JP6858094B2 - クランプ及びクランプ付ワイヤーハーネス - Google Patents
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Description
またこの発明は、上述のクランプと、前記保持部材に保持されたワイヤーハーネスとで構成されたクランプ付ワイヤーハーネスであることを特徴とする。
前記初期位置は、前記保持部材を前記固定部材に対して相対移動させる前に配置されていた位置をさす。
前記固定部側連結部及び前記スライド連結部は、それぞれ前記固定部材及び前記スライド部材における一点あるいは複数点と連結された構成を含む。
上述の対向するとは、前記固定部側連結部同士が前記スライド部材を挟んで対称となるように配置されている場合の他、対称とならないように配置されている場合を含む。
詳述すると、前記ワイヤーハーネスを保持する前記保持部材が前記固定部材に対して相対移動できるため、例えば、接続対称である電子機器類側に前記ワイヤーハーネスを引っ張るだけで、車体に固定した前記固定部材に対して前記保持部材を移動でき、前記ワイヤーハーネスと前記電子機器類との接続作業を容易かつ効率よくできる。
このように、この発明は前記保持部材に保持された前記ワイヤーハーネスと前記電子機器類との接続作業及び取外作業とを効率よく行うことができる。
この発明によると、前記スライド部材を一方向へスライドできるとともに、他方向へのスライドを防止できる。
この発明により、前記保持部材が前記固定部材に対して過度に移動することを防止できる。したがって、例えば前記保持部材を前記固定部材に対してスライド移動させたとしても、前記保持部材と前記固定部材とが過度に離間して分離されることを防止できる。
この発明によると、例えば前記保持部材を前記固定部材に対して移動させた位置において前記保持部材を仮固定させることができるため、前記ワイヤーハーネスと前記電子機器類などとの接続作業や取外作業を容易に行うことができる。
図1はクランプ付ワイヤーハーネス1の概略斜視図を示し、図2はクランプ2の概略分解斜視図を示し、図3はクランプ2を構成する固定部材10及び保持部材20の構成を説明する説明図を示す。
本体先端部111は、車両本体200と固定するためのアンカー12が下方に向けて立設されている。
上面部40は、上面を形成する略正方形状の上面本体41と、上面本体41の上方に立設されたワイヤーハーネス保持部42と、上面本体41の先端から突出する先端突出部43とで構成されている。
本体基部51は、上面本体41と同じ大きさの底面を有する板状体であり、その板厚は本体先端部111の板厚と等しくなるように構成されている。
なお、筐体本体部50は、上面部40を上方から組付けることにより、一体とすることができる。
なお、端部固定部31及び中央固定部32は、筐体本体部50及び固定部材10に固定できればどのような構成であってもよい、例えば溶接による固定や嵌合による固定などであってもよい。
また、図8において車両本体200は破線で表すことにより透過状態を示し、車両本体200に取り付けたアンカー12を明確にする。
このように、クランプ2は保持部材20に保持されたワイヤーハーネス100と電子機器類300との接続作業及び取外作業とを効率よく行うことができる。
車体は、車両本体200に対応し、
復帰部材及び弾性部材は、板バネ30に対応し、
スライド部材は、筐体本体部50に対応し、
固定部側連結部は、中央固定部32に対応し、
スライド連結部は、端部固定部31に対応し、
規制部は、本体側規制部14及びスライド規制部54に対応し、
仮固定部は、仮係止用凹部13及び仮係止用凸部44に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
さらにまた、板バネ30をスライド方向Yに沿って凸状となる円弧状としているが、例えば図10(a)に示すように、配索方向Xに沿って直線状としてもよい。
なお、復帰部材はコイルバネ30aに限定される必要はなく、図11(c)に示すように、板バネ30で構成してもよく、また磁石を用いてもよい。
2 クランプ
10 固定部材
13 仮係止用凹部
14 先端側側面
20 保持部材
30 板バネ
31 端部固定部
32 中央固定部
44 仮係止用凸部
50 筐体本体部
54 スライド規制部
100 ワイヤーハーネス
200 車両本体
L 中心軸
Claims (9)
- ワイヤーハーネスを車体に固定するクランプであって、
前記車体に固定される固定部材と、
前記ワイヤーハーネスが保持されるとともに、前記固定部材に対して相対移動可能な保持部材と、
前記固定部材に対して相対移動した前記保持部材を初期位置に復帰させる復帰部材とが備えられ、
前記保持部材は、
前記固定部材に対して所定の方向に沿ってスライドするスライド部材で構成され、
前記復帰部材は、弾性部材で構成されるとともに、前記固定部材に連結させる固定部側連結部と、
前記スライド部材に連結させるスライド連結部とが設けられ、
前記固定部材は、前記スライド部材の中央部分に保持され、
前記スライド連結部は、
前記復帰部材の両端側が前記固定部材を挟んで対向するように固定され、
前記固定部側連結部は、前記スライド部材がスライドする方向に沿って前記固定部材の中央部分に固定された
クランプ。 - 前記固定部側連結部が、スライド方向における前記固定部材の中心軸上に配置されるとともに、
前記スライド連結部が、前記中心軸を対称軸として対称に配置されて構成された
請求項1に記載のクランプ。 - 前記スライド部材は、前記固定部材の中央部分に保持され、
前記固定部側連結部は、
前記復帰部材の両端側が前記スライド部材を挟んで対向するように固定され、
前記スライド連結部は、前記スライド部材がスライドする方向に沿って前記スライド部材の中央部分に固定された
請求項1に記載のクランプ。 - 前記スライド連結部が、スライド方向における前記スライド部材の中心軸上に配置されるとともに、
前記固定部側連結部が、前記中心軸を対称軸として対称に配置されて構成された
請求項3に記載のクランプ。 - 前記復帰部材は、
前記スライド部材がスライドする方向に向けて凸状に湾曲した板バネで構成された
請求項1乃至請求項4のうちのいずれかに記載のクランプ。 - 前記固定部材又は前記スライド部材の一方が、他方の中央部分に保持され、
前記固定部側連結部と、前記スライド連結部とがスライド方向に沿って配置された
請求項1に記載のクランプ。 - 前記固定部材に対する前記保持部材の移動を所定の範囲内となるように規制する規制部が備えられた
請求項1乃至請求項6のうちのいずれかに記載のクランプ。 - 前記固定部材と前記保持部材とを仮固定する仮固定部が備えられた
請求項1乃至請求項7のうちのいずれかに記載のクランプ。 - 請求項1乃至請求項8のうちのいずれかに記載のクランプと、
前記保持部材に保持されたワイヤーハーネスとで構成された
クランプ付ワイヤーハーネス。
Priority Applications (1)
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JP2017153203A JP6858094B2 (ja) | 2017-08-08 | 2017-08-08 | クランプ及びクランプ付ワイヤーハーネス |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017153203A JP6858094B2 (ja) | 2017-08-08 | 2017-08-08 | クランプ及びクランプ付ワイヤーハーネス |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019032023A JP2019032023A (ja) | 2019-02-28 |
JP6858094B2 true JP6858094B2 (ja) | 2021-04-14 |
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Family Applications (1)
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JP2017153203A Active JP6858094B2 (ja) | 2017-08-08 | 2017-08-08 | クランプ及びクランプ付ワイヤーハーネス |
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- 2017-08-08 JP JP2017153203A patent/JP6858094B2/ja active Active
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