JP6001919B2 - 電動ウォーターポンプ - Google Patents

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本発明は、インペラの回転動作により水の吸入・吐出を行う電動ウォーターポンプに関する。
近年、燃費向上のために車両の重量を軽減させたいという要望があり、車両で使用される電動ウォーターポンプにおいても、各種部品を樹脂で形成したものが一般的となりつつある。
例えば、特許文献1に開示されている電動ウォーターポンプは、所謂キャンド式と呼ばれるものであり、内部に収容空間を有する樹脂製のハウジングを備え、上記収容空間は、樹脂製の隔壁によりモータ室とポンプ室とに区画されている。
上記モータ室は、筒状のステンレス製キャンにより、該キャン内側の第1空間と、上記キャン外側の環状の第2空間とに区画されている。上記第1空間には、回転子及び出力軸が、上記第2空間には、固定子が配設され、上記出力軸は、上記ポンプ室に嵌挿している。また、上記ポンプ室には、複数の羽根を有するインペラが収容され、上記モータの出力軸に回転一体に固定されている。
そして、上記隔壁の上記第1空間に対応する部分には、該第1空間と上記ポンプ室とを連通する複数の連通孔が形成され、上記ポンプ室の水が上記各連通孔から上記第1空間に導かれて当該第1空間が水で満たされ、上記モータが冷却されるようになっている。
特開2008−274890号公報(段落0022〜0027欄、図1)
しかし、特許文献1の如き電動ウォーターポンプは、軽量で、且つ、モータ周辺の冷却性能が高いが、回転子が水に浸されているので、回転子が水の中で回転すると水の攪拌抵抗によってモータに負荷がかかり、無駄に電力を消費してしまう。
また、各連通孔を介してポンプ室と第1空間との間を水が移動するようになるので、インペラの回転動作により水の吸入・吐出を行う際に、ポンプ室で水の流れが乱れ易くなり、ポンプ室を通過する水の抵抗が増えてポンプの性能を低下させてしまうおそれがある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、軽量で、且つ、モータの冷却性能が高く、しかも、無駄に電力を消費せず、ポンプの性能を高めることができる電動ウォーターポンプを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、樹脂製ハウジング内部の収容空間を放熱性の高い金属で形成された隔壁で2つの空間に区画したことを特徴とする。
すなわち、第1の発明では、内部に収容空間を有する樹脂製の筒状ハウジングを備え、上記収容空間は、放熱性の高いアルミニウム合金材で形成された隔壁により2つの空間に区画され、一方の区画空間には、空気が満たされるとともにモータが収容され、他方の区画空間には、上記モータの出力軸に回転一体に固定されて回転動作により水の吸入・吐出を行うインペラが収容されていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記隔壁は、外周縁に上記一方の区画空間に延出して上記モータを取り囲む周壁を有していることを特徴とする。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、上記ハウジングは、筒中心線方向に2分割された半割形状の第1及び第2分割体が各々の開口端縁部を突き合わせて接合された接合体であり、上記第1分割体には、上記隔壁が一体に設けられていることを特徴とする。
第4の発明では、第3の発明において、上記第1及び第2分割体の各々の開口端縁部には、互いに対向する凹条溝が開口全周に亘って環状に凹設され、上記第1及び第2分割体の各々の開口端縁部を突き合わせた状態で、上記両凹条溝で溶融樹脂を導入可能な環状の樹脂導入部が形成されることを特徴とする。
第1の発明では、電動ウォーターポンプのハウジングを樹脂で形成しているので、電動ウォーターポンプ全体の重量を軽くすることができる。また、モータの回転により発生する熱は、放熱性の高い金属で形成された隔壁を介して順次ポンプ室の水に移動するので、モータ周辺が高熱にならず、効率良くモータ周辺を冷却することができる。さらに、モータの回転子が水の中で回転しないので、水の攪拌抵抗によるモータへの負荷がなく、無駄に電力を消費することがない。それに加えて、インペラを収容するポンプ室とモータを収容するモータ室とが隔壁で完全に切り離されているので、ポンプ室とモータ室との間を水が移動することによってポンプ室で水の流れが乱れるといったことがなく、水がポンプ室を滑らかに流れてポンプの性能を高めることができる。
第2の発明では、周壁がモータを囲うことで上記モータに対向する隔壁の面積が増えるので、隔壁がモータの回転により発生する熱を一度に多く吸収できるようになり、効率良くポンプ室の水に熱を発散させることができる。
第3の発明では、インサート成形により隔壁を第1分割体に一体に組み付けるので、組付工数を低減でき、しかも、隔壁と第1分割体との間のシール性を高めることができる。
第4の発明では、第1及び第2分割体の突き合わせた部分全体が樹脂リングで連続して繋がるので、第1及び第2分割体間のシール性を高めることができる。また、別個にシール部材を用意する必要がなく、部品点数を減らしてコストを抑えることができる。
本発明の実施形態1に係る電動ウォーターポンプの断面図である。 本発明の実施形態1に係る第1分割体を金型内のキャビティに樹脂を充填して成形している状態を示す断面図である。 本発明の実施形態1に係る第2分割体を金型内のキャビティに樹脂を充填して成形している状態を示す断面図である。 本発明の実施形態1に係る第1及び第2分割体を樹脂リングを介して一体にしている状態を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る図1相当図である。 本発明の実施形態2に係る図2相当図である。 本発明の実施形態2に係る図4相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る電動ウォーターポンプ1を示す。該電動ウォーターポンプ1は、車両の各種領域(例えば、ラジエター、ヒータコア、オイルクーラー等)に水を供給するためのものであり、車両の固定側(図示せず)に取り付けられている。
上記電動ウォーターポンプ1は、両端が開口した略円筒形状の樹脂製ハウジング2を備え、該ハウジング2の内部には、収容空間Sが形成されている。
上記ハウジング2は、筒中心線方向に2分割され、筒中心線方向一方側に位置する半割状の第1分割体2aと、筒中心線方向他方側に位置する半割状の第2分割体2bとを備え、上記第1分割体2a及び上記第2分割体2bの各々の一方の開口端縁部20a、20bを突き合わせて接合した接合体である。
上記開口端縁部20aには、第1凹条溝21が開口全周に亘って環状に凹設され、該第1凹条溝21開口の内端縁部分は、外端縁部分より突出している。
また、上記開口端縁部20bには、上記第1凹条溝21に対向する第2凹条溝22が開口全周に亘って環状に凹設され、該第2凹条溝22開口の内端縁部分は、外端縁部分より突出している。
そして、上記第1分割体2a及び上記第2分割体2bの各々の開口端縁部20a、20bを突き合わせると、第1凹条溝21開口の内端縁部分と第2凹条溝22開口の内端縁部分が接触して上記第1凹条溝21及び上記第2凹条溝22で環状の溶融樹脂を導入可能な第1樹脂導入部23aが形成されるようになっている。
また、上記第1凹条溝21開口の外端縁部分と上記第2凹条溝22開口の外端縁部分との間に上記第1樹脂導入部23aに連続する環状の溶融樹脂を導入可能な第2樹脂導入部23bが形成されるようになっている。
さらに、上記第1及び第2樹脂導入部23a、23bに溶融樹脂を導入して固化させることにより、上記両開口端縁部20a、20bが樹脂リング24を介して接合され、上記ハウジング2が形成されるようになっている。
上記第1分割体2aの開口端縁部20a内方には、開口を塞ぐアルミニウム合金製隔壁3が一体に設けられ、該隔壁3により上記収容空間Sは第1分割体2a側のモータ室S1(第1区画空間)と第2分割体2b側のポンプ室S2(第2区画空間)とに区画されている。
上記隔壁3は、上記開口端縁部20aを塞ぐ円板状の隔壁本体30aと、該隔壁本体30aの外周縁から上記第1分割体2aの内側面に沿って上記モータ室S1に延出する周壁30bとを有している。
上記隔壁本体30aの中央には、貫通孔3aが形成され、該貫通孔3aには、上記ハウジング2の筒中心線方向に延びる出力軸5がメカニカルシール3bを介して回転自在に嵌合している。
上記モータ室S1には、空気が満たされるとともに所謂アキシャルギャップ型のモータ6が上記周壁30bに取り囲まれるように収容されている。
上記モータ6は、図示しないコイルを複数有する厚みのある円盤状固定子6aを備え、該固定子6aは、出力軸5のモータ室S1側中央部分に中心軸がハウジング2の筒中心線と一致するように配置され、上記周壁30bの内側面に固定されている。
上記固定子6aにおけるハウジング2の筒中心線方向両側には、複数の磁石6cを出力軸5周りに有する厚みの薄い一対の円盤状回転子6bが出力軸5に回転一体に固定され、上記各磁石6c及びコイル(図示せず)の磁気作用により上記出力軸5を回転させるようになっている。
上記第2分割体2bの筒中心線方向他端中央には、上記ポンプ室S2に連通する連通孔25aを有する短筒状部25が一体に突設され、該短筒状部25の先端は図示しない水供給タンクに接続されている。
上記ポンプ室S2には、上記出力軸5周りに等間隔に設けられた複数の羽根7aを有するインペラ7が回転一体に固定され、上記出力軸5の回転に伴う上記インペラ7の回転動作により、水が上記短筒状部25の先端開口から上記連通孔25aを通ってポンプ室S2に吸引されるとともに、該ポンプ室S2を回転移動しながら当該ポンプ室S2で加圧されて図示しない水吐出口から吐出されるようになっている。
すなわち、上記電動ウォーターポンプ1は、上記ポンプ室S2に収容されたインペラ7の回転動作により水の吸入・吐出を行うようになっている。
上記第1分割体2aは、第1成形型8で射出成形されるようになっている。
該第1成形型8は、図2に示すように、第1固定型81と、該第1固定型81に対して進退可能に対向配置された第1可動型82とを備えている。
上記第1固定型81の中央には、上記隔壁3及び周壁30bに出力軸5、モータ6及びインペラ7を組み付けた組付体10を配置する配置空間80aが上下に貫通形成されている。
上記第1固定型81の上半部分内側面は、上記第1分割体2aの表面を成形する成形面81aを構成している。
一方、上記第1固定型81の下半部分内側面には、上記配置空間80aに膨出する環状の膨出部81bが形成され、上記インペラ7が上方に位置する姿勢で上記組付体10を上記配置空間80aに上方から挿入すると、上記膨出部81bに上記組付体10の下端周縁が接触して上記組付体10を上記配置空間80aに配置できるようになっている。
上記第1可動型82の中央には、型閉じ状態で上記インペラ7との干渉を回避する干渉回避空間80bが上下に貫通形成され、上記第1可動型82の分割面82aには、上記開口端縁部20aにおける第1凹条溝21及び該第1凹条溝21の外側部分を成形する第1環状突条部82cが突設されている。
そして、上記組付体10を上記配置空間80aに配置するとともに、上記第1成形型8を型閉じした状態で、周壁30b、膨出部81b、成形面81a及び第1環状突条部82cにより第1キャビティ11aが形成され、該第1キャビティ11aに熱可塑性樹脂を射出充填することにより、第1分割体2aを射出成形するとともに上記隔壁3が上記第1分割体2aにインサート成形されるようになっている。
上記第2分割体2bは、第2成形型9で射出成形されるようになっている。
該第2成形型9は、図3に示すように、第2固定型91と、該第2固定型91に対して進退可能に対向配置された第2可動型92とを備えている。
上記第2固定型91の分割面91aには、上記第2分割体2bの裏面を成形する成形面91bと、上記開口端縁部20bにおける第2凹条溝22及び該第2凹条溝22の外側部分を成形する第2環状突条部91cが突設されている。
一方、上記第2可動型92の分割面92aには、上記第2分割体2bの表面及び短筒状部25の内側面を成形する成形面92bが形成されている。
そして、上記第2成形型9を型閉じした状態で、上記成形面91b、第2環状突条部91c及び成形面92bにより第2キャビティ11bが形成され、該第2キャビティ11bに熱可塑性樹脂を射出充填することにより、第2分割体2bを射出成形するようになっている。
上記第2可動型92は、上記成形した第2分割体2bを含んだ状態で上記第2固定型91に対して退避し、図4に示すように、上記隔壁3をインサート成形した第1分割体2aを含む第1固定型81上方にスライド可能となっている。
そして、上記第1固定型81及び上記第2可動型92を型閉じすると、開口端縁部20aと開口端縁部20bとの間に上記第1及び第2樹脂導入部23a、23bが形成され、当該第1及び第2樹脂導入部23a、23bに熱可塑性樹脂を射出充填することにより、上記樹脂リング24が形成され、上記第1分割体2aと上記第2分割体2bとが上記樹脂リング24を介して接合されるようになっている。
以上より、本発明の実施形態1によると、電動ウォーターポンプ1のハウジング2を樹脂で形成しているので、電動ウォーターポンプ1全体の重量を軽くすることができる。また、モータ6の回転により発生する熱は、放熱性の高いアルミニウム合金材で形成された隔壁3を介して順次ポンプ室S2の水に移動するので、モータ6の周辺が高熱にならず、効率良くモータ6の周辺を冷却することができる。さらに、モータ6の回転子6bが水の中で回転しないので、水の攪拌抵抗によるモータ6への負荷がなく、無駄に電力を消費することがない。それに加えて、インペラ7を収容するポンプ室S2とモータ6を収容するモータ室S1とが隔壁3で完全に切り離されているので、ポンプ室S2とモータ室S1との間を水が移動することによってポンプ室S2で水の流れが乱れるといったことがなく、水がポンプ室S2を滑らかに流れて電動ウォーターポンプ1の性能を高めることができる。
また、周壁30bがモータ6を囲うことで上記モータ6に対向する隔壁3の面積が増えるので、隔壁3がモータ6の回転により発生する熱を一度に多く吸収できるようになり、効率良くポンプ室S2の水に熱を発散させることができる。
さらに、インサート成形により隔壁3及び周壁30bを第1分割体2aに一体に組み付けるので、組付工数を低減でき、しかも、隔壁3と第1分割体2aとの間のシール性を高めることができる。
それに加えて、第1分割体2a及び第2分割体2bの突き合わせた開口端縁部20a、20b全体が樹脂リング24で連続して繋がるので、第1分割体2a及び第2分割体2b間のシール性を高めることができる。また、別個にシール部材を用意する必要がなく、部品点数を減らしてコストを抑えることができる。
《発明の実施形態2》
図5は、本発明の実施形態2に係る電動ウォーターポンプ1を示す。この実施形態2では、電動ウォーターポンプ1における第1分割体2a側の一部構造とそれに対応する金型の構造とが実施形態1と異なるだけで、その他は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と異なる部分のみを説明する。
実施形態2の第1分割体2aは、図5に示すように、筒中心線方向他端が塞がれた有底筒状をなし、その有底部分中央には、モータ6の配線を通す貫通孔2cが貫通形成されている。
上記第1分割体2aの周壁部分内側面には、環状の分割体突条部2dが第1分割体2aの筒中心線方向略中央に突設され、該分割体突条部2dの先端は固定子6aの外周に接触している。そして、実施形態2の周壁30bは、上記分割体突条部2dの隔壁3側に位置している。
一方、上記分割体突条部2dの反隔壁3側には、上記モータ6の反隔壁3側を塞ぐアルミニウム合金製の蓋部材12が取り付けられ、該蓋部材12には、上記貫通孔2cに対応する貫通孔12aが貫通形成されている。
また、実施形態2の第1固定型81は、図6及び図7に示すように、成形面81aの形状が実施形態2の第1分割体2aの表面に対応する形状となっていて、上記蓋部材12は、上記隔壁3と共に上記第1分割体2aにインサート成形されるようになっている。
以上より、本発明の実施形態2では、実施形態1と同様の効果が得られるとともに、第1分割体2aを成形すると同時に上記組付体10の全体が第1分割体2aで覆われるので、モータ6を強固に保護することができ、しかも、モータ6を強固に保護するために、後から第1分割体2aに組付体10を囲うためのカバー部材を取り付けるといった作業を必要としない。
尚、本発明の実施形態1、2では、隔壁3をアルミニウム合金材で形成したが、これに限らず、銅で形成してもよく、放熱性の高い材料で形成すればよい。
また、本発明の実施形態1、2では、隔壁3をインサート成形により第1分割体2aに一体に成形したが、第1分割体2aを射出成形した後で第1分割体2aに隔壁3を組み付けるようにしてもよい。
さらに、本発明は、アキシャルギャップ型のモータ6を使用した電動ウォーターポンプ1に適用したが、他の種類のモータを使用した電動ウォーターポンプ1にも適用できる。
本発明は、インペラの回転動作により水の吸入・吐出を行う電動ウォーターポンプに適している。
1 電動ウォーターポンプ
2 ハウジング
2a 第1分割体
2b 第2分割体
3 隔壁
5 出力軸
6 モータ
7 インペラ
20a、20b 開口端縁部
21 第1凹条溝
22 第2凹条溝
23a 第1樹脂導入部
24 樹脂リング
30b 周壁
S 収容空間
S1 モータ室(第1区画空間)
S2 ポンプ室(第2区画空間)

Claims (4)

  1. 内部に収容空間を有する樹脂製の筒状ハウジングを備え、
    上記収容空間は、放熱性の高いアルミニウム合金材で形成された隔壁により2つの空間に区画され、一方の区画空間には、空気が満たされるとともにモータが収容され、他方の区画空間には、上記モータの出力軸に回転一体に固定されて回転動作により水の吸入・吐出を行うインペラが収容されていることを特徴とする電動ウォーターポンプ。
  2. 請求項1に記載の電動ウォーターポンプにおいて、
    上記隔壁は、外周縁に上記一方の区画空間に延出して上記モータを取り囲む周壁を有していることを特徴とする電動ウォーターポンプ。
  3. 請求項1又は2に記載の電動ウォーターポンプにおいて、
    上記ハウジングは、筒中心線方向に2分割された半割形状の第1及び第2分割体が各々の開口端縁部を突き合わせて接合された接合体であり、
    上記第1分割体には、上記隔壁が一体に設けられていることを特徴とする電動ウォーターポンプ。
  4. 請求項3に記載の電動ウォーターポンプにおいて、
    上記第1及び第2分割体の各々の開口端縁部には、互いに対向する凹条溝が開口全周に亘って環状に凹設され、
    上記第1及び第2分割体の各々の開口端縁部を突き合わせた状態で、上記両凹条溝で溶融樹脂を導入可能な環状の樹脂導入部が形成されることを特徴とする電動ウォーターポンプ。
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