JP2007151355A - マグネットロータおよびそのマグネットロータを備えた可動磁石式計器、そのマグネットロータを備えたステッピングモータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 マグネットロータRとして、ロータ本体20の成形時においてプラスチックマグネット10のゲート口痕跡部12箇所が覆われるため、ゲート部の切断によってゲート口痕跡部12箇所に発生する磁性紛や切り屑の飛散を未然に防ぐことができ、またロータ本体20の成形後において、ロータ本体20が収縮したとしても、プラスチックマグネット10の突設部11箇所に設けられたゲート口痕跡部12と、突設部11箇所に形成されるダミー用凹凸部13とが、ゲート口痕跡部12の位置とマグネットロータRの軸G位置を結ぶ線上に位置して設けられて、軸芯のずれもなくなる。
【選択図】 図9
Description
D 駆動伝達部
G 軸芯
M 可動磁石式計器
P 指針
R マグネットロータ
10 プラスチックマグネット
11 突設部
11A 側壁部
12 ゲート口痕跡部
13,13A,13B ダミー用凹凸部
14 凹設部
20 ロータ本体
21 係止用突部
21A 両側壁(側壁部)
22,22A 充填密閉部(下側フランジ部)
23,23A 充填密閉部(上側フランジ部)
24 分岐伝達ギヤ部
25 軸孔
26 回転支軸部
30 支軸
40 従動伝達ギヤ部
50 指針軸
60 ハウジング
61 第1の枠体
62 第2の枠体
63,64 巻枠部
70 シールドケース
80 端子
90 プリント基板
Claims (9)
- 射出成形のゲート口から磁性紛を混ぜ合わせた熱可塑性プラスチック材料を加熱溶融した状態にて注入して成形される環状のプラスチックマグネットと、この環状のプラスチックマグネットの中空部内にプラスチック材料からなるロータ本体を一体的にかつ同軸的に成形してなるマグネットロータにおいて、前記環状のプラスチックマグネットの中空部の内周壁には、前記マグネットロータの軸芯位置を基点として同心円状に所定の間隔を配して略矩形状に形成された回り止め部からなる突設部を設けるとともに、この突設部の上面側または下面側の少なくとも1箇所に前記プラスチックマグネットの成形時におけるゲート口部分を切断することによって形成されるゲート口痕跡部を設け、このゲート口痕跡部の位置と前記マグネットロータの軸芯位置を結ぶ線上に位置し、前記ゲート口痕跡部が形成されていない前記突設部箇所にダミー用凹凸部を設け、前記プラスチック材料による前記ロータ本体には、その成形時に前記プラスチックマグネットの前記回り止め部と前記ゲート口痕跡部および前記ダミー用凹凸部とを覆う充填密閉部を形成してなることを特徴とするマグネットロータ。
- 射出成形のゲート口から磁性紛を混ぜ合わせた熱可塑性プラスチック材料を加熱溶融した状態にて注入して成形される環状のプラスチックマグネットと、この環状のプラスチックマグネットの中空部内にプラスチック材料からなるロータ本体を一体的にかつ同軸的に成形してなるマグネットロータにおいて、前記環状のプラスチックマグネットの中空部の内周壁には、前記マグネットロータの軸芯位置を基点として同心円状に所定の間隔を配して略矩形状に形成された回り止め部からなる突設部を設けるとともに、この突設部によって設けられる立ち上がり側壁部のそれぞれの方向を前記マグネットロータの軸芯位置を基準として放射方向に沿って形成してなる放射状壁部として設け、前記回り止め部の一部を形成する前記突設部の上面側または下面側の少なくとも1箇所に前記プラスチックマグネットの成形時におけるゲート口部分を切断することによって形成されるゲート口痕跡部を設け、このゲート口痕跡部の位置と前記マグネットロータの軸芯位置を結ぶ線上に位置し、前記ゲート口痕跡部が形成されていない前記突設部箇所にダミー用凹凸部を設け、前記プラスチック材料による前記ロータ本体には、その成形時に前記プラスチックマグネットの前記回り止め部と前記ゲート口痕跡部および前記ダミー用凹凸部とを覆う充填密閉部を形成してなることを特徴とするマグネットロータ。
- 前記プラスチックマグネットの前記ゲート口痕跡部および前記ダミー用凹凸部は、前記プラスチックマグネットの上面側または下面側の壁面位置から奥まった前記突設部箇所の上面部分または下面部分に配設してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマグネットロータ。
- 前記ダミー用凹凸部は、前記ゲート口痕跡部とほぼ同形状に成形によって設けてなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のマグネットロータ。
- 前記マグネットロータに設けられた前記ロータ本体には、そのロータ本体の軸芯部分に支軸を挿入するための軸孔を形成してなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のマグネットロータ。
- 前記マグネットロータに設けられた前記ロータ本体には、そのロータ本体の軸芯部分の上下に回転支軸をプラスチック材料にて一体に成形してなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のマグネットロータ。
- 前記マグネットロータに設けられた前記ロータ本体には、マグネットロータの回転を外部側へと分岐して回転駆動可能とする分岐伝達ギヤ部を一体に形成してなることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のマグネットロータ。
- コイルへの通電によって作動するマグネットロータをハウジング内にて回動可能に設けた可動磁石式計器において、前記マグネットロータは請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のマグネットロータであることを特徴とする可動磁石式計器。
- ステータ内に回動自在に支持されるマグネットロータを備えたステッピングモータにおいて、前記マグネットロータは請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のマグネットロータであることを特徴とするステッピングモータ。
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