JP6860170B2 - 透過型表示装置、マスク、及び、透過型表示装置の取付方法 - Google Patents
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特許文献1には、透過型表示装置として眼鏡型のヘッドマウントディスプレイが記載されている。特許文献1に記載のヘッドマウントディスプレイは、眼鏡のフレーム部分に光源、波面形状変更部、操作部、制御部及びヘッド本部を備えている。特許文献1に記載のヘッドマウントディスプレイは、眼鏡のレンズ部分に偏向部を備えている。
図1は、この発明の第一実施形態における透過型表示装置の概略構成を示す正面図である。図2は、この発明の第一実施形態における透過型表示装置の概略構成を示す側面図である。
図1、図2に示すように、この第一実施形態における透過型表示装置100は、光源10と、光偏向部20と、保持部材30と、を備えている。
光偏向部20は、光源10から照射されたビームを偏向する。この光偏向部20は、光源10の光をユーザの眼Eの瞳孔に回折・集光するように形成されている。
光源保持部31は、光源10を保持している。この実施形態で例示する光源保持部31は、上下方向に延びている。
さらに、第一実施形態では、偏向保持部32が光偏向部20を下方から支持する場合を例示したが、光偏向部20を上方から支持したり、光偏向部20を左方又は右方から支持したりしても良い。
次にこの発明の第二実施形態における透過型表示装置及びマスクを図面に基づき説明する。
図3は、この発明の第二実施形態におけるマスクの分解斜視図である。図4は、この発明の第二実施形態におけるマスクの斜視図である。図5は、この発明の第二実施形態における透過型表示装置の光学系の構成を示す上面図である。図6は、この発明の第二実施形態における透過型表示装置の斜視図である。図7は、この発明の第二実施形態における透過型表示装置の上面図である。
マスク本体51は、防塵マスクや防毒マスク等、使用者の顔面の周縁をシールする、いわゆるフルフェイスマスクである。このマスク本体51は、左右の中央部ほど前方に向かって突出する凸曲面をなす透明シールド部52を備えている。使用者は、この透明シールド部52を介して前方の視界が確保されている。この実施形態における透明シールド部52は、上方ほど後方に向かうように傾斜している場合を例示しているが、上方ほど後方に向かうように傾斜する構成に限られない。なお、前後方向、上下方向、左右方向は、マスク50を装着した使用者から見た方向を意味する。
光源210は、第一実施形態と同様に、光源210の前方に配置された光偏向部220に向けてビーム(光)を照射する。この第二実施形態においては、左右一対の光源210が設けられている。これら二つの光源210は、それぞれビームを走査して、別々の光偏向部220に映像を表示させる。光源210は、光源210の前方に配置された光偏向部220に向けてビームを照射する。
このように形成された透過型表示装置200は、使用時に使用者の顔面が配置される後方側からマスク本体51に対して内蔵させることが可能となっている。なお、透過型表示装置200は、マスク本体51に対して固定可能にしても良い。
次にこの発明の第三実施形態における透過型表示装置及びマスクを図面に基づき説明する。なお、この第三実施形態は、第二実施形態の保持部材を、左右に分割可能に構成した点でのみ相違する。そのため、第二実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
図8に示すように、この第三実施形態における透過型表示装置300は、第二実施形態と同様に、光源210と、光偏向部220と、保持部材330と、を備えている。
光源保持部331は、第二実施形態の光源保持部331と同様の構成であり、二つ設けられて、光源210を一つずつ支持している。これら光源保持部331は、光偏向部220よりも左右の外側に配置されている。なお、図示は省略するが、光源保持部331は、第二実施形態の光源保持部331と同様に、マスク本体の内部空間において、透明シールド部の左右縁部に沿うように上下方向に延びている。これら光源保持部331は、使用者がマスクを装着した際に、光源保持部331は、使用者の眼の左右外側の視界に入らない位置に配置される。
次にこの発明の第四実施形態における透過型表示装置及びマスクを図面に基づき説明する。なお、この第四実施形態は、第二実施形態の保持部材430を、左右に揺動可能に構成した点でのみ相違する。そのため、第二実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
図10に示すように、この第四実施形態における透過型表示装置400は、第二、第三実施形態と同様に、光源210と、光偏向部220と、保持部材430と、を備えている。
光源保持部431は、第二、第三実施形態の光源保持部431と同様の構成であり、二つ設けられて、光源210を一つずつ支持している。
偏向保持部432は、二つの光偏向部220を保持している。この偏向保持部432は、二つの光偏向部220をそれぞれ下方から支持している。偏向保持部432によって保持された二つの光偏向部220は、左右に間隔をあけて、使用者の左右の眼の前方にそれぞれ配置可能とされている。
これにより、第四実施形態における保持部材430は、上記のように揺動軸を介して連結されることで、第二実施形態のように、使用者の左右の眼の前にそれぞれ光偏向部220を配置した使用位置から、二つの光偏向部220をそれぞれ接近させた図9に示す折り畳み位置(折り曲げた状態)まで揺動させることが可能となる。
この発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した各実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
20,220 光偏向部
30,230,330,430 保持部材
31,231 光源保持部
231a 下縁
32,232,332 偏向保持部
233 上枠部
50 マスク
51 マスク本体
52 透明シールド部
52a 左右縁部
52b 縁部
52c 縁部
60 揺動軸
100,200,300,400 透過型表示装置
Claims (7)
- 使用者の顔面の周縁と接触してシールするシール部材を備えるマスク本体の内部に、光を照射する光源と、
前記光源から照射された光を偏向する光偏向部と、
前記光源を保持する光源保持部と前記光偏向部を保持する偏向保持部とを有し、前記光源保持部に対して前記偏向保持部が左右方向に延びる保持部材と、
を備え、
前記光源保持部は、前記偏向保持部から上方に向かって延びる透過型表示装置。 - 前記光偏向部は、前記偏向保持部の左右にそれぞれ設けられ、
前記偏向保持部は、左右に間隔をあけて二つの前記光偏向部をそれぞれ下方から保持し、
前記光源保持部は、前記光偏向部よりも左右方向の両外側にそれぞれ配置されている請求項1に記載の透過型表示装置。 - 前記光偏向部の上方に配置され、二つの前記光源保持部に渡るように形成された上枠部を備える請求項2に記載の透過型表示装置。
- 前記偏向保持部及び前記上枠部は、前方に凸となる曲線状に形成されている請求項3に記載の透過型表示装置。
- 前記偏向保持部は、左側に配置される左側偏向保持部と、右側に配置される右側偏向保持部とを係脱可能に連結する偏向保持部連結部を備え、
前記上枠部は、左側に配置される左側上枠部と、右側に配置される右側上枠部とを係脱可能に連結する上枠連結部を備える請求項3又は4に記載の透過型表示装置。 - 前記偏向保持部連結部は、前記左側偏向保持部と前記右側偏向保持部とを、互いに上下方向に延びる軸線回りに揺動可能に連結し、
前記上枠連結部は、前記左側上枠部と前記右側上枠部とを、前記軸線回りに揺動可能に連結する請求項5に記載の透過型表示装置。 - 請求項1から6の何れか一項に記載の透過型表示装置を備えるマスク。
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