JP6857747B2 - 熱交換器組立品とエアコン室内機 - Google Patents

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Description

本願はエアコン製品の技術分野に関し、特に熱交換器組立品とエアコン室内機に関する。
国内外でのエアコンエネルギー効率基準の絶え間ない上昇に伴い、如何にエアコンの熱交換器の熱交換効率を向上できるかは、早急に解決が求められている問題になっている。数多い解決案の中で、斬新設計のエアコンの中で熱交換器効率の高い熱交換器を利用するか、又は既に大量生産されたエアコンの熱交換効率の比較的低い熱交換器を熱交換効率の高い熱交換器に交換することは、比較的有効なアプローチである。
従来の熱交換性能の比較的良いエアコン熱交換器は一般的に、前方熱交換器、中間熱交換器、及び後方熱交換器を含む半包囲設置になっている。エアコン熱交換器が冷房作動条件にある場合、冷媒は4ウェイチューブによって四つに分かれ、その中の二つは中間熱交換器に、他の二つはそれぞれ前方熱交換器と後方熱交換器に入り、熱交換を行う。しかし、前方熱交換器、中間熱交換器及び後方熱交換器はエアコンケーシング内の長方形空間に制約されているので、それぞれの寸法も互いに異なってしまう。これにより各熱交換器内で設置できる熱交換管の数にも一定の差がある。多くの場合、中間熱交換器の寸法は前方熱交換器或いは後方熱交換器の2倍ひいてはそれ以上である。それなりに、中間熱交換器内に設置されている熱交換管の数も前方熱交換器或いは後方熱交換器より遥かに多くなる。こうすると、冷媒が前方熱交換器或いは後方熱交換器に入ってからエアコン熱交換器から流れ出る前、通過する熱交換管の数は冷媒が中間熱交換器に入ることで通過する熱交換管の数より遥かに少ない。言い換えると、冷媒が前方熱交換器或いは後方熱交換器において熱交換する場合、十分に熱交換をせずに室内熱交換器から排出される可能性は高い。中間熱交換器において熱交換器する場合では、とっくに十分熱交換をしたにもかかわらず、尚続けて熱交換管を流れる可能性は高い。要するに、即ち、この類の流路設計はエアコン熱交換器の熱交換不均衡を起こし、エアコン熱交換器のエネルギー効率を降下させてしまう。
本願の主な目的は、従来技術におけるエアコン熱交換器の中間熱交換器と前方熱交換器、後方熱交換器の熱交換均衡性を改善し、エアコン熱交換器のエネルギー効率を向上させることを目標とする熱交換器組立品を提案すること。
上記目的を達成するために、本願が提案する熱交換器組立品は、
半包囲状をなすように設置されている主体熱交換器であって、前方熱交換器、中間熱交換器及び後方熱交換器を含み、前記前方熱交換器、中間熱交換器及び後方熱交換器は吸気方向においてそれぞれ少なくとも三列の熱交換管が設置され、前記中間熱交換器の熱交換管の数は前記前方熱交換器及び後方熱交換器より大きい前記主体熱交換器と、
前記主体熱交換器の風上側に取り付けられている背管熱交換器とを含み、
前記熱交換器組立品が冷房する時、前記熱交換器組立品の熱交換流路は前記背管熱交換器を経てから第一岐路、第二岐路、第三岐路及び第四岐路に分かれ、前記第一岐路、第二岐路、第三岐路及び第四岐路は何れも前記主体熱交換器の風上側の熱交換管から風下側の熱交換管に向かって流れ、前記第一岐路は前記前方熱交換器の熱交換管を流れ、前記第二岐路と第三岐路は前記中間熱交換器の熱交換管を流れ、前記第四岐路は前記後方熱交換器の熱交換管を流れ、且つ前記第一岐路と第四岐路の少なくとも一方は前記中間熱交換器の熱交換管を経て流れるように設置されている。
好ましくは、前記第一岐路、第二岐路、第三岐路及び第四岐路がそれぞれ流れる熱交換管の数のうちいずれか二者の差が3より小さいか3に等しい。
好ましくは、前記前方熱交換器、中間熱交換器及び後方熱交換器は何れも三列の熱交換管が設置され、前記主体熱交換器の熱交換管の総数は28〜31本である。
好ましくは、前記後方熱交換器の熱交換管の数は前記前方熱交換器より大きく、前記熱交換器組立品が冷房する時、前記第一岐路は前記中間熱交換器の熱交換管を経て流れ、前記第三岐路は前記後方熱交換器の熱交換管を経て流れる。
好ましくは、前記第一岐路は前記中間熱交換器の一部の熱交換管、及び前記前方熱交換器の全ての熱交換管を流れ、前記第二岐路は前記中間熱交換器の別の一部の熱交換管を流れ、前記第三岐路と第四岐路には前記中間熱交換器の残りの熱交換管、及び前記後方熱交換器の全ての熱交換管が割り当てられる。
好ましくは、前記前方熱交換器の熱交換管は第一外列、第一中列及び第一内列を含み、前記中間熱交換器の熱交換管は第二外列、第二中列及び第二内列を含み、前記第一外列、第二外列は前記主体熱交換器の風上側に位置し、
前記熱交換器組立品が冷房する時、前記第一岐路は前記第二外列から流れ込み、前記第二外列に沿って前記前方熱交換器に近い側に向かって流れ、そして第一接続管を介して前記第一外列に入り、前記第一外列、第一中列及び第一内列の全体を順に流れ、且つ前記第一内列の熱交換管から流れ出る。
好ましくは、前記熱交換器組立品が冷房する時、前記第二岐路は前記第二外列から流れ込み、前記第二中列に入り、前記第二中列に沿って前記前方熱交換器に近い側に向かって流れ、そして前記第二中列の前記前方熱交換器に最も近い熱交換管から転じて第二内列に入り、前記第二内列に沿って前記前方熱交換器から遠い側に向かって流れ、そして前記第二内列の熱交換管から流れ出る。
好ましくは、前記中間熱交換器の熱交換管は第二外列、第二中列及び第二内列を含み、前記後方熱交換器の熱交換管は第三外列、第三中列及び第三内列を含み、前記第二外列、第三外列は前記主体熱交換器の風上側に位置し、
前記熱交換器組立品が冷房する時、前記第三岐路は前記第二外列から流れ込み、そして前記第二外列、第二中列及び第二内列の前記後方熱交換器に近い端の熱交換管を順に流れ、第二接続管を介して前記第三内列に入り、転じて前記第三中列に入り、そして前記第三内列の熱交換管から流れ出る。
好ましくは、前記熱交換器組立品が冷房する時、前記第四岐路は前記第三外列から流れ込み、前記第三外列に沿って前記中間熱交換器から遠い側に向かって流れ、前記第三外列全体、及び前記第三中列と第三内列との残りの部分を順に流れ、そして前記第三内列の熱交換管から流れ出る。
好ましくは、前記前方熱交換器の熱交換管は第一外列、第一中列及び第一内列を含み、前記中間熱交換器の熱交換管は第二外列、第二中列及び第二内列を含み、前記後方熱交換器の熱交換管は第三外列、第三中列及び第三内列を含み、前記第一外列、第二外列及び第三外列は前記主体熱交換器の風上側に位置し、前記後方熱交換器の熱交換管の数は前記前方熱交換器より大きく、
前記熱交換器組立品が冷房する時、前記第一岐路は前記第二外列から流れ込み、前記第二外列に沿って流れ、且つ第一接続管を経て前記第一外列に入り、そして前記第一外列、第一中列及び第一内列を順に流れ、前記第一内列の熱交換管から流れ出て、前記第二岐路は前記第二外列から流れ込み、前記第二中列と第二内列を順に流れ、そして前記第二内列の熱交換管から流れ出て、前記第三岐路は前記第三中列から流れ込み、第三内列を流れ、そして第二接続管を経て前記第二中列に入り、前記第二中列及び第二内列を順に流れ、前記第二内列の熱交換管を介して流れ出て、前記第四岐路は前記第三外列から流れ込み、前記第三中列、第三内列を順に流れ、そして前記第三内列の熱交換管を介して流れ出る。
好ましくは、前記前方熱交換器の熱交換管は第一外列、第一中列及び第一内列を含み、前記中間熱交換器の熱交換管は第二外列、第二中列及び第二内列を含み、前記後方熱交換器の熱交換管は第三外列、第三中列及び第三内列を含み、前記第一外列、第二外列及び第三外列は前記主体熱交換器の風上側に位置し、前記後方熱交換器の熱交換管の数は前記前方熱交換器より大きく、
前記熱交換器組立品が冷房する時、前記第一岐路は前記第二外列から流れ込み、前記第二外列に沿って流れ、且つ第一接続管を経て前記第一外列に入り、そして前記第一外列、第一中列及び第一内列を順に流れ、前記第一内列の熱交換管から流れ出て、前記第二岐路は前記第二外列から流れ込み、前記第二中列と第二内列を順に流れ、そして前記第二内列の熱交換管から流れ出て、前記第三岐路は前記第二外列から流れ込み、第二中列、第二内列を順に流れ、そして第二接続管を経て前記第三外列に入り、前記第三外列、第三中列及び第三内列を順に流れ、前記第三内列の熱交換管を介して流れ出て、前記第四岐路は前記第三外列から流れ込み、前記第三中列、第三内列を順に流れ、そして第三接続管を経て第二内列に入り、前記第二内列の熱交換管を介して流れ出る。
好ましくは、前記背管熱交換器の熱交換管の直径は前記主体熱交換器の熱交換管の直径より大きい。
好ましくは、前記背管熱交換器は前記中間熱交換器の風上側に取り付けられている。
好ましくは、前記背管熱交換器は前記後方熱交換器よりも前記前方熱交換器に近接して設置されている。
好ましくは、前記背管熱交換器の熱交換管の数は2〜4本である。
本願は更に、熱交換器組立品、及び前記熱交換器組立品を収容するためのケーシングを含むエアコン室内機を提案した。前記熱交換器組立品は、
半包囲状をなすように設置されている主体熱交換器であって、前方熱交換器、中間熱交換器及び後方熱交換器を含み、前記前方熱交換器、中間熱交換器及び後方熱交換器は吸気方向においてそれぞれ少なくとも三列の熱交換管が設置され、前記中間熱交換器の熱交換管の数は前記前方熱交換器及び後方熱交換器より大きい前記主体熱交換器と、
前記主体熱交換器の風上側に取り付けられている背管熱交換器とを含み、
前記熱交換器組立品が冷房する時、前記熱交換器組立品の熱交換流路は前記背管熱交換器を経てから第一岐路、第二岐路、第三岐路及び第四岐路に分かれ、前記第一岐路、第二岐路、第三岐路及び第四岐路は何れも前記主体熱交換器の風上側の熱交換管から風下側の熱交換管に向かって流れ、前記第一岐路は前記前方熱交換器の熱交換管を流れ、前記第二岐路と第三岐路は前記中間熱交換器の熱交換管を流れ、前記第四岐路は前記後方熱交換器の熱交換管を流れ、且つ前記第一岐路と第四岐路の少なくとも一方はさらに前記中間熱交換器の熱交換管を経て流れるように設置されている。
好ましくは、前記ケーシングの前後方向に沿う幅寸法は800mmより小さく、前記ケーシングの上下方向に沿う高さ寸法は295mmより小さい。
好ましくは、前記熱交換器組立品が前記ケーシング内に設けられた時、前記後方熱交換器の配置方向と上下方向との角度範囲は38°〜48°である。
好ましくは、前記熱交換器組立品が前記ケーシング内に設けられた時、前記中間熱交換器及び前記前方熱交換器の配置方向と上下方向との角度範囲は45°〜55°である。
好ましくは、前記中間熱交換器と後方熱交換器の互いに近接する一端は互いに当接され、或いは前記中間熱交換器と後方熱交換器の互いに近接する一端の間に隙間が存在しており、前記エアコン室内機は更に前記中間熱交換器と後方熱交換器の互いに近接する一端の風上側の間を経て接続されているウィンドウシールドを含む。
本願技術案の熱交換器組立品は主体熱交換器と主体熱交換器の風上側に設置されている背管熱交換器を含み、主体熱交換器は前方熱交換器、中間熱交換器及び後方熱交換器を含む。熱交換器組立品が冷房する時、背管熱交換器を経てから、熱交換流路は第一岐路、第二岐路、第三岐路及び第四岐路に分流し、第一岐路は前方熱交換器を流れ、第二岐路と第三岐路は中間熱交換器を流れ、第四岐路は後方熱交換器を流れる。第一岐路と第四岐路のうち一方が中間熱交換器の熱交換管を跨って流れるようにし、こうして流路を改善した後、前方熱交換器或いは後方熱交換器熱交換管を通った冷媒が中間熱交換器の一部の熱交換管を続けて通るようにでき、第一岐路が前方熱交換器の熱交換管だけを通過或いは第四岐路が後方熱交換器の熱交換管だけを通過することで起こりうる冷媒の熱交換の不十分(前方熱交換器と後方熱交換器の熱交換管が比較的少ないので)、及び第二岐路が中間熱交換器の熱交換管だけを通過することで起こりうる構造の無駄の問題(中間熱交換器の熱交換管が比較的多いので)を避けるとともに、前方熱交換器、後方熱交換器と中間熱交換器との間の熱交換効果をより均衡にし、熱交換器組立品のエネルギー効率を有効に向上させる。
本願実施例及び従来技術の技術案をより明確に説明するため、以下では、実施例或いは従来技術の説明に必要とされる添付図面を簡単に紹介する。下記説明における添付図面は本願の一部の実施例に過ぎないことは明らかであって、当業者にとって、創造的な労働を行わないことを前提に、これらの添付図面が示す構造により他の添付図面を得ることができる。
本願のエアコン室内機の一実施例の構造概略図である。 図1における熱交換器組立品の第一実施例の流路概略図である。 図1における熱交換器組立品の第二実施例の流路概略図である。 図1における熱交換器組立品の第三実施例の流路概略図である。 図1における熱交換器組立品の第四実施例の流路概略図である。
添付図面を参照し、実施例と組み合わせて本願目的の実現、機能特徴及び長所を説明する。
以下では、本願実施例における添付図面と組み合わせ、本願実施例における技術案を明確且つ完全に説明する。説明される実施例は本願の全ての実施例ではなく、本願の一部の実施例に過ぎないことは明らかである。本願における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行わないことを前提に得られた全ての他の実施例は、本願の保護する範囲に属す。
もし本願実施例で方向性指示(例えば上、下、左、右、前、後…)に関わる場合、当該方向性指示はある特定の姿勢(添付図面に示す)における各部品間の相対的位置関係、運動状況等を説明するためだけに用いられ、もし当該特定の姿勢が変わる場合、当該方向性指示もそれ相当に変わることは説明すべきである。
また、本願実施例において「第一」、「第二」等の説明に関わる場合、当該「第一」、「第二」等の説明は、説明のために利用されるだけであって、その相対的重要性を提示又は暗示する、或いは提示される技術的特徴の数を暗示的に指定するように理解すべきではない。これにより、「第一」、「第二」に限定されている特徴は明示的或いは暗示的に少なくとも一つの当該特徴を含んでもいい。また、各実施例の技術案はお互いに組み合わせることができる。ただし、当業者が実現できることはその基礎である。技術案の組み合わせに矛盾が生じるか、実現できない場合には、このような技術案の組み合わせが存在しない、且つ本願が請求する保護範囲にないと理解すべきである。
本願は熱交換器組立品及び当該熱交換器組立品を含むエアコン室内機を提案する。もちろん、他の実施例において、当該熱交換器組立品は一体型エアコン及びエアコン室外機などにも応用でき、本設計はこれに限定されることはない。
図1を参照し、本実施例では、当該エアコン室内機は壁掛け式エアコン室内機であって、具体的に、ケーシング3、ケーシング3内に設置されている貫流ファン4を含む。勿論、熱交換器組立品1もケーシング3内に設置され、且つケーシング3上の吸気口と貫流ファン4との間に位置することにより、貫流ファン4が吸い込んだ空気に対し熱交換を行う。本実施例では、壁掛け式エアコン室内機が組み立てられた後にユーザーに向かう側を前とし、壁に面する側を後とすることは容易に理解できる。壁掛け式エアコン室内機は、通常の上方吸気下方送風の運転方式を取る。即ち、熱交換器組立品1は貫流ファン4の上側に位置する。本設計はこれに限定せず、他の実施例において、エアコン室内機は具体的に床置式室内エアコンなどとすることもできることは説明すべきである。
図1から5を参照し、本願実施例において、当該熱交換器組立品1は、半包囲状を現して設置されている主体熱交換器であって、前方熱交換器11、中間熱交換器12及び後方熱交換器13を含み、前方熱交換器11、中間熱交換器12及び後方熱交換器13は吸気方向においてそれぞれ少なくとも三列の熱交換管が設置され、中間熱交換器12の熱交換管の数は前方熱交換器11及び後方熱交換器13より大きい主体熱交換器と、主体熱交換器の風上側に設置されている背管熱交換器14を含む。
先ず、主体熱交換器の流路設計に対し、その流路の数のAPF(エネルギー効率比)への影響は下記の表1のようになる。
Figure 0006857747
表1における異なる流路数とAPFとの対応関係を比較してわかるのは、本実施例が採用した4イン4アウトのエネルギー効率が最も高い。従って、本願では第一岐路21、第二岐路22、第三岐路23及び第四岐路24が共同で主体熱交換器の全ての熱交換管を分担する形を採用する。
本実施例では、前方熱交換器11、中間熱交換器12及び後方熱交換器13は吸気方向においてそれぞれ三列の熱交換管が設置されている。これにより、熱交換管の列数が少なすぎて熱交換が不十分になるのを避けるだけではなく、熱交換管を多く設置し過ぎることによる構造の無駄を防ぐ。勿論、他の実施例において、各熱交換器の異なる熱交換需要を満たすために、吸気方向に四列、ひいては五列の熱交換管を設置できる。本設計はこれに限定しない。具体的に、前方熱交換器11の熱交換管は第一外列111、第一中列113、及び第一内列112を含み、中間熱交換器12の熱交換管は第二外列121、第二中列123、及び第二内列122を含み、後方熱交換器13の熱交換管は第三外列131、第三中列133、及び第三内列132を含み、第一外列111、第二外列121及び第三外列131は何れも主体熱交換器の風上側に位置する。主体熱交換器の風上側に背管熱交換器14を増設するのも、熱交換器組立品1の熱交換能力を増強するためであり、一般性を失わず、背管熱交換器14のエネルギー効率を最大化するために、それを風上面積の最も大きい中間熱交換器12の風上側に取り付けることは、容易に理解できる。特に、中間熱交換器12と後方熱交換器13の互いに近接する一端の間に隙間が存在するのをできるだけ避けるべきである。本実施例では、エアコン室内機の特殊なケーシング寸法に制限されるため、中間熱交換器12と後方熱交換器13の互いに近接する一端の間に隙間が存在しており、吸気口から入った空気が熱交換器組立品1を通過せずに貫流ファン4に入るのを避けるために、本実施例では、中間熱交換器12と後方熱交換器13の風上側の間には更にウィンドウシールド16が跨って接続されている。例えば、ウィンドウシールド16と熱交換器の接続を実現すると共に、ウィンドウシールド16と熱交換器接触部分の密封性を保証するように、ウィンドウシールド16の両端は、スポンジを介してそれぞれ中間熱交換器12と後方熱交換器13に貼り合わせて取り付けられている(これに限定しない)。同時に、スポンジ張り合わせの方法は、ユーザーが熱交換器組立品1を修理或いは交換する必要がある時、ウィンドウシールドに対する解体に役立つ。勿論、他の実施例において、ウィンドウシールド16は更にネジ締めの方法で中間熱交換器12と後方熱交換器13に取り付けることができ、本設計はこれに限定しない。また、前方熱交換器11と中間熱交換器12の間に比較的大きい隙間が存在する場合でも、両者の間にウィンドウシールド16を増設することで、熱交換器組立品1の隙間に風が入り込むことを避けることができる。
エアコン熱交換循環システムの中に、室内に位置する熱交換器組立品1以外に、室外熱交換器、圧縮機などがあることは、理解できる。本実施例では、背管熱交換器14は一端が主体熱交換器とつながり、もう一端が第一冷媒総管24とつながり、第一冷媒総管24は室外熱交換器との接続に用いられる。
本実施例では、図1から図4を参照し、熱交換器組立品1が冷房する時、圧縮機が送り出す冷媒はまず室外熱交換器を経て熱交換を行い、そして第一冷媒総管24を介して背管熱交換器14に入り、背管熱交換器14を経てから第一岐路21、第二岐路22、第三岐路23及び第四岐路24に分かれ、第一岐路21、第二岐路22、第三岐路23及び第四岐路24は何れも主体熱交換器風上側の熱交換管から風下側の熱交換管に向かって流れる。第一岐路21は前方熱交換器11の熱交換管を流れ、第二岐路22と第三岐路23は中間熱交換器12の熱交換管を流れ、第四岐路24は後方熱交換器13の熱交換管を流れる。且つ第一岐路21と第四岐路24の少なくとも一方は中間熱交換器12の熱交換管を跨って経るように設置される。第一岐路21、第二岐路22、第三岐路23及び第四岐路24は主体熱交換器を流れ出た後に、第二冷媒総管25で合流し、圧縮機に戻る。熱交換器組立品1が暖房する時、圧縮機が送り出した冷媒は先ず第二冷媒総管25を通って熱交換器組立品1に入り、それぞれ第一岐路21、第二岐路22、第三岐路23及び第四岐路24を経て熱交換を完成させた後、合流して背管熱交換器14を流れ、そして更に第一冷媒総管24を通して室外熱交換器に入り熱交換し、最後に圧縮機に戻る。一般性を失わず、熱交換器組立品1が冷房する時、冷媒は背管熱交換器14を経てから分配器15を通して上記第一岐路21、第二岐路22、第三岐路23及び第四岐路24に分流する。勿論、他の実施例では、冷媒は笛型チューブなどの構造で分流されてもよい。本設計はそれに対し制限しない。
また、本実施例における熱交換器組立品1について、理解すべきは、冷房作動条件において、第一岐路21、第二岐路22、第三岐路23及び第四岐路23では何れも外側(風上側)の熱交換管から内側(風下側)の熱交換管へと向かう流向原則を採用することで、最大限に熱交換効率を改善するように、熱交換の温度差を向上させる。表2では、熱交換器組立品1の冷房作動条件において外側熱交換管から段々内側熱交換管へと入る流路と他の形式の流路とのAPF(エネルギー効率比)への影響を比較し分析した。
Figure 0006857747
表2における異なる流路形式とAPFとの対応関係を対照してわかるのは、本実施例が採用した、四つの流路の何れも外側熱交換管から内側熱交換管へ流れる流路形式のエネルギー効率が最も高い。
そして、背景技術の中で言及された「ケーシング3の寸法の制限により、前方熱交換器11と中間熱交換器12の熱交換管の数の差が大きく、冷媒がそれぞれ前方熱交換器11と中間熱交換器12に対し熱交換を行うことで、熱交換が不均衡になり、エネルギー効率が低い」という技術問題を解決するために、本実施例における熱交換器12組立品1の流路設計はまた、もともと前方熱交換器11に対応する第一岐路21と後方熱交換器13に対応する第四岐路24の少なくとも一方はまた中間熱交換器12の熱交換管を経て流れることを強調した。即ち、流路を前方熱交換器11だけ或いは後方熱交換器13だけを流れるのに限定せず、両者の一部の熱交換管と中間熱交換器12の一部の熱交換管を直列連結する。こうして、前方熱交換器11或いは後方熱交換器13の熱交換不足を補えるだけでなく、中間熱交換器12の構造無駄を避けることができる。従って、前方熱交換器11、後方熱交換器13と中間熱交換器12との間の熱交換均衡、及びそれらのエネルギー効率の向上を有効に実現できる。
本実施例では、第一岐路21、第二岐路22、第三岐路23及び第四岐路24それぞれが流れる熱交換管の数のどの二つの差も3より小さい或いは3と等しいように制御することで、四者の間の熱交換効果の差が大きすぎるのを避け、前方熱交換器11、中間熱交換器12及び後方熱交換器13との三つの間の熱交換バランスを実現し、熱交換器組立品1全体のエネルギー効率を向上できる。
日常生活において、ユーザーの居住空間に対する設計の違いにより、多くの場合、壁掛け式エアコン室内機のケーシング3の寸法に関する要求も異なる。本実施例では、ケーシング3の前後方向における幅寸法Lは800mmより小さく、ケーシング3の上下方向における高さ寸法Hは295mmより小さい。当該ケーシング3寸法に適合する熱交換器組立品1について、主体熱交換器内の熱交換管の総数を28〜31本に設定することで、限りある取付空間内で熱交換器組立品1が比較的高いエネルギー効率に維持されることを保証する。特に、本実施例では、主体熱交換器の熱交換管の数は30である。また、このような寸法範囲のケーシング3内に限定され、貫流ファン4のエネルギー効率及び空間占有を総合的に考慮し、貫流ファン4の直径Dを115mm〜125mmに選定し、且つ主体熱交換器の内側面と貫流ファン4の外側面との間の間隔Sを10mmより大きく保つ。主体熱交換器が貫流ファンを半分取り囲んで、より良い熱交換エネルギー効率向上の効果及び結露排水の高信頼設計を達成できるのを保証するために、後方熱交換器13と上下方向との角度が38°〜48°にあり、中間熱交換器12及び前方熱交換器11と上下方向との角度が45°〜55°にあるように保つ。
本願技術案の熱交換器組立品1は主体熱交換器と主体熱交換器の風上側に設置されている背管熱交換器14を含み、主体熱交換器は前方熱交換器11、中間熱交換器12及び後方熱交換器13を含む。熱交換器組立品1が冷房する時、背管熱交換器14を経てからの熱交換流路2は第一岐路21、第二岐路22、第三岐路23及び第四岐路24に分流し、第一岐路21は前方熱交換器11を流れ、第二岐路22と第三岐路23は中間熱交換器12を流れ、第四岐路24は後方熱交換器13を流れる。第一岐路21と第四岐路24の中の一方を中間熱交換器12の熱交換管を跨って流れるようにし、こうして流路を改善した後、前方熱交換器11或いは後方熱交換器13熱交換管を経た冷媒が中間熱交換器12の一部の熱交換管を続けて通るようにでき、第一岐路21が前方熱交換器11の熱交換管だけを通過或いは第四岐路24が後方熱交換器13の熱交換管だけを通過することで起こりうる冷媒熱交換の不十分(前方熱交換器11と後方熱交換器13の熱交換管が比較的少ないので)、及び第二岐路22が中間熱交換器12の熱交換管だけを通過することで起こりうる構造の無駄の問題(中間熱交換器12の熱交換管が比較的多いので)を避けるとともに、前方熱交換器11、後方熱交換器12と中間熱交換器13との間で、熱交換効果をより均衡にし、熱交換器組立品のエネルギー効率を有効に向上させる。
周知のように、小さい直径の熱交換管を採用することで熱交換管の材料使用量を減少し、よって熱交換器組立品1全体のコストを著しく減少できるが、冷媒が小さい直径の熱交換管を通る時、熱交換の抵抗が大きく、圧力の損失が大きいので、冷媒の循環流動には不利である。本実施例では、熱交換器組立品1のコストと冷媒の循環流動効率の問題を総合的に考慮し、背管熱交換器14の熱交換管直径を主体熱交換器の熱交換管直径より大きく設定する。これにより、熱交換器組立品1が冷房する時、冷媒は先ず背管熱交換器14の大直径熱交換管に入り、そして更に分流し主体熱交換器の小直径熱交換管に入る。即ち、冷媒が気態から液態へと変わる過程で、相応に冷媒と熱交換管との接触面積を増やす。熱交換器組立品1が暖房する時、冷媒は先ず分流して主体熱交換器の小直径熱交換管内で熱交換し、そしてまとめて背管熱交換器14の大直径熱交換管に入る。表3では熱交換器組立品1が暖房作動条件にある場合の、冷媒の異なる直径流動方式によるAPFへの影響を比較して分析した。
Figure 0006857747
表3における異なる流路形式とAPFとの対応関係を比較してわかるのは、本実施例が採用した、暖房作動条件において、冷媒が先ず小さい直径の熱交換管を経て、そして大きい直径の熱交換管を経るようにする流路形式のエネルギー効率が最も高い。一般性を失わず、背管熱交換器14の熱交換管はΦ7の直径を採用し、主体熱交換器の熱交換管はΦ5の直径を採用する。Φ7とΦ5の直径の熱交換管は何れも先行技術で広く使われている熱交換管であることは理解できる。従って、以上二種類の直径の熱交換管を選択することで、熱交換管の取得難易度の減少、熱交換器組立品1の製造コストの減少に役立つ。勿論、他の実施例において、背管熱交換器14、主体熱交換器各自の熱交換管は具体的に他の直径寸法にすることもできる。例えば、背管熱交換器14の熱交換管はΦ6の直径を採用することもできる。本設計はこれに限定しない。ところで、本実施例では熱交換器組立品のエネルギー効率に対する要求とケーシング3の寸法制限を合わせて考慮すると、背管熱交換器14の熱交換管の数は2〜4本であるのが好ましく、更に背管熱交換器14がより良くケーシング3上の吸気口に向かって設置されるように、背管熱交換器14を後方熱交換器よりも前方熱交換器に近いように設置する。
更に、図1から図5を参照し、通常では、後方熱交換器13の寸法は前方熱交換器11より大きく、相応にそれに設置できる熱交換管の数も前方熱交換器11より大きいことは理解できる。後方熱交換器13については、第四岐路だけに後方熱交換器13の全ての熱交換管が割り当てられる場合、冷媒が比較的後の熱交換管まで流れ、冷却量が足りない問題がある。よって、本実施例では、第一岐路21は中間熱交換器12の熱交換管を経て流れ、第三岐路23は後方熱交換器13の熱交換管を経て流れる。特に、第一岐路21は中間熱交換器12の一部の熱交換管、及び前方熱交換器11の全ての熱交換管を流れ、第二岐路22は中間熱交換器12の別の一部の熱交換管を流れ、第三岐路23と第四岐路24には中間熱交換器12の残りの熱交換管、及び後方熱交換器13の全ての熱交換管が割り当てられる。このようにして、第一岐路21内の冷媒のエネルギー効率を十分に発揮するように、第一岐路が中間熱交換器12の熱交換管を借用することに相当する。第四岐路24の設計が長すぎて、後部区間の冷却効果が良くないのを避けるために、第三岐路23と第四岐路24で後方熱交換器13の熱交換管を分担し、より良く主体熱交換器全体の熱交換効果を向上させる。本設計はこれに限定しない。尚、他の実施例においては、前方熱交換器11の熱交換管の数が後方熱交換器13より大きく、それに応じて流路設計は第四岐路24が中間熱交換器12の熱交換管を経て流れ、第三岐路23が前方熱交換器11の熱交換管を跨って流れるようになっている。
以下では、主体熱交換器の具体的な流路設計を紹介する。熱交換器組立品1が冷房作動条件にある場合を例に取ると、本願の第一実施例は以下のとおりである。
図2を参考し、熱交換器組立品1が冷房する時、第一岐路21は第二外列121から流れ込み、第二外列121に沿って前方熱交換器11に近接する側に向かって流れ、そして第一接続管17を通して第一外列111に入り、第一外列111、第一中列113及び第一内列112全体を順に流れ、且つ第一内列112の熱交換管から流れ出る。第一岐路21は中間熱交換器12の最も前方熱交換器11に近い熱交換管に流れ、そして第一接続管17を通して前方熱交換器11に入ることで、第一接続管17の長さ、及び前方熱交換器11と中間熱交換器12との間の隙間の減少に役立つことは理解できる。具体的に、第一岐路21は第二外列121の二本の熱交換管を経てから第一接続管17を経て前方熱交換器11に入る。本設計はこれに限定せず、他の実施例において、第一岐路21は第一外列111の熱交換管から流れ込むか、或いは第二外列121の他の位置の熱交換管から流れ込んでもいいことは説明すべきである。
更に、第二岐路22は第二外列121の中間後方部から流れ込み、第二中列123に入り、第二中列123に沿って前方熱交換器11に近い側に向かって流れ、第二中列123の最も前方熱交換器11に近い熱交換管から転じて第二内列122に入り、第二内列122に沿って前方熱交換器11から遠い側に流れ、そして第二内列122の熱交換管から流れ出る。第二岐路22は第二外列121と第二中列123の何れにおいても前方熱交換器11に近い側に向かって流れ、第三岐路23と後方熱交換器13或いは第四岐路24と中間熱交換器12との間でのジャンプ配管を容易にするように、第二外列121と第二中列123上の後方熱交換器13に近い熱交換管を予め第三岐路23と第四岐路24のために保留することは理解できる。更に、第二岐路22は第二外列121の一本の熱交換管を経てから第二中列123に入り、第二中列123で前へ三本の熱交換管を流れてから第二内列122に入り、第二内列122で後へ三本の熱交換管を流れてから流れ出る。本設計はこれに限定せず、第二岐路22は第二外列121の他の位置から流れ込んでもいいことは説明すべきである。
更に、第三岐路23は第二外列121から流れ込み、そして第二外列121、第二中列123及び第二内列122の後方熱交換器13に近い端の熱交換管を順に流れ、第二接続管18を通して第三内列132に入り、転じて第三中列133に入り、そして第三内列132の熱交換管から流れ出る。第三岐路23は中間熱交換器12の残りの熱交換管を流れ、更に後方熱交換器13の中間熱交換器12近い部分の熱交換管を借用することで、第三岐路23内の冷媒を十分に利用できるようにすることは理解できる。具体的に、第三岐路23は中間熱交換器12で第二外列121、第二中列123及び第二内列122の合計四本の熱交換管を経てから後方熱交換器13に入り、後方熱交換器13の第三中列133、第三内列132の合計三本の熱交換管を経てから流れ出る。本設計はこれに限定せず、他の実施例において、第三岐路23は第二接続管18を通して転じて後方熱交換器13の他の熱交換管に入るか、後方熱交換器13の熱交換管から主体熱交換器にアクセスできることは説明すべきである。
更に、第四岐路24は第三外列131から流れ込み、第三外列131に沿って中間熱交換器12から遠い側に向かって流れ、第三外列131全体、及び第三中列133と第三内列132との残りの部分を順に流れ、そして第三内列132の熱交換管から流れ出る。本実施例では、後方熱交換器13風上側の上端での風量は第四岐路24内の冷媒のこの時点の比較的高いエネルギーにより良く適合できるので、冷媒の熱交換をより良く実現できるように、第四岐路24はこの位置から流れ込む。具体的に、第四岐路24は後方熱交換器13で外側から内側に向かって八本の熱交換管を経てから流れ出る。本設計はこれに限定せず、他の実施例において、第四岐路24は第三外列131の他の熱交換管から後方熱交換器13に入ってもいいことは説明すべきである。
以上の本実施例での主体熱交換器の具体的流路設計に基づき、表4では四つの岐路における熱交換管本数の分配方式のAPFへの影響を比較して分析する。
Figure 0006857747
表4における熱交換管本数の分配方式とAPFとの対応関係を比較してわかるように、第一岐路21が9本の熱交換管、第二岐路22が7本の熱交換管、第三岐路23が6本の熱交換管且つ第四岐路24が8本の熱交換管を通過する案を採用することで、熱交換器組立品1のエネルギー効率を最高にするのが好ましい。このように配置することで、第一岐路21と第二岐路22との通過する熱交換管の本数の差は2、第一岐路21と第三岐路23との通過する熱交換管の本数の差は3、第一岐路21と第四岐路24との差は1、第二岐路22と第三岐路23との通過する熱交換管の本数の差は1、第二岐路22と第四岐路24との本数の差は1、第三岐路23と第四岐路24との差は2になる。これは、熱交換器組立品1のエネルギー効率を向上させるために、何れか二つの岐路の間での、通過する熱交換管の数の差に対してなされた3より小さいか3に等しいという限定に一致することは、明らかである。
本願の第二実施例において、図3を参照し、熱交換器組立品1が冷房する時、第一岐路21は第二外列121から流れ込み、第二外列121に沿って前方熱交換器11に近い側に向かって流れ、そして第一接続管17を通して第一外列111に入り、第一外列111、第一中列113及び第一内列112全体を順に流れ、且つ第一内列112の熱交換管から流れ出る。第一岐路21は中間熱交換器12の最も前方熱交換器11に近い熱交換管まで流れ、そして第一接続管17を通して前方熱交換器11に入ることで、第一接続管17の長さ、及び前方熱交換器11と中間熱交換器12との間の隙間の減少に役立つことは理解できる。具体的に、第一岐路21は第二外列121の二本の熱交換管を経てから第一接続管17を経て前方熱交換器11に入る。本設計はこれに限定せず、他の実施例において、第一岐路21は第一外列111の熱交換管から流れ込むか、或いは第二外列121の他の位置の熱交換管から流れ込んでもいいことは説明すべきである。
更に、第二岐路22は第二外列121の最も後方熱交換器13に近い熱交換管から流れ込み、第二外列121に沿って前方熱交換器11に近い側に向かって第二外列121の残りの部分を流れ、そして転じて第二中列123に入り、第二中列123の最も前方熱交換器11に近い熱交換管に達するまで、第二中列123に沿って前方熱交換器11に近い側に向かって流れ、転じて第二内列122に入り、第二内列122に沿って前方熱交換器11から遠い側に向かって流れ、そして第二内列122の熱交換管を通して流れ出る。こうして配置することで、第二岐路22は第二外列121で常に前へと流れ、その設計の難易度を低減できたことを理解すべきである。具体的に、第二岐路22は第二外列121で前へ向かって三本の熱交換管を経てから第二中列123に入り、第二中列123で前へ向かって二本の熱交換管を流れてから第二内列122に入り、第二内列122で後へ向かって二本の熱交換管を流れてから流れ出る。本設計はこれに限定せず、他の実施例において、第二岐路22は第二外列121の他の位置から流れ込んでもいいことは説明すべきである。
更に、第三岐路23は第三中列133の最も中間熱交換器12に近い熱交換管から流れ込み、第三中列133に沿って中間熱交換器12から遠い側に向かって流れ、そして転じて第三内列132に入り、第三内列132に沿って中間熱交換器12に近い側に向かって流れ、第二接続管18を経て第二中列123の最も後方熱交換器13に近い熱交換管に入り、第二中列123に沿って後方熱交換器13から遠い側に向かって第二中列123の残りの部分を流れ、そして転じて第二内列122に入り、第二内列122に沿って後方熱交換器13に近い側に向かって第二内列122の残りの部分を流れ、第二内列122の熱交換管を通して流れ出る。第三岐路23を後方熱交換器13から導入するのは、中間熱交換器12上の流路設計の構造複雑度の低減に役立ち、第三岐路23が第三内列132の最も中間熱交換器12に近い熱交換管まで流れ、そして第二接続管18を通して前方熱交換器11に入るのは、第二接続管18の長さ、及び中間熱交換器12と後方熱交換器13との間の隙間の減少に役立つことは理解できる。具体的に、第三岐路23は第三中列133と第三内列132で合計2本の熱交換管を流れ、そして第二接続管18を通して第二中列123に入り、第二中列123と第二内列122で合計5本の熱交換管を流れてから流れ出る。本設計はこれに限定せず、他の実施例において、第三岐路23は第三外列131或いは中間熱交換器12の熱交換管から流れ込んでもいいことは説明すべきである。
更に、第四岐路24は第三外列131の最も中間熱交換器12に近い熱交換管から流れ込み、そして第三外列131全体、及び第三中列133と第三内列132の残りの部分を流れ、更に第三内列132の熱交換管から流れ出る。本実施例では、後方熱交換器13風上側の上端での風量は第四岐路24内の冷媒のこの時点の比較的高いエネルギーにより良く適合できるので、冷媒の熱交換をより良く実現できるように、第四岐路24はこの位置から流れ込む。具体的に、第四岐路24は後方熱交換器13で外側から内側に向かって8本の熱交換管を経てから流れ出る。本設計はこれに限定せず、他の実施例において、第四岐路24は第三外列131の他の熱交換管から後方熱交換器13に入ってもいいことは説明すべきである。
以上の本実施例での主体熱交換器の具体的流路設計に基づき、表5では四つの岐路において熱交換管本数の分配方式のAPFへの影響を比較して分析する。
Figure 0006857747
表5における熱交換管本数の分配方式とAPFとの対応関係を比較してわかるように、第一岐路21が8本の熱交換管、第二岐路22が7本の熱交換管、第三岐路23が7本の熱交換管且つ第四岐路24が8本の熱交換管を通過する案を採用することで、熱交換器組立品1のエネルギー効率を最高にするのが好ましい。このように配置することで、第一岐路21と第二岐路22とが通過する熱交換管の本数の差は1、第一岐路21と第三岐路23との通過する熱交換管の本数の差は1、第一岐路21と第四岐路24との差は0、第二岐路22と第三岐路23との通過する熱交換管の本数の差は0、第二岐路22と第四岐路24との本数の差は1、第三岐路23と第四岐路24との差は1になる。これは上記の、熱交換器組立品1のエネルギー効率を向上させるために、何れか二つの岐路の間の通過する熱交換管の数の差に対してなされた3より小さいか3に等しいという限定に一致することは、明らかである。
本願の第三実施例において、図4を参照し、熱交換器組立品1が冷房する時、第一岐路21は第二外列121から流れ込み、第二外列121に沿って前方熱交換器11に近い側に向かって流れ、そして第一接続管17を通して第一外列111に入り、第一外列111、第一中列113及び第一内列112全体を順に流れ、且つ第一内列112の熱交換管から流れ出る。第一岐路21は中間熱交換器12の最も前方熱交換器11に近い熱交換管まで流れ、そして第一接続管17を通して前方熱交換器11に入ることで、第一接続管17の長さ、及び前方熱交換器11と中間熱交換器12との間の隙間の減少に役立つことは理解できる。具体的に、第一岐路21は第二外列121の二本の熱交換管を経てから第一接続管17を経て前方熱交換器11に入る。本設計はこれに限定せず、他の実施例において、第一岐路21は第一外列111の熱交換管から流れ込むか、或いは第二外列121の他の位置の熱交換管から流れ込んでもいいことは説明すべきである。
更に、第二岐路22は第二外列121上の第一岐路21が流れ込む熱交換管と隣り合う熱交換管から流れ込み、第二外列121に沿って前方熱交換器11から遠い側に向かって流れ、そして第二中列123に入り、第二中列123の最も前方熱交換器11に近い熱交換管に達するまで、第二中列123に沿って前方熱交換器11に近い側に向かって流れ、転じて第二内列122に入り、第二内列122に沿って前方熱交換器11から遠い側に向かって流れ、そして第二内列122の熱交換管を通して流れ出る。本実施例において、第二岐路22は第二外列121に沿って後ろへと流れ、そして第二外列121の中間後方部まで流れると転じて第二中列123に入り、第二中列123に沿って前へと流れ、第二中列123の前端まで流れると再び転じて第二内列122に入り後ろへと流れ、最後は第二内列122の中部位置から流れる。こうすることで、第三岐路23と後方熱交換器13或いは第四岐路24と中間熱交換器12との間でのジャンプ配管を容易にするように、第二外列121、第二中列123及び第二内列122上の後方熱交換器13に近い熱交換管を予め第三岐路23と第四岐路24のために保留する。具体的に、第二岐路22は第二外列121で二本の熱交換管を流れてから第二中列123に入り、第二中列123で三本の熱交換管を流れてから第二内列122に入り、第二内列122で二本の熱交換管を流れてから流れ出る。本設計はこれに限定せず、第二岐路22は第二外列121上の他の位置から流れ込んでもいいことは説明すべきである。
更に、第三岐路23は第二外列121から流れ込み、そして第二中列123、第二内列122を順に流れ、第二接続管18を通して第三外列131に入り、第三外列131、第三中列133及び第三内列132を順に流れ、第三内列132の熱交換管を通して流れ出る。本実施例では、第二外列121風上側の最頂端での風量は第三岐路23内の冷媒のこの時点の比較的高いエネルギーにより良く適合できるので、冷媒の熱交換をより良く実現できるように、第三岐路23はこの位置から流れ込む。また、第三岐路23は後方熱交換器13の中から流れでるのも中間熱交換器12流路設計の複雑度の低減に役立つ。具体的に、第三岐路23は第二外列121、第二中列123及び第二内列122の合計二本の熱交換管を流れてから後方熱交換器13に流れ込む。本設計はこれに限定せず、第三岐路23は第二外列121の他の位置から流れ込んでもよく、或いは第三岐路23は第二内列122から流れ出てもいいことは説明すべきである。
更に、第四岐路24は第三外列131の最も中間熱交換器12に近い熱交換管から流れ込み、第三外列131に沿って中間熱交換器12から遠い側に向かって流れ、そして第三中列133に流れ込み、第三中列133に沿って中間熱交換器12に近い側に向かって流れ、第三中列133の最も中間熱交換器12に近い熱交換管に達し、転じて第三内列132に入り、第三内列132に沿って中間熱交換器12から遠い側に向かって流れ、そして第三接続管19を経て第二内列122の後方熱交換器13に近い熱交換管に入り、後方熱交換器13から遠い側に向かって第二中列123と第二内列122の熱交換管の間で交互に流れ、そして第二内列122中部の熱交換管から流れ出る。後方熱交換器13風上側の上端での風量は第四岐路24内の冷媒のこの時点の比較的高いエネルギーにより良く適合できるので、冷媒の熱交換をより良く実現できるように、第四岐路24はこの位置から流れ込むことは理解できる。具体的に、第四岐路24は第三外列131、第三中列133及び第三内列132で合計4本の熱交換管を経てから第二内列122に入り、第二内列122、第二中列123で合計3本の熱交換管を流れてから流れ出る。本設計はこれに限定せず、他の実施例では、第四岐路24は第三外列131の他の位置から流れ込んでもよく、或いは第四岐路24は第三内列132から流れ出てもいいことは説明すべきである。
以上の本実施例での主体熱交換器の具体的流路設計に基づき、表6では四つの岐路における熱交換管本数の分配方式のAPFへの影響を比較して分析する。
Figure 0006857747
表6における熱交換管本数の分配方式とAPFとの対応関係を比較してわかるように、第一岐路21が8本の熱交換管、第二岐路22が7本の熱交換管、第三岐路23が7本の熱交換管且つ第四岐路24が8本の熱交換管を通過する案を採用することで、熱交換器組立品1のエネルギー効率を最高にするのが好ましい。このように配置することで、第一岐路21と第二岐路22との通過する熱交換管の本数の差は1、第一岐路21と第三岐路23との通過する熱交換管の本数の差は1、第一岐路21と第四岐路24との差は0、第二岐路22と第三岐路23との通過する熱交換管の本数の差は0、第二岐路22と第四岐路24との本数の差は1、第三岐路23と第四岐路24との差は1になる。これは上記の、熱交換器組立品1のエネルギー効率を向上させるために、何れか二つの岐路の間の、通過する熱交換管の数の差に対してなされた、3より小さいか3に等しいという限定に一致することは、明らかである。
図5を参照し、本願の第四実施例と本願の第三実施例との違いは、第四岐路24は第三外列131の最も中間熱交換器12に近い熱交換管から流れ込み、第三外列131に沿って中間熱交換器12から遠い側に向かって流れ、そして第三中列133に流れ込み、第三中列133に沿って中間熱交換器12に近い側に向かって流れ、転じて第三内列132に入り、第三中列133の最も中間熱交換器12に近い熱交換管に戻り、そして第三内列132の最も中間熱交換器12に近い熱交換管を流れ、そして第三接続管19を経て第二内列122に入り、第二内列122に沿って後方熱交換器13から遠い側に向かって流れ、第二内列122の熱交換管を通して流れ出る。第三実施例における、第四岐路24が第二中列123と第二内列122との間で交互に流れる設計方式と比べると、本実施例では、第四岐路24は中間熱交換器12で第二内列122に沿って前へと流れ、流路の設計が簡単で、構造の生産コストの低減に役立つ。
以上の本実施例での主体熱交換器の具体的流路設計に基づき、表7では四つの岐路における熱交換管本数の分配方式のAPFへの影響を比較して分析する。
Figure 0006857747
表7における熱交換管本数の分配方式とAPFとの対応関係を比較してわかるように、第一岐路21が8本の熱交換管、第二岐路22が7本の熱交換管、第三岐路23が8本の熱交換管且つ第四岐路24が7本の熱交換管を通過する案を採用することで、熱交換器組立品1のエネルギー効率を最高にするのが好ましい。このように配置することで、第一岐路21と第二岐路22との通過する熱交換管の本数の差は1、第一岐路21と第三岐路23との通過する熱交換管の本数の差は0、第一岐路21と第四岐路24との差は1、第二岐路22と第三岐路23との通過する熱交換管の本数の差は1、第二岐路22と第四岐路24との本数の差は0、第三岐路23と第四岐路24との差は1になる。これは上記の、熱交換器組立品1のエネルギー効率を向上させるために、何れか二つの岐路の間の、通過する熱交換管の数の差に対してなされた、3より小さいか3に等しいという限定に一致することは、明らかである。
本願は更に、エアコン室外機とエアコン室内機を含むエアコンを提案した。当該エアコン室内機の具体的な構造については、前記実施例を参照されたい。本エアコン室内機は上記全ての実施の全ての技術案を採用したので、少なくとも上記実施例の技術案がもたらす全ての有益効果を有し、ここでは逐一贅言しない。
以上に述べたことは本願の好ましい実施例にすぎず、それによって本願の特許の範囲を制限するわけではない。本願の出願構想の下で、本願の明細書及び添付図面の内容を利用してなされた等価構造変換、或いは他の関連する技術分野への直接/間接的な応用は、何れも本願の特許の保護範囲に含まれる。
1 熱交換器組立品
11 前方熱交換器
111 第一外列
112 第一内列
113 第一中列
12 中間熱交換器
121 第二外列
122 第二内列
123 第二中列
13 後方熱交換器
131 第三外列
132 第三内列
133 第三中列
14 背管熱交換器
15 分配器
16 ウィンドウシールド
17 第一接続管
18 第二接続管
19 第三接続管
2 熱交換流路
21 第一岐路
22 第二岐路
23 第三岐路
24 第四岐路
25 第一冷媒総管
26 第二冷媒総管
3 ケーシング
4 貫流ファン

Claims (18)

  1. エアコン室内機に利用される熱交換器組立品であって、
    半包囲状をなすように設置されている主体熱交換器であって、前方熱交換器、中間熱交換器及び後方熱交換器を含み、前記前方熱交換器、前記中間熱交換器及び前記後方熱交換器は吸気方向においてそれぞれ少なくとも三列の熱交換管が設置され、前記中間熱交換器の熱交換管の数は前記前方熱交換器及び前記後方熱交換器より大きい前記主体熱交換器と、
    前記主体熱交換器の風上側に取り付けられている背管熱交換器とを含み、
    前記熱交換器組立品が冷房する時、前記熱交換器組立品の熱交換流路は前記背管熱交換器を経てから第一岐路、第二岐路、第三岐路及び第四岐路に分かれ、前記第一岐路、前記第二岐路、前記第三岐路及び前記第四岐路は何れも前記主体熱交換器の風上側の熱交換管から風下側の熱交換管に向かって流れ、前記第一岐路は前記前方熱交換器の熱交換管を流れ、前記第二岐路と前記第三岐路は前記中間熱交換器の熱交換管を流れ、前記第四岐路は前記後方熱交換器の熱交換管を流れ、且つ前記第一岐路と前記第四岐路の少なくとも一方はさらに前記中間熱交換器の熱交換管を経て流れるように設置されていて、
    前記後方熱交換器の熱交換管の数は前記前方熱交換器より大きく、前記熱交換器組立品が冷房する時、前記第一岐路は前記中間熱交換器の熱交換管を経て流れ、前記第三岐路は前記後方熱交換器の熱交換管を経て流れ、
    前記第一岐路は前記中間熱交換器の一部の熱交換管、及び前記前方熱交換器の全ての熱交換管を流れ、前記第二岐路は前記中間熱交換器の別の一部の熱交換管を流れ、前記第三岐路と前記第四岐路には前記中間熱交換器の残りの熱交換管、及び前記後方熱交換器の全ての熱交換管が割り当てられる
    熱交換器組立品。
  2. 前記第一岐路、前記第二岐路、前記第三岐路及び前記第四岐路がそれぞれ流れる熱交換管の数のうちいずれか二者の差が3より小さくまたは3に等しい
    請求項1に記載の熱交換器組立品。
  3. 前記前方熱交換器、前記中間熱交換器及び前記後方熱交換器は何れも三列の熱交換管が設置され、前記主体熱交換器の熱交換管の総数は28〜31本である
    請求項2に記載の熱交換器組立品。
  4. 前記前方熱交換器の熱交換管は第一外列と、第一中列と、第一内列とを含み、前記中間熱交換器の熱交換管は第二外列と、第二中列と、第二内列とを含み、
    前記第一外列、前記第二外列は前記主体熱交換器の風上側に位置し、
    前記熱交換器組立品が冷房する時、前記第一岐路は前記第二外列から流れ込み、前記第二外列に沿って前記前方熱交換器に近い側に向かって流れ、そして第一接続管を介して前記第一外列に入り、前記第一外列、前記第一中列及び前記第一内列の全体を順に流れ、且つ前記第一内列の熱交換管から流れ出る
    請求項に記載の熱交換器組立品。
  5. 前記熱交換器組立品が冷房する時、前記第二岐路は前記第二外列から流れ込み、前記第二中列に入り、前記第二中列に沿って前記前方熱交換器に近い側に向かって流れ、そして前記第二中列の前記前方熱交換器に最も近い熱交換管から転じて第二内列に入り、前記第二内列に沿って前記前方熱交換器から遠い側に向かって流れ、そして前記第二内列の熱交換管から流れ出る
    請求項に記載の熱交換器組立品。
  6. 前記中間熱交換器の熱交換管は第二外列、第二中列及び第二内列を含み、前記後方熱交換器の熱交換管は第三外列、第三中列及び第三内列を含み、
    前記第二外列、前記第三外列は前記主体熱交換器の風上側に位置し、
    前記熱交換器組立品が冷房する時、前記第三岐路は前記第二外列から流れ込み、そして前記第二外列、前記第二中列及び前記第二内列の前記後方熱交換器に近い端の熱交換管を順に流れ、第二接続管を介して前記第三内列に入り、転じて前記第三中列に入り、そして前記第三内列の熱交換管から流れ出る
    請求項に記載の熱交換器組立品。
  7. 前記熱交換器組立品が冷房する時、前記第四岐路は前記第三外列から流れ込み、前記第三外列に沿って前記中間熱交換器から遠い側に向かって流れ、前記第三外列全体と、前記第三中列及び前記第三内列の残りの部分とを順に流れ、そして前記第三内列の熱交換管から流れ出る
    請求項に記載の熱交換器組立品。
  8. エアコン室内機に利用される熱交換器組立品であって、
    半包囲状をなすように設置されている主体熱交換器であって、前方熱交換器、中間熱交換器及び後方熱交換器を含み、前記前方熱交換器、前記中間熱交換器及び前記後方熱交換器は吸気方向においてそれぞれ少なくとも三列の熱交換管が設置され、前記中間熱交換器の熱交換管の数は前記前方熱交換器及び前記後方熱交換器より大きい前記主体熱交換器と、
    前記主体熱交換器の風上側に取り付けられている背管熱交換器とを含み、
    前記熱交換器組立品が冷房する時、前記熱交換器組立品の熱交換流路は前記背管熱交換器を経てから第一岐路、第二岐路、第三岐路及び第四岐路に分かれ、前記第一岐路、前記第二岐路、前記第三岐路及び前記第四岐路は何れも前記主体熱交換器の風上側の熱交換管から風下側の熱交換管に向かって流れ、前記第一岐路は前記前方熱交換器の熱交換管を流れ、前記第二岐路と前記第三岐路は前記中間熱交換器の熱交換管を流れ、前記第四岐路は前記後方熱交換器の熱交換管を流れ、且つ前記第一岐路と前記第四岐路の少なくとも一方はさらに前記中間熱交換器の熱交換管を経て流れるように設置されていて、
    前記前方熱交換器の熱交換管は第一外列、第一中列及び第一内列を含み、前記中間熱交換器の熱交換管は第二外列、第二中列及び第二内列を含み、前記後方熱交換器の熱交換管は第三外列、第三中列及び第三内列を含み、
    前記第一外列、前記第二外列及び前記第三外列は前記主体熱交換器の風上側に位置し、前記後方熱交換器の熱交換管の数は前記前方熱交換器より大きく、
    前記熱交換器組立品が冷房する時、前記第一岐路は前記第二外列から流れ込み、前記第二外列に沿って流れ、且つ第一接続管を介して前記第一外列に入り、そして前記第一外列、前記第一中列及び前記第一内列を順に流れ、前記第一内列の熱交換管から流れ出ており、前記第二岐路は前記第二外列から流れ込み、前記第二中列と前記第二内列を順に流れ、そして前記第二内列の熱交換管から流れ出ており、前記第三岐路は前記第三中列から流れ込み、前記第三内列を流れ、そして第二接続管を介して前記第二中列に入り、前記第二中列及び第二内列を順に流れ、前記第二内列の熱交換管を介して流れ出ており、前記第四岐路は前記第三外列から流れ込み、前記第三中列、前記第三内列を順に流れ、そして前記第三内列の熱交換管を介して流れ出る
    交換器組立品。
  9. エアコン室内機に利用される熱交換器組立品であって、
    半包囲状をなすように設置されている主体熱交換器であって、前方熱交換器、中間熱交換器及び後方熱交換器を含み、前記前方熱交換器、前記中間熱交換器及び前記後方熱交換器は吸気方向においてそれぞれ少なくとも三列の熱交換管が設置され、前記中間熱交換器の熱交換管の数は前記前方熱交換器及び前記後方熱交換器より大きい前記主体熱交換器と、
    前記主体熱交換器の風上側に取り付けられている背管熱交換器とを含み、
    前記熱交換器組立品が冷房する時、前記熱交換器組立品の熱交換流路は前記背管熱交換器を経てから第一岐路、第二岐路、第三岐路及び第四岐路に分かれ、前記第一岐路、前記第二岐路、前記第三岐路及び前記第四岐路は何れも前記主体熱交換器の風上側の熱交換管から風下側の熱交換管に向かって流れ、前記第一岐路は前記前方熱交換器の熱交換管を流れ、前記第二岐路と前記第三岐路は前記中間熱交換器の熱交換管を流れ、前記第四岐路は前記後方熱交換器の熱交換管を流れ、且つ前記第一岐路と前記第四岐路の少なくとも一方はさらに前記中間熱交換器の熱交換管を経て流れるように設置されていて、
    前記前方熱交換器の熱交換管は第一外列、第一中列及び第一内列を含み、前記中間熱交換器の熱交換管は第二外列、第二中列及び第二内列を含み、前記後方熱交換器の熱交換管は第三外列、第三中列及び第三内列を含み、
    前記第一外列、前記第二外列及び前記第三外列は前記主体熱交換器の風上側に位置し、前記後方熱交換器の熱交換管の数は前記前方熱交換器より大きく、
    前記熱交換器組立品が冷房する時、前記第一岐路は前記第二外列から流れ込み、前記第二外列に沿って流れ、且つ第一接続管を介して前記第一外列に入り、そして前記第一外列、前記第一中列及び前記第一内列を順に流れ、前記第一内列の熱交換管から流れ出ており、前記第二岐路は前記第二外列から流れ込み、前記第二中列と前記第二内列を順に流れ、そして前記第二内列の熱交換管から流れ出ており、前記第三岐路は前記第二外列から流れ込み、前記第二中列と前記第二内列を順に流れ、そして第二接続管を介して前記第三外列に入り、前記第三外列、前記第三中列及び前記第三内列を順に流れ、前記第三内列の熱交換管を介して流れ出ており、前記第四岐路は前記第三外列から流れ込み、前記第三中列と前記第三内列を順に流れ、そして第三接続管を介して前記第二内列に入り、前記第二内列の熱交換管を介して流れ出る
    交換器組立品。
  10. 前記背管熱交換器の熱交換管の直径が前記主体熱交換器の熱交換管の直径より大きい
    請求項1、8または9に記載の熱交換器組立品。
  11. 前記背管熱交換器は前記中間熱交換器の風上側に取り付けられている
    請求項10に記載の熱交換器組立品。
  12. 前記背管熱交換器は前記後方熱交換器よりも前記前方熱交換器に近接して設置されている
    請求項11に記載の熱交換器組立品。
  13. 前記背管熱交換器の熱交換管の数は2〜4本である
    請求項10に記載の熱交換器組立品。
  14. 熱交換器組立品、及び前記熱交換器組立品を収容するためのケーシングを含むエアコン室内機であって、前記熱交換器組立品は、
    半包囲状をなすように設置されている主体熱交換器であって、前方熱交換器、中間熱交換器及び後方熱交換器を含み、前記前方熱交換器、前記中間熱交換器及び前記後方熱交換器は吸気方向においてそれぞれ少なくとも三列の熱交換管が設置され、前記中間熱交換器の熱交換管の数は前記前方熱交換器及び前記後方熱交換器より大きい前記主体熱交換器と、
    前記主体熱交換器の風上側に取り付けられている背管熱交換器とを含み、
    前記熱交換器組立品が冷房する時、前記熱交換器組立品の熱交換流路は前記背管熱交換器を経てから第一岐路、第二岐路、第三岐路及び第四岐路に分かれ、前記第一岐路、前記第二岐路、前記第三岐路及び前記第四岐路は何れも前記主体熱交換器の風上側の熱交換管から風下側の熱交換管に向かって流れ、前記第一岐路は前記前方熱交換器の熱交換管を流れ、前記第二岐路と前記第三岐路は前記中間熱交換器の熱交換管を流れ、前記第四岐路は前記後方熱交換器の熱交換管を流れ、且つ前記第一岐路と前記第四岐路の少なくとも一方はさらに前記中間熱交換器の熱交換管を経て流れるように設置されていて、
    前記後方熱交換器の熱交換管の数は前記前方熱交換器より大きく、前記熱交換器組立品が冷房する時、前記第一岐路は前記中間熱交換器の熱交換管を経て流れ、前記第三岐路は前記後方熱交換器の熱交換管を経て流れ、
    前記第一岐路は前記中間熱交換器の一部の熱交換管、及び前記前方熱交換器の全ての熱交換管を流れ、前記第二岐路は前記中間熱交換器の別の一部の熱交換管を流れ、前記第三岐路と前記第四岐路には前記中間熱交換器の残りの熱交換管、及び前記後方熱交換器の全ての熱交換管が割り当てられる
    エアコン室内機。
  15. 前記ケーシングの前後方向に沿う幅寸法は800mmより小さく、前記ケーシングの上下方向に沿う高さ寸法は295mmより小さい
    請求項14に記載のエアコン室内機。
  16. 前記熱交換器組立品が前記ケーシング内に設けられた時、前記後方熱交換器の配置方向と上下方向との角度範囲は38°〜48°である
    請求項14に記載のエアコン室内機。
  17. 前記熱交換器組立品が前記ケーシング内に設けられた時、前記中間熱交換器及び前方熱交換器の配置方向と上下方向との角度範囲は45°〜55°である
    請求項14に記載のエアコン室内機。
  18. 前記中間熱交換器と後方熱交換器の互いに近接する端は互いに当接され、或いは
    前記中間熱交換器と後方熱交換器の互いに近接する端の間に隙間が存在しており、前記エアコン室内機は更に前記中間熱交換器と後方熱交換器の互いに近接する端の風上側の間に跨って接続されているウィンドシールドを含む
    請求項14に記載のエアコン室内機。
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