JP6870371B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンと走行用の電動機とを備える車両の制御装置に関する。
エンジンと走行用の電動機とを備える車両にあっては特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の車両は、自動変速機に作動流体を供給するための機械式ポンプと電動式ポンプとを備えている。
この車両の制御装置は、エンジンが高速回転しているときは機械式ポンプのみを作動させ、エンジンが低速回転しているときは機械式ポンプに加えて電動式ポンプを駆動することで、機械式ポンプによる作動流体の流量不足を電動式ポンプによって補っている。
特許文献1に記載の車両によれば、電動式ポンプにより消費されるバッテリの消費電力を抑えることができ、エンジンの動力により駆動される機械式ポンプを小型化することができる。
特開2000−46166号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものにあっては、エンジンが低速回転しているときに機械式ポンプだけでなく電動式ポンプも駆動しているため、電動式ポンプが電力を消費することで他の補機類や電装品への電力が不足してしまうおそれがあった。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、消費電力を最小化でき、電動機の動力により車両を発進させたときの車速領域を拡大することができる車両の制御装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、エンジンと、前記エンジンに連結された電動機と、前記エンジンと前記電動機から伝達された駆動力を変速する変速機と、を備え、前記電動機の回転時に前記エンジンが前記電動機に連れ回る車両の制御装置であって、前記エンジンおよび前記変速機を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記エンジンの運転を停止したまま前記電動機の動力により車両を発進させた場合、前記電動機の回転数が所定の上限回転数に到達するまで、前記変速機の変速比を所定の発進用変速比に維持し、前記電動機の回転数が所定の上限回転数に到達した後、前記上限回転数を維持するように前記変速比を前記発進用変速比より小さい所定の限界変速比までアップシフトし、前記電動機の回転数が前記上限回転数に到達したときの前記変速機の入力軸の回転数に基づいて前記限界変速比を設定し、前記入力軸の回転数が大きいほど前記限界変速比を小さな値に設定することを特徴とする。
このように上記の本発明によれば、消費電力を最小化でき、電動機の動力により車両を発進させたときの車速領域を拡大することができる。
図1は、本発明の一実施例に係る制御装置を備える車両の構成図である。 図2は、本発明の一実施例に係る車両の制御装置の動作を説明するフローチャートである。 図3は、本発明の一実施例に係る車両の制御装置において、EVクリープによる発進時の車両状態の推移を説明するタイミングチャートである。 図4は、本発明の一実施例に係る車両の制御装置において、EVクリープによる発進時に用いられる変速マップである。
本発明の一実施の形態に係る車両の制御装置は、エンジンと、エンジンに連結された電動機と、エンジンと電動機から伝達された駆動力を変速する変速機と、を備え、電動機の回転時にエンジンが電動機に連れ回る車両の制御装置であって、エンジンおよび変速機を制御する制御部を備え、制御部は、エンジンの運転を停止したまま電動機の動力により車両を発進させた場合、電動機の回転数が所定の上限回転数に到達するまで、変速機の変速比を所定の発進用変速比に維持し、電動機の回転数が所定の上限回転数に到達した後、上限回転数を維持するように変速比を発進用変速比より小さい所定の限界変速比までアップシフトすることを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る車両の制御装置は、消費電力を最小化でき、電動機の動力により車両を発進させたときの車速領域を拡大することができる。
以下、本発明の一実施例に係る車両の制御装置について図面を用いて説明する。図1から図4は、本発明の一実施例に係る車両の制御装置を説明する図である。
図1に示すように、車両10は、エンジン20と、電動機としてのISG(Integrated Starter Generator)40と、変速機30と、車輪12と、車両10を総合的に制御する制御部としてのECU(Electronic Control Unit)50と、とを含んで構成される。
エンジン20には、複数の気筒が形成されている。本実施例において、エンジン20は、各気筒に対して、吸気行程、圧縮行程、膨張行程および排気行程からなる一連の4行程を行うように構成されている。エンジン20には、図示しない燃焼室に空気を導入する吸気管22が設けられている。
吸気管22にはスロットルバルブ23が設けられており、スロットルバルブ23は、吸気管22を通過する空気の量(吸気量)を調整する。スロットルバルブ23は、図示しないモータにより開閉される電子制御スロットルバルブからなる。スロットルバルブ23は、ECU50に電気的に接続されており、ECU50によりそのスロットルバルブ開度が制御される。
エンジン20には、図示しない吸気ポートを介して燃焼室に燃料を噴射するインジェクタ24と、燃焼室の混合気を点火する点火プラグ25と、が気筒ごとに設けられている。インジェクタ24および点火プラグ25は、ECU50に電気的に接続されている。インジェクタ24の燃料噴射量および燃料噴射タイミング、点火プラグ25の点火時期および放電量は、ECU50により制御される。
エンジン20にはクランク角センサ27が設けられており、このクランク角センサ27は、クランク軸20Aの回転位置に基づいてエンジン回転数を検出し、検出信号をECU50に送信する。
変速機30は、エンジン20から伝達された回転を変速して、ドライブシャフト11を介して車輪12を駆動するようになっている。変速機30は、入力軸30A、トルクコンバータ30B、ロックアップクラッチ30C、機械式ポンプ30D、変速機構30E、およびディファレンシャル機構30Fを備えている。
トルクコンバータ30Bは、エンジン20から伝達された回転を作動流体を介してトルクに変換することでトルクの増幅を行う。ロックアップクラッチ30Cの開放時は、エンジン20と変速機構30Eとの間で作動流体を介して動力が相互に伝達される。ロックアップクラッチ30Cの係合時(締結時)は、エンジン20と変速機構30Eとの間でロックアップクラッチ30Cを介して直接的に動力が伝達される。
トルクコンバータ30Bにおいてトルクが増幅された動力は、変速機構30Eの入力軸30Aに伝達される。機械式ポンプ30Dは、入力軸30Aの回転によって駆動することで、変速機構30E等で用いる油圧を発生するようになっている。
変速機構30Eは、CVT(Continuously Variable Transmission)から構成されており、金属ベルトが巻掛けられた1組のプーリにより無段階に自動で変速を行う。変速機30における変速比の変更、およびロックアップクラッチ30Cの係合または開放は、ECU50により制御される。
なお、変速機構30Eは、遊星歯車機構を用いて段階的に変速を行う自動変速機(いわゆるステップAT)であってもよい。ディファレンシャル機構30Fは、左右のドライブシャフト11に連結されており、変速機構30Eで変速された動力を左右のドライブシャフト11に差動回転可能に伝達する。
また、変速機30は、AMT(Automated Manual Transmission)であってもよい。AMTは、平行軸歯車機構からなる手動変速機にアクチュエータを追加して自動で変速を行うようにした自動変速機である。変速機30がAMTである場合、変速機30にはトルクコンバータ30Bに代えて乾式単板クラッチが設けられる。
また、変速機30は、DCT(Dual Clutch Transmission)であってもよい。DCTは、有段自動変速機の一種で、2系統のギアを有し、それぞれにクラッチを有する。
車両10はアクセル開度センサ13Aを備えており、このアクセル開度センサ13Aは、アクセルペダル13の操作量(以下、単に「アクセル開度」という)を検出し、検出信号をECU50に送信する。
車両10はブレーキストロークセンサ14Aを備えており、このブレーキストロークセンサ14Aは、ブレーキペダル14の操作量(以下、単に「ブレーキストローク」という)を検出し、検出信号をECU50に送信する。
車両10は車速センサ12Aを備えており、この車速センサ12Aは、車輪12の回転速度に基づく車速を検出し、検出信号をECU50に送信する。なお、車速センサ12Aの検出信号は、ECU50または他のコントローラにおいて、車速に対する各車輪12のスリップ率を演算するために用いられる。
車両10はスタータ26を備えている。スタータ26は、図示しないモータと、このモータの回転軸に固定されたピニオンギヤとを備えている。一方、エンジン20のクランク軸20Aの一端部には円盤状のドライブプレートが固定されており、このドライブプレートの外周部にはリングギヤが設けられている。
スタータ26は、ECU50の指令によりモータを駆動し、ピニオンギヤをリングギヤと噛合わせてリングギヤを回転させることで、エンジン20を始動する。このように、スタータ26は、ピニオンギヤとリングギヤとからなる歯車機構を介してエンジン20を始動する。
ISG40は、エンジン20を始動する始動装置と、電力を発電する発電機とを統合した回転電機である。ISG40は、外部からの動力により発電する発電機の機能と、電力が供給されることで動力を発生する電動機の機能とを有する。
ISG40は、プーリ41、クランクプーリ21およびベルト42とからなる巻掛け伝動機構を介してエンジン20に常時連結されており、エンジン20との間で相互に動力伝達を行う。より詳しくは、ISG40は回転軸40Aを備えており、この回転軸40Aにはプーリ41が固定されている。エンジン20のクランク軸20Aの他端部にはクランクプーリ21が固定されている。クランクプーリ21とプーリ41にはベルト42が掛け渡されている。なお、巻掛け伝動機構としては、スプロケットとチェーンを用いることもできる。
ISG40は、電動機として駆動することで、クランク軸20Aを回転させてエンジン20を始動する。ここで、本実施例の車両10は、エンジン20の始動装置としてISG40とスタータ26とを備えている。スタータ26はドライバの始動操作に基づくエンジン20の冷機始動に主に用いられ、ISG40はアイドリングストップからのエンジン20の再始動に主に用いられる。
ここで、ISG40はエンジン20の冷機始動も可能であるが、車両10は、エンジン20の確実な冷機始動のためにスタータ26を備えている。例えば、寒冷地の冬期等において潤滑油の粘度増加によりISG40の動力ではエンジン20の冷機始動が困難である場合、またはISG40が故障する場合があり得る。このような場合を考慮し、車両10はISG40とスタータ26の両方を始動装置として備えている。
ISG40が発生する動力は、エンジン20のクランク軸20A、変速機30、ドライブシャフト11を介して、車輪12に伝達される。
また、車輪12の回転は、ドライブシャフト11、変速機30、エンジン20のクランク軸20Aを介して、ISG40に伝達され、ISG40における回生(発電)に用いられる。
したがって、車両10は、エンジン20の動力(エンジントルク)による走行(以下、エンジン走行ともいう)だけでなく、ISG40の動力(モータトルク)によってエンジン20をアシストする走行を実現できる。
さらに、車両10は、エンジン20の運転を停止した状態で、ISG40の動力で走行(以下、EV走行ともいう)することができる。なお、EV走行中は、エンジン20への燃料噴射を非噴射としてエンジンの運転は停止されているが、ISG40によりエンジン20が連れ回される。
このように、車両10は、エンジン20の動力とISG40の動力との少なくとも一方の動力を用いて走行可能なパラレルハイブリッドシステムを構成している。
車両10はバッテリ70を備えており、バッテリ70は充電可能な二次電池からなる。バッテリ70は約12Vの出力電圧を発生するようにセルの個数等が設定されている。
バッテリ70にはバッテリ状態検出部70Aが設けられており、このバッテリ状態検出部70Aは、バッテリ70の端子間電圧、周辺温度や入出力電流を検出し、検出信号をECU50に出力する。ECU50は、バッテリ70の端子間電圧、周辺温度や入出力電流により充電状態(SOC)を検出する。バッテリ70の充電状態はECU50によって管理される。
バッテリ70には、電力ケーブル61、64が接続されている。電力ケーブル61は、バッテリ70とスタータ26とを接続しており、バッテリ70の電力をスタータ26に供給するようになっている。電力ケーブル64は、バッテリ70とISG40とを接続しており、ISG40の力行時はバッテリ70の電力をISG40に供給し、ISG40の回生時はISG40で発電された電力をバッテリ70に供給するようになっている。
なお、バッテリ70は図示しない他の電気負荷にも電力を供給する。電気負荷には、車両の横滑りを防止するスタビリティ制御装置、操舵輪の操作力を電気的にアシストする電動パワーステアリング制御装置、ヘッドライトおよびブロアファン等を含んでいる。電気負荷には、ワイパー、図示しないラジエータに冷却風を送風する電動クーリングファン、図示しないインストルメントパネルのランプ類およびメータ類並びにカーナビゲーションシステムも含んでいる。
ECU50は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、バックアップ用のデータなどを保存するフラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
このコンピュータユニットのROMには、各種定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをECU50として機能させるためのプログラムが格納されている。すなわち、CPUがRAMを作業領域としてROMに格納されたプログラムを実行することにより、これらのコンピュータユニットは、本実施例におけるECU50として機能する。
ECU50の入力ポートには、前述のクランク角センサ27、アクセル開度センサ13A、ブレーキストロークセンサ14A、車速センサ12A、バッテリ状態検出部70Aを含む各種センサ類が接続されている。
ECU50の出力ポートには、エンジン20のスロットルバルブ23、インジェクタ24、点火プラグ25と、ISG40と、変速機30と、スタータ26と、を含む各種制御対象類が接続されている。ECU50は、各種センサ類から得られる情報に基づいて、各種制御対象類を制御する。
ECU50は、EV走行を許可するための所定のEV条件が成立すると、ISG40の駆動トルクにより車両10を駆動させるEV走行を行なわせる。EV条件には、例えば、バッテリ70のSOCが所定値より大きいこと、アクセル開度が「0」であること、エアコン等からエンジン20への始動要求がないこと、等が含まれる。
ECU50は、EV走行中に、EV走行を禁止する所定のEV禁止条件が成立した場合、エンジン20への燃料噴射を開始してエンジン20を始動し、エンジン走行を行なわせる。EV禁止条件には、例えば、アクセルペダル13の踏み込み(アクセルオン)が検出されたこと、EV走行時間が所定の時間を超えたこと、バッテリ70のSOCが所定値を下回ったこと、バッテリ70の温度が所定温度を超えたこと、エアコン等からエンジン20への始動要求があったこと等が含まれる。
ECU50は、所定の自動停止条件が成立するとエンジン20を自動停止させ、所定の再始動条件が成立するとエンジン20を再始動させるアイドリングストップ制御を実行可能である。
所定の自動停止条件としては、例えば車速が所定値より小さいこと、ブレーキペダル14が踏まれていること、バッテリ70のSOCが所定値より大きいこと等が含まれる。ECU50は、車両10の減速中においても、前述の自動停止条件が成立するとエンジン20を自動停止させる。また、所定の再始動条件としては、例えばアクセルペダル13が踏まれたこと、ブレーキペダル14が踏まれなくなったこと等が含まれる。
ECU50は、アイドリングストップ制御によりエンジン20の運転が停止している状態で、アクセルペダル13が操作されておらず、かつ、ブレーキペダル14の踏み込みが解除された場合、バッテリ70のSOCに基づいて、EV走行が可能であるかを判定する。
ECU50は、EV走行が可能であると判定した場合、エンジン20への燃料噴射を停止したまま、ISG40の動力で車両10を走行させる。
すなわち、本実施例では、ECU50は、アクセル操作およびブレーキ操作がない場合に、EV走行の一態様としてのEVクリープを実施する。EVクリープは、ISG40の動力により車両10をクリープ走行させることである。
すなわち、EVクリープは、非ハイブリッド車におけるクリープ走行を、EV走行により実現するものである。本実施例では、エンジン20の運転を停止したままEVクリープにより車両10を発進させることで、燃費を向上させることができる。
ここで、本実施例の車両10において、EVクリープが実施される条件には、アクセルペダル13が操作されていないことが含まれている。このため、渋滞時などで発進と停止を繰り返す走行状況において、EVクリープで実現可能な車速に対してドライバが不十分であると感じた場合、ドライバがアクセルペダル13を操作することでエンジン20が再始動され、ドライバの要求する車速をエンジントルクにより実現できる。
一方で、ドライバが要求する車速を得るためにアクセルペダル13を操作する必要があるため、運転操作の煩雑なものになってしまう。また、アクセルペダル13の踏み込みによりエンジン20が再始動されると、燃費の向上効果が低減されてしまう。
したがって、ブレーキペダル14の踏み込みの有無により車両10を発進および停止できるように運転操作を簡略化し、かつ、エンジン20の再始動を回避して燃費の向上効果を維持するためには、EVクリープで実現可能な車速を大きくすることが好ましい。
EVクリープで実現可能な車速を大きくするためには、ISG40の回転数を大きくすることが考えられるが、ISG40の効率や消費電力等の制限により、回転数を大きくすることには限界がある。
そこで、EVクリープ中の変速機30の変速比をアップシフトすることによって、EVクリープで実現可能な車速を大きくする必要がある。しかし、変速機30は機械式ポンプ30Dの発生する油圧により変速比を変更するようになっているため、アップシフト可能、かつ、その変速比からダウンシフト可能な限界の変速比は、機械式ポンプ30Dが発生する油圧により制限される。
また、EVクリープ時に機械式ポンプ30Dが発生可能な油圧は、変速機30の入力軸30Aの回転数に依存し、入力軸30Aの回転数はISG40の回転数と大きな相関がある。したがって、機械式ポンプ30Dの発生可能な油圧を考慮した上で、EVクリープで実現可能な車速を高めるべく変速比をアップシフトする必要がある。
そこで、本実施例では、EVクリープにより車両10を発進させた場合、ECU50は、ISG40の回転数が所定の上限回転数に到達した後、上限回転数を維持するように変速比を発進用変速比から所定の限界変速比までアップシフトするようになっている。
以上のように構成された車両10のECU50によるEV発進制御について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。このEV発進制御は、アイドリングストップによりエンジン20の運転が停止した状態で車両10が停止しているときに実施される。
図2において、ECU50は、ステップS1でEV発進の条件が成立しているか否かを判別する。EV発進とは、EV走行の一態様であるEVクリープにより停車状態の車両10を発進させることである。EV発進の条件は、ブレーキペダル14が踏み込まれていないこと、かつ、アクセルペダル13が踏み込まれていないこと、かつ、エンジン20の始動要求がないことである。なお、バッテリ70の充電状態が所定値未満の場合、図示しないエアコンの作動している場合、エンジン20の始動要求が発生するため、EV発進の条件は成立しない。
ステップS1でEV発進の条件が成立しない場合、ECU50は、ステップS10に進んでエンジン20を始動し、エンジン20の動力による走行(図中、エンジン駆動と記す)に切換え、今回の動作を終了する。
ステップS1でEV発進の条件が成立した場合、ECU50は、ステップS2で、車両10を発進させるために必要なISG40の回転数(図中、ISG回転数と記す)を算出する。ここでは、ECU50は、車両10を発進させるために必要で、かつ、ISG40が消費する電力消費量が所定の電力消費量以下となるモータトルクを、車両10の車重と傾斜角(姿勢)に基づいて算出し、このモータトルクを発生するISG40の回転数を算出する。
また、このステップS2では、ECU50は、算出した回転数を、EV発進中のISG40の上限回転数として設定する。なお、ECU50は、基準となるベーストルクに基づくフィードバック制御によって、上限回転数を算出および設定してもよい。
次いで、ECU50は、ステップS3でISG40の駆動を開始する。すなわち、ECU50は、エンジン20の運転を停止したままISG40の動力により車両10を発進させる。ここでは、ECU50は、変速機30の変速比が所定の発進用変速比の状態で車両10を発進させ、発進用変速比を維持する。
次いで、ECU50は、ステップS4でISG40の回転数が所定の下限回転数以上であるかを判別する。下限回転数は、燃料噴射のみでエンジン20を始動可能な回転数とすることが好ましい。ここでは、ECU50は、ステップS3でISG40の駆動を開始してから所定時間以内に、ISG40の回転数が下限回転数以上になったか否かを判別する。
ステップS4でISG40の回転数が下限回転数未満である場合、ECU50は、ステップS10に進んでエンジン20を始動し、エンジン20の動力による走行に切換え、今回の動作を終了する。
ステップS4でISG40の回転数が下限回転数以上である場合、ECU50は、ステップS5に進み、ISG40の回転数が上限回転数に到達したかを判別する。ISG40の回転数が上限回転数に到達していない場合、ECU50はこのステップS5を再度実施する。
ISG40の回転数が上限回転数に到達した場合、ECU50は、ステップS6に進み、変速機30においてアップシフト可能な変速比を、限界変速比として設定する。ここでは、ECU50は、ISG40の回転数が上限回転数に到達したときの変速機30の入力軸30Aの回転数に基づいて限界変速比を設定する。より詳しくは、ECU50は、入力軸30Aの回転数が大きいほど限界変速比を小さな値に設定している。
すなわち、入力軸30Aの回転数が小さいときは機械式ポンプ30Dの発生可能な油圧も小さいため、本実施例では、機械式ポンプ30Dにおいてより大きな油圧が得られるほど限界変速比が小さくなるように、限界変速比を設定している。
次いで、ECU50は、ステップS7で変速機30の変速比をアップシフトするよう制御する。
次いで、ECU50は、ステップS8で変速機30の変速比が限界変速比に到達したか否かを判別する。限界変速比に到達していない場合、ECU50は、ステップS7に戻って変速比をさらにアップシフトする。限界変速比に到達した場合、ECU50は、ステップS9でアップシフトを禁止し、今回の動作を終了する。
このように、図2のEV発進制御では、ECU50は、エンジン20の運転を停止したままISG40の動力により車両10を発進させた場合、ISG40の回転数が所定の上限回転数に到達するまで、変速機30の変速比を所定の発進用変速比に維持し、ISG40の回転数が所定の上限回転数に到達した後、上限回転数を維持するように変速比を発進用変速比より小さい所定の限界変速比までアップシフトしている。
図3のタイミングチャートを参照し、EV発進の際の車両状態の推移を説明する。また、図4の変速マップを参照し、EV発進の際の変速比の推移を説明する。図4において、縦軸は変速機30の入力軸30Aの回転数(図中、CVT入力回転数と記す)を示し、横軸は車速を示している。
図3に示すように、車両10は、時刻t10において、アイドリングストップによりエンジン20の運転が停止した状態で停車しており、車速が0となっている。この時刻t10では、アクセルペダル13が踏み込まれておらずアクセル開度が0である。また、ブレーキペダル14が踏み込まれており、この踏み込み量に応じたブレーキストロークとなっている。また、時刻t10では、変速機30の変速比は、発進用変速比として最もロー側の最大変速比に設定されている。
その後、時刻t11においてブレーキペダル14の踏み込みが解除されてブレーキストロークが0になったことで、EV発進の条件が成立する。EV発進の条件が成立したことでISG40が駆動される。車両10は、ISG40の動力により発進し、車速が増加する。この状態では、ISG40は、運転を停止しているエンジン20を連れ回している。
また、時刻t11では、ISG40の回転数の増加に伴って変速機30の入力軸30Aの回転数が増加する。このとき、変速機30の変速比は発進用変速比としての最大変速比に維持されているため、図4に示すように、車速が最ロー線に沿って増加する。図4の変速マップは、EV発進、すなわちEVクリープによる発進時に参照される専用のマップであり、実験等により予め定められ、ECU50のROMに格納されている。
その後、ISG40の回転数は、下限回転数を超えてさらに増加し、時刻t12で上限回転数に到達する。
時刻t12において、ISG40の回転数が上限回転数に到達し、車速がV1となる。ISG40の回転数が上限回転数に到達したことで、変速機30の変速比が漸次アップシフトされる。変速比がアップシフトされたことで車速がV1から更に増加する。これにより、図4に示すように、変速機30の入力軸30Aの回転数(CVT入力回転数)が一定のまま車速が増加する。
時刻t13において、変速機30の変速比が限界変速比に到達し、車速がV2となる。変速比が限界変速比に到達したことで、変速比のアップシフトが禁止される。
以上のように、本実施例において、ECU50は、エンジン20の運転を停止したままISG40の動力により車両10を発進させた場合、ISG40の回転数が所定の上限回転数に到達するまで、変速機30の変速比を所定の発進用変速比に維持する。また、ECU50は、ISG40の回転数が所定の上限回転数に到達した後、上限回転数を維持するように変速比を発進用変速比より小さい所定の限界変速比までアップシフトする。
これにより、ISG40の動力により車両10を発進させてからISG40の回転数が所定の上限回転数に到達した後、変速比を限界変速比までアップシフトされるので、ISG40の回転数を上限回転数に維持したまま車速を高めることができ、ISG40の動力により車両10を発進させたときの車速領域を拡大できる。
また、アップシフト後の変速比を限界変速比に制限しているため、変速機30に電動式ポンプが設けられておらず機械式ポンプのみが設け設けられている場合であっても、変速比を発進用変速比に戻すための油圧が不足してしまうことを防止できる。したがって、変速機30に電動式ポンプを設けることを不要にでき、電動式ポンプを駆動するための電力消費を不要にできるため、消費電力を最小化できる。
この結果、消費電力を最小化でき、ISG40の動力により車両10を発進させたときの車速領域を拡大することができる。
本実施例において、上限回転数は、ISG40が消費する電力消費量が所定の電力消費量以下となるように設定されている。
これにより、ISG40が消費する電力消費量が所定の電力消費量を超えた大きな電力消費量となってしまうことを防止できる。
本実施例において、ECU50は、ISG40の動力により車両10を発進させた後、ISG40の回転数が所定の下限回転数に到達しない場合、エンジン20の動力による走行に切換える。
これにより、燃料噴射のみでエンジン20を始動可能な回転数を下限回転数として予め設定しておくことで、走行負荷が大きい等によりISG40の回転数が下限回転数に到達しない場合に、エンジン20を始動してエンジン20の動力による走行に切換えることで良好な発進性能を確保できる。したがって、EV走行を継続したことで発進性能が悪化してしまうことを防止できる。
また、ISG40の回転数が下限回転数に到達した場合にEV走行が継続されるので、EV走行の継続中にアクセルペダル13の踏み込みに応じてエンジン20の動力による走行に切換える際に、燃料噴射のみによりエンジン20を始動することができる。
本実施例において、ECU50は、ISG40の回転数が上限回転数に到達したときの変速機30の入力軸30Aの回転数に基づいて限界変速比を設定する。また、ECU50は、入力軸30Aの回転数が大きいほど限界変速比を小さな値に設定する。
これにより、大きな走行負荷によりトルクコンバータ30Bで発生する滑りが大きいため、変速機30の入力軸30Aの回転数が小さく機械式ポンプが発生する油圧が小さい場合であっても、小さい油圧に応じた値に限界変速比が設定される。このため、アップシフトされた変速比を確実に発進用変速比に戻すことができ、変速応答性を確保することができる。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
10 車両
20 エンジン
30 変速機
30A 入力軸
40 ISG(電動機)
50 ECU(制御部)

Claims (2)

  1. エンジンと、
    前記エンジンに連結された電動機と、
    前記エンジンと前記電動機から伝達された駆動力を変速する変速機と、を備え、
    前記電動機の回転時に前記エンジンが前記電動機に連れ回る車両の制御装置であって、
    前記エンジンおよび前記変速機を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記エンジンの運転を停止したまま前記電動機の動力により車両を発進させた場合、
    前記電動機の回転数が所定の上限回転数に到達するまで、前記変速機の変速比を所定の発進用変速比に維持し、
    前記電動機の回転数が所定の上限回転数に到達した後、前記上限回転数を維持するように前記変速比を前記発進用変速比より小さい所定の限界変速比までアップシフトし、
    前記電動機の回転数が前記上限回転数に到達したときの前記変速機の入力軸の回転数に基づいて前記限界変速比を設定し、
    前記入力軸の回転数が大きいほど前記限界変速比を小さな値に設定することを特徴とする車両の制御装置。
  2. 前記上限回転数は、前記電動機が消費する電力消費量が所定の電力消費量以下となるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
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