JP6852025B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、ユーザが保有するICカードのカード残高に対して、ユーザの銀行口座の残高と同様に預金金利を付与する技術がある(例えば、特許文献1参照)。かかる技術において、ユーザは、ICカードを使用することで得られるポイントと預金金利との双方の恩恵を受けることが可能である。
特開平11−338946号公報
しかしながら、上記の技術では、ユーザの資産運用を容易にする点において改善の余地があった。すなわち、上記の技術では、普通預金に対しての預金金利が付与される。一般的に普通預金に対する利息は低く、また、ユーザは資産が増えたことを実感し難い。さらに、ユーザが、定期預金や金融商品などを購入して資産運用を行う場合、定期預金や金融商品の購入に対して面倒な手続きを要するため、購入を躊躇する場合もある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、資産運用を容易にすることができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、受付部と、入金部とを備える。前記受付部は、ユーザから電子マネーに対する入金を受け付ける。前記入金部は、前記受付部によって受け付けられた前記電子マネー分の金額を前記ユーザ毎に開設した運用口座へ入金する。
実施形態の一態様によれば、ユーザの資産運用を容易にすることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係るユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る資産情報テーブルの一例を示す図である。 図6は、振分部による処理の具体例を示す図である。 図7Aは、通知画面の一例を示す図である。 図7Bは、資産の内訳を示す画面の一例を示す図である。 図7Cは、金融商品の選択画面の一例を示す図である。 図7Dは、購入画面の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理装置が行う情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図1に示す情報処理装置は、電子マネーをユーザ毎に管理するサーバであり、ユーザが店舗で電子マネー決済を行う場合に、決済額に応じた金額を店舗に支払う決済処理を行う。すなわち、情報処理装置は、各ユーザのインターネット上のお財布としての機能を担う。
情報処理装置は、ユーザから電子マネーに対する入金を受け付けると(ステップS1)、電子マネー分の金額をユーザの運用口座へ入金を行う入金処理を実行する(ステップS2)。ここで、運用口座は、例えば、銀行の普通預金、定期預金、仕組預金等、各金融機関が提供する預金商品を示す。
すなわち、情報処理装置に対してユーザが入金した電子マネーは、情報処理装置によって現金として、運用口座に自動的に振り込まれる。これにより、ユーザが保有する電子マネー相当の金額が金融機関によって運用されることとなる(ステップS3)。
特に、運用口座が仕組預金の口座である場合、一般的な銀行の普通預金よりも預金金利が高く、運用口座に比較的高い金利が付くことになる。したがって、ユーザは、現金として保有しておくよりも、資産運用の観点から多くのメリットを享受することができる。
しかしながら、ユーザによっては、運用口座の開設手続きを面倒と考える場合や、運用口座の入出金を行う作業を面倒と考える場合も想定される。そのため、情報処理装置は、ユーザから運用口座の開設に必要な個人情報を取得し、オンラインでユーザへ運用口座を開設することが可能である。なお、情報処理装置は、ユーザが上記の運用口座を既に開設していた場合、かかる運用口座へ入金処理を行うことも可能である。
また、情報処理装置は、金融機関から運用口座の預金残高を所定周期(例えば、1日ごと)で取得し、運用口座の預金残高を電子マネー残高としてユーザへ通知する(ステップS4)。すなわち、実際には、電子マネーとは別に運用口座で運用されているものの、ユーザからは、運用口座の預金残高が電子マネーの残高として見えることとなる。
そして、運用口座に金融機関によって利息が分配されていた場合、ユーザは、電子マネーの残高が増えていることを実感することができる。これにより、ユーザに対して電子マネーに対する入金を促進することができる。
そして、ユーザが店舗で電子マネー決済を用いて商品を購入すると(ステップS5)、店舗端末から情報処理装置へ決済要求が通知される(ステップS6)。情報処理装置は、かかる決済要求を受けて運用口座から必要額を電子マネーへ交換して出金する出金処理を行い(ステップS7)、店舗端末の口座へ振り込む決済処理を行う(ステップS8)。
すなわち、ユーザは、運用口座への入出金処理を意識することなく、電子マネー決済を行うことが可能である。すなわち、ユーザは、既存の電子マネーとして同様に電子マネー決済を行うことが可能である。
このように、情報処理装置は、電子マネー決済を仲介するとともに、運用口座に対する入出金を代理で行う。これにより、ユーザは、電子マネーへ入金しておくだけで、電子マネーを運用することが可能となる。
したがって、実施形態に係る情報処理装置によれば、ユーザの資産運用を容易にすることができる。また、ユーザは、運用口座で得た運用益や、入金した電子マネーそのものを用いて電子マネー決済を行うことが可能である。すなわち、電子マネーの利便性を向上させることで、ユーザに対して電子マネーの利用を促進することが可能となる。
これにより、なお、情報処理装置は、運用口座の残高および電子マネーそのものを用いて投資信託や株、外国為替取引(FX)等の金融商品を購入することで、資産運用を仲介することも可能であるが、かかる点については、後述する。
〔2.情報処理システム〕
図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム100は、情報処理装置1と、複数の端末装置2−1〜2−n(nは2以上の整数)と、複数の店舗端末3−1〜3−m(mは2以上の整数)と、銀行サーバ4と、投資先サーバ5とを備える。銀行サーバ4は、上記の運用口座が開設される銀行のサーバである。また、投資先サーバ5は、各種金融商品を提供するサーバである。
これら情報処理装置1、複数の端末装置2−1〜2−n、複数の店舗端末3−1〜3−m、銀行サーバ4および投資先サーバ5は、ネットワーク6を介して有線または無線により互いに通信可能に接続される。ネットワーク6は、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。端末装置2−1〜2−nは、ユーザU−1〜U―nによって操作される。
以下においては、端末装置2−1〜2−nの各々を区別せずに示す場合、端末装置2と記載する。また、店舗端末3−1〜3−mの各々を区別せずに示す場合、店舗端末3と記載し、ユーザU−1〜U−nの各々を区別せずに示す場合、ユーザUと記載する。
端末装置2は、ユーザUの端末装置であり、スマートフォン、タブレット型端末、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータなどのスマートデバイス(通信端末)である。端末装置2は、情報処理装置1の運営者が提供するアプリケーション、ブラウザなどの各種のアプリケーションが実行可能である。端末装置2は、ネットワーク6を介して情報処理装置1へアクセスし、電子マネーに入金を行うことができる。また、ユーザUは、端末装置2を用いて電子マネー決済や、運用口座の払い戻しを行うことができる。
また、ユーザUは、ネットワーク6を介して使用可能なプリペイドカードなどの前払い式証票を購入することで、電子マネーの残高を増やすことも可能である。なお、前払い式証票に上乗せされた差額は、特典として扱われることとなる。特典は、いわゆるポイントとして付与される。
その他の特典として、特定の店舗(以下、加盟店と記載する)でユーザUが行った購買行動に基づいて付与されるポイントが挙げられる。ここでのポイントは、クレジットカードを用いて決済を行った場合に、クレジットカード会社から付与されるポイントや、商品の購入そのものに対して付与されたポイント等を含む。情報処理装置1は、特典を用いて部の投資商品を購入することも可能である。
なお、ユーザUの購買行動に基づくポイントは、購買行動に対してユーザUに還元されるものであり、前払い式証票におけるポイントは、ユーザUが前払い式証票を購入することで、差額分が上記のポイントとして付与されることとなる。
店舗端末3は、電子マネー決済が可能な店舗、すなわち加盟店に設置された端末である。店舗端末3は、ユーザUが商品を購入した場合に、ネットワーク6を介して情報処理装置1へアクセスすることで、オンライン決済を行うことができる。
銀行サーバ4は、いわゆるネット銀行のサーバであり、各運用口座に入金された資金を集約して投資を行うことで、利益を得ることができる。その利益の一部が、各運用口座の残高や運用期間に応じて利息として各ユーザUの運用口座へ分配される。銀行サーバ4は、情報処理装置1が運用する各サービスで集約されたビッグデータを人工知能(AI)に学習させて、投資先を決定することで、比較的、高い利回りを実現することができる。
なお、銀行サーバ4は、運用口座に預けられた金銭に対して元本保証を行ういわゆる預金保険制度を適用する。そのため、運用口座は、元本保証された資産の金融商品とも言える。
投資先サーバ5は、各種金融商品を提供するサーバである。投資先サーバ5は、情報処理装置1が管理するユーザUの電子マネーに対する各種金融商品を提供する。投資先サーバ5が提供する金融商品として、国債、投資信託、証券、外貨取引、外貨預金等が挙げられる。なお、投資先サーバ5は、1つの証券会社によって運営されものであってもよく、金融商品に応じて異なる会社が運営するものであってもよい。
〔3.情報処理装置〕
図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置1は、通信部10と、記憶部11と、制御部12(コントローラ)とを備える。以下、通信部10、記憶部11および制御部12を具体的に説明する。
〔3.1.通信部〕
通信部10は、ネットワーク6との間で情報の送受信を行う通信インターフェイスである。制御部12は、通信部10およびネットワーク6を介して各々との間で各種の情報を送受信することができる。
〔3.2.記憶部〕
記憶部11は、ユーザ情報DB20と、資産情報DB21とを有する。記憶部11は、例えば、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、HDD、光ディスク等の記憶装置である。
〔3.2.1.ユーザ情報DB〕
ユーザ情報DB20は、ユーザUの情報であるユーザ情報を複数含むユーザ情報テーブルを有する。ユーザUは、情報処理装置1の運営および管理を行う事業者が提供するサービスのユーザである。かかる事業者が提供するサービスは、ユーザUに対してオンラインでサービスを提供するオンラインサービスであり、例えば、電子商取引サイトで提供される電子商取引サービス、オークションサイトで提供されるオークションサービス、動画配信サイトで提供される動画配信サービス、ニュースサイトで提供されるニュース配信サービスなどが含まれる。
図4は、実施形態に係るユーザ情報テーブルの一例を示す図である。図4に示すユーザ情報テーブル41は、「ユーザID」、「氏名」、「住所」、「性別」、「年齢」、「運用口座」等の各種個人情報が互いに関連付けられた情報である。
「ユーザID」は、ユーザUの識別情報である。かかるユーザIDは、上述したオンラインサービスに対するユーザUのアカウントである。なお、ユーザIDは、ユーザUを識別する情報であればよく、ユーザUが使用する端末装置2の識別情報をユーザIDとしてもよい。例えば、ユーザIDは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)クッキーで特定される識別情報であってもよい。
「氏名」は、ユーザUの氏名を示し、「住所」、ユーザUの住所を示す。また、「性別」は、ユーザUの性別を示し、「年齢」は、ユーザUの年齢を示す。これらの情報に基づき、上記の運用口座が開設される。また、「運用口座ID」は、運用口座の識別情報である。
また、個人情報が登録されていないユーザUについては、ユーザIDのみが付与されることとなる。
〔3.2.2.資産情報DB〕
資産情報DB21は、ユーザU毎の資産に関する情報である資産情報を複数含む資産情報テーブルを有する。ここでの資産とは、情報処理装置1の運営および管理を行う事業者が提供するサービス側で管理するユーザUの資産を指す。
図5は、実施形態に係る資産情報テーブルの一例を示す図である。図5に示す資産情報テーブル42は、ユーザが保有する資産の種別ごとの入出金履歴に関する情報であり、「日時」、「マネー種別」、「運用先」、「総資産」が互いに関連付けられた情報である。
「日時」は、ユーザUの資産に変動があった日時を示し、「マネー種別」は、ユーザUが保有する電子マネーの種別を示し、「電子マネー」と「特典」とに大別される。
「電子マネー」は、ユーザUの運用口座の残高に対応する。特典は、ユーザUの購買行動に基づいて付与されるポイント残高や、ユーザUが購入したプリペイドカードなどの前払い式証票の差額に相当する。なお、ユーザUは、電子マネーおよび特典の双方を用いて電子マネー決済を行うことが可能である。また、電子マネー1円と、特典1ポイントとは、同一の価値を持つものとする。
「運用先」は、ユーザUが、電子マネーや特典を資金として購入した金融商品を示す。図5に示す例では、「運用先」として、「国債」、「投資信託」、「FX」などが含まれる場合を示す。「総資産」は、ユーザUが保有する全ての資産の総額を示す。
図5に示す例では、「2018 3/16」に3000円分の電子マネー決済が行われ、「2018 3/17」に、電子マネーに投資信託の運用益が「+125円」加算されるとともに、特典に投資信託運用益が「12ポイント」加算されたことを示す。
〔3.3.制御部〕
制御部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。
図3に示すように、制御部12は、受付部30と、振分部31と、入金部32と、出金部33と、決済処理部34と、購入処理部35と、通知部36とを備える。受付部30、振分部31、入金部32、出金部33、決済処理部34、購入処理部35および通知部36の機能は、例えば、制御部12のCPUが制御部12のRAM、ROM、または記憶部11に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。
なお、受付部30、振分部31、入金部32、出金部33、決済処理部34、購入処理部35および通知部36は、それぞれ一部または全部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
制御部12は、ユーザUが店舗で電子マネー決済を行う場合に、決済額に応じた金額を店舗に支払う決済処理を行うとともに、ユーザUから電子マネーへ入金された資産の各種運用を仲介する。
〔3.3.1.受付部〕
受付部30は、ユーザUから電子マネーに対する入金を受け付ける。例えば、受付部30は、ユーザUの銀行口座から現金がチャージされる口座チャージや、ユーザUがコンビニなどの店舗で現金を支払う店舗チャージなどで電子マネーへの入金を受け付けることができる。
また、受付部30は、例えば、情報処理装置1が運営するサービス(ネットオークションやネットフリーマーケットなど)において、ユーザUが得た収益を電子マネーへの入金として受け付けることも可能である。
〔3.3.2.振分部〕
振分部31は、ユーザUが保有する資産の種別に応じて運用先を振り分ける。図6は、振分部31による処理の具体例を示す図である。なお、ここでは、ユーザUが、現金5000円をそのまま電子マネーへ入金した場合と、5000円分の前払い式証票を購入した場合とでそれぞれ200ポイント分の特典が付与される場合について説明する。なお、特典は、上述のように、ユーザUが加盟店で買物を行った場合にも付与される。
図6に示すように、ユーザUが5000円を電子マネーに入金した場合、電子マネーが5000円分増えることとる。この場合、振分部31は、電子マネー5000円の運用先として運用口座へ振分け、電子マネー5000円に対する200ポイント分の特典については、運用先として投資商品へ振分ける。上記のように、投資商品は、元本保証されていない投資商品であり、元本保証された国債や社債等は除かれる。なお、投資商品の運用益、売却益は、特典と同様に扱われるが、運用口座へ入金することも可能である。
同様に、振分部31は、ユーザUが5000円分の前払い式証票を購入した場合、5000円に対する運用先を上記の電子マネー5000円と同様に運用口座に振り分けるとともに、電子マネーへの入金に際し、特典として付与された200ポイントについては、運用先を投資商品へ振分ける。
運用口座においては、預金残高および運用期間に応じて利息を得ることが可能である。さらに、振分部31は、ユーザUの運用口座の預金残高の運用先として、各種金融商品を振り分けることもできる。この場合、ユーザUは、運用口座の預金残高を用いて、投資商品を含む全ての金融商品を購入することが可能である。すなわち、振分部31は、運用口座の残高の運用先については、特に規定しない。
また、各種金融商品の購入に応じてユーザUに分配される運用益や、各種金融商品の売却益は、運用口座に入金される。なお、振分部31は、電子マネーの運用先として、運用口座を介さずに、国債や社債、投資信託へ直接振分けることも可能である。しかし、この場合、一日当たりの取引額に上限が設けられており、ユーザUは、上限を超えて取引を行うことができない。これに対して、運用口座を仲介することで、上記の取引額の上限を撤廃することができる。
すなわち、ユーザUは、運用口座を介して各種金融商品を購入することで、一日当たりに取引可能な取引額を引き上げることが可能となる。したがって、電子マネーの運用先を一旦、運用口座へ振分けることで、自動的に利息が得られるのみならず、各種金融商品を電子マネーに設けられた取引額の上限を超えて購入することが可能となる。
このように、振分部31が、マネーの種別に応じて、運用先を振り分けることで、ネットワーク6上で使用可能な全ての通貨をユーザUの資産運用に回すことが可能となる。また、ユーザUは、マネー種別に応じて、それぞれ異なる投資商品を購入することで、リスクヘッジを行うことが可能となる。
なお、振分部31は、運用口座が開設されていないユーザUについては、前払い式証票をすべて特典として扱うことにしてもよい。
なお、振分部31は、特典の運用先とのバランスを考慮して、電子マネーについては、元本保証された金融商品のみを購入可能なように、運用先を振分けることにしてもよい。また、一般的に特典には、使用可能な有効期間が設けられているが、特典が運用されている期間については、有効期限を延長することも可能である。また、投資商品を売却し、特典となった時点で、有効期限をリセットすることにしてもよい。さらに、特典の運用益や売却益をユーザUの運用口座へ入金することも可能である。この場合、かかる運用益や売却益を現金としてユーザUへ払い戻しを行うことも可能である。
〔3.3.3.入金部〕
入金部32は、受付部30によって受け付けられた電子マネー分の金額をユーザU毎に開設した運用口座へ入金する。例えば、入金部32は、情報処理装置1を運営する会社の口座から電子マネー分の金額を引き出して、運用口座へ入金することで、電子マネー分の金額をユーザUの運用口座へ入金することができる。すなわち、ユーザUは、電子マネーに対して入金すると、電子マネー分の金額が自動的に運用口座へ入金される。これにより、運用口座において、運用期間に応じた利息が付与される。
また、入金部32は、運用口座に入金した金額に応じてユーザUの電子マネー残高を減算する。これにより、ユーザUの資産を適切に管理することができる。
〔3.3.4.出金部〕
出金部33は、運用口座から指定された金額を電子マネーとして引き出す。出金部33は、ユーザUが保有する電子マネーに対してユーザUから払い出し要求があった場合や、ユーザUが電子マネー決済を行った場合に、必要額を運用口座から電子マネーへ交換して引出すことができる。
この際、出金部33は、運用口座から指定された金額を引出し、銀行口座に対して入金する場合、引き出す際に電子マネーに換金する処理を省略して行うことにしてもよい。すなわち、出金部33は、運用口座から指定された銀行口座へ直接送金する送金手続きを行うことも可能である。
また、出金部33は、ユーザUが保有する金融商品や投資商品を売却して得た金額を運用口座へ一旦払い戻しを行った後に、運用口座の残高を電子マネーとして引き出すことも可能である。これにより、ユーザUが保有する資産の流動性を確保することができる。
また、運用口座が定期預金の口座である場合、入金部32は、定期預金へ入金するとともに、出金部33は、運用口座が定期預金である場合、定期預金を解約して、電子マネーとして引き出すこととなる。
このように、定期預金への入金および解約をユーザUに代わって代理で行うことで、ユーザUの資産の流動性を確保しつつ、ユーザUの資産運用を容易にすることが可能となる。
また、出金部33は、運用口座から電子マネーとして引き出した場合に、引き出した金額をユーザUの電子マネー残高に加算する。これにより、ユーザUの資産を適切に管理することができる。
〔3.3.4.決済処理部〕
決済処理部34は、ユーザUの電子マネーによる支払い時に出金部33を介して運用口座から必要額を電子マネーへ引き出して決済処理を行う。決済処理部34は、加盟店に設置された店舗端末3(図2参照)から電子マネーの決済要求を受け付けると、出金部33に対して運用口座から必要額の引き出しを要求する。
そして、決済処理部34は、出金部33によって引き出された必要額を店舗端末3の事業者の口座へ入金する処理を行う。これにより、店舗は、電子マネー決済の決済額を受け取ることが可能となる。なお、決済処理部34は、事業者の口座へ入金する日時の直前に出金部33に対して出金を要求することも可能である。すなわち、ギリギリまで運用口座に保管しておくことで、運用期間を稼ぐことが可能となり、ユーザUがより多くの利息を得ることが可能となる。
また、決済処理部34は、運用口座を介して購入した金融商品を適宜、売約したのちに、金融商品の売却費用を用いて電子マネー決済を行うことも可能である。この場合、金融商品の売却費用は、一旦、運用口座に振り込まれ、出金部33によって運用口座から電子マネーとして引き出される。
すなわち、ユーザUは、キャピタルリターンにて電子マネー決済を行うことも可能である。この場合においても、ユーザUは、金融商品の売却手続きを行なう必要はなく、情報処理装置1で内部的に金融商品の売却を行う。
これにより、ユーザUは、情報処理装置1が管理するユーザUの全ての資産を用いて、電子マネー決済を行うことが可能である。なお、決済処理部34は、例えば、ユーザUが電子マネー決済を行ったときのレートで金融商品を売却することにしてもよいし、あるいは、決まったタイミング(午前0時など)のレートで金融商品を売却することにしてもよい。
また、決済処理部34は、ユーザUが保有する特典を用いて決済処理を行うことも可能である。また、決済処理部34は、特典で購入した金融資産のキャピタルリターンを一旦、特典に換えて電子マネー決済を行うことも可能である。なお、決済処理部34は、店舗によっては、金融商品をそのまま用いて電子マネー決済に用いることにしてもよい。この場合、ユーザUが保有している金融商品が店舗側へ譲渡されることとなる。
なお、ユーザUは、電子マネー決済を行うにあたり、端末装置2にバーコードやQRコード(登録商標)などの認証情報を表示し、店舗端末3に対してかかる認証情報を読み取らすことで、決済を行う、いわゆる、QRコード決済を行うことができる。
〔3.3.5.購入処理部〕
購入処理部35は、ユーザUの運用口座の残高を用いて金融商品を購入する。また、購入処理部35は、特典を用いて上記の投資商品を購入することも可能である。
購入処理部35は、ユーザUの端末装置2に対する操作に応じて、金融商品や投資商品の購入画面を端末装置2に表示することで、ユーザUから金融商品または投資商品の購入を受け付けることができる。かかる点の詳細については、図7A以降を用いて後述する。
〔3.3.6.通知部〕
通知部36は、運用口座の運用益を含む残高をユーザUへ通知する。具体的には、まず、通知部36は、運用口座の預金残高を所定周期(例えば、1日1回)で銀行サーバ4(図2参照)から取得するとともに、ユーザUが保有する各種金融商品の価値を投資先サーバ5から取得する。
そして、通知部36は、図5に示した資産情報テーブル42をユーザU毎に書き換えるとともに、ユーザUの総資産をユーザU毎に端末装置2へ通知する。図7Aは、通知画面の一例を示す図である。
図7Aに示すように、端末装置2には、ロック画面において、ユーザUの資産の増減が通知される。図7Aに示す例では、端末装置2に予めインストールされたアプリケーションがメッセージを通知するいわゆるアプリ通知である場合を示す。
これにより、ユーザUは、資産価値の変動を容易に確認することが可能となる。また、メッセージには、前日比の資産変動分が通知される。したがって、ユーザUは、自身の資産の増減額を容易に把握することが可能となる。
なお、通知部36は、アプリ通知に限らず、ユーザUがアプリや情報処理装置1が提供するウェブページを開いた場合に、資産の変動分を通知するなど、その他の通知手法を用いて通知することにしてもよい。
次に、図7B〜図7Dを用いてユーザUが運用口座の残高を用いて金融商品を購入するまでの一連の処理について説明する。図7Bは、資産の内訳を示す画面の一例を示す図である。
なお、図7Bに示す画面は、アプリケーションを開いたときに最初に表示される表示画面に対応する。図7Bに示すように、アプリケーションを開くと、ユーザUの「マネー総額」と、「総資産」および「総資産の内訳」が表示される。
「マネー総額」は、ユーザUが保有する電子マネーの総額であり、運用口座の預金残高に相当する。「総資産」は、マネー総額に加え、金融商品を含めた情報処理装置1が管理するユーザUの資産の総額を示す。
「総資産の内訳」は、総資産の内訳を示す。図7Bに示す例では、YYファンド(証券会社)、株およびマネーが内訳として表示される場合を示す。また、各内訳には、前日比の増減額が表示される。これにより、ユーザUは、どの金融商品において、総資産が増減したかを容易に把握することができる。
ユーザUは、金融商品毎の前日比の増減額に基づき、金融商品の購入または売却を容易に検討することが可能となる。また、ユーザUは、図7Bに示す「その他の商品を見る」を選択すると、端末装置2には、金融商品の選択画面が表示される。
図7Cは、金融商品の選択画面の一例を示す図である。図7Cに示すように、選択画面においては、電子マネーで、購入可能な金融商品が一覧表示される。また、図7Cに示すように、各金融商品には、相対的なリスクが表示される。
図7Cに示す例では、MMF(Money Management Fund)のリスクが低であり、YYファンド(証券会社)のリスクが中であり、FXのリスクが大であることを示す。このように、ユーザUに対して、予め相対的なリスクを提示しておくことで、ユーザUが金融商品毎のリスクを容易に把握することが可能となる。
これにより、ユーザUは、かかるリスクに基づき、購入する金融商品を選択することが可能となるので、自身の価値観にあった金融商品を容易に選択することが可能となる。
図7Dは、購入画面の一例を示す図である。図7Dでは、図7Cに示した金融商品のうち、ユーザUが「YYファンド」を選択した場合を示す。図7Dにおいて、購入画面においては、価格の変動を示すチャートとともに、ユーザUが、購入金額を指定する購入金額欄および、お支払方法等が表示される。
購入画面において、チャートを提示することで、ユーザUに対して金融商品の価値の変動を容易に把握させることが可能となる。また、図7Dに示すように、お支払方法として、電子マネーが選択されている場合、電子マネーの残高をあわせて表示する。
すなわち、かかる電子マネーの残高が、ユーザUが電子マネーを用いて金融商品を購入可能な購入金額の上限となる。なお、その他のお支払い方法としては、特典を用いた決済や、クレジットカード決済等がある。また、金融商品によっては、特典を含めた電子マネー残高を表示することにしてもよい。
ユーザUは、購入金額およびお支払い方法を指定したのちに、図7Dに示すスライドバーを操作することで、金融商品を購入することができる。購入処理部35は、かかる操作基づき、指定された金融商品を指定された金額分だけ購入することとなる。
このように、購入処理部35は、運用口座の残高を用いてさらに金融商品を購入することで、ユーザUの資産運用をサポートすることが可能となるので、ユーザUの資産運用を容易にすることができる。
〔4.情報処理装置の処理手順〕
図8を用いて、情報処理装置1の処理手順について説明する。図8は、実施形態に係る情報処理装置1が実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、図8では、ユーザUの電子マネーに対する入金から電子マネー決済を行うまでの一連の処理について説明する。
図8に示すように、情報処理装置1は、まず、電子マネーに対する入金を受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。情報処理装置1は、電子マネーに対する入金を受け付けた場合に(ステップS101,Yes)、電子マネー分の金額を運用口座へ入金する(ステップS102)。
続いて、情報処理装置1は、ユーザUによる電子マネー決済が有りか否かを判定する(ステップS103)。ここで、情報処理装置1は、電子マネー決済が行われた場合(ステップS103,Yes)、必要額を運用口座から出金する(ステップS104)。
続いて、情報処理装置1は、出勤した金額を店舗の口座へ振り込む決済処理を行い(ステップS105)、処理を終了する。一方、情報処理装置1は、入金を受け付けていない場合(ステップS101,No)、そのまま処理を終了する。また、情報処理装置1は、電子マネー決済が行われていない場合(ステップS103,No)、ステップS103の処理を継続して行う。
なお、ここでは、情報処理装置1が、ステップS103の電子マネー決済が行われたか否かに応じてステップS104以降の処理を行う場合について説明したが、ステップS103の処理をユーザUによる払い戻し要求の有無や、金融商品の購入要求に置き換えることにしてもよい。
ステップS103を払い戻し要求とする場合、ステップS105の処理は、払い戻し処理となる。また、ステップS103の処理を金融商品の購入要求とする場合、ステップS105の処理は、金融商品の購入処理となる。
〔5.ハードウェア構成〕
上述した実施形態における情報処理装置1は、それぞれ例えば図11に示すような構成のコンピュータ200がプログラムを実行することによって実現される。
図11は、実施形態に係るプログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ200は、CPU201、RAM202、ROM203、HDD204、通信インターフェイス(I/F)205、入出力インターフェイス(I/F)206、およびメディアインターフェイス(I/F)207を備える。
CPU201は、ROM203またはHDD204に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM203は、コンピュータ200の起動時にCPU201によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ200のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD204は、CPU201によって実行されるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス205は、通信部10に対応し、ネットワーク6を介して他の機器からデータを受信してCPU201へ送り、CPU201が生成したデータを、ネットワーク6を介して他の機器へ送信する。
CPU201は、入出力インターフェイス206を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU201は、入出力インターフェイス206を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU201は、生成したデータを、入出力インターフェイス206を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス207は、記録媒体208に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM202を介してCPU201に提供する。CPU201は、当該プログラムを、メディアインターフェイス207を介して記録媒体208からRAM202上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体208は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ200のCPU201は、RAM202上にロードされたプログラムを実行することにより、上述し受付部30、振分部31、入金部32、出金部33、決済処理部34、購入処理部35および通知部36の機能を実現することができる。また、かかる受付部30、振分部31、入金部32、出金部33、決済処理部34、購入処理部35および通知部36は、それぞれ一部または全部がハードウェアのみで構成されてもよい。
コンピュータ200のCPU201は、プログラムを、記録媒体208から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、ネットワーク6を介してこれらのプログラムを取得してもよい。なお、HDD204は、記憶部11に対応し、記憶部11と同様のデータを記憶する。また、HDD204に代えて、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、光ディスク等の記憶装置を用いてもよい。
〔6.効果〕
情報処理装置1は、受付部30と、入金部32とを備える。受付部30は、ユーザから電子マネーに対する入金を受け付ける。入金部32は、受付部30によって受け付けられた電子マネー分の金額をユーザU毎に開設した運用口座へ入金するとともに、運用口座から電子マネーとして引き出す。したがって、資産運用を容易にすることができる。
また、入金部32は、運用口座へ入金した金額をユーザの電子マネーの残高から減算する。したがって、ユーザUの資産を適切に管理することができる。
また、情報処理装置1は、運用口座の預金を電子マネーに交換する出金部33を備える。したがって、電子マネーの流動性を確保することができる。
また、運用口座は、金融機関の預金口座であって、出金部33は、預金口座の預金を電子マネーに交換する。したがって、電子マネーの流動性を確保することができる。
また、出金部33は、預金口座が定期預金である場合に、当該定期預金を解約して電子マネーへ交換する。これにより、ユーザUの資産の流動性を確保しつつ、ユーザUの資産運用を容易にすることが可能となる。
また、情報処理装置1は、電子マネーによる支払い時に出金部33を介して運用口座から必要額を電子マネーへ交換して決済処理を行う決済処理部34を備える。したがって、電子マネーとしての利便性を確保することができる。
また、情報処理装置1は、運用口座の預金を用いて金融商品を購入する購入処理部35を備える。したがって、資産運用を容易にすることができる。
また、購入処理部35は、金融商品毎の価格の推移を示すチャートをユーザUへ提示したうえで、ユーザUによって指定された金額で金融商品を購入する。したがって、ユーザUが金融商品を購入する際の判断を容易にすることができる。
また、購入処理部35は、金融商品毎の相対的なリスクをユーザUへ提示する。したがって、ユーザUが金融商品を購入する際の判断を容易にすることができる。
また、情報処理装置1は、ユーザUが保有する資産の種別に応じて運用先を振り分ける振分部31を備える。したがって、ユーザUが保有する全ての資産を資産運用に回すことが可能となる。
また、情報処理装置1は、運用口座の運用益を含む預金残高をユーザUへ通知する通知部36を備える。したがって、ユーザUに対して資産が増えていることを実感させることができ、電子マネーに対する入金を促すことができる。
また、通知部36は、電子マネーの残高に運用口座の預金残高を加算した金額を電子マネーの残高としてユーザUへ通知する。これにより、ユーザUは、運用口座を意識することなく、電子マネー決済を行うことができる。
また、上述した情報処理装置1は、それぞれ複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
以上、上記実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者には明らかである。また、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 情報処理装置
2 端末装置
3 店舗端末
4 銀行サーバ
5 投資先サーバ
30 受付部
31 振分部
32 入金部
33 出金部
34 決済処理部
35 購入処理部
36 通知部
41 ユーザ情報テーブル
42 資産情報テーブル

Claims (10)

  1. ユーザから電子マネーに対する入金を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けられた前記電子マネー分の金額を前記ユーザ毎に開設した運用口座へ定期預金として入金する入金部と、
    前記定期預金を解約して、前記電子マネーへ交換する出金部と、
    前記運用口座の残高を前記電子マネーの残高として前記ユーザへ通知する通知部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記運用口座は、
    金融機関の預金口座であって、
    前記出金部は、
    前記預金口座の預金を前記電子マネーへ交換すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記電子マネーによる支払い時に前記出金部を介して前記運用口座から必要額を前記電子マネーへ交換して決済処理を行う決済処理部
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記運用口座の預金を用いて金融商品を購入する購入処理部
    を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 前記購入処理部は、
    前記金融商品毎の価格の推移を示すチャートを前記ユーザへ提示したうえで、前記ユーザによって指定された金額で前記金融商品を購入すること
    を特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記購入処理部は、
    前記金融商品毎の相対的なリスクを前記ユーザへ提示すること
    を特徴とする請求項4または5に記載の情報処理装置。
  7. 前記通知部は、
    前記運用口座の運用益を前記ユーザへ通知すること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 前記ユーザが保有する電子マネーの種別に応じて運用先を振り分ける振分部
    を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  9. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    ユーザから電子マネーに対する入金を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程によって受け付けられた前記電子マネー分の金額を前記ユーザ毎に開設した運用口座へ定期預金として入金する入金工程と、
    前記定期預金を解約して、前記電子マネーへ交換する出金工程と、
    前記運用口座の残高を前記電子マネーの残高として前記ユーザへ通知する通知工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. ユーザから電子マネーに対する入金を受け付ける受付手順と、
    前記受付手順によって受け付けられた前記電子マネー分の金額を前記ユーザ毎に開設した運用口座へ定期預金として入金する入金手順と、
    前記定期預金を解約して、前記電子マネーへ交換する出金手順と、
    前記運用口座の残高を前記電子マネーの残高として前記ユーザへ通知する通知手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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