JP6862233B2 - 産業用ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエハ等の基板を搬送する産業用ロボットに関する。
従来、複数の半導体ウエハが所定のピッチで積層されて収容されるカセットと、半導体ウエハに所定の処理を行う半導体製造装置内の収容部との間で、複数の半導体ウエハを同時に搬送する基板搬送装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の基板搬送装置は、半導体ウエハを保持する基板保持装置と、基板保持装置を移動させるロボットとを備えている。基板保持装置は、半導体ウエハが搭載されるブレードを有する5個の保持体を備えている。
特許文献1に記載された基板保持装置では、5個のブレードが上下方向で重なるように5個の保持体が配置されている。また、基板保持装置は、5個のブレードの上下方向の間隔を変えるためのリンク機構を備えている。リンク機構は、上下方向の中心に配置される保持体を除く4個の保持体のそれぞれに回動可能に連結される従動リンク部材と、4本の従動リンク部材が回動可能に連結される駆動リンク部材とを備えている。駆動リンク部材の中心には、歯車列を介してモータが連結されており、駆動リンク部材は、カセットと収容部との間で半導体ウエハを搬送する際の基板保持装置の移動方向を回動の軸方向として回動可能となっている。
また、2本の従動リンク部材は、駆動リンク部材の中心から駆動リンク部材の長手方向の一方側に向かって所定の間隔をあけた状態で基板保持装置の移動方向を回動の軸方向として回動可能に駆動リンク部材に連結され、残りの2本の従動リンク部材は、駆動リンク部材の中心から駆動リンク部材の長手方向の他方側に向かって所定の間隔をあけた状態で基板保持装置の移動方向を回動の軸方向として回動可能に駆動リンク部材に連結されている。特許文献1に記載の基板保持装置では、モータの動力で駆動リンク部材が回動すると、駆動リンク部材の回動量に応じて、従動リンク部材が連結された4個の保持体が上下動する。
特開2005−116807号公報
特許文献1に記載の基板保持装置では、保持体を構成する部品のばらつき等の影響で、駆動リンク部材の回動中心に対するブレードの上下方向の位置がばらつくおそれがある。駆動リンク部材の回動中心に対するブレードの上下方向の位置のばらつきが大きくなって、5個のブレードのうちの少なくとも1個のブレードが上下方向において所定の範囲から外れた位置に配置されると、カセットと収容部との間で半導体ウエハを搬送する際に、カセットや収容部とブレードとが干渉するおそれがある。そのため、上下方向において所定の範囲から外れた位置に配置されるブレードがある場合には、このブレードの上下方向の位置を調整する必要がある。
しかしながら、特許文献1に記載の基板保持装置において、従動リンク部材が連結される4個の保持体のブレードの個々の上下方向の位置を調整するためには、従動リンク部材と駆動リンク部材との連結位置または従動リンク部材と保持体との連結位置を変えたり、あるいは、従動リンク部材の長さを変えたりする必要がある。したがって、特許文献1に記載の基板保持装置では、従動リンク部材が連結される4個の保持体のブレードの個々の上下方向の位置調整は困難である。
そこで、本発明の課題は、基板が搭載されるとともに上下方向で重なるように配置される複数の搭載部の上下方向の間隔を変えることが可能であっても、複数の搭載部の個々の上下方向の位置を容易に調整することが可能な産業用ロボットを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の産業用ロボットは、複数の基板が所定のピッチで積層されて収容される収容部から基板を搬出する産業用ロボットにおいて、複数の基板が搭載される基板搭載機構を備え、基板搭載機構は、基板が搭載されるとともに上下方向で重なるように配置される搭載部を有する複数のハンドと、収容部から基板を搬出する際に複数のハンドと一緒に移動するベース部材と、複数の搭載部の上下方向の間隔を変えるピッチ変更機構とを備え、ハンドは、ベース部材に対して上下方向に相対移動可能となっており、ピッチ変更機構は、収容部からの基板の搬出方向を軸方向として配置される支点軸と、複数のハンドが連結されるとともに支点軸を回動中心にして回動するレバー部材と、レバー部材の長手方向に沿って支点軸から所定の距離だけ離れた位置に配置されるとともにハンドとレバー部材との連結部となる複数のハンド連結部と、レバー部材を回動させるための駆動機構とを備え、駆動機構は、上下方向に直線的に移動する直動部材を備え、レバー部材は、直動部材の上下動に伴って支点軸を中心にして回動し、ハンド連結部は、レバー部材に回転可能に取り付けられ搬出方向を回転の軸方向として回転するローラと、ハンドに取り付けられ搬出方向と上下方向とに直交する方向へローラを案内するガイド部を有するガイド部材とを備え、ガイド部材は、ハンドに対して上下方向に位置調整可能に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の産業用ロボットでは、複数の搭載部の上下方向の間隔を変えるピッチ変更機構は、ハンドとレバー部材との連結部となるハンド連結部を備えており、ハンド連結部は、レバー部材に回転可能に取り付けられ搬出方向を回転の軸方向として回転するローラと、ハンドに取り付けられ搬出方向と上下方向とに直交する方向へローラを案内するガイド部を有するガイド部材とを備えている。また、本発明では、ガイド部材は、ハンドに対して上下方向に位置調整可能に取り付けられている。
そのため、本発明では、ハンドに対するガイド部材の上下方向の位置を調整するといった簡易な調整によって、複数のハンドの個々の上下方向の位置(具体的には、レバー部材に対する個々のハンドの上下方向の位置)を調整することが可能になる。すなわち、本発明では、ハンドに対するガイド部材の上下方向の位置を調整するといった簡易な調整によって、複数の搭載部の個々の上下方向の位置を調整することが可能になる。したがって、本発明では、基板が搭載される複数の搭載部の上下方向の間隔を変えることが可能であっても、複数の搭載部の個々の上下方向の位置を容易に調整することが可能になる。
本発明において、たとえば、ガイド部材は、固定用ネジによってハンドに固定され、ガイド部材には、固定用ネジの軸部が挿通される挿通穴が形成され、挿通穴は、固定用ネジの軸部の外径よりも内径の大きな丸穴、または、上下方向を長手方向とする長穴となっている。
本発明において、基板搭載機構は、ハンドに対するガイド部材の上下方向の位置を調整するための調整用ネジを備えることが好ましい。このように構成すると、ハンドに対するガイド部材の上下方向の位置の微調整を容易に行うことが可能になる。すなわち、搭載部の上下方向の位置の微調整を容易に行うことが可能になる。
本発明において、たとえば、基板搭載機構は、ハンドに固定されるとともに調整用ネジを保持するネジ保持部材を備え、ネジ保持部材は、ガイド部材よりも上側に配置され、ガイド部材には、調整用ネジが螺合するネジ穴が形成されている。
本発明において、ハンドには、ガイド部材を上下方向へ案内するガイド溝が形成されていることが好ましい。このように構成すると、ガイド部材の上下方向の位置を調整するときにガイド部材が水平方向にずれにくくなる。したがって、搭載部の上下方向の位置調整がより容易になる。
本発明において、産業用ロボットは、第1アームおよび第2アームと、第1アームの基端側および第2アームの基端側が回動可能に連結される本体部と、基板が搭載されるとともに搭載部と上下方向で重なるように配置可能な第2搭載部を有する第2ハンドとを備え、ベース部材は、第1アームの先端側に回動可能に連結され、第2ハンドは、第2アームの先端側に回動可能に連結されていることが好ましい。このように構成すると、第2ハンドを用いて1枚のみの基板を搬送することが可能になる。また、このように構成すると、たとえば、第2ハンドに取り付けられるセンサを用いて、カセットに収容される複数枚の基板の位置を検知することが可能になる。
本発明において、たとえば、基板搭載機構は、ハンドとして、第2搭載部よりも上側に配置される搭載部を有する複数の上ハンドと、第2搭載部よりも下側に配置される搭載部を有する複数の下ハンドとを備えている。
本発明において、たとえば、駆動機構は、モータと、モータの動力で回転するネジ軸と、直動部材に取り付けられネジ軸に係合するナットとを備えている。
以上のように、本発明の産業用ロボットでは、基板が搭載されるとともに上下方向で重なるように配置される複数の搭載部の上下方向の間隔を変えることが可能であっても、複数の搭載部の個々の上下方向の位置を容易に調整することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかる産業用ロボットの、第2アームが伸びている状態の斜視図である。 図1に示す産業用ロボットの、第1アームおよび第2アームが伸びている状態の斜視図である。 図1に示す基板搭載機構および第2ハンドの斜視図である。 図3に示す基板搭載機構および第2ハンドから駆動機構を取り外した状態の斜視図である。 図4に示す基板搭載機構において搭載部の間隔を変更したときの斜視図である。 図4に示すピッチ変更機構を説明するための図である。 図6に示すピッチ変更機構において搭載部の間隔を変更した状態を示す図である。 図3に示す駆動機構の構成を説明するための斜視図である。 図6のE部の構成を説明するための拡大図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(産業用ロボットの概略構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる産業用ロボット1の、第2アーム6が伸びている状態の斜視図である。図2は、図1に示す産業用ロボット1の、第1アーム5および第2アーム6が伸びている状態の斜視図である。
本形態の産業用ロボット1(以下、「ロボット1」とする。)は、水平多関節型のロボットである。また、ロボット1は、基板である半導体ウエハ2(以下、「ウエハ2」とする。)を搬送するためのロボットである。具体的には、ロボット1は、複数のウエハ2が所定のピッチで積層されて収容される収容部からウエハ2を搬出するためのロボットである。
このロボット1は、たとえば、複数のウエハ2が所定のピッチで積層されて収容されるカセット(図示省略)から複数のウエハ2を同時に搬出して、半導体製造システム(図示省略)を構成する所定の処理装置の中へカセットから搬出した複数のウエハ2を搬入する。また、ロボット1は、複数のウエハ2が所定のピッチで積層されて収容される処置装置から複数のウエハ2を同時に搬出して、この搬出した複数のウエハ2をカセットの中へ搬入する。本形態では、カセットに収容されるウエハ2のピッチと、処理装置に収容されるウエハ2のピッチとが異なっている。
ロボット1は、複数のウエハ2が搭載される基板搭載機構3と、1枚のウエハ2が搭載される第2ハンドとしてのハンド4と、基板搭載機構3が回動可能に連結される第1アーム5と、ハンド4が回動可能に連結される第2アーム6と、第1アーム5および第2アーム6が回動可能に連結される本体部7と、本体部7を昇降可能に保持する昇降機構部(図示省略)とを備えている。第1アーム5および第2アーム6は、互いに回動可能に連結される2個のアーム部によって構成されている。
基板搭載機構3は、第1アーム5の先端側に回動可能に連結されている。基板搭載機構3は、第1アーム5の先端側に対して上下方向を回動の軸方向として回動する。ハンド4は、第2アーム6の先端側に回動可能に連結されている。ハンド4は、第2アーム6の先端側に対して上下方向を回動の軸方向として回動する。本体部7は、第1アーム5の基端側および第2アーム6の基端側が回動可能に連結される旋回部8と、旋回部8を回動可能に支持する支持部9とを備えている。
第1アーム5の基端側と第2アーム6の基端側とは、水平方向で隣り合うように旋回部8に回動可能に連結されている。第1アーム5の基端側および第2アーム6の基端側は、旋回部8に対して上下方向を回動の軸方向として回動する。また、第1アーム5と第2アーム6とは、旋回部8に対して水平方向に個別に伸縮する。旋回部8は、支持部9に対して上下方向を回動の軸方向として回動する。昇降機構部は、支持体9が固定される固定部材と、この固定部材を昇降させる昇降機構とを備えており、支持部9を上下動させる。
基板搭載機構3は、後述のように、所定の間隔をあけた状態で上下方向に重なるように配置されるハンドフォーク12、13、14、15を有する複数のハンド18、19、20、21を備えている。また、上述のように、本形態では、カセットに収容されるウエハ2のピッチと、処理装置に収容されるウエハ2のピッチとが異なっているため、基板搭載機構3は、後述のように、複数のハンドフォーク12〜15の上下方向の間隔を変えるピッチ変更機構30を備えている。基板搭載機構3の詳細な構成については後述する。
ハンド4は、ウエハ2が搭載される第2搭載部としてのハンドフォーク16と、ハンドフォーク16を支持するフォーク支持部材25とを備えている。フォーク支持部材25は、第2アーム6の先端側に回動可能に連結されている。ハンドフォーク16は、平板状に形成されている。また、ハンドフォーク16の形状は、略Y形状となっており、ハンドフォーク16先端側は、二股状に形成されている。
ハンドフォーク16の先端部には、カセット等の内部に収容されるウエハ2の位置等を検知するためのセンサ24(図3等参照)が取り付けられている。センサ24は、発光素子と受光素子とを有する透過型の光学式のセンサである。ロボット1がカセット等からウエハ2を搬出する前には、カセット等に収容されるウエハ2の位置等を検知するために、ロボット1は、第2アーム6のみを伸ばしてカセット等に収容されるウエハ2の前方にハンドフォーク16の先端部を配置した状態でハンド4を上下動させる。すなわち、センサ24は、いわゆるマッピング用のセンサである。
(基板搭載機構の構成)
図3は、図1に示す基板搭載機構3およびハンド4の斜視図である。図4は、図3に示す基板搭載機構3およびハンド4から駆動機構43を取り外した状態の斜視図である。図5は、図4に示す基板搭載機構3においてハンドフォーク12〜15の間隔を変更したときの斜視図である。図6は、図4に示すピッチ変更機構30を説明するための図である。図7は、図6に示すピッチ変更機構30においてハンドフォーク12〜15の間隔を変更した状態を示す図である。図8は、図3に示す駆動機構43の構成を説明するための斜視図である。図9は、図6のE部の構成を説明するための拡大図である。
以下の説明では、上下方向に直交する方向を「前後方向」とし、上下方向と前後方向とに直交する方向を「左右方向」とする。前後方向の一方側である図3等のX1方向側は、基板搭載機構3の先端側であり、その反対側である図3等のX2方向側は、基板搭載機構3の基端側であるため、以下の説明では、X1方向側を「先端」側または「前」側とし、X2方向側を「基端」側または「後(後ろ)」側とする。また、以下の説明では、左右方向の一方側である図3等のY1方向側を「右」側とし、その反対側である図3等のY2方向側を「左」側とする。
本形態では、X1方向は、カセットや処理装置にウエハ2を搬入する際のウエハ2の搬入方向であり、X2方向は、カセットや処理装置からウエハ2を搬出する際のウエハ2の搬出方向である。すなわち、前後方向は、カセットや処理装置に対するウエハ2の搬送方向である。なお、図3等のZ1方向側は「上」側であり、その反対側である図3等のZ2方向側は「下」側である。
基板搭載機構3は、ウエハ2が搭載される搭載部としてのハンドフォーク12〜15を有する4個のハンド18〜21を備えている。すなわち、基板搭載機構3は、ハンドフォーク12を有するハンド18と、ハンドフォーク13を有する4個のハンド19と、ハンドフォーク14を有するハンド20と、ハンドフォーク15を有するハンド21とを備えている。また、基板搭載機構3は、第1アーム5の先端側に回動可能に連結されるベース部材28を備えている。ベース部材28は、カセットや処理装置からウエハ2を搬出する際にハンド18〜21と一緒に移動する。
ハンドフォーク12〜15は、ハンドフォーク16と同形状に形成されており、ハンドフォーク12〜15の形状は、略Y形状となっている。4個のハンドフォーク12〜15は、上下方向に重なるように配置されている。また、ハンドフォーク12〜15は、上からハンドフォーク12、ハンドフォーク13、ハンドフォーク14、ハンドフォーク15の順番で重なるように配置されている。ハンドフォーク12とハンドフォーク13との上下方向の間隔と、ハンドフォーク14とハンドフォーク15との上下方向の間隔とは、等しくなっている。一方、ハンドフォーク13とハンドフォーク14との上下方向の間隔は、ハンドフォーク12とハンドフォーク13との上下方向の間隔の2倍となっている。
ハンド4のハンドフォーク16は、上下方向において、ハンドフォーク13とハンドフォーク14との中心位置に配置されており、4個のハンドフォーク12〜15と上下方向で重なるように配置可能となっている。5個のハンドフォーク12〜16が上下方向で重なった状態では、5個のハンドフォーク12〜16は、等ピッチで配置されている。本形態のハンド18、19は、ハンドフォーク16よりも上側に配置されるハンドフォーク12、13を有する上ハンドであり、ハンド20、21は、ハンドフォーク16よりも下側に配置されるハンドフォーク14、15を有する下ハンドである。
ロボット1では、図2に示すように、5個のハンドフォーク12〜16を上下方向で重ねた状態で、第1アーム5と第2アーム6とを一緒に伸縮させることで、5個のハンドフォーク12〜16によって、5枚のウエハ2を同時に搬送することが可能になっている。また、図1に示すように、第2アーム6のみを伸縮させることで、ハンドフォーク16によって、1枚のウエハ2を搬送することが可能になっている。なお、第1アーム5のみを伸縮させることで、4個のハンドフォーク12〜15によって、4枚のウエハ2を同時に搬送することも可能である。
上述のように、ロボット1は、収容されるウエハ2のピッチが異なるカセットと処理装置との間でウエハ2の搬送を行うため、ハンドフォーク12〜15を有するハンド18〜21は、ベース部材28に対して上下方向に相対移動可能となっている。また、基板搭載機構3は、ハンドフォーク12〜15の上下方向の間隔を変えるピッチ変更機構30と、ハンド12〜15のそれぞれを上下方向に案内するための4個のガイド機構31とを備えている。
ハンド18は、ハンドフォーク12に加え、ハンドフォーク12が固定される固定部材32を備えている。ハンド19は、ハンドフォーク13に加え、ハンドフォーク13が固定される固定部材33を備えている。ハンド20は、ハンドフォーク14に加え、ハンドフォーク14が固定される固定部材34を備えている。ハンド21は、ハンドフォーク15に加え、ハンドフォーク15が固定される固定部材35を備えている。固定部材32〜35のそれぞれの前端側には、ハンドフォーク12〜15のそれぞれの後端部(基端部)が固定されている。
ガイド機構31は、ベース部材28に固定されるガイドレール36と、ガイドレール36に係合するガイドブロック37とから構成されている。ガイドブロック37は、固定部材32〜35のそれぞれに固定されている。ガイドレール36は、ベース部材28の右端側の2箇所とベース部材28の左端側の2箇所とに固定されている。また、ベース部材28の左右の両端側のそれぞれでは、2個のガイドレール36が前後方向で隣り合うように配置されている。
本形態では、ハンド18、20を案内するガイドレール36がベース部材28の左端側に固定され、ハンド19、21を案内するガイドレール36がベース部材28の右端側に固定されている。また、ハンド18、21を案内するガイドレール36が後ろ側に配置され、ハンド19、20を案内するガイドレール36が前側に配置されている。
ピッチ変更機構30は、前後方向を軸方向として配置される支点軸40と、4個のハンド18〜21が連結されるとともに支点軸40を回動中心にして回動するレバー部材41と、ハンド18〜21のそれぞれとレバー部材41との連結部となる4個のハンド連結部42と、レバー部材41を回動させるための駆動機構43とを備えている。ピッチ変更機構30は、ガイド機構31よりも後ろ側に配置されている。
支点軸40は、支点軸40の軸方向と前後方向とが一致するようにベース部材28に固定されている。レバー部材41は、直線状に形成されており、レバー部材41の中心部が支点軸40に回動可能に支持されている。このレバー部材41は、前後方向を回動の軸方向として回動する。レバー部材41は、レバー部材41の一端側が支点軸40よりも左側に配置され、レバー部材41の他端側が支点軸40よりも右側に配置されるように支点軸40に支持されている。ハンド連結部42は、レバー部材41に回転可能に取り付けられる4個のローラ44と、ローラ44を左右方向へ案内する4個のガイド部材45とを備えている。
ローラ44は、レバー部材41に固定される固定軸46に回転可能に支持されている。固定軸46は、固定軸46の軸方向と前後方向とが一致するようにレバー部材41に固定されており、ローラ44は、前後方向を回転の軸方向として回転する。また、固定軸46は、前側に突出するようにレバー部材41に固定されており、ローラ44は、レバー部材41の前側に配置されている。
4個のガイド部材45のそれぞれは、ハンド18〜21のそれぞれに取り付けられている。具体的には、4個のガイド部材45のそれぞれは、固定用ネジ47によって固定部材32〜35のそれぞれの後端部に後ろ側から固定されている(図6、図7参照)。本形態では、2個の固定用ネジ47によってガイド部材45が固定部材32〜35に固定されている。ガイド部材45には、ローラ44が係合するとともにローラ44を左右方向に案内するガイド部としてのガイド溝45aが形成されている。ガイド溝45aは、ガイド部材45の下端部に形成されている。また、ガイド溝45aは、後面および左右の両端が開口する角溝状に形成されている。ローラ44は、後ろ側からガイド溝45aに係合しており、少なくともローラ44の一部分は、ガイド溝45aの中に配置されている。
ハンド連結部42は、レバー部材41の長手方向に沿って支点軸40から所定の距離だけ離れた位置に配置されている。すなわち、4個のローラ44は、レバー部材41の長手方向に沿って支点軸40から所定の距離だけ離れた位置に配置されている。4個のローラ44のうちの2個のローラ44は、支点軸40よりも左側に配置され、残りの2個のローラ44は、支点軸40よりも右側に配置されている。
レバー部材41の左端側に取り付けられるローラ44を第1ローラ44とし、支点軸40と第1ローラ44との間でレバー部材41に取り付けられるローラ44を第2ローラ44とし、レバー部材41の右端側に取り付けられるローラ44を第3ローラ44とし、支点軸40と第3ローラ44との間でレバー部材41に取り付けられるローラ44を第4ローラ44とすると、第1ローラ44と第2ローラ44との距離と、第2ローラ44と支点軸40との距離と、第4ローラ44と支点軸40との距離と、第3ローラ44と第4ローラ44との距離とは、等しくなっている。
本形態では、ハンド18に固定されるガイド部材45と、ハンド19に固定されるガイド部材45とが支点軸40よりも左側に配置され、ハンド20に固定されるガイド部材45と、ハンド21に固定されるガイド部材45とが支点軸40よりも右側に配置されている。ハンド18に固定されるガイド部材45とハンド19に固定されるガイド部材45と支点軸40とハンド20に固定されるガイド部材45とハンド21に固定されるガイド部材45とは、左側から右側に向かってこの順番で配置されている。
駆動機構43は、図8に示すように、駆動源となるモータ50と、モータ50の動力で回転するネジ軸51と、ネジ軸51に係合するナット52とを備えている。また、駆動機構43は、ナット52が取り付けられるとともに上下方向に直線的に移動する直動部材58を備えている。モータ50、ネジ軸51およびナット52は、ピッチ変更機構30よりも後ろ側に配置されている。
ネジ軸51は、ネジ軸51の軸方向と上下方向とが一致するように配置されている。モータ50の動力は、プーリ53およびベルト54を介してネジ軸51に伝達されている。直動部材58は、前後方向の細長い略直方体のブロック状に形成されている。直動部材58の後端部には、ナット52を保持するナット保持部材55が固定されている。直動部材58の前端部は、固定部材32の後端部に固定されている。すなわち、直動部材58は、ハンド18に固定されている。なお、直動部材58の前端部は、固定部材32に固定されるガイド部材45に固定されていても良い。すなわち、直動部材58は、ガイド部材45を介してハンド18に固定されていても良い。
本形態では、モータ50の動力でネジ軸51が回転して、ナット52および直動部材58が昇降すると、直動部材58が固定されるハンド18が昇降する。ハンド18が昇降すると、ハンド18に固定されるガイド部材45が昇降するため、レバー部材41が支点軸40を支点にして回動する。すなわち、レバー部材41は、直動部材58の上下動に伴って回動する。レバー部材41が回動すると、ハンド19〜21に固定されるガイド部材45が昇降するため、図4、図5に示すように、ハンドフォーク12〜15の間隔が変わる。
上述のように、ガイド部材45は、固定用ネジ47によって固定部材32〜35に固定されている。固定部材32〜35には、固定用ネジ47の軸部が挿通される挿通穴56が形成されている(図9参照)。すなわち、ハンド18〜21には、挿通穴56が形成されている。固定用ネジ47の軸部は、後ろ側から挿通穴56に挿通されている。固定用ネジ47は、固定部材32〜35に形成されるネジ穴に螺合している。
挿通穴56は、固定用ネジ47の軸部の外径よりも内径の大きな丸穴となっている。そのため、本形態では、ガイド部材45は、ハンド18〜21に対して上下方向に位置調整可能となっている。すなわち、ガイド部材45は、ハンド18〜21に対して上下方向に位置調整可能に取り付けられている。なお、固定部材32〜35には、固定用ネジ47の頭部が配置される配置穴57が形成されている(図9参照)。配置穴57の内径は、固定用ネジ47の頭部の外径よりも大きくなっている。
基板搭載機構3は、ハンド18〜21に対するガイド部材45の上下方向の位置を調整するための調整用ネジ59を備えている。また、基板搭載機構3は、調整用ネジ59を保持するネジ保持部材60を備えている。ネジ保持部材60は、固定部材32〜35に固定されている。すなわち、ネジ保持部材60は、ハンド18〜21に固定されている。ネジ保持部材60は、ガイド部材45よりも上側に配置されている。
ネジ保持部材60には、調整用ネジ59の軸部が挿通される貫通穴60aが形成されている(図9参照)。貫通穴60aは、上下方向でネジ保持部材60を貫通している。調整用ネジ59の軸部は、上側から貫通穴60aに挿通されており、調整用ネジ59の頭部は、ネジ保持部材60の上面に接触している。ガイド部材45の上面には、調整用ネジ59が螺合するネジ穴45bが形成されている。本形態では、固定用ネジ47を緩めた状態で調整用ネジ59を回すことで、ハンド18〜21に対するガイド部材45の上下方向の位置が微調整される。
固定部材32〜35のそれぞれには、ガイド部材45を上下方向へ案内するガイド溝32a、33a、34a、35aが形成されている(図6、図7参照)。すなわち、ハンド18〜21には、ガイド部材45を上下方向へ案内するガイド溝32a〜35aが形成されている。ガイド溝32a〜35aは、少なくともネジ保持部材60の下側に形成されている。また、ガイド溝32a〜35aは、後面および上下の両端が開口する浅い角溝状に形成されている。ガイド部材45は、後ろ側からガイド溝32a〜35aに係合している。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、ハンド18〜21とレバー部材41との連結部であるハンド連結部42は、レバー部材41に回転可能に取り付けられるとともに前後方向を回転の軸方向として回転するローラ44と、ローラ44を左右方向に案内するガイド溝45aが形成されるガイド部材45とを備えている。また、本形態では、ガイド部材45は、ハンド18〜21に対して上下方向に調整可能に取り付けられている。
そのため、本形態では、ハンド18〜21に対するガイド部材45の上下方向の位置を調整するといった簡易な調整によって、4個のハンド18〜21の個々の上下方向の位置(レバー部材41に対する上下方向の位置)を調整することが可能になる。すなわち、本形態では、ハンド18〜21に対するガイド部材45の上下方向の位置を調整するといった簡易な調整によって、4個のハンドフォーク12〜15の個々の上下方向の位置を調整することが可能になる。したがって、本形態では、4個のハンドフォーク12〜15の上下方向の間隔を変えることが可能であっても、4個のハンドフォーク12〜15の個々の上下方向の位置を容易に調整することが可能になる。
本形態では、基板搭載機構3は、ハンド18〜21に対するガイド部材45の上下方向の位置を調整するための調整用ネジ59を備えており、固定用ネジ47を緩めた状態で調整用ネジ59を回すことで、ハンド18〜21に対するガイド部材45の上下方向の位置が微調整される。そのため、本形態では、ハンド18〜21に対するガイド部材45の上下方向の位置の微調整を容易に行うことが可能になり、その結果、ハンドフォーク12〜15の上下方向の位置の微調整を容易に行うことが可能になる。
本形態では、ハンド18〜21に、ガイド部材45を上下方向へ案内するガイド溝32a〜35aが形成されている。そのため、本形態では、固定用ネジ47を緩めてガイド部材45の上下方向の位置を調整するときにガイド部材45が水平方向にずれにくくなる。したがって、本形態では、ハンドフォーク12〜15の上下方向の位置調整がより容易になる。
本形態では、基板搭載機構3が第1アーム5に連結されるとともに、ハンド4が第2アーム6に連結されている。そのため、本形態では、上述のように、第2アーム6のみを伸縮させることで、ハンドフォーク16によって1枚のウエハ2を搬送することが可能になる。また、本形態では、上述のように、ロボット1がカセット等からウエハ2を搬出する前に、第2アーム6のみを伸ばしてカセット等に収容されるウエハ2の前方にハンドフォーク16の先端部を配置した状態でハンド4を上下動させることで、センサ24によって、カセット等に収容されるウエハ2の位置等を検知することが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態において、支点軸40は、ベース部材28に回動可能に支持されていても良い。この場合には、レバー部材41は、支点軸40に固定されており、支点軸40を回動中心にして支点軸40と一緒に回動可能になっている。また、上述した形態において、挿通穴56は、上下方向を長手方向とする長穴であっても良い。この場合には、たとえば、配置穴57も、上下方向を長手方向とする長穴となっている。
上述した形態において、ネジ保持部材60は、ガイド部材45より下側に配置されていても良い。この場合には、調整用ネジ59が螺合するネジ穴がネジ保持部材60を上下方向で貫通するように形成され、調整用ネジ59の頭部は、ネジ保持部材60の下側に配置されている。また、この場合には、調整用ネジ59の軸部の先端がガイド部材45の下面に接触している。また、上述した形態において、基板搭載機構3は、調整用ネジ59を備えていなくても良い。また、上述した形態において、固定部材32〜35にガイド溝32a〜35aが形成されていなくても良い。
上述した形態において、ハンドフォーク16の上側に、ハンドフォーク14が配置されても良いし、ハンドフォーク16の下側に、ハンドフォーク13が配置されても良い。この場合には、4個のローラ44のうちの3個のローラ44が支点軸40よりも左側または右側に配置される。また、ハンドフォーク16の上側に、ハンドフォーク14、15が配置されても良いし、ハンドフォーク16の下側に、ハンドフォーク12、13が配置されても良い。この場合には、4個のローラ44が支点軸40よりも左側または右側に配置される。
上述した形態において、ハンド18〜21が自重で円滑に下降するのであれば、ガイド部材45に形成されるガイド部(ローラ44を左右方向へ案内するガイド部)は、ローラ44の上端が当接する当接部のみによって構成されていても良い。また、上述した形態において、直動部材58が固定されるラックとモータ50の動力で回転するピニオンとを用いて直動部材58を上下方向に直線的に移動させても良いし、直動部材58が固定されるベルトとモータ50の動力で回転するプーリとを用いて直動部材58を上下方向に直線的に移動させても良い。またエアシリンダ等を用いて、直動部材58を上下方向に直線的に移動させても良い。
上述した形態において、ハンド4は、ベース部材28に固定されていても良い。この場合には、ロボット1は、第2アーム6を備えていなくても良い。また、上述した形態において、ロボット1は、ハンド4を備えていなくても良い。この場合には、たとえば、ハンドフォーク12〜15は、上下方向において等ピッチで配置されている。さらに、上述した形態において、基板搭載機構3が備えるハンドの数は、2個または3個であっても良いし、5個以上であっても良い。また、上述した形態において、ロボット1が搬送する基板は、ウエハ2以外の基板であっても良い。たとえば、ロボット1が搬送する基板は、液晶ディスプレイ用のガラス基板等であっても良い。
1 ロボット(産業用ロボット)
2 ウエハ(半導体ウエハ、基板)
3 基板搭載機構
4 ハンド(第2ハンド)
5 第1アーム
6 第2アーム
7 本体部
12〜15 ハンドフォーク(搭載部)
16 ハンドフォーク(第2搭載部)
18、19 ハンド(上ハンド)
20、21 ハンド(下ハンド)
28 ベース部材
30 ピッチ変更機構
32a〜35a ガイド溝
40 支点軸
41 レバー部材
42 ハンド連結部
43 駆動機構
44 ローラ
45 ガイド部材
45a ガイド溝(ガイド部)
45b ネジ穴
47 固定用ネジ
50 モータ
51 ネジ軸
52 ナット
56 挿通穴
58 直動部材
59 調整用ネジ
60 ネジ保持部材
X2 基板の搬出方向

Claims (8)

  1. 複数の基板が所定のピッチで積層されて収容される収容部から前記基板を搬出する産業用ロボットにおいて、
    複数の前記基板が搭載される基板搭載機構を備え、
    前記基板搭載機構は、前記基板が搭載されるとともに上下方向で重なるように配置される搭載部を有する複数のハンドと、前記収容部から前記基板を搬出する際に複数の前記ハンドと一緒に移動するベース部材と、複数の前記搭載部の上下方向の間隔を変えるピッチ変更機構とを備え、
    前記ハンドは、前記ベース部材に対して上下方向に相対移動可能となっており、
    前記ピッチ変更機構は、前記収容部からの前記基板の搬出方向を軸方向として配置される支点軸と、複数の前記ハンドが連結されるとともに前記支点軸を回動中心にして回動するレバー部材と、前記レバー部材の長手方向に沿って前記支点軸から所定の距離だけ離れた位置に配置されるとともに前記ハンドと前記レバー部材との連結部となる複数のハンド連結部と、前記レバー部材を回動させるための駆動機構とを備え、
    前記駆動機構は、上下方向に直線的に移動する直動部材を備え、
    前記レバー部材は、前記直動部材の上下動に伴って前記支点軸を中心にして回動し、
    前記ハンド連結部は、前記レバー部材に回転可能に取り付けられ前記搬出方向を回転の軸方向として回転するローラと、前記ハンドに取り付けられ前記搬出方向と上下方向とに直交する方向へ前記ローラを案内するガイド部を有するガイド部材とを備え、
    前記ガイド部材は、前記ハンドに対して上下方向に位置調整可能に取り付けられていることを特徴とする産業用ロボット。
  2. 前記ガイド部材は、固定用ネジによって前記ハンドに固定され、
    前記ガイド部材には、前記固定用ネジの軸部が挿通される挿通穴が形成され、
    前記挿通穴は、前記固定用ネジの軸部の外径よりも内径の大きな丸穴、または、上下方向を長手方向とする長穴であることを特徴とする請求項1記載の産業用ロボット。
  3. 前記基板搭載機構は、前記ハンドに対する前記ガイド部材の上下方向の位置を調整するための調整用ネジを備えることを特徴とする請求項1または2記載の産業用ロボット。
  4. 前記基板搭載機構は、前記ハンドに固定されるとともに前記調整用ネジを保持するネジ保持部材を備え、
    前記ネジ保持部材は、前記ガイド部材よりも上側に配置され、
    前記ガイド部材には、前記調整用ネジが螺合するネジ穴が形成されていることを特徴とする請求項3記載の産業用ロボット。
  5. 前記ハンドには、前記ガイド部材を上下方向へ案内するガイド溝が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の産業用ロボット。
  6. 第1アームおよび第2アームと、前記第1アームの基端側および前記第2アームの基端側が回動可能に連結される本体部と、前記基板が搭載されるとともに前記搭載部と上下方向で重なるように配置可能な第2搭載部を有する第2ハンドとを備え、
    前記ベース部材は、前記第1アームの先端側に回動可能に連結され、
    前記第2ハンドは、前記第2アームの先端側に回動可能に連結されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の産業用ロボット。
  7. 前記基板搭載機構は、前記ハンドとして、前記第2搭載部よりも上側に配置される前記搭載部を有する複数の上ハンドと、前記第2搭載部よりも下側に配置される前記搭載部を有する複数の下ハンドとを備えることを特徴とする請求項6記載の産業用ロボット。
  8. 前記駆動機構は、モータと、前記モータの動力で回転するネジ軸と、前記直動部材に取り付けられ前記ネジ軸に係合するナットとを備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の産業用ロボット。
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