JP6848349B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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そこで、画像形成装置に所定の装置を使用して、超微粒子を除去することが提案されている(特許文献1及び2参照。)。
前記定着部近傍の空気を画像形成装置本体外へ排気する排気ダクトと、
を有する画像形成装置であって、
前記一対の定着部材のうち少なくとも一方は、弾性体で形成され、
前記排気ダクト内の排気経路に、撥油親水性化合物が付着したろ過フィルターが設けられていることを特徴とする画像形成装置。
前記定着部近傍の空気を画像形成装置本体外へ排気する排気ダクトと、
を有する画像形成装置であって、
前記一対の定着部材のうち少なくとも一方は、弾性体で形成され、
前記排気ダクト内の排気経路に、前記撥油親水性化合物が付着した繊維状部材が設けられ、
前記繊維状部材の下流側に、更にろ過フィルターが設けられていることを特徴とする画像形成装置。
前記定着部近傍の空気を画像形成装置本体外へ排気する排気ダクトと、
を有する画像形成装置であって、
前記一対の定着部材のうち少なくとも一方は、弾性体で形成され、
前記排気ダクト内の排気経路に、前記撥油親水性化合物が付着した繊維状部材が設けられ、
前記繊維状部材の下流側に、更に前記撥油親水性化合物が付着したろ過フィルターが設けられていることを特徴とする画像形成装置。
トナー像を担持する記録材を前記ニップ部に通しつつ加熱及び加圧する定着処理により、前記トナー像を前記記録材上に定着する工程と、
前記定着部近傍の空気を画像形成装置本体外へ排気する工程と、
を有し、
前記定着部近傍の空気を排気する工程では、前記排気ダクト内の排気経路に設けられた撥油親水性化合物が付着したろ過フィルター又は繊維状部材により、空気中の超微粒子を除去することを特徴とする画像形成方法。
また、シリコーンゴムから発生するシロキサンを同様のシロキサン類で吸着して除くという考え方も提案されてきたが、シロキサン類が超微粒子を吸着することによりフィルターに目詰まりが生じ、超微粒子の捕集能が低下するという問題があった。
以上のように、本発明の画像形成装置は、従来手法のように、吸着によりシロキサン超微粒子を除去するものではないことから、長期にわたって安定的にシロキサン超微粒子を除去でき、かつ、簡便な構成でこれを達成できるものである。
この特徴は、各請求項に係る発明に共通する技術的特徴である。
本発明の画像形成装置は、トナー像を担持する記録材を一対の定着部材によって形成されたニップ部に通しつつ加熱及び加圧する定着処理により、トナー像を記録材上に定着する定着部と、定着部近傍の空気を画像形成装置本体外へ排気する排気ダクトと、を有し、一対の定着部材のうち少なくとも一方は、弾性体で形成され、排気ダクト内の排気経路に、撥油親水性化合物が付着したろ過フィルターが設けられていることを特徴とする。
以下、各部材等について説明する。
本発明の画像形成装置は、定着部近傍の空気を画像形成装置本体外へ排気する排気ダクトを備えている。当該排気ダクト内の排気経路には、撥油親水性化合物が付着したろ過フィルターが設けられている。
撥油親水性化合物の塗布量としては、特に制限はないが、例えば、厚さが1〜2μm程度となるように撥油親水性化合物を塗布する。
本発明に係る撥油親水性化合物とは、JIS R 3257に準拠して測定された、親水性の指標となる水の接触角が40°以下であり、かつ撥油性の指標となるn−ヘキサデカンの接触角が25°以上である化合物をいう。
水蒸気とシロキサンとを効率的に分離するため、n−ヘキサデカンの接触角が30°以上であることが好ましく、40°以上であることがより好ましい。また、水の接触角が30°以下であることが好ましく、22°以下であることがより好ましい。
なお、撥油親水性化合物の接触角は、JIS R 3257:1999に準拠して、温度25±5℃、相対湿度50±10%の雰囲気下で、撥油親水性化合物からなる試験片の表面に水又はn−ヘキサデカンを2μL滴下して、滴下1分後の接触角を自動接触角計(協和界面科学社製、Drop Master 701)により測定した値とする。
撥油性を付与する構造としては、オルガノポリシロキサン構造を含有する基又はフッ素原子を含有する基が挙げられる。
フッ素原子を含有する基としては、直鎖状若しくは分岐状のフルオロアルキル基又は直鎖状若しくは分岐状のフルオロアルキレン基が挙げられ、中でも、直鎖状若しくは分岐状のペルフルオロアルキル基又は直鎖状若しくは分岐状のペルフルオロアルキレン基が好ましい。
親水性を付与する基は、アニオン型、カチオン型、両性型に分類され、以下の基が挙げられる。
親水性を付与する基がアニオン型である場合、親水性を付与する基は、その末端に「−CO2M1」、「−SO3M1」、「−OSO2M1」、「−OP(OH)O2M1」、「−OPO3M1 2」、「=O2PO2M1」又は「−PO(OH)x(OM1)2−x」を有している。
ここで、M1は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、Mg、Al、R1R2R3R4N+を表す。R1〜R4は、それぞれ独立に、水素原子又は炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のアルキル基を表す。xは、0〜2の整数である。
アルカリ土類金属しては、カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)、バリウム(Ba)が挙げられる。
第4級アンモニウム塩(R1R2R3R4N+)としては、R1〜R4がすべて同じものである場合として、例えば、(CH3)4N+、(C2H5)4N+、(C3H7)4N+、(C4H9)4N+、(C5H11)4N+、(C6H13)4N+、(C7H15)4N+、(C8H17)4N+、(C9H19)4N+、(C10H21)4N+等が挙げられる。
R1〜R3がすべてメチル基である場合としては、例えば、R4が(−C2H5)、(−C6H13)、(−C8H17)、(−C9H19)、(−C10H21)、(−C12H25)、(−C14H29)、(−C16H33)、(−C18H37)等である第4級アンモニウム塩が挙げられる。
R1及びR2がメチル基である場合として、例えば、R3及びR4がともに(−C8H17)、(−C10H21)、(−C12H25)、(−C14H29)、(−C16H33)、(−C18H37)等である第4級アンモニウム塩が挙げられる。
R1がメチル基である場合として、例えば、R2〜R4がすべて(−C4H9)、(−C8H17)等である第4級アンモニウム塩が挙げられる。
親水性を付与する基がカチオン型である場合、親水性を付与する基は、その末端に「−N+R5R6R7・Cl−」、「−N+R5R6R7・Br−」、「−N+R5R6R7・I−」、「−N+R5R6R7・CH3SO3 −」、「−N+R5R6R7・R7SO4 −」、「−N+R5R6R7・NO3 −」、「(−N+R5R6R7)2CO3 2−」又は「(−N+R5R6R7)2SO4 2−」を有している。
ここで、R5〜R7は、それぞれ独立に、水素原子又は炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のアルキル基を表す。
R5〜R7におけるアルキル基の炭素数が20以下であれば、撥油親水性を損なうことがないために好ましい。
親水性を付与する基が両性型である場合、親水性を付与する基は、その末端にカルボキシベタイン型の「−N+R8R9(CH2)nCO2 −」、スルホベタイン型の「−N+R8R9(CH2)nSO3 −」又はアミンオキシド型の「−N+R8R9O−」又はホスホベタイン型の「−OPO3 −(CH2)nN+R8R9R10」を有している。
ここで、R8及びR9は、それぞれ独立に、水素原子又は炭素数1〜10のアルキル基を表す。R10は、水素原子又は炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数1〜10のアルキレン基を表す。
本発明に係る定着部は、トナー像を担持する記録材を一対の定着部材によって形成されたニップ部に通しつつ加熱及び加圧する定着処理により、トナー像を記録材上に定着する。
弾性体としては、特に制限されないが、シリコーンを含有する材料により形成されていることが好ましい。
以下に、本発明の画像形成装置の一例として、本発明に係る撥油親水性化合物が付着したろ過フィルターを採用した排気ダクトと、定着部とを備える画像形成装置について、当該画像形成装置を用いた画像形成方法とともに説明する。
なお、図1に示す画像形成装置1においては、1次転写ローラー422がトナー画像転写手段に相当し、中間転写ベルト421が転写材に相当する。
この定着部60においては、発熱ベルト63及び加圧ローラー64が、本発明に係る一対の定着部材である。本発明においては、発熱ベルト63及び加圧ローラー64の少なくとも一方が弾性体で形成され、当該弾性体がシリコーンを含有する材料により形成されていることが好ましい態様である。シリコーンを含有する材料により形成されていることで、定着温度に対する耐熱性と、用紙Sが圧接される領域の寸法(ニップ部の長さ)を確保するための弾性を持たせることができる。
用紙Sを、発熱ベルト63と加圧ローラー64とで形成されたニップ部に通しつつ加熱及び加圧する定着処理により、トナー像を記録材上に定着する。
なお、本発明に係る一対の定着部材として、発熱ベルト63及び加圧ローラー64を例としたが、本発明はこれに限定されず、公知の定着部材を使用できる。
ゴム層の厚さは、特に限定されないが、一般的には、0.05〜2mmの範囲内である。
表層の厚さは、特に限定されないが、一般的には、5〜100μmの範囲内である。
画像形成装置1による画像形成方法は、感光体ドラム413を帯電させる工程(像担持体帯電工程)と、帯電した感光体ドラム413に静電潜像を形成する工程(静電潜像形成工程)と、静電潜像が形成された感光体ドラム413にトナーを供給してトナー画像を担持させる工程(トナー像担持工程)と、感光体ドラム413に担持されているトナー画像を転写材に転写する工程(トナー像転写工程)と、トナー像を担持する記録材を、一対の定着部材によって形成されたニップ部に通しつつ加熱及び加圧する定着処理と、を有する。
なお、この用紙Sを当該ニップ部で加熱及び加圧する際に、定着部材や定着ローラーが有するシリコーンゴムからシロキサンなどの超微粒子が発生すると考えられる。
以下のようにして、画像形成装置101〜120を作製した。
市販のフルカラー複合機bizhubC754(コニカミノルタ社製)において、定着ローラー、発熱ベルト及び加圧ローラーとしてフッ素ゴムからなるものを用い、また、排気ダクト内の排気経路に、フルカラー複合機に付属のろ過フィルターに撥油親水性化合物としてNC−305(大原パラヂウム化学社製)をその厚さが1μmとなるようにスプレー塗布により塗布したろ過フィルターを設置して、画像形成装置101を作製した。
画像形成装置101の作製において、ろ過フィルターにおける撥油親水性化合物をNC−600(大原パラヂウム化学社製)に変更した以外は同様にして、画像形成装置102を作製した。
市販のフルカラー複合機bizhubC754(コニカミノルタ社製)において、定着ローラー、発熱ベルト及び加圧ローラーとしてフッ素ゴムからなるものを用い、また、排気ダクト内の排気経路に、撥油親水性化合物としてNC−305(大原パラヂウム化学社製)をその厚さが1μmとなるようにスプレー塗布により塗布した不織布を設置し、更に不織布の下流側にフルカラー複合機に付属のろ過フィルターを設置して、画像形成装置103を作製した。
画像形成装置101の作製において、ろ過フィルターにおける撥油親水性化合物を以下のようにして合成した化合物Aに変更した以外は同様にして、画像形成装置104を作製した。
2−メチル−3−ジブチルアミノプロピオン酸メチルの電解フッ素化により得られたペルフルオロ(2−メチル−3−ジブチルアミノプロピオン酸)フルオリド120gを、ジメチルアミノプロピルアミン39gをイソプロピルエーテル(IPE)500mLに溶解した溶液に、氷浴下滴下した。室温(25℃)で2時間撹拌した後にろ過を行い、ろ液のIPE層をNaHCO3水溶液と、NaCl水溶液とで洗浄処理し、分液した後に水洗を行った。その後、IPEを留去し、更に蒸留して粗生成物として、(C4F9)2NCF2CF(CF3)CONH(CH2)3N(CH3)2を64g得た(収率47%)。
画像形成装置101の作製において、ろ過フィルターにおける撥油親水性化合物を以下のようにして合成した化合物Bに変更した以外は同様にして、画像形成装置105を作製した。
2−メチル−3−ジブチルアミノプロピオン酸メチルの電解フッ素化により得られたペルフルオロ(2−メチル−3−ジブチルアミノプロピオン酸)フルオリド120gを、ジメチルアミノプロピルアミン39gをイソプロピルエーテル(IPE)500mLに溶解した溶液に、氷浴下滴下した。室温(25℃)で2時間撹拌した後にろ過を行い、ろ液のIPE層をNaHCO3水溶液と、NaCl水溶液とで洗浄処理し、分液した後に水洗を行った。その後、IPEを留去し、更に蒸留して粗生成物として、(C4F9)2NCF2CF(CF3)CONH(CH2)3N(CH3)2を64g得た(収率47%)。
画像形成装置103の作製において、不織布における撥油親水性化合物を化合物Aに変更した以外は同様にして、画像形成装置106を作製した。
画像形成装置101〜106の作製において、定着ローラー、発熱ベルト及び加圧ローラーをシリコーンゴムからなるものに変更した以外は同様にして、画像形成装置107〜112をそれぞれ作製した。
市販のフルカラー複合機bizhubC754(コニカミノルタ社製)において、定着ローラー、発熱ベルト及び加圧ローラーとしてフッ素ゴムからなるものを用い、また、また、排気ダクト内の排気経路に、撥油親水性化合物であるNC−305(大原パラヂウム化学社製)をその厚さが1μmとなるようにスプレー塗布により塗布した不織布を設置し、更に不織布の下流側に、フルカラー複合機に付属のろ過フィルターに同様に撥油親水性化合物であるNC−305をその厚さが1μmとなるようにスプレー塗布により塗布したろ過フィルターを設置して、画像形成装置113を作製した。
画像形成装置113の作製において、定着ローラー、発熱ベルト及び加圧ローラーをシリコーンゴムからなるものに変更した以外は同様にして、画像形成装置114を作製した。
画像形成装置113及び114の作製において、ろ過フィルター及び不織布における撥油親水性化合物をともに化合物Aに変更した以外は同様にして、画像形成装置115及び116をそれぞれ作製した。
市販のフルカラー複合機bizhubC754(コニカミノルタ社製)において、定着ローラー、発熱ベルト及び加圧ローラーとしてフッ素ゴムからなるものを用い、また、排気ダクト内の排気経路に、フルカラー複合機に付属のろ過フィルターを設置して、画像形成装置117を作製した。
市販のフルカラー複合機bizhubC754(コニカミノルタ社製)において、定着ローラー、発熱ベルト及び加圧ローラーとしてフッ素ゴムからなるものを用い、また、排気ダクト内の排気経路に、フルカラー複合機に付属のろ過フィルターに撥油撥水性化合物としてNovec(登録商標)1700(スリーエム ジャパン(株)製)をその厚さが1μmとなるようにスプレー塗布により塗布し、自然乾燥させたろ過フィルターを設置して、画像形成装置118を作製した。
画像形成装置117及び118の作製において、定着ローラー、発熱ベルト及び加圧ローラーをシリコーンゴムからなるものに変更した以外は同様にして、画像形成装置119及び120をそれぞれ作製した。
作製した画像形成装置101〜120について、下記評価を行った。
評価結果を表1に示す。
作製した各画像形成装置をチャンバー内に設置し、このチャンバー内に排出された超微粒子をTSI社製微粒子計測器(型式CPC3007)で連続的に測定した。プリント開始からプリント終了後3換気相当分の時間に観測された粒径10〜1000nmの範囲内の超微粒子の総数を測定した。
10万枚印刷後において、べた画像をJ紙(A4)出力したときに、スポットのように観察できる画像汚れを数えた。
表1から明らかなように、本発明の画像形成装置は、比較例の画像形成装置と比べて、観測される超微粒子数及び画像評価において優れていることが確認された。
以上から、一対の定着部材のうち少なくとも一方が弾性体で形成され、排気ダクト内の排気経路に撥油親水性化合物が付着したろ過フィルターを設けることが、画像形成過程において発生する超微粒子を簡単な構成で長期にわたって除去できる画像形成装置及び画像形成方法に有用であることがわかる。
30 画像処理部
40 画像形成部
41、41Y、41M、41C、41K 画像形成ユニット
42 中間転写ユニット
43 2次転写ユニット
50 用紙搬送部
51 給紙部
51a、51b、51c 給紙トレイユニット
52 排紙部
52a 排紙ローラー
53 搬送経路部
53a レジストローラー対
60 定着部
62 定着ローラー
63 発熱ベルト
64 加圧ローラー
110 画像読取部
111 給紙部
112 スキャナー
112a CCDセンサー
140 排気ダクト
140a 吸気口
140b 排気口
141 吸引ファン
170a、170b ろ過フィルター
171 繊維状部材
411(411Y) 露光部
412(412Y) 現像部
413(413Y) 感光体ドラム
414(414Y) 帯電部
415(415Y) クリーニング部
421 中間転写ベルト
422 1次転写ローラー
423、431 支持ローラー
423A バックアップローラー
426 ベルトクリーニング部
431A 2次転写ローラー
432 二次転写ベルト
C 粉塵除去部
D 原稿
S 用紙
Claims (5)
- トナー像を担持する記録材を一対の定着部材によって形成されたニップ部に通しつつ加熱及び加圧する定着処理により、前記トナー像を前記記録材上に定着する定着部と、
前記定着部近傍の空気を画像形成装置本体外へ排気する排気ダクトと、
を有する画像形成装置であって、
前記一対の定着部材のうち少なくとも一方は、弾性体で形成され、
前記排気ダクト内の排気経路に、撥油親水性化合物が付着したろ過フィルターが設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - トナー像を担持する記録材を一対の定着部材によって形成されたニップ部に通しつつ加熱及び加圧する定着処理により、前記トナー像を前記記録材上に定着する定着部と、
前記定着部近傍の空気を画像形成装置本体外へ排気する排気ダクトと、
を有する画像形成装置であって、
前記一対の定着部材のうち少なくとも一方は、弾性体で形成され、
前記排気ダクト内の排気経路に、撥油親水性化合物が付着した繊維状部材が設けられ、
前記繊維状部材の下流側に、更にろ過フィルターが設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - トナー像を担持する記録材を一対の定着部材によって形成されたニップ部に通しつつ加熱及び加圧する定着処理により、前記トナー像を前記記録材上に定着する定着部と、
前記定着部近傍の空気を画像形成装置本体外へ排気する排気ダクトと、
を有する画像形成装置であって、
前記一対の定着部材のうち少なくとも一方は、弾性体で形成され、
前記排気ダクト内の排気経路に、撥油親水性化合物が付着した繊維状部材が設けられ、
前記繊維状部材の下流側に、更に前記撥油親水性化合物が付着したろ過フィルターが設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記弾性体が、シリコーンを含有する材料により形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 少なくとも一方が弾性体で形成された一対の定着部材によって形成されたニップ部を有する定着部と、前記定着部近傍に設けられた排気ダクトと、を有する画像形成装置を用い
た画像形成方法であって、
トナー像を担持する記録材を前記ニップ部に通しつつ加熱及び加圧する定着処理により、前記トナー像を前記記録材上に定着する工程と、
前記定着部近傍の空気を画像形成装置本体外へ排気する工程と、
を有し、
前記定着部近傍の空気を排気する工程では、前記排気ダクト内の排気経路に設けられた撥油親水性化合物が付着したろ過フィルター又は繊維状部材により、空気中の超微粒子を除去することを特徴とする画像形成方法。
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