JP2017044487A - 機械式時計の脱進機及びその製造方法 - Google Patents

機械式時計の脱進機及びその製造方法 Download PDF

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新平 深谷
Shinpei Fukaya
新平 深谷
福田 匡広
Masahiro Fukuda
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Abstract

【課題】半導体プロセス技術を用いて作製されたガンギ歯車や、アンクル体は、その外周部に傾斜形状を有し、ガンギ歯車とアンクル体の鋭角部が割れや欠けの原因となっていた。また、ガンギ車とアンクルとの噛合い量を調整することが困難であった。
【解決手段】本発明の機械式時計の脱進機は、ガンギ車15及びアンクル16を有する機械式時計の脱進機であって、ガンギ車15及びアンクル16両方の外周部断面形状が鋭角部40、42と鈍角部41、43とを有する傾斜端面形状であり、鋭角部又は鈍角部が上下逆となるようにガンギ車15とアンクル16とを配置し、ガンギ車15とアンクル16とを鋭角部40、42が互いに接触しない位置に配置しているため、ガンギ車15及びアンクル16の割れや欠けを防止でき、容易にガンギ車15とアンクル16との噛合い量を調整することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、機械式時計の脱進機及びその製造方法に関する。
機械式時計の歯車に深堀反応性イオンエッチング(DRIE)や電鋳(LIGA)などの半導体プロセス技術を用いて作製されたものが知られている。これらの小型部品は、半導体プロセス技術を経て、外周部に傾斜が形成されている(例えば、特許文献1)。
半導体プロセス技術で作製された時計部品には、歯車の他に、脱進機のガンギ車やアンクル体も作製されていることが知られている。これらのアンクルは、アンクル爪をアンクル体と一体化し、アンクル爪まで含めて半導体プロセス技術を用いて作製されたものも知られている(例えば、特許文献2)。
特開2006−064575号公報(第1頁、図3) 特表2013−524201号公報(第1頁、図1)
特許文献1では、半導体プロセス技術を用いて作製された歯車の外周部に傾斜面が3deg〜6deg形成されていることが記載されている。これらの傾斜は歯車の接触部において、割れや欠けの原因となりうる事が懸念される。特に、機械式時計の脱進機において外周部に傾斜を有するガンギ歯車や、アンクル体が使用された場合は脱進機が一般に、1秒あたり3〜5回と頻繁に動作しているため、摺動部における割れや欠けが起こりやすい。
一般に、アンクルの爪の出量を変化させると、ムーブメントの振幅が変化する。これは、ガンギ車とアンクルの爪の噛み合い量が変化すると、ガンギ車からアンクルへ伝達されるトルクの総量が変化し、結果としてテンプに伝達されるトルクの総量が変化するためである。例えば、アンクルの爪の出量を小さくし、ガンギ車とアンクルの爪の噛み合いを浅くすると、ガンギ車の停止解除に要するトルクが軽減するため、ガンギ車からアンクルへ伝達されるトルクの総量は増える。従って、テンプへ伝達されるトルクの総量も増大し、結果としてムーブメントの振幅は増加する。逆に、アンクルの爪の出量を大きくし、ガンギ車とアンクルの爪の噛み合い量を深くするとムーブメントの振幅は減少する。
アンクルの爪の出量とムーブメントの振幅の変化の関係は、ムーブメントにより異なり、一般に、アンクルの爪の出量を2〜3μm変化させると、ムーブメントの振幅は10〜20deg程度変化するが、特許文献2に記載されているような、半導体プロセス技術を用いて作製されたアンクルにおいて、アンクル体と爪が一体で形成されたものは、爪の出量を変化させることができない構造になっている。このため、ムーブメントの振幅値を調整する際に、爪の出量による振幅調整が困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであって、半導体プロセス技術を用いて作製された、外周部に傾斜端面形状を有するガンギ歯車とアンクル体において、ガンギ歯車とアンクル体の摺動部における割れや欠けの発生を抑え、かつ、ガンギ歯車とガンギかな、またアンクル体とアンクル真の取り付け位置を調整し、ガンギ歯車外周部とアンクル体外周部の対向する傾斜面の配置方法を定めてからムーブメントに組み入れることで、ガンギ車
とアンクルの爪の噛み合い量を調整することができる脱進機を備えたムーブメントを提供することである。
本発明の機械式時計の脱進機の製造方法は、ガンギ歯車を有するガンギ車と、アンクル体を有するアンクルとを備えた機械式時計の脱進機の製造方法であって、外周部断面形状が鋭角部と鈍角部とを有する傾斜端面形状の、ガンギ歯車及びアンクル体を用意する工程と、ガンギ歯車とアンクル体とを鋭角部又は鈍角部が上下逆で、かつ、傾斜端面同士が当接するように配置する工程と、ガンギ歯車及びアンクル体の穴に軸芯を配置する工程と、ガンギ歯車又はアンクル体を上方又は下方に移動させガンギ歯車とアンクル体との噛合い量を調整する工程と、ガンギ歯車及びアンクル体と軸芯とを固定する工程とを有することを特徴としている。
本発明の機械式時計の脱進機は、ガンギ車及びアンクルを有する機械式時計の脱進機であって、ガンギ車及びアンクルの互いの外周部断面形状が鋭角部と鈍角部とを有する傾斜端面形状であり、鋭角部又は鈍角部が上下逆となるようにガンギ車とアンクルとを配置していることを特徴としている。
さらに、ガンギ車とアンクルとを鋭角部が互いに接触しない位置に配置することでガンギ車又はアンクルの割れや欠けを防止することができる。
本発明の機械式時計の脱進機及びその製造方法では、ガンギ歯車とアンクル体の接触部において、鋭角部が接触しない構造になっていることから、接触部において割れや欠けの発生を低減でき、ガンギ歯車とアンクル体の接触距離をガンギ歯車のガンギかなへの取り付け位置又はアンクル体のアンクル真への取り付け位置を調整することで、ガンギ歯車とアンクル体の噛合い量を変えることができるため、機械式時計のムーブメントの振幅値を容易に調整することができる。
本発明の実施形態における機械式時計のムーブメントを示す斜視図である。 本発明の実施形態における機械式時計の脱進機を示す斜視図及び側面図である。 本発明の実施形態における脱進機の組立工程の一部を示す側面図である。 本発明の実施形態における脱進機の調整工程の一部を示す側面図である。 本発明の実施形態におけるガンギ歯車の取り付け高さとアンクルの爪出量の関係を示すグラフである。
以下、本発明に係る機械式時計のムーブメントについて、図面を用いて説明する。
図1は、機械式時計の内部に収容された本発明の実施形態であるムーブメント100を示す斜視図である。図1のムーブメント100は、香箱車11と、二番車12と、三番車13と、四番車14と、ガンギ車15及びアンクル16と、テンプ17と、地板及び受け部材(図示せず)と、を備えている。
香箱車11は内部にぜんまいを有し、巻き上げられたぜんまいが解けることによってトルクを発生し、この時計の動力源となっている。二番車12、三番車13及び四番車14は、香箱車11のぜんまいが発生したトルクにより回転する香箱車11の回転を順次伝達する。ガンギ車15及びアンクル16は脱進機を構成している。テン真18回りに振動するテンプ17は調速機を構成している。テンプ17は、テン真18で支持された環状部分
を有するテンワ19とひげぜんまい20とを備えている。
地板及び受け部材は、これら香箱車11、二番車12、三番車13、四番車14、ガンギ車15及びテンプ17を、回転可能に上下で支持している。図1においては、地板、受け部材の記載を省略している。受け部材は、香箱車11を支持する香箱受けと、二番車12、三番車13、四番車14及びガンギ車15を支持する輪列受けと、テンプ17を支持するテンプ受けとを備えている。
次に、上記記載のムーブメント100に組込まれる本発明の機械式時計の脱進機について図2(a)及び図2(b)を用いて説明する。
図2(a)は、ムーブメント100の中の、ガンギ車15とアンクル16の斜視図を示している。ガンギ歯車25及びアンクル体26は共にDRIEやLIGAなどの半導体プロセス技術を用いて作製されている。ガンギ歯車25とアンクル体26の軸芯となるガンギかな30及びアンクル真31は、金属で形成されており、ガンギ歯車25とアンクル体26とは接着剤により固定されている。ガンギ歯車25とアンクル体26の材質はSiやNi等で形成されており、ガンギ歯車25の厚みを200μm、アンクル体26の厚みを400μmとした。アンクル体26は、アンクル体26の一部にアンクル爪が一体形成されている構造になっている。ガンギ歯車25及びアンクル体26の外周部断面形状は、半導体プロセス技術を用いて形成することによって生じる傾斜端面形状を有しており、5deg前後の傾斜が形成されている。
図2(b)に上記機械式時計の脱進機の模式的な側面図を示す。図2(b)に示すように機械式時計の脱進機を構成しているガンギ車15とアンクル16の外周部断面形状は、傾斜端面形状のため、外周部にガンギ歯車25の鋭角部40及び鈍角部41と、アンクル体26の鋭角部42及び鈍角部43とが存在する。ガンギかな30及びアンクル真31は銅系や鉄系の金属でできており、ガンギかな30又はアンクル真31の直径をガンギ歯車25又はアンクル体26に設けられた穴径よりも小さくしておくことで、それぞれの部品が遊嵌した状態で配置でき、ガンギ歯車25とアンクル体26はガンギかな30又はアンクル真31の軸方向に対して可動できるものである。ガンギ歯車25、アンクル体26はガンギかな30、アンクル真31の軸方向に対する位置を決定した後、接着剤により固定されている。
ガンギ歯車25とアンクル体26の爪部分は脱進機として動作するように噛合っており、テンプ19に対して往復運動するための力を与え続けるとともに、テンプ19からの規則正しい振動で輪列を制御している。
さらに、ガンギ歯車25とアンクル体26とは、割れや欠けが発生しやすいガンギ歯車25の鋭角部40と、アンクル体26の鋭角部42とが接触しないように配置しており、ガンギ歯車25とアンクル体26の形状が変わることなく安定して動作させることが可能な構造となっている。
以下に、本発明における機械式時計の脱進機の製造方法について説明する。図3は、ガンギ歯車25とガンギかな30及びアンクル体26とアンクル真31の配置及び固定方法の一部を示す模式的な側面図である。
図3に示すように、ガンギ歯車25に設けられた穴とガンギかな30とを遊嵌した状態で配置し、アンクル体26に設けられた穴とアンクル真31とを遊嵌した状態で配置する。このときガンギ歯車25とアンクル体26の外周部に形成されている傾斜端面形状が上下逆向きとなるように配置する。
ここで、ガンギかな30及びアンクル真31の軸方向をz方向とし、図中の上方向を+方向、図中の下を−方向とすると、ガンギ歯車25とアンクル体26は、上述の通り遊嵌した状態であるので、z方向に対して可動できる状態である。
次に、アンクル16をムーブメント100に組み込んだときに、アンクル体26の位置がテンプ17の振り石と接触して脱進機として動作する位置となるように、アンクル体26をアンクル真31に対してz軸方向に移動させ、接着剤により固定を行う。
続いて、図2(b)に示すように、ガンギ車15とアンクル16をムーブメント100に組み込んだときに、ガンギ歯車25がアンクル体26と接触して脱進機として動作する位置となるようにz軸方向に移動させ、接着剤により固定を行う。
このときガンギ歯車25とアンクル体26とは、ガンギ歯車25の鋭角部40と、アンクル体26の外周部の鋭角部42が接触しないように、ガンギ歯車25のガンギかな30に対する位置を調整する。従って、ガンギ歯車25とアンクル体26の接触位置は、常にガンギ歯車の鈍角部41側とアンクル体の鈍角部43側になる。本実施形態では、ガンギ歯車25の厚みの中央位置に、アンクル体26の底面の高さが一致するように配置した。
以上のような配置方法により、ガンギ歯車25とアンクル体26の接触部分において、ガンギ歯車25の鋭角部40とアンクル体26の鋭角部42が互いに接触しない構造とすることができ、ガンギ歯車25とアンクル体26の外周部の割れや欠けを防ぐことができる。
本実施形態では、ガンギ歯車25の鋭角部40をz軸方向の−側とし、アンクル体26の鋭角部42をz軸方向の+側とする例を記載したが、ガンギ歯車25の鋭角部40をz軸方向の+側とし、アンクル体26の鋭角部42をz軸方向の−側とする上下逆の配置としてもよい。
また、本実施形態では、アンクル体26を先に固定し、後からガンギ歯車25をガンギかな30に対してz軸方向に移動させて組み立てているが、振り石とアンクル体26の位置を考慮して、先にガンギ歯車25をガンギかな30に固定し、後からアンクル体26をアンクル真31に対してz軸方向に移動させて組み立てることも可能である。
次に、上記記載のガンギ歯車25又はアンクル体26のz軸方向の位置を決定する工程でのガンギ歯車25とアンクル体26との噛合い量(貴石を用いた一般的なアンクルにおけるアンクル爪の出量に相等)を調整する方法について図4(a)及び図4(b)を用いて説明する。
図4(a)は、図2(b)で示したガンギ歯車25及びアンクル体26の配置に対して、アンクル体26の爪部分の出量を大きくする場合の調整の様子を模式的に示している。なお、図4(a)中の点線は、図2(b)におけるガンギ歯車25の位置を示している。ガンギ歯車25のガンギかな30に対する取り付け位置を図2(b)のガンギ歯車25の位置に対してz軸方向の+側に移動させることでガンギ歯車25と、アンクル体26の爪部分とが深く噛合った状態とすることができる。
図4(b)では、図2(b)で示したガンギ歯車25及びアンクル体26の配置に対して、アンクル体26の爪部分の出量を小さくする場合の調整の様子を模式的に示している。なお、図4(b)中の点線は、図2(b)におけるガンギ歯車25の位置を示す。ガンギ歯車25のガンギかな30に対する取り付け位置を図2(b)のガンギ歯車25の位置に対して、z軸方向の−側に移動させることで、ガンギ歯車25と、アンクル体26の爪部分とが浅く噛合った状態とすることができる。
このように、図4(a)又は図4(b)で示したように、ガンギ歯車25の固定位置をz方向に変化させることで、DRIEやLIGAなどの半導体プロセス技術を用いて作製されたガンギ歯車25とアンクル体26を用いた場合でも、通常の脱進機においてアンクル爪の出量を調整するのと同様にガンギ歯車25とアンクル体26との噛合わせの深さを調整することが可能となる。ガンギ歯車25の固定位置を決めた後は、ガンギ歯車25とガンギかな30とを接着剤により固定する。
本実施形態では、アンクル体26を先に固定し、後からガンギ歯車25をガンギかな30に対して移動させて組み立てているが、振り石とアンクル体26の位置を考慮して、先にガンギ歯車25をガンギかな30に固定し、後からアンクル体26をアンクル真31に対して移動させて組み立てることも可能である。
図5は、本実施形態におけるガンギ歯車25のz軸方向の位置を+側及び−側に変化させたときの、アンクル体26の爪部分の出量を示すグラフである。図5に示すように、ガンギ歯車25のガンギかな30への取り付け高さを変化させることでアンクルの爪部分の出量を容易に変化させられることがわかる。
上記説明のガンギ歯車25及びアンクル体26と軸芯となるガンギかな30及びアンクル真31との位置調整は、ガンギ車15及びアンクル16をムーブメント100に組込む前に調整してもよいし、ムーブメント100に組込む段階で調整してもよい。
このように、本発明の機械式時計の脱進機及びその製造方法では、ガンギ歯車25とアンクル体26との接触部をガンギ歯車25の鈍角部41側及びアンクル体26の鈍角部43側とすることができ、割れや欠けの発生しやすいガンギ歯車25及びアンクル体26の鋭角部を摺動させずに脱進機として動作させる構造とすることができる。さらに、ガンギ歯車25とアンクル体26の爪部分との噛み合い量をガンギ歯車25又はアンクル体26を軸芯となるガンギかな30又はアンクル真31に配置する高さによって調整できるため、ムーブメント100の振幅値の調整が容易な機械式時計の脱進機を得ることができる。
11 香箱車
12 二番車
13 三番車
14 四番車
15 ガンギ車
16 アンクル
17 テンプ
18 テン真
20 ひげぜんまい
19 テンワ
25 ガンギ歯車
26 アンクル体
30 ガンギかな
31 アンクル真
40 ガンギ歯車の鋭角部
41 ガンギ歯車の鈍角部
42 アンクル体の鋭角部
43 アンクル体の鈍角部
100 ムーブメント

Claims (3)

  1. ガンギ歯車を有するガンギ車と、アンクル体を有するアンクルとを備えた機械式時計の脱進機の製造方法であって、
    外周部断面形状が鋭角部と鈍角部とを有する傾斜端面形状の、前記ガンギ歯車及び前記アンクル体を用意する工程と、
    前記ガンギ歯車と前記アンクル体とを前記鋭角部又は前記鈍角部が上下逆で、かつ、前記傾斜端面同士が当接するように配置する工程と、
    前記ガンギ歯車及び前記アンクル体の穴に軸芯を配置する工程と、
    前記ガンギ歯車又は前記アンクル体を上方又は下方に移動させ前記ガンギ歯車と前記アンクル体との噛合い量を調整する工程と、
    前記ガンギ歯車及び前記アンクル体と前記軸芯とを固定する工程とを、有する
    ことを特徴とする機械式時計の脱進機の製造方法。
  2. ガンギ車及びアンクルを有する機械式時計の脱進機であって、
    前記ガンギ車及び前記アンクルの互いの外周部断面形状が、鋭角部と鈍角部とを有する傾斜端面形状であり、
    前記鋭角部又は前記鈍角部が上下逆となるように前記ガンギ車と前記アンクルとを配置している
    ことを特徴とする機械式時計の脱進機。
  3. 前記ガンギ車と前記アンクルとを前記鋭角部が、互いに接触しない位置に配置している
    ことを特徴とする請求項2に記載の機械式時計の脱進機。
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