JP6877161B2 - 回転電機のステータ - Google Patents
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Description
複数の鋼板(例えば、後述の実施形態の鋼板18)を積層して構成される円環状のステータコア(例えば、後述の実施形態のステータコア12)と、
該ステータコアを保持するステータホルダ(例えば、後述の実施形態のステータホルダ13)と、を備え、
前記ステータコアの外周面(例えば、後述の実施形態の外周面12a)を前記ステータホルダの内周面(例えば、後述の実施形態の内周面13a)に対してしまりばめで固定して構成される、回転電機のステータ(例えば、後述の実施形態のステータ11)であって、
前記ステータホルダの内周面は、軸方向から見て前記回転電機の軸心(例えば、後述の実施形態の軸心O)からの距離が等しい円であるとともに軸方向断面が平坦面であり、
前記ステータコアは、径方向外側において周方向に沿って延在するバックヨーク(例えば、後述の実施形態のバックヨーク15)と、該バックヨークの周方向中間部から径方向内側に向かって延在するティース(例えば、後述の実施形態のティース16)と、を有する略T字状の分割コア(例えば、後述の実施形態の分割コア14)が周方向に連結されることで構成され、
前記分割コアは、2種類の径方向高さの異なる鋼板(例えば、後述の実施形態の鋼板18a、18b)が積層されて構成され、
前記ステータコアの外周面には、前記分割コアを構成する2種類の前記鋼板の径方向高さの違いによって形成された、径方向高さが異なる段差部(例えば、後述の実施形態の段差部12b)が軸方向において周期的に設けられており、
隣り合う前記分割コアの前記段差部が軸方向において異なる位置に配置されている。
前記バックヨークの周方向一端面(例えば、後述の実施形態の周方向一端面15a)には、嵌合凹部(例えば、後述の実施形態の嵌合凹部19)が形成され、
前記バックヨークの周方向他端面(例えば、後述の実施形態の周方向他端面15b)には、前記嵌合凹部に対応した形状を有する嵌合凸部(例えば、後述の実施形態の嵌合凸部20)が形成されており、
隣り合う前記分割コアの前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部が互いに嵌め合わされることによって、隣り合う前記分割コア同士が連結されている。
前記ステータコアの外周面には、前記段差部が周方向にも周期的に設けられている。
また、段差部の凸部のみがステータホルダの内周面に接触することで、ステータコアの外周面では接触しない領域が広くなり、応力のかからない部分が多くなる。これにより、回転電機の磁気特性への影響を抑制できる。
さらに、ステータコアは、略T字状の鋼板を積層して構成される分割コアが周方向に連結されることで構成されているので、分割コアを構成する鋼板に段差部を設けることで、原材料からステータコアを加工する際の歩留まりを向上することができる。
また、分割コアは2種類の径方向高さの異なる鋼板が積層されて構成されているので、打ち抜き型を最小限にできこれまでに対し製造コストを低減できる。
さらに、隣り合う分割コアの段差部が軸方向において異なる位置に配置されていることで、ステータコアの周方向にも段差部が形成されることになるので、ステータコアがより適切にステータホルダに保持される。
12 ステータコア
12a 外周面
12b 段差部
13 ステータホルダ
13a 内周面
14 分割コア
15 バックヨーク
15a 周方向一端面
15b 周方向他端面
16 ティース
18 鋼板
18a 鋼板
18b 鋼板
19 嵌合凹部
20 嵌合凸部
O 軸心
Claims (3)
- 複数の鋼板を積層して構成される円環状のステータコアと、
該ステータコアを保持するステータホルダと、を備え、
前記ステータコアの外周面を前記ステータホルダの内周面に対してしまりばめで固定して構成される、回転電機のステータであって、
前記ステータホルダの内周面は、軸方向から見て前記回転電機の軸心からの距離が等しい円であるとともに軸方向断面が平坦面であり、
前記ステータコアは、径方向外側において周方向に沿って延在するバックヨークと、該バックヨークの周方向中間部から径方向内側に向かって延在するティースと、を有する略T字状の分割コアが周方向に連結されることで構成され、
前記分割コアは、2種類の径方向高さの異なる鋼板が積層されて構成され、
前記ステータコアの外周面には、前記分割コアを構成する2種類の前記鋼板の径方向高さの違いによって形成された、径方向高さが異なる段差部が軸方向において周期的に設けられており、
隣り合う前記分割コアに設けられた前記段差部は、軸方向において異なる位置に配置されている、回転電機のステータ。 - 請求項1に記載の回転電機のステータであって、
前記バックヨークの周方向一端面には、嵌合凹部が形成され、
前記バックヨークの周方向他端面には、前記嵌合凹部に対応した形状を有する嵌合凸部が形成されており、
隣り合う前記分割コアの前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部が互いに嵌め合わされることによって、隣り合う前記分割コア同士が連結されている、回転電機のステータ。 - 請求項1又は2に記載の回転電機のステータであって、
前記ステータコアの外周面には、前記段差部が周方向にも周期的に設けられている、回転電機のステータ。
Priority Applications (1)
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JP2017017138A JP6877161B2 (ja) | 2017-02-01 | 2017-02-01 | 回転電機のステータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017017138A JP6877161B2 (ja) | 2017-02-01 | 2017-02-01 | 回転電機のステータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018125986A JP2018125986A (ja) | 2018-08-09 |
JP6877161B2 true JP6877161B2 (ja) | 2021-05-26 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017017138A Active JP6877161B2 (ja) | 2017-02-01 | 2017-02-01 | 回転電機のステータ |
Country Status (1)
Country | Link |
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