JP2017181945A - 眼鏡および眼鏡装着用アタッチメント - Google Patents

眼鏡および眼鏡装着用アタッチメント Download PDF

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Abstract

【課題】頭部用音響機器と同時に使用することに適した眼鏡、および、頭部用音響機器と眼鏡を適切に同時に使用するための眼鏡装着用アタッチメントを提供する。
【解決手段】眼鏡1は、ユーザが頭部に装着する頭部用音響機器50に取り付けられる。眼鏡1の光学部材10は、ユーザによって装着されて使用される場合に、ユーザの左右眼よりも正面側に位置することが可能である。光学部材10の少なくとも一部は光透過性を有する。さらに、光学部材10の少なくとも一部が可撓性を有する。
【選択図】図1

Description

本開示は、眼鏡および眼鏡装着用アタッチメントに関する。
頭部に装着する頭部用音響機器(例えば、ヘッドホン、ヘッドマイク、および、ヘッドホンとヘッドマイクが一体となったヘッドセット等)と眼鏡が同時に使用される場合がある。例えば、仲間とチームを組みながらゲームを行うユーザは、仲間とコミュニケーションを取りながらゲームを行うために、頭部用音響機器と眼鏡を同時に使用する場合がある。
例えば、特許文献1が開示する眼鏡付きヘッドホンでは、右眼鏡部分と左眼鏡部分の各々の一端部が、ヘッドホンのヘアーバンド部分に回転自在に連結されている。
特開2003−78982号公報
一般的な頭部用音響機器を、一般的な眼鏡と同時に使用する場合には、例えば、眼鏡がずれる可能性、ユーザの頭部が圧迫されて痛みが生じる可能性、および、眼鏡のフレーム(テンプルおよびリム等)が変形してしまう可能性等があった。一方で、特許文献1が開示する眼鏡付きヘッドホン等は、コストが高く、製品の自由度も低いという問題がある。
本開示の典型的な目的の1つは、頭部用音響機器と同時に使用することに適した眼鏡を提供することである。また、本開示の典型的な他の目的は、頭部用音響機器と眼鏡を適切に同時に使用するための眼鏡装着用アタッチメントを提供することである。
本開示に係る眼鏡は、ユーザによって装着された場合に前記ユーザの左右眼よりも正面側に位置し、光透過性を有する光学部材を備え、前記ユーザが頭部に装着する頭部用音響機器に取り付けられると共に、前記光学部材の少なくとも一部が可撓性を有する。
本開示に係る眼鏡装着用アタッチメントは、ユーザが頭部に装着する頭部用音響機器に結合される結合部と、眼鏡が着脱可能に取り付けられることで、前記眼鏡を前記頭部用音響機器に装着する装着部と、を備える。
本開示に係る眼鏡および眼鏡装着用アタッチメントによると、頭部用音響機器と眼鏡が適切に同時に使用される。
第1実施形態の眼鏡1および眼鏡装着用アタッチメント30の斜視図である。 第2実施形態の眼鏡1および眼鏡装着用アタッチメント30の斜視図である。 変容例の眼鏡装着用アタッチメント60の一例を示す図である。 変容例の眼鏡1および眼鏡装着用アタッチメント30の斜視図である。
<概要>
本開示に係る眼鏡は、ユーザが頭部に装着する頭部用音響機器に取り付けられる。さらに、光学部材の少なくとも一部が可撓性を有する。従って、本開示に係る眼鏡は、大きさおよび形状の少なくとも一方が異なる頭部用音響機器に取り付けられる場合でも、取り付けられる頭部用音響機器に合わせて光学部材の形状が変化する。よって、本開示に係る眼鏡は頭部用音響機器と同時に使用することに適している。
眼鏡の光学部材は、レンズと光透過枠部を備えていてもよい。レンズは光透過性を有する。光透過枠部は、レンズの周囲の少なくとも一部に位置してレンズを保持すると共に、光透過性を有する。光透過枠部の少なくとも一部は可撓性を有していてもよい。この場合、光透過枠部が変形することで、レンズが可撓性を有するか否かに関わらず、種々の頭部用音響機器に適切に眼鏡が取り付けられる。さらに、ユーザの視界は光透過枠部によって遮られにくくなる。よって、頭部用音響機器と眼鏡を同時に使用した場合でも、ユーザは広い視野を確保し易い。
なお、本開示における「眼鏡」には、視力を矯正する度付き眼鏡、特定の波長の光を減衰させて他の波長の光を減衰させずに透過させる眼鏡(例えば、青色の波長の光を減衰させるPC用眼鏡、紫外線を減衰させるUVカット眼鏡等)、広い範囲の波長の光を減衰させるサングラス等の全てが含まれる。また、「光透過性を有する」とは、全ての波長の光を完全に透過する意味ではない。例えば、ユーザが物体を視認できる程度に、光学部材が光の一部を透過させる場合等も、「光透過性を有する」場合に含まれる。
また、本開示における「頭部用音響機器」には、例えば、ヘッドホン、ヘッドマイク、および、ヘッドホンとヘッドマイクが一体となったヘッドセット等が含まれる。
眼鏡の光学部材は、レンズと光透過枠部を備えていてもよい。レンズは光透過性を有する。光透過枠部は、レンズの周囲の少なくとも一部に位置してレンズを保持すると共に、光透過性を有する。光透過枠部の少なくとも一部は可撓性を有していてもよい。この場合、光透過枠部が変形することで、レンズが可撓性を有するか否かに関わらず、種々の頭部用音響機器に適切に眼鏡が取り付けられる。さらに、ユーザの視界は光透過枠部によって遮られにくくなる。よって、頭部用音響機器と眼鏡を同時に使用した場合でも、ユーザは広い視野を確保し易い。ただし、光透過枠部の代わりに、光透過性を有さずに可撓性を有する枠部を用いることも可能である。
眼鏡の光学部材は、レンズと光透過支持板を備えていてもよい。光透過支持板は、レンズの正面側および背面側の少なくとも一方に位置してレンズを保持すると共に、光透過性を有する。光透過支持板の少なくとも一部は可撓性を有していてもよい。この場合、光透過支持板が変形することで、レンズが可撓性を有するか否かに関わらず、種々の頭部用音響機器に適切に眼鏡が取り付けられる。さらに、ユーザの視界は、レンズを支持する部材に遮られにくい。よって、頭部用音響機器と眼鏡を同時に使用した場合でも、ユーザは広い視野を確保し易い。
ただし、光学部材の構成は適宜変更できる。例えば、光透過性および可撓性を有する1枚の板状の部材が光学部材として使用されてもよい。
眼鏡は、頭部用音響機器に設けられた眼鏡装着用アタッチメントに着脱可能に取り付けられる取り付け部をさらに備えてもよい。この場合、眼鏡は、より適切に頭部用音響機器に取り付けられる。ただし、眼鏡は、一般的な眼鏡と同様のテンプル(つる)を備えていてもよい。
本開示に係る眼鏡装着用アタッチメントは、結合部と装着部を備える。結合部は頭部音響機器に結合される。眼鏡が着脱可能に装着部に取り付けられることで、眼鏡が頭部用音響機器に装着される。従って、ユーザは、結合部を頭部用音響機器に結合させることで、種々の頭部用音響機器に容易に眼鏡を装着させることができる。よって、ユーザは頭部用音響機器と眼鏡を適切に同時に使用することができる。
装着部は、眼鏡の光学部材との間の距離を調整可能な状態で眼鏡を装着する距離調整機構を備えていてもよい。この場合、ユーザは、眼鏡および頭部用音響機器の大きさおよび形状等に応じて、装着部と光学部材の距離を調整することができる。よって、ユーザは、頭部用音響機器と眼鏡をより適切に同時使用できる。
眼鏡装着用アタッチメントは、眼鏡を頭部用音響機器に対して回転させる回転機構を備えていてもよい。この場合、ユーザは、回転機構を用いて眼鏡を回転させることで、眼鏡を使用する状態と使用しない状態を容易に切り換えることができる。ただし、距離調整機構および回転機構の少なくとも一方を省略することも可能である。
<第1実施形態>
以下、典型的な実施形態の1つである第1実施形態について、図1を参照して説明する。まず、前提として、本開示に係る眼鏡1および眼鏡装着用アタッチメント30は、大きさおよび形状の少なくとも一方が異なる様々な頭部用音響機器50と同時に使用することができる。図1には、頭部用音響機器50の一例として、ヘッドホンとヘッドマイクが一体となったヘッドセットが示されている。図1で例示されている頭部用音響機器50は、左右のスピーカーボックス51、ヘッドバンド52、およびマイク53を備える。左右のスピーカーボックス51は、スピーカーを内蔵すると共に、ユーザの左右の耳の各々に接触する。ヘッドバンド52は、左右のスピーカーボックス51を接続すると共に、ユーザの頭部に装着される。マイク53は、形状を変更可能な支持配線によって、スピーカーボックス51またはヘッドバンド52に接続されている。
第1実施形態の眼鏡1について説明する。眼鏡1は、頭部用音響機器50に取り付けられる。眼鏡1は、光学部材10と、左右の取り付け部21を備える。光学部材10は、ユーザによって装着された場合に、ユーザの左右眼よりも少なくとも正面側に位置する。また、光学部材10は光透過性を有する。
なお、光学部材10の全体が光透過性を有している必要は無い。例えば、光学部材10における光透過枠部12(後述する)の一部(例えば、取り付け部21との接続部分、またはレンズ保持部13等)は、光を透過しなくてもよい。また、光学部材10は、ユーザの左右眼の真正面だけでなく、左右眼の斜め上方、左方、右方等の少なくともいずれかにも位置していてもよい。
第1実施形態の光学部材10は、レンズ11と光透過枠部12を備える。レンズ11は光透過性を有する。例えば、眼鏡1を度付き眼鏡とする場合には、所定の屈折率を有するレンズ11が使用される。また、眼鏡1をUVカット眼鏡とする場合には、紫外線を減衰させる材質によってレンズ11が形成されてもよいし、紫外線を減衰させるコーティングが行われたレンズ11が用いられてもよい。なお、レンズ11は、可撓性を有していてもよいし、可撓性を有していなくてもよい。本実施形態では、ユーザの左右の眼に対応するように、一対のレンズ11が用いられている。
光透過枠部12は、レンズ11の周囲に位置してレンズ11を保持する。つまり、本実施形態の光透過枠部12は、ユーザの視線方向から見た場合にレンズ11の外側に位置する。さらに、光透過枠部12は可撓性を有する(つまり、光透過枠部12は曲がる)。光透過枠部12が変形することで、レンズ11が可撓性を有するか否かに関わらず、種々の頭部用音響機器50に眼鏡1が適切に取り付けられる。例えば、左右の幅が狭い頭部用音響機器50に眼鏡1が取り付けられる場合には、光透過枠部12は大きく曲がる。一方で、左右の幅が広い頭部用音響機器50に眼鏡1が取り付けられる場合には、光透過枠部12の曲がり具合は小さくなる。
一例として、第1実施形態の光透過枠部12は、正面から見て左右方向に長い略矩形環状に形成されている。レンズ11は、環状の光透過枠部12の内側で保持される。ただし、光透過枠部12は、ユーザの視線方向から見てレンズ11の周囲の全周を囲んでいる必要は無い。例えば、左右のレンズ11の上方に位置する略棒状の光透過枠部が用いられてもよい。
光透過枠部12の左右方向の中心には、左右のレンズ11の各々に接続してレンズ11を保持するレンズ保持部13が設けられている。レンズ保持部13が左右方向の中心に位置しているので、光透過枠部12の形状が変化した場合でも、ユーザの眼に対するレンズ11の位置および角度が変化しにくい。ただし、レンズ保持部の具体的な構成は変更できる。例えば、左のレンズを保持するレンズ保持部と、右のレンズを保持するレンズ保持部が別で設けられていてもよい。レンズ11の全周が光透過枠部12の縁部に固定されることで、レンズ11と光透過枠部12が一体となるようにレンズ11が保持されていてもよい。光透過枠部12とレンズ保持部13が異なる材質によって形成されていてもよい。また、ユーザの鼻に接触する鼻当てが光透過枠部12に設けられていてもよい。
光透過枠部12は光透過性を有する。従って、レンズ11を支持する枠部の全体が光を透過しない場合に比べて、ユーザの視界は遮られにくくなる。よって、頭部用音響機器50と眼鏡1を同時に使用した場合でも、ユーザは広い視野を確保しやすい。なお、光透過枠部12は、種々の機能(例えば、特定の波長の光を減衰させる機能、または、広い範囲の波長の光を減衰させるサングラスの機能)を有していてもよい。前述したように、光透過枠部12の全ての部分が光透過性を有している必要は無い。
取り付け部21は、頭部用音響機器50に設けられた眼鏡装着用アタッチメント50に着脱可能に取り付けられる。従って、本実施形態の眼鏡1は、より適切に頭部用音響機器50に取り付けられる。本実施形態では、2つの取り付け部21が、光学部材10(詳細には、第1実施形態では光透過枠部12)の左右の端部の各々から後方に延びている。ただし、取り付け部21は、光学部材10の左右の各々に設けられている必要は無い。例えば、光学部材10の左右方向の中心部に、湾曲した1本の支持棒が接続されていてもよい。この場合、支持棒の後端側の端部に取り付け部が設けられていてもよい。また、本実施形態では、取り付け部21も可撓性を有する。しかし、取り付け部21は可撓性を有していなくてもよい。また、取り付け部21は、光学部材10に対して着脱可能に設けられていてもよい。この場合、ユーザは、種々の光学部材10を頭部用音響機器50に取り付けることができる。
眼鏡装着用アタッチメント30について説明する。眼鏡装着用アタッチメント30は、眼鏡1を頭部用音響機器50に装着するために用いられる。本実施形態の眼鏡装着用アタッチメント30は、装着部32と結合部31を備える。
装着部32は、眼鏡1(詳細には、本実施形態では眼鏡1の取り付け部21)が着脱可能に取り付けられることで、眼鏡1を頭部用音響機器50に装着する。一例として、本実施形態の装着部32は、挿入孔33、レバー34、および可動爪35を備える。挿入孔33は、装着部32を貫通する筒状の孔である。取り付け部21は挿入孔33に挿入される。レバー34はユーザによって操作される。レバー34が操作されると、可動爪35が可動する。本実施形態では、レバー34が操作されていない状態では、可動爪35は、挿入孔33に挿入された取り付け部21の突起22に係合する。その結果、取り付け部21が装着部32に保持される。レバー34が操作されると、可動爪35と突起22の係合が解除される。なお、装着部32の具体的な構成を変更できることは言うまでもない。例えば、装着部には面ファスナー等の保持手段が採用されてもよい。
結合部31は、頭部用音響機器50に結合される。つまり、ユーザは、結合部31を頭部用音響機器50に結合させることで、眼鏡装着用アタッチメント30を種々の頭部用音響機器50に取り付けることができる。一例として、本実施形態では、結合部31には両面テープが採用されている。しかし、結合部31の構成は適宜変更できる。例えば、接着剤、面ファスナー、クリップ等の少なくともいずれかが結合部31に用いられてもよい。
本実施形態の眼鏡用アタッチメント30は距離調整機構を備える。距離調整機構は、眼鏡1の光学部材10と装着部32の間の距離を調整可能な状態で眼鏡1を装着するために用いられる。本実施形態では、光学部材10の少なくとも一部が可撓性を有する。よって、距離調整機構によって光学部材10と装着部32の間の距離が調整された場合でも、距離に応じて光学部材10の形状が変化するので、眼鏡1が頭部用音響機器50にフィットする。一例として、本実施形態では、取り付け部21に複数の突起21が設けられている。ユーザは、可動爪35を係合させる突起21を変えることで、光学部材10と装着部32の間の距離を調整することができる。つまり、本実施形態における距離調整機構には、レバー34と可動爪35が含まれる。なお、本実施形態における距離調整機構の構成が一例に過ぎないことは言うまでもない。例えば、装着部に面ファスナーを採用した場合にも、ユーザは容易に距離を調整することが可能である。
本実施形態の眼鏡用アタッチメント30は回転機構37を備える。回転機構37は、装着部32に装着された眼鏡11を、頭部用音響機器50に対して回転させる。一例として、本実施形態の回転機構37は、左右方向に延びる軸を中心として眼鏡1を上下方向に回転させることができる。なお、本実施形態では、眼鏡1を回転させることが可能な角度の範囲は制限されている。一例として、本実施形態では、眼鏡1を回転させることが可能な角度の範囲は、光学部材10がユーザの左右眼の真正面に位置する角度から、光学部材10がユーザの真正面の視線方向から外れる上方の角度(つまり、水平方向から鉛直上方までの約90度の範囲)に制限されている。従って、光学部材10が望ましくない位置に移動することが抑制される。ただし、回転可能な角度の範囲に制限を設けなくてもよい。回転機構の具体的な構成を変更できることは勿論である。また、距離調整機構および回転機構37の少なくとも一方が、眼鏡1の取り付け部21に設けられていてもよい。
<第2実施形態>
典型的な実施形態の1つである第2実施形態について、図2を参照して説明する。第1実施形態の眼鏡1および眼鏡装着用アタッチメント30の少なくとも一部には、第1実施形態と同様の構成を採用できる。従って、第1実施形態と同様の構成を採用できる部分については、第1実施形態と同じ番号を付し、その説明を省略する。
図2に示すように、第2実施形態の眼鏡1における光学部材40は、レンズ41および光透過支持板42を備える。レンズ41は、第1実施形態のレンズ11と同様に光透過性を有する。また、例えば、眼鏡1を度付き眼鏡とする場合には、所定の屈折率を有するレンズ41が使用される。また、眼鏡1をUVカット眼鏡とする場合には、紫外線を減衰させる材質によってレンズ41が形成されてもよいし、紫外線を減衰させるコーティングが行われたレンズ41が用いられてもよい。なお、レンズ41は、可撓性を有していてもよいし、可撓性を有していなくてもよい。
光透過支持板42は、レンズ41の正面側および背面側の少なくとも一方(図2に示す例では背面側)に位置し、レンズ41を保持する。光透過支持板42の少なくとも一部(本実施形態では全体)は可撓性を有する。従ってレンズ41が可撓性を有するか否かに関わらず、種々の頭部用音響機器50に眼鏡1が適切に取り付けられる。なお、複数の光透過支持板42を用いることも可能である。この場合、機能が互いに異なる複数の光透過支持板42が使用されてもよい。例えば、紫外線を減衰させる機能を有する光透過支持板42と、青色の波長の光を減衰させる機能を有する光透過支持板42を組み合わせて用いてもよい。また、光透過支持板42は、レンズ41の正面側に位置してもよいし、レンズ41の正面側および背面側の両方に位置してもよい。
第2実施形態では、光透過支持板42における上端の左右方向中心に、レンズ41を保持するレンズ保持部43が接続されている。従って、光透過支持板42の形状が変化した場合でも、ユーザの眼に対するレンズ41の位置および角度が変化しにくい。ただし、第1実施形態と同様に、レンズ保持部の具体的な構成は変更できる。光透過支持板42に鼻当てが設けられていてもよい。
光透過支持板42は光透過性を有する。従って、ユーザは、光透過支持板42およびレンズ41を介して良好に周囲を視認できる。なお、光透過支持板42は、種々の機能(例えば、特定の波長の光を減衰させる機能、または、広い範囲の波長の光を減衰させるサングラスの機能)を有していてもよい。また、レンズ41の機能と光透過支持板42の機能が異なっていてもよい。例えば、レンズ41を度付きレンズとすると共に、青色の波長の光を減衰させる材質で光透過支持板42を形成してもよい。
<変容例>
上記実施形態で開示された技術は一例に過ぎない。従って、上記実施形態で例示された技術を変更することも可能である。例えば、上記実施形態の眼鏡装着用アタッチメント30には、眼鏡1の取り付け部21が取り付けられる。しかし、眼鏡装着用アタッチメントには、ユーザのこめかみにも装着可能な通常の眼鏡のテンプル(つる)が着脱可能に取り付けられてもよい。
例えば、図3に示す変容例の眼鏡装着用アタッチメント60では、装着部62は、通常の眼鏡と同様のテンプル25が嵌められる溝63が形成されている。また、装着部62にはネジ孔65が形成されており、ネジ孔65にネジ64が巻き入れられる。この場合、ユーザは、ネジ64を回転させることで、溝63に嵌められる種々の形状のテンプル25を、眼鏡装着用アタッチメント60に装着させることができる。なお、図3に示す構成も変更できることは言うまでもない。
上記実施形態で例示した光学部材10,40の構成も変更できる。例えば、図2に示すように、第2実施形態の光学部材40はレンズ41と光透過支持板42を備える。しかし、図4に示すように、可撓性を有する光透過板60が光学部材として用いられてもよい。換言すると、第2実施形態(図2参照)においてレンズ41およびレンズ保持部43を省略することも可能である。つまり、光学部材はレンズを備えていなくてもよい。また、光学部材の全体が可撓性を有していてもよい。
上記実施形態では、眼鏡装着用アタッチメント30,60は頭部用音響機器50に結合される。つまり、上記実施形態では、眼鏡装着用アタッチメント30,60は頭部用音響機器50とは別の部材である。しかし、眼鏡装着用アタッチメントは、頭部用音響機器50の一部に予め組み込まれていてもよい。
上記実施形態の眼鏡装着用アタッチメント30は、距離調整機構と回転機構37を備える。しかし、距離調整機構および回転機構37の少なくとも一方を省略することも可能である。
1 眼鏡
10 光学部材
11 レンズ
12 光透過枠部
21 取り付け部
22 突起
30 眼鏡装着用アタッチメント
31 結合部
32 装着部
33 挿入孔
34 レバー
35 可動爪
37 回転機構
40 光学部材
41 レンズ
42 光透過支持板
50 頭部用音響機器
60 光透過板

Claims (7)

  1. 眼鏡であって、
    ユーザによって装着されて使用される場合に前記ユーザの左右眼よりも正面側に位置し、光透過性を有する光学部材を備え、
    前記ユーザが頭部に装着する頭部用音響機器に取り付けられると共に、
    前記光学部材の少なくとも一部が可撓性を有することを特徴とする眼鏡。
  2. 請求項1に記載の眼鏡であって、
    前記光学部材は、
    光透過性を有するレンズと、
    前記レンズの周囲の少なくとも一部に位置して前記レンズを保持すると共に、光透過性を有する光透過枠部と、
    を備え、
    前記光透過枠部の少なくとも一部は可撓性を有することを特徴とする眼鏡。
  3. 請求項1に記載の眼鏡であって、
    前記光学部材は、
    光透過性を有するレンズと、
    前記レンズの正面側および背面側の少なくとも一方に位置して前記レンズを保持すると共に、光透過性を有する光透過支持板と、
    を備え、
    前記光透過支持板の少なくとも一部は可撓性を有することを特徴とする眼鏡。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の眼鏡であって、
    前記頭部用音響機器に設けられた眼鏡装着用アタッチメントに着脱可能に取り付けられる取り付け部をさらに備えたことを特徴とする眼鏡。
  5. ユーザが頭部に装着する頭部用音響機器に結合される結合部と、
    眼鏡が着脱可能に取り付けられることで、前記眼鏡を前記頭部用音響機器に装着する装着部と、
    を備えたことを特徴とする眼鏡装着用アタッチメント。
  6. 請求項5に記載の眼鏡装着用アタッチメントであって、
    前記装着部は、前記眼鏡の光学部材との間の距離を調整可能な状態で前記眼鏡を装着する距離調整機構を備えたことを特徴とする眼鏡装着用アタッチメント。
  7. 請求項5または6に記載の眼鏡装着用アタッチメントであって、
    前記装着部に装着された前記眼鏡を、前記頭部用音響機器に対して回転させる回転機構をさらに備えたことを特徴とする眼鏡装着用アタッチメント。
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