JP6854897B2 - ヘッドアップディスプレイ表示装置およびそれに用いる透光部材 - Google Patents

ヘッドアップディスプレイ表示装置およびそれに用いる透光部材 Download PDF

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Description

本発明は、ヘッドアップディスプレイ表示装置およびそれに用いる透光部材に関する。
ヘッドアップディスプレイ装置は、画像をディスプレイ等の表示器に表示させ、当該画像を利用者の視界にあるガラス等に映し出す。この際、室内で使用されるディスプレイ装置と異なり、外光(太陽光)が表示機に逆入射し、この外光中の熱線(赤外線)は表示機の温度を上昇させる為ダメージを与える。
そのため、この熱線の侵入を防ぐため、特許文献1では表示素子からウインドシールドガラスに至る光通路内に反射部分を設け、その反射部分に、赤外線は透過するが可視光は反射する光学干渉膜をコーティングしたコールドミラーを設けたり、光通路内に赤外線は反射するが可視光は透過する赤外反射板を設けることが提案されている。
そこで、近年はさらに表示器の輝度を損なうことなく、熱線の侵入を防ぐため、偏光板が光通路に配置されてきている。そのような中、特許文献2では、装置本体からガラス等の投影部に画像を投影する投射口から埃やゴミが入り込まないようにするための透光性のカバーに偏光特性を持たせることが提案されている。
なお、特許文献2では、カバーに偏光特性を持たせるためにポリカーボネート板に一般的な偏光板を貼り合わせた場合、熱によりポリカーボネート板に曲がりが生じ、投影される画像にゆがみが生じたり、カールによって筐体から外れたりするおそれがあり、複数の偏光板を積層した構造とすることが提案されている。
特開昭61−184132号公報 特開2017−32944号公報
ヘッドアップディスプレイ装置には、外光中の熱線の遮蔽が重要な課題で、そのためにコールドミラーや偏光板といった種々の対応が取られている。しかなしながら、コールドミラーや偏光板などは非常に複雑な工程を経るため、部材としては非常に高価なものとなる。
そこで、本発明の第一の課題は、このような高価な部材を用いなくても、簡便にヘッドアップディスプレイの表示器への太陽からの入熱を抑制しつつ、表示器から投影する画像の輝度を損なわない透光部材、特に透光カバーを提供することにある。
また、本発明の第二の課題は、上記の課題に加え、裸眼での視認性だけでなく、偏光サングラスを通しての視認性も両立できる透光部材、特に透光カバーを提供することにある。
また、本発明の第三の課題は、近年のヘッドアップディスプレイの大型化に伴う、入熱の増加に対し、さらなる入熱を抑制し、表示器から投影する画像の輝度を損なわない透光
部材を提供することにある。
本発明者らは、上記課題に対して、ヘッドアップディスプレイ装置に用いる透光部材自体に赤外領域の遮蔽機能を具備させることを鋭意研究した結果、特定の透光部材によって偏光板と同等の効果が発現できることを見出し、本発明に到達した。
さらに、面内位相差を特定の範囲にすることで第二の課題である裸眼と偏光サングラスの両方の視認性を両立できることを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、以下の(1)〜()の透光部材およびそれを用いた()のヘッドアップディスプレイ装置である。
(1)ポリカーボネート系樹脂組成物より形成される透光部材であって、厚みが0.2〜0.6mmの範囲であり、透光部材に赤外線遮蔽剤として複合酸化タングステン粒子を含有し、複合酸化タングステン粒子含有量:A(重量%)と複合酸化タングステン粒子が含有されている層の厚み:B(mm)が以下の式を満足し、面内位相差が20〜170nmの範囲であることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置に用いる透光部材。
0.02≦A×B≦0.12 (1)
(2)複合酸化タングステン粒子が、一般式MxWyOz(但し、Mは、H、He、アルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類元素、Mg、Zr、Cr、Mn、Fe、Ru、Co、Rh、Ir、Ni、Pd、Pt、Cu、Ag、Au、Zn、Cd、Al、Ga、In、Tl、Si、Ge、Sn、Pb、Sb、B、F、P、S、Se、Br、Te、Ti、Nb、V、Mo、Ta、Re、Be、Hf、Os、Bi、Iのうちから選択される1種類以上の元素、Wはタングステン、Oは酸素、0.1≦x≦0.5、0.5≦y≦1.5、2.0≦z≦3.5)で表記される複合酸化タングステン粒子である前記(1)記載の透光部材。
(3)波長380〜780nmの平均光線透過率が70%以上で、かつ波長700〜2500nmの平均透過率が50%以下である前記(1)記載の透光部材。
(4)ヘッドアップディスプレイ装置の透光カバーに用いる前記(1)〜(のいずれかに記載の透光部材。
(5)偏光機能をさらに付与した前記()記載の透光部材。
(6)前記(1)〜(のいずれかに記載の透光部材と、該透光部材を通して、画像を外部へ出力する表示器とを備えるヘッドアップディスプレイ装置。
透光部材自体が、偏光板と同等な透光性と太陽から表示装置への入熱に対する高い熱線遮蔽性能を持つことから、より簡便にヘッドアップディスプレイ装置の温度上昇を抑制することができる。また、さらに面内位相差が特定の範囲にあることで裸眼と偏光サングラスの視認性の両方を両立できる。また、偏光板やコールドミラーなどこれまでの熱線を遮蔽する手段とは異なることから、それらと併用することで、ヘッドアップディスプレイ装置の大型化に対応するための更なる熱線を遮蔽する手段としても用いることができる。
ヘッドアップディスプレイの構造例 試験片の輝度評価方法の概略
ヘッドアップディスプレイは一般的に図1のように、表示器(1)、透光部材(2)、からなり、出力された画像はガラスなどの投影面(3)に映し出される。ここで、埃やゴミなどによる表示異常を抑制でき、また、さらに熱線による影響を緩和するために、表示装置は筐体(4)と透光部材で区切られた空間に配置し、そこに偏光板、ミラー(反射板
やコールドミラーなど)などを配置することは好ましい態様である。
表示器(1)は、ヘッドアップディスプレイ装置において、投影される画像を出力する装置である。表示器(1)は、それ自体公知のものを採用でき、偏光を利用して外光の存在する状況下で視認性に優れた画像を映し出すことができることから液晶ディスプレイ(LCD)が好ましい。表示器に用いる光源は特に制限されないが、熱線の照射が少ないものが好ましく、そのような観点から有機ELやLEDが好ましく例示できる。
本発明の透光部材は表示器(1)から透光カバー(2)の間に配置され、筐体(4)に装着されていることが好ましく、特に投射口から埃やゴミが入り込まないようにする透光カバーとして用いることが好ましい。
以下、本発明の透光部材について、詳述する。
本発明の透光部材は、ポリカーボネート系樹脂組成物より形成される透光部材であって、赤外線遮蔽剤として複合酸化タングステン粒子を含有させた厚みが0.2〜0.6mmであり、複合酸化タングステン粒子含有量:A(重量%)と複合酸化タングステン粒子が含有されている層の厚み:B(mm)が以下の式を満足することを特徴とする部材である。
0.02≦A×B≦0.12
このような薄い部材に特定濃度の複合酸化タングステン粒子を含有させることで、偏光板と同等の輝度と熱線遮蔽とを両立できることを見出したのである。
複合酸化タングステン粒子の含有量(A)と透光部材の厚み(B)の積が、上記範囲内にあることで輝度と熱線遮蔽とを高度に具備させることができる。好ましくは0.03≦A×B≦0.09であり、さらに好ましくは0.05≦A×B≦0.07である。A×B値が下限未満では、熱線遮蔽効果が少なく、A×B値が上限を超えると輝度の低下が大きい。また好ましい透光部材の厚みは、0.3〜0.55mm、さらに好ましくは0.35〜0.5mmの範囲である。透光部材の厚みが上限を超えるとヘイズが高くなり易い。他方、厚みが下限未満では、相対的に複合酸化タングステン粒子含有量を増加させることとなり分散不良が起こり易くなる。
本発明におけるポリカーボネート樹脂は、例えば二価フェノールとカーボネート前駆体とを反応させて製造することができる。ここで使用される二価フェノールとしては特に制限されないが、透明性などの観点からビス(4−ヒドロキシフェニル)アルカンであり、なかでも耐衝撃性の点からビスフェノールAが特に好ましい。
カーボネート前駆体としてはカルボニルハライド、炭酸ジエステルまたはハロホルメート等が使用され、具体的にはホスゲン、ジフェニルカーボネートまたは二価フェノールのジハロホルメート等が挙げられる。
上記二価フェノールとカーボネート前駆体を界面重合法によってポリカーボネート樹脂を製造するに当っては、必要に応じてそれ自体公知の触媒、末端停止剤、二価フェノールが酸化するのを防止するための酸化防止剤等を使用してもよい。また本発明のポリカーボネート樹脂は三官能以上の多官能性芳香族化合物を共重合した分岐ポリカーボネート樹脂、芳香族または脂肪族(脂環族を含む)の二官能性カルボン酸を共重合したポリエステルカーボネート樹脂、二官能性アルコール(脂環族を含む)を共重合した共重合ポリカーボネート樹脂、並びにかかる二官能性カルボン酸および二官能性アルコールを共に共重合したポリエステルカーボネート樹脂を含む。
本発明の透光部材は、前述の通り、ポリカーボネート系樹脂組成物より形成され、該樹脂組成物は、ポリカーボネート樹脂と赤外線遮蔽剤とを含有し、さらに要すれば、本発明の目的を損なわない範囲で、その他の添加剤や樹脂を含有していても良い。該ポリカーボネート系樹脂組成物中のポリカーボネート系樹脂の割合は、樹脂組成物の重量を基準として、50重量%以上が好ましく、70重量%以上がより好ましく、90重量%以上がさらに好ましい。
本発明におけるポリカーボネート系樹脂組成物に、ポリカーボネート系樹脂以外の他の樹脂を併用する場合、本発明の効果の点からポリカーボネート系樹脂と相溶性の良い樹脂が好ましいが、例えば透過性の優れるアクリル系樹脂を用いても良い。
また、本発明におけるポリカーボネート系樹脂組成物に添加するその他の添加剤としては、安定剤や耐候剤が好ましく挙げられる。
ポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は、好ましくは14,000〜100,000であり、20,000〜30,000がより好ましく、22,000〜28,000が更に好ましく、23,000〜26,000が最も好ましい。上記範囲を超えて分子量が低すぎる場合には、衝撃値等機械物性が不十分となり、割れが生じやすくなる。また、上記範囲を超えて分子量が高い場合には、射出成形が困難になり、残留応力等から割れ不良が生じやすくなる。更により好ましい範囲においては耐衝撃性と成形加工性との両立に優れる。尚、上記ポリカーボネート樹脂は、その粘度平均分子量が上記範囲外のものを混合して得られたものであってもよい。
ポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量(MV)は塩化メチレン100mlにポリカーボネート樹脂0.7gを溶解した溶液から20℃で求めた比粘度(ηsp)を次式に挿入して求めたものである。
ηsp/c=[η]+0.45×[η] c(但し[η]は極限粘度)
[η]=1.23×10−4 MV 0.83
c=0.7
本発明における複合酸化タングステン粒子は、MxWyOz(但し、Mは、H、He、アルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類元素、Mg、Zr、Cr、Mn、Fe、Ru、Co、Rh、Ir、Ni、Pd、Pt、Cu、Ag、Au、Zn、Cd、Al、Ga、In、Tl、Si、Ge、Sn、Pb、Sb、B、F、P、S、Se、Br、Te、Ti、Nb、V、Mo、Ta、Re、Be、Hf、Os、Bi、Iのうちから選択される元素を表す。x、y、zは0.01≦x≦1、0.001≦x/y≦1、2.2≦z/y≦3.0の式を満たす数である。)で表される粒子であることが好ましい。
そのなかでもMが、Li、Na、K、Rb、Cs、Mg、Ca、SrおよびBaからなる群より選択される元素であることが好ましく、K、Rb、またはCsであることが最も好ましい。また、xの範囲は0.01≦x≦0.5が好ましく、0.2≦x≦0.4の範囲がより好ましい。さらに、x/y、z/yの範囲はそれぞれ0.01≦x/y≦0.5、2.7≦z/y≦3.0が好ましく、0.2≦x/y≦0.4、2.8≦z/y≦3.0がより好ましい。
複合酸化タングステン粒子は出発原料であるタングステン化合物を、不活性ガス雰囲気もしくは還元性ガス雰囲気中で熱処理して得ることができる。当該熱処理を経て得られた複合酸化タングステン粒子は、十分な近赤外線遮蔽力を有し、赤外線遮蔽微粒子として好ましい性質を有している。
複合酸化タングステン粒子の粒子径は、1nm〜800nmであることが好ましく、1
nm〜600nmがより好ましく、1nm〜300nmがさらに好ましい。粒子径が1nmより小さいと凝集効果が大きくなるため分散性不良が生じやすくなり、上限より大きいと透明樹脂成形品の曇り度が高くなる等不良が生じることがある。
複合酸化タングステン粒子を、ポリカーボネート樹脂中に分散させる方法としては、複合酸化タングステン粒子もしくは表面を被覆された複合酸化タングステン粒子を直接添加する方法や、1〜100倍のポリカーボネート樹脂で希釈したマスターを作ってから後に添加する方法が挙げられる。
ポリカーボネート系樹脂と複合酸化タングステン粒子をコンパウンドする際は、熱安定剤、耐候剤等を添加しても良い。
本発明の透光部材は、波長380〜780nmの平均光線透過率が70%以上かつ波長700nmから2500nmの平均透過率が50%以下であることが好ましく、波長380〜780nmの平均光線透過率が75%以上かつ波長700nmから2500nmの平均透過率が30%以下であることがより好ましい。波長380〜780nmの平均光線透過率が70%を下回ると輝度の低下が大きく、波長700nmから2500nmの平均透過率が50%を上回ると熱線遮蔽効果が少ない。
本発明の透光部材は単層構造であっても多層構造であっても良い。多層構造の場合、そのうちの一層が少なくともポリカーボネート樹脂組成物から形成されていればよく、例えばポリカーボネート樹脂組成物から形成された層にアクリル系樹脂の層を積層したものなどが挙げられる。また、本発明の透光部材は片面または両面の一部または全部にコーティングを施されていても良い。本発明の透光部材の鉛筆硬度は例えば掃除の為に拭いても傷が付きにくいように鉛筆硬度B以上であることが好ましく、HB以上がさらに好ましい。そのような観点からハードコート剤を塗布したハードコート層を設けたものを好ましく挙げることができ、ハードコート剤としては、それ自体公知のものを好適に使用できる。具体的な市販のハードコート剤としては、荒川化学工業社製ビームセット575、新中村化学工業社製U15HA等が挙げられる。
本発明の表示装置には、さらに熱線(赤外線)の侵入を防ぐために、表示素子から、ウインドシールドガラスに至る光通路内に、本発明の透光部材の他に反射部分を設けて、その反射部分に、赤外線は透過するが可視光は反射する光学干渉膜をコーティングしたコールドミラーを設けたり、光通路内に赤外線は反射するが可視光は透過する赤外反射板を設けてもよいし、表示器の輝度を損なうことなく熱線の侵入を防ぐため、偏光板が光通路に配置されていてもよい。
本発明の透光部材の位相差と遅相軸の方向はバラツキが少ない方が好ましい。輝度のバラツキを抑える観点からは、本発明の透光部材の面内位相は、100nm以下が好ましく、75nm以下がより好ましく、50nm以下がさらに好ましい。位相差が高い場合、透光部材の遅相軸の方向を考慮して使用しなければ輝度に影響が出易い。
ところで、本発明の特徴は、複合酸化タングステン粒子によって赤外線を遮蔽しつつ、裸眼の視認性を高度にバランスさせたことにある。
また、さらに面内位相差が特定の範囲にあることで裸眼だけでなく偏光サングラスの両方の視認性を高度にバランスさせることもできる。そのような観点からは、透光部材の面内位相の下限は、好ましくは20nm、より好ましくは35nm、さらに好ましくは60nmである。面内位相差が下限未満では、偏光サングラスを通したときの輝度が得られにくい。他方、偏光サングラスの視認性を意識した場合の透光部材の面内位相差の上限は、好ましくは170nm、より好ましく160nm、さらに好ましくは140nm、特に好ましくは100nmである。面内位相差が上限を超えると、偏光サングラスを通したとき
の輝度は高くなるものの、透光部材の遅相軸の方向が少し変化すると輝度が大きく変化するようになる。
本実施の形態における実施例を以下に示す。本発明はこれら実施例になんら限定されるものではない。
以下に実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明する。
[実施例1]
ポリカーボネート樹脂として帝人株式会社製L−1250を、赤外線遮蔽剤として住友金属鉱山株式会社製YMDS−874(複合酸化タングステン粒子濃度約23重量%)を使用した。ポリカーボネート樹脂と赤外線遮蔽剤は複合酸化タングステン粒子の配合量が表1、表2記載の割合となるようブレンダーによる全体の混合を行い、溶融混錬を行った。溶融混練にはベント式二軸押出機機(株)日本製鋼所製:TEX30α(完全かみ合い、同方向回転、2条ネジスクリュー)を使用し、混練ゾーンはベント口手前に1箇所のタイプとした。押出条件は吐出量20kg/h、スクリュー回転数150rpm、ベントの真空度3kPaであり、また押出温度は第1供給口からダイス部分まで280℃とした。尚、上記の樹脂組成物の製造はHEPAフィルターを通した清浄な空気が循環する雰囲気において実施し、また作業時に異物の混入がないよう十分に注意して行った。
(試験片作成)
得られたペレットを110〜120℃で6時間熱風循環式乾燥機にて乾燥した後、製膜装置[株式会社テクノベル製KZW15TW−30MG−NH、FPU15−240]を用いて、押出温度280℃、冷却ロール温度148℃の条件で厚み0.4mmの評価用試験片を作成した。
[実施例2〜5および比較例1〜2]
実施例2〜5および比較例1〜2は、表1及び表2に示す通り変更した以外は、実施例1と同様にして実施した。
(評価項目)
(1)輝度
試験片より50mm角を切り出し、図2のように光源(1)、偏光板(7)、試験片 (2)、ガラス(3)を配置した。試験片(2)はガラス(3)に反射して見える文字が最も明るく見えるよう試験片(2)を回転させて調整した。ガラスに反射して見える文字を目視で確認した。なお、輝度計(TOPCON社製、BM−7)にて確認してもよい。比較例4の偏光板よりも明るく視認性の良いものを〇、暗いものを×、同等のものを△として評価した。
そして、上記評価をガラスと輝度計の間に偏光板を配置しなかった結果を裸眼評価、配置したものを偏光サングラス評価とした。
(2)温度上昇
試験片より50×100mmを切り出し、晴れた日の屋外で棒状温度計測温部の約50mm上方に太陽光を遮るにように試験片を配置した。なお棒状温度計本体からの伝熱を防ぐ為、棒状温度計の太陽光が試験片で遮られていない部分は日陰となるように配慮した。評価は実施例3を基準として、それよりも温度の低いものを〇、温度の高いものを×、同等のものを△とした。
(3)平均透過率(380〜780nm)
日本電色工業株式会社製SH−7000を用いてJIS K7361に従い測定した。(4)平均透過率(700〜2500nm)
VARIAN製CARY5000により波長5nmピッチ、スキャンレート600nm
/minにて分光光線透過率を測定し、700〜2500nmの値の平均値を計算により求めた。
(5)面内位相差
王子計測機器製KOBRA21SDHを用いて試験片の面内位相差を測定した。
以上の評価を行い、実施例1〜5および比較例1〜2の評価結果を表1と表2に示した。
Figure 0006854897
Figure 0006854897
[比較例3]
実施例1と同様の方法にて複合酸化タングステン粒子を含まない試験片を作成し、実施例1と同様の方法で評価した。
[比較例4]
車載ヘッドアップディスプレイ透光カバーに使用されている偏光板を実車より切り出し、実施例1と同様の方法で評価した。但し平均透過率(380〜780nm)については日本分光株式会社製VAP−7070を用いて透過軸方向の透過率を5nmピッチで測定し、計算により平均値を算出した。
以上の評価を行い比較例3〜4の評価結果を表3に示した。
Figure 0006854897
実施例1〜5で得られた透光部材は、高い透光性と太陽から表示装置への入熱に対して高い熱線遮蔽性能を有する。これに対して、厚みとA×Bが請求範囲を外れた比較例1は、透光性が劣り、A×Bが請求範囲を外れた比較例2では、温度の上昇が高く熱線遮蔽性能に劣る。
また、複合酸化タングステン粒子を含まない比較例3では、温度の上昇が高く熱線遮蔽性能に劣り、市販品である車載ヘッドアップディスプレイ透光カバーに使用されている偏光板を用いた比較例4では、熱線遮蔽性能を有するが、透光性が劣る。
[実施例6〜9]
シートの冷却ロールと接していない側にタッチロールを設け表4に示す面内位相差になるよう圧力を調整した他は実施例1と同様な操作を繰り返して試験片を作成した。
得られた試験片は、輝度の評価に用いた図2の構成で評価した。試験片(2)はガラス(3)に反射して見える文字が最も明るく見えるよう試験片(2)を回転させて調整した。その位置から試験片(2)を回転し遅相軸の向きを360度変化させた時の輝度の変化を目視にて確認し、実施例7を基準として輝度(裸眼)の変化の少ないものを〇、変化の多いものを×とした。なお、目視の指標として、前述の輝度計を用いても良い。
実施例6〜9の評価結果を表4に示した。
Figure 0006854897
[実施例10〜15]
シートの冷却ロールと接していない側にタッチロールを設け、シートの両面にUV硬化型ハードコート層をそれぞれ5μmの厚みで設け、表5に示す面内位相差とした他は実施例1と同様な操作を繰り返して試験片を作成した。
得られた試験片は、輝度の評価に用いた図2の構成で評価した。試験片(2)はガラス(3)に反射して見える文字が最も明るく見えるよう試験片(2)を回転させて調整した。その位置から試験片(2)を回転し遅相軸の向きを360度変化させた時の輝度の変化を目視にて確認し、実施例7を基準として輝度(裸眼)の変化の少ないものを〇、変化の多いものを×とした。なお、目視の指標として、前述の輝度計を用いても良い。
また、実施例11を基準として輝度(偏光サングラス)の変化の少ないものを○、変化の多いものを×とした。
実施例10〜15の評価結果を表5に示した。
Figure 0006854897
本発明の透光部材は、偏光板と同等なヘッドアップディスプレイ表示装置からフロントガラスへの光に対しては高い透光性と太陽から表示装置への入熱に対しては高い熱線遮蔽性能を持つことから、ヘッドアップディスプレイに用いることができ有用である。
(1)表示器(光源(上面に透過性色付き文字を記入)
(2)透光部材(試験片)
(3)投影面(ガラス板(文字が観察者に見易いよう角度を調整))
(4)筐体
(5)偏光板(吸収軸方向:図示)

Claims (6)

  1. ポリカーボネート系樹脂組成物より形成される透光部材であって、厚みが0.2〜0.6mmの範囲であり、透光部材に赤外線遮蔽剤として複合酸化タングステン粒子を含有し、複合酸化タングステン粒子含有量:A(重量%)と複合酸化タングステン粒子が含有されている層の厚み:B(mm)が以下の式を満足し、面内位相差が20〜170nmの範囲であることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置に用いる透光部材。
    0.02≦A×B≦0.12 (1)
  2. 複合酸化タングステン粒子が一般式MxWyOz(但し、Mは、H、He、アルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類元素、Mg、Zr、Cr、Mn、Fe、Ru、Co、Rh、Ir、Ni、Pd、Pt、Cu、Ag、Au、Zn、Cd、Al、Ga、In、Tl、Si、Ge、Sn、Pb、Sb、B、F、P、S、Se、Br、Te、Ti、Nb、V、Mo、Ta、Re、Be、Hf、Os、Bi、Iのうちから選択される1種類以上の元素、Wはタングステン、Oは酸素、0.1≦x≦0.5、0.5≦y≦1.5、2.0≦z≦3.5)で表記される複合酸化タングステン粒子である請求項1記載の透光部材。
  3. 波長380〜780nmの平均光線透過率が70%以上で、かつ波長700〜2500nmの平均透過率が50%以下である請求項1記載の透光部材。
  4. ヘッドアップディスプレイ装置の透光カバーに用いる請求項1〜3のいずれかに記載の透光部材。
  5. 偏光機能をさらに付与した請求項記載の透光部材。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の透光部材と、該透光部材を通して、画像を外部へ出力する表示器とを備えるヘッドアップディスプレイ装置。
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