JP6853550B2 - カーボンナノチューブ膜、及び電子デバイス - Google Patents
カーボンナノチューブ膜、及び電子デバイス Download PDFInfo
- Publication number
- JP6853550B2 JP6853550B2 JP2017039236A JP2017039236A JP6853550B2 JP 6853550 B2 JP6853550 B2 JP 6853550B2 JP 2017039236 A JP2017039236 A JP 2017039236A JP 2017039236 A JP2017039236 A JP 2017039236A JP 6853550 B2 JP6853550 B2 JP 6853550B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cnt
- carbon nanotube
- film
- less
- pore
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Description
以下に、CNT膜100について説明する。図1は、CNT膜100の断面図である。図2はCNT膜100とCNT集合体101の模式図である。
以下に、CNT膜100の製造方法を図4および図5を用いて説明する。
まず、図4に示すように、基板110を用意する。例えば、基板110には、シリコン(Si)ウェハが用いられる。なお、図4に示すように、基板110上に下地層120を形成させてもよい。下地層120は、スパッタリング法、CVD法、熱酸化法などにより形成される。例えば、下地層120には、CVD法により形成された窒化シリコン(SiN)膜が用いられる。なお、基板110及び下地層120を含めて基板110と呼んでもよい。なお、下地層120上に異なる膜をさらに設けてもよい。
次に分散液を用意する。分散液は、CNT、分散剤および溶媒を含む。分散液中のCNTは小さく砕かれ、CNT集合体が得られる。なお、分散液は、必要に応じて高粘度のペースト状であってもよい。
次に、図5に示すように下地層120上に、CNT膜100を形成する。具体的には、CNT膜100は下地層120上にCNT集合体を含む分散液を塗工し、乾燥等によって溶媒を除去することにより形成される。なお、必要に応じて分散液中の分散剤を溶かす溶媒等で洗浄することによって分散剤を除去してもよい。
次に、CNT膜100が形成された基板110を溶剤に浸漬し、振とうすることにより、CNT膜100は基板110から剥離される。以上により、CNT膜100が製造される。
以下に、本発明の一実施形態を用いた実施例1および2によるCNT膜の製造方法、および比較例1〜3によるCNT膜の製造方法を説明する。さらに実施例1および2の製造方法を用いて製造されたCNT膜と、比較例1〜3の方法を用いて製造されたCNT膜との各種評価結果を説明する。
基板110には、厚み200nmのSiNの層を有するSiの4インチ基板を用いた。
次に、実施例2の製造方法を示す。基板110には、厚み200nmのSiNの層を有するSiの4インチ基板を用いた。さらに厚み100nmのアルミニウム(Al)膜をスパッタリング法により形成した。
次に、比較例1の製造方法を示す。なお、実施例1と同様の部分(例えば、基板、下地層、塗工および乾燥など)については、実施例1の説明を援用する。
次に、比較例2の製造方法を示す。なお、実施例1と同様の部分(例えば、基板及び下地層)については、実施例1の説明を援用する。
次に、比較例3の製造方法を示す。なお、実施例1と同様の部分(例えば、基板及び下地層)については、実施例1の説明を援用する。
図6は、実施例1および比較例1〜3のCNT膜の伸び−応力曲線である。引っ張り強度は、島津製作所社製引張試験機MST−1 type HS/HRを用いて測定した。測定方法を以下に示す。まず、厚みおよそ5μmのCNT膜をダンベル状7号形にくりぬき、その両端をつかみ具で上下に挟む。このときが、図6の伸び率0%、引っ張り応力0MPaの測定点である。上側のつかみ具を一定の引き上げ速度(0.5mm/min、ロードセル:200N)で引き上げる。図6の横軸は、そのときのつかみ具間距離の増加から求めたCNT膜の伸び率である。縦軸はCNT膜が伸びたときのCNT膜にかかる引っ張り応力である。これは、CNT膜の弾性によってつかみ具にかかる力を、CNT膜の断面積で割ることで求めることができる。この図6で示す引っ張り応力は、CNT膜の断面積が伸びによって変化しないとして計算した応力、公称応力である。CNT膜が破断するまで、測定点は図6に示すように右肩上がりの線を描く。一定以上の伸びを与え、CNT膜にかかる応力が一定を超えたとき、CNT膜は破断する。CNT膜は破断し、つかみ具間が物理的に離されると、つかみ具間にCNT膜の応力によって引っ張られる力は消える。そのため、CNT膜の伸び−応力曲線は破断したところで折れ曲がる。破断するまでのCNT膜にかかった最大の引っ張り応力がCNT膜の引っ張り強度である。
図7は、水銀圧入法で測定したCNT集合体の細孔径分布である。CNT集合体の細孔径分布は、水銀圧入法およびガス吸着法により測定した。水銀圧入法には、水銀ポロシメーター(マイクロメリティックス社製オートポアIV9510)を用いた。測定条件は、水銀圧入圧力約0.5psi〜60000psi(=約3kPa〜400MPa)、測定細孔径約3nm〜400μm、測定モード昇圧(圧入)過程、測定セル容積約5cm3、水銀接触角130°、水銀表面張力484dyn/cmとした。ガス吸着法は、マイクロトラックベル株式会社製Belsorp−maxにより測定した。測定に用いたガスは窒素であり、測定温度は77Kとした。2nm以下の細孔分布は、ガス吸着法で測定される吸脱着等温線を、Horvath−Kawazoe法で解析することで求めた。2nmを超えて50nm以下の細孔分布は、ガス吸着法で測定される吸脱着等温線を、Barrett−Joyner−Hallender法で解析することで求めた。
図11は、実施例1と比較例1のCNT集合体の表面走査電子顕微鏡(SEM)観察結果である。SEM表面画像は、日立ハイテクノロジーズ社製電界放出形走査電子顕微鏡S4800を用いて観察した。SEM観察倍率は50万倍とした。図11(A)は、実施例1のCNT集合体である。図11(A)に示すように、実施例1のCNT集合体は、CNTバンドルが形成する網目構造がみられる。図11(B)は、比較例1のCNT集合体である。図11(B)に示すように、比較例1のCNT集合体は、様々な太さのバンドルがみられ、またバンドルがより集まった高次凝集構造が認められる。また、バンドルが作る空孔も様々なサイズのものが認められる。
図14は、図12および13に示されたFFT画像の解析結果である。図14中の一番上の横軸は、中心からのピクセル距離v(以後、ピクセル距離)である。ピクセル距離とは、画像の中心のピクセルとのX座標とY座標のそれぞれの差の2乗和の平方根である。縦軸はそのピクセル距離にあるFFT画像のピクセルの輝度I(以後、輝度)である。ただし、ピクセル距離1の区間で平均を取りプロットした。具体的には、整数nを用いて、n以上n+1未満の区間のピクセル距離にあるピクセルの輝度の平均値を、ピクセル距離nにおける輝度Iとしてプロットした。図中の上から二番目の横軸は、元画像において対応する波長(pixel)を参考までに示している。図中の上から三番目の横軸は、元画像において対応する波長(nm)を参考までに示している。図15は、図14を詳細に示したものであり、図15(A)は、実施例1のCNT集合体の結果である。図15(B)は、比較例1のCNT集合体の結果である。
図16は、上記方法により取得されたCNT集合体のバンドル太さ分布である。横軸はバンドル太さ、縦軸はカウント数である。図16(A)に示す実施例1のCNT集合体は、CNTバンドルの径が4nm以上14nm以下である。また、CNTバンドル径の相対標準偏差は23%である。このことは、図11(A)のSEM画像で見られるように緻密な構造を形成するのに適している。また、緻密な構造を取ることによって大きなサイズの第1細孔が少なくなる。一方、図16(B)に示す比較例1のCNT集合体は、バンドル径が20nm未満のCNTバンドルもある一方で、200nm以上のバンドルも有する。これは、CNTバンドルがさらに束になった構造を取っていることを示す。また、比較例1のCNT集合体のCNTバンドル径の相対標準偏差は93%となり、実施例1のCNT集合体よりも非常に大きい。これは、比較例1のCNT集合体は、様々な大きさのバンドルを含んでいることを示している。様々な大きさのバンドルは大きな穴径を有するマクロ孔を形成し、膜全体の均一性を低下させる。また、比較例1のCNT集合体は、微視的な応力集中を受けることにより、十分な引っ張り強度が得られず、より小さな応力下で破断する。また、比較例2のCNT集合体についても評価した結果、相対標準偏差は36%であり、バンドル太さは均一ではない。
表1は、作製したCNT膜の平坦性の測定結果である。平坦性測定には、キーエンス社製レーザ顕微鏡VK−X200を用いた。なお、厚み約5μmのCNT膜の異なる5点の7カ所から求めた表面凹凸と、約100μm2のエリア9カ所の算術平均粗さRaを求めた。
図18は、実施例2で製造されたCNT膜の写真である。CNT膜の厚みは約50nmである。実施例2のCNT膜は、薄膜でありながら膜の形状を保ち、自立膜を構成する。また、CNT膜は、きわめて薄いため、光を透過できる。そのため、薄膜越しに書かれた文字が識別される。
なお、本発明の一実施形態に係るCNT集合体を製造する上で、CNT集合体に別の有用な物質を吸着させる、またはCNT集合体の表面を化学処理することによって機能化および改質させてもよい。たとえば、塩化白金酸(H2PtCl6・6H2O)などの白金塩を還元させることで触媒を担持させることができる。還元は、エチレングリコール水溶液中において加熱させるなどにより行うことが出来る。
Claims (11)
- 複数本のカーボンナノチューブが束となって構成される複数のバンドルが集合して形成されたカーボンナノチューブ集合体を備えるカーボンナノチューブ膜であって、
前記カーボンナノチューブ集合体は、水銀圧入法により測定される、ポアサイズが400nm以上1500nm以下の細孔が、log微分細孔容積0.006cm3/g以下となる10nm以上の領域を備え、
水銀圧入法により測定される、ポアサイズが10nm以上40nm以下の細孔の細孔容積の積算値が、ポアサイズ10nm以上1500nm以下の細孔容積の積算値の68.2%以上であり、
前記カーボンナノチューブ膜内の9割以上のバンドル径の測定点において、前記バンドル径の相対標準偏差が35%以下である、
カーボンナノチューブ膜。 - 前記カーボンナノチューブ集合体は、水銀圧入法により測定される、ポアサイズが10nm以上1500nm以下の細孔分布について、細孔径に対するlog微分細孔容積を正規分布でフィッティングしたときの最小値がlog微分細孔容積0.015cm3/g以下である、請求項1に記載のカーボンナノチューブ膜。
- 前記カーボンナノチューブ集合体は、水銀圧入法により測定される、ポアサイズが10nm以上1500nm以下の細孔分布を取ったときに、細孔径1500nmから細孔容積を積算していき、積算値が細孔容積の合計の15.9%を示すときの細孔径と、積算値が細孔容積の合計の84.1%を示す細孔径との比が、5倍以下である、請求項1に記載のカーボンナノチューブ膜。
- 前記カーボンナノチューブ集合体は、バンドルの太さの分布を取ったときの相対標準偏差が35%以下であることを特徴とする、請求項1に記載のカーボンナノチューブ膜。
- 前記カーボンナノチューブ集合体に含まれるカーボンナノチューブのバンドルの太さが20nm以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のカーボンナノチューブ膜。
- 前記カーボンナノチューブ膜は、自立膜であることを特徴とする、
請求項1乃至5のいずれか一記載のカーボンナノチューブ膜。 - 前記カーボンナノチューブ膜は、厚み5nm以上1μm以下を備え、
直径150μm以上に亘って支持膜なしに自立することを特徴とする、
請求項6に記載のカーボンナノチューブ膜。 - 前記カーボンナノチューブ膜は、引っ張り強度が80MPa以上であることを特徴とする、
請求項1乃至7のいずれか一に記載のカーボンナノチューブ膜。 - 前記カーボンナノチューブ膜は、5nm以上10μm以下の厚みを備え、
前記カーボンナノチューブ膜の凹凸が600nm以下及び/又は算術平均粗さが100nm以下であることを特徴とする、
請求項1乃至8のいずれか一に記載のカーボンナノチューブ膜。 - 前記カーボンナノチューブ膜は、面積が1cm2以上であることを特徴とする、
請求項1乃至9のいずれか一記載のカーボンナノチューブ膜。 - 請求項1乃至10のいずれか一に記載のカーボンナノチューブ膜を備える、電子デバイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017039236A JP6853550B2 (ja) | 2017-03-02 | 2017-03-02 | カーボンナノチューブ膜、及び電子デバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017039236A JP6853550B2 (ja) | 2017-03-02 | 2017-03-02 | カーボンナノチューブ膜、及び電子デバイス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018145027A JP2018145027A (ja) | 2018-09-20 |
JP6853550B2 true JP6853550B2 (ja) | 2021-03-31 |
Family
ID=63590685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017039236A Active JP6853550B2 (ja) | 2017-03-02 | 2017-03-02 | カーボンナノチューブ膜、及び電子デバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6853550B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7545702B2 (ja) | 2020-01-24 | 2024-09-05 | 国立大学法人東海国立大学機構 | 薄膜形成方法 |
WO2021172141A1 (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-02 | 日本ゼオン株式会社 | 炭素膜 |
JPWO2021172078A1 (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-02 | ||
US20230416094A1 (en) * | 2020-11-30 | 2023-12-28 | Zeon Corporation | Carbon film |
WO2022114236A1 (ja) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | 日本ゼオン株式会社 | 炭素膜 |
WO2022114237A1 (ja) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | 日本ゼオン株式会社 | 炭素膜 |
WO2022181247A1 (ja) * | 2021-02-26 | 2022-09-01 | 日本ゼオン株式会社 | 炭素膜 |
EP4317061A4 (en) | 2021-03-31 | 2025-06-04 | Zeon Corp | CARBON FILM |
WO2023027159A1 (ja) * | 2021-08-26 | 2023-03-02 | 三井化学株式会社 | ペリクル膜、ペリクル、露光原版、露光装置、及びペリクル膜の製造方法 |
WO2024247974A1 (ja) * | 2023-05-29 | 2024-12-05 | 日本ゼオン株式会社 | カーボンナノチューブ分散液およびその製造方法 |
JP7377503B1 (ja) * | 2023-06-05 | 2023-11-10 | 株式会社日本トリム | カーボンナノチューブ成形体、電気化学的水分解用電極およびそれらの製造方法、電気化学的水分解装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4062346B2 (ja) * | 2006-08-17 | 2008-03-19 | 富士ゼロックス株式会社 | カーボンナノチューブ膜およびその製造方法、並びにそれを用いたキャパシタ |
JP5604843B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2014-10-15 | 日本ケミコン株式会社 | 高密度カーボンナノチューブ集合体及びその製造方法 |
JP6307064B2 (ja) * | 2013-03-08 | 2018-04-04 | 国立大学法人九州大学 | 金属性単層カーボンナノチューブと半導体性単層カーボンナノチューブとの分離方法 |
JP6397353B2 (ja) * | 2014-02-28 | 2018-09-26 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 形状保持性を有するペースト状組成物、それを用いたカーボンナノチューブを含む膜体及び複合材料膜及び3次元構造物 |
-
2017
- 2017-03-02 JP JP2017039236A patent/JP6853550B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018145027A (ja) | 2018-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6853550B2 (ja) | カーボンナノチューブ膜、及び電子デバイス | |
Sharma et al. | Outstanding dielectric constant and piezoelectric coefficient in electrospun nanofiber mats of PVDF containing silver decorated multiwall carbon nanotubes: Assessing through piezoresponse force microscopy | |
KR101537987B1 (ko) | 복합체 탄소나노튜브 파이버/얀의 제조 방법 | |
JP5438038B2 (ja) | 透過型電子顕微鏡グリッド、及び該透過型電子顕微鏡グリッドに用いられるグラフェンシート−カーボンナノチューブフィルム複合構造体 | |
JP5129301B2 (ja) | カーボンナノチューブフィルム複合構造体、カーボンナノチューブフィルム複合構造体を利用した透過型電子顕微鏡グリッド及びその製造方法 | |
JP5438039B2 (ja) | 透過型電子顕微鏡グリッドの製造方法、及び該透過型電子顕微鏡グリッドに用いられるグラフェンシート−カーボンナノチューブフィルム複合構造体の製造方法 | |
Hua et al. | Helical graphene oxide fibers as a stretchable sensor and an electrocapillary sucker | |
Li et al. | Flexible graphene fibers prepared by chemical reduction-induced self-assembly | |
JP5363260B2 (ja) | カーボンナノチューブ複合材料及びその製造方法 | |
CN107922193A (zh) | 二维碳材料 | |
JP7256502B2 (ja) | シート及びその製造方法 | |
US20090214847A1 (en) | Carbon nanotube freestanding membrane, process for production of the same, composites having carbon nanotube membranes and process for production thereof | |
CN101857710B (zh) | 碳纳米管复合结构的制备方法 | |
Aqeel et al. | Poly (vinylidene fluoride)/poly (acrylonitrile)–based superior hydrophobic piezoelectric solid derived by aligned carbon nanotubes in electrospinning: fabrication, phase conversion and surface energy | |
KR101092327B1 (ko) | 다공성 구조체의 탄소나노튜브 필름을 포함하는 열전재료 및 그의 제조방법 | |
CN110770309A (zh) | 导电石墨烯油墨的方法和应用 | |
Li et al. | NaCl multistage-recrystallization-induced formation of 3D micro-structured ribbon-like graphene based films for high performance flexible/transparent supercapacitors | |
CN106139929A (zh) | 石墨烯过滤膜及其制作方法 | |
JP2024535841A (ja) | Euvリソグラフィ用の強化された超薄型・超低密度フィルム及びその製造方法 | |
KR101833884B1 (ko) | 탄소나노튜브 버키페이퍼의 제작 방법 및 이에 의한 탄소나노튜브 버키페이퍼 | |
JP2023544099A (ja) | ナノファイバーフィルム張力制御 | |
US10611640B2 (en) | Carbon film and method of producing same, and fibrous carbon nanostructure dispersion liquid and method of producing same | |
KR101249403B1 (ko) | 나노복합체 멤브레인 및 이의 제조방법 | |
JP6455336B2 (ja) | 熱伝導シートおよびその製造方法 | |
JP7133827B2 (ja) | カーボンナノチューブ撚糸体、キャパシター及びフィルター |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191015 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200812 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200901 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201030 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210302 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210304 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6853550 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |