JP6855805B2 - 施工方法および積層体 - Google Patents
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下地に貼られた第1の化粧材の意匠面に対し、第2の化粧材を貼り付ける工程を含み、
前記第2の化粧材は、化粧層と、前記化粧層を基準に前記第2の化粧材の意匠面とは反対側に設けられたマグネット部材とを有し、
前記下地に強磁性体が含まれ、
前記第1の化粧材は、前記下地側から、マグネット部材を一面に一様に有するマグネット層と、接着層と、強磁性体層と、化粧層と、を有し、前記化粧層に前記意匠面が形成されており、前記第1の化粧材の前記マグネット部材の磁力で前記第1の化粧材が前記下地に固定されており、
前記貼り付ける工程では、前記第2の化粧材の前記マグネット部材の磁力を用いて前記第2の化粧材を貼り付ける、施工方法
が提供される。
第1の化粧材と、第2の化粧材とを含み、
前記第1の化粧材は、マグネット部材を有し、
前記第2の化粧材は、化粧層と、前記化粧層を基準に前記第2の化粧材の意匠面とは反対側に設けられたマグネット部材とを有し、
前記第1の化粧材の意匠面の少なくとも一部を前記第2の化粧材が覆っている積層体
が提供される。
図1は、第1の実施形態に係る化粧材の施工方法を説明するための図である。本図は本実施形態の方法で施工された壁の断面を示している。また、図2は、第1の実施形態に係る化粧材10の構成を例示する図である。本施工方法は、下地20に貼られた第1の化粧材10aの意匠面101aに対し、第2の化粧材10bを貼り付ける工程を含む。第2の化粧材10bは、化粧層12と、化粧層12を基準に第2の化粧材10bの意匠面101bとは反対側に設けられたマグネット部材14とを有する。また、下地20に、または下地20と第1の化粧材10aの意匠面101aとの間に、強磁性体が含まれている。そして、貼り付ける工程では、マグネット部材14の磁力を用いて第2の化粧材10bを貼り付ける。以下に詳しく説明する。
図5は、第2の実施形態に係る第1の化粧材10aの構成を例示する図である。本実施形態に係る施工方法は、第1の化粧材10aが強磁性体を含む点を除いて第1の実施形態に係る施工方法と同じである。第1の化粧材10aが強磁性体を含むことにより、第1の化粧材10aに対して第2の化粧材10bが磁力でより安定して固定される。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 下地に貼られた第1の化粧材の意匠面に対し、第2の化粧材を貼り付ける工程を含み、
前記第2の化粧材は、化粧層と、前記化粧層を基準に前記第2の化粧材の意匠面とは反対側に設けられたマグネット部材とを有し、
前記下地に、または前記下地と前記第1の化粧材の意匠面との間に、強磁性体が含まれ、
前記貼り付ける工程では、前記マグネット部材の磁力を用いて前記第2の化粧材を貼り付ける施工方法。
2. 1.に記載の施工方法において、
前記貼り付ける工程では、前記第1の化粧材の意匠面の全体を覆うように前記第2の化粧材を貼り付ける施工方法。
3. 1.または2.に記載の施工方法において、
前記貼り付ける工程では、前記第2の化粧材の主面に垂直な方向から見て、前記第2の化粧材の全体が前記第1の化粧材と重なるように、前記第2の化粧材を貼り付ける施工方法。
4. 1.から3.のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記マグネット部材は、前記第2の化粧材の意匠面とは反対側の面に一様に設けられたマグネット層である施工方法。
5. 1.から4.のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記第1の化粧材は前記強磁性体を含む施工方法。
6. 1.から4.のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記第1の化粧材は前記強磁性体を含む前記下地に貼り付けられており、
前記第1の化粧材の厚さは0.5mm以下であり、
前記第2の化粧材の前記マグネット部材側の表面磁束密度が30mT以上である施工方法。
7. 1.から6.のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記第2の化粧材の坪量は、8.0kg/m 2 以下である施工方法。
8. 1.から7.のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記第2の化粧材は合成樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリエステル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリオレフィン樹脂、および(メタ)アクリル樹脂からなる群から選択される一以上の樹脂を含む施工方法。
9. 1.から8.のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記第2の化粧材の前記化粧層は芯材層を含み、
前記芯材層はガラスクロスを含む施工方法。
10. 第1の化粧材と、第2の化粧材とを含み、
前記第2の化粧材は、化粧層と、前記化粧層を基準に前記第2の化粧材の意匠面とは反対側に設けられたマグネット部材とを有し、
前記第1の化粧材の意匠面の少なくとも一部を前記第2の化粧材が覆っている積層体。
10a 第1の化粧材
10b 第2の化粧材
12 化粧層
13 接着層
14 マグネット層(マグネット部材)
15 強磁性層
20 下地
22 第1下地層
24 第2下地層
30 躯体
101 意匠面
101a 意匠面
101b 意匠面
102 第1面
120 表面層
121 印刷部
122 印刷基材
123 第1樹脂層
124 第2樹脂層
129 芯材層
201 パテ
Claims (14)
- 下地に貼られた第1の化粧材の意匠面に対し、第2の化粧材を貼り付ける工程を含み、
前記第2の化粧材は、化粧層と、前記化粧層を基準に前記第2の化粧材の意匠面とは反対側に設けられたマグネット部材とを有し、
前記下地に強磁性体が含まれ、
前記第1の化粧材は、前記下地側から、マグネット部材を一面に一様に有するマグネット層と、接着層と、強磁性体層と、化粧層と、を有し、前記化粧層に前記意匠面が形成されており、前記第1の化粧材の前記マグネット部材の磁力で前記第1の化粧材が前記下地に固定されており、
前記貼り付ける工程では、前記第2の化粧材の前記マグネット部材の磁力を用いて前記第2の化粧材を貼り付ける、
施工方法。 - 請求項1に記載の施工方法において、
前記第2の化粧材は、前記下地側から、前記マグネット部材を一面に一様に有するマグネット層と、接着層と、化粧層と、を有する施工方法。 - 請求項1または2に記載の施工方法において、
前記貼り付ける工程では、前記第1の化粧材の意匠面の全体を覆うように前記第2の化粧材を貼り付ける施工方法。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記貼り付ける工程では、前記第2の化粧材の主面に垂直な方向から見て、前記第2の化粧材の全体が前記第1の化粧材と重なるように、前記第2の化粧材を貼り付ける施工方法。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記第2の化粧材の前記マグネット部材は、前記第2の化粧材の意匠面とは反対側の面に一様に設けられたマグネット層である施工方法。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記第2の化粧材の坪量は、8.0kg/m2以下である施工方法。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記第2の化粧材は合成樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリエステル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリオレフィン樹脂、および(メタ)アクリル樹脂からなる群から選択される一以上の樹脂を含む施工方法。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記第2の化粧材の前記化粧層は芯材層を含み、
前記芯材層はガラスクロスを含む施工方法。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載の施工方法において、
第2の化粧材を貼り付ける前記工程の前に、前記第1の化粧材の前記マグネット部材の磁力で前記下地に前記第1の化粧材を貼り付ける工程を含む施工方法。 - 請求項1から9のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記下地のうち躯体とは反対側の面の95%以上は前記第1の化粧材および前記第2の化粧材で覆われている施工方法。 - 請求項1から10のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記第1の化粧材の前記マグネット部材は、前記第1の化粧材の前記意匠面とは反対側の面に一様に設けられたマグネット層である施工方法。 - 請求項1から11のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記第1の化粧材および前記第2の化粧材はいずれもシート状である、施工方法。 - 請求項1から12のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記第1の化粧材および前記第2の化粧材はいずれも全体として可撓性を有する、施工方法。 - 請求項1から13のいずれか一項に記載の施工方法において、
前記第1の化粧材の前記強磁性体層は、金属光沢を有する強磁性体層として形成されており、前記金属光沢が前記第1の化粧材の前記意匠面側から視認可能である、施工方法。
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