JP6860820B2 - 防水スイッチの照明構造 - Google Patents

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Description

本発明は、防水スイッチ、特に、プッシュスイッチ機能と回転機能を備えた防水スイッチの照明構造に関する。
従来の防水スイッチは、例えば、下記特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載の防水スイッチ10は、図4にその断面図を示すように、透光性の上面部510と遮光色の側壁部560から構成されるケース50と、このケース50に収納される回路基板70と、回路基板70の上に配置され、ケース50の前面でスイッチユニット40と連結するノブ30と、ケース50の孔520とノブ30との間に配置され、防水性と弾力性を有するパッキン60とを有し、パッキン60は、例えばゴム等によって形成されケース50内を気密封止し、ケース50内の回路基板70を防水するものであった。
このような防水スイッチ10において、夜間のノブ30の位置の視認性を確保するために、ノブ30の周辺を照明する場合がある。従来の照明構造は、図4に示すように、スイッチユニット40の周りに配置される光源80と、ケース50の前面に配置される遮光性のパネル90とを有し、ケース50は孔520の周りに前面から視認されないように形成された透過部540とを有する。このように形成されて、光源80から発せられた光が、透過部540を通りノブ30とケース50の間隙から漏れ出ることにより、パネル90を照明するものである。
特開2015−88230号公報
しかしながら、このような防水スイッチ10の照明構造では、ノブ30の外形(直径)の内側に、スイッチユニット40と、パッキン60と、パネル90の一部を設ける必要があったため、透過部540の範囲が制限され、透過部540から光が通り難くなり照明の光量が不足するといった問題点があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、防水性を備え、かつ良好な光量を備えた防水スイッチの照明構造を提供することを目的とする。
本発明の防水スイッチは、ノブ3と、前記ノブ3とシャフト41を介して連結されるスイッチユニット4と、前記スイッチユニット4を内蔵するとともに、前記シャフト41が挿通する貫通部52を有するケース5と、前記貫通部52に設けられ、前記シャフト41に接触する弾性を有するパッキン6と、前記ケース5内に、前記貫通部52と対向するように設けられる光源8と、を備えた防水スイッチにおいて、前記ケース5は、前記貫通部52の周辺且つ前記ノブ3の外形の内側に透過部54を有し、前記パッキン6は、透光性材料からなることを特徴とする。
また、前記パッキン6は、内側の側面から突出形成した舌部62を備えることを特徴とする。
また、前記シャフト41は、透光性材料からなることを特徴とする。
また、前記パッキン6は、外側の側面から突出形成した延出部64を有することを特徴とする。
また、前記ケース5は、前記光源8からの光を前記透過部54に向けて反射させる反射部55を有する。
本発明に係る防水スイッチによれば、防水性を備え、かつ良好な光量を備えた防水スイッチの照明構造を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る防水スイッチ1を備えた操作装置2の正面図。 図1のノブ3を省いた図。 図1中A−A線に沿った断面図。 従来技術を示す断面図。
以下、図1から図3に基づいて本発明の実施形態を車両に搭載された防水スイッチ1に適用した場合を例に挙げて説明する。また、防水スイッチ1の上下を、各図中に矢印にて示す。
防水スイッチ1は、操作装置2などの機器に取り付けられている。また、防水スイッチ1は、ノブ3と、スイッチユニット4と、ケース5と、パッキン6と、回路基板7と、光源8と、パネル9と、を少なくとも備えている。
ノブ3は、合成樹脂からなり、円形の円板部31と、円板部31の中央部分に設けた突出部32と、円板部31の周縁部分に設けた円筒部33とを備えている。
突出部32は、その断面形状が円形の外周を有している。本実施形態では、突出部32は、その内部に断面形状が、Dの字の形状のように一部がカットされた形状の穴部34を備えている。この穴部34にスイッチユニット4のシャフト41が挿入されて連結されており、ノブ3の回転操作やプッシュ操作が、スイッチユニット4に伝えられる。尚、ノブ3をケース5から抜き取る方向に引いた場合に、ノブ3の抜けを防止するために、金属製の抜け止め部材(図示せず)を適宜、穴部34に設けてもよい。
スイッチユニット4は、前述したように、回転操作やプッシュ操作可能なエンコーダ(操作部の変位によってコード信号を発生する電子部品)からなり、回路基板7に実装されている。
ケース5は、下面が開口した箱状に形成され、透明な合成樹脂からなり上面を構成する上面部51と、黒系色の合成樹脂からなり側面を構成する側壁部56と、を有する。上面部51と側壁部56とは、2色成形により一体に形成されている。また、ケース5は、スイッチユニット4や回路基板7を内蔵するものである。上面部51は、スイッチユニット4のシャフト41の貫通する貫通孔52(貫通部)を備えている。この貫通孔52の内部には、パッキン6を保持する固定用突起53が設けられている。
パネル9は、透明PC(ポリカーボネート)樹脂等の透光性樹脂からなる薄板平面状の基材91からなり、後面にスクリーン印刷された黒色等の遮光性インキ層92が形成され、最下面に両面テープが接着され、ケース5の上面に貼り付けられる。また、パネル9は貫通孔52よりも大きいパネル孔93を有する。パネル孔93は、例えば、ノブ3とパネル9との間隙を斜めから覗き見た時に、パネル孔93が視認できない程度にノブ3の外形の内側に設けられている。
回路基板7は、例えばFR−4(Flame Retardant−4)等のガラスエポキシ系基材に配線パターンを施した硬質配線基板からなり、光源8を駆動・制御する、以下図示しない制御手段,抵抗,コンデンサ等の各種回路部品が前記配線パターンに導通接続されている。
光源8は、回路基板7の面方向に適宜光を発するチップ型発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)からなり、ノブ3の周辺を照明する光を発光する。また、光源8は、スイッチユニット4の周辺の回路基板7の上に任意の数だけ配置される。
また、上面部51は、貫通孔52周りにパネル9が貼り合されない透過部54を有する。透過部54は、貫通孔52とパネル孔93との面方向の幅により形成される。また、透過部54は、パネル9の厚さに等しい量だけ上方向に突出している。このように形成されることにより、パネル9をケース5に貼り付ける時の位置決めを容易にすることができる。
また、上面部51は、光源8に対応する箇所に反射面(反射部)55を有する。反射面55は、光源8から発せられた照明光を透過部54に向けて反射するように形成される。このように形成されることにより、透過部54を通る光量を増加し、ノブ3の周辺の照明品質を向上することができる。
パッキン6は、スイッチユニット4のシャフト41とケース5との間に、貫通孔52を埋めるように設けられており、透明又は半透明の透光性のシリコンゴムなどの弾性を有する弾性体で形成されている。また、パッキン6は、環状のベース部61と、ベース部61の内側の側面から突出形成した舌部62とを備えている。また、ベース部61の外側の側面には、前述した固定用突起53が嵌り込む溝部63が設けられており、この溝部63を固定用突起53に嵌め込むことによって、ベース部61が、上面部51の貫通孔52の内側に固定される。
このように形成されることにより、パッキン6が光を透過可能であるので、パッキン6が黒系の遮光性材料である場合に比べ、ノブ3側へ通過する光量を増加し、ノブ3の周辺の照明品質を向上することができる。
舌部62は、ベース部61の内側の側面に切れ目なく設けられている。そして、舌部62は、シャフト41に接するものであり、本実施形態では、シャフト41の外周に接している。また、舌部62は上側を向いている。また、舌部62の先端部の断面形状は円形であり、ノブ3の接触面積を最小とし、ノブ3の操作性を阻害しないものである。
このように形成されることにより、回転操作する際に必要な力を小さくし、かつ良好な防水性を備えた防水スイッチ1の構造を提供することができる。また、舌部62が上側を向いて、シャフト41に接することによって、シャフト41とケース5との間から液体が浸入することを抑制することができる。
また、パッキン6は、溝部63の下側の一部がベース部61から延出形成された延出部64を有する。延出部64は、透過部54の下側まで延びることで、光源8から発せられた光が透過部54を通ることを抑制できる。このように形成されることで、透過部54を通る光の量が多い光源8に近い部分の光の量を調整し、照明ムラを防止し、ノブ3の周辺の照明品質を向上することができる。
以上のように防水性を備え、かつ、夜間のノブ3の位置の視認性を確保するために必要な光量を十分に備えた防水スイッチ1の照明構造を提供することができる。
尚、本発明の防水スイッチ1の照明構造を上記した実施形態の構成にて例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構成においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
例えば、舌部62は上側を向いていたが、図4に示すように、下側を向いてノブ3に接することによって、例えば、ケース5の内部に対して、外部の気圧が低い、負圧の状態の場合に、ノブ3とケース5との気密を保持することができる。
また、シャフト41は、スイッチユニット4でなく、ノブ3側と一体に設けられるものであってもよいし、ノブ3の操作をスイッチユニット4に伝達する構造であればよく、スイッチユニット4やノブ3に対して、別体に設けることもできる。また、シャフト41を透光性にすることで、より効率的に、光源8からの照射光をノブ3に伝えることが期待できる。
本発明は、車両用の防水スイッチの照明構造に関し、例えば、自動車やオートバイ、あるいは農業機械や建設機械を備えた移動体に搭載される防水スイッチの照明構造に適用することができる。
3 ノブ
4 スイッチユニット
41 シャフト
5 ケース
52 貫通孔(貫通部)
54 透過部
55 反射面(反射部)
6 パッキン
61 ベース部
62 舌部
64 延出部
8 光源

Claims (5)

  1. ノブと、
    前記ノブとシャフトを介して連結されるスイッチユニットと、
    前記スイッチユニットを内蔵するとともに、前記シャフトが挿通する貫通部を有するケースと、
    前記貫通部に設けられ、前記シャフトに接触する弾性を有するパッキンと、
    前記ケース内に、前記貫通部と対向するように設けられる光源と、
    を備えた防水スイッチにおいて、
    前記ケースは、前記貫通部の周辺且つ前記ノブの外形の内側に透過部を有し、
    前記パッキンは、透光性材料からなることを特徴とする防水スイッチの照明構造。
  2. 前記パッキンは、内側の側面から突出形成した舌部を有することを特徴とする請求項1に記載の防水スイッチの照明構造。
  3. 前記シャフトは、透光性材料からなることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の防水スイッチの照明構造。
  4. 前記パッキンは、外側の側面から突出形成した延出部を有することを特徴とする請求項1乃至3に記載の防水スイッチの照明構造。
  5. 前記ケースは、前記光源からの光を前記透過部に向けて反射させる反射部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の防水スイッチの照明構造。
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