JP6861967B2 - 電動ポンプ用ロータの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インペラの回転動作により流体の吸入及び吐出を行う電動ポンプを構成するインペラ一体型のロータの製造方法に関する。
従来より、例えば、特許文献1に開示されている電動ポンプは、回転動作により水の吸引及び吐出を周期的に行うインペラと、該インペラを回転させるモータとを備え、当該モータにおけるロータに上記インペラが回転一体に取り付けられている。当該インペラ及びロータは、その2つの形状に対応する成形空間を有する成形型を用意し、上記成形空間におけるロータに対応する部分に対して磁場配向用磁石で磁場を印加しながら磁性体粉末を含有する熱可塑性樹脂を上記成形空間に充填することによって着磁された磁石を有するロータとインペラとが一体成形されている。
特開2010−270655号公報
ところで、上述の如き電動ポンプをインペラの軸心方向にコンパクトな形状にするために、モータをアキシャル型にすることが考えられる。
しかし、特許文献1におけるロータの磁石は、磁束線が正弦波のように延びる極異方着磁が施されており、もし仮に、アキシャル型のロータにおける磁石に極異方着磁を施した場合、磁束線の形状を維持するために磁石の厚みを厚く設計する必要があり、電動ポンプがインペラの軸心方向にコンパクトにはなるものの、電動ポンプ全体の重量が嵩んでしまうおそれがある。
また、磁性体粉末を含有する熱可塑性樹脂は、磁性体粉末を含有しない熱可塑性樹脂に比べて固化した際に脆くなってしまう。したがって、特許文献1のように、ロータだけではなくインペラも磁性体粉末を含有する熱可塑性樹脂で成形すると、インペラの強度を高めるために当該インペラにおける各構成部位の寸法を厚く設計する必要があり、電動ポンプ全体の重量が嵩むとともに、インペラの形状の設計に制約が発生して設計自由度が少なくなってしまうおそれがある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電動ポンプをインペラの軸心方向にコンパクトに、且つ、軽くするとともに、設計自由度を高めることにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、インペラを成形する部分とロータを成形する部分とにおいて成形に用いる樹脂の種類を変更するとともに、磁性体粉末の配向方向に工夫を凝らしたことを特徴とする。
すなわち、第1の発明では、インペラの一部又は全部の形状に対応する第1空間及び該第1空間に連続して設けられ、中心線が上記インペラの回転軸心に一致するリング形状の第2空間を有する成形型を用意し、磁性体粉末を含有しない第1熱可塑性樹脂を上記第1空間に充填して第1成形部を成形する前後か、或いは、上記第1成形部を成形する際、上記第2空間に対して上記成形型に設けられた磁場配向部を介して上記インペラの回転軸心に沿う方向に外部磁場を印加させながら磁性体粉末を含有する第2熱可塑性樹脂を上記第2空間に充填してリング状の第2成形部を得た後、上記第1及び第2成形部を上記成形型から脱型し、しかる後、上記第2成形部に対して周方向に沿って交互に異なる磁極となるように上記インペラの回転軸心に沿う方向に外部磁場を印加することにより着磁して上記第2成形部をロータ用磁石にすることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記第1及び第2空間に上記第1及び第2熱可塑性樹脂をそれぞれ充填する際、開口部分が奥側部分よりも幅狭な凹部が両表面に無数に形成されたリング状のバックヨークをその中心線が上記インペラの回転軸心に一致するように、且つ、一方の面が上記第1空間に面するとともに他方の面が上記第2空間に面するように上記成形型にセットしておくことを特徴とする。
第3の発明では、第2の発明において、上記成形型は、第1方向に開閉可能に対向配置され、且つ、第1方向と直交する第2方向にも互いに位置を変更可能な第1及び第2型を備え、上記第1空間は、上記第2方向に並ぶように上記第1型に一対設けられ、且つ、上記第2型側に開口する一方、上記第2空間は、上記第1型側に開口するように上記第2型に設けられ、上記磁場配向部は、上記第1型における上記一方の第1空間に対応するように形成されたリング状をなす第1配向部と、上記第2型における上記第2空間の底部を構成する第2配向部とからなり、上記他方の第1空間と上記第2空間とを対応させ、且つ、上記バックヨークを上記第2空間の開口部分を覆うように上記第2型にセットした後、上記第1及び第2型を第1方向に型閉じし、次いで、上記他方の第1空間に上記第1熱可塑性樹脂を充填して上記第1成形部を得るとともに当該第1成形部を上記バックヨークと一体にし、その後、上記第1及び第2型を型開きして上記第1成形部を上記他方の第1空間から脱型した後、上記第1型に対して上記第2型を第2方向に相対移動させて上記一方の第1空間に上記第2空間を対応させ、しかる後、上記第1及び第2型を第1方向に型閉じして上記一方の第1空間に上記第1成形部を収容するとともに、上記第1及び第2配向部に外部磁場を印加させながら上記第2空間に上記第2熱可塑性樹脂を充填して上記第2成形部を得ることを特徴とする。
第1の発明では、ロータの未着磁磁石に含有する磁性体粉末の配向がインペラの軸心方向に沿うようになるので、未着磁磁石に着磁を施して磁石にした際、磁石に発生する磁束線がインペラの軸心方向に沿う平行になる。したがって、磁石に施される着磁が特許文献1の如き極異方着磁ではないので、磁束線の形状を維持するためにロータの厚みを厚く設計する必要が無く、電動ポンプをインペラの軸心方向にコンパクトで、且つ、軽量なものにできる。また、インペラ部分の成形に使用する熱可塑性樹脂は、磁性体粉末を含有していないので、インペラ部分の強度を高めるために当該インペラにおける各構成部位の寸法を厚く設計するといった必要が無く、この点においても電動ポンプを軽量にすることができる。さらに、インペラにおける各構成部位の寸法を厚く設計するといった制約が発生しないので、設計自由度を高くすることができる。
第2の発明では、成形型を用いたインペラ及び未着磁磁石の一体成形時においてバックヨークの両表面に形成された無数の凹部に熱可塑性樹脂が入り込んで固化するので、アンカー効果によってインペラ及び未着磁磁石にバックヨークが組み付くようになる。したがって、インペラ及び未着磁磁石を成形した後に当該インペラ及び未着磁磁石に対して接着剤等を用いてバックヨークを組み付けるといった必要が無く、組付工数を減らすことができる。
第3の発明では、インペラ及び未着磁磁石を同一成形型内の異なる位置において成形を行うので、例えば、インペラ及び未着磁磁石をそれぞれ溶融温度の異なる熱可塑性樹脂で成形する場合において、インペラ及び未着磁磁石を互いに影響を及ぼすことなくそれぞれ成形することができ、インペラ及び未着磁磁石を効率的に一体成形することができる。
本発明の実施形態に係る製造方法で製造されたインペラ一体型のロータを有する電動ポンプの平面図である。 図1のII-II線における概略断面図である。 図2のIII部拡大図である。 本発明の実施形態に係る製造方法で製造されたインペラ一体型のロータの平面図である。 本発明の実施形態に係る製造方法で製造されたインペラ一体型のロータの底面図である。 図5のVI-VI線における断面図である。 本発明の実施形態に係るインペラ一体型のロータを製造するための成形型であり、インペラ一体型ロータにおけるインペラ本体とシュラウドとをそれぞれ射出成形している状態を示す図である。 図7の後、インペラ一体型ロータにおける未着磁磁石を射出成形している状態を示す図である。 図8の後、インペラ一体型ロータにおけるインペラ本体とシュラウドとを一体にしている状態を示す図である。 図9の後、成形型からインペラ一体型ロータにおけるインペラ本体と未着磁磁石とを脱型するとともに、未着磁磁石部分に着磁を施している状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
図1は、本発明の実施形態に係る電動ポンプ1を示す。該電動ポンプ1は、車両の各種領域(例えば、電気自動車のインバーターやインタークーラー等)を冷却するためのものであり、図2に示すように、側面視で略T字状をなす樹脂製ケース2を備えている。
該ケース2は、略円形パネル状の第1ケース部21を備え、当該第1ケース部21には、裏面側に開口する第1収容凹部21aが形成されている。
上記第1ケース部21の表面には、上記第1収容凹部21aの中央部分に連通し当該第1収容凹部21aに水を流入させるための流入孔22aを有する円筒状の流入管部22が上記第1ケース部21の表面に対して直交するように設けられ、上記流入管部22の第1ケース部21側は、当該第1ケース部21に近づくにつれて次第に拡管された形状となっている。
また、上記第1ケース部21の表面には、図1に示すように、上記第1収容凹部21aの側方部分に連通し当該第1収容凹部21aの水を流出させるための流出孔23aを有する円筒状の流出管部23が上記第1ケース部21の表面に沿って設けられている。
上記第1ケース部21の裏面側には、図2に示すように、略矩形板状の第2ケース部24が設けられ、該第2ケース部24の長手方向一端側半分が上記第1ケース部21の裏面側全域を覆っている。
上記第2ケース部24の上記第1収容凹部21aに対応する位置には、上記第1ケース部21側に張り出してその先端部分で上記第1収容凹部21aの開口部分を塞ぐ張出部24aが形成されている。
該張出部24aの張出面には、上記第1収容凹部21a側に開口する第2収容凹部24bが形成される一方、上記張出部24aにおける上記第2収容凹部24bの反対側には、取付凹部24cが形成されている。
該取付凹部24cの中央には、断面円形状の軸支持部24dが突設され、該軸支持部24dには、上記流入管部22の管中心軸上に位置する嵌合孔24eが形成されている。
該嵌合孔24eには、回転支持棒25が嵌合され、上記軸支持部24dは、上記回転支持棒25の一端側略半分を支持している。
上記取付凹部24cには、所謂アキシャル型のモータ3を構成するステータ4が設けられている。
該ステータ4は、鉄製のステータコア40を備え、該ステータコア40は、円盤状のベース部4aと、該ベース部4aの外周部分から上記第2ケース部24側に向かって突設され、上記軸支持部24d周りに等間隔に位置する複数の柱部4bとを有している。
該各柱部4bには、プリント基盤11に一体に取り付けられたコイル10が巻装されている。
そして、上記ベース部4aの中央部分を上記各柱部4bにコイル10が巻装している状態でネジ4cによって上記回転支持棒25の一端に固定するとともに、上記第2ケース部24とステータ4との間の隙間を樹脂12で埋めることにより、上記ステータ4が上記第2ケース部24に固定されている。
上記第1収容凹部21a及び上記第2収容凹部24bで収容空間20が形成されている。該収容空間20には、略円盤状をなす樹脂製インペラ5と、モータ3を構成するロータ6とが収容され、該ロータ6と上記インペラ5とは一体成形されている。
上記インペラ5は、磁性体粉末を含有しない熱可塑性樹脂(第1熱可塑性樹脂)を用いた射出成形により形成され、断面略T字状をなすインペラ本体5Aと、該インペラ本体5Aの表面側に取り付けられたリング板状のシュラウド5Bとを備えている。
上記インペラ本体5Aは、先端側がテーパ状をなす短いペン形状のボス部51を備えている。
該ボス部51には、当該ボス部51の基端側に開口するベアリング用凹部51aが形成され、上記ボス部51の先端部分には、上記ベアリング用凹部51aに連通する連通孔52が中心軸C1(回転軸心)に沿って形成されている。
上記ボス部51外周面の基端側には、複数の羽根53が上記中心軸C1周りに等間隔に設けられている。
また、上記ボス部51外周面の基端部分には、外側方に延びる環状プレート54が形成され、該環状プレート54は、上記各羽根53と一体になっている。
上記ベアリング用凹部51aには、焼成処理が施されたカーボンからなるベアリング56が設けられ、該ベアリング56は、図2に示すように、上記回転支持棒25の他端側に回転可能に外嵌合している。
尚、上記ベアリング56は、上記インペラ5を射出成形する際、当該インペラ5と一体成形されている。
上記シュラウド5Bは、上記ボス部51と所定の間隔をあけて当該ボス部51の周りを環状に延びるように上記各羽根53に取り付けられている。
シュラウド5Bの内周側は、ボス部51に近づくにつれて次第にボス部51の先端側に位置するよう緩やかに湾曲していて、当該部分が水を吸入する吸入口55aとなっている。
上記ロータ6は、インペラ本体5Aの裏面側に取り付けられ、図5及び図6に示すように、各々がリング状をなす鉄製のバックヨーク7及び磁石8を備え、当該バックヨーク7及び磁石8は、各々の中心線が上記中心軸C1に一致している。
バックヨーク7の両表面には、図3に示すように、無数の微小な凹部7aがレーザ加工により形成されていて、該各凹部7aの開口部分は、奥側部分よりも幅狭となっている。尚、図3では、便宜上、各凹部7aの大きさを誇張して記載している。
バックヨーク7は、インペラ本体5Aを射出成形する際、当該インペラ本体5Aと一体成形されていて、図3に示すように、射出成形時にバックヨーク7の各凹部7aに樹脂を入り込ませて当該各凹部7aに対応する無数の突起P1を形成することにより、インペラ本体5Aとバックヨーク7とがアンカー効果で一体になっている。
上記磁石8は、磁性体粉末を含有する熱可塑性樹脂(第2熱可塑性樹脂)を用いた射出成形により一体に形成された未着磁磁石8Aに対して着磁を施すことにより形成され、図3に示すように、射出成形時にバックヨーク7の各凹部7aに樹脂を入り込ませて当該各凹部7aに対応する無数の突起P1を形成することにより、バックヨーク7と磁石8とがアンカー効果で一体になっている。
上記磁石8は、ロータ6を裏面側から見て、上記中心軸C1周りにN極とS極とが4つずつ交互に並ぶ片面8極の着磁形態となっている(図5参照)。
すなわち、磁石8に内部に含まれる磁性体粉末が中心軸C1と同方向に延びるよう配向されていて、図6に示すように、磁石8の磁束線φはロータ6の裏面側のS極からバックヨーク7に向かうとともに当該バックヨーク7内において折り返してロータ6の裏面側のN極に向かうようになっている。
そして、上記ステータ4は、図2に示すように、上記ステータコア40及びコイル10と上記磁石8とによる磁気作用で上記ロータ6とともに上記インペラ5を中心軸C1周りに回転させるようになっていて、このインペラ5及びロータ6の回転動作により上記インペラ5が水の吸引及び吐出を周期的に行うようになっている。
インペラ5及び未着磁磁石8Aは、図7乃至図9に示すように、成形型9によって一体成形されている。
該成形型9は、所謂ダイスライドインジェクションと呼ばれる工法用の型であり、第1型9a及び第2型9bを備えている。
第1型9aは、上記第2型9bに対して第1方向X1に開閉可能に対向配置され、第2型9bは、上記第1型9aに対して第1方向X1と直交する第2方向X2に直線状に移動可能になっている。
つまり、第1型9a及び第2型9bは、第2方向X2に互いに相対位置を変更できるようになっている。
第1型9aには、インペラ本体5Aを射出成形するための第1金型領域R1と、未着磁磁石8Aに対して配向作業を行うための第2金型領域R2と、シュラウド5Bを射出成形するための第3金型領域R3とが第2方向X2に並んで設定され、第1及び第3金型領域R1,R3は、磁性体で形成されている。
第1型9aの第1及び第2金型領域R1,R2には、第2型9b側に開口し、且つ、内面がインペラ本体5Aの表面側の形状に対応する同形状のインペラ本体成形凹部91及びインペラ本体収容凹部92がそれぞれ形成されていて、インペラ本体成形凹部91及びインペラ本体収容凹部92は、それぞれ本発明の第1空間を構成している。
第2金型領域R2におけるインペラ本体収容凹部92の外側部分に対応する位置には、磁性体からなるリング状の第1配向部9cが設けられ、第2金型領域R2における第1配向部9cを除く部分は、ステンレス材等の非磁性体で形成されている。
第1型9aの第3金型領域R3には、第2型9b側に開口し、且つ、内面がインペラ5の表面側の形状に対応するシュラウド成形凹部93が形成されている。
一方、第2型9bには、ロータ6を成形するための第4金型領域R4と、シュラウド5Bを射出成形するため第5金型領域R5とが第2方向X2に並んで設定され、第5金型領域R5は、磁性体で形成されている。
上記第2型9bの第4金型領域R4が第1型9aの第1金型領域R1に対応する位置の際、第2型9bの第5金型領域R5が第1型9aの第3金型領域R3に対応するようになっている。
第2型9bの第4金型領域R4には、第1型9a側に開口する環状凹条溝部94(第2空間)が形成されている。
第4金型領域R4における環状凹条溝部94の底部を構成する部分は、磁性体からなるリング状の第2配向部9dとなっていて、第4金型領域R4における第2配向部9dを除く部分は、ステンレス材等の非磁性体で形成されている。
そして、本発明の磁場配向部9eは、上記第1配向部9cと上記第2配向部9dとで構成されている。
また、上記環状凹条溝部94の開口部分には、当該環状凹条溝部94を覆うようにバックヨーク7をセット可能なバックヨークセット部94aが形成されている。
該バックヨークセット部94aにバックヨーク7をセットすると、当該バックヨーク7と環状凹条溝部94の内面との間に未着磁磁石形成空間S1が形成されるようになっている。
さらに、第2型9bにおける上記第2配向部9dの内方には、第1方向X1に突出する突出部95が設けられ、該突出部95には、ベアリング56が外嵌合可能になっている。
そして、第1金型領域R1と第4金型領域R4とを対応させるとともに、ベアリング56を突出部95に外嵌合させ、且つ、バックヨークセット部94aにバックヨーク7をセットした状態で第1型9a及び第2型9bを型閉じさせると、突出部95及びベアリング56がインペラ本体成形凹部91に入り込むとともに、突出部95、ベアリング56及びバックヨーク7とインペラ本体成形凹部91の内面との間にインペラ本体成形空間S2が形成されるようになっている。
すなわち、バックヨーク7の一方の面がインペラ本体成形空間S2に、他方の面が未着磁磁石形成空間S1に面するようになっていて、インペラ本体成形空間S2及びバックヨーク7の一方の面の各凹部7aに磁性体粉末を含有しない第1熱可塑性樹脂を充填することにより、インペラ本体5Aを成形しながらバックヨーク7をインペラ本体5Aに一体化させるようになっている。
第2型9bの第5金型領域R5には、第1型9a側に略円盤状に膨出する膨出部97が形成されている。
第3金型領域R3と第5金型領域R5とを対応させた状態で第1型9a及び第2型9bを型閉じさせると、膨出部97がシュラウド成形凹部93に入り込むとともに膨出部97とシュラウド成形凹部93の内面との間にシュラウド成形空間S3が形成されるようになっていて、該シュラウド成形空間S3に第1熱可塑性樹脂を充填することにより、シュラウド5Bが成形されるようになっている。
また、第1型9aに対して第2型9bを第2方向X2に移動させて第2金型領域R2と第4金型領域R4とを対応させるとともに第1型9a及び第2型9bを型閉じさせると、インペラ本体収容凹部92にインペラ本体5Aが収容されるとともに、第1配向部9cと第2配向部9dとが対向するようになっている。
第1型9a及び第2型9bの中途部に対応する位置には、図8に示すように、一対の配向ユニット14が上記第1型9a及び第2型9bを挟むように配設され、上記両配向ユニット14により未着磁磁石形成空間S1に対して磁場配向部9eを介して第1方向X1に外部磁場を印加させながら第2熱可塑性樹脂を未着磁磁石形成空間S1及びバックヨーク7の他方の面の各凹部7aに充填してインペラ本体5A及びバックヨーク7に連なるリング状の未着磁磁石8Aを成形するようになっている。
さらに、図9に示すように、第1型9aに対して第2型9bを第2方向X2に移動させて第3金型領域R3と第4金型領域R4とを対応させるとともに第1型9a及び第2型9bを型閉じさせ、且つ、インペラ本体成形空間S2で成形されたインペラ本体5Aとシュラウド成形空間S3で形成されたシュラウド5Bとを互いに接続するためにインペラ本体5Aとシュラウド5Bとの間に樹脂を供給して固化させることにより、インペラ本体5Aとシュラウド5Bとが一体になってインペラ5が形成されるようになっている。
そして、一体化されたインペラ5、ベアリング56、バックヨーク7及び未着磁磁石8Aを成形型9から脱型させるとともに、図10に示すように、着磁ヨーク15を用いて未着磁磁石8Aに対して周方向に沿って交互に異なる磁極となるように第1方向X1に外部磁場を印加することにより着磁して未着磁磁石8Aをロータ6用の磁石8にするようになっている。
次に、上記インペラ5付きロータ6の製造方法について詳述する。
まず、第2型9bの突出部95にベアリング56を外嵌合させるとともにバックヨークセット部94aにバックヨーク7をセットする。
次に、第1型9aの第1金型領域R1と第2型9bの第4金型領域R4とを対応させ、且つ、第1型9aの第3金型領域R3と第2型9bの第5金型領域R5とを対応させた位置で第1及び第2型を型閉じさせる。すると、図7に示すように、第1型9aの第1金型領域R1及び第2型9bの第4金型領域R4では、突出部95及びベアリング56がインペラ本体成形凹部91に入り込んで、突出部95、ベアリング56及びバックヨーク7とインペラ本体成形凹部91の内面との間にインペラ本体成形空間S2が形成される。一方、第1型9aの第3金型領域R3及び第2型9bの第5金型領域R5では、膨出部97がシュラウド成形凹部93に入り込んで、膨出部97とシュラウド成形凹部93の内面との間にシュラウド成形空間S3が形成される。
しかる後、インペラ本体成形空間S2に第1熱可塑性樹脂を充填する。すると、第1型9aの第1金型領域R1及び第2型9bの第4金型領域R4においてインペラ本体5Aがベアリング56及びバックヨーク7と共に一体成形される。
また、シュラウド成形空間S3に第1熱可塑性樹脂を充填する。すると、第1型9aの第3金型領域R3及び第2型9bの第5金型領域R5においてシュラウド5Bが成形される。
次いで、第1及び第2型9a,9bを型開きさせるとともに、一体成形されたインペラ本体5A、ベアリング56及びバックヨーク7が第2型9b側にセットされた状態で当該第2型9bを第1型9aに対して第2方向X2に相対移動させて第1型9aの第2金型領域R2と第2型9bの第4金型領域R4とを一致させた後、第1及び第2型9a,9bを型閉じする。すると、図8に示すように、インペラ本体収容凹部92にインペラ本体5Aが収容されるとともに、第1型9aの第1配向部9cと第2型9bの第2配向部9dとが対向する。
その後、一対の配向ユニット14により未着磁磁石形成空間S1に対して磁場配向部9eを介して第1方向X1に外部磁場を印加させながら未着磁磁石形成空間S1に第2熱可塑性樹脂を充填する。すると、リング形状をなす未着磁磁石8Aがインペラ本体5A及びバックヨーク7と共に一体成形される。このとき、一対の配向ユニット14によって未着磁磁石8Aに含有する磁性体粉末の配向はインペラ5の中心軸C1に沿うようになる。
しかる後、第1及び第2型9a,9bを型開きさせるとともに、一体成形されたインペラ本体5A、ベアリング56、バックヨーク7及び未着磁磁石8Aが第2型9b側にセットされた状態で当該第2型9bを第1型9aに対して第2方向X2に相対移動させて第1型9aの第3金型領域R3と第2型9bの第4金型領域R4とを一致させた後、第1及び第2型9a,9bを型閉じする。すると、図9に示すように、シュラウド成形凹部93にインペラ本体5Aが収容されて当該インペラ本体5Aがシュラウド5Bに接触する。
そして、図示しないゲートを介してシュラウド成形凹部93におけるインペラ本体5Aとシュラウド5Bとの間に第1熱可塑性樹脂を供給して固化させてインペラ本体5Aとシュラウド5Bとを一体にする。
その後、一体化されたインペラ5、ベアリング56、バックヨーク7及び未着磁磁石8Aを成形型9から脱型させるとともに、図10に示すように、着磁ヨーク15により未着磁磁石8Aに対して周方向に沿って交互に異なる磁極となるように第1方向X1に外部磁場を印加する。すると、未着磁磁石8Aが磁石8になり、インペラ5一体型ロータ6が完成する。
以上より、本発明の実施形態によると、一対の配向ユニット14によってロータ6の未着磁磁石8Aに含有する磁性体粉末の配向がインペラ5の中心軸C1に沿うようになるので、未着磁磁石8Aに着磁を施して磁石8にした際、磁石8に発生する磁束線φがインペラ5の中心軸C1に沿う平行になる。したがって、磁石8に施される着磁が特許文献1の如き極異方着磁ではないので、磁束線φの形状を維持するためにロータ6の厚みを厚く設計する必要が無く、電動ポンプ1をインペラ5の中心軸C1に沿う方向にコンパクトで、且つ、軽量なものにできる。また、インペラ5部分の成形に使用する熱可塑性樹脂は、磁性体粉末を含有していないので、インペラ5部分の強度を高めるために当該インペラ5における各構成部位の寸法を厚く設計するといった必要が無く、この点においても電動ポンプ1を軽量にすることができる。さらに、インペラ5における各構成部位の寸法を厚く設計するといった制約が発生しないので、設計自由度を高くすることができる。
また、成形型9を用いたインペラ5及び未着磁磁石8Aの一体成形時においてバックヨーク7の両表面に形成された無数の凹部7aに熱可塑性樹脂が入り込んで固化するので、アンカー効果によってインペラ5及び未着磁磁石8Aにバックヨーク7が組み付くようになる。したがって、インペラ5及び未着磁磁石8Aを成形した後に当該インペラ5及び未着磁磁石8Aに対して接着剤等を用いてバックヨーク7を組み付けるといった必要が無く、組付工数を減らすことができる。
さらに、インペラ5及び未着磁磁石8Aを同一成形型9内の異なる位置において成形を行うので、例えば、インペラ5及び未着磁磁石8Aをそれぞれ溶融温度の異なる熱可塑性樹脂で成形する場合において、インペラ5及び未着磁磁石8Aを互いに影響を及ぼすことなくそれぞれ成形することができ、インペラ5及び未着磁磁石8Aを効率的に一体成形することができる。
尚、本発明の実施形態では、第1型9aの第1金型領域R1及び第2型9bの第4金型領域R4においてインペラ5の一部であるインペラ本体5Aを成形しているが、第1型9aの第1金型領域R1及び第2型9bの第4金型領域R4においてインペラ5の全部を成形してもよい。
また、本発明の実施形態では、インペラ5がシュラウド5Bを有する構造になっているが、インペラ5がシュラウド5Bを有しない構造であっても本発明の製造方法を適用できる。
また、本発明の実施形態では、インペラ5が環状プレート54を有する構造になっているが、インペラ5が環状プレート54を有しておらず、各羽根53が直接バックヨーク7と一体になる構造であっても本発明の製造方法を適用できる。
また、本発明の実施形態に係るベアリング56は、滑り軸受であるが、玉軸受であってもよい。
また、本発明の実施形態では、第1型9aが第2型9bに対して第2方向X2に直線状に移動することにより互いの相対位置を変更しているが、例えば、第1型9aにおいてインペラ本体成形凹部91、インペラ本体収容凹部92及びシュラウド成形凹部93が環状となる位置に形成されていて、第1型9a及び第2型9bの少なくとも一方を上下方向に延びる軸心周りに回転させることにより、互いの相対位置を変更するような構成にしてもよい。
また、本発明の実施形態では、バックヨーク7の両表面の無数の凹部7aをレーザ加工により形成しているが、これに限らず、例えば、バックヨーク7の両表面をエッチングにより腐食させて各凹部7aを形成するようにしてもよい。
また、本発明の実施形態では、成形型9において、インペラ本体5Aを成形した後、未着磁磁石8Aを成形するようにしているが、例えば、第1型9aの第1金型領域R1と第2型9bの第4金型領域R4とにおいてインペラ本体5Aを成形する際に環状凹条溝部94に外部磁場を印加しながら未着磁磁石8Aを成形するようにしてもよいし、第1型9aの第1金型領域R1と第2型9bの第4金型領域R4とにおいて環状凹条溝部94に外部磁場を印加しながら未着磁磁石8Aを成形した後、インペラ本体5Aを成形してもよい。
また、本発明の実施形態では、インペラ本体5Aとシュラウド5Bとの間に樹脂を供給して固化させることにより、インペラ本体5Aとシュラウド5Bとを一体にしているが、これに限らず、例えば、レーザ融着、熱融着、摩擦融着、圧着、接着などによってインペラ本体5Aとシュラウド5Bとを一体にしてもよい。
また、本発明の実施形態では、第1型9a及び第2型9bにおける第2金型領域R2及び第4金型領域R4の磁場配向部9eの周りだけを非磁性体にしているが、第1型9a及び第2型9bの全ての領域を磁性体にしてもよい。
また、本発明の実施形態では、インペラ5の羽根53が8枚となっているが、インペラ5がその他の数の羽根53で構成されていてもよい。
また、本発明の実施形態では、片面8極の磁石が設けられているが、片面4極や、その他の極数の磁石8を用いる構成であってもよい。
尚、本発明の電動ポンプ1は、水の吸引及び吐出を行っているが、その他の流体、例えば、オイルの吸引及び吐出を行うこともできる。
また、本発明の電動ポンプ1は、車両の各種領域に水を供給するために用いているが、自動車や自動二輪車だけでなく、家庭用電化製品にも用いることができる。
本発明は、インペラの回転動作により流体の吸入及び吐出を行う電動ポンプを構成するインペラ一体型のロータの製造方法に適している。
1 電動ポンプ
5 インペラ
5A インペラ本体(第1成形部)
6 ロータ
7 バックヨーク
7a 凹部
8 磁石
8A 未着磁磁石(第2成形部)
9 成形型
9a 第1型
9b 第2型
9c 第1配向部
9d 第2配向部
9e 磁場配向部
91 インペラ本体成形凹部(第1空間)
94 環状凹条溝部(第2空間)
C1 中心軸(回転軸心)
X1 第1方向
X2 第2方向

Claims (1)

  1. インペラの一部又は全部の形状に対応する第1空間及び該第1空間に連続して設けられ、中心線が上記インペラの回転軸心に一致するリング形状の第2空間を有する成形型を用意し、磁性体粉末を含有しない第1熱可塑性樹脂を上記第1空間に充填して第1成形部を成形する前後か、或いは、上記第1成形部を成形する際、上記第2空間に対して上記成形型に設けられた磁場配向部を介して上記インペラの回転軸心に沿う方向に外部磁場を印加させながら磁性体粉末を含有する第2熱可塑性樹脂を上記第2空間に充填してリング状の第2成形部を得た後、上記第1及び第2成形部を上記成形型から脱型し、しかる後、上記第2成形部に対して周方向に沿って交互に異なる磁極となるように上記インペラの回転軸心に沿う方向に外部磁場を印加することにより着磁して上記第2成形部をロータ用磁石にする電動ポンプ用ロータの製造方法であって、
    上記第1及び第2空間に上記第1及び第2熱可塑性樹脂をそれぞれ充填する際、リング状のバックヨークをその中心線が上記インペラの回転軸心に一致するように、且つ、一方の面が上記第1空間に面するとともに他方の面が上記第2空間に面するように上記成形型にセットし、
    上記成形型は、第1方向に開閉可能に対向配置され、且つ、第1方向と直交する第2方向にも互いに相対位置を変更可能な第1及び第2型を備え、
    上記第1空間は、上記第2方向に並ぶように上記第1型に一対設けられ、且つ、上記第2型側に開口する一方、上記第2空間は、上記第1型側に開口するように上記第2型に設けられ、
    上記磁場配向部は、上記第1型における上記一方の第1空間に対応するように形成されたリング状をなす第1配向部と、上記第2型における上記第2空間の底部を構成する第2配向部とからなり、
    上記他方の第1空間と上記第2空間とを対応させ、且つ、上記バックヨークを上記第2空間の開口部分を覆うように上記第2型にセットした後、上記第1及び第2型を第1方向に型閉じし、
    次いで、上記他方の第1空間に上記第1熱可塑性樹脂を充填して上記第1成形部を得るとともに当該第1成形部を上記バックヨークと一体にし、
    その後、上記第1及び第2型を型開きして上記第1成形部を上記他方の第1空間から脱型した後、上記第1型に対して上記第2型を第2方向に相対移動させて上記一方の第1空間に上記第2空間を対応させ、
    しかる後、上記第1及び第2型を第1方向に型閉じして上記一方の第1空間に上記第1成形部を収容するとともに、上記第1及び第2配向部に外部磁場を印加させながら上記第2空間に上記第2熱可塑性樹脂を充填して上記第2成形部を得ることを特徴とする電動ポンプ用ロータの製造方法。
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