JP6853077B2 - 時計部品、ムーブメントおよび時計 - Google Patents
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Description
本発明の時計は、上記のムーブメントを備えることを特徴とする。
[時計]
図1は、時計の外観図である。なお、以下に示す各図では、図面を見やすくするため、時計部品のうち一部の図示を省略しているとともに、各時計部品を簡略化して図示している場合がある。
図1に示すように、本実施形態の時計1は、ムーブメント2や文字板3、各種指針4〜6等が時計ケース7内に組み込まれて構成されている。
図2は、ムーブメントを表側から見た平面図である。
図2に示すように、ムーブメント2は、ムーブメント2の基板を構成する地板21に複数の歯車体等が回転可能に支持されて構成されている。なお、以下の説明では、地板21に対して時計ケース7のガラス12側(文字板3側)をムーブメント2の「裏側」と称し、裏蓋側(文字板3側とは反対側)をムーブメント2の「表側」と称する。
巻真19を回転させると、つづみ車(不図示)の回転を介してきち車31が回転する。きち車31の回転により丸穴車32および角穴車33が順に回転し、香箱車34に収容されたぜんまい(不図示)が巻き上げられる。
ぜんまいの復元力により香箱車34が回転すると、香箱車34の回転により二番車41、三番車42および四番車43が順に回転する。香箱車34、二番車41、三番車42および四番車43は、表輪列を構成する。
図3に示すように、ムーブメント2には、調速脱進機51が搭載されている。調速脱進機51は、てんぷ52、がんぎ車53およびアンクル54を有している。
てん真61は、地板21とてんぷ受65との間で、第1軸線O1回りに回動可能に支持されている。てん真61は、ひげぜんまい63から伝えられた動力によって第1軸線O1回りに一定の振動周期で往復回動する。
一方、振り座67の小つば67bにおいて、第1軸線O1周りの周方向で振り石68に対応する位置にはツキガタ66が形成されている。ツキガタ66は、小つば67bの一部が第1軸線O1における径方向の内側に窪んで形成されている。
図4に示すように、がんぎ車53は、がんぎ真71と、がんぎかな72と、がんぎ歯車73と、を有している。
がんぎかな72は、がんぎ真71に形成されている。がんぎかな72は、上述した四番車43に噛合している。すなわち、がんぎ車53は、四番車43の回転に伴い第2軸線O2回りに回転する。
アンクル真81は、地板21とアンクル受75との間で第3軸線O3回りに回動可能に支持されている。
続いて、上述したてんぷ52やがんぎ車53、アンクル54等として適用可能な時計部品の各実施形態について説明する。
最初に、第1実施形態の時計部品100について説明する。
図5は、第1実施形態に係る時計部品の断面図である。
図5に示すように、時計部品100は、軸部材110と、軸部材110に外挿された外挿部材120と、軸部材110と外挿部材120との間に介在する中間部材130と、を備えている。軸部材110は、例えばてん真61やがんぎ真71、アンクル真81である。また、外挿部材120は、例えばひげ玉69やがんぎ歯車73、アンクル体82である。時計部品100は、軸部材110の軸線C回りに回動可能または回転可能に設けられる。なお、以下の説明では、軸線Cに沿う軸線方向を軸線C方向といい、軸線C方向に直交して軸線Cから放射状に延びる方向を径方向といい、軸線C周りの周方向を単に周方向という。
また、軸部材110の鍔部111は、周方向に沿って環状に延在しているが、これに限定されず、例えば周方向に間欠的に設けられていてもよい。
次に、第2実施形態の時計部品200について説明する。
図7は、第2実施形態に係る中間部材を軸線方向から見た平面図である。
図5に示す第1実施形態では、突起部133は、軸線C周りの周方向に延在している。これに対して図7に示す第2実施形態では、突起部233は、軸線C方向に延在している点で、第1実施形態と異なっている。
次に、第3実施形態の時計部品300について説明する。
図8は、第3実施形態に係る時計部品の断面図である。
図8に示す第3実施形態では、時計部品300が、中間部材130を挟んで軸部材110の鍔部111とは反対側に配置された環状部材340(当接部材)を備える点で、第1実施形態と異なっている。
環状部材340は、例えば鉄等の金属材料により形成されている。環状部材340は、軸部材110に外挿されている。環状部材340は、円環状に形成された主部341と、主部341から軸線C方向に突出した凸部343と、を備え、これらが一体的に形成されている。
図9に示すように、凸部343は、環状部材340を軸部材110の外側に圧入する過程で、中間部材130の内周部に押し込まれる。これにより、中間部材130は、軸線C方向に圧縮されるとともに、図中の矢印に示すように径方向の外側に向かって塑性流動し、突起部133の先端が外挿部材120の挿通孔121の内周面に密着する。
次に、第4実施形態の時計部品400について説明する。
図10は、第4実施形態に係る時計部品の断面図である。
図10に示す第4実施形態では、中間部材430が外挿部材120に対して軸部材110の鍔部111とは反対側から当接する当接部435を備える点で、第1実施形態と異なっている。
中間部材430は、外挿部材120よりも延性の高い延性材料により形成されている。中間部材430は、基部131と、突起部133と、当接部435と、を備え、これらが一体的に形成されている。
例えば、上記実施形態においては、香箱車を備える機械式時計に本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、アナログクォーツ式の時計に本発明を適用してもよい。
Claims (6)
- 軸部材と、
前記軸部材に外挿される外挿部材と、
前記軸部材と前記外挿部材との間に介在し、前記外挿部材よりも延性の高い延性材料により形成され、前記外挿部材に向かって突出して接触する突起部を有する中間部材と、
を備え、
前記軸部材に外挿され、前記外挿部材および前記中間部材に対して前記軸部材の軸線方向の一方側から当接する当接部材を備え、
前記軸部材は、前記外挿部材および前記中間部材に対して前記軸線方向の他方側から当接する鍔部を備える、
ことを特徴とする時計部品。 - 前記突起部は、前記軸部材周りの周方向に延在する、
ことを特徴とする請求項1に記載の時計部品。 - 前記中間部材は、前記軸部材周りの周方向に並ぶ複数の前記突起部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の時計部品。 - 前記当接部材は、前記中間部材における前記突起部よりも前記軸部材の径方向の内側の箇所に押し込まれる凸部を備える、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の時計部品。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の時計部品を備えることを特徴とするムーブメント。
- 請求項5に記載のムーブメントを備えることを特徴とする時計。
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