JP6861955B2 - ヒアルロン酸合成促進剤 - Google Patents

ヒアルロン酸合成促進剤 Download PDF

Info

Publication number
JP6861955B2
JP6861955B2 JP2017002416A JP2017002416A JP6861955B2 JP 6861955 B2 JP6861955 B2 JP 6861955B2 JP 2017002416 A JP2017002416 A JP 2017002416A JP 2017002416 A JP2017002416 A JP 2017002416A JP 6861955 B2 JP6861955 B2 JP 6861955B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hyaluronic acid
ampelopsis
gland
acid synthesis
acetylglucosamine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017002416A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018111657A (ja
Inventor
知大 松本
知大 松本
千奈 佐藤
千奈 佐藤
明子 渡邊
明子 渡邊
高木 寛
寛 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Menard Cosmetic Co Ltd
Original Assignee
Nippon Menard Cosmetic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Menard Cosmetic Co Ltd filed Critical Nippon Menard Cosmetic Co Ltd
Priority to JP2017002416A priority Critical patent/JP6861955B2/ja
Publication of JP2018111657A publication Critical patent/JP2018111657A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6861955B2 publication Critical patent/JP6861955B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Description

本発明は、ノブドウ、あるいはノブドウ及びN−アセチルグルコサミンを有効成分とするヒアルロン酸合成促進剤、ヒアルロン酸量増加剤、関節疾患予防改善剤、生理的飛蚊症予防改善剤、皮膚老化予防改善剤、及びこれらの用途を有する食品組成物に関する。
ヒアルロン酸はグリコサミノグリカンの一種で、N−アセチルグルコサミンとグルクロン酸が交互に結合した直鎖状の高分子多糖である。生体内では、皮膚、関節、眼球硝子体、脳、血管等に広く分布している。また、非常に多量の水と結合する性質を有しており、関節や皮膚では、コラーゲン等と共に細胞外マトリックスを形成することで組織や細胞の機能、形態の維持に重要な役割を果たしている。生体内のヒアルロン酸量はヒアルロン酸合成酵素とヒアルロン酸分解酵素による合成と分解のバランスによって決定され、皮膚や関節等に存在するヒアルロン酸量は加齢とともに減少することが報告されている(非特許文献1、非特許文献2)。
関節において、ヒアルロン酸は関節軟骨や関節液に存在し、運動による衝撃を吸収したり、潤滑性により動きを滑らかにする役割を担っており、関節疾患にも深く関与している。例えば、正常人関節液中のヒアルロン酸濃度は約2.3mg/mLであるが、慢性関節リウマチの場合、関節液中のヒアルロン酸濃度は約1.2mg/mLに減少することが知られている(非特許文献3)。他にも、化膿性関節炎、痛風性関節炎等においてもヒアルロン酸量の減少が起こることが知られている(非特許文献4)。また、関節疾患を改善するための手段としてヒアルロン酸量を増加させることが考えられており、慢性関節リウマチ、外傷性関節炎、変形性関節症がヒアルロン酸の関節注入療法による改善が報告されている(非特許文献5、非特許文献6)。このように関節のヒアルロン酸量を増加させることは関節疾患の治療に有効であるが、治療は医師の処方を必要とすることから、日常生活の中で簡便に利用することができるヒアルロン酸合成促進剤が好ましいといえる。また、疼痛の原因の一つであり、IL1β等の炎症性サイトカインによって惹起される炎症を抑制することで関節疾患を予防、治療する手段も提案されているが(特許文献1)、運動による衝撃を緩和しきれないことで生じる疼痛や動きの滑らかさを改善するには関節のヒアルロン酸量を増加させる必要がある。加えて、変形性関節症等では軟骨細胞のコラーゲン合成低下とコラーゲン分解亢進が起きることが報告されていることから、前述のヒアルロン酸合成促進剤がコラーゲン合成促進作用とコラーゲン分解抑制作用を有していれば、より効果的な関節疾患予防改善剤が得られると考えられる。
皮膚において、ヒアルロン酸は主に真皮層に存在し、皮膚の保湿や弾力性に寄与している。皮膚におけるヒアルロン酸合成は主に真皮層に存在する線維芽細胞が担っている。しかし、加齢や各種ストレスにより、皮膚のヒアルロン酸量は減少し、その結果、乾燥、肌荒れ、しわの形成、皮膚のたるみ、はりの消失、バリア機能の低下等の皮膚の老化をもたらすとされている。そのため、生体内のヒアルロン酸量を増加させることで、皮膚中のヒアルロン酸量が減少することで生じる皮膚老化を改善することができる。そのため、このような皮膚老化の改善剤として、ヒアルロン酸を配合した化粧料が数多く提案され、ヒアルロン酸の合成を促進したり(特許文献2)、分解酵素を阻害する技術(特許文献3)も提示されているが、外用剤よりも食品、内服剤がより好ましいと考える。
飛蚊症とは、視界内に糸くずや蚊のように見える薄い影が現れる症状で、目の内部を満たす硝子体内の混濁が網膜上に影を落とすことで発生する。飛蚊症は大きく2種類に分けることができ、加齢や紫外線、活性酸素等の影響で発症する生理的飛蚊症と網膜剥離、網膜裂孔、硝子体出血、ぶどう膜炎等の疾患の一症状として現れる病的飛蚊症がある。生理的飛蚊症は、硝子体の主要成分であるヒアルロン酸の減少による液状化と、それに伴うコラーゲン線維の分解で硝子体内が混濁することで生じる。治療法として、硝子体切除手術やレーザー治療があるが、これらの施術は安全性の観点から日本ではあまり行われていないという実情があり、外国で治療を行うには多額の費用が必要となる。そのため、生理的飛蚊症を予防改善するためには日常的に利用可能なヒアルロン酸合成促進剤が望まれる。
ノブドウは、中国では漢方の生薬として古くから飲用されており、解毒や肝機能改善効果があるとされている。また、薬理作用として、ノブドウの果実をアルコールで浸出した浸出液を主成分として成る肝硬変の予防及び治療剤(特許文献4)、ノブドウ根のメタノール冷浸エキスを酢酸エチル−水混合溶媒で分配し、酢酸エチル層を濃縮して得られるノブドウ根抽出物よりなる肝疾患治療剤(特許文献5)、ノブドウに含まれる没食子酸エステルの有効量を含む線維化抑制剤(特許文献6)、ノブドウのエキスを主成分とする免疫調節剤(特許文献7)、ノブドウ抽出物を有効成分として含有する抗炎症組成物(特許文献8)等が知られている。しかしながら、ノブドウのヒアルロン酸合成促進作用については知られていない。
N−アセチルグルコサミンはグルコースの2位ヒドロキシル基がアセチルアミノ基に置換された単糖で、ヒアルロン酸の構成成分、甲殻類の殻や菌体の細胞壁に含まれるキチンの構成成分である。N−アセチルグルコサミンは皮膚細胞や軟骨細胞のヒアルロン酸産生を促進することが知られている(非特許文献7、非特許文献8)。また、経口摂取することで、肌の乾燥や変形性関節症を改善するという報告がある(特許文献9、非特許文献9)。しかしながら、ノブドウとN−アセチルグルコサミンを併用した場合のヒアルロン酸合成促進作用については知られていない。
特許第5900815号公報 特開2001−163794号公報 特開2000−178196号公報 特開昭60−7974号公報 特開平2−48533号公報 特開平5−271067号公報 特開平8−3052号公報 特開2010−120946号公報 特許第4249853号公報
M.O.Longas et al.,CARBOHYDR.RES. 159,127−136(1987) 岡本影夫、日本バイオレオロジー学会誌、13(4)、17−23(1999) Balazs EA et al.,Arthritis Rheum. 10,357−376(1967) 結合組成(金原出版)、481頁(1984) 炎症(日本炎症学会)、11巻、16頁(1991) 結合組織と疾患(講談社)、153頁、246頁(1980) 久保村大樹ら、Fragrance Journal、34(6),78−81(2006) Shikhman AR et al.,Osteoarthritis Cartilage 17,1022−1028(2009) 梶本修身ら,新薬と臨床、52(4)、71−82(2003)
本発明の目的は、ノブドウ、あるいはノブドウ及びN−アセチルグルコサミンを含有するヒアルロン酸合成促進剤、ヒアルロン酸量増加剤、関節疾患予防改善剤、生理的飛蚊症予防改善剤、皮膚老化予防改善剤、及びこれらの用途を有する食品組成物を提供することである。
本発明者らはこれら課題を解決するために鋭意検討し、ブドウ科ノブドウ属に属するノブドウがヒアルロン酸合成促進作用を有し、更にノブドウとN−アセチルグルコサミンを併用することで一層高いヒアルロン酸合成促進作用を示すことを見出した。ヒアルロン酸の合成を促進することで、ヒアルロン酸量増加剤、関節疾患予防改善剤、生理的飛蚊症予防改善剤、皮膚老化予防改善剤、及びこれらの用途を有する食品組成物として利用できることから本発明を完成するに至った。
本発明に用いるノブドウ(Ampelopsis glandulosa)は、ブドウ科(Vitaceae)ノブドウ属(Ampelopsis)に属する植物で、北海道から沖縄までの日本全土や中国等の東アジア一帯の山野に自生するつる性落葉低木である。生食やワイン原料として用いられるブドウ属とは異なり、ノブドウ属は食味が不味いため、漢方や園芸用植物として利用されている。別名として野葡萄、蛇葡萄、イヌブドウ、カラスブドウと言われることもある。本発明では、ブドウ科ノブドウ属に属する植物を用いることができ、使用する部位は特に限定されないが、例えば、植物体全体、部位(花、葉、茎、果実、果皮、種子等の地上部、根、もしくはこれらの混合物等)等が挙げられ、特に地上部を使用することが好ましい。
本発明は、ノブドウの植物体全体あるいは部位をそのまま用いても良く、乾燥、粉砕、細切等の処理を行ったものでも良い。また、溶媒での抽出物を用いても良い。抽出には、ノブドウの植物体全体あるいは部位をそのまま用いても良く、乾燥、粉砕、細切等の処理を行ってから抽出を行っても良い。抽出する溶媒としては、例えば、水、低級アルコール類(メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール等)、液状多価アルコール類(1、3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、アセトニトリル、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、炭化水素類(ヘキサン、ヘプタン等)、エーテル類(エチルエーテル、テトラヒドロフラン、プロピルエーテル等)が挙げられる。これらの溶媒は、1種又は2種以上を混合して用いても良い。本発明では地上部の抽出物を用いることが望ましく、抽出溶媒は水、低級アルコール等の極性溶媒、特に含水エタノールが好ましい。
上記抽出物は、抽出した溶液のまま用いても良く、必要に応じて、濃縮、希釈、濾過、活性炭等による脱色、脱臭、エタノール沈殿等の処理をして用いても良い。更には、抽出した溶液を濃縮乾固、噴霧乾燥、凍結乾燥等の処理を行い、乾燥物として用いても良い。
本発明の各組成物におけるノブドウの使用量は、投与形態、使用目的、年齢、体重等によって適宜調整することができる。ノブドウ抽出物の乾燥物の1日当りの使用量として0.1mg〜2000mgが好ましく、特に1mg〜50mgで使用することが好ましい。上記範囲より少ない量で十分な場合もあるし、また、範囲を超えた量が必要となる場合もある。
N−アセチルグルコサミンは、グルコースの2位ヒドロキシル基がアセチルアミノ基に置換された単糖で、カニやエビ等の甲殻類の外殻を由来とする天然多糖類キチンを公知の方法、例えば酸及び酵素により加水分解して得られるものであり、それらの塩を用いても良い。また、市販品を使用することも可能である。
本発明の各組成物におけるN−アセチルグルコサミンの使用量は、投与形態、使用目的、年齢、体重等によって適宜調整することができる。1日当りの使用量として10mg〜5000mgが好ましく、特に200〜2000mgが好ましい。上記範囲より少ない量で十分な場合もあるし、また、範囲を超えた量が必要となる場合もある。
本発明においては、ノブドウをN−アセチルグルコサミンと併用することによって、さらに高いヒアルロン酸合成促進作用をもたらすことができる。
本発明における関節疾患は、慢性関節リウマチ、化膿性関節炎、痛風性関節炎、外傷性関節炎、変形性関節症を対象とすることができる。また、日常で感じる関節の痛みや、きしみ、重さ、引っかかり、曲げづらさ、こわばり等の違和感も対象となる。また、関節疾患の部位としては、膝、股、肩、腰、顎、頚椎、脊椎等のあらゆる部位の関節を対象とすることができる。
本発明における皮膚老化は、皮膚中のヒアルロン酸量の減少、乾燥、かさつき、肌荒れ、しわの形成、皮膚のたるみ、はりの消失、皮膚バリア機能の低下を対象とすることができる。また、皮膚老化の部位としては、顔、首、背中、胸、腕、手、足、頭皮等全身の皮膚を対象とすることができる。
本発明における生理的飛蚊症は、加齢、紫外線、青色光、活性酸素、精神的ストレス、身体的ストレス等が原因となり生じる症状を対象とすることができる。
本発明のヒアルロン酸合成促進剤は、食品、医薬部外品又は医薬品として用いることができる。特に、コラーゲンペプチド、ヒアルロン酸、くま笹抽出物、リンデン抽出物、キャッツクロー抽出物等を含有することが望ましい。食品としては、飲料、硬カプセル、軟カプセル、タブレット、顆粒剤、ゼリー等として用いることができる。また、医薬部外品や医薬品では、経口用の散剤、顆粒剤、錠剤、糖衣錠剤、カプセル剤、シロップ剤、丸剤、懸濁剤、液剤、乳剤等、非経口用の注射剤、座剤等として用いることができる。
本発明のヒアルロン酸合成促進剤は、ノブドウをそのまま使用しても良く、効果を損なわない範囲内で、必要に応じて通常の食品、医薬部外品又は医薬品に用いられる賦形剤、安定剤、保存剤、結合剤、崩壊剤、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、pH調整剤、防腐剤、香料等の成分を含有することもできる。
本発明のノブドウ、あるいはノブドウ及びN−アセチルグルコサミンを含有することを特徴とするヒアルロン酸合成促進剤は、ヒアルロン酸量増加作用、関節疾患予防改善作用、生理的飛蚊症予防改善作用、皮膚老化予防改善作用を有する。
本発明を詳細に説明するため実施例を挙げるが、本発明はこれに限定されるものではない。実施例に示す含有量の%は重量%を示す。
以下に、ノブドウを用いた溶媒抽出物の製造例を示す。
製造例1 ノブドウ30%エタノール抽出物
ノブドウの地上部の破砕物20gに精製水350mLとエタノール150mLを加え、常温で5日間抽出した後、濾液を濃縮乾固して、ノブドウ30%エタノール抽出物0.9gを得た。
製造例2 ノブドウ50%エタノール抽出物
ノブドウの地上部の破砕物25gに精製水250mLとエタノール250mLを加え、常温で5日間抽出した後、濾液を濃縮乾固して、ノブドウ50%エタノール抽出物1.4gを得た。
製造例3 ノブドウ70%エタノール抽出物
ノブドウの地上部の破砕物10gに精製水150mLとエタノール350mLを加え、常温で6日間抽出した後、濾液を濃縮乾固して、ノブドウ70%エタノール抽出物1.1gを得た。
製造例4 ノブドウエタノール抽出物
ノブドウの地上部の破砕物50gにエタノール1000mLを加え、常温で7日間抽出した後、濾液を濃縮乾固して、ノブドウエタノール抽出物1.2gを得た。
製造例5 ノブドウ熱水抽出物
ノブドウの地上部の破砕物25gに精製水500mLを加え、95〜100℃で2時間抽出した後、濾液を濃縮し、凍結乾燥することでノブドウ熱水抽出物1.8gを得た。
処方例1 飲料
処方 含有量(%)
1.ノブドウ30%エタノール抽出物(製造例1) 0.05
2.N−アセチルグルコサミン 2.00
3.マルチトール 5.00
4.リンゴ酸 1.00
5.香料 0.50
6.精製水 91.45
[製造方法]成分1〜5を成分6の一部に攪拌溶解する。次いで、成分6の残りを加えて混合し、90℃に加熱して30mLのガラス瓶に充填する。
[用法]1日当り1本(30mL)を摂取する。
処方例2 飲料
処方 含有量(%)
1.ノブドウ30%エタノール抽出物(製造例1) 0.05
2.マルチトール 5.00
3.リンゴ酸 1.00
4.香料 0.50
5.精製水 93.45
[製造方法]成分1〜4を成分5の一部に攪拌溶解する。次いで、成分5の残りを加えて混合し、90℃に加熱して30mLのガラス瓶に充填する。
[用法]1日当り1本(30mL)を摂取する。
処方例3 飲料
処方 含有量(%)
1.ノブドウ50%エタノール抽出物(製造例2) 0.02
2.N−アセチルグルコサミン 1.50
3.コラーゲンペプチド 15.00
4.マルチトール 5.00
5.リンゴ酸 1.00
6.香料 0.50
7.精製水 76.98
[製造方法]成分1〜6を成分7の一部に攪拌溶解する。次いで、成分7の残りを加えて混合し、90℃に加熱して30mLのガラス瓶に充填する。
[用法]1日当り1本(30mL)を摂取する。
処方例4 散剤
処方 含有量(%)
1.ノブドウ70%エタノール抽出物(製造例3) 0.1
2.N−アセチルグルコサミン 30.0
3.乾燥コーンスターチ 25.0
4.微結晶セルロース 44.9
[製造方法]成分1〜4を混合し、散剤とする。
[用法]1日当り1包(3g)を摂取する。
処方例5 錠剤
処方 含有量(%)
1.ノブドウ70%エタノール抽出物(製造例3) 2.5
2.N−アセチルグルコサミン 40.0
3.乳糖 10.0
4.コーンスターチ 5.0
5.結晶セルロース 40.0
6.グリセリン脂肪酸エステル 2.5
[製造方法]成分1〜5を混合し、次いで10%の水を結合剤として加えて、押出し造粒後、乾燥する。成型した顆粒に成分6を加えて混合し、打錠する。1錠0.5gとする。
[用法]1日当り4錠を摂取する。
処方例6 ゼリー
処方 含有量(%)
1.ノブドウエタノール抽出物(製造例4) 0.3
2.N−アセチルグルコサミン 1.5
3.カラギーナン 2.0
4.ゼラチン 1.0
5.砂糖 27.0
6.精製水 68.2
[製造方法]成分1〜6を混合し、加熱しながら煮詰め、ゼリーの型に流し込み、冷却する。
[用法]1日当り1個(100g)を摂取する。
処方例7 顆粒剤
処方 含有量(%)
1.ノブドウ熱水抽出物(製造例5) 0.05
2.N−アセチルグルコサミン 30.00
3.乳糖 49.95
4.セルロース 20.00
[製造方法]成分1〜4を流動槽により造粒し、顆粒剤を得る。
[用法]1日当り1包(1g)を摂取する。
比較例1 従来の飲料
処方例1の飲料において、ノブドウ30%エタノール抽出物、N−アセチルグルコサミンを水に置換えたものを従来の飲料とした。
比較例2 N−アセチルグルコサミンを含有する従来の飲料
処方例1の飲料において、ノブドウ30%エタノール抽出物を水に置換えたものを、N−アセチルグルコサミンを含有する従来の飲料とした。
試験例1 ノブドウによるヒアルロン酸合成促進作用の検討
軟骨前駆細胞ATDC5をDMEM/F−12(1:1)+5%FBS中でコンフルエントになるまで培養した後、分化誘導培地(DMEM/F−12(1:1)+5%FBS+1%Insulin−Transferrin−Selenium−G Supplement(GIBCO))に置換え、分化を開始した。分化開始7日目にノブドウ30%エタノール抽出物(製造例1)を添加した。試料添加24時間後に抽出したRNAからcDNA溶液を調製し、SYBR Greenを用いたリアルタイムPCR法で遺伝子発現解析を行った。遺伝子発現解析はヒアルロン酸合成酵素HAS2で行った。その際、GAPDH(Glyceraldehyde−3−Phosphate Dehydrogenase)を内部標準として、目的遺伝子とGAPDHの比率から発現量を算出した。尚、遺伝子発現解析に使用したプライマーは次の通りである。
HAS2用のプライマーセット
(配列番号1)GGGTGGAAAGAGAGAAGTCATGTAC
(配列番号2)AAGACCTTCACCATCTCCACAGA
試験例1の結果を表1に示す。ノブドウ30%エタノール抽出物により、HAS2の遺伝子発現量は増加した。よって、ノブドウ30%エタノール抽出物には、ヒアルロン酸合成促進作用があることが示された。
Figure 0006861955
尚、試験例1のノブドウによるヒアルロン酸合成促進作用の検討で、ノブドウ30%エタノール抽出物を、製造例2、3、4,5のノブドウ抽出物に置き換えた場合のいずれにおいても同様の効果が得られた。以上の結果から、ノブドウによるヒアルロン酸量増加作用、関節疾患予防改善作用、生理的飛蚊症予防改善作用、及び皮膚老化予防改善作用が期待できる。
試験例2 ノブドウとN−アセチルグルコサミンの併用によるヒアルロン酸合成促進作用の検討
線維芽細胞NB1をDMEM(GIBCO)+10%FBS中でコンフルエントになるまで培養した後、ノブドウ30%エタノール抽出物(製造例1)、N−アセチルグルコサミン(Sigma Aldrich)を添加した。試料添加30時間後に抽出したRNAからcDNA溶液を調製し、SYBR Greenを用いたリアルタイムPCR法で遺伝子発現解析を行った。遺伝子発現解析はヒアルロン酸合成酵素HAS2で行った。その際、GAPDH(Glyceraldehyde−3−Phosphate Dehydrogenase)を内部標準として、目的遺伝子とGAPDHの比率から発現量を算出した。尚、遺伝子発現解析に使用したプライマーは次の通りである。
HAS2用のプライマーセット
(配列番号3)TGGATGACCTACGAAGCGATTA
(配列番号4)GCTGGATTACTGTGGCAATGAG
試験例2の結果を表2に示す。ノブドウ30%エタノール抽出物により、HAS2の遺伝子発現量は増加した。また、ノブドウ30%エタノール抽出物とN−アセチルグルコサミンを個別に添加するよりも同時に添加した場合の方が、HAS2の遺伝子発現量は極めて著しく増加した。よって、ノブドウ30%エタノール抽出物には、ヒアルロン酸合成促進作用があり、N−アセチルグルコサミンと併用することで、極めて著しいヒアルロン酸合成促進作用があることが示された。
Figure 0006861955
尚、試験例2のノブドウとN−アセチルグルコサミンの併用によるヒアルロン酸合成促進作用の検討で、ノブドウ30%エタノール抽出物を、製造例2、3、4,5のノブドウ抽出物に置き換えた場合のいずれにおいても同様の効果が得られた。以上の結果から、ノブドウとN−アセチルグルコサミンを併用することで、極めて著しいヒアルロン酸量増加作用、関節疾患予防改善作用、生理的飛蚊症予防改善作用、及び皮膚老化予防改善作用が期待できる。
試験例3 軟骨細胞を用いた関節疾患予防改善作用の検討
試験例1と同様の方法でATDC5を分化させ、分化開始7日後にIL1β(PEPROTECH)1ng/mL及びノブドウ30%エタノール抽出物(製造例1)を添加した。試料添加24時間後に遺伝子発現解析及び蛍光免疫染色を行った。遺伝子発現解析は試験例1と同様の方法で行い、ヒアルロン酸合成酵素HAS2、ヒアルロン酸分解酵素HYAL1、コラーゲン合成酵素COL2、コラーゲン分解酵素MMP3、MMP13、軟骨細胞の転写因子HIF2A、SOX9、IκBα、p50、p65、炎症性サイトカインIL1β、IL6を測定し、目的遺伝子と内部標準であるGAPDHの比率から発現量を算出した。免疫蛍光染色は、試料添加24時間後に4%paraformaldehydeで置換えて15分間常温静置し、NFκB p65(C20)(コスモバイオ)、DAPI(Roche)で染色を行い、NFκBが核内移行した細胞数の割合を比較した。尚、遺伝子発現解析に使用したプライマーは次の通りである。
HYAL1用のプライマーセット
(配列番号5)GTACCAAGGAATCATGCCAG
(配列番号6)CTCAGGATAACTTGGATGGC
COL2用のプライマーセット
(配列番号7)TGTAATAAGAGCCCAGCTACCA
(配列番号8)TCTCCAGGATACCCAAACCC
MMP3用のプライマーセット
(配列番号9)TGATGAACGATGGACAGAGGAT
(配列番号10)GGGAGTGGCCAAGTTCATGA
MMP13用のプライマーセット
(配列番号11)TGCGGAGCTGTTTTTAACGA
(配列番号12)TGCTCATATGCAGCATCAATACG
HIF2A用のプライマーセット
(配列番号13)GATAACTTGTACCTGAAAGCCT
(配列番号14)TAGTTCTACCTGAGTAAGTCCC
SOX9用のプライマーセット
(配列番号15)ACCCACCACTCCCAAAACC
(配列番号16)CGCCCCTCTCGCTTCAG
IκBα用のプライマーセット
(配列番号17)AATCTCCAGATGCTACCCGA
(配列番号18)CATCATAGGGCAGCTCATCC
p50用のプライマーセット
(配列番号19)CTTGTAACTGGAGTTTGACGG
(配列番号20)ATGAAACATTTGCCCAGTTCC
p65用のプライマーセット
(配列番号21)AGTATCCATAGCTTCCAGAACC
(配列番号22)ACTGCATTCAAGTCATAGTCC
IL1β用のプライマーセット
(配列番号23)GATGATAACCTGCTGGTGTGTGA
(配列番号24)GTTGTTCATCTCGGAGCCTGTAG
IL6用のプライマーセット
(配列番号25)TTCTCTGGGAAATCGTGGAAA
(配列番号26)CTGCAAGTGCATCATCGTTGTT
試験例3の遺伝子発現解析の結果を表3に示す。ノブドウ30%エタノール抽出物は、IL1βによるHAS2、COL2、SOX9の減少を抑制した。また、ノブドウ30%エタノール抽出物は、IL1βによるHYAL1、MMP3、MMP13、IκBα、p50、p65、IL1β、IL6の増加を抑制した。よって、ノブドウ30%エタノール抽出物による関節疾患予防改善作用が期待できる。
Figure 0006861955
試験例3の蛍光免疫染色の結果を表4に示す。ノブドウ30%エタノール抽出物により、IL1βによるNFκBが核内移行した細胞数の割合の増加が抑制された。よって、ノブドウ30%エタノール抽出物による関節疾患予防改善作用が期待できる。
Figure 0006861955
尚、試験例3の軟骨細胞を用いた関節疾患予防改善作用の検討で、ノブドウ30%エタノール抽出物を、製造例2、3、4,5のノブドウ抽出物に置き換えた場合のいずれにおいても同様の効果が得られた。以上の結果から、ノブドウによる関節疾患予防改善作用が期待できる。
試験例4 関節疾患モデルを用いた関節疾患予防改善作用の検討
関節疾患のモデルとして関節炎誘発マウスを以下の方法を用いて作製した。始めに、ウシ関節由来II型コラーゲン(コラーゲン技術研修会)に等量のフロイント完全アジュバント(Chondrex)を添加し、混合して均一なエマルジョン溶液を調製した。次いで、6週齢の雄性DBA/1Jマウスに対し、調製したエマルジョン溶液0.1mLを尾部皮内投与した。1回目の投与から21日後、上記フロイント完全アジュバントをフロイント不完全アジュバント(Sigma Aldrich)に換えて調製したエマルジョン溶液を尾部皮内投与し、関節炎を誘発した。試験では、対照群、関節炎誘発マウス群、関節炎誘発マウス+2%ノブドウ30%エタノール抽出物群の3群を設けた。関節炎誘発マウス+2%ノブドウ30%エタノール抽出物群には、ノブドウ30%エタノール抽出物を2%混合した粉末飼料を、1回目の投与後から自由摂取させた。1回目の投与後21日目から35日目まで経時的に、マウスの四肢における関節炎発症の程度を目視により判断し、発症率の算出、関節炎スコア判定、後肢肥厚測定を行った。関節炎スコアは0点(指の腫脹を認めない)、1点(1〜2本の腫脹を認める)、2点(3〜5本の腫脹や、紅斑を認める)、3点(指や足全体に強い腫脹と紅斑を認める)、4点(肢全体に強い腫脹と紅斑を認める)として1肢毎に判定を行い、四肢の合計を個体当りの関節炎スコアとして算出した。後肢肥厚は足の甲と足底の距離を厚み測定器(PEACOCK)を用いて測定した。また、35日目には右後肢の皮膚、筋肉を除く膝関節周辺組織を採取し、試験例1と同様の方法で遺伝子発現解析を行った。HYAL1、MMP3、MMP13、IL1β、IL6を測定し、目的遺伝子と内部標準であるGAPDHの比率から発現量を算出した。
試験例4の発症率の結果を表5、関節炎スコアの結果を表6、後肢肥厚の結果を表7に示す。ノブドウ30%エタノール抽出物を摂取することで、関節炎誘発マウスにおける発症率、関節炎スコア、後肢肥厚の増加が抑制された。試験例4の遺伝子発現解析の結果を表8に示す。ノブドウ30%エタノール抽出物を摂取することで、関節炎誘発マウスにおけるHYAL1、MMP3、MMP13、IL1β、IL6の増加が抑制された。ノブドウ30%エタノール抽出物は、ヒアルロン酸、コラーゲンの分解と炎症を抑制する作用を示すことから、ノブドウによる関節疾患予防改善作用が期待できる。
Figure 0006861955
Figure 0006861955
Figure 0006861955
Figure 0006861955
尚、試験例4の関節疾患モデルを用いた関節疾患予防改善作用の検討で、ノブドウ30%エタノール抽出物を、製造例2、3、4,5のノブドウ抽出物に置き換えた場合のいずれにおいても同様の効果が得られた。以上の結果から、ノブドウによる関節疾患予防改善作用が期待できる。
試験例5 関節疾患予防改善作用の検討
日常生活で膝、肩、腰等の関節の痛みや違和感を感じている男女40人(35〜89歳)を10人ずつ4群に分け、それぞれにノブドウとN−アセチルグルコサミンを含有する飲料(処方例1)、ノブドウを含有する飲料(処方例2)、N−アセチルグルコサミンを含有する従来の飲料(比較例2)、従来の飲料(比較例1)を用いて、1回30mLを1日1回、3ヶ月間摂取させた。本試験による違和感とは、きしみ、重さ、引っかかり、曲げづらさ、こわばり等を指す。飲用3ヵ月後に、関節の痛みや違和感の自覚症状に関するアンケートを行った。アンケートでは、関節の痛みや違和感が、「改善した」「やや改善した」「変化なし」「悪化した」の4段階の回答を設け、「改善した」を2点、「やや改善した」を1点、「変化なし」を0点、「悪化した」を−1点として、関節の痛みや違和感の自覚症状の合計点を算出した。
試験例5の関節の痛みや違和感の自覚症状に関するアンケートの結果を表9に示す。その結果、従来の飲料を摂取した群と比較して、N−アセチルグルコサミンを含有する従来の飲料を摂取した群とノブドウを含有する飲料を摂取した群で関節の痛みや違和感の自覚症状が改善した。さらに、ノブドウとN−アセチルグルコサミンを含有する飲料を摂取した群は他の群と比較して関節の痛みや違和感の自覚症状が極めて著しく改善した。よって、ノブドウは関節の痛みや違和感の自覚症状を改善することから、関節疾患予防改善作用が示された。また、ノブドウとN−アセチルグルコサミンを併用することで、極めて著しい関節疾患予防改善作用が示された。なお、試験期間中、膝、肩、腰等の関節の痛みや違和感以外の不調や体調悪化を訴えた被験者は一人もいなかった。
Figure 0006861955
試験例6 生理的飛蚊症予防改善作用の検討
日常生活で生理的飛蚊症の症状である視界内の小さな影が気になる男女60人(25〜70歳)を15人ずつ4群に分け、それぞれにノブドウとN−アセチルグルコサミンを含有する飲料(処方例1)、ノブドウを含有する飲料(処方例2)、N−アセチルグルコサミンを含有する従来の飲料(比較例2)、従来の飲料(比較例1)を用いて、1回30mLを1日1回、3ヶ月間摂取させ、飲用3ヵ月後の視界内の小さな影の自覚症状に関するアンケートを行った。アンケートでは、視界内の小さな影が、「見えなくなった」「少なくなった」「変化なし」「多くなった」の4段階の回答を設け、「見えなくなった」を2点、「少なくなった」を1点、「変化なし」を0点、「多くなった」を−1点として、視界内の小さな影の自覚症状の合計点を算出した。
試験例6の視界の自覚症状に関するアンケートの結果を表10に示す。その結果、従来の飲料を摂取した群と比較して、N−アセチルグルコサミンを含有する従来の飲料を摂取した群とノブドウを含有する飲料を摂取した群で視界内の小さな影の自覚症状が改善した。さらに、ノブドウとN−アセチルグルコサミンを含有する飲料を摂取した群は他の群と比較して視界内の小さな影の自覚症状が極めて著しく改善した。よって、ノブドウは視界内の小さな影の自覚症状を改善することから、生理的飛蚊症予防改善作用が示された。また、ノブドウとN−アセチルグルコサミンを併用することで、極めて著しい生理的飛蚊症予防改善作用が示された。なお、試験期間中、視界の小さな影以外の不調や体調悪化を訴えた被験者は一人もいなかった。
Figure 0006861955
試験例7 皮膚老化予防改善作用の検討
日常生活でしわが気になる男女40人(20〜78歳)を10人ずつ4群に分け、それぞれにノブドウとN−アセチルグルコサミンを含有する飲料(処方例1)、ノブドウを含有する飲料(処方例2)、N−アセチルグルコサミンを含有する従来の飲料(比較例2)、従来の飲料(比較例1)を用いて、1回30mLを1日1回、3ヶ月間摂取させた。飲用3ヵ月後に、しわの自覚症状に関するアンケートを行った。アンケートでは、しわが、「減少した」「やや減少した」「変化なし」「増加した」の4段階の回答を設け、「減少した」を2点、「やや減少した」を1点、「変化なし」を0点、「減少した」を−1点として、しわの自覚症状の合計点を算出した。
試験例7のしわの自覚症状に関するアンケートの結果を表11に示す。その結果、従来の飲料を摂取した群と比較して、N−アセチルグルコサミンを含有する従来の飲料を摂取した群とノブドウを含有する飲料を摂取した群でしわの自覚症状が改善した。さらに、ノブドウとN−アセチルグルコサミンを含有する飲料を摂取した群は他の群と比較してしわの自覚症状が極めて著しく改善した。よって、ノブドウはしわの自覚症状を改善することから、皮膚老化予防改善作用が示された。また、ノブドウとN−アセチルグルコサミンを併用することで、極めて著しい皮膚老化予防改善作用が示された。なお、試験期間中、しわの悩み以外の不調や体調悪化を訴えた被験者は一人もいなかった。
Figure 0006861955
ノブドウはヒアルロン酸合成促進作用を有し、更にN−アセチルグルコサミンと組み合わせて使用することで極めて著しいヒアルロン酸合成促進作用を示すことが明らかとなった。以上の作用を有することから、ヒアルロン酸量増加剤、関節疾患予防改善剤、生理的飛蚊症予防改善剤、皮膚老化予防改善剤、及びこれらの用途を有する食品組成物に利用することができる。
本発明は、ヒアルロン酸合成促進作用を有することから、ヒアルロン酸量増加、関節疾患予防改善、生理的飛蚊症予防改善、皮膚老化予防改善を目的とした食品、医薬部外品、医薬品に利用できる。また、本発明によって、これらの予防改善がより簡便な方法で行うことが可能となる。

Claims (6)

  1. ノブドウ及びN−アセチルグルコサミンを含有することを特徴とするヒアルロン酸合成促進剤。
  2. 請求項1記載のヒアルロン酸合成促進剤を含有するヒアルロン酸量増加剤。
  3. 請求項1記載のヒアルロン酸合成促進剤を含有する関節疾患予防改善剤。
  4. 請求項1記載のヒアルロン酸合成促進剤を含有する生理的飛蚊症予防改善剤。
  5. 請求項1記載のヒアルロン酸合成促進剤を含有する皮膚老化予防改善剤。
  6. 請求項1記載のヒアルロン酸合成促進剤を含有するヒアルロン酸合成促進用、ヒアルロン酸量増加用、関節疾患予防改善用、生理的飛蚊症予防改善用、又は皮膚老化予防改善用食品組成物。
JP2017002416A 2017-01-11 2017-01-11 ヒアルロン酸合成促進剤 Active JP6861955B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017002416A JP6861955B2 (ja) 2017-01-11 2017-01-11 ヒアルロン酸合成促進剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017002416A JP6861955B2 (ja) 2017-01-11 2017-01-11 ヒアルロン酸合成促進剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018111657A JP2018111657A (ja) 2018-07-19
JP6861955B2 true JP6861955B2 (ja) 2021-04-21

Family

ID=62911832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017002416A Active JP6861955B2 (ja) 2017-01-11 2017-01-11 ヒアルロン酸合成促進剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6861955B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL431268A1 (pl) * 2019-09-25 2021-04-06 ebiga-VISION GMBH Kompozycja suplementu diety i/lub dodatku odżywczego do żywności, jednostkowa postać dawkowania tej kompozycji i ich zastosowanie do poprawy jakości widzenia w tym wrażliwości na kontrast u osób potrzebujących takiej poprawy, w tym osób cierpiących na co najmniej jedną chorobę oczu, zwłaszcza na męty szklistkowe

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4563659B2 (ja) * 2003-06-25 2010-10-13 丸善製薬株式会社 抗酸化組成物、皮膚老化防止用組成物、抗炎症組成物及び脂質代謝改善用組成物
JP2013209351A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Sunstar Inc 抗酸化機能亢進剤
KR101673265B1 (ko) * 2012-10-09 2016-11-07 한국생명공학연구원 개머루덩굴 추출물, 이의 분획물 또는 이로부터 분리된 화합물을 유효성분으로 포함하는 il-6 매개성 질환의 예방 또는 치료용 약학적 조성물

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018111657A (ja) 2018-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4542300B2 (ja) ヒアルロン酸蓄積促進剤
JP5223083B2 (ja) 血管新生抑制剤
KR101582974B1 (ko) 카사바 덩이줄기 효소추출물 및 피버퓨 추출물을 유효성분으로 함유하는 보습 및 염증 완화용 화장료 조성물
CN109045061B (zh) 铁皮石斛多糖在制备治疗骨关节炎药物中的应用
JP5171097B2 (ja) 植物抽出物を含有するヘパリン結合性上皮増殖因子様増殖因子遺伝子発現促進剤
JP2010024222A (ja) コラーゲン産生促進剤、ヒアルロン酸産生促進剤、並びにコラーゲン産生促進およびヒアルロン酸産生促進剤
JP6861955B2 (ja) ヒアルロン酸合成促進剤
JP4420357B1 (ja) ヒアルロン酸産生促進剤
CN108289809A (zh) 刺激透明质酸合成的方法
KR101023487B1 (ko) 오미자, 황금 및 해동피의 혼합 생약재 추출물을 유효성분으로 포함하는 관절염 예방 또는 치료용 조성물
KR102469337B1 (ko) 녹용 추출물 제조방법 및 녹용 추출물을 포함하는 녹용경옥고
KR20160054673A (ko) 마치현 추출물을 포함하는 히알루론산 생성 촉진용 조성물과 이의 이용
JP2014129252A (ja) 皮膚機能改善剤
JP2017178862A (ja) 抗炎症剤、化粧料、皮膚外用剤、炎症性疾患の改善剤、及び抗炎症剤の製造方法
JP2015221760A (ja) コラーゲン合成促進剤、ヒアルロン酸合成促進剤及びセラミド合成促進剤
KR20160054672A (ko) 대맥자 추출물을 포함하는 히알루론산 생성 촉진용 조성물과 이의 이용
KR20140069789A (ko) 천년초 추출물을 유효성분으로 함유하는 관절기능 개선용 식품 조성물 및 그 제조방법
CN108567943A (zh) 一种枇杷止咳糖浆剂的制备方法
JP6706959B2 (ja) プロテオグリカン産生促進剤
KR20240023275A (ko) 2,3,4,5-테트라카페오일글루카릭 엑시드를 유효성분으로 하는 비만 예방 또는 개선용 조성물
KR20230156265A (ko) 신규 펩타이드 및 이의 항염 및 재생 용도
KR20230040904A (ko) 멸가치 추출물을 유효성분으로 함유하는 연골재생, 관절염 및 관절염에 의한 통증의 예방, 개선 또는 치료용 조성물
KR20240023274A (ko) 아피게닌-7-오-글루크로나이드를 유효성분으로 포함하는 비만 예방 또는 개선용 조성물
KR20220061018A (ko) 항염 및 조직 재생작용을 갖는 신규 펩타이드
JP2016193844A (ja) オシダ科植物含有組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6861955

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250