JP6857442B2 - 遮蔽装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遮蔽装置に関する。
従来の遮蔽装置としては、特開2010−77709号公報(特許文献1)に示されるものがある。同文献に開示される遮蔽装置では、布地や不織布、紙、合成樹脂のシート材のうちのいずれかを樹脂コーティングしてカーテンを形成するとともに、カーテンの蛇腹状折り返し部にそれぞれ直線状の折り線を刻設する。そして、カーテンの上端中間部に固着される中間ランナの個数をカーテンの長さ1mあたり1〜4個に設定し、2枚のカーテンを平行に配置し、両カーテンの間を複数の連結板でつないだダブルカーテン型のアコーディオンドアとしている。
これによれば、折り線の刻設によりカーテンの折り片同士を密着させて、従来よりも薄く折り畳むことができるので、ドア開口部の間口を広く使うことができる。また、中間ランナの個数をカーテンの長さ1mあたり1〜4個に減少することにより、カーテンを折り畳んだ際にランナ同士が当接し合うことなく、カーテンを確実に薄く折り畳むことができるので、ドア開口部を通過する際の利便性が一層高まるという効果を有する。
特開2010−77709号公報
しかしながら、上記従来の遮蔽装置のように、2枚のカーテンを平行に配置した場合には、カーテン同士を連結板でつなぐ必要がある。このため、従来の遮蔽装置では、生産性が悪くコストアップにつながるという課題があった。
そこで本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、2枚の遮蔽材を平行に配置するタイプの遮蔽装置において、生産性に優れコストの低減を図ることにある。
上記課題を解決するために、本発明によれば、複数の吊下手段が設けられる1本のレールと、前記吊下手段に吊り下げられ前記レールに沿って開閉する第1遮蔽材及び第2遮蔽材と、を備え、前記第1遮蔽材と前記第2遮蔽材とは、前記第1遮蔽材及び前記第2遮蔽材の開閉方向(前記第1遮蔽材及び前記第2遮蔽材の延在方向)に垂直な前後方向に並設され、前記複数の吊下手段は、前記第1遮蔽材が吊り下げられる第1吊下手段と、前記第2遮蔽材が吊り下げられる第2吊下手段とを含むことを特徴とする、遮蔽装置が提供される。
かかる構成によれば、前後2枚の遮蔽材を1本のレール、つまり同一直線上の吊下手段に吊り下げるだけであり、前後の遮蔽材同士を連結する必要はない。このようにして、生産性に優れコスト低減を図った遮蔽装置となる。また、前後2枚の遮蔽材間に空気層が形成されるため断熱性能が高まる。また、前後の遮蔽材は任意に選択して組み合わせることができるため、インテリアとしての自由度が向上する。
本発明は様々な応用が可能である。以下の応用例は、適宜組み合わせることが可能である。例えば、前記第1吊下手段と前記第2吊下手段とが、前記レールに交互に配置されるようにしてもよい。かかる構成によれば、前後2枚の遮蔽材が一定の間隔で吊下げられるため、展開したときと畳み込まれたときの前後2枚の遮蔽材の襞の状態が一定になり、意匠性が高まる。なお、第1吊下手段と第2吊下手段とが交互に配置されるとは、レールの長手方向において一方から他方に向けて見たときに、第1吊下手段と第2吊下手段が交互に存在することを意味する。すなわち、レールに第1吊下手段と第2吊下手段が一つおきに存在する場合のほか、レールに第1吊下手段と第2吊下手段以外の予備の吊下手段が存在していてもよい。
また、前記レールの端部に配置される同じ吊下手段に、前記第1遮蔽材の端部及び前記第2遮蔽材の端部がともに吊り下げられるようにしてもよい。かかる構成によれば、遮蔽装置の両端部に第1遮蔽材と第2遮蔽材とを配置することができるので、断熱性能が高まる。
また、前記第1遮蔽材及び前記第2遮蔽材はプリーツスクリーンであってもよい。遮蔽材としてプリーツスクリーンを使用すれば、ハニカムスクリーンのように前後のプリーツスクリーン間に空気層が形成されて断熱性能が高まる。また、各プリーツスクリーンのレール側と対向する側に突出する折り目の上端近傍を各ランナに連結することで、前後のスクリーンは干渉せずにレールに沿って開閉することができ、展開時は前後のスクリーンの山谷同士が一致して配置され、前後のスクリーン間に所定の間隔が形成されるようになる。
また、前記第1遮蔽材及び前記第2遮蔽材はカーテンであってもよい。遮蔽材としてカーテンを採用しても、上記と同様の効果が得られる。また、カーテン特有の意匠性が得られる。
本発明によれば、2枚の遮蔽材を平行に配置するタイプの遮蔽装置において、生産性に優れコストを低減することが可能である。本発明のその他の効果については、後述する発明を実施するための形態においても説明する。
第1の実施形態にかかる遮蔽装置100の構成を説明するための図であり、(a)は遮蔽装置100のレールを除いた部分の全体構成を概略的に示した斜視図であり、(b)はレールの部分を上から見た平面図である。 遮蔽装置100の上部の構造を説明するための図であり、(a)は横から見た断面図であり、(b)は正面から見た部分断面図である。 遮蔽装置100の動作を説明するための図であり、(a)はスクリーンを畳み込んだときの状態を示す図であり、(b)はスクリーンの一部を引き出したときの状態を示す図であり、(c)はスクリーンを展開したときの状態を示す図である。 第2の実施形態にかかる遮蔽装置200の全体構成を概略的に示した平面図である。 第3の実施形態にかかる遮蔽装置300の全体構成を概略的に示した平面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。まず、本実施形態の遮蔽装置100の全体の構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は実施形態にかかる遮蔽装置100の全体構成を概略的に示した図であり、図1(a)は遮蔽装置100のレールを除いた部分の全体構成を示した斜視図であり、図1(b)はレールの部分を上から見た平面図である。図2は、遮蔽装置100の上部の構造を説明するための図であり、図2(a)は横から見た断面図であり、図2(b)は正面から見た部分断面図である。
本実施形態の遮蔽装置100は、図1に示したように、複数のランナ(吊下手段)110が設けられる1本のレール120と、ランナ110に吊り下げられレール120に沿って開閉する第1スクリーン(第1遮蔽材)130−1及び第2スクリーン(第2遮蔽材)130−2と、を備える。第1スクリーン130−1と第2スクリーン130−2とは、第1、第2スクリーン130−1、130−2の開閉方向(すなわち、第1、第2スクリーン130−1、130−2の延在方向)に垂直な前後方向に並設される。複数のランナ110は、第1スクリーン130−1が吊り下げられる第1ランナ112と、第2スクリーン130−2が吊り下げられる第2ランナ114とを含む。以下、遮蔽装置100の各構成要素について詳細に説明する。
(ランナ110)
ランナ110は、プリーツスクリーン130を吊り下げ支持するものである。ランナ110は、図1に示したように、レール120が延在する方向に設けられている。本実施形態ではランナ110は奇数個(一例として11個)設けられる。各ランナ110は、プリーツスクリーン130が展開したときに、等間隔に配置されるように後述のスペーサーコード140に連結されている。
ランナ110は、図1(a)に示したように、第1スクリーン130−1が吊り下げられる複数の第1ランナ(第1吊下手段)112(112−1、112−2、112−3、112−4、112−5、112−6)と、第2スクリーン130−2が吊り下げられる複数の第2ランナ(第2吊下手段)114(114−1、114−2、114−3、114−5)とを含む。第1ランナ112と第2ランナ114とは、図1(b)に示したように、同一直線上において一つおきに配置されている。レール120の両端には第1ランナ112がそれぞれ配置されるようになっており、レール120の一方の端部から奇数番目に配置される。一方、第2ランナ114は偶数番目に配置される。
ランナ110は、図2(a)に示したように、レール120内に配置される。ランナ110は、レール120の後述する開口部122から下方に突出し、プリーツスクリーン130を吊り下げ支持するとともに展開あるいは畳み込みに伴うスクリーンの動きに合わせて変形可能なスクリーンフック116と、スクリーンフック116を挟んで対向位置に設けられ、レール120の後述する案内溝124を走行する2つの回転ローラ118と、を備える。
(レール120)
レール120は、図示していない窓枠や天井等などに取り付けられて、プリーツスクリーン130を開閉可能に吊り下げるランナ110を走行可能に支持するものである。レール120内には、図2に示したように、ランナ110が収容される。
レール120の底部には、図2(a)に示したように、前後方向中央位置に開口部122が形成されており、開口部122を介して、前述のようにランナ110のスクリーンフック116がレール120の下方に突出している。開口部122は、図2(b)に示したように、レール120の長さ方向全長に亘って形成されている。よって、ランナ110はレール120の長さ方向全長に亘って移動することができる。
さらに、レール120の底部には、図2(a)に示したように、開口部122を挟んで案内溝124が2つ形成されている。2つの案内溝124には、ランナ110の2つの回転ローラ118がそれぞれ収容され、回転ローラ118の走行を案内する。案内溝124は、図2(b)に示したように、レール120の長さ方向全長に亘って形成されており、ランナ110の移動をレール120の長さ方向全長に亘って案内する。
(プリーツスクリーン130)
プリーツスクリーン130は、レール120の下方における開口部の開放量あるいは閉鎖量を調整するとともに、断熱の機能も備え、インテリア性をも有するものである。プリーツスクリーン130は、図1に示したように、レール120が延在する方向に垂直な前後方向に並設される第1スクリーン130−1と第2スクリーン130−2とからなる。第1プリーツスクリーン130−1が遮蔽装置100の表側(窓に用いる場合は屋内側)に配され、第2プリーツスクリーン130−2が裏側に配される。
第1スクリーン130−1と第2スクリーン130−2は、表裏方向に山部130a−1、130a−2と谷部130b−1、130b−2とが交互に複数形成されて構成されている。第1スクリーン130−1と第2スクリーン130−2の山部130a−1、130a−2と谷部130b−1、130b−2の間隔は同じである。なお、本実施形態では、遮蔽装置100を表側から見て、表側に突出している部分を山部130a−1、130a−2とし、裏側に窪んでいる部分を谷部130b−1、130b−2とする。
第1スクリーン130−1は複数の第1ランナ112に吊り下げられ、第2スクリーン130−2は複数の第2ランナ114に吊り下げられる。第1、第2ランナ112、114は、スクリーンフック116によって第1、第2プリーツスクリーン130−1、130−2を吊り下げる。
第1スクリーン130−1が吊り下げられる第1ランナ112は、前述のように、レール120の両端まで配置されるため、第1スクリーン130−1は、レール120の長さ方向全長ほぼ全長に亘って配される。第1スクリーン130−1は谷部130b−1が第1ランナ112に連結されている。第1スクリーン130−1の山部130a−1の位置は、第2ランナ114の位置にほぼ対応している。
第2スクリーン130−2の端部が吊り下げられる端部に配置される第2ランナ114−1、114−5は、前述のように、両端に配置される第1ランナ112−1、112−6の中央寄りに配置される。このため、第2プリーツスクリーン130−2の両端は、第1スクリーン130−1のプリーツの一山の半分だけ、レール120の中央寄りに位置することになる。よって、第2スクリーン130−2は、第1スクリーン130−1よりも幅が狭くなっている。第2スクリーン130−2は山部130a−2が第2ランナ114に連結されている。第2スクリーン130−2の谷部130b−2の位置は、第1ランナ112の位置にほぼ対応している。
(スペーサーコード140)
スペーサーコード140は、プリーツスクリーン130が展開したときに各ランナ110が等間隔で配置されるようにするとともに、プリーツスクリーン130を展開するときに、先行のランナ110が後続のランナ110を牽引するものである。スペーサーコード140は、図1(b)に示したように、レール120のほぼ全長にわたって延びるコード状の部材であり、等間隔で各ランナ110が連結されている。プリーツスクリーン130が畳み込まれたときには、スペーサーコード140は隣り合うランナ110の間で垂れ下がり、プリーツスクリーン130が展開したときには、スペーサーコード140は隣り合うランナ110の間で張るように構成されている。
以上、本実施形態の遮蔽装置100の構成について説明した。次に、本実施形態の遮蔽装置100の動作について、図3を参照しながら説明する。図3は遮蔽装置100の動作を説明するための図であり、図3(a)はスクリーンを畳み込んだときの状態を示す図であり、図3(b)はスクリーンの一部を引き出したときの状態を示す図であり、図3(c)はスクリーンを展開したときの状態を示す図である。
本実施形態の遮蔽装置100において、プリーツスクリーン130を畳み込んだときには、図3(a)に示したように、第1ランナ112と第2ランナ114とが交互に隣り合ってレール120の一方の端部(図3(a)では左端部)に集まる。このとき、第1スクリーン130−1は、山部130a−1が屋内側に突出するように折り畳まれる。また、第2スクリーンは、谷部130b−2が屋外側に突出するように折り畳まれる。
次に、図3(b)に示したように、プリーツスクリーン130の端部を図中右方向に引き出すと、図中右側の端部に位置する先頭の第1ランナ112−1がレール120を移動する。先頭の第1ランナ112−1とこれと隣り合う第2ランナ114−1との間隔がスペーサーコード140による連結の長さまで開くと、スペーサーコード140に牽引されて第2ランナ114−1が移動していく。このように、第1ランナ112と第2ランナ114は順次移動していく。第1ランナ112及び第2ランナ114が順次移動するにつれて、第1スクリーン130−1及び第2スクリーン130−2が展開していく。
先頭の第1ランナ112−1が、図3(c)に示したように、レール120の図中右側端部まで移動すると、プリーツスクリーン130が展開した状態になる。このとき、第1スクリーン130−1は、レール120の下部の屋内側の全面を覆う。また、第2スクリーン130−2は、レール120の下部の屋外側を覆うが、前述のように、第2プリーツスクリーン130−2の両端は、第1スクリーン130−1のプリーツの一山の半分だけ、レール120の中央寄りに位置するように配置される。
(第1の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、前後2枚の第1、第2スクリーン130−1、130−2を同一直線上に配置された第1、第2ランナ112、114に吊り下げるだけであり、前後の第1、第2スクリーン130−1、130−2同士を連結する必要はなく、生産性に優れたものとなる。また、前後2枚の第1、第2スクリーン130−1、130−2間に空気層が形成されるため断熱性能が高まる。さらに、前後の第1、第2スクリーン130−1、130−2は任意に選択して組み合わせることができるため、インテリアとしての自由度が向上する。
また、第1ランナ112と第2ランナ114とが、レール120に交互に配置されるため、前後2枚の第1、第2スクリーン130−1、130−2が一定の間隔で吊下げられる。このため、展開したときと畳み込まれたときの前後2枚の第1、第2スクリーン130−1、130−2の襞の状態が一定になり、意匠性が高まる。
また、遮蔽材としてプリーツスクリーンを使用しているため、ハニカムスクリーンのように前後の第1、第2スクリーン130−1、130−2間に空気層が形成されて断熱性能が高まる。また、各第1、第2スクリーン130−1、130−2のレール120側と対向する側に突出する折り目の上端近傍(山部130a−1、谷部130b−2)を第1ランナ112と第2ランナ114にそれぞれ連結することで、前後の第1、第2スクリーン130−1、130−2は干渉せずにレール120に沿って開閉することができる。展開時は前後の第1、第2スクリーン130−1、130−2の山谷同士が一致して配置され、前後の第1、第2スクリーン130−1、130−2間に所定の間隔が形成されるようになる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る遮蔽装置200について、主に図4を参照しながら説明する。図4は、第2の実施形態の遮蔽装置200を上から見た平面図である。本実施形態では、プリーツスクリーン230を構成する第1スクリーン230−1及び第2スクリーン230−2のうち、第2スクリーン230−2の他端が第2ランナ214ではなく、端部の第1ランナ212−1、212−6に連結されている点が第1の実施形態と相違し、その他の点は第1の実施形態と同様である。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態の遮蔽装置200は、図4に示したように、プリーツスクリーン230を構成する第1スクリーン230−1及び第2スクリーン230−2のうち、第1スクリーン230−1は、第1の実施形態の第1スクリーン130−1と同様の構成であるが、第2スクリーン230−2が第1の実施形態の第2スクリーン130−2に比べてプリーツ2つ分幅広に構成されている。第1の実施形態では、第1スクリーン130−1のみが第1ランナ112に連結されていたが(図1)、本実施形態では、第2スクリーン230−2の両端が両端部の第1ランナ212−1、212−6にそれぞれ連結されている。第2スクリーン230−2は、端部の第2ランナ214−1、214−5と端部の第1ランナ212−1、212−6との間に、プリーツ1つ分が余分に配される構成となっている。
より詳細に説明すると、第2スクリーン230−2は、端部から2番目の山部230a−2が端部の第2ランナ214−1、214−5に連結されたのち端部の山部230a−2が端部の第1ランナ212−1、212−6に連結されている。よって、第2スクリーン230−2が展開した状態において、両端のプリーツの谷部230b−2は他の部分の谷部230b−2よりも屋外側に突出する形状となる。また、端部の第1ランナ212−1、212−6に第2スクリーン230−2が連結されるため、端部の第1ランナ212−1、212−6は、第1スクリーン230−1と第2スクリーン230−2の両方が連結されることになる。
本実施形態の第1ランナ212、第2ランナ214、レール220、第1スクリーン230−1、山部230a−2、谷部230b−2は、第1の実施形態の第1ランナ112、第2ランナ114、レール120、第1スクリーン130−1、山部130a−2、谷部130b−2と実質的に同様である。
(第2の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、レール120の端部に配置される同じ第1ランナ212−1、212−6に、第1スクリーン230−1の端部及び第2スクリーン230−2の端部がともに吊り下げられる。このため、遮蔽装置200の両端部に第1スクリーン230−1と第2スクリーン230−2とを配置することができるので、遮蔽装置200の断熱性能が高まる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る遮蔽装置300について、主に図5を参照しながら説明する。図5は、第3の実施形態の遮蔽装置300を上から見た平面図である。本実施形態では、第1の実施形態のプリーツスクリーン130をカーテン330にした点が第1の実施形態と相違し、その他の点は第1の実施形態と同様である。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態の遮蔽装置300は、図5に示したように、第1の実施形態のプリーツスクリーン130に代えて、カーテン330が用いられている。カーテン330は、カーテン生地で形成された第1スクリーン330−1及び第2スクリーン330−2からなる。第1スクリーン330−1は、第1の実施形態の第1スクリーン130−1に対応し、第1ランナ312に連結される。また、第2スクリーン330−2は、第1の実施形態の第2スクリーン130−2に対応し、第2ランナ314に連結される。
本実施形態の第1ランナ312、第2ランナ314、レール320は、第1の実施形態の第1ランナ112、第2ランナ114、レール120と実質的に同様である。
(第3の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、カーテン生地より形成された第1スクリーン330−1及び第2スクリーン330−2とすることにより、第1の実施形態と同様の効果に加えて、カーテン特有の意匠性が得られる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、第1ランナと第2ランナとが交互に配置される一例として、第1ランナと第2ランナとがレールに一つおきに配置される構成を例に挙げて説明したが、本発明はこの例に限定されない。第1吊下手段と第2吊下手段とが交互に配置されるとは、レールの長手方向において一方から他方に向けて見たときに、第1吊下手段と第2吊下手段が交互に存在することを意味する。すなわち、上記実施形態のようにレールに第1吊下手段と第2吊下手段が一つおきに存在する場合のほか、レールに第1吊下手段と第2吊下手段以外の予備の吊下手段が存在していてもよい。
また、本発明は必ずしも、第1吊下手段と第2吊下手段とが交互に配置される形態でなくてもよい。1本のレールに第1遮蔽材及び第2遮蔽材が吊り下げる構成であれば、第1吊下手段と第2吊下手段の配置は任意である。例えば、第1吊下手段の間に複数の第2吊下手段が存在したり、その逆に第1吊下手段の間に複数の第2吊下手段が存在したりしてもよい。
また、上記実施形態では、吊下手段をランナとしたが、本発明はこの例に限定されず、例えば駆動装置と連動するキャリアなど任意の構成とすることができる。また、スペーサーコードはレールのほぼ全長にわたって延びるコード状の部材としたが、本発明はこの例に限定されず、例えば隣接する吊下手段同士を所定間隔で連結するスペーサリンクとしてもよい。
以上説明した実施形態や応用例は、任意に組み合わせることができる。例えば、第2の実施形態においては、第2スクリーン230−2が展開した状態において、両端のプリーツの谷部230b−2は他の部分の谷部230b−2よりも屋外側に突出する形状としたが、両端のプリーツピッチを短くすることで、両端のプリーツの谷部230b−2が他の部分の谷部230b−2よりも屋外側に突出する量を同じにしてもよい。また、第3の実施形態においては、第1スクリーン330−1及び第2スクリーン330−2は、第1ランナ312及び第2ランナ314に対して第1の実施形態と同様に連結したが、第2の実施形態と同様に連結してもよい。すなわち、第3の実施形態の第2スクリーン330−2の両端を、両端部の第1ランナ312に連結するようにしてもよい。
100 遮蔽装置
110 ランナ(吊下手段)
112、112−1〜6、212、212−1、212−6、312 第1ランナ(第1吊下手段)
114、114−1〜5、214、214−1、214−5、314 第2ランナ(第2吊下手段)
116 スクリーンフック
118 回転ローラ
120 レール
122 開口部
124 案内溝
130 プリーツスクリーン(遮蔽材)
130−1、230−1、330−1 第1スクリーン(第1遮蔽材)
130−2、230−2、330−2 第2スクリーン(第2遮蔽材)
130a−1、130a−2、230a−2 山部
130b−1、130b−2、230b−2 谷部
140 スペーサーコード
330 カーテン

Claims (4)

  1. 複数の吊下手段が設けられる1本のレールと、
    前記吊下手段に吊り下げられ前記レールに沿って開閉する第1遮蔽材及び第2遮蔽材と、を備え、
    前記第1遮蔽材と前記第2遮蔽材とは、前記第1遮蔽材及び前記第2遮蔽材の開閉方向に垂直な前後方向に並設され、
    前記複数の吊下手段は、前記第1遮蔽材が吊り下げられる第1吊下手段と、前記第2遮蔽材が吊り下げられる第2吊下手段とを含み、前記第1吊下手段と前記第2吊下手段とが、前記レールに交互に配置され、前記レールの両端には前記第1吊下手段がそれぞれ配置され、
    前記第2遮蔽材の両端が前記第1遮蔽材の両端より前記レールの中央寄りに位置し、
    前記レールの端部に配置される前記第1吊下手段に、前記第2遮蔽材の端部が吊り下げられないことを特徴とする、遮蔽装置。
  2. 複数の吊下手段が設けられる1本のレールと、
    前記吊下手段に吊り下げられ前記レールに沿って開閉する第1遮蔽材及び第2遮蔽材と、を備え、
    前記第1遮蔽材と前記第2遮蔽材とは、前記第1遮蔽材及び前記第2遮蔽材の開閉方向に垂直な前後方向に並設され、
    前記複数の吊下手段は、前記第1遮蔽材が吊り下げられる第1吊下手段と、前記第2遮蔽材が吊り下げられる第2吊下手段とを含み、前記第1吊下手段と前記第2吊下手段とが、前記レールに交互に配置され、前記レールの両端には前記第1吊下手段がそれぞれ配置され、
    前記レールの端部に配置される前記第1吊下手段に、前記第1遮蔽材の端部及び前記第2遮蔽材の端部がともに吊り下げられることを特徴とする、遮蔽装置。
  3. 前記第1遮蔽材及び前記第2遮蔽材はプリーツスクリーンであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の遮蔽装置。
  4. 前記第1遮蔽材及び前記第2遮蔽材はカーテンであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の遮蔽装置。
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