JP6860567B2 - 塑性変形に対する耐性が変化する横断方向のビームを備えた車両下部構造 - Google Patents

塑性変形に対する耐性が変化する横断方向のビームを備えた車両下部構造 Download PDF

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Description

本発明は、フロアパネルと、前記フロアパネルの下で車両の長手方向に延びる少なくとも1つの長手ビームと、フロアパネルの上で、長手方向に対してほぼ垂直に横断方向に延びる少なくとも1つの横断方向のビームと、を備えた車両下部構造であって、フロアパネルは両側の間で横断方向に延び、横断方向のビームは、前記フロアパネルの中心エリアの下に延びる横断方向の中心端部と、前記フロアパネルの両側の一方で延びる横断方向側端部とを備える、車両下部構造に関する。
慣習的に、車両のフロアを形成する車両下部構造は、車両の乗員室内へのあらゆる種類の侵入を制限することにより、衝撃が生じた場合、特に、側方の衝撃または前方の衝撃が生じた場合、車両の乗員を保護するように配置されている。
このため、下部構造は、フロア下の長手ビームなどの構造的長手要素間に横断方向に配置された補強要素を備えている。このアセンブリは、衝撃が生じた場合、車両の区画の変形を防止して、フロアパネルの完全な状態を維持し、それにより、車両の乗員を保護するように配置されている。
この配置が、衝撃が生じる間に乗員室の完全な状態を維持するのに効率的である場合があるが、そのような下部構造は、衝撃に起因するエネルギを吸収するのに効率的ではなく、このため、衝撃が全体的に乗員室に伝達される。そのような伝達は、車両の乗員には危険である場合がある。
本発明の目的の1つは、衝撃が生じた場合の、車両下部構造の挙動を向上させることである。
このため、本発明は、横断方向のビームが、横断方向のビームの中心端部と中間部との間に延びる中心部分と、中間部と側端部との間に延びる端部分とを備え、中心部分の塑性変形に対する耐性が、端部分の塑性変形に対する耐性よりも大であり、横断方向のビームの中間部が、長手ビームの上方に延び、それにより、横断方向のビームの端部分が、長手ビームとフロアパネルの側部の1つとの間で横断方向に延びるようになっている、上述のタイプの車両下部構造に関する。
塑性変形に対するより低い耐性を有する横断方向のビームの側端部を提供することにより、横断方向のビームは、フロアパネルの側部に対する衝撃が生じた場合、エネルギを吸収することが可能である。横断方向のビームの中心端部において、塑性変形に対するより高い耐性を有することにより、乗員室の変形は、衝撃が生じた場合、防止することができる。したがって、本発明に係る横断方向のビームは、衝撃が生じた際のエネルギを吸収するとともに、この衝撃に起因するいずれの侵入からも乗員室を保護するように適合されている。
本発明の他の有利な態様によれば、車両下部構造は、単一または任意の技術的に可能な組合せで考慮される、以下の特徴の1つまたは複数を含んでいる。
中心部分の材料の引張強度が、端部分の材料の引張強度よりも大である。
中心部分の材料の引張強度が1300MPaより大であり、端部分の引張強度が450MPa以上であり、かつ、1300MPa未満である。
中心部分の材料の組成には、重量%で、
0.15%≦C≦0.5%、0.5%≦Mn≦3%、0.1%≦Si≦1%、0.005%≦Cr≦1%、Ti≦0.2%、Al≦0.1%、S≦0.05%、P≦0.1%、B≦0.010%が含まれ、残りが、鉄と、加工の結果のやむを得ない不純物であるか、
0.20%≦C≦0.25%、1.1%≦Mn≦1.4%、0.15%≦Si≦0.35%Cr≦0.30%、0.020%≦Ti≦0.060%、0.020%≦Al≦0.060%、S≦0.005%、P≦0.025%、0.002%≦B≦0.004%が含まれ、残りが、鉄と、加工の結果のやむを得ない不純物であるか、
0.24%≦C≦0.38%、0.40%≦Mn≦3%、0.10%≦Si≦0.70%、0.015%≦Al≦0.070%、Cr≦2%、0.25%≦Ni≦2%、0.015%≦Ti≦0.10%、Nb≦0.060%、0.0005%≦B≦0.0040%、0.003%≦N≦0.010%、S≦0.005%、P≦0.025%が含まれ、残りが、鉄と、加工の結果のやむを得ない不純物であり、
端部分(40)の材料の組成には、重量%で、
0.04%≦C≦0.1%、0.3%≦Mn≦2%、Si≦0.3%、Ti≦0.08%、0.015%≦Nb≦0.1%、Al≦0.1%、S≦0.05%、P≦0.1%、0.1%未満のCu、Ni、Cr、Moが含まれ、残りが、鉄と、加工の結果のやむを得ない不純物である。
横断方向における中心部分の長さが、横断方向における端部分の長さよりも大である。
車両下部構造が、フロアパネルの中心エリアと左側との間に横断方向に延びる左側の横断方向のビームと、フロアパネルの中心エリアと右側との間に横断方向に延びる右側の横断方向のビームと、を備え、左側の横断方向のビームと右側の横断方向のビームとが、同じ横断方向軸に沿って延びている。
左側の横断方向のビームの中心端部と、右側の横断方向のビームの中心端部とが、トンネルビームの両側に取り付けられている。
車両下部構造が、フロアパネルの下で長手方向に延びる左側の長手ビームおよび右側の長手ビームを備え、左側の横断方向のビームが左側の長手ビームの上を越え、右側の横断方向のビームが右側の長手ビームの上を越える。
車両下部構造が、フロアパネルの両側に延びる左側の下方側シルと右側の下方側シルとをさらに備え、左側の横断方向のビームがフロアパネルの中心エリアと左側の下方側シルとの間に延び、右側の横断方向のビームがフロアパネルの中心エリアと右側の下方側シルとの間に延びる。
車両下部構造が、前方左側の横断方向のビームと、前方右側の横断方向のビームと、後方左側の横断方向のビームと、後方右側の横断方向のビームとを備え、前方左側の横断方向のビームと前方右側の横断方向のビームとが同じ前方の横断方向軸に沿って延び、後方左側の横断方向のビームと後方右側の横断方向のビームとが同じ後方の横断方向軸に沿って延び、前記前方の横断方向軸と前記後方の横断方向軸とが、長手方向に関して互いに離間している。本発明は、上述の車両下部構造を備えた車両本体にも関する。
本発明の他の態様および利点は、例として与えられ、添付図面を参照して成される、以下の詳細な説明を読むことによって明らかになる。
本発明の車両下部構造の斜視図である。 図1の車両下部構造の横断方向のビームの1つの斜視図である。
以下の説明では、「長手(longitudinal)」との用語は、通常の使用条件における自動車の後方−前方の方向に言及し、「横断(transversal)」との用語は、通常の使用条件における自動車の左−右の方向に言及する。「後方(rear)」および「前方(front)」との用語は、通常の使用条件における自動車の長手方向に関して規定され、「上方(upper)」および「下方(lower)」との用語は、通常の使用条件における自動車の高さ方向に関して規定される。
図1を参照すると、フロアパネル1(破線で示されている)、少なくとも1つの長手ビーム2、および少なくとも1つの横断方向のビーム4を備えた車両下部構造が表わされている。
フロアパネル1は、車両の通常の使用条件における水平平面に概ね沿って延び、前方側6と後方側との間に長手方向に、かつ、左側8と右側10(ロッカまたはサイド部材とも呼ばれる)との間を横断方向に延びる。フロアパネル1の中心エリア12は、左側6と右側8とからの等しい距離におけるフロアパネル1の中心周りに延びるエリアとして規定されている。より具体的には、中心エリア12は、フロアパネル1の中心において長手方向に延びるフロアトンネル14の通路によって規定されている。
下部構造は、長手方向および高さ方向を含む平面に関して実質的に対称であり、左側6と右側8との間のフロアパネルの中心を通っている。したがって、以下では、左側のみに関して詳細に説明され、同じ教示が右側に適用される。
フロアパネル1は、自動車のフロアを形成し、乗員室のシートおよび他の要素のためのベース構造としての役割を果たすことが意図されている。
長手ビーム2は、フロアパネル1の下に延びている。図1に示す実施形態によれば、下部構造は、フロアパネル1の左側6の近位かつ平行に延びる左側の長手ビーム2と、フロアパネルの右側8の近位かつ平行に延びる右側の長手ビーム16とを備えている。
各長手ビーム2、16(下部レールとも呼ばれる)は、図1に示すように、長手方向に、実質的にフロアパネル1の長さ全体の下、すなわち、後方側から前方側に延び、フロアパネルの前方側を超えて延びる長手方向前端部18を備えている。既知のように、長手ビーム2、16は、その前端部16において、クラッシュボックスおよびフロントレールなどの衝撃吸収要素を介して、横断方向のバンパービームに取り付けられることにより、前方からの衝撃が発生した場合に、車両の乗員を保護するための構造の一部である。図1に示すように、各長手ビームは、たとえば、横断方向の平面にU状の断面を有し、このUは、車両のフロアパネル1に向かって開き、フロアパネルによって閉じられている。
そのような長手ビームの機能は本質的に既知であり、本明細書では詳細に説明しない。長手ビーム2は、たとえば、1200MPaより大の引張強度を有するプレス硬化鋼部品で形成される。
そのような鋼の組成には、たとえば、重量%で、0.15%≦C≦0.5%、0.5%≦Mn≦3%、0.1%≦Si≦1%、0.005%≦Cr≦1%、Ti≦0.2%、Al≦0.1%、S≦0.05%、P≦0.1%、B≦0.010%が含まれ得、残りは、鉄と、加工の結果のやむを得ない不純物である。
別の好ましい実施形態によれば、鋼の組成には、たとえば、重量%で、0.20%≦C≦0.25%、1.1%≦Mn≦1.4%、0.15%≦Si≦0.35%Cr≦0.30%、0.020%≦Ti≦0.060%、0.020%≦Al≦0.060%、S≦0.005%、P≦0.025%、0.002%≦B≦0.004%が含まれ、残りは、鉄と、加工の結果のやむを得ない不純物である。この組成のレンジにより、プレス硬化部品の引張強度は、1300MPaから1650MPaの間に含まれている。
別の好ましい実施形態によれば、鋼の組成には、たとえば、重量%で、0.24%≦C≦0.38%、0.40%≦Mn≦3%、0.10%≦Si≦0.70%、0.015%≦Al≦0.070%、Cr≦2%、0.25%≦Ni≦2%、0.015%≦Ti≦0.10%、Nb≦0.060%、0.0005%≦B≦0.0040%、0.003%≦N≦0.010%、S≦0.005%、P≦0.025%、%が含まれ、残りは、鉄と、加工の結果のやむを得ない不純物である。この組成のレンジにより、プレス硬化部品の引張強度は、1800MPaより高くなっている。
そのような鋼は、非常に高い機械的特性を有し、それにより、この鋼を、長手ビームを形成するのに適切なものとしている。この理由は、前記ビームが乗員室の下に延び、乗員室の変形不可能な性質を担うためである。
横断方向のビーム4は、中心エリア12とフロアパネル1の側部の1つとの間で横断方向に、フロアパネル1の上に延びている。
図1に示す実施形態によれば、下部構造は、フロアパネルの中心エリア12と左側6との間に延びる前方左側の横断方向のビーム4と、フロアパネルの中心エリア12と右側8との間に延びる前方右側の横断方向のビーム20と、フロアパネルの中心エリア12と左側6との間に延びる後方左側の横断方向のビーム22と、フロアパネルの中心エリア12と右側8との間に延びる後方右側の横断方向のビーム24と、を備えている。前方左側の横断方向のビーム4と前方右側の横断方向のビーム20とは、フロアトンネル14の両側において、同じ前方の横断方向軸Aに沿って延び、後方左側の横断方向のビーム22と後方右側の横断方向のビーム24とは、フロアトンネル14の両側において、同じ後方の横断方向軸Bに沿って延び、前方の横断方向軸Aと後方の横断方向軸Bとが、長手方向に沿って離間している。そのような横断方向のビーム4、20、22、24は、車両のフロントシートの下に延びるビームである。
横断方向のビーム4、20、22、24の各々は、フロアパネルの中心エリア12に向かって延びる横断方向中心端部26と、フロアパネルの側部の1つに向かって延びる横断方向側端部28との間に延びている。より具体的には、中心端部26は、フロアトンネル14の上を通るトンネルビーム30に取り付けられており、側端部28は、フロアパネルの側部の外で長手方向に延びる、すなわち、フロアパネルの一方側に沿うが、前記フロアパネル1の外側で延びる、下方側レール32、34に取り付けられている。前方左側横断方向のビーム4の側端部28と後方左側横断方向のビーム22の側端部28とは、フロアパネルの左側6に隣接した左側下方側シル32に取り付けられており、前方右側横断方向のビーム20の側端部28と後方右側横断方向のビーム2の側端部28とは、フロアパネルの右側8に隣接した右側下方側シル34に取り付けられている。
本発明によれば、中心端部26における各横断方向のビーム4、20、22、24の塑性変形に対する耐性は、次いで説明するように、側端部28における各横断方向のビーム4、20、22、24の塑性変形に対する耐性よりも大である。
各横断方向のビーム4、20、22、24は、横断方向のビームの中心端部26と中間部38との間に延びる中心部分36と、中間部38と側端部28との間に延びる端部分40とを備えている。横断方向のビームの中間部は、長手ビーム2、16の上方に延びる部分として規定されており、横断方向のビームが、長手ビーム2、16の上に延びている。たとえば、前方左側横断方向のビームの中間部は、左側長手ビーム2の上方に延びている。したがって、各横断方向のビームの端部分40は、長手ビームの1つと、前記長手ビームに隣接するフロアパネルの側部との間に横断方向に延びている。
中心部分36は、端部分40の塑性変形に対する耐性よりも大である塑性変形に対する耐性を有しており、中心エリアと長手ビームとの間に延びる横断方向のビームの一部が、長手ビームと、隣接する下方側シルとの間に延びる横断方向のビームの一部よりも大である塑性変形に対する耐性を有していることを意味している。このことは、端部分40の引張強度よりも大である引張強度を有する中心部分36を提供することによって達成することができる。たとえば、中心部分36の引張強度は1300MPaより大であり、端部分の引張強度は450MPa以上であり、かつ、1300MPa未満である。このため、中心部分36は、たとえば、1300MPaより大である引張強度を有するプレス硬化鋼で形成され、一方、端部分40は、たとえば、450MPaより大であり、かつ、800MPa未満である引張強度を有するプレス硬化鋼で形成されている。
一実施形態によれば、中心部分は、たとえば重量%で、0.15%≦C≦0.5%、0.5%≦Mn≦3%、0.1%≦Si≦1%、0.005%≦Cr≦1%、Ti≦0.2%、Al≦0.1%、S≦0.05%、P≦0.1%、B≦0.010%が含まれ、残りが、鉄と、加工の結果のやむを得ない不純物である、組成を有するプレス硬化鋼部品で形成されている。
別の好ましい実施形態によれば、鋼の組成には、たとえば、重量%で、0.20%≦C≦0.25%、1.1%≦Mn≦1.4%、0.15%≦Si≦0.35%Cr≦0.30%、0.020%≦Ti≦0.060%、0.020%≦Al≦0.060%、S≦0.005%、P≦0.025%、0.002%≦B≦0.004%が含まれ、残りが、鉄と、加工の結果のやむを得ない不純物である。この組成のレンジにより、プレス硬化部品の引張強度は、1300MPaから1650MPaの間に含まれている。
別の好ましい実施形態によれば、鋼の組成には、たとえば、重量%で、0.24%≦C≦0.38%、0.40%≦Mn≦3%、0.10%≦Si≦0.70%、0.015%≦Al≦0.070%、Cr≦2%、0.25%≦Ni≦2%、0.015%≦Ti≦0.10%、Nb≦0.060%、0.0005%≦B≦0.0040%、0.003%≦N≦0.010%、S≦0.005%、P≦0.025%が含まれ、残りが、鉄と、加工の結果のやむを得ない不純物である。この組成のレンジにより、プレス硬化部品の引張強度は、1800MPaより高くなっている。
一実施形態によれば、端部分40は、重量%で、0.04%≦C≦0.1%、0.3%≦Mn≦2%、Si≦0.3%、Ti≦0.08%、0.015%≦Nb≦0.1%、Al≦0.1%、S≦0.05%、P≦0.1%、0.1%未満のCu、Ni、Cr、Moが含まれ、残りが、鉄と、加工の結果のやむを得ない不純物である、組成を有するプレス硬化鋼部品である。この組成のレンジにより、プレス加工部品の端部分の引張強度は、450MPaから800MPaの間に含まれている。
各横断方向のビームの端部分36は、75度より大、好ましくは80度より大である折曲げ角度を有し、これにより、端部分に良好な靱性を与えている。折曲げ角度は、VDA−238の折曲げの基準に従って、2つのローラによって支持された60×60mmのプレス硬化部品で判定される。折曲げの作用力は、半径0.4mmの鋭いパンチによって加えられる。ローラとパンチとの間の空間は、テストされる部品の厚さに等しく、0.5mmのクリアランスが加えられる。荷重−変位カーブにおける荷重の低減に一致することから、クラックの発生が検出される。テストは、荷重がその最大値の30N以上下がった際に中断される。各サンプルの折曲げ角度(a)は、加重を除いた後、そしてひいては試料がスプリングバックした後に測定される。各方向(回転方向および横断方向)に沿って5つのサンプルが曲げられ、そうして、折曲げ角度の平均値aが得られる。
中心部分36の厚さおよび端部分40の厚さは、やはり、前記部分の塑性変形に対する耐性を適合させるように、適合させることができる。たとえば、中心部分36の厚さは、端部分40の厚さより大である。中心部分36の厚さは、たとえば、0.8mmから1.6mmの間に含まれ、端部分40の厚さは、たとえば、0.8mmから2mmの間に含まれる。
各横断方向のビームは、中心部分に対応する平坦フランクと、端部分に対応する平坦プランクとをともに取り付け、たとえば熱間スタンプにより、横断方向のビームを成形することによって得ることができる。各フランクは、レーザ溶接によってともに取り付けることができる。横断方向のビームは、たとえば、フロアパネル1に向かって開いたU形状を有している。
中心部分36の長さは、横断方向に沿って測定して、端部分40の長さよりも大である。たとえば、端部分40の長さは、中心部分36の長さの5%から25%の間に含まれている。
上述の横断方向のビーム4、20、22、24は、その中心端部26によってトンネルビーム30に取り付けられ、側端部28によって下方側シル32、34に取り付けられて、下部構造を形成する。
上述の下部構造は、衝撃が生じた場合、より具体的には、側方の衝撃が生じた場合に特に有利である。この場合、横断方向のビーム4、20、22、24の側端部28および側部分40は、横断方向のビーム4、20、22、24を塑性変形可能にする靭性を与え、それにより、衝撃に起因するエネルギを吸収し、一方、中心端部26および中心部分36が、塑性変形に対する機械的耐性を有し、これにより、衝撃が生じる間、中心端部26および中心部分36が変形しない状態のままであることを可能にし、したがって、乗員室の完全性を保護する。
したがって、乗員の受領スペースに対応する、中心エリアから長手ビームに延びる空間は、衝撃が生じた場合のいずれの種類の侵入に対しても特に良好に保護され、一方、長手ビームの外に延びる空間は、乗員室に伝達されるエネルギの量を低減するように、衝撃に起因するエネルギを吸収するように配置されている。
本発明は、塑性変形に対する耐性が端部分よりも大である中心部分を有する横断方向のビームに関して説明している。しかし、横断方向のビームは、横断方向のビームの中心端部が、横断方向のビームの側端部よりも大である耐性を有するように、フロアパネル1の側部の中心エリアから、塑性変形に対する耐性が低減された3つ以上の部分を備えることもできる。本発明は、塑性変形に対する耐性に勾配があり、それにより、前記塑性変形が中間部38から端部分の側端部28へと減少するようになっている、端部分で実施することもできる。

Claims (11)

  1. フロアパネル(1)と、前記フロアパネル(1)の下で車両の長手方向に延びる少なくとも1つの長手ビーム(2)と、フロアパネル(1)の上の、長手方向に対して垂直な横断方向に延びる少なくとも1つの横断方向のビーム(4)とを備え、フロアパネル(1)が2つの側部(6、8)間に横断方向に延び、横断方向のビーム(4)が、前記フロアパネル(1)の中心エリア(12)の下に延びる横断方向中心端部(26)および前記フロアパネルの側部(6、8)の1つにおいて延びる横断方向側端部(28)を備えている、車両下部構造であって、
    横断方向のビーム(4)が、横断方向のビーム(4)の中心端部(26)と中間部(38)との間に延びる中心部分(36)と、中間部(38)と側端部(28)との間に延びる端部分(40)とを備え、中心部分(36)の塑性変形に対する耐性が、端部分(40)の塑性変形に対する耐性よりも大であることと、横断方向のビーム(4)の中間部(38)が、長手ビーム(2)の上方に延び、それにより、横断方向のビーム(4)の端部分(40)が、長手ビーム(2)とフロアパネル(1)の側部の1つとの間で横断方向に延びるようになっていることと、を特徴とする、車両下部構造であって、
    端部分が、塑性変形に対する耐性の勾配を有し、それにより、前記塑性変形が、中間部から端部分の側端部へと減少する、車両下部構造
  2. 中心部分(36)の材料の引張強度が、端部分(40)の材料の引張強度よりも大である、請求項1に記載の車両下部構造。
  3. 中心部分(36)の材料の引張強度が1300MPaより大であり、端部分(40)の引張強度が450MPa以上であり、かつ、1300MPa未満である、請求項2に記載の車両下部構造。
  4. 中心部分(36)の材料の組成には、重量%で、
    0.15%≦C≦0.5%、0.5%≦Mn≦3%、0.1%≦Si≦1%、0.005%≦Cr≦1%、Ti≦0.2%、Al≦0.1%、S≦0.05%、P≦0.1%、B≦0.010%が含まれ、残りが、鉄と、加工の結果のやむを得ない不純物であるか、
    0.20%≦C≦0.25%、1.1%≦Mn≦1.4%、0.15%≦Si≦0.35%Cr≦0.30%、0.020%≦Ti≦0.060%、0.020%≦Al≦0.060%、S≦0.005%、P≦0.025%、0.002%≦B≦0.004%が含まれ、残りが、鉄と、加工の結果のやむを得ない不純物であるか、
    0.24%≦C≦0.38%、0.40%≦Mn≦3%、0.10%≦Si≦0.70%、0.015%≦Al≦0.070%、Cr≦2%、0.25%≦Ni≦2%、0.015%≦Ti≦0.10%、Nb≦0.060%、0.0005%≦B≦0.0040%、0.003%≦N≦0.010%、S≦0.005%、P≦0.025%が含まれ、残りが、鉄と、加工の結果のやむを得ない不純物であり、端部分(40)の材料の組成には、重量%で、0.04%≦C≦0.1%、0.3%≦Mn≦2%、Si≦0.3%、Ti≦0.08%、0.015%≦Nb≦0.1%、Al≦0.1%、S≦0.05%、P≦0.1%、0.1%未満のCu、Ni、Cr、Moが含まれ、残りが、鉄と、加工の結果のやむを得ない不純物である、
    請求項2または請求項3に記載の車両下部構造。
  5. 横断方向における中心部分(36)の長さが、横断方向における端部分(40)の長さよりも大である、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車両下部構造。
  6. フロアパネルの中心エリア(12)と左側(6)との間に横断方向に延びる左側の横断方向のビーム(4)と、フロアパネルの中心エリア(12)と右側(8)との間に横断方向に延びる右側の横断方向のビーム(20)と、を備え、左側の横断方向のビーム(4)と右側の横断方向のビーム(20)とが、同じ横断方向軸に沿って延びている、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の車両下部構造。
  7. 左側の横断方向のビーム(4)の中心端部(26)と、右側の横断方向のビーム(20)の中心端部(26)とが、トンネルビーム(30)の両側に取り付けられている、請求項6に記載の車両下部構造。
  8. フロアパネルの下で長手方向に延びる左側の長手ビーム(2)および右側の長手ビーム(16)を備え、左側の横断方向のビーム(4)が左側の長手ビーム(2)の上を越え、右側の横断方向のビーム(20)が右側の長手ビーム(16)の上を越える、請求項6または請求項7に記載の車両下部構造。
  9. フロアパネルの両側に延びる左側の下方側シル(32)と右側の下方側シル(34)とをさらに備え、左側の横断方向のビーム(4)がフロアパネルの中心エリア(12)と左側の下方側シル(32)との間に延び、右側の横断方向のビーム(20)がフロアパネルの中心エリア(12)と右側の下方側シル(36)との間に延びる、請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の車両下部構造。
  10. 前方左側の横断方向のビーム(4)と、前方右側の横断方向のビーム(20)と、後方左側の横断方向のビーム(22)と、後方右側の横断方向のビーム(24)とを備え、前方左側の横断方向のビーム(4)と前方右側の横断方向のビーム(20)とが同じ前方の横断方向軸(A)に沿って延び、後方左側の横断方向のビーム(22)と後方右側の横断方向のビーム(24)とが同じ後方の横断方向軸(B)に沿って延び、前記前方の横断方向軸(A)と前記後方の横断方向軸(B)とが、長手方向に関して互いに離間している、請求項6から請求項9のいずれか一項に記載の車両下部構造。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の車両下部構造を備えた車両本体。
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