具10が見えるような位置に配置される。吊り金具10は、アリーナの可動設備として予め備えられている吊り具、ここでは、4本のワイヤー(不図示)に接続される。ワイヤーの操作により、映像表示装置100は、天井付近の決められた高さまで持ち上げられ、ワイヤーが固定されることで、映像表示装置100は天井から吊り下げ固定される。
図2に示すように、スクリーンB、Dは、その表示面が鉛直方向に対して傾斜している。これは、映像表示装置100が天井に吊り下げられたときに、表示されている映像の視認性を良くするためである。スクリーンA、Cも、同様に鉛直方向に対して傾斜している。
隣り合う2つ側面に設けられたスクリーンの間には、広告幕Ad(Ad1〜Ad4)が張られている。広告幕Adには、ポリエステル、ナイロン等の繊維の織物が使用されている。また、広告幕Ad1〜Ad4は、各種広告がプリントされている。例えば、アリーナで行われるスポーツのチームのスポンサー企業の広告、スポーツ用品の広告である。広告幕Adの表示面も鉛直方向に対して傾斜している。スクリーンAとBとの間には広告幕Ad1が、スクリーンBとCとの間には広告幕Ad2が、スクリーンCとDとの間には広告幕Ad3が、スクリーンDとAとの間には広告幕Ad4が設けられている。
映像表示装置100の底面には、板状の部材が使用される。例えば、樹脂製、金属製、木製の板である。なお、映像表示装置100のスクリーンに囲まれた内側の底面の板の上には、後述する分電盤が配置されるだけなので、底面には大きな荷重がかからず、底面を構成する板状の部材に高い強度は要求されない。
図2に示すように、映像表示装置100は、設置作業の利便性のため、底面にキャスター20を備える。キャスター20は、映像表示装置100を側面から見た場合、スクリーンAの下部に4つのキャスター20が見えるような位置に配置される。スクリーンC側についても同様に4つのキャスター20が配置されている。
映像表示装置100は、スクリーンA〜Dに囲まれた内側部分であって、その底面上に1つの分電盤30(不図示)を備える。電力供給のための電力線は、分電盤30を介して、映像表示装置100に引き込まれている。従って、スクリーンA〜Dを構成するLEDパネル1へは、分電盤30を介して電源が供給される。
映像の表示に係る構成として、図3に示すように、映像表示装置100は、LEDランプとLEDランプを点灯させる回路基板を一体にしたものを含み、映像を表示する表示部であるLEDパネル1、外部のコントローラ500から供給された映像信号に基づいてLEDパネル1を制御するLED制御部2、電力線から供給された電力を各部に供給する電源部3、を有する。LEDパネル1は、映像表示装置100の側面のスクリーンA〜Dとして、フレームに取り付けられている。LED制御部2と、LEDパネル1とは、信号通信用の配線で接続されている。電源部3と、LEDパネル1及びLED制御部2とは、電力供給用配線で接続されている。LED制御部2、電源部3は、前述の分電盤30の筐体内に収められている。
図3を参照する。映像は、次のような過程を経て、映像表示装置100に映し出される。まず、パソコン、ビデオ等の映像の送出機器(図示せず)が映像信号をコントローラ500に出力する。コントローラ500は、送出機器から供給された映像信号に各種変換処理を施し、変換した信号を映像表示装置100に送信する。ここで、コントローラ500が行う各種変換処理は、映像表示装置100のスクリーンサイズに合わせた画像の拡大/縮小処理、高画質化処理等を含む。映像表示装置100のLED制御部2は、コントローラ500から出力された信号(LED表示信号)に基づいて、LEDパネル1を制御する。従って、LEDパネル1が構成するスクリーンに映像が表示される。
本実施の形態では、映像表示装置100は、設置場所であるアリーナで、工場からアリーナに搬入された2つの部材P1、P2を組み合わせて、最終製品の状態に組み立てられる。
図4(a)は、映像表示装置100を上から見た図である。部材P1、P2は、映像表示装置100を、スクリーンA、スクリーンCの中心を通る位置を結んだ線L1で、2つに分割したかのような部材である。部材P1は、スクリーンAに対面した場合のその左側半分(スクリーンAa)と、スクリーンDと、スクリーンCに対面した場合のその右側半分(スクリーンCb)とを含む。部材P2は、スクリーンAに対面した場合のその右側半分(スクリーンAb)と、スクリーンBと、スクリーンCに対面した場合のその左側半分(スクリーンCa)と、を含む。分電盤30は、部材P2の底面上に配置されている。
スクリーンAは、設置場所(アリーナ)に搬入された時点では、スクリーンAaとスクリーンAbとに分割された状態であり、部材P1とP2の組み立ての際に、スクリーンAa及びAbが接合される。同様に、スクリーンCは、設置場所(アリーナ)に搬入された時点では、スクリーンCaとスクリーンCbとに分割された状態であり、部材P1とP2の組み立ての際に、スクリーンCa及びCbが接合される。なお、工場においては、部材P1、P2が別個に製造されており、最終製品の状態のものを分割したものを部材P1、P2とするわけではない。
図4(b)は、スクリーンA〜Dと、LED制御部2と、コントローラ500との配線を説明するための図である。コントローラ500とLED制御部2とは信号線で接続されている。LED制御部2と各スクリーンを構成するLEDパネル1とは信号線で接続されている。また、分電盤30が、部材P2の底面上に配置されているため、部材P1側のスクリーンAa、D、Cbは、中継コネクタ25を介して、LED制御部2に接続される。
コントローラ500からLED制御部2にLED表示信号が供給されると、LED制御部2の出力信号が各スクリーンを構成するLEDパネル1に供給される。このようにして、LEDパネル1は映像を表示する。
以下、本発明の特徴的な映像表示装置100の設置方法を説明する。まず、部材P1、P2のフレームについて説明する。図5に、部材P1と部材P2とを接合した状態の映像表示装置100を、側面(スクリーンA側)から見た図を示す。ここでは、部材P1、P2の支柱枠の構造がわかるように、スクリーンA、Cの図示を省略している。図6に、部材P1と部材P2とを接合した状態の映像表示装置100を、上側から見た図を示す。
部材P1は、支柱が組み立てられたものに、スクリーンAa、スクリーンD、スクリーンCbをそれぞれ構成するLEDパネル1が取り付けられた状態で、工場から出荷される。部材P2も、同様に、支柱が組み立てられたものに、スクリーンAb、スクリーンB、スクリーンCaをそれぞれ構成するLEDパネル1が取り付けられた状態で、工場から出荷される。
図5に示す支柱41、42は、図面に向かって右側もしくは左側(スクリーンB側もしくはスクリーンD側)から見た場合は、四角形の枠であり、支柱41と支柱42は、いずれも鉛直方向に立てられた状態で、図5に示すように、支柱41と支柱42の間に渡された支柱43及び支柱44の2本の棒状の支柱により連結されている。また、図5の紙面奥側については、図6に示すように、支柱41と支柱42の間に渡された、2本の支柱(支柱45及び不図示の支柱)により連結されている。図6に示す、4本の支柱47(47a〜47d)は、部材P1の強度を高めるための補助用の支柱であり、部材P1の底部にも同様の4本の補助用の支柱が設けられている。部材P2についても、部材P1と左右対称に同様の構成が備えられている。また、部材P1、P2ともに、工場出荷時に底面が形成されている。さらに、工場出荷時に分電盤30は、部材P2の底面の上に配置されている。
また、部材P1、P2の内側にはそれぞれ取っ手48が設けられている。これは、部材P1とP2とを接合する際、LEDパネル1が配置されているスクリーン面に触れることができないため、取っ手48を持って、部材P1、P2をそれぞれ動かすことになる。さらに、前述のようにキャスター20が設けられているため、部材P1、P2の移動がさらに容易になる。
映像表示装置100を設置するにあたって、まず、設置場所(アリーナ)に搬入された部材P1とP2とを接合して、映像表示装置100を組み立てる。スクリーンAa及びAbがそれぞれ1枚のスクリーンとなるように、部材P1の支柱43と部材P2の支柱53、部材P1の支柱44と部材P2の支柱54、を合わせる。同様に、スクリーンCa及びCbがそれぞれ1枚のスクリーンとなるように、部材P1の支柱45と部材P2の支柱55、支柱41と支柱42の間に渡された不図示のP1と部材P2側の対応する支柱(不図示)とを合わせる。
この状態で、図5に示すように、部材P1の支柱43と部材P2の支柱53の対応するねじ穴をボルトb1で固定し、部材P1の支柱44と部材P2の支柱54の対応するねじ穴をボルトb1で固定する。図6に示すように、部材P1の支柱45と部材P2の支柱55の対応するねじ穴をボルトb1で固定し、支柱41と支柱42の間に渡された不図示の部材と部材P2側の対応する支柱(不図示)とをボルトで固定する。それぞれの支柱には工場で決められた位置にねじ穴が設けられた突起部(不図示)が形成されており、これらの突起部のねじ穴にボルトb1が留められる。
部材P1と部材P2とを接合した後、分電盤30内のLED制御部2と、スクリーンA〜Dを構成するLEDパネル1とを配線接続する。このとき、分電盤30を有していない部材P1側のスクリーンAa、D、Cbは、中継コネクタ25を介して、LED制御部2に接続する。また、分電盤30内の電源部3と、LED制御部2及びLEDパネル1とを電力供給用配線で接続する。その後、分電盤30内の電源部3と電源、分電盤30内のLED制御部2とコントローラ500を接続する。
その後、組み立てた映像表示装置100の吊り金具10を、アリーナの可動設備として予め備えられている4本のワイヤー(不図示)に接続し、ワイヤーの操作により、映像表示装置100を天井付近の決められた高さまで持ち上げ、ワイヤーを固定する。このように映像表示装置100がアリーナに設置される。
なお、部材P1とP2とを固定する際には、スクリーンAa及びAbとの接合面、スクリーンCa及びCbとの接合面、の境界が目立たないように、部材P1の支柱とP2の支柱との接着面に位置決め部材(ポジショナ−)を設けて、部材P1とP2との間隔を調整してもよい。
本実施の形態の方法では、設置場所にて、2つの部材P1、P2を接合して、映像表示装置100の組み立てを完成させる。この2つの部材P1、P2は、映像表示装置100の最終製品における形状である立方体の形状を2つに分割したかのような部材である。さらに、1つの部材には、映像表示装置100の少なくとも2つの隣接するスクリーンの面が含まれるようにする。従って、接合面を合わせるだけで、映像表示装置100を立方体の形状とすることができ、組み立てが簡便である。他方、本発明に係る方法を使用しない場合、まず、複数の支柱を組み立てて、映像表示装置100の全体の骨組みを形成した上で、LEDパネル1を骨組みに組み付ける必要があり、設置場所での作業が煩雑になることが予想される。あるいは、映像表示装置100の全体の骨組みを設置場所に搬入し、各スクリーンを構成するLEDパネル1を骨組みに組み付けるといった組み立て方法があるが、映像表示装置100の全体の骨組みを輸送車両に載せることができないことが想定される。
(変形例1)
図7(a)は、映像表示装置100の形状を模式的に表す図である。図7(b)〜(e)は、映像表示装置100を構成する部材の形状を模式的に表す図である。上記の実施の形態では、図7の(a)に示す立方体の形状を有する映像表示装置100を、図7(b)に示す2つに分割したかのような2つの部材P1、P2を組み合わせて構成した、部材の形状は、これに限られない。
図7(c)に示すように、立方体の形状からスクリーンA、Dを含む部材P11と、スクリーンB、Cを含む部材P21と、を組み立ててもよい。
あるいは、図7(d)に示すように、立方体の形状からスクリーンAの側面だけを切り出した部材P12と、スクリーンB、C、Dを含む部材P22と、を組み立ててもよい。
また、あるいは、図7(e)に示すように、立方体の形状を3分割にしたかのような3つの部材P13と、部材P23、部材P31と、を組み立ててもよい。
(変形例2)
また、映像表示装置100の形状は立方体の形状に限られない。図8(a)〜(c)に変形例2に係る映像表示装置100の形状を模式的に表す図を示す。映像表示装置100は、図8(a)に示すように、三角柱の形状を有していてもよい。この場合、側面に3つのスクリーンが設けられる。あるいは、図8(b)に示すように、映像表示装置100は、側面に6つのスクリーンを備えた六角柱の形状を有していてもよい。あるいは、図8(c)に示すように、映像表示装置100は、側面に8つのスクリーンを備えた、八角柱の形状であってもよい。
(変形例3)
第1の実施形態では、ボルトb1を使用して部材P1、P2を接合したが、接合の方法はこれに限られない。天井に設置した固定具に部材を取り付けることで映像表示装置100を組み立てた形状としてもよい。図9に、変形例3に係る映像表示装置100の側面図を示す。図9に示すように、あらかじめ天井に固定具81、82を取り付ける。固定具81に部材P1を固定し、固定具82に部材P2を固定してもよい。この場合、天井に対する固定具81、82の設置位置を、部材P1、P2の接合部分に隙間ができないような位置に決めておく。固定具81、82を使用することにより、隙間を無くした状態で部材P1、部材P2が設置される。よって、部材P1と部材P2とをボルトで固定する必要はなく、部材P1と部材P2の接合部分は簡易的なアタッチメントで固定するだけでよい。
(変形例4)
図10は、変形例4に係る映像表示装置100を、スクリーンA側から見た場合の側面図である。図10に示すように、映像表示装置100の各側面の上部に2つの吊り金具10の間隔w1が、吊り具であるワイヤーWの間隔w2より大きい場合には、次のように、映像表示装置100を天井に設置する。まず、4本のワイヤーWの先端に金属製の吊り枠Hを取り付ける。そして、吊り金具10を、吊り枠Hに取り付ける。この状態で、吊り枠HがワイヤーWで天井付近まで持ち上げられ、固定される。このようにして、映像表示装置100がアリーナの天井に設置される。
この場合も、4本のワイヤーWに取り付けた吊り枠Hを床付近まで下ろした状態で、映像表示装置100の組み立てを行うので、重機を必要とせず作業を行うことができる。
(変形例5)
上述の実施の形態では天井吊り方式の映像表示装置の例を説明したが、映像表示装置100は床面に設置してもよい。この場合、上述の例のように、スクリーンは鉛直方向に対して傾斜していなくてもよい。あるいは、1つの側面にはスクリーンを設けず、当該側面を柱、壁面等に固定してもよい。
(変形例6)
実施の形態では、スクリーンA〜Dの間には広告幕Adを設ける例を説明したが、広告幕Adの代わりに、別途のLEDパネルを設けて、スクリーンA〜Dの間の各スペースもスクリーンとして構成してもよい。
(変形例7)
さらに、映像表示装置100は、映像だけではなく、音声を出力してもよい。この場合、映像表示装置100の底面に着脱部としてスピーカを取り付けるための穴を1又は複数設け、設けた穴に1又は複数のスピーカを配置すればよい。
実施の形態では、部材P2が分電盤30を有していたので、分電盤30を有していない部材P1側のスクリーンAa、D、Cbを構成するLEDパネル1と、LED制御部2とは、中継コネクタ25を介して接続されていた。中継コネクタ25の使用により、設置場所での映像表示装置100の組み立てが容易である。さらに、映像表示装置100は、分電盤30を1つのみ有すればよい。あるいは、映像表示装置100は、部材P1、P2それぞれに分電盤30を備えてもよい。この場合、部材P1側の分電盤30内のLED制御部2が部材P1側のスクリーンAa、D、Cbを構成するLEDパネル1を制御すればよいので、中継コネクタ25は不要である。
また、実施の形態では、スクリーンを構成する表示パネルとしてLEDパネルを使用する例を説明したが、表示パネルとして、他の表示装置を使用してもよい。また、LED制御部2が分電盤30の筐体内に収められている例を説明したが、LED制御部2を分電盤30内に配置するのではなく、LEDパネルの背面の適宜の位置に配置してもよい。
この発明は、この発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明の範囲を限定するものではない。すなわち、この発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
1 LEDパネル、2 LED制御部、3 電源部、10 吊り金具、20 キャスター、25 中継コネクタ、30 分電盤、41〜47,47a〜47d,52〜55 支柱、48 取っ手、81,82 固定具、100 映像表示装置、500 コントローラ、Ad1,Ad2,Ad3,Ad4 広告幕、A,B,C,D スクリーン、H 吊り枠、P1,P2 部材、W ワイヤー。

Claims (3)

  1. 多面体の形状を有し、側面に映像を表示するスクリーンを備えた映像表示装置を構成する複数の部材を前記映像表示装置の設置場所に搬入するステップと、
    前記複数の部材を接合して、前記多面体の形状として、前記映像表示装置を組み立て、設置するステップと、
    を含み、
    前記複数の部材は、それぞれ前記スクリーンを構成する表示パネルと前記表示パネルが取り付けられたフレームとを含み、
    前記複数の部材のうち少なくとも1つの部材に含まれるフレームは、前記多面体の側面のうちの2以上の隣り合う側面を構成する、
    映像表示装置の設置方法。
  2. 前記映像表示装置は、立方体の形状を有し、4つの側面にそれぞれ1つのスクリーンが備えられており、
    また、前記映像表示装置は、前記部材2つを含み、
    前記部材それぞれは、4つの前記スクリーンのうち、1対の対向するスクリーンをそれぞれ2分割にした部分と、1つのスクリーンと、を含んでいる、
    請求項1に記載の映像表示装置の設置方法。
  3. 多面体の形状を有し、側面に映像を表示するスクリーンを備えた映像表示装置であって、
    それぞれ前記スクリーンを構成する表示パネルと前記表示パネルが取り付けられたフレームとを含む複数の部材を含み、
    前記複数の部材のうち少なくとも1つの部材に含まれるフレームは、前記多面体の側面のうちの2以上の隣り合う側面を構成し、
    前記複数の部材のそれぞれは、組み立てられた前記フレームに前記表示パネルが取り付けられた、別個のブロックを形成しており、
    別個のブロックを形成した前記複数の部材を接合した接合部をさらに含み、
    前記接合部による接合によって、前記多面体の形状に形成されている、
    映像表示装置。
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