JP6858641B2 - 積層体の製造方法 - Google Patents
積層体の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6858641B2 JP6858641B2 JP2017102994A JP2017102994A JP6858641B2 JP 6858641 B2 JP6858641 B2 JP 6858641B2 JP 2017102994 A JP2017102994 A JP 2017102994A JP 2017102994 A JP2017102994 A JP 2017102994A JP 6858641 B2 JP6858641 B2 JP 6858641B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- gas
- raw material
- film
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Description
従って、本発明の目的は、薄膜層の黄ばみを抑制できる積層体の製造方法を提供することである。
[1]プラズマ化学気相成長法を用いて、基材と、該基材の少なくとも一方の面に積層された薄膜層とを含む積層体を製造する方法であって、
基材を一対の成膜ロール上に配置し、該一対の成膜ロール間に原料ガスと反応ガスとを含む成膜ガスを供給し、該ロール間に生じるプラズマ放電により原料ガスと反応ガスとを分解及び反応させて、基材の少なくとも一方の面に薄膜層を積層する工程を含み、該原料ガスが有機シラン化合物であって、製造される積層体のL*a*b*色空間におけるb*値が6以下である、方法。
[2]プラズマ化学気相成長法を用いて、基材と、該基材の少なくとも一方の面に積層された薄膜層とを含む積層体を製造する方法であって、
基材を一対の成膜ロール上に配置し、該一対の成膜ロール間に原料ガスと反応ガスとを含む成膜ガスを供給し、該ロール間に生じるプラズマ放電により原料ガスと反応ガスとを分解及び反応させて、基材の少なくとも一方の面に薄膜層を積層する工程を含み、該原料ガスがアルコキシアルキル基含有シラン化合物を含む、方法。
[3]磁場を印加した一対の成膜ロール間に、50Hz〜500kHzの電力を供給することにより生じるプラズマ放電により、原料ガスと反応ガスとを分解及び反応させる、[1]又は[2]に記載の方法。
[4]アルコキシアルキル基含有シラン化合物は、下記式(1)
で表される化合物である、[2]又は[3]に記載の方法。
[5]反応ガスは酸素を含む、[1]〜[4]のいずれかに記載の方法。
[6]一対の成膜ロール間に供給される反応ガスの体積流量V2と原料ガスの体積流量V1との流量比(V2/V1)は、原料ガスに含まれるアルコキシアルキル基含有シラン化合物を完全酸化させるために必要な、反応ガスの体積流量V02と原料ガスの体積流量V01との最小流量比(V02/V01)をP0としたとき、0.95P0〜0.3P0である、[2]〜[5]のいずれかに記載の方法。
[7]前記工程において、基材の帯電量は5kV以下である、[1]〜[6]のいずれかに記載の方法。
基材は樹脂を含んでなる。樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル樹脂;ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、環状ポリオレフィン等のポリオレフィン樹脂;ポリアミド樹脂;ポリカーボネート樹脂;ポリスチレン樹脂;ポリビニルアルコール樹脂;エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物;ポリアクリロニトリル樹脂;アセタール樹脂;ポリイミド樹脂が挙げられる。これらの樹脂の中でも、耐熱性が高く、かつ、線膨張率が小さいので、ポリエステル系樹脂又はポリオレフィン系樹脂が好ましく、ポリエステル系樹脂であるPET又はPENがより好ましい。これらの樹脂は、単独又は二種以上組み合わせて使用することができる。これらの樹脂の表面に、平滑化などを目的として、他の樹脂をコートして基材として用いてもよい。また、積層体の光透過性が重要視されない場合には、例えば上記樹脂にフィラー、添加剤等を加えた複合材料を用いて基材を形成してもよい。
(i)アクリレート樹脂、アクリレートモノマーおよびアクリレートオリゴマーからなる群より選ばれる少なくとも1つの有機物を基材上に塗布して塗布膜を得る工程
前記有機物がアクリレートモノマーまたはアクリレートオリゴマーを含む場合は、さらに工程(ii)を含むことが好ましい。
(ii)前記塗布膜を硬化させて硬化膜を得る工程
工程(i)で得られる塗布膜を有機層とすることもできるし、工程(ii)で得られる硬化膜を有機層とすることもできる。
成膜ガスは、原料ガスと反応ガスとを含む。
原料ガスは、有機シラン化合物を含む。有機シラン化合物は、好ましくはアルコキシアルキル基を少なくとも1以上含むアルコキシアルキル基含有シラン化合物である。原料ガスにアルコキシアルキル基を含むことにより、形成される薄膜層の黄ばみを有効に抑制することができる。アルコキシアルキル基としては、例えばメトキシメチル基、メトキシエチル基、メトキシ−n−プロピル基、メトキシ−i−プロピル基、メトキシ−n−ブチル基、メトキシ−i−ブチル基、メトキシ−sec−ブチル基、メトキシ−tert−ブチル基、エトキシメチル基、エトキシエチル基、エトキシ−n−プロピル基、エトキシ−i−プロピル基、エトキシ−n−ブチル基、エトキシ−i−ブチル基、エトキシ−sec−ブチル基、エトキシ−tert−ブチル基、n−プロポキシメチル基、n−プロポキシエチル基、n−プロポキシ−n−プロピル基、n−プロポキシ−i−プロピル基、n−プロポキシ−n−ブチル基、n−プロポキシ−i−ブチル基、n−プロポキシ−sec−ブチル基、n−プロポキシ−tert−ブチル基、i−プロポキシメチル基、i−プロポキシエチル基、i−プロポキシ−n−プロピル基、i−プロポキシ−i−プロピル基、i−プロポキシ−n−ブチル基、i−プロポキシ−i−ブチル基、i−プロポキシ−sec−ブチル基、i−プロポキシ−tert−ブチル基、n−ブトキシメチル基、n−ブトキシエチル基、n−ブトキシ−n−プロピル基、n−ブトキシ−i−プロピル基、n−ブトキシ−n−ブチル基、n−ブトキシ−i−ブチル基、n−ブトキシ−sec−ブチル基、n−ブトキシ−tert−ブチル基、i−ブトキシメチル基、i−ブトキシエチル基、i−ブトキシ−n−プロピル基、i−ブトキシ−i−プロピル基、i−ブトキシ−n−ブチル基、i−ブトキシ−i−ブチル基、i−ブトキシ−sec−ブチル基、i−ブトキシ−tert−ブチル基、sec−ブトキシメチル基、sec−ブトキシエチル基、sec−ブトキシ−n−プロピル基、sec−ブトキシ−i−プロピル基、sec−ブトキシ−n−ブチル基、sec−ブトキシ−i−ブチル基、sec−ブトキシ−sec−ブチル基、sec−ブトキシ−tert−ブチル基、tert−ブトキシメチル基、tert−ブトキシエチル基、tert−ブトキシ−n−プロピル基、tert−ブトキシ−i−プロピル基、tert−ブトキシ−n−ブチル基、tert−ブトキシ−i−ブチル基、tert−ブトキシ−sec−ブチル基、tert−ブトキシ−tert−ブチル基等の直鎖状又は分岐鎖状C1−6アルコキシC1−6アルキル基が挙げられ、好ましくは直鎖状又は分岐鎖状C1−4アルコキシC1−4アルキル基である。これらの中でも、形成される薄膜層の黄ばみをより効果的に抑制できるという観点から、メトキシメチル基、エトキシメチル基、メトキシエチル基及びエトキシエチル基がより好ましい。これらのアルコキシアルキル基は単独又は二種以上組み合わせて使用できる。なお、アルコキシアルキル基含有シラン化合物は、1以上のアルコキシアルキル基を含有していれば、他の任意の置換基を含むことができる。
で表される化合物が好ましい。
で表される化合物が挙げられる。
反応ガスとしては、原料ガスと反応して酸化物、窒化物等の無機化合物となるガスを適宜選択して使用することができる。酸化物を形成するための反応ガスとしては、例えば、酸素、オゾンを用いることができる。反応ガスは好ましくは酸素を含む。窒化物を形成するための反応ガスとしては、例えば、窒素、アンモニアを用いることができる。これらの反応ガスは、単独又は二種以上組み合わせて使用することができ、例えば酸窒化物を形成する場合には、酸化物を形成するための反応ガスと窒化物を形成するための反応ガスとを組み合わせて使用することができる。
本発明は、プラズマ化学気相成長法(プラズマCVD法)により、前記基材の少なくとも一方の面に薄膜層を形成する工程(A)を含む。
(CH3)3Si−CH2OCH3 + 9O2 →5CO2+7H2O+SiO2 (i)
に従った反応が生じ、SiO2が製造される。このような反応においては、(メトキシメチル)トリメチルシラン1モルを完全酸化するための酸素量は9モルである。よって、最小流量比P0はV02/V01=9となる。
本発明により得られる積層体は、基材と、該基材の少なくとも一方の面に積層された薄膜層とを含む。該積層体は、製造過程における薄膜層の黄ばみが抑制されているため、透明性が良好であり、かつ良好なガスバリア性を有する。このため、有機EL素子や有機薄膜太陽電池等の電子デバイス用途に好適に利用可能である。
積層体1及び2を5cm×5cmにカットし、JIS Z 8722に準拠した物体色の測定に使用される分光測色計(コニカミノルタ社製「CM3700A」、光源D65を使用)を用い、色度b*値を測定した。
図1に示すような製造装置を用いて、積層体1(積層フィルム1)を製造した。すなわち、2軸延伸ポリエチレンナフタレートフィルム(PENフィルム、厚み:100μm、幅:350mm、帝人デュポンフィルム(株)製、商品名「テオネックスQ65FA」)を基材(基材F)として用い、これを送り出しロール11に装着した。そして、第1成膜ロール17と第2成膜ロール18との間の空間に無終端のトンネル状の磁場が形成されているところに、成膜ガス{原料ガス[(メトキシメチル)トリメチルシラン]及び反応ガス(酸素ガス)の混合ガス}を供給し、第1成膜ロール17と第2成膜ロール18にそれぞれ電力を供給して第1成膜ロール17と第2成膜ロール18との間にプラズマ放電させ、基材を、送り出しロール11から、第1成膜ロール17及び第2成膜ロール18を介して搬送し、巻き取りロール12で巻き取った。送り出しロール11にかけられた基材の帯電量は2kvであった。これを2回繰り返して積層体1を得た。得られた積層体1のb*値は1.0であり、積層体1の薄膜層の厚みは600nmであった。なお、下記の成膜条件にてプラズマCVD法による薄膜形成を行った。
原料ガスの供給量:50sccm(0℃、1気圧基準)
酸素ガスの供給量:250sccm(0℃、1気圧基準)
真空チャンバー内の真空度:3Pa
プラズマ発生用電源からの印加電力:0.8kW
プラズマ発生用電源の周波数:70kHz
フィルムの搬送速度:0.5m/min
原料ガスとして(メトキシメチル)トリメチルシランに代えて、ヘキサメチルジシロキサンを用いた以外は、実施例と同様の方法により積層体2(積層フィルム2)を得た。送り出しロール11にかけられた基材の帯電量は2kvであった。得られた積層体2のb*値は7.0であり、積層体2の薄膜層の厚みは600nmであった。
(CH3)3Si−O−Si(CH3)3 + 12O2 →6CO2+9H2O+2SiO2 (ii)
に従った反応が生じ、SiO2が製造される。この反応においては、ヘキサメチルジシロキサン1モルを完全酸化するための酸素量は12モルであるため、最小流量比P0はV02/V01=12となる。よって、このときの反応ガスの体積流量V2と原料ガスの体積流量V1との流量比(V2/V1)は0.42P0であった。
Claims (5)
- プラズマ化学気相成長法を用いて、基材と、該基材の少なくとも一方の面に積層された薄膜層とを含む積層体を製造する方法であって、
基材を一対の成膜ロール上に配置し、該一対の成膜ロール間に原料ガスと反応ガスとを含む成膜ガスを供給し、該ロール間に生じるプラズマ放電により原料ガスと反応ガスとを分解及び反応させて、基材の少なくとも一方の面に薄膜層を積層する工程を含み、該原料ガスがアルコキシアルキル基含有シラン化合物を含み、
該一対の成膜ロール間に供給される反応ガスの体積流量V 2 と原料ガスの体積流量V 1 との流量比(V 2 /V 1 )は、該原料ガスに含まれるアルコキシアルキル基含有シラン化合物を完全酸化させるために必要な、反応ガスの体積流量V 02 と原料ガスの体積流量V 01 との最小流量比(V 02 /V 01 )をP 0 としたときに、0.95P 0 〜0.3P 0 である、方法。 - 磁場を印加した一対の成膜ロール間に、50Hz〜500kHzの電力を供給することにより生じるプラズマ放電により、原料ガスと反応ガスとを分解及び反応させる、請求項1に記載の方法。
- 反応ガスは酸素を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- 前記工程において、基材の帯電量は5kV以下である、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017102994A JP6858641B2 (ja) | 2017-05-24 | 2017-05-24 | 積層体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017102994A JP6858641B2 (ja) | 2017-05-24 | 2017-05-24 | 積層体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018197378A JP2018197378A (ja) | 2018-12-13 |
JP6858641B2 true JP6858641B2 (ja) | 2021-04-14 |
Family
ID=64663682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017102994A Active JP6858641B2 (ja) | 2017-05-24 | 2017-05-24 | 積層体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6858641B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021084233A (ja) * | 2019-11-25 | 2021-06-03 | 住友化学株式会社 | 積層フィルムの製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012082464A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Sumitomo Chemical Co Ltd | プラズマcvd成膜装置、成膜方法、ガスバリア性積層フィルム |
JP5838744B2 (ja) * | 2010-12-15 | 2016-01-06 | 東ソー株式会社 | 炭素含有酸化ケイ素膜、封止膜及びその用途 |
JPWO2015037534A1 (ja) * | 2013-09-10 | 2017-03-02 | コニカミノルタ株式会社 | 機能性フィルムの製造装置及び製造方法 |
JP2016164296A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | コニカミノルタ株式会社 | ガスバリアー性フィルムの製造方法及び製造装置 |
-
2017
- 2017-05-24 JP JP2017102994A patent/JP6858641B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018197378A (ja) | 2018-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6504284B2 (ja) | ガスバリア性フィルム、その製造方法、およびこれを用いた電子デバイス | |
JP5929775B2 (ja) | ガスバリア性フィルムおよびその製造方法、ならびに前記ガスバリア性フィルムを含む電子デバイス | |
KR101530792B1 (ko) | 가스 배리어성 필름, 가스 배리어성 필름의 제조 방법 및 전자 디바이스 | |
JP6107819B2 (ja) | ガスバリア性フィルム、およびこれを用いる電子デバイス | |
CN104736336B (zh) | 气体阻隔性膜的制造方法、气体阻隔性膜和电子设备 | |
JP5716752B2 (ja) | ガスバリアフィルムの製造方法、ガスバリアフィルムおよび電子デバイス | |
TWI733786B (zh) | 積層膜及其製造方法 | |
WO2014123201A1 (ja) | ガスバリア性フィルム、およびその製造方法 | |
US10054487B2 (en) | Laminated film and flexible electronic device | |
JP2015003464A (ja) | ガスバリア性フィルム、その製造方法、およびこれを用いた電子デバイス | |
JP6398986B2 (ja) | ガスバリア性フィルム | |
WO2015053405A1 (ja) | ガスバリア性フィルムの製造方法 | |
CN106232346B (zh) | 气体阻隔膜及气体阻隔膜的制造方法 | |
JP2014083691A (ja) | ガスバリアーフィルム及びガスバリアーフィルムの製造方法 | |
JP6858641B2 (ja) | 積層体の製造方法 | |
WO2016039237A1 (ja) | 機能素子及び機能素子の製造方法 | |
JP6582842B2 (ja) | ガスバリアーフィルムの製造方法 | |
WO2015025782A1 (ja) | ガスバリアーフィルムの製造装置及びガスバリアーフィルムの製造方法 | |
JP6287634B2 (ja) | ガスバリア性フィルム、その製造方法、およびこれを用いた電子デバイス | |
JP2016193526A (ja) | ガスバリア性フィルムおよび該ガスバリア性フィルムを用いた電子デバイス | |
WO2021106636A1 (ja) | 積層フィルムの製造方法 | |
JP6341207B2 (ja) | ガスバリアーフィルムの製造装置 | |
WO2021106634A1 (ja) | ガスバリア性フィルムの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200818 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201019 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210309 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210324 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6858641 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |