JP2020139512A - スナップリング及びこれを用いた支持構造 - Google Patents

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Yasuhisa Kasamatsu
靖央 笠松
信輔 大杉
Shinsuke Osugi
信輔 大杉
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Abstract

【課題】専用工具(プライヤーや仮保持治具)を使わなくても、スナップリングだけで縮径状態に仮保持でき、極めて簡単に取り付け取り外し作業が行えるスナップリング110を提供する。
【解決手段】一部が開放されてC字状をなすスナップリング110であって、両方の開放端部がワンタッチ的に相互に係脱可能な係脱部111に構成されている。
【選択図】図10

Description

本願発明は、スナップリング及びこれを用いた支持構造に関するものである。
従来、C字状のスナップリングは様々な機械構造の一部として用いられており、スナップリングを環状の溝に装着して所定の部材の移動を規制することは広く知られている(例えば特許文献1及び2等参照)
特開2016−89959号公報 特開2018−59529号公報
しかし、従来のスナップリングは、取り付け取り外しの際に専用工具(プライヤー)が必要であり作業が煩瑣であるため、作業性の点で検討の余地があった。
本願発明は、上記のような現状を検討して改善を施したスナップリング及びこれを用いた支持構造を提供することを技術的課題としている。
請求項1の発明は、一部が開放されてC字状をなすスナップリングであって、両方の開放端部がワンタッチ的に相互に係脱可能な係脱部に構成されているというものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスナップリングを用いて、ケースに設けたボス部に規制部材をずれ不能で且つ着脱可能に嵌め込んで支持する構造であって、前記ケースには、外部と前記ボス部とを連通させる連通穴が形成され、前記ボス部内に装着された前記スナップリングの前記係脱部を、前記連通穴に臨ませているというものである。
本願発明のスナップリングによると、両方の開放端部がワンタッチ的に相互に係脱可能な係脱部に構成されているから、係脱部をワンタッチ的に係脱させることにより、専用工具(プライヤーや仮保持治具)を使わなくても、スナップリングだけで縮径状態に仮保持できる。このため、極めて簡単に取り付け取り外し作業が行え、取り付け取り外し作業の作業性を格段に向上できる。
特に請求項2の発明を採用すると、取り外し作業の際に、連通穴に臨む係脱部を手指で操作すれば、ケースから規制部材を離脱させたりスナップリングを取り外したりすることを簡単に行える。
手動変速機の概略平面図である。 手動変速機の概略斜視図である。 手動変速機の動力伝達系統を示すスケルトン図である。 フロアシフトでのセレクト操作及びシフト操作を示す模式的な平面図である。 本体部及び蓋部を分離した状態での変速ギヤ機構と切換機構との斜視図である。 本体部及び蓋部を分離した状態での変速ギヤ機構と切換機構との平面図である。 本体部及び蓋部を分離した状態での変速ギヤ機構と切換機構との側面図である。 変速ギヤ機構と切換機構との関係を示す拡大斜視図である。 本体部内における変速出力軸の一端側の支持構造を示す拡大断面図である。 スナップリングの概略斜視図であり、(a)(c)(e)は係合解除状態、(b)(d)(f)は係合状態を示す図である。 スナップリングの取り付け作業を示す拡大断面図である。 軸受の嵌め込み作業を示す拡大断面図である。
以下、本願発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明において必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば「左右」「上下」等)を用いる場合は、エンジンE及び手動変速機1を搭載する車両の前進方向に向かって左側を単に左側と称し、同じく前進方向に向かって右側を単に右側と称して、これらを基準にしている。これらの用語は説明の便宜のために用いたものであり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、図1〜図8はいずれも、車両内のフロアシフト9が中立位置(ニュートラル位置)に位置しているときの状態を示している。
図1及び図2に示すように、実施形態の手動変速機1は、前進五速及び後進一速式のものであり、車両のエンジンルーム(図示省略)内に搭載した横置き式のエンジンEの左側に位置するように、エンジンEに取り付けられている。図3以降に示すように、手動変速機1は、エンジンEからの出力を変速する変速ギヤ機構2と、変速ギヤ機構2を切換作動させる切換機構3と、変速ギヤ機構2及び切換機構3を収容する変速機ケース4とを備えている。
変速機ケース4は、深さの深い本体部5と、本体部5の開口を塞ぐ蓋部6とで、二つ割り状に構成されている。詳細な図示は省略するが、本体部5は右向きに開口している。蓋部6は左右両側に向けて開口している。蓋部6には、内部を左右に区画する仕切り壁が形成されている。従って、蓋部6には、仕切り壁を底部とする左開口部と右開口部とが形成されている。
蓋部6の左開口部内には変速ギヤ機構2及び切換機構3の一部が収まり、変速ギヤ機構2及び切換機構3の大部分が本体部5内に収まっている。実施形態では、変速機ケース4内(具体的には蓋部6の左開口部内)に差動ギヤ機構7も収容している。つまり、実施形態の変速機ケース4は、内部に変速ギヤ機構2と差動ギヤ機構7とを収容する、いわゆるトランスアクスルケースである。つまり、実施形態の手動変速機1は前輪駆動式のものに採用されている。本体部5と蓋部6(左開口部側)とは、変速ギヤ機構2、切換機構3並びに差動ギヤ機構7を収容した状態でボルト締結されている。変速ギヤ機構2及び切換機構3の軸群は、本体部5の開口方向(本体部5と蓋部6との締結方向、実施形態では左右方向)に沿って延びている。
蓋部6の右開口部内には、エンジンEから変速ギヤ機構2への動力伝達を継断する主クラッチCLが収容されている。変速ギヤ機構2の変速入力軸10(詳細は後述する)が蓋部6内の仕切り壁を回転可能に貫通している。エンジンEから突出したエンジン出力軸SH(クランク軸)は、主クラッチCLを介して右開口部内に突出した変速入力軸10に連結されている。蓋部6(右開口部側)は、主クラッチCLを収容した状態でエンジンEにボルト締結されている。
エンジンEの動力は、エンジン出力軸SHから変速ギヤ機構2に伝達されて適宜変速され、当該変速動力が差動ギヤ機構7を介して左右の前車輪(図示省略)に伝達される。
次に、フロアシフト9の操作パターンについて説明する。図4に示すように、フロアシフト9は、車両の幅方向(左右方向)をセレクト方向、セレクト方向に交差する方向(車両の前後方向)をシフト方向とすると、セレクト方向に延びる一つのセレクト溝40と、シフト方向に延びる複数のシフト溝41〜46とに沿って操作可能に設定されている。セレクト溝40を挟んで前側には、セレクト溝40の左側から順に、一速シフト溝41、三速シフト溝43及び五速シフト溝45が位置し、後側には二速シフト溝42、四速シフト溝44及び後進シフト溝46が位置している。一速シフト溝41及び二速シフト溝42の組は、シフト方向に同一直線状に並んでいる。三速シフト溝43及び四速シフト溝44の組と、五速シフト溝45及び後進シフト溝46の組も同様である。フロアシフト9の完全中立位置は、セレクト溝40と三速シフト溝43及び四速シフト溝44とが交わる箇所に設定されている。
次に、手動変速機1の変速ギヤ機構2について説明する。図3に詳細に示すように、変速機ケース4内に収容された変速ギヤ機構2は、エンジンEの動力が入力される変速入力軸10と、変速入力軸10と平行状に延び且つ差動ギヤ機構7に動力伝達する変速出力軸20とを備えている。変速入力軸10と変速出力軸20とには、変速入力軸10から変速出力軸20に動力伝達する複数の前進変速段ギヤ列G1〜G5と、後進ギヤ列GRとが設けられている。前進変速段ギヤ列G1〜G5はそれぞれ、互いに常時噛み合う二つのギヤで構成されている。後進ギヤ列GRは、後進時に互いに噛み合う三つのギヤで構成されている。実施形態の変速ギヤ機構2では、エンジンE側から、一速ギヤ列G1、後進ギヤ列GR、二速ギヤ列G2、三速ギヤ列G3、四速ギヤ列G4、及び五速ギヤ列G5の順に並んでいる。
一速ギヤ列G1及び二速ギヤ列G2はそれぞれ、変速入力軸10に固定した一速入力ギヤ11及び二速入力ギヤ12と、変速出力軸20に相対回転可能に被嵌した一速出力ギヤ21及び二速出力ギヤ22とを有している。また、三速ギヤ列G3〜五速ギヤ列G5は、変速入力軸10に相対回転可能に被嵌した三速入力ギヤ13〜五速入力ギヤ15と、変速出力軸20に固定した三速出力ギヤ23〜五速出力ギヤ25とを有している。後進ギヤ列GRは、変速入力軸10に固定した後進入力ギヤ17と、変速出力軸20に相対回転不能で且つ軸方向にスライド可能に被嵌した後進出力ギヤ27と、変速入力軸10及び変速出力軸20と平行状に延びる後進アイドル軸30に回転可能で且つ軸方向にスライド可能に被嵌した後進アイドルギヤ37とで構成されている。変速出力軸20のエンジンE寄りの端部(右端部)には、差動ギヤ機構7のリングギヤ8と常時噛み合う出力ギヤ28が固定されている。
変速出力軸20上における一速出力ギヤ21と二速出力ギヤ22との間には、低速スライダ51が相対回転不能で且つ軸方向にスライド可能に被嵌されている。低速スライダ51の作用によって、一速出力ギヤ21と二速出力ギヤ22とが変速出力軸20に択一的に連結される。変速入力軸10上における三速入力ギヤ13と四速入力ギヤ14との間には、中速スライダ52が相対回転不能で且つ軸方向にスライド可能に被嵌されている。中速スライダ52の作用によって、三速入力ギヤ13と四速入力ギヤ14とが変速入力軸10に択一的に連結される。変速入力軸10上において五速入力ギヤ15よりもエンジンEから遠い箇所には、高速スライダ53が相対回転不能で且つ軸方向にスライド可能に被嵌されている。高速スライダ53の作用によって、五速入力ギヤ15が変速入力軸10に連結又は連結解除される。
フロアシフト9の前進シフト操作(シフト溝41〜45に沿った前後方向への操作)に基づきスライダ51,52,53を変速出力軸20又は変速入力軸10に沿ってスライド移動させることによって、相対回転可能な出力ギヤ21,22又は入力ギヤ13〜15が変速出力軸20若しくは変速入力軸10に固定されて、対応する前進変速段ギヤ列G1〜G5が動力接続状態になる。
具体的には、低速スライダ51がエンジンE側(右側)にスライド移動すると、一速出力ギヤ21が変速出力軸20に連結する。その結果、エンジンEの動力が主クラッチCL、変速入力軸10、一速入力ギヤ11、一速出力ギヤ21、変速出力軸20、出力ギヤ28を介して差動ギヤ機構7に伝達され、左右の前車輪が前進一速状態で回転駆動する。低速スライダ51がエンジンEから離れる側(左側)にスライド移動すると、二速出力ギヤ22が変速出力軸20に連結する。その結果、エンジンEの動力が主クラッチCL、変速入力軸10、二速入力ギヤ12、二速出力ギヤ22、変速出力軸20、出力ギヤ28を介して差動ギヤ機構7に伝達され、左右の前車輪が前進二速状態で回転駆動する。
中速スライダ52がエンジンE側にスライド移動すると、三速入力ギヤ13が変速入力軸10に連結する。その結果、エンジンEの動力が主クラッチCL、変速入力軸10、三速入力ギヤ13、三速出力ギヤ23、変速出力軸20、出力ギヤ28を介して差動ギヤ機構7に伝達され、左右の前車輪が前進三速状態で回転駆動する。中速スライダ52がエンジンEから離れる側にスライド移動すると、四速入力ギヤ14が変速入力軸10に連結する。その結果、エンジンEの動力が主クラッチCL、変速入力軸10、四速入力ギヤ14、四速出力ギヤ24、変速出力軸20、出力ギヤ28を介して差動ギヤ機構7に伝達され、左右の前車輪が前進四速状態で回転駆動する。
高速スライダ53がエンジンE側にスライド移動すると、五速入力ギヤ15が変速入力軸10に連結する。その結果、エンジンEの動力が主クラッチCL、変速入力軸10、五速入力ギヤ15、五速出力ギヤ25、変速出力軸20、出力ギヤ28を介して差動ギヤ機構7に伝達され、左右の前車輪が前進五速状態で回転駆動する。
後進ギヤ列GRを構成する後進出力ギヤ27は、低速スライダ51に取り付けられている。フロアシフト9の後進シフト操作(後進シフト溝46に沿った操作)に基づき後進アイドルギヤ37を後進アイドル軸30に沿ってエンジンEから離れる側にスライド移動させることによって、後進アイドルギヤ37が後進入力ギヤ17と後進出力ギヤ27との双方に噛み合う。その結果、後進ギヤ列GRが動力接続状態になる。すなわち、エンジンEの動力が主クラッチCL、変速入力軸10、後進入力ギヤ17、後進アイドルギヤ37、後進出力ギヤ27、変速出力軸20、出力ギヤ28を介して差動ギヤ機構7に伝達され、左右の前車輪が後進状態で回転駆動する。
次に、手動変速機1の切換機構3について説明する。図5〜図8に示すように、変速機ケース4内の切換機構3は、変速入力軸10、変速出力軸20並びに後進アイドル軸30と平行状に延びる低中速操作軸61及び高速後進操作軸62を備えている。低中速操作軸61及び高速後進操作軸62はいずれも、変速機ケース4内に軸方向にスライド可能に支持されている。実施形態では、低中速操作軸61及び高速後進操作軸62の一端側(右端側)が蓋部6の仕切り壁に軸方向にスライド可能に支持され、低中速操作軸61及び高速後進操作軸62の他端側(左端側)が本体部5の内壁に軸方向にスライド可能に支持されている。
低中速操作軸61には、低速スライダ51に係合する低速フォーク63と、中速スライダ52に係合する中速フォーク64とが軸方向にスライド可能に被嵌されている。高速後進操作軸62には、高速スライダ53に係合する高速フォーク65と、後進アイドルギヤ37をスライド作動させる後進フォーク66とが固定されている。低中速操作軸61上における低速フォーク63と中速フォーク64との間には、低速フォーク63、中速フォーク64又は後進フォーク66を択一的に選択する選択アーム67と、選択アーム67を低中速操作軸61回りに回動作動させる案内レバー68とが取り付けられている。
選択アーム67は、低中速操作軸61に固定されていて、低中速操作軸61と共に回動可能である。案内レバー68は、低中速操作軸61に対して相対的にスライド可能で且つ低中速操作軸61回りに回動可能に被嵌されている。案内レバー68は、低中速操作軸61に沿ったスライド移動が不能になっている。低速フォーク63、中速フォーク64及び後進フォーク66には、選択アーム67の先端側が係合可能な係合片69〜71がそれぞれ突設されている。
案内レバー68の低中速操作軸61回りの回動作用によって、選択アーム67が共に低中速操作軸61回りに回動して、低速フォーク63の低速係合片69、中速フォーク64の中速係合片70及び後進フォーク66の後進係合片71のうちいずれかに係合する。その結果、低速フォーク63と中速フォーク64と後進フォーク66とが選択アーム67ひいては低中速操作軸61に択一的に連結される。実施形態では、低速フォーク63、中速フォーク64又は後進フォーク66を選択アーム67が択一的に選択した状態では、案内レバー68の作用によって、選択外のフォークが低中速操作軸61や高速後進操作軸62に沿ってスライド移動するのを阻止するように構成されている。
低中速操作軸61上において低速フォーク63よりもエンジンE寄りの箇所には、係止溝部73付きのシフトスリーブ72が固定されている。後述するシフトアーム81の回動に連動して、シフトスリーブ72ひいては低中速操作軸61が軸方向にスライドするように構成されている。
フロアシフト9のセレクト操作(セレクト溝40に沿った左右方向への操作)に基づき案内レバー68を低中速操作軸61回りに回動させると、案内レバー68に連動して選択アーム67が低中速操作軸61回りに回動して、低速フォーク63の低速係合片69、中速フォーク64の中速係合片70又は後進フォーク66の後進係合片71に、選択アーム67が択一的に係合する。その結果、低速フォーク63と中速フォーク64と後進フォーク66とが選択アーム67ひいては低中速操作軸61に択一的に連結される。
そして、フロアシフト9の前進シフト操作に基づきシフトスリーブ72ひいては低中速操作軸61を軸方向にスライド移動させると、選択されたフォーク63,64,66に対応したスライダ51〜53が変速出力軸20又は変速入力軸10に沿ってスライド移動して、前述の通り、対応する前進変速段ギヤ列G1〜G5が動力接続状態になる。
具体的には、フロアシフト9をセレクト溝40と一速シフト溝41及び二速シフト溝42とが交わる箇所に操作すると、案内レバー68と共に回動した選択アーム67が低速フォーク63を選択する。それから、フロアシフト9を一速シフト操作すると、シフトスリーブ72ひいては低中速操作軸61がエンジンE側(右側)にスライド移動して、これに伴い低速フォーク63ひいては低速スライダ51がエンジンE側にスライド移動する。その結果、一速出力ギヤ21が変速出力軸20に連結し、前述の通り、左右の前車輪が前進一速状態で回転駆動する。
低速フォーク63を選択した状態でフロアシフト9を二速シフト操作すると、シフトスリーブ72ひいては低中速操作軸61がエンジンEから離れる側(左側)にスライド移動して、これに伴い低速フォーク63ひいては低速スライダ51がエンジンEから離れる側にスライド移動する。その結果、二速出力ギヤ22が変速出力軸20に連結し、前述の通り、左右の前車輪が前進二速状態で回転駆動する。
フロアシフト9をセレクト溝40と三速シフト溝43及び四速シフト溝44とが交わる箇所(完全中立位置)に操作すると、案内レバー68と共に回動した選択アーム67が中速フォーク64を選択する。それから、フロアシフト9を三速シフト操作すると、シフトスリーブ72ひいては低中速操作軸61がエンジンE側にスライド移動して、これに伴い中速フォーク64ひいては中速スライダ52がエンジンE側にスライド移動する。その結果、三速入力ギヤ13が変速入力軸10に連結し、前述の通り、左右の前車輪が前進三速状態で回転駆動する。
中速フォーク64を選択した状態でフロアシフト9を四速シフト操作すると、シフトスリーブ72ひいては低中速操作軸61がエンジンEから離れる側にスライド移動して、これに伴い中速フォーク64ひいては中速スライダ52がエンジンEから離れる側にスライド移動する。その結果、四速入力ギヤ14が変速入力軸10に連結し、前述の通り、左右の前車輪が前進四速状態で回転駆動する。
フロアシフト9をセレクト溝40と五速シフト溝45及び後進シフト溝46とが交わる箇所に操作すると、案内レバー68と共に回動した選択アーム67が後進フォーク66を選択する。それから、フロアシフト9を五速シフト操作すると、シフトスリーブ72ひいては低中速操作軸61がエンジンE側にスライド移動して、これに伴い後進フォーク66に高速後進操作軸62を介して連結した高速スライダ53がエンジンE側にスライド移動する。その結果、五速入力ギヤ15が変速入力軸10に連結し、前述の通り、左右の前車輪が前進五速状態で回転駆動する。
この場合、後進フォーク66には、融通アーム74を介して後進アイドルギヤ37を連動連結させている。詳細は省略するが、融通アーム74は、後進フォーク66及び高速後進操作軸62がエンジンEから離れる側にスライド移動するときのみ、後進アイドルギヤ37を後進アイドル軸30に沿ってエンジンEから離れる側にスライド移動させるように構成されている。従って、後進フォーク66及び高速後進操作軸62がエンジンE側にスライド移動する状態では、融通アーム74の作用によって、後進アイドルギヤ37はスライド移動しない。
後進フォーク66を選択した状態でフロアシフト9を後進シフト操作すると、シフトスリーブ72ひいては低中速操作軸61がエンジンEから離れる側にスライド移動して、これに伴い後進フォーク66がエンジンEから離れる側にスライド移動する。その結果、融通アーム74を介して後進アイドルギヤ37が後進アイドル軸30に沿ってエンジンEから離れる側にスライド移動して、後進アイドルギヤ37が後進入力ギヤ17と後進出力ギヤ27との双方に噛み合い、前述の通り、左右の前車輪が後進状態で回転駆動する。
さて、変速機ケース4は、低中速操作軸61をスライドさせるシフト操作をするシフト軸76と、低中速操作軸61を回動させるセレクト操作をするセレクト軸75とを備えている。実施形態では、シフト軸76及びセレクト軸75が低中速操作軸61と交差する方向に延びる縦向きの姿勢で、変速機ケース4の上面に回動可能に支持されている(軸支されている)。この場合、セレクト軸75は本体部5の上面に回動可能に支持されている一方、シフト軸76は蓋部6の左開口部側の上面に回動可能に支持されている。
セレクト軸75における本体部5外の突端側には、セレクト軸75を回動操作するセレクト外レバー77が固定されている。シフト軸76における蓋部6外の突端側には、シフト軸76を回動操作するシフト外レバー78が固定されている。セレクト外レバー77とシフト外レバー78とには、リンク機構やワイヤーを含む連係機構(図示省略)を介してフロアシフト9に連動連結されている。フロアシフト9をセレクト方向に操作することによって、連係機構及びセレクト外レバー77を介してセレクト軸75が回動し、フロアシフト9をシフト方向に操作することによって、連係機構及びシフト外レバー78を介してシフト軸76が回動するように構成されている。
シフト軸76は、低中速操作軸61と交差する方向から切換機構3に係合するように構成されている。すなわち、シフト軸76における蓋部6内の突端側には、シフトスリーブ72の係止溝部73に係合するシフトアーム81が取り付けられている。シフトアーム81がシフトスリーブ72の係止溝部73に上方から嵌め込まれている。シフトアーム81のシフト軸76回りの回動作用によって、シフトスリーブ72ひいては低中速操作軸61が軸方向にスライドするように構成されている。
セレクト軸75は、低中速操作軸61の軸方向から切換機構3に係合するように構成されている。すなわち、案内レバー68には、上方向及び低中速操作軸61の軸方向に開放されたU字状の係止凹部79が形成されている一方、セレクト軸75における本体部5内の突端側には、案内レバー68の係止凹部79に係合するセレクトアーム80が取り付けられている。セレクトアーム80は、低中速操作軸61の軸方向、つまり、本体部5の開口方向(本体部5と蓋部6との締結方向、実施形態では左右方向)に沿う姿勢で案内レバー68の係止凹部79に差し込まれている。セレクトアーム80のセレクト軸75回りの回動作用によって、案内レバー68ひいては選択アーム67が低中速操作軸61回りに回動するように構成されている。
なお、詳細は省略するが、蓋部6の左開口部内には、シフト軸76をシフト方向の中立位置(フロアシフト9がセレクト溝40内にあるときの位置、低中速操作軸61を左右どちらにもスライドさせていないときの位置)に保持するシフトデテント機構が設けられている。手動変速機1の組み付け作業時も、シフト軸76をシフト方向の中立位置に保持して、シフトアーム81とシフトスリーブ72の係止溝部73とをスムーズに係合し得るように構成されている。
また、本体部5内には、セレクト軸75を完全中立位置(フロアシフト9がセレクト溝40と三速シフト溝43及び四速シフト溝44とが交わる位置、案内レバー68を低中速操作軸61回りに回動させていないときの位置)に保持するセレクトデテント機構が設けられている。手動変速機1の組み付け作業時も、セレクト軸75を完全中立位置に保持して、セレクトアーム80と案内レバー68の係止凹部79とをスムーズに係合し得るように構成されている。
上記の構成によると、セレクト軸75が本体部5に回動可能に支持される(軸支される)一方、シフト軸76が蓋部6に回動可能に支持されている(軸支されている)から、手動変速機1の組み立て作業時において、本体部5と蓋部6とを連結するより前に、変速ギヤ機構2及び切換機構3の軸10,20,30,61,62群の一端側を蓋部6に支持させた状態(変速ギヤ機構2及び切換機構3のユニットを蓋部6に支持させた状態)で、シフト軸76(シフトアーム81)と切換機構3(シフトスリーブ72の係止溝部73)との係合作業を目視しながら実行できる。従って、組み付け作業性が向上する。また、本体部5と蓋部6とを連結するより前に予め、シフト軸76を蓋部6に取り付けできるから、従来必要であったシフト軸76の抜け防止用の部品もなくせ、コスト抑制も図れる。
また、本体部5と蓋部6とを連結するに際して、セレクト軸75と切換機構3(案内レバー68の係止凹部79)との係合が低中速操作軸61の軸方向、すなわち本体部5の開口方向(本体部5と蓋部6との締結方向、実施形態では左右方向)に合致するため、本体部5と蓋部6とを連結すれば、セレクト軸75(セレクトアーム80)と切換機構3(案内レバー68の係止凹部79)とがワンタッチ的に係合することになり、位置合わせ作業ひいては組み付け作業が至極簡単である。従って、組み付け作業性の向上により一層貢献できる。
さてここで、実施形態では、図9に詳細に示すように、変速出力軸20の一端側(左端側)が軸受112を介して本体部5の内壁に回転可能に支持されている。本体部5の内壁には、内向きに(蓋部6に向けて)開口した有底状の軸受穴113が形成されている。軸受穴113の開口方向は、本体部5の開口方向(本体部5と蓋部6との締結方向、実施形態では左右方向)に合致している。軸受112は、スナップリング110を介して本体部5内壁の軸受穴113に、軸方向にずれ不能で且つ着脱可能に嵌め込まれている。このため、本体部5と蓋部6とを連結したり連結解除したりする場合は、スナップリング110を着脱しておく必要がある。
そこで次に、図9〜図12を参照しながら、本願発明にかかるスナップリング110を用いた変速出力軸20の一端側(左端側)の支持構造について説明する。なお、変速機ケース4の本体部5はケースに相当し、軸受112は規制部材に相当し、本体部5内壁の軸受穴113はボス部に相当するものである。
前述の通り、変速出力軸20の一端側が、軸受112を介して本体部5の内壁に回転可能に支持されている。変速出力軸20の一端側には軸受112が被嵌されている。軸受112の外周側には、環状の係止溝114が形成されている一方、軸受穴113の内周側には、軸受112側の係止溝114に対応するリング溝115が形成されている。
変速出力軸20の一端側に被嵌した軸受112を軸受穴113に嵌め込んだ状態では、軸受112側の係止溝114と軸受穴113側のリング溝115とが相互に向かい合って連通する。係止溝114とリング溝115とで形成された空間内には、スナップリング110が装着されている。スナップリング110は、係止溝114とリング溝115との両方にまたがって嵌まっている。このため、軸受112ひいては変速出力軸20の一端側は、本体部5内壁の軸受穴113に対して、軸方向にずれ不能に保持される。
なお、軸受112を軸受穴113内に嵌め込んだ状態でもスナップリング110を拡径できるように、リング溝115の溝深さの方が係止溝114の溝深さよりも深くなっている(リング溝115の溝深さを深くすることによって、スナップリング110が拡径しても逃げ得る空間が形成されている)。
図10〜図12に示すように、軸受穴113内に軸受112をずれ不能に保持するスナップリング110は、一部が開放されてC字状をなしたばね鋼等の金属製のものであり、両方の開放端部がワンタッチ的に相互に係脱可能な係脱部111に構成されている。係脱部111は、例えばがま口の口金構造のようになっている。
係脱部111は、各開放端部を半径外向きに折り曲げて形成している。図10(a)(b)に示す実施形態の係脱部111は、各開放端部を半径外向きに折り曲げ形成してから、一方の先端側を軸方向(スナップリング110に対して軸受112が嵌まる方向)に折り曲げて爪状に形成している。図10(c)(d)に示す別形態の係脱部111は、各開放端部を半径外向きに折り曲げ形成してから、両方の先端側を軸方向で且つ互いに逆向きに折り曲げて爪状に形成している。図10(e)(f)に示す別形態では、一方の係脱部111の折り曲げ長さが他方の係脱部111の折り曲げ長さよりも長くなっている。このように係脱部111の形態は、ワンタッチ的に相互に係脱可能なものであれば種々のものを採用できる。
係脱部111を例えば手指で摘んで弾性に抗して係合状態にすると、スナップリング110は縮径する。縮径状態のスナップリング110の外径は、軸受穴113に入るように軸受穴113の内径よりも小さくなっている。
係脱部111は、手指で軽く押したり落下等の軽い衝撃を加えたりするだけで、簡単に係合解除される。係脱部111を係合解除状態にすると、スナップリング110は、弾性復原力によって拡径して通常状態になる。拡径(通常)状態のスナップリング110の外径は、軸受穴113(リング溝115)から外れないように軸受穴113の内径(軸受112の外径)よりも大きくなっている。拡径(通常)状態のスナップリング110の内径は、係止溝114に嵌まるように軸受穴113の内径(軸受112の外径)よりも小さくなっている。
図9、図11及び図12に示すように、本体部5には、外部と軸受穴113とを連通させる連通穴116が形成されている。連通穴116は、ねじ蓋117によって外部側から着脱可能に塞がれている。スナップリング110を用いて軸受穴113内に軸受112をずれ不能に保持した状態では、係合解除状態のスナップリング110の係脱部111を連通穴116に臨ませている。従って、ねじ蓋117を取り外せば、連通穴116内に係合解除状態のスナップリング110の係脱部111が現れ、当該係脱部111を手指等で操作することが可能になっている。
変速出力軸20の一端側に被嵌した軸受112を本体部5内壁の軸受穴113に嵌め込む場合、まずは、スナップリング110の係脱部111を手指等で摘んで係合させて、スナップリング110を縮径させ、軸受穴113内に落とし込む。ここで、係脱部111は連通穴116に臨ませておく。次いで、手指で軽く押したり落下等の軽い衝撃を加えたりして、係脱部111を係合解除させてスナップリング110を弾性復原力で拡径させ、軸受穴113内周側のリング溝115にスナップリング110を嵌め込む。それから、変速出力軸20の一端側に被嵌した軸受112を軸受穴113に嵌め込み、スナップリング110を弾性に抗して拡径させながら軸受112を押し入れ、軸受112側の係止溝114が軸受穴113側のリング溝115と相互に向かい合って連通したら、スナップリング110が弾性復原力で若干縮径して通常状態となり、係止溝114とリング溝115との両方にまたがって嵌まる。その結果、軸受112ひいては変速出力軸20の一端側は、本体部5内壁の軸受穴113に対して、軸方向にずれ不能に保持される。
変速出力軸20の一端側に被嵌した軸受112を本体部5内壁の軸受穴113から取り外す場合、ねじ蓋117を取り外し、連通穴116内にある係合解除状態のスナップリング110の係脱部111を手指等で操作してスナップリング110を拡径させ、本体部5を引き抜けばよい。その後、係脱部111を手指等で係合させてスナップリング110を縮径させれば、スナップリング110はリング溝115から取り外され、軸受穴113内から抜き出すことができる。
上記の構成によると、スナップリング110における両方の開放端部がワンタッチ的に相互に係脱可能な係脱部111に構成されているから、係脱部111をワンタッチ的に係脱させることにより、専用工具(プライヤーや仮保持治具)を使わなくても、スナップリング110だけで縮径状態に仮保持できる。このため、極めて簡単に取り付け取り外し作業が行え、取り付け取り外し作業の作業性を格段に向上できる。
特に実施形態では、取り外し作業の際に、連通穴116に臨む係脱部111を手指で操作すれば、本体部5内壁の軸受穴113から軸受112を離脱させたりスナップリング110を取り外したりすることを簡単に行えるのである。
なお、本願発明における各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例えば実施形態の手動変速機1は前輪駆動式のものに採用されているが、これに限らず、後輪駆動式のものに採用してもよいし、四輪駆動式のものに採用することも可能である。また、本願発明のスナップリング110は、手動変速機1に用いるに限らず、環状の溝に装着して所定の部材の移動を規制する構造であれば適用できることは言うまでもない。
E エンジン
1 手動変速機
2 変速ギヤ機構
3 切換機構
4 変速機ケース
5 本体部(ケース)
6 蓋部
20 変速出力軸
110 スナップリング
111 係脱部
112 軸受(規制部材)
113 軸受穴(ボス部)
114 係止溝
115 リング溝
116 連通穴

Claims (2)

  1. 一部が開放されてC字状をなすスナップリングであって、
    両方の開放端部がワンタッチ的に相互に係脱可能な係脱部に構成されている、
    スナップリング。
  2. 請求項1に記載のスナップリングを用いて、ケースに設けたボス部に規制部材をずれ不能で且つ着脱可能に嵌め込んで支持する構造であって、
    前記ケースには、外部と前記ボス部とを連通させる連通穴が形成され、
    前記ボス部内に装着された前記スナップリングの前記係脱部を、前記連通穴に臨ませている、
    支持構造。
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