JP6863096B2 - リード線、リード線の製造方法、および車両用電球 - Google Patents
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Description
ここで、封止部は、ガラスを含むバルブの端部を加熱し、加熱されたバルブの端部を一対のリード線とともに押しつぶすことで形成される。そのため、一対のリード線は、ガラスの熱膨張係数に近い熱膨張係数を有する材料から形成されている。一般的に、リード線は、Fe−Ni合金を含む芯材と、銅を含み芯材を覆う層と、ニッケルを含み銅を含む層を覆う層と、を有している。Fe−Ni合金を含む芯材を有するリード線の熱膨張係数はガラスの熱膨張係数に近い。そのため、一対のリード線をバルブの端部に封止した際に、リード線と封止部との密着が不完全となりリークが発生するのを抑制することができる。
しかしながら、この様にすると、リード線の構成が複雑となり製造コストの増大を招くことになる。
そこで、簡易な構成を有し、リード線の折り曲げ部が開くのを抑制することができる技術の開発が望まれていた。
図1は、本実施の形態に係る車両用電球を例示するための模式部分断面図である。
図2は、リード線の折り曲げ部を例示するための模式図である。
本実施の形態に係る車両用電球1は、二輪車や四輪車(自動車)などの車両に設けられる制動灯、方向指示灯あるいは尾灯などに用いることができる。
また、図1に例示をする車両用電球1は、口金を有さないウエッジベース電球である。 ただし、車両用電球1の用途や形態は例示をしたものに限定されるわけではない。
本実施の形態に係る車両用電球1は、バルブ2の内部においてフィラメント4を保持する一対のリード線6を有するものに適用することができる。
バルブ2は、一端が半球状を呈した筒状体となっている。バルブ2の形状は、例示をしたものに限定されるわけではなく、例えば、A形、G形、PS形、R形、T形やこれらの複合形、あるいは板状体や皿状体などからなる平板形などとすることもできる。バルブ2の他端には、封止部3が設けられている。
また、バルブ2は、透光性材料から形成されている。そのため、バルブ2は、透光性を有する気密容器となっている。
ガラスの物理的特性は、例えば、軟化点が665℃、徐冷点が480℃、歪点が440℃、熱伝導率(100℃)が1.1(W/(m・K))、熱膨張係数(30℃〜380℃)が5×10−6/℃以上(例えば、9.45×10−6/℃)である。
この場合、バルブ2は、透光性を有していればよい。例えば、バルブ2は、無色透明であってもよいし、着色されていてもよい。また、バルブ2の表面や内面には、着色膜、反射膜、散光膜、蛍光体膜などの被膜や、凹凸が設けられていてもよい。バルブ2は、散乱材や蛍光体などを含む材料から形成されていてもよい。
不活性ガスが封入される場合には、バルブ2の内部の圧力が、0.5MPa〜3.0MPa程度となるようにすることができる。
不活性ガスを封入すれば、フィラメント4の蒸発を抑制し、車両用電球1の寿命を長くすることができる。
前述したように、封止部3は、バルブ2の一方の端部を封止している。例えば、封止部3は、バルブ2の端部を加熱し、加熱されたバルブ2の端部を一対のリード線6とともに押しつぶすことで形成することができる。この場合、封止部3もガラスから形成されることになる。
封止部3には、封止部3の内部を貫通し、バルブ2の内部に通じた排気管3aが設けられている。排気管3aは、バルブ2の内部を排気したり、バルブ2の内部に不活性ガスを封入したりする際に用いられる。排気管3aの外気側の端部は、封止されている。
また、封止部3には、車両用電球1を車両に設けられた灯具に保持させる際に用いる凸状の爪部などを設けることができる。
コイル4aは、線材を巻き回すことで形成されている。
レグ4bは、コイル4aの端部から直線状に伸びている。
コイル4aとレグ4bは、一体に形成されている。フィラメント4(コイル4a、レグ4b)は、例えば、タングステン(W)を主成分として含む線材から形成することができる。
図2に示すように、リード線6の一端は折り曲げられ、フィラメント4のレグ4bを挟み込むようにして保持している。リード線6の他端は、封止部3から露出している。リード線6の封止部3から露出している部分は、外部の電源などと接続するための端子となる。
そのため、リード線6は、ガラスの熱膨張係数に近い熱膨張係数を有する材料から形成されている。
図3に示すように、リード線16は、芯材16a、被覆層16b、および被覆層16cを有する。
芯材16aは、線状を呈している。芯材16aの断面形状は、例えば、円形である。
芯材16aは、ガラスの熱膨張係数に近い熱膨張係数を有する材料から形成されている。芯材16aは、例えば、鉄(Fe)とニッケル(Ni)を含む合金から形成することができる。
被覆層16cは、被覆層16bの表面を覆っている。被覆層16bは、例えば、ニッケルを含む。ニッケルを含む被覆層16cを設ければ、リード線16を封止部3に封止する際に、銅を含む被覆層16bが酸化するのを抑制することができる。また、リード線16を封止部3に封止する際に被覆層16cの表面が酸化して酸化ニッケルが生成されると、酸化ニッケルがガラス中に拡散するので、リード線16と封止部3とを密着させることができる。
ところが、芯材16a、被覆層16b、および被覆層16cの材料が異なるため、これらの熱膨張係数が異なるものとなる。前述したように、リード線16の一端は折り曲げられ、フィラメント4のレグ4bを挟み込むようにして保持している。そのため、芯材16a、被覆層16b、および被覆層16cの熱膨張係数が異なると、フィラメント4において発生した熱によりリード線16の折り曲げ部が開き、フィラメント4のレグ4bがリード線16から外れたり、リード線16とフィラメント4のレグ4bとの電気的な接続が妨げられたりするおそれがある。
図4は、本実施の形態に係るリード線の断面を例示するための模式図である。
図4に示すように、リード線6は、芯材6a、および被覆層6bを有する。
芯材6aは、線状を呈している。芯材6aの断面形状は、例えば、円形である。
芯材6aは、ガラスの熱膨張係数に近い熱膨張係数を有する材料から形成されている。芯材6aは、例えば、鉄とニッケルを含む。芯材6aは、例えば、鉄とニッケルを含む合金から形成することができる。芯材6aは、例えば、Fe−Ni合金、Fe−Ni−Cr合金、Fe−Ni−Co合金などから形成することができる。
前述したように、リード線6の表面がニッケルで覆われていれば、リード線6を封止部3に封止する際に生成された酸化ニッケルがガラス中に拡散するので、リード線6と封止部3とを密着させることができる。また、ニッケルは銅よりも酸化しにくいので、リード線6の封止部3から露出している部分が酸化して、接続不良が発生するのを抑制することができる。
そのため、被覆層6bはニッケルを含む層となっている。
次に、本実施の形態に係るリード線6の製造方法について説明する。
まず、芯材6aを形成する。
例えば、Fe−Ni合金の溶湯を生成し、真空鋳造法などによりFe−Ni合金の鋳塊を形成する。続いて、熱間圧延法などにより鋳塊から圧延線材を形成し、圧延線材に冷間伸線と熱処理とを繰り返し施し、例えば、直径寸法が0.2mm〜0.76mm程度の芯材6aを形成する。
例えば、加熱炉を用いて芯材6aに熱処理を施すことができる。
この場合、例えば、窒素または水素(H2)の雰囲気中において、芯材6aを700℃以上に加熱することができる。芯材6aを700℃以上に加熱すれば、芯材6aに吸着していたガスや水分を除去することができる。この場合、芯材6aを800℃以上に加熱すれば、芯材6aに吸着していたガスや水分を除去するのが容易となる。また、芯材6aを900℃以上に加熱すれば、芯材6aに残る歪を除去することが容易となる。芯材6aに残る歪を除去できれば、所望の熱膨張係数を有する芯材6aを得ることが容易となる。
例えば、芯材6aの直径寸法が0.76mm程度、加熱温度が900℃程度の場合には、加熱時間は、20秒〜200秒程度とすることができる。
また、窒素は水素に比べて芯材6aに吸着しにくい。そのため、窒素の雰囲気中において芯材6aに熱処理を施せば、加熱後の冷却時に芯材6aに吸着するガスの量を抑制することができる。そのため、窒素の雰囲気中において芯材6aに熱処理を施すことがより好ましい。
被覆層6bは、例えば、メッキ法やスパッタリング法などの成膜法を用いて形成することができる。
例えば、電気メッキ法を用いて、芯材6aの表面にニッケルを含む被覆層6bを形成することができる。
ここで、前述したように、封止部3は、バルブ2の端部を加熱し、加熱されたバルブ2の端部を一対のリード線6とともに押しつぶすことで形成される。そのため、封止部3を形成する際にリード線6が加熱されることになる。
また、被覆層6bの厚みを厚くしすぎると、リード線6の折り曲げ部6cが開き易くなることが判明した。リード線6の折り曲げ部6cが開き易くなる理由は必ずしも明らかではないが、被覆層6bの厚みを厚くしすぎると、熱応力の影響が大きくなることが考えられる。
本発明者らの得た知見によれば、被覆層6bの厚みは、1.0μm以上、6.0μm以下とすることが好ましい。
なお、被覆層6bの厚みに関する詳細は後述する。
例えば、加熱炉を用いて、表面に被覆層6bが形成された芯材6aに熱処理を施すことができる。
例えば、窒素または水素の雰囲気中において、表面に被覆層6bが形成された芯材6aを700℃以上に加熱することができる。表面に被覆層6bが形成された芯材6aを700℃以上に加熱すれば、被覆層6bに吸着していたガスや水分を除去することができる。またさらに、芯材6aに吸着していたガスや水分を除去することもできる。この場合、表面に被覆層6bが形成された芯材6aを800℃以上に加熱すれば、被覆層6bに吸着していたガスや水分を除去するのが容易となる。また、表面に被覆層6bが形成された芯材6aを800℃以上に加熱すれば、芯材6aに吸着していたガスや水分を除去することも容易となる。また、表面に被覆層6bが形成された芯材6aを900℃以上に加熱すれば、芯材6aに残る歪を除去することが容易となる。
そのため、第2の熱処理における加熱時間は、第1の熱処理における加熱時間よりも短くなっている。この場合、第2の熱処理における加熱時間は、表面に被覆層6bが形成された芯材6aの直径寸法と加熱温度などに応じて適宜調整することができる。
例えば、表面に被覆層6bが形成された芯材6aの直径寸法が0.3mm程度、加熱温度が900℃程度の場合には、加熱時間は、20秒〜30秒程度とすることができる。 また、窒素は水素に比べて被覆層6bに吸着しにくい。そのため、窒素の雰囲気中において表面に被覆層6bが形成された芯材6aに熱処理を施せば、加熱後の冷却時に被覆層6bに吸着するガスの量を抑制することができる。そのため、窒素の雰囲気中において表面に被覆層6bが形成された芯材6aに熱処理を施すことがより好ましい。
以上の様にして、本実施の形態に係るリード線6を製造することができる。
線状を呈し、鉄とニッケルを含む芯材6aを形成する工程。
水素または窒素の雰囲気中において、芯材6aに第1の熱処理を施す工程。
第1の熱処理が施された芯材6aの表面に、ニッケルを含む被覆層6bを形成する工程。
水素または窒素の雰囲気中において、被覆層6bが形成された芯材6aに第2の熱処理を施す工程。
この場合、被覆層6bを形成する工程において、厚みが、1.0μm以上、6.0μm以下の被覆層6bが形成される。
また、第1の熱処理における加熱温度は700℃以上とすることができる。
第2の熱処理における加熱温度は700℃以上とすることができる。
例えば、冷間伸線により、表面に被覆層6bが形成された芯材6aの直径寸法をさらに小さくすることができる。
冷間伸線を行えば、表面に被覆層6bが形成された芯材6aに歪みが発生する。そのため、冷間伸線の後、表面に被覆層6bが形成された芯材6aに熱処理をさらに施すことができる。熱処理の条件は、例えば、前述した第2の熱処理の条件と同様とすることができる。
表1および表2は、比較例に係る場合である。すなわち、表1および表2は、第2の熱処理のみを行い、第1の熱処理を行わなかった場合である。表1は、第2の熱処理が窒素の雰囲気中において行われた場合である。表2は、第2の熱処理が水素の雰囲気中において行われた場合である。
評価項目の「気泡発生」においては、肉眼で気泡が確認できなかった場合を「◎」とし、肉眼で微細な気泡は確認できるがリード線6と封止部3との間の密着性に問題がない場合を「○」とし、肉眼で気泡が確認でき、且つ、リークが発生している場合を「×」としている。
評価項目の「鉄の析出」においては、被覆層6bの表面が変色していない場合を「○」とし、被覆層6bの表面が変色した場合を「×」としている。
評価項目の「導通」においては、車両用電球1を所定の点滅サイクルで所定の回数点滅させ、点灯状態に問題がない場合を「○」、不灯となった場合を「×」としている。なお、点滅の1サイクルは、点灯を3分間、消灯を3分間とした。また、点滅回数は500回とした。
また、第1の熱処理を行わなければ、気泡の発生を抑制することができない。
評価項目と評価基準は、表1および表2の場合と同様としている。
そのため、被覆層6bの厚みは、1.0μm以上、6.0μm以下とすることが好ましい。
芯材6aの体積は被覆層6bの体積よりも大きいので、表6に例示をした場合(第1の熱処理が窒素の雰囲気中において行われ、第2の熱処理が水素の雰囲気中において行われた場合)における気泡の発生が次に少なくなる。
また、表4に例示をした場合(第1の熱処理が水素の雰囲気中において行われ、第2の熱処理が窒素の雰囲気中において行われた場合)における気泡の発生がその次に少なくなる。
図5中の「A」は、第1の熱処理および第2の熱処理を行わなかったリード線6の場合である。「B」は、窒素の雰囲気中において第1の熱処理および第2の熱処理を行ったリード線6の場合である。
測定に用いたリード線6の直径寸法は0.3mm、長さは10mm、被覆層6bの厚みは2μmとした。
なお、水素量のピーク値は、50℃〜1000℃までの範囲における水素放出量の最大値である。
水素量の平均値は、50℃〜1000℃までの範囲における水素放出量の平均値である。
また、評価項目の「気泡発生」においては、肉眼で気泡が確認できなかった場合を「◎」とし、肉眼で微細な気泡は確認できるがリード線6と封止部3との間の密着性に問題がない場合を「○」とし、肉眼で気泡が確認でき、且つ、リークが発生している場合を「×」としている。
表7から分かるように、(水素量のピーク値)/(水素量の平均値)が2.5以下となれば、気泡の発生を効果的に抑制することができる。
すなわち、本実施の形態に係るリード線6を50℃〜1000℃まで昇温させて、水素放出量を測定した場合に、(水素量のピーク値)/(水素量の平均値)が2.5以下となる。
Claims (6)
- 線状を呈し、鉄とニッケルを含む芯材と;
ニッケルを含み、前記芯材の表面を覆う被覆層と;
を有し、
前記被覆層の厚みは、1.0μm以上、6.0μm以下であり、
前記リード線を50℃〜1000℃まで昇温させて、水素放出量を測定した場合に、(水素量のピーク値)/(水素量の平均値)が2.5以下となるリード線。 - 線状を呈し、鉄とニッケルを含む芯材を形成する工程と;
水素または窒素の雰囲気中において、前記芯材に第1の熱処理を施す工程と;
前記第1の熱処理が施された芯材の表面に、ニッケルを含む被覆層を形成する工程と;
水素または窒素の雰囲気中において、前記被覆層が形成された芯材に第2の熱処理を施す工程と;
を備え、
前記芯材に第1の熱処理を施す工程が、前記水素の雰囲気中において行われる場合には、前記被覆層が形成された芯材に第2の熱処理を施す工程が、前記窒素の雰囲気中において行われ、
前記芯材に第1の熱処理を施す工程が、前記窒素の雰囲気中において行われる場合には、前記被覆層が形成された芯材に第2の熱処理を施す工程が、前記水素または窒素の雰囲気中において行われ、
前記被覆層を形成する工程において、厚みが、1.0μm以上、6.0μm以下の前記被覆層が形成されるリード線の製造方法。 - 前記第1の熱処理における加熱温度は700℃以上である請求項2記載のリード線の製造方法。
- 前記第2の熱処理における加熱温度は700℃以上である請求項2または3に記載のリード線の製造方法。
- 前記第2の熱処理における加熱時間は、前記第1の熱処理における加熱時間よりも短い請求項2〜4のいずれか1つに記載のリード線の製造方法。
- バルブと;
請求項1記載の一対のリード線と;
前記バルブの一方の端部を封止し、前記一対のリード線を保持する封止部と;
前記バルブの内部において、前記一対のリード線の折り曲げ部に保持されるフィラメントと;
を具備した車両用電球。
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