JP6646488B2 - ショックアブソーバ - Google Patents

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Description

本発明は、ショックアブソーバに関するものである。
特許文献1には、ロッド部材の先端に電磁弁収容筒が取り付けられたショックアブソーバが開示されている。このショックアブソーバでは、電磁弁収容筒は、電磁圧力制御弁を収容すると共に、連結部がロッド部材に挿入されてねじ締結されることにより、ロッド部材に取り付けられる。
特開2015−072046号公報
このようなショックアブソーバでは、ねじ部にねじ緩み止め接着剤を塗布することにより、ピストンロッドに螺合する保持部材(電磁弁収容筒)が緩み止めされることがある。
しかしながら、ねじ緩み止め接着剤では緩み止めが不十分となり、ピストンロッドに対する保持部材の取り付けが不安定となるおそれがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ショックアブソーバにおいて保持部材をピストンロッドに対してより確実に取り付けることを目的とする。
第1の発明は、ショックアブソーバであって、作動流体が封入されたシリンダと、シリンダ内に摺動自在に設けられ、シリンダ内を伸側室と圧側室とに区画するピストンと、シリンダに進退自在に挿入され外周にCリングが設けられるピストンロッドと、ピストンに設けられ伸側室と圧側室との間の作動流体の流れに抵抗を付与して減衰力を発生する減衰力発生部と、減衰力発生部を保持する保持部材と、保持部材が螺合すると共にピストンロッドの外周に取り付けられて、保持部材とピストンロッドとを連結する連結部材と、保持部材と連結部材との相対回転を規制する回転規制部と、を備え、回転規制部は、凹部と、当該凹部に当接する第1かしめ部と、を有し、連結部材は、内周面に形成されCリングに軸方向から接触する段部と、段部と共にCリングを軸方向から挟むようにかしめられた第2かしめ部と、を有し、第1かしめ部及び凹部の一方が保持部材に形成され、他方がピストンロッド及び連結部材のいずれかに形成されることを特徴とする。
第1の発明では、保持部材は、連結部材に螺合して、連結部材を介してピストンロッドに取り付けられる。第1かしめ部及び凹部の一方が保持部材に形成され、他方がピストンロッド及び連結部材のいずれかに形成されることにより、保持部材は、直接的またはピストンロッドを介して間接的に連結部材に係合する。このように、保持部材は、第1かしめ部及び凹部によって、連結部材に対する相対回転が機械的に規制される。また、簡易な構成で連結部材をピストンロッドに取り付けることができる。
第2の発明は、ショックアブソーバであって、作動流体が封入されたシリンダと、シリンダ内に摺動自在に設けられ、シリンダ内を伸側室と圧側室とに区画するピストンと、シリンダに進退自在に挿入されるピストンロッドと、ピストンに設けられ伸側室と圧側室との間の作動流体の流れに抵抗を付与して減衰力を発生する減衰力発生部と、減衰力発生部を保持する保持部材と、保持部材が螺合すると共にピストンロッドの外周に取り付けられて、保持部材とピストンロッドとを連結する連結部材と、保持部材と連結部材との相対回転を規制する回転規制部と、を備え、回転規制部は、凹部と、当該凹部に当接する第1かしめ部と、を有し、第1かしめ部及び凹部の一方が保持部材に形成され、他方がピストンロッド及び連結部材のいずれかに形成され、ピストンロッドと保持部材には、互いに嵌合する嵌合凸部と嵌合凹部がそれぞれ形成されることを特徴とする。
第2の発明によれば、保持部材とピストンロッドとの同軸度を確保することができる。
第3の発明は、ショックアブソーバであって、作動流体が封入されたシリンダと、シリンダ内に摺動自在に設けられ、シリンダ内を伸側室と圧側室とに区画するピストンと、シリンダに進退自在に挿入されるピストンロッドと、ピストンに設けられ伸側室と圧側室との間の作動流体の流れに抵抗を付与して減衰力を発生する減衰力発生部と、減衰力発生部を保持する保持部材と、保持部材が螺合すると共にピストンロッドの外周に取り付けられて、保持部材とピストンロッドとを連結する連結部材と、保持部材と連結部材との相対回転を規制する回転規制部と、を備え、回転規制部は、凹部と、当該凹部に当接する第1かしめ部と、を有し、第1かしめ部及び凹部の一方が、保持部材に形成され、他方がピストンロッドに形成されることを特徴とする。
第4の発明は、ショックアブソーバであって、作動流体が封入されたシリンダと、シリンダ内に摺動自在に設けられ、シリンダ内を伸側室と圧側室とに区画するピストンと、シリンダに進退自在に挿入されるピストンロッドと、ピストンに設けられ伸側室と圧側室との間の作動流体の流れに抵抗を付与して減衰力を発生する減衰力発生部と、減衰力発生部を保持する保持部材と、保持部材が螺合すると共にピストンロッドの外周に取り付けられて、保持部材とピストンロッドとを連結する連結部材と、保持部材と連結部材との相対回転を規制する回転規制部と、を備え、回転規制部は、凹部と、当該凹部に当接する第1かしめ部と、を有し、ピストンロッドは、端部から突出する環状凸部を有し、保持部材は、凹部が形成され環状凸部の内側に進入する先端軸部を有し、凹部が保持部材に形成され、第1かしめ部がピストンロッドの環状凸部に形成されることを特徴とする。
第5の発明は、ショックアブソーバであって、作動流体が封入されたシリンダと、シリンダ内に摺動自在に設けられ、シリンダ内を伸側室と圧側室とに区画するピストンと、シリンダに進退自在に挿入されるピストンロッドと、ピストンに設けられ伸側室と圧側室との間の作動流体の流れに抵抗を付与して減衰力を発生する減衰力発生部と、減衰力発生部を保持する保持部材と、保持部材が螺合すると共にピストンロッドの外周に取り付けられて、保持部材とピストンロッドとを連結する連結部材と、保持部材と連結部材との相対回転を規制する回転規制部と、を備え、回転規制部は、凹部と、当該凹部に当接する第1かしめ部と、を有し、連結部材が、ピストンロッドが挿通する挿通部と、ピストンロッドの外径よりも内径が大きく形成され内周面に保持部材が螺合する螺合部と、螺合部の外周面及び内周面に開口し、内周面の開口が第1かしめ部に対向する径方向孔と、を有し、第1かしめ部及び凹部の一方が保持部材に形成され、他方がピストンロッド及び連結部材のいずれかに形成されることを特徴とする。
第5の発明では、保持部材を連結部材に取り付けた状態において、径方向孔を通じて第1かしめ部を形成することができる。
本発明によれば、ショックアブソーバにおいて、保持部材がピストンロッドに対してより確実に取り付けられる。
本発明の実施形態に係るショックアブソーバの部分断面図である。 本発明の実施形態に係るショックアブソーバのピストン周辺を示す拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るショックアブソーバの製造方法を説明するための断面図であり、ピストンロッドにリバウンドサポートを取り付ける工程を示す。 本発明の実施形態に係るショックアブソーバの製造方法を説明するための断面図であり、リバウンドサポートにハウジングを取り付ける工程を示す。 本発明の実施形態に係るショックアブソーバの変形例を示す拡大断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1を参照して、本発明の実施形態に係るショックアブソーバ100の構成について説明する。
ショックアブソーバ100は、例えば、車両(図示せず)の車体と車軸との間に介装され、減衰力を発生させて車体の振動を抑制する装置である。
ショックアブソーバ100は、図1及び図2に示すように、作動流体としての作動油が封入されるシリンダ1と、シリンダ1内に摺動自在に設けられ、シリンダ1内を伸側室110と圧側室120とに区画するピストン2と、シリンダ1に進退自在に挿入されシリンダ1の一端部(図1中左端部)から延出するピストンロッド10と、ピストン2に設けられピストンロッド10の進退に伴う伸側室110と圧側室120との間の作動油の流れに抵抗を付与して減衰力を発生する減衰力発生部としての減衰バルブ50と、減衰バルブが発生する減衰力を調整する減衰力調整部60と、ピストン2と共に減衰バルブ50を保持する保持部材としてのハウジング20と、ハウジング20が螺合すると共にピストンロッド10の外周に取り付けられる連結部材としてのリバウンドサポート30と、を備える。
ショックアブソーバ100は、図1に示すように、いわゆる単筒型のショックアブソーバ(モノチューブショックアブソーバ)であり、シリンダ1に摺動自在に挿入され、気体室130を画成する隔壁部材3を備える。隔壁部材3の外周には、気体室130の気密性を保持するシール部材(図示省略)が設けられる。
なお、ショックアブソーバ100は、シリンダ1の外周にアウターチューブを設け、シリンダ1とアウターチューブとの間にリザーバ室が区画されるいわゆる複筒型のショックアブソーバ(ツインチューブショックアブソーバ)でもよい。
シリンダ1は、ピストンロッド10を摺動自在に支持するヘッド部材(図示せず)により伸側室110側の端部が封止され、ボトム部材(図示せず)により気体室130側の端部が封止される。また、気体室130側の端部には、ショックアブソーバ100を車両に取り付けるための取付部材1aが設けられる。
伸側室110および圧側室120には、作動油が封入される。ピストンロッド10とヘッド部材との間には、作動油の漏れを防止するシール部材(図示省略)が設けられる。
ピストンロッド10におけるシリンダ1から延出する側の端部には、ショックアブソーバ100を車両に取り付けるための取付ねじ1bが形成される。
ショックアブソーバ100が収縮してピストンロッド10がシリンダ1に進入すると、進入したピストンロッド10の体積の分だけ気体室130の気体が圧縮されるとともに、隔壁部材3が気体室130側に移動する。ショックアブソーバ100が伸長してピストンロッド10がシリンダ1から退出すると、退出したピストンロッド10の体積の分だけ気体室130の気体が膨張するとともに、隔壁部材3が圧側室120側に移動する。これにより、ショックアブソーバ100作動時のシリンダ1内の容積変化が補償される。
ピストン2には、図2に示すように、ショックアブソーバ100の収縮作動時に、圧側室120から伸側室110へ作動油を導く圧側通路2aと、ショックアブソーバ100の伸長作動時に、伸側室110から圧側室120へ作動油を導く伸側通路2bと、が形成される。
減衰バルブ50及び減衰力調整部60は、公知の構造が採用可能であるため、詳細な構造の説明及び図示を省略するが、例えば、減衰バルブ50は、圧側通路2aに設けられショックアブソーバ100の収縮作動時に開弁して圧側通路2aを通過する作動油に抵抗を付与する圧側バルブ51と、伸側通路2bに設けられショックアブソーバ100の伸長作動時に開弁して伸側通路2bを通過する作動油に抵抗を付与する伸側バルブ52と、を有する。圧側バルブ51及び伸側バルブ52は、例えば、複数の環状のリーフバルブが積層された積層リーフバルブであり、背面に形成される背圧室の圧力に応じて開弁圧が変化するものである。
減衰力調整部60は、例えば、ピストンロッド10を挿通するハーネス6から供給される電流によって駆動する電磁式の比例流量制御弁61を有し、比例流量制御弁61によって、圧側バルブ51及び伸側バルブ52のそれぞれの背圧室に導かれる作動油の流れを制御する。減衰力調整部60は、圧側バルブ51及び伸側バルブ52のそれぞれに対して閉弁方向に作用する背圧室の圧力を比例流量制御弁61によって制御することにより、圧側バルブ51及び伸側バルブ52の開弁圧を調整して減衰力を調整する。
ピストンロッド10は、ピストン2側の端部から環状に突出する環状凸部11を有する。環状凸部11には、径方向内側にかしめられ、ハウジング20と係合する第1かしめ部12が形成される。また、ピストンロッド10の外周面には、リバウンドサポート30と連結するためのCリング13が設けられる。Cリング13は、拡縮可能に形成されるスナップリングである。
リバウンドサポート30は、ピストンロッド10が挿通する挿通部31と、ピストンロッド10の外径よりも大きな内径で形成され内周面に雌ねじ部35aが形成される螺合部35と、を有する。リバウンドサポート30の反ピストン2側には、リバウンドクッション5が設けられる。リバウンドクッション5は、ピストンロッド10の外周に設けられる共にリバウンドサポート30によって支持され、ピストンロッド10が伸長端まで移動した際におけるピストンロッド10とヘッド部材との衝突による衝撃を吸収する。
挿通部31には、ピストンロッド10の外周に設けられたCリング13に軸方向から接触する段部32(図3参照)と、段部32と共にCリング13を軸方向から挟むようにかしめられた第2かしめ部33と、が形成される。段部32及び第2かしめ部33がCリング13を軸方向から挟持することにより、リバウンドサポート30がピストンロッド10に連結され一体化される。
雌ねじ部35aと挿通部31との軸方向の間に位置する螺合部35の一部には、螺合部35の外周及び内周に開口する複数の径方向孔34が形成される。複数の径方向孔34は、それぞれ周方向に並び、内周側の開口が第1かしめ部12に径方向から対向するように形成される。複数の径方向孔34を通じて治具を挿入し、ピストンロッド10の環状凸部11を径方向内側に押圧することにより、第1かしめ部12が形成される。
ハウジング20は、内部に減衰力調整部60が収容される収容筒部21と、収容筒部21に螺合し減衰力発生部である圧側バルブ51及び伸側バルブ52をピストン2と共に保持する保持軸部26と、を有する。
収容筒部21は、ピストン2側の端部に保持軸部26が螺合する本体部22と、ピストンロッド10側の本体部22の端部から突出して形成される雄ねじ部23と、雄ねじ部23のピストンロッド10側の端部から突出し雄ねじ部23よりも外径が小さく形成される先端軸部24と、を有する。
ハウジング20は、収容筒部21の雄ねじ部23がリバウンドサポート30の雌ねじ部35aに螺合することにより、リバウンドサポート30に取り付けられる。つまり、ハウジング20とピストンロッド10とは、リバウンドサポート30を介して連結される。
ハウジング20における収容筒部21の先端軸部24は、ピストンロッド10の環状凸部11の内周面に嵌合する。これにより、ハウジング20とピストンロッド10との同軸度が確保される。このように、ピストンロッド10の環状凸部11の内周面が嵌合凹部に相当し、ハウジング20における収容筒部21の先端軸部24が嵌合凸部に相当する。
また、収容筒部21の先端軸部24には、環状の凹部25が形成される。ピストンロッド10の第1かしめ部12は、凹部25に進入して凹部25の内壁面と接触する。これにより、ハウジング20は、ピストンロッド10及びピストンロッド10に一体化されたリバウンドサポート30に対して、これらから離間するような軸方向の相対移動が規制される。よって、ハウジング20がリバウンドサポート30に対して相対回転して、ハウジング20の雄ねじ部23とリバウンドサポート30の雌ねじ部35aとの螺合の解除が規制される。つまり、ハウジング20とリバウンドサポート30とは、第1かしめ部12及び凹部25によってピストンロッド10を介して間接的に係合することで、両者の相対回転が機械的に規制される。このように、ピストンロッド10に形成される第1かしめ部12と、ハウジング20における収容筒部21の先端軸部24に形成される凹部25と、によって、ハウジング20とリバウンドサポート30との相対回転を規制する回転規制部が構成される。
次に、図2から図4を参照して、ショックアブソーバ100の製造方法について説明する。
まず、ピストン2側のピストンロッド10の端部からリバウンドクッション5及びリバウンドサポート30を挿通する。この状態では、図3に示すように、リバウンドサポート30には、第2かしめ部33を形成するための内側リブ33aが挿通部31の段部32から螺合部35に向かって突出して形成されている。リバウンドサポート30にピストンロッド10を挿通した後、ピストンロッド10の外周にCリング13が取り付けられる。その後、リバウンドサポート30をピストンロッド10に対して軸方向に相対移動させ、リバウンドサポート30の段部32とピストンロッド10の外周のCリング13とを係止する。なお、これに代えて、先にピストンロッド10の外周にCリング13を取り付けて、ピストンロッド10のピストン2とは反対側の端部からリバウンドサポート30を挿通し、リバウンドサポート30とピストンロッド10とを係止させてもよい。
次に、リバウンドサポート30に第2かしめ部33を形成する。具体的には、リバウンドサポート30の螺合部35側の開口から治具(図示省略)を挿入し、内側リブ33aを全周に亘って径方向内側に折り曲げて、Cリング13の外周を覆い段部32との間でCリング13を軸方向に挟持するように第2かしめ部33を形成する。これにより、リバウンドサポート30は、Cリング13を介してピストンロッド10と一体化される(図2参照)。
次に、ハウジング20の収容筒部21に減衰力調整部60を収容して、収容筒部21に保持軸部26を螺合によって取り付ける。さらに、保持軸部26にピストン2及び減衰バルブ50(圧側バルブ51及び伸側バルブ52)を保持させて、保持軸部26にナット26aを締結する。これにより、減衰力調整部60、減衰バルブ50及びピストン2がハウジング20に保持される。
次に、減衰力調整部60、減衰バルブ50及びピストン2が組み付けられたハウジング20をリバウンドサポート30に取り付ける。具体的には、ハウジング20の収容筒部21の先端軸部24をピストンロッド10の環状凸部11に挿入して両者を嵌合させ、リバウンドサポート30における螺合部35とハウジング20における収容筒部21の本体部22とが当接するまで、収容筒部21の雄ねじ部23をリバウンドサポート30の螺合部35の雌ねじ部35aに螺合させる。先端軸部24と環状凸部11とが互いに嵌合することにより、ハウジング20は、ピストンロッド10に対する同軸度を確保しつつリバウンドサポート30に螺合される。
次に、ピストンロッド10の環状凸部11に第1かしめ部12を形成する。具体的には、図4に矢印で示すように、リバウンドサポート30の複数の径方向孔34のそれぞれから治具を挿入し、ピストンロッド10の環状凸部11において凹部25に対向する部分を凹部25内に進入させるように径方向内側に折り曲げる。これにより、ピストンロッド10の環状凸部11には、凹部25に進入しピストンロッド10とハウジング20とを係合させる第1かしめ部12が形成される。
このようにして、図2に示すように、互いに係合する第1かしめ部12と凹部25とによってハウジング20の相対回転が機械的に規制されたショックアブソーバ100が形成される。
以上のように、ショックアブソーバ100では、ピストンロッド10の環状凸部11に形成される第1かしめ部12がハウジング20の先端軸部24に形成される凹部25の内壁に当接することにより、ハウジング20とリバウンドサポート30との相対回転が規制される。このようにハウジング20が機械的に緩み止めされるため、ねじ緩み止め接着剤を用いる場合と比較して、より確実に緩み止めされてハウジング20がピストンロッド10に取り付けられる。
また、ハウジング20をピストンロッド10に取り付ける方法としては、例えば、摩擦圧接による接合も考えられる。摩擦圧接による接合では、ねじの緩み止めといった問題は生じない。しかしながら、摩擦圧接では、熱の影響により接合する部材の機械的性質の変化や、ピストンロッド10とハウジング20の同軸度が確保しにくいといった問題がある。これに対し、ショックアブソーバ100では、ハウジング20は、ねじ締結によりピストンロッド10に取り付けられるため熱による機械的性質の変化はなく、第1かしめ部12及び凹部25によって機械的に緩み止めされる。さらに、ピストンロッド10の環状凸部11とハウジング20の先端軸部24とが嵌合することにより、ハウジング20の同軸度が確保される。このように、ショックアブソーバ100は、摩擦圧接によりピストンロッド10とハウジング20とが接合される場合と比較して、機械的性質の変化が防止されると共にねじ締結であっても確実に緩み止めして、ハウジング20の同軸度を確保することができる。
また、ショックアブソーバ100では、ハウジング20は、ピストンロッド10の外径よりも内径が大きい雌ねじ部35aに螺合するため、ピストンロッド10に雌ねじ部35aが形成され当該雌ねじ部35aに螺合する場合と比較して、ねじ部の耐久性を向上させることができる。さらに、ピストンロッド10とハウジング20とが離間する方向の力は、リバウンドサポート30とCリング13とに作用し、ピストンロッド10とハウジング20が当接する方向の力は、ピストンロッド10の端部とハウジング20の軸部とに作用する。よって、ハウジング20の雄ねじ部23とリバウンドサポート30の雌ねじ部35aとに作用する力が低減され、ねじ部の耐久性をさらに向上させることができる。
次に、図5を参照して、本実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、第1かしめ部12はピストンロッド10の環状凸部11に形成され、凹部25はハウジング20の先端軸部24に形成される。これに対し、図5に示すように、ハウジング20に環状凸部27を形成した上で環状凸部27に第1かしめ部12aを形成し、ピストンロッド10の端部に凹部15aを形成してもよい。この場合においても、ハウジング20の環状凸部27とピストンロッド10の端部とが嵌合することにより、ハウジング20の同軸度が確保される。
また、第1かしめ部12及び凹部25は、ピストンロッド10とハウジング20とにそれぞれ形成されるものに限らず、リバウンドサポート30とハウジング20とに形成されてもよい。この場合であっても、第1かしめ部12及び凹部25によってリバウンドサポート30に対するハウジング20の相対回転が機械的に規制され、上記実施形態と同様の効果を奏する。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
ショックアブソーバ100では、ピストンロッド10の環状凸部11に形成される第1かしめ部12がハウジング20の先端軸部24に形成される凹部25の内壁に当接することにより、ハウジング20とリバウンドサポート30との相対回転が規制される。このようにハウジング20が機械的に緩み止めされるため、ねじ緩み止め接着剤を用いる場合と比較して、より確実に緩み止めされてハウジング20がピストンロッド10に取り付けられる。
また、ショックアブソーバ100では、ハウジング20は、ねじ締結によりピストンロッド10に取り付けられるため、摩擦圧接による接合の様な熱による機械的性質の変化はなく、第1かしめ部12及び凹部25によって機械的に緩み止めされる。さらに、ピストンロッド10の環状凸部11とハウジング20の先端軸部24とが嵌合することにより、ハウジング20の同軸度が確保される。よって、ショックアブソーバ100は、摩擦圧接によりピストンロッド10とハウジング20とが接合される場合と比較して、機械的性質の変化が防止されると共にねじ締結であっても確実に緩み止めして、ハウジング20の同軸度を確保することができる。
また、ショックアブソーバ100では、ハウジング20は、ピストンロッド10の外径よりも内径が大きい雌ねじ部35aに螺合するため、ピストンロッド10に雌ねじ部35aが形成され当該雌ねじ部35aに螺合する場合と比較して、ねじ部の耐久性を向上させることができる。さらに、ピストンロッド10とハウジング20との間に作用する軸方向の力は、リバウンドサポート30とCリング13との間及びピストンロッド10の端部とハウジング20の軸部との間にも作用するため、ハウジング20の雄ねじ部23とリバウンドサポート30の雌ねじ部35aとに作用する力が低減され、ねじ部の耐久性をさらに向上させることができる。
以下、本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。
ショックアブソーバ100は、作動油が封入されたシリンダ1と、シリンダ1内に摺動自在に設けられ、シリンダ1内を伸側室110と圧側室120とに区画するピストン2と、シリンダ1に進退自在に挿入されるピストンロッド10と、ピストン2に設けられ伸側室110と圧側室120との間の作動油の流れに抵抗を付与して減衰力を発生する減衰力発生部と、減衰力発生部を保持するハウジング20と、ハウジング20が螺合すると共にピストンロッド10の外周に取り付けられて、ハウジング20とピストンロッド10とを連結するリバウンドサポート30と、ハウジング20とリバウンドサポート30との相対回転を規制する回転規制部と、を備え、回転規制部は、凹部25,25aと、当該凹部25,25aに当接する第1かしめ部12,12aと、を有し、第1かしめ部12,12a及び凹部25,25aの一方がハウジング20に形成され、他方がピストンロッド10及びリバウンドサポート30のいずれかに形成される。
この構成では、ハウジング20は、リバウンドサポート30に螺合して、リバウンドサポート30を介してピストンロッド10に取り付けられる。第1かしめ部12,12a及び凹部25,25aの一方がハウジング20に形成され、他方がピストンロッド10及びリバウンドサポート30のいずれかに形成されることにより、ハウジング20は、直接的またはピストンロッド10を介して間接的にリバウンドサポート30に係合する。このように、ハウジング20は、第1かしめ部12,12a及び凹部25,25aによって、リバウンドサポート30に対する相対回転が機械的に規制される。したがって、ショックアブソーバ100において、ハウジング20がピストンロッド10に対してより確実に取り付けられる。
また、ショックアブソーバ100では、ピストンロッド10の外周には、Cリング13が設けられ、リバウンドサポート30は、内周面に形成されCリング13に軸方向から接触する段部32と、段部32と共にCリング13を軸方向から挟むようにかしめられた第2かしめ部33と、を有する。
この構成によれば、簡易な構成でリバウンドサポート30をピストンロッド10に取り付けることができる。
また、ショックアブソーバ100では、ピストンロッド10とハウジング20には、互いに嵌合する環状凸部11と先端軸部24がそれぞれ形成される。
この構成によれば、ハウジング20とピストンロッド10との同軸度を確保することができる。
また、ショックアブソーバ100では、第1かしめ部12,12a及び凹部25,25aの一方は、ハウジング20に形成され、他方がピストンロッド10に形成される。
また、ショックアブソーバ100では、ピストンロッド10は、端部から突出する環状凸部11を有し、ハウジング20は、凹部25が形成され環状凸部11の内側に進入する先端軸部24を有し、第1かしめ部12は、ピストンロッド10の環状凸部11に形成される。
また、ショックアブソーバ100では、リバウンドサポート30は、ピストンロッド10が挿通する挿通部31と、ピストンロッド10の外径よりも内径が大きく形成され内周面にハウジング20が螺合する螺合部35と、螺合部35の外周面及び内周面に開口し、内周面の開口が第1かしめ部12に対向する径方向孔34と、を有する。
この構成によれば、ハウジング20をリバウンドサポート30に取り付けた状態において、径方向孔34を通じて第1かしめ部12を形成することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1…シリンダ、2…ピストン、10…ピストンロッド、11…環状凸部、12,12a…第1かしめ部、13…Cリング、20…ハウジング(保持部材)、23…雄ねじ部、24…先端軸部、15a,25…凹部、30…リバウンドサポート(連結部材)、31…挿通部、32…段部、33…第2かしめ部、34…径方向孔、35…螺合部、50…減衰バルブ(減衰力発生部)、100…ショックアブソーバ、110…伸側室、120…圧側室

Claims (5)

  1. 作動流体が封入されたシリンダと、
    前記シリンダ内に摺動自在に設けられ、前記シリンダ内を伸側室と圧側室とに区画するピストンと、
    前記シリンダに進退自在に挿入され外周にCリングが設けられるピストンロッドと、
    前記ピストンに設けられ前記伸側室と前記圧側室との間の作動流体の流れに抵抗を付与して減衰力を発生する減衰力発生部と、
    前記減衰力発生部を保持する保持部材と、
    前記保持部材が螺合すると共に前記ピストンロッドの外周に取り付けられて、前記保持部材と前記ピストンロッドとを連結する連結部材と、
    前記保持部材と前記連結部材との相対回転を規制する回転規制部と、を備え、
    前記回転規制部は、凹部と、当該凹部に当接する第1かしめ部と、を有し、
    前記連結部材は、内周面に形成され前記Cリングに軸方向から接触する段部と、前記段部と共に前記Cリングを軸方向から挟むようにかしめられた第2かしめ部と、を有し、
    前記第1かしめ部及び前記凹部の一方が前記保持部材に形成され、他方が前記ピストンロッド及び前記連結部材のいずれかに形成されることを特徴とするショックアブソーバ。
  2. 作動流体が封入されたシリンダと、
    前記シリンダ内に摺動自在に設けられ、前記シリンダ内を伸側室と圧側室とに区画するピストンと、
    前記シリンダに進退自在に挿入されるピストンロッドと、
    前記ピストンに設けられ前記伸側室と前記圧側室との間の作動流体の流れに抵抗を付与して減衰力を発生する減衰力発生部と、
    前記減衰力発生部を保持する保持部材と、
    前記保持部材が螺合すると共に前記ピストンロッドの外周に取り付けられて、前記保持部材と前記ピストンロッドとを連結する連結部材と、
    前記保持部材と前記連結部材との相対回転を規制する回転規制部と、を備え、
    前記回転規制部は、凹部と、当該凹部に当接する第1かしめ部と、を有し、
    前記第1かしめ部及び前記凹部の一方が前記保持部材に形成され、他方が前記ピストンロッド及び前記連結部材のいずれかに形成され、
    前記ピストンロッドと前記保持部材には、互いに嵌合する嵌合凸部と嵌合凹部がそれぞれ形成されることを特徴とするショックアブソーバ。
  3. 作動流体が封入されたシリンダと、
    前記シリンダ内に摺動自在に設けられ、前記シリンダ内を伸側室と圧側室とに区画するピストンと、
    前記シリンダに進退自在に挿入されるピストンロッドと、
    前記ピストンに設けられ前記伸側室と前記圧側室との間の作動流体の流れに抵抗を付与して減衰力を発生する減衰力発生部と、
    前記減衰力発生部を保持する保持部材と、
    前記保持部材が螺合すると共に前記ピストンロッドの外周に取り付けられて、前記保持部材と前記ピストンロッドとを連結する連結部材と、
    前記保持部材と前記連結部材との相対回転を規制する回転規制部と、を備え、
    前記回転規制部は、凹部と、当該凹部に当接する第1かしめ部と、を有し、
    記第1かしめ部及び前記凹部の一方は、前記保持部材に形成され、他方が前記ピストンロッドに形成されることを特徴とするショックアブソーバ。
  4. 作動流体が封入されたシリンダと、
    前記シリンダ内に摺動自在に設けられ、前記シリンダ内を伸側室と圧側室とに区画するピストンと、
    前記シリンダに進退自在に挿入されるピストンロッドと、
    前記ピストンに設けられ前記伸側室と前記圧側室との間の作動流体の流れに抵抗を付与して減衰力を発生する減衰力発生部と、
    前記減衰力発生部を保持する保持部材と、
    前記保持部材が螺合すると共に前記ピストンロッドの外周に取り付けられて、前記保持部材と前記ピストンロッドとを連結する連結部材と、
    前記保持部材と前記連結部材との相対回転を規制する回転規制部と、を備え、
    前記回転規制部は、凹部と、当該凹部に当接する第1かしめ部と、を有し、
    前記ピストンロッドは、端部から突出する環状凸部を有し、
    前記保持部材は、前記凹部が形成され前記環状凸部の内側に進入する先端軸部を有し、
    前記凹部が前記保持部材に形成され、前記第1かしめ部が前記ピストンロッドの前記環状凸部に形成されることを特徴とするショックアブソーバ。
  5. 作動流体が封入されたシリンダと、
    前記シリンダ内に摺動自在に設けられ、前記シリンダ内を伸側室と圧側室とに区画するピストンと、
    前記シリンダに進退自在に挿入されるピストンロッドと、
    前記ピストンに設けられ前記伸側室と前記圧側室との間の作動流体の流れに抵抗を付与して減衰力を発生する減衰力発生部と、
    前記減衰力発生部を保持する保持部材と、
    前記保持部材が螺合すると共に前記ピストンロッドの外周に取り付けられて、前記保持部材と前記ピストンロッドとを連結する連結部材と、
    前記保持部材と前記連結部材との相対回転を規制する回転規制部と、を備え、
    前記回転規制部は、凹部と、当該凹部に当接する第1かしめ部と、を有し、
    前記連結部材は、前記ピストンロッドが挿通する挿通部と、前記ピストンロッドの外径よりも内径が大きく形成され内周面に前記保持部材が螺合する螺合部と、前記螺合部の外周面及び内周面に開口し、内周面の開口が前記第1かしめ部に対向する径方向孔と、を有し、
    前記第1かしめ部及び前記凹部の一方が前記保持部材に形成され、他方が前記ピストンロッド及び前記連結部材のいずれかに形成され、
    ことを特徴とするショックアブソーバ。
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