JP6873356B2 - 圧力緩衝装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧力緩衝装置に関する。
圧力緩衝装置において、磁力を発生させるコイルを有し磁力によってバルブを移動させることによって、発生させる減衰力を調整可能にする減衰力可変機構(本発明における減衰力発生部に相当する。)が知られている。例えば特許文献1には、パイロットバルブが、ソレノイドアクチュエータの推力により、その開弁圧力を調整すると共に、パイロット室の内圧を調整してメインバルブの開弁圧力を制御する技術が記載されている。
特開2011−75060号公報
ところで、圧力緩衝装置の減衰力可変機構において、例えばコイルなどの一部の部品が故障するなどする可能性がある。このような場合に、従来では、例えば、圧力緩衝装置そのもの、あるいは、減衰力可変機構そのものを交換しなければならず、修理費用等が非常にかかっていた。
本発明は、圧力緩衝装置において減衰力可変機構の部品の交換を安価にすることを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、流体を収容する収容部と、移動可能に設けられるバルブを有して流体に抵抗を与えて減衰力を発生させる減衰力発生部と、磁力を発生させるコイルを有し、磁力によってバルブを移動させるコイルユニットと、コイルユニットを着脱可能に保持するコイル保持部と、コイルユニットとコイル保持部との間に設けられ、コイルユニットおよびコイル保持部に掛かることで、コイル保持部にコイルユニットを固定し、掛かりを解除する操作を受けることで、コイルユニットをコイル保持部から脱離可能にする固定部材と、を備え、固定部材は、コイル保持部にコイルユニットが固定された状態で、コイルユニットおよびコイル保持部の少なくとも一方に覆われ、コイルユニットは、操作を行うための空間を形成する空間部と、コイルユニットから取り除くことが可能に設けられて空間部を覆う覆部と、を有する圧力緩衝装置である。
本発明によれば、圧力緩衝装置において減衰力可変機構の部品の交換を安価に行うことができる。
実施形態1の油圧緩衝装置の全体構成図である。 実施形態1の減衰力可変部の断面図である。 (a)および(b)は、実施形態1のコイルユニットの斜視図である。 (a)および(b)は、固定リングを説明するため図である。 油圧緩衝装置のオイルの流れを示す図である。 減衰力可変部の分解操作について説明するための図である。 (a)〜(c)は、変形例1〜変形例3の固定リングを示す図である。 実施形態2の減衰力可変部の断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<実施形態1>
[油圧緩衝装置1の構成・機能]
図1は、実施形態1の油圧緩衝装置1の全体構成図である。
なお、以下の説明において、図1に示す油圧緩衝装置1の上下方向を「軸方向」と称し、軸方向における図中下側を「一方側」と称し、図中上側を「他方側」と称する。また、油圧緩衝装置1の左右方向を「半径方向」と称し、半径方向において中心軸が位置する側を「内側」と称し、中心軸から半径方向に離れる側を「外側」と称する。
油圧緩衝装置1(圧力緩衝装置)は、図1に示すように、オイル(流体)を収容するシリンダ部10(収容部)と、他方側がシリンダ部10の外部に突出して設けられるとともに一方側がシリンダ部10の内部にスライド可能に挿入されるロッド20と、ロッド20の一方側の端部に設けられるピストン部30と、シリンダ部10の一方側の端部に設けられるボトムバルブ部40と、シリンダ部10の半径方向の外側に設けられる減衰力可変部50とを備える。
シリンダ部10は、シリンダ11と、シリンダ11の半径方向の外側に設けられる外筒体12と、外筒体12のさらに外側に設けられるダンパケース13と、ダンパケース13の一方側の端部に設けられる底蓋14と、シリンダ11の他方側に設けられるロッドガイド15と、シリンダ11の他方側に設けられるオイルシール16とを有している。
ロッド20は、軸方向に長く延びる棒状の部材である。ロッド20は、一方側にてピストン部30に接続し、他方側にて図示しない連結部材を介して車体等の本体に連結する。
ピストン部30は、ピストンボディ31と、ピストンボディ31の軸方向の他方側に設けられたバルブ32と、バルブ32とロッド20の一方側との間に設けられるスプリング33とを有する。そして、ピストン部30は、シリンダ11内において軸方向に移動可能に設けられるとともに、シリンダ11内のオイルを第1油室Y1と第2油室Y2とに区画する。
ボトムバルブ部40は、軸方向に貫通する複数の油路411を有するバルブボディ41と、バルブボディ41の他方側に設けられるバルブ42とを有する。そして、バルブボディ41は、第1油室Y1とリザーバ室Rとを区分する。
減衰力可変部50は、コイルユニット51(コイルユニット)と、コイルユニット51が挿入される本体ハウジング部52(コイル保持部)と、本体ハウジング部52に収容されるバルブ部53と、コイルユニット51を本体ハウジング部52に固定する固定リング54(固定部材)とを有する。
なお、実施形態1において、図1に示す減衰力可変部50の左右方向を「第2軸方向」と称し、第2軸方向における図中左側を「中央側」と称し、図中右側を「端側」と称する。また、図1に示す減衰力可変部50の半径方向を「第2半径方向」と称し、減衰力可変部50の中心軸が位置する側を第2半径方向の内側(以下、「第2半径方向内側」)と称し、中心軸から第2半径方向において離れる側を第2半径方向の外側(以下、「第2半径方向外側」)と称する。
そして、実施形態1に係る油圧緩衝装置1の概略構成を説明する。
油圧緩衝装置1(圧力緩衝装置)は、オイル(流体)を収容するシリンダ部10(収容部)と、移動可能に設けられるバルブを有してオイルに抵抗を与えて減衰力を発生させるバルブ部53(減衰力発生部)と、磁力を発生させるコイルを有し、磁力によってバルブを移動させるコイルユニット51と、コイルユニット51を保持する本体ハウジング部52(コイル保持部)と、コイルユニット51と本体ハウジング部52との間に設けられ、コイルユニット51および本体ハウジング部52に掛かることで、本体ハウジング部52にコイルユニット51を固定する固定リング54(固定部材)と、コイルユニット51と本体ハウジング部52とが接続した状態にて、固定リング54に対する操作を可能にする後述の操作開口部513H(操作部)とを備える。
以下で、各々の構成について詳述する。
〔シリンダ部10の構成・機能〕
シリンダ11は、薄肉円筒状の部材である。シリンダ11は、オイルを収容する。また、シリンダ11は、内周面にてピストン部30が軸方向に摺動可能にピストン部30を収容する。また、シリンダ11は、他方の端部側であってロッドガイド15よりも一方側において、後述の連絡路Lとシリンダ11内(第2油室Y2)との間でオイルが流れる経路となるシリンダ開口11Hを有している。
外筒体12は、薄肉円筒状の部材である。そして、外筒体12は、シリンダ11の外側であって、ダンパケース13の内側に設けられる。そして、外筒体12は、シリンダ11との間に、シリンダ11の内側と後述のリザーバ室Rとの間においてオイルが流れる連絡路Lを形成する。
ダンパケース13は、外筒体12との間においてオイルが溜まるリザーバ室Rを形成する。このリザーバ室Rは、ロッド20の軸方向の移動に応じて、シリンダ11内のオイルを吸収したりシリンダ11内にオイルを供給したりする。また、ダンパケース13は、減衰力可変部50との対向位置に、半径方向に貫通する第1ケース開口131を有している。さらに、ダンパケース13は、減衰力可変部50を保持するための保持部132を備えている。保持部132には、内側に雌ネジ132Nが形成される。
底蓋14は、ダンパケース13の一方側の端部を塞ぐ。ロッドガイド15は、ロッド20を移動可能に支持する。オイルシール16は、シリンダ部10の他方側の端部をシールすることで、シリンダ部10の外側へのオイルの流出を防止する。
〔ピストン部30の構成・機能〕
ピストンボディ31は、ロッド20の一方側を通すロッド孔を有する略円柱状の部材である。そして、ピストンボディ31は、ロッド孔よりも半径方向の外側の部位に軸方向に延びて形成された複数の油路311を有する。
バルブ32は、ロッド20の一方側を通すロッド孔が形成された円盤状の部材である。そして、バルブ32は、ピストンボディ31の他方側に設けられて、複数の油路311の他方側を塞ぐように取り付けられる。
スプリング33は、一方側にてバルブ32に接触し、他方側がロッド20と一方側に支持される。そして、スプリング33は、バルブ32を一方側に位置するピストンボディ31に押し付ける。
〔減衰力可変部50の構成・機能〕
図2は、実施形態1の減衰力可変部50の断面図である。
図3は、実施形態1のコイルユニット51および固定リング54の斜視図である。なお、図3(a)はコイルユニット51および固定リング54を端側から見た斜視図であり、図3(b)はコイルユニット51および固定リング54を中央側から見た図である。
図4は、実施形態1の固定リング54を説明するための図である。図4(a)は固定リング54の斜視図であり、図4(b)はコイルユニット51に取り付けられた状態の固定リング54を示す図である。
(コイルユニット51)
コイルユニット51は、コイル511と、コネクタ512と、コイルユニットハウジング513とを有する。そして、実施形態1では、コイルユニット51は、本体ハウジング部52およびバルブ部53とは別体に構成され、また、本体ハウジング部52に対して着脱可能に構成されている。
コイル511は、螺旋状に巻かれた導電線により構成される。そして、コイル511は、図示しない線によってコネクタ512に電気的に接続している。
コネクタ512は、外部電源とコイル511とを接続するための接続箇所を形成する。実施形態1では、図2に示すように電極512Lと、電源ケーブルを保持するための保持部512Jとを有している。
コイルユニットハウジング513は、図3(a)および図3(b)に示すように、コイル511を覆うコイル部513Sと、コイル部513Sの第2軸方向の端部に設けられる蓋部513Fと、コネクタ512を覆うコネクタ部513Cとを有する。
コイル部513Sは、実施形態1では厚肉の円筒状に形成されてコイル511を覆う。また、実施形態1において、コイル部513Sは、図3(b)に示すように、外周において周方向に形成される外周溝513Eが形成される。この外周溝513Eは、図2に示すように、コイルユニット51が本体ハウジング部52に挿入され予め定めた位置に取り付けられた状態で、後述する内周溝521Eと対向する位置に形成される。
蓋部513Fの外径は、図3(a)および図3(b)に示すように、コイル部513Sよりも大きく形成される。そして、蓋部513Fは、図2に示すように、本体ハウジング部52の開口端部を覆う。また、蓋部513Fは、操作開口部513Hと、操作開口部513Hに設けられる操作片513Vとを有している。
操作開口部513H(操作部)は、本体ハウジング部52の固定リング54側から反固定リング54側に向けて(第2軸方向の端部から中央部に向けて)形成される空間部である。実施形態1では、操作開口部513Hは、端部から外周溝513Eまで形成される。また、操作開口部513Hは、図3(b)に示すように、固定リング54の後述する第1操作受部541Rおよび第2操作受部542Rに臨むように形成される。
操作片513Vは、操作開口部513Hの第2軸方向の端部に設けられる。そして、操作片513V(覆部)は、操作開口部513Hを覆う。また、操作片513Vの厚みは、蓋部513Fにおける他の部分と比較して薄く形成される。さらに、操作片513Vは、周囲を囲うように切欠が形成される。そして、操作片513Vは、例えば工具などによって押されることによって、容易に蓋部513Fから取り除くことが可能に構成されている。そして、操作片513Vは、取り除かれた状態にて、操作開口部513Hを開放する。
このように、本実施形態では、蓋部513Fが本体ハウジング部52における開口を覆うことにより、内部に泥水等の汚れが進入しないようにしている。さらに、上述のとおり、通常の状態において、操作開口部513Hは操作片513Vに覆われるため、操作開口部513Hを介して泥水等の汚れが内側に進入しないように構成される。
コネクタ部513Cは、実施形態1では蓋部513Fの第2半径方向外側に向けて、蓋部513Fから突出するように形成される。
(本体ハウジング部52)
本体ハウジング部52は、図2に示すように、コイル収容部521と、コイル収容部521の第2半径方向内側に設けられるバルブ収容部522と、外周に形成される雄ネジ523とを有する。
コイル収容部521は、略円筒形状に形成される。そして、コイル収容部521は、内周にて周方向に形成される内周溝521Eが形成される。
バルブ収容部522は、コイル収容部521に囲まれるようにして突出し、バルブ部53を収容する。
雄ネジ523は、シリンダ部10の保持部132に形成される雌ネジ132Nに接続する。
(バルブ部53)
バルブ部53は、図2に示すように、磁性体コア531と、磁性体コア531の第2軸方向の中央側に設けられる吸込ポート532と、吸込ポート532の端側に設けられるバルブ533と、吸込ポート532とバルブ533との間に設けられるスプリング534とを有する。
磁性体コア531は、第2半径方向において、コイル511よりも内側に設けられる。そして、磁性体コア531は、コイル511が発生する磁力によって第2軸方向に移動し、実施形態1ではバルブ533を吸込ポート532に対して相対的に移動させる。
吸込ポート532は、円筒形状の貫通孔532Rを有する部材である。吸込ポート532は、一端側が外筒体12の第1開口121に対向し、他端側がバルブ533に対向するように設けられる。
バルブ533は、吸込ポート532の貫通孔532Rの内径よりも小さい外径の先端部533Pを有する。そして、バルブ533は、先端部533Pによって吸込ポート532との間にオイルの流れを絞る絞部Vを形成する。そして、バルブ533は、吸込ポート532との距離に応じて、絞部Vにおけるオイルの流路断面積を変化させる。
そして、スプリング534は、吸込ポート532に対してバルブ533が遠ざかる方向に移動する力をバルブ533に付与する。
なお、吸込ポート532やバルブ533の第2半径方向の外径は、ダンパケース13の保持部132の内径に対して小さく形成される。従って、保持部132の内側には、オイルが流れる流路50Rが形成される。流路50Rは、吸込ポート532に形成される貫通孔532Rと第1ケース開口131との間におけるオイルの流れを可能にする。
(固定リング54)
固定リング54には、例えば、金属材料などの弾性材料を用いることができる。そして、固定リング54は、図4(a)に示すように、略C字状の概形を有する掛部540と、掛部540の周方向の端部に位置する一端部541と、一端部541とは異なる他端部542とを有している。また、実施形態1では、固定リング54は、一端部541と他端部542とに、それぞれ第1操作受部541Rと第2操作受部542Rとをそれぞれ有している。
掛部540は、図4(b)に示すように、周方向において第2半径方向に径が変化するようにエッジ部540Eを有している。これによって、固定リング54がコイルユニット51と本体ハウジング部52との間に位置した状態で、第2半径方向において他の箇所よりも径が大きい箇所となるエッジ部540Eにて外側に位置する本体ハウジング部52の内周溝521Eに引っ掛かり、第2半径方向において径が小さくなるエッジ部540Eが形成されない箇所にて内側に位置するコイルユニット51の外周溝513Eに引っ掛かる。すなわち、固定リング54は、図2に示すように、第2半径方向の内側に配置されたコイルユニット51と、第2半径方向の外側に配置された本体ハウジング部52との両方に引っ掛かる。
第1操作受部541Rは、図4(a)に示すように、掛部540の周方向と直交する方向である第2軸方向に沿って延びている。同様に、第2操作受部542Rは、掛部540の周方向に対して直交する方向である第2軸方向に沿って延びている。そして、第1操作受部541Rと第2操作受部542Rとは、例えば工具などの操作を受け、第1操作受部541Rと第2操作受部542Rとの間隔Xが狭まり掛部540の第2半径方向における径を縮める。換言すれば、第1操作受部541Rと第2操作受部542Rを互いに相手部材側に移動する。
以上のように、固定リング54は、一端部541(一端)と他端部542(他端)とを有してコイルユニット51の周方向にわたって設けられ、一端部541と他端部542との間隔Xを変更する操作を受ける第1操作受部541Rおよび第2操作受部542R(受部)を備えている。
[油圧緩衝装置1の動作]
以上のように構成される油圧緩衝装置1の動作を説明する。
図5は、油圧緩衝装置1のオイルの流れを示す図である。なお、図5において圧縮行程時におけるオイルの流れを実線の矢印で示し、伸張行程時におけるオイルの流れを破線の矢印で示す。
まず、油圧緩衝装置1の圧縮行程時における動作を説明する。
圧縮行程時においては、ロッド20は、シリンダ11に対して一方側に移動する。ピストン部30においては、第1油室Y1と第2油室Y2との差圧によって、油路311を塞ぐバルブ32が開く。そして、第1油室Y1のオイルは、油路311を通って第2油室Y2に流れ出る。ここで、第2油室Y2にはロッド20が配置されている。そのため、第1油室Y1から第2油室Y2に流れ込むオイルは、ロッド20の進入体積分だけ過剰になる。従って、このロッド20の進入体積分に相当する量のオイルは、シリンダ開口11Hから流出する。そして、オイルは、連絡路Lを通って、減衰力可変部50に流れ込む。
減衰力可変部50では、連絡路Lおよび第1開口121から吸込ポート532の貫通孔532Rにオイルが流れる。さらに、オイルは、吸込ポート532とバルブ533とが形成する絞部Vに達する。そして、絞部Vにおいてオイルの流れが絞られることによって減衰力が発生する。この減衰力は、油圧緩衝装置1における圧縮行程時の減衰力となる。なお、絞部Vを通過したオイルは、流路50Rを通って、リザーバ室Rに流れ出る。
続いて、油圧緩衝装置1の伸張行程時における動作を説明する。
伸張行程時においては、ロッド20は、シリンダ11に対して他方側に移動する。ピストン部30においては、バルブ32は油路311を塞いだままになる。また、第1油室Y1の圧力は、リザーバ室Rに対して相対的に低くなるため、ボトムバルブ部40における油路411がバルブ42を開く。そして、オイルは、油路411を通って、リザーバ室Rから第1油室Y1に流れ込む。
そして、ピストン部30の他方側への移動により第2油室Y2の容積が減少することによって、オイルは、シリンダ開口11Hから流出する。さらに、オイルは、連絡路Lを通って、減衰力可変部50にそれぞれ流れ込む。なお、減衰力可変部50におけるオイルの流れは、上述した圧縮行程時におけるオイルの流れ(減衰力可変部50にて実線で示す矢印)と同様である。
なお、減衰力可変部50において減衰力を調整する場合には、コイルユニット51によってバルブ部53を制御する。具体的には、コイル511において磁力を発生させることで、磁性体コア531を介してバルブ533を第2軸方向に移動させる。バルブ533と吸込ポート532との間隔が狭くなれば、オイルの流れの抵抗が大きくなり、減衰力を高めることができる。一方、バルブ533と吸込ポート532との間隔が広がれば、オイルの流れの抵抗が小さくなり、減衰力を低くすることができる。
[減衰力可変部50の分解操作]
次に、減衰力可変部50の分解操作について説明する。
図6は、減衰力可変部50の分解操作について説明するための図である。
例えばコイル511の故障などによってコイルユニット51を交換する場合には、まず、蓋部513Fの操作片513V(図2、図3(a)参照)を取り除く。操作片513Vは、上述したとおり厚みが薄く形成され、さらに切欠が形成されている。そのため、減衰力可変部50においては、容易かつ安価にコイルユニット51から操作片513Vを取り除くことができる。
そして、図6(a)に示すように、操作開口部513Hが開放された状態になる。また、操作開口部513Hを介して、固定リング54の第1操作受部541Rと第2操作受部542R(図4(a)参照)に対して、工具などの操作を行うことが可能になる。
その後、工具などによって、第1操作受部541Rと第2操作受部542R(図4(a)参照)とを摘むことによって、第1操作受部541Rと第2操作受部542Rとの間隔Xが狭められる。そうすると、固定リング54は、掛部540(図4参照)の第2半径方向における径が小さくなり、掛部540が縮んだ状態になる。実施形態1では、掛部540は、第2半径方向外側にて、本体ハウジング部52の内周溝521Eに引っ掛かるように構成されている。従って、掛部540が縮むことで、内周溝521Eに対する掛部540の引っ掛かりが解除される。
この状態にて、図6(a)および図6(b)に示すように、コイルユニット51を第2軸方向の端側に移動させることで、コイルユニット51を本体ハウジング部52から引き出すことができる。
以上のように、実施形態1では、コイルユニット51と本体ハウジング部52との間に設けられる固定リング54に対して、コイルユニット51が本体ハウジング部52に挿入された状態にて、その固定リング54に対する操作を可能にしている。これによって、減衰力可変部50全体を大きく壊すことなく、減衰力可変部50を分解することができる。従って、油圧緩衝装置1では、減衰力可変部50の部品の交換を容易かつ安価に行うことができる。
図7は、変形例1〜変形例3の固定リング(254,354,454)を説明するための図である。
なお、以下の説明において、上述した実施形態と同様の部材については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
そして、変形例1〜変形例3は、いずれも、図1および図7に示すように、油圧緩衝装置1(圧力緩衝装置)は、オイル(流体)を収容するシリンダ部10(収容部)と、移動可能に設けられるバルブを有してオイルに抵抗を与えて減衰力を発生させるバルブ部53(減衰力発生部)と、磁力を発生させるコイルを有し、磁力によってバルブを移動させるコイルユニット51と、コイルユニット51を保持する本体ハウジング部52(コイル保持部)と、コイルユニット51と本体ハウジング部52との間に設けられ、コイルユニット51および本体ハウジング部52に掛かることで、本体ハウジング部52にコイルユニット51を固定する固定リング254,354,454(固定部材)と、コイルユニット51と本体ハウジング部52とが接続した状態にて、固定リング254,354,454に対する操作を可能にする後述の操作開口部513H(操作部)とを備える。
(変形例1)
図7(a)に示すように、変形例1の固定リング254(固定部材)は、一端部541および他端部542にそれぞれ開口部254H(受部)が形成される。そして、開口部254Hは、工具などの操作を受ける際に、工具などが引っ掛かりを受ける箇所を形成する。
このように構成された変形例1の固定リング254によっても、図6(a)および図6(b)を参照しながら説明したように、コイルユニット51の操作開口部513Hを介して、固定リング254に対して操作を行うことで、容易かつ安価にコイルユニット51を本体ハウジング部52から分解することができる。
(変形例2)
図7(b)に示すように、変形例2の固定リング354(固定部材)は、一端部541および他端部542にそれぞれ形成される開口部354H(受部)と、周方向において直線状に形成される直線状部354S(回転抑制部)とを有している。
また、変形例2の固定リング354が適用される場合には、本体ハウジング部52の内周溝521Eにおいても、同様に直線状に形成される直線部521Esを形成する。この直線部521Esには、固定リング354の直線状部354Sが対向するように設けられる。
開口部354Hは、工具などの操作を受ける際に、工具などが引っ掛かりを受ける箇所を形成する。
直線状部354Sは、略環状に形成される固定リング354の周方向における回転を抑制する。具体的には、内周溝521Eの直線部521Es(回転抑制部)に、直線状部354Sが対向することで、コイルユニット51の周方向における固定リング354の回転を抑制する。これによって、固定リング354のコイルユニット51に対する周方向における位置が定まる。本実施形態では、固定リング354に直線状部354Sを形成し、コイルユニット51に直線部521Esを形成することで、固定リング354およびコイルユニット51の両方により、コイルユニット51の周方向における固定リング354の回転を抑制する回転抑制部を構成している。
以上のように構成された変形例2の固定リング354によっても、図6(a)および図6(b)を参照しながら説明したように、コイルユニット51の操作開口部513H(図2参照)を介して、固定リング354に対して操作を行うことで、容易かつ安価にコイルユニット51を本体ハウジング部52から分解することができる。この際に、直線状部354Sによって固定リング354の回転が抑制されるため、開口部354Hを操作開口部513Hに対向させた状態を維持することができ、さらに作業を容易かつ安価に行うことができる。
(変形例3)
図7(c)に示すように、変形例3の固定リング454(回転抑制部)は、他端部542に第3開口部454Hが形成される。
第3開口部454Hは、一端部541が挿入可能になっている。そして、固定リング454では、コイルユニット51の外周に取り付けられた際、第3開口部454Hに一端部541が挿入された状態が形成される。
このように構成された変形例3の固定リング454では、図6(a)および図6(b)を参照しながら説明したように、操作開口部513Hを介して固定リング454に対して操作を行う際に、一端部541を引き出す操作を行うだけで、一端部541が第3開口部454Hを介して他端部542を締め込むことができる。その結果、掛部540全体に縮む力が作用する。従って、変形例3の固定リング454によっても、コイルユニット51を本体ハウジング部52から容易に分解することができる。
<実施形態2>
図8は、実施形態2の減衰力可変部250の断面図である。
図8に示すように、実施形態2の減衰力可変部250の基本構成は、上述した実施形態1と同じである。ただし、実施形態2において、固定リング54が設けられる箇所が、実施形態1とは異なる。また、実施形態2では、コイルユニット51に、本体ハウジング部52が挿入されて、コイルユニット51が本体ハウジング部52に保持される構造を採用している。
すなわち、実施形態2の油圧緩衝装置1(圧力緩衝装置)は、図1および図8に示すように、オイル(流体)を収容するシリンダ部10(収容部)と、移動可能に設けられるバルブを有してオイルに抵抗を与えて減衰力を発生させるバルブ部53(減衰力発生部)と、磁力を発生させるコイルを有し、磁力によってバルブを移動させるコイルユニット51と、コイルユニット51を保持する本体ハウジング部52(コイル保持部)と、コイルユニット51と本体ハウジング部52との間に設けられ、コイルユニット51および本体ハウジング部52に掛かることで、本体ハウジング部52にコイルユニット51を固定する固定リング54(固定部材)と、コイルユニット51と本体ハウジング部52とが接続した状態にて、固定リング54に対する操作を可能にする後述の操作開口部513H2(操作部)とを備える。
そして、実施形態2では、コイルユニット51は、コイル部513Sの内周に、周方向に形成される内周溝513E2を有する。また、本体ハウジング部52は、バルブ収容部522の外周に、周方向に形成される外周溝522Eを有する。そして、固定リング54は、内周溝513E2と外周溝522Eとの間に設けられ、内周溝513E2および外周溝522Eに引っ掛かる。これによって、コイルユニット51は、本体ハウジング部52に保持される。
さらに、実施形態2のコイルユニット51では、蓋部513Fに第2操作開口部513H2(操作部)と、第2操作開口部513H2を覆う操作片513V2とが形成される。第2操作開口部513H2は、第2軸方向において端側から固定リング54の第1操作受部541Rおよび第2操作受部542R(図4(a)参照)に向けて形成される空間部である。操作片513V2は、取り除き可能に設けられるとともに、第2操作開口部513H2の端部を覆う。
そして、実施形態2では、操作片513V2が取り除かれることで、第2操作開口部513H2は、例えば工具などによる固定リング54に対する操作を可能にする。
以上のように構成される実施形態2の減衰力可変部250においても、本体ハウジング部52に対してコイルユニット51を容易に分解することができる。
なお、上述した実施形態において、固定リング54を縮める操作を中心に説明したが、固定リング54自体を、操作開口部513Hから引き抜くようにしても構わない。このように操作する場合には、固定リング54は、一端部541および他端部542のいずれか一方を工具などによって掴めればよく、上述したように、縮める操作を受けるための例えば第1操作受部541Rおよび第2操作受部542R等の構成は必須とはならない。
また、例えば実施形態1では、固定リング54を縮めることによって本体ハウジング部52の内周溝521Eから掛部540を退かせ、コイルユニット51を引き出すようにしているが、これに限定されない。
例えば、固定リング54を拡げることによって、コイルユニット51の外周溝513Eから掛部540を退かせ、コイルユニット51を本体ハウジング部52から引き出すようにしても良い。この場合、例えば本体ハウジング部52において、固定リング54の端部に向けて開口する開口部(「操作部」または「空間部」の一例)を設け、その開口部を介して、固定リング54を操作することで固定リング54を拡げる構成を採用することもできる。
また、例えば実施形態1では固定リング54の最端部に対して操作開口部513Hを設けているが、操作開口部513Hは、必ずしも固定リング54の最端部に設ける必要はなく、例えば固定リング54の最端部以外の箇所であっても構わない。
なお、上述した実施形態では、コイルユニット51において「空間部」により構成された操作開口部513H(513H2)によって、固定リング54に対して操作を行えるように構成しているが、この態様に限定されない。コイルユニット51が本体ハウジング部52に保持された状態にて、固定リング54に対して操作を行うことができれば良く、例えば、所定の操作を行うことによって、固定リング54の径が狭まるようなリンク機構(「操作部」の一例)を設けても構わない。
さらに、上述した実施形態では、コイルユニット51や本体ハウジング部52の外形が、円筒状や円柱状などの横断面形状が略円形になる例を用いて説明しているが、横断面形状が矩形状であっても構わない。
また、上述した実施形態では、単数の固定リング54によってコイルユニット51を本体ハウジング部52に固定しているが、例えば複数の固定リング54を用いても構わない。この場合においては、本体ハウジング部52にコイルユニット51が接続した状態で、例えば複数の固定複数の固定リング54に対して操作を可能にする形状を有する操作開口部513H(513H2)を設けることによって、コイルユニット51を本体ハウジング部52に対して分解することができる。
さらにまた、上述した実施形態の油圧緩衝装置1では、シリンダ11、外筒体12およびダンパケース13のそれぞれ筒形部材にて構成された所謂三重管構造において、減衰力可変部50(250)を適用する例を用いて説明しているが、この態様に限定するものではない。例えば、シリンダ11および外筒体12の2つの筒状部材にて構成された所謂二重管構造の油圧緩衝装置においても、上述した実施形態の減衰力可変部50(250)を適用することができる。
また、本実施形態では「減衰力発生部」の一例として、減衰力可変部50(250)をシリンダ11に対して半径方向に配置しているが、「減衰力発生部」の配置位置は、シリンダ11に対して半径方向に限らず、シリンダ11に対して軸方向(例えば、シリンダ11の底部)に配置しても構わない。
さらに、上述した実施形態において、「減衰力発生部」は、コイルユニット51によって発生した磁力により(発生した磁場に対して)バルブ533を垂直方向に移動させる構成を採用しているが、電磁力によりバルブに力を付与する構成であれば良い。あえて図示はしないが、「減衰力発生部」は、例えばバルブを周方向に回転させる構成、いわゆる、ロータリーバルブでも良い。
また、コイルユニット51は、本実施形態のように吸込ポート532に対してバルブ533を遠ざける方向にスプリング534の力を付与するタイプでも良いし、吸込ポート532に対してバルブ533を近づける方向にスプリングの力を付与するタイプでも良い。
1…油圧緩衝装置、11…シリンダ、12…外筒体、13…ダンパケース、20…ロッド、30…ピストン部、50,250…減衰力可変部、51…コイルユニット、52…本体ハウジング部、53…バルブ部、54…固定リング、Y1…第1油室、Y2…第2油室、L…連絡路、R…リザーバ室

Claims (3)

  1. 流体を収容する収容部と、
    移動可能に設けられるバルブを有して前記流体に抵抗を与えて減衰力を発生させる減衰力発生部と、
    磁力を発生させるコイルを有し、前記磁力によって前記バルブを移動させるコイルユニットと、
    前記コイルユニットを着脱可能に保持するコイル保持部と、
    前記コイルユニットと前記コイル保持部との間に設けられ、前記コイルユニットおよび前記コイル保持部に掛かることで、前記コイル保持部に前記コイルユニットを固定し、掛かりを解除する操作を受けることで、前記コイルユニットを前記コイル保持部から脱離可能にする固定部材と、
    を備え、
    前記固定部材は、前記コイル保持部に前記コイルユニットが固定された状態で、前記コイルユニットおよび前記コイル保持部の少なくとも一方に覆われ、
    前記コイルユニットは、前記操作を行うための空間を形成する空間部と、前記コイルユニットから取り除くことが可能に設けられて前記空間部を覆う覆部と、を有する圧力緩衝装置。
  2. 前記固定部材は、一端と他端とを有して前記コイルユニットの周方向にわたって設けられ、前記一端と前記他端との間隔を変更する操作を受ける受部を備え
    前記受部は、前記空間部に位置するように設けられる請求項1に記載の圧力緩衝装置。
  3. 前記コイルユニットの周方向における前記固定部材の回転を抑制する回転抑制部を更に備える請求項1に記載の圧力緩衝装置。
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