JP2002149966A - 統合電子マネー発行サービス方法 - Google Patents

統合電子マネー発行サービス方法

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JP2002149966A
JP2002149966A JP2000349577A JP2000349577A JP2002149966A JP 2002149966 A JP2002149966 A JP 2002149966A JP 2000349577 A JP2000349577 A JP 2000349577A JP 2000349577 A JP2000349577 A JP 2000349577A JP 2002149966 A JP2002149966 A JP 2002149966A
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electronic money
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Akio Tsukamoto
昭雄 塚本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子マネーワンストップサービスおよびアウ
トソーシングによる統合電子マネー発行サービス方法を
提供する。 【解決手段】 電子マネー発行サービスを提供する金融
機関100は、電子マネーの発行・管理などのサービス
を電子マネーサービスシステム200に委託し、金融機
関100に設けられた電子マネー利用者500の口座と
電子マネー入出金機300との間の資金移動や電子マネ
ー決済システム400と金融機関100に設けられた業
者の口座との間の決済時の資金移動を電子マネーサービ
スシステム200に設けられた利用者口座210や業者
精算口座220を介するようにしたので、複数の電子マ
ネーサービスを統合でき、電子マネー利用者の利便性や
業者の経費や負担を軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類の電子マ
ネーを取り扱う電子マネーサービスを、電子マネーサー
ビス運営専用のシステムもしくはセンターとして一元的
に総括化する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、代表的な電子マネー処理方式は、
モンデックス方式、ビザキャッシュ方式、NTT電子マ
ネー方式等があり、各方式で利用できるサービスや電子
マネーの管理方法、資金化方法等がそれぞれ異なってい
る。これは、電子マネーのスタンダードがないことや、
サービス化の狙いが異なっていることなどによる。ま
た、日本においては、電子マネーに係わる処理機器、シ
ステムや設備等の設置や普及が実証評価や試行評価の段
階であり、フィージビリティスタディの域を出ていない
(インフラ整備が課題となる)ことや、デビットカード
による決済サービスなど現金決済と等価なものが普及し
始めてきたことから、各金融機関等が単独で電子マネー
の専用システムやサービスを提供することが難しいこと
による。更には、従来の各電子マネー処理方式が一長一
短であり、それぞれの利点を利用したい場合は、電子マ
ネー利用者は複数のICカードを保持し、サービス提供
者は複数の対応システムを設置する必要があり、その維
持運営等が難しい状況にある。
【0003】また、特開平11−272763号公報に
記載されている「電子マネーシステム、電子マネーセン
タ及び電子マネー取引方法」は、銀行の預金口座を対象
とし幹事銀行を設けて電子マネーサービスを提供する電
子マネーシステム/取引方法である。特開2000−2
15258号公報に記載されている「総合電子マネーシ
ステム、支払いシステム及び電子マネー取引方法」は、
複数の電子マネー口座情報を含む利用者口座情報を記憶
する口座データベースを備えた電子マネーサービスセン
ターを設け、電子マネーサービスセンター内での口座間
の資金移動をも行う方式の電子マネーシステム/取引方
法である。
【0004】しかし、上記した従来の電子マネー処理方
法やシステムにおいては、複数の電子マネーサービスを
総括することができなかったり、複数の電子マネーサー
ビスを総括した電子マネーシステム/取引方法において
は処理が複雑であったりサービスコストが高くつくとい
う問題があった。また、そのため電子マネーサービスの
利用者にとり利便性が得られるとともに、電子マネーサ
ービス提供者にとり運営管理を容易にする電子マネーシ
ステム/取引方法を提供することが難しいという問題が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みてなされたもので、電子マネーワンストップ
サービスおよびアウトソーシング(場合によっては、電
子マネー発行金融機関)による統合電子マネー発行サー
ビス方法を提供することを目的とする。また、電子マネ
ーサービスシステムを設置し、各電子マネー処理方式を
推進運営するグループや組織団体等の動きを総括的に扱
い、各種の認定手続きや権利関係の交渉、システム構
築、各種プロトコルのノウハウを電子マネーサービスシ
ステムに集約化することで、金融機関における電子マネ
ーサービスを通常のサービスや金融商品と同様な扱いを
可能とする電子マネー発行サービス方法を提供すること
も目的とする。
【0006】さらに、電子マネー利用者は金融機関等の
口座に存在する資金を電子マネー原資(銀行の預金口
座、証券会社のファンド口座、生命保険会社の配当金、
クレジット会社のキャッシュローン等の電子マネー決済
としてサービスされる口座等で利用できる金額)として
用途に応じて運用または利用することができ、また電子
マネー化するための運用操作を容易にする方法を提供す
ることも目的とする。さらに、、複数の電子マネー方式
の選択提供を金融機関側に可能とすることと、システム
の構築運営維持の負担の軽減を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明
は、複数の金融機関等と、電子マネーの発行・管理サー
ビスを行う電子マネーサービス手段と、ICカード等の
電子マネー手段と、電子マネーの精算・決算業務を行う
一以上の電子マネー決済手段と、をネットワークで接続
した電子マネーシステムにおける前記金融機関等から前
記電子マネーサービス手段へ電子マネーの発行サービス
を委託する統合電子マネー発行サービス方法であって、
前記金融機関等に電子マネー利用者の口座を設けるステ
ップと、前記電子マネーサービス手段に電子マネーサー
ビスの利用者毎および業者毎に電子マネーサービスを総
括するための利用者口座および業者精算口座を設けるス
テップと、前記金融機関等に設けられた前記電子マネー
利用者の口座と前記電子マネー手段との間で所定の資金
移動サービスプロトコルにより前記電子マネーサービス
手段に設けられた該電子マネー利用者の利用者口座を介
して電子マネー資金の移動を行うステップと、前記電子
マネー決済手段と前記金融機関等に設けられた業者の口
座との間で所定の資金移動サービスプロトコルにより前
記電子マネーサービス手段に設けられた前記業者精算口
座を介して資金移動を行い電子マネーによる決済を行う
ステップと、を含み、前記電子マネーサービス手段の利
用者口座および業者精算口座により複数の電子マネーサ
ービスを総括管理することを特徴とする統合電子マネー
発行サービス方法である。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の統合電子マネー発行サービス方法において、前記金融
機関等と前記電子マネーサービス手段の間の所定の資金
移動サービスプロトコルは、前記電子マネーサービス手
段が金融機関の形態で提供される場合は前記金融機関等
に設けられた電子マネー利用者の口座と前記電子マネー
サービス手段に設けられた利用者口座の間で電子マネー
資金の移動を行い、さらに前記電子マネーサービス手段
が金融機関以外の形態の事業者の場合は前記金融機関等
に設けられた電子マネー利用者の口座間の資金振替を行
うことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1、請求
項2に記載の統合電子マネー発行サービス方法におい
て、前記資金移動サービスプロトコルは、前記電子マネ
ー手段と前記金融機関等に設けられた口座との間の資金
移動を、前記電子マネー手段からの要求または資金移動
の期日・金額・資金移動管理残高の組合せで定まる所定
のタイミングまたは前記電子マネー手段の精算処理時
に、前記金融機関等の口座毎の所定の配分割合および所
定の限度額内で資金移動を行うことを特徴とする。請求
項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3に記載の統合
電子マネー発行サービス方法において、前記資金移動の
利用限度額は、前記金融機関等毎および前記各金融機関
等の合計の金額で管理することを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項4に記載の統合電子マネー発行サービス方法におい
て、前記資金移動サービスプロトコルは、前記電子マネ
ー決済手段間での電子マネーの決済を前記電子マネーサ
ービス手段の業者精算口座を介して行うことを特徴とす
る。請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5に記
載の統合電子マネー発行サービス方法において、前記電
子マネーサービス手段による総括管理は、前記電子マネ
ー手段の固有情報の書き込みが完了した前記電子マネー
手段を運用管理対象とすることを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求
項6に記載の統合電子マネー発行サービス方法におい
て、前記電子マネーサービス手段による総括管理は、前
記電子マネーサービス手段に設けられた前記利用者口座
により、前記電子マネー利用者毎の前記各金融機関等の
個別の電子マネー残高と前記各金融機関等の電子マネー
残高を集計した電子マネー総額残高を管理することを特
徴とする。請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項
7に記載の統合電子マネー発行サービス方法において、
前記電子マネーサービス手段による総括管理は、複数の
商品、複数の金融機関等を統括して前記電子マネーの利
用明細レポートを提供することを特徴とする。
【0012】請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求
項8に記載の統合電子マネー発行サービス方法におい
て、前記金融機関等は、銀行、クレジット会社、生損保
会社、証券会社の金融業および決済代行業を含むことを
特徴とする。請求項10に記載の発明は、請求項1〜請
求項9に記載の統合電子マネー発行サービス方法におい
て、前記電子マネーサービス手段は、前記金融機関等の
共同利用センター方式または電子マネー発行銀行方式で
あることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
統合電子マネー発行サービス方法を図1を参照して説明
する。図1は同実施の形態による統合電子マネー発行サ
ービスシステムの概要図である。図1において、本実施
の形態による統合電子マネー発行サービスシステムは、
電子マネー発行サービス金融機関(以下、金融機関)1
00と、電子マネーサービスシステム200と、電子マ
ネー入出金機300と、電子マネー決済システム400
と、電子マネー利用者500と、金融機関入出金機60
0とをネットワークで相互接続して構成される。
【0014】電子マネー発行サービスを行う金融機関1
00は、既存の電子マネーの発行サービス方式(例え
ば、ビザキャッシュ方式)を採用して電子マネーに関わ
る商品を販売する場合は、当該サービス方式に関わるラ
イセンス等の契約をその諸関連権利所有者との間で締結
し、電子マネーサービスシステム200を運用する電子
マネー発行会社と電子マネーの発行および資金移動サー
ビスに関する契約Aを締結し、電子マネーサービス業務
を電子マネー発行会社に委託することで本ビジネス方式
を構成することになる。
【0015】また、電子マネー利用者500は、取引先
の金融機関100と電子マネーの利用契約を締結すると
ともに、電子マネー発行会社と電子マネーサービスシス
テム200の利用契約も併せて行う。この契約は電子マ
ネー利用者500用の利用者口座210に付随する電子
マネーサービスを当該金融機関100の口座、例えばA
銀行口座110との間でどのような資金移動方法をとる
のかを規定する。そして、電子マネー利用者500が別
の金融機関100との間で同様の契約を締結した場合
は、利用者口座210に総括される形でサービスを受け
ることができる。
【0016】電子マネー決済システム400は、電子マ
ネーにより商品の販売やサービスの提供を行う業者等の
システムで構成され、商品の購入代金やサービスの利用
料金の支払方法として電子マネーを用いる際には、金融
機関100と電子マネー決済システム400を運営する
業者の間で当該サービスの利用に関する契約Cを締結す
る。また、電子マネー決済システム400の運営を行う
業者は、電子マネーサービスシステム200の電子マネ
ー発行会社と電子マネーサービスシステム200の利用
契約B2を締結し、電子マネー決済システム400によ
る電子マネーでの支払決済を電子マネーサービスシステ
ム200の業者精算口座220を介して行う。この業者
精算口座220を介した資金運用処理は、契約A,C,
B2による精算方式に基づき金融機関100の口座との
間で資金移動を行う。
【0017】電子マネー入出金機300は、契約Aおよ
び電子マネー入出金機300を運営する業者と電子マネ
ーサービスシステム200を運営する電子マネー発行会
社の間で締結された契約B1に基づいて、電子マネーサ
ービスシステム200の利用者口座210と金融機関1
00の該電子マネー利用者500の口座、例えばA銀行
口座110との間で電子マネーの資金移動を電子マネー
利用者500に対して行う。
【0018】電子マネーサービスシステム200は、電
子マネー発行会社により運営される。電子マネー発行会
社は、金融機関100、電子マネー決済会社400、電
子マネー利用者500と契約を締結し、電子マネーサー
ビスシステム200に設けられている電子マネーの利用
者口座210や業者精算口座220を利用して、電子マ
ネーの発行、金融機関100に設けられた電子マネー利
用者500の口座と電子マネー入出金機300に装填さ
れたICカード510等との間で資金移動をしたり、電
子マネー決済システム400と金融機関100に設けら
れた業者の口座との間で資金を移動したり、電子マネー
サービスの利用状況を電子マネー利用者500へ通知し
たり提供するなど、電子マネーサービスを総括管理す
る。電子マネーサービスシステム200に設けられた利
用者口座210には図2に示すような内容が含まれ、業
者精算口座220も同様の内容となっている。
【0019】次に、本実施の形態の動作について図1を
参照して説明する。図1において、電子マネー利用者5
00は電子マネー入出金機300により電子マネー利用
申し込みに基づいて指定された方法(資金化金額、機
関、回数等)で、電子マネー用原資の移動を金融機関1
00の口座、例えばA銀行口座110に対して行う(ス
テップ)。そして、金融機関100のA銀行口座11
0から電子マネーサービスシステム200の利用者口座
210へ資金の移動を行う(ステップ)。電子マネー
利用者500は、電子マネー入出金機300により必要
な金額を利用者口座210から電子マネー入出金機30
0に装填されたICカード510等に資金を移動し電子
マネーを充填する(ステップ)。利用者500の利用
者口座210のサービス締結指定(精算方法、資金移動
方式)により、自動的に電子マネーの充填や返戻処理も
行う。
【0020】そして、電子マネー利用者500は、商品
を購入したりサービスを受けた際に、電子マネーにより
購入した商品の代金や受けたサービスの料金の支払いを
電子マネー決済システム400に対して行う(ステップ
)。電子マネー利用者500により支払われた金額
は、電子マネー決済システム400から料金の支払い対
象の業者に対応した電子マネーサービスシステム200
の業者精算口座220に入金される(ステップ)。業
者精算口座220の資金は、指定された方法で所定の金
融機関100の該業者の口座に資金移動される(ステッ
プ)。
【0021】一方、電子マネー利用者500の保有する
電子マネーの現金化は、電子マネー入出金機300から
利用者口座210へ資金移動が行われ(ステップ)、
さらに所定の資金移動方法で利用者口座210から金融
機関100の該電子マネー利用者500の口座に資金移
動される(ステップ)。
【0022】また、金融機関100が保有または提携し
ているATM(現金預入支払機)610、ACI(電子
マネーカード発行機)620を通じての電子マネーの充
填や返戻は、金融機関100に設けられた該電子マネー
利用者500の口座に対して行われるが(ステップ
)、さらに移動された金額を金融機関100の口座か
ら利用者口座210に対して移動することで(ステップ
)、顧客利用履歴管理レポートサービス230や電子
マネー方式A発行システム250、電子マネー方式B発
行システム260等の電子マネープロトコルを統一する
ことができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電子マネー発行サービスを提供する金融機関は、電
子マネーに関わるサービスシステムの開発や運用を電子
マネーサービスシステムに委託することで、電子マネー
利用者にサービスを提供するための負担(電子マネーの
方式選択リスク、処理システムの開発維持や運用要員、
用途に応じた複数の電子マネー方式の採用の容易化、利
用顧客へのサービス品質の確保等)を軽減することがで
きる。
【0024】また、電子マネーサービスシステムは、シ
ステムの集約的構築と運営が可能となるため、より高度
なサービス品質と専門要員の確保を金融機関等が個々に
システムを保有する場合に比べて、電子マネーサービス
をより容易に提供することが可能となる。そして、電子
マネーサービスシステムの利用者口座を介して資金移動
することで、電子マネー入出金機の利用者は、複数の電
子マネー媒体(ICカード、電子マネー端末機等)ごと
に個々の金融機関を意識して利用しなくてもよくなり、
電子マネーを利用する場所や商品・サービスの適用範囲
が広くなるとともに、複数の電子マネーの資金管理や利
用状況の一元的把握が可能となる。
【0025】また、電子マネー決済システムを設置・利
用する業者は、電子マネーサービスシステムの業者精算
口座を利用することで、電子マネーによる決済を電子マ
ネーサービスシステムとの間で統一できることから、シ
ステム運営が簡素化されるとともに資金の集約化が容易
に可能となる。また、業者精算口座の電子マネーの現金
化は、電子マネーサービスシステムを介して複数の金融
機関に口座を選択し振り分けて資金移動することによ
り、電子マネー利用者は複数の口座を利用して資金の運
用管理を行うことができる。
【0026】また、電子マネーサービスシステムを24
時間運用することで、金融機関のサービス時間外でも、
電子マネー利用者は電子マネー入出金機、電子マネー決
済システムを介して電子マネーの入出金やサービスを利
用することができる。さらに、1枚のICカードに複数
の電子マネー方式を搭載する方式を用いる場合は、電子
マネー利用者はワンカード・ワンストップ的インタフェ
イスにより電子マネーサービスシステムを介して複数の
金融機関の電子マネーサービスを総括的に利用すること
ができる。
【0027】また、金融機関が評価が定まっていない電
子マネー方式やサービス対象が明確化していない電子マ
ネーサービスを実験したり試行する場合においても、電
子マネーサービスシステムの構築負担(技術、システム
の開発運営等の負担)を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による統合電子マネー
発行サービス決済スキームを示す図である。
【図2】 同実施形態による電子マネー発行サービス口
座管理を示す図である。
【符号の説明】
100…金融機関、200…電子マネーサービスシステ
ム、210…利用者口座、220…業者精算口座、30
0…電子マネー入出金機、400…電子マネー決済シス
テム、500…電子マネー利用者

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の金融機関等と、電子マネーの発行
    ・管理サービスを行う電子マネーサービス手段と、IC
    カード等の電子マネー手段と、電子マネーの精算・決算
    業務を行う一以上の電子マネー決済手段と、をネットワ
    ークで接続した電子マネーシステムにおける前記金融機
    関等から前記電子マネーサービス手段に電子マネーの発
    行サービスを委託する統合電子マネー発行サービス方法
    であって、 前記金融機関等に電子マネー利用者の口座を設けるステ
    ップと、 前記電子マネーサービス手段に電子マネーサービスの利
    用者毎および業者毎に電子マネーサービスを総括するた
    めの利用者口座および業者精算口座を設けるステップ
    と、 前記金融機関等に設けられた前記電子マネー利用者の口
    座と前記電子マネー手段との間で所定の資金移動サービ
    スプロトコルにより前記電子マネーサービス手段に設け
    られた該電子マネー利用者の利用者口座を介して電子マ
    ネー資金の移動を行うステップと、前記電子マネー決済
    手段と前記金融機関等に設けられた業者の口座との間で
    所 定の資金移動サービスプロトコルにより前記電子マネー
    サービス手段に設けられた前記業者精算口座を介して資
    金移動を行い電子マネーによる決済を行うステップと、 を含み、前記電子マネーサービス手段の利用者口座およ
    び業者精算口座により複数の電子マネーサービスを総括
    管理することを特徴とする統合電子マネー発行サービス
    方法。
  2. 【請求項2】 前記金融機関等と前記電子マネーサービ
    ス手段の間の所定の資金移動サービスプロトコルは、前
    記電子マネーサービス手段が金融機関の形態で提供され
    る場合は前記金融機関等に設けられた電子マネー利用者
    の口座と前記電子マネーサービス手段に設けられた利用
    者口座の間で電子マネー資金の移動を行い、さらに前記
    電子マネーサービス手段が金融機関以外の形態の事業者
    の場合は前記金融機関等に設けられた電子マネー利用者
    の口座間の資金振替を行うことを特徴とする請求項1に
    記載の統合電子マネー発行サービス方法。
  3. 【請求項3】 前記資金移動サービスプロトコルは、前
    記電子マネー手段と前記金融機関等に設けられた口座と
    の間の資金移動を、前記電子マネー手段からの要求また
    は資金移動の期日・金額・資金移動管理残高の組合せで
    定まる所定のタイミングまたは前記電子マネー手段の精
    算処理時に、前記金融機関等の口座毎の所定の配分割合
    および所定の限度額内で資金移動を行うことを特徴とす
    る請求項1、請求項2に記載の統合電子マネー発行サー
    ビス方法。
  4. 【請求項4】 前記資金移動の利用限度額は、前記金融
    機関等毎および前記各金融機関等の合計の金額で管理す
    ることを特徴とする請求項1〜請求項3に記載の統合電
    子マネー発行サービス方法。
  5. 【請求項5】 前記資金移動サービスプロトコルは、前
    記電子マネー決済手段間での電子マネーの決済を前記電
    子マネーサービス手段の業者精算口座を介して行うこと
    を特徴とする請求項1〜請求項4に記載の統合電子マネ
    ー発行サービス方法。
  6. 【請求項6】 前記電子マネーサービス手段による総括
    管理は、前記電子マネー手段の固有情報の書き込みが完
    了した前記電子マネー手段を運用管理対象とすることを
    特徴とする請求項1〜請求項5に記載の統合電子マネー
    発行サービス方法。
  7. 【請求項7】 前記電子マネーサービス手段による総括
    管理は、前記電子マネーサービス手段に設けられた前記
    利用者口座により、前記電子マネー利用者毎の前記各金
    融機関等の個別の電子マネー残高と前記各金融機関等の
    電子マネー残高を集計した電子マネー総額残高を管理す
    ることを特徴とする請求項1〜請求項6に記載の統合電
    子マネー発行サービス方法。
  8. 【請求項8】 前記電子マネーサービス手段による総括
    管理は、複数の商品、複数の金融機関等を統括して前記
    電子マネーの利用明細レポートを提供することを特徴と
    する請求項1〜請求項7に記載の統合電子マネー発行サ
    ービス方法。
  9. 【請求項9】 前記金融機関等は、銀行、クレジット会
    社、生損保会社、証券会社の金融業および決済代行業を
    含むことを特徴とする請求項1〜請求項8に記載の統合
    電子マネー発行サービス方法。
  10. 【請求項10】 前記電子マネーサービス手段は、前記
    金融機関等の共同利用センター方式または電子マネー発
    行銀行方式であることを特徴とする請求項1〜請求項9
    に記載の統合電子マネー発行サービス方法。
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