JP6847939B2 - 編成された管状製品のための裏返し装置、特に管状製品の側面から突出するポケットを有する管状製品を裏返すための裏返し装置 - Google Patents

編成された管状製品のための裏返し装置、特に管状製品の側面から突出するポケットを有する管状製品を裏返すための裏返し装置 Download PDF

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Description

本発明は、編成された管状製品のための裏返し装置、特に管状製品の側面から突出するポケットを有する管状製品を裏返すための裏返し装置に関する。当該の裏返し装置は、より一般的に管状製品の反転を必要とするあらゆる処理に使用され得るが、特に管状製品の軸方向端部で管状製品を自動的に閉じるため、例えば靴下のつま先を自動的に閉じるためのソーイングステーション又はリンキングステーションで管状製品を裏返すために考案されている。
編成された管状製品、特に靴下を、編成品又は靴下類のための円型機械での製造の終了の際に軸方向端部で自動的に閉じるための技術が知られている。
これらの技術の一部は、製品の製造の終了の際に靴下類又は編成品の円型機械から製品をピックアップして、一般に製品を製造するために使用される円型機械と並んで配置されているリンキングステーション又はソーイングステーションに製品を移すことに基づいている。
リンキングステーション又はソーイングステーションにはリンキングヘッド又はソーイングヘッドが設けられており、製品の製造が終了する軸方向端部によって通常構成されている製品の軸方向端部をリンキングヘッド又はソーイングヘッドを用いて閉じる。
一部の技術は、製品を製造した円型機械から製品をピックアップするためと、製品の軸方向端部を閉じるためのソーイング動作又はリンキング動作の間、製品を支持するためとの両方で単一の装置を使用することに基づいている。他の技術では、製品をピックアップして製品をリンキングステーション又はソーイングステーションに移すための装置、及びリンキングステーション又はソーイングステーションに配置された処理装置が設けられており、処理装置は、次のソーイング又はリンキングの動作のために製品を準備して、任意にはリンキングヘッド又はソーイングヘッドに対してソーイング又はリンキング中の製品を移動させるために使用されている。
通常、製品の形成された最後の編成列の編成ループを個々に係合することにより、製品を製造した機械から製品をピックアップして、任意に製品を処理装置に移す。このような最後の編成列の一方の半列の編成ループは、ソーイング又はリンキングを続ける前に他方の半列の編成ループに個々に面しているため、形成された最後の編成列を構成する2つの半列の2つの相互に対向するループを夫々結合することにより、製品の軸方向端部を閉じる。このため、編成された管状製品、特に靴下の軸方向端部を自動的に閉じた際に精度及び外観の点で優れた成果物が得られる。
これらの技術の両方で、ソーイング鎖又はリンキング鎖が製品の外側で、つまり通常、着用する際に製品の見える側で容易に見えないように、ソーイング動作又はリンキング動作を裏表の製品に行うことが非常に多い。
この理由で、編成された管状製品の一方の軸方向端部を閉じるためにこれらの技術を実施するように構成されたソーイングステーション又はリンキングステーションに裏返し装置が一般に設けられており、裏返し装置の機能は、製品を製造した機械から表を外側にして取り出される製品にソーイング動作又はリンキング動作を施す前に製品を裏表に裏返すことであり、任意にはソーイング動作又はリンキング動作の後に製品の表を外側にするために製品を再度裏返す。
この種の使用のための最も普及しているタイプの裏返し装置の1つは管状体を使用することに基づいており、管状体は、製品の閉じられる軸方向端部でピックアップ装置又は処理装置によって保持されてこのような軸方向端部が上方に向いて実質的に垂直に配置される製品と下方から対向する。管状体は、吊り下げられた製品と管状体の上側軸方向端部で対向するように、管状体の軸芯が垂直であるように更に配置されている。従って、管状体の内部は、製品の閉じられる軸方向端部でピックアップ装置又は処理装置によって保持されたままの製品を、管状体の上側軸方向端部を通して吸い込むように吸込手段に連結されている。その後、管状体の上側軸方向端部がピックアップ装置又は処理装置と係合している製品の軸方向端部を通過するように管状体を上昇させる。この通過により、管状体の外側面で製品を裏返し、製品を裏表に裏返すことにより管状体の上側軸方向端部から製品を徐々に引き出す。
このタイプの反転装置が、例えば欧州特許第2250307 号明細書に記載されている。
ピックアップ装置又は処理装置と係合する製品の軸方向端部を通って管状体を挿入する動作を容易にして、管状体の外側面での製品の裏返しを容易にするために、管状体の上側軸方向端部は一般に、管状体の軸芯に対して傾いた傾斜面に応じて斜めになっている。
周知のように、靴下を提供するための半完成品、すなわち、製品のつま先、つまり軸方向端部を閉じる前に円型機械から供給される製品は、製品の側面から突出する2つのポケットを一般に有しており、ポケットは、靴下のかかとと、つま先を閉じるために直近でソーイング又はリンキングが行われるつま先キャップとを構成している。
管状体の斜めになっている上側軸方向端部が、製品を裏表に裏返す動作の間にこれらの突出するポケットと干渉することを防ぐために、斜面の先端がポケットを有さない製品の側面の半分に作用するように、管状体は自軸を中心として位置付けられている。
実際ほとんどの場合、かかと及びつま先キャップは、管状製品の側面の同一の側に設けられている。より正確には、ほとんどの場合、かかと及びつま先キャップは、管状製品の側面の同一の半分に設けられている。この構成は、ソーイング又はリンキングが靴下の足の上側で行われる靴下にある。
しかしながら、場合によっては、ソーイング又はリンキングが靴下の足の下側で行われる。これらの場合、つま先キャップは、かかとが設けられている半分に対して管状製品の側面の反対側の半分に設けられている。
これらの場合、つま先キャップを閉じるためのソーイング又はリンキングに備えて製品を裏返すための動作中、裏返し装置の管状体の上側軸方向端部の斜面の先端が、管状体の自軸回りの向きに応じてこれらのポケットの一方又は他方の内部に不必要に突き刺さる場合がある。管状体がこれらのポケットの一方に突き刺さることにより、反転中に製品が損なわれ、破れることも起こり得る。
本発明の意図は、反転が施される管状製品のポケットへの管状体の斜めになっている端部の突き刺しを効果的に防ぐ、編成された管状製品のための裏返し装置、特に管状製品の側面から突出するポケットを有する管状製品を裏返すための裏返し装置を提供することにより、上述した欠点を解決することである。
この意図の範囲内で、本発明の目的は、管状製品に対する損害を回避しながら、管状製品の側面の同一の側に裏返すポケットを有する管状製品、及びポケットが管状製品の側面の2つの対向する側に設けられている管状製品の両方を正確に反転し得る裏返し装置を提供することである。
本発明の別の目的は、従来の裏返し装置から簡単な変更で提供され得る裏返し装置を提供することである。
本発明の更なる目的は、製品のポケットへの管状体の望ましくない突き刺しを防ぐことにより、製品の製造サイクル中の望ましくない中断を防ぐ裏返し装置を提供することである。
この意図、並びにこれらの目的及び以下により明らかとなるその他の目的は、編成された管状製品のための裏返し装置、特に管状製品の側面から突出するポケットを有する管状製品を裏返すための裏返し装置であって、その軸芯が実質的に垂直に配置されている管状体を支持している主支持構造体を備えており、前記管状体は、前記軸芯に対して傾いた面に沿って斜めになっている上側軸方向端部を有しており、前記管状体を前記主支持構造体に対して前記軸芯に沿って平行移動させるために作動可能な第1の作動手段が設けられており、前記管状体は、管状製品を裏返すために前記管状体の上側軸方向端部で管状製品の軸方向端部を通って挿入可能であり、前記裏返し装置は、前記管状体を前記主支持構造体に対して予め設定された幅の角度に亘って自軸回りに回転させるべく作動可能な第2の作動手段を更に備えていることを特徴とする裏返し装置によって達成される。
本発明の更なる特徴及び利点は、添付図面の非限定例で示した本発明に係る裏返し装置の好ましいが排他的でない実施形態の説明から更に明らかになる。
管状製品を裏返す工程中の、リンキングステーション又はソーイングステーションに配置されている本発明に係る裏返し装置を示す軸方向の断面略図であって、リンキングステーション又はソーイングステーションで製品を位置付けるための動作中、及び裏返し装置の管状体の上側軸方向端部を通った製品の吸込み中の本発明に係る裏返し装置を概略的に示す図である。 図1の拡大部分を示す拡大図である。 図1aの更なる拡大詳細図である。 図1aの別の更なる拡大詳細図である。 図1の別の拡大部分を示す拡大図である。 管状製品を裏返す工程中の、リンキングステーション又はソーイングステーションに配置されている本発明に係る裏返し装置を示す軸方向の断面略図であって、製品を製造した機械から製品をピックアップするために使用されるピックアップ装置から、リンキングステーション又はソーイングステーションに配置されている処理装置に製品を移す工程を示す図である。 図2の拡大部分を示す拡大図である。 管状製品を裏返す工程中の、リンキングステーション又はソーイングステーションに配置されている本発明に係る裏返し装置を示す軸方向の断面略図であって、露出して示されている裏返し装置の部分を用いてピックアップ装置から処理装置に製品を移す別の工程を示す図である。 図3の拡大部分を示す拡大図である。 管状製品を裏返す工程中の、リンキングステーション又はソーイングステーションに配置されている本発明に係る裏返し装置を示す軸方向の断面略図であって、製品の反転の開始を示す図である。 図4の拡大部分を示す拡大図である。 図4の別の拡大部分を示す拡大図である。 管状製品を裏返す工程中の、リンキングステーション又はソーイングステーションに配置されている本発明に係る裏返し装置を示す軸方向の断面略図であって、管状体の自軸回りの回転の実行を示す図である。 図5の拡大部分を示す拡大図である。 図5の別の拡大部分を示す拡大図である。 図5bの更なる拡大詳細図である。 図5に示されている反転の工程に関連した第2の作動手段の動作を概略的に示す斜視図である。 図5に示されている反転の工程に関連した第2の作動手段の動作を概略的に示す斜視図である。 管状製品を裏返す工程中の、リンキングステーション又はソーイングステーションに配置されている本発明に係る裏返し装置を示す軸方向の断面略図であって、管状体の自軸回りの回転の実行を示す図である。 図6の拡大部分を示す拡大図である。 図6の別の拡大部分を示す拡大図である。 管状製品を裏返す工程中の、リンキングステーション又はソーイングステーションに配置されている本発明に係る裏返し装置を示す軸方向の断面略図であって、製品の反転の中間工程を示す図である。 図7の拡大部分を示す拡大図である。 図7の別の拡大部分を示す拡大図である。 図7bの更なる拡大詳細図である。 図7に示されている反転の工程に関連した第2の作動手段の動作を概略的に示す斜視図である。 図7に示されている反転の工程に関連した第2の作動手段の動作を概略的に示す斜視図である。 管状製品を裏返す工程中の、リンキングステーション又はソーイングステーションに配置されている本発明に係る裏返し装置を示す軸方向の断面略図であって、ほとんど完成した製品の反転を示す図である。 図8の拡大部分を示す拡大図である。 図8の別の拡大部分を示す拡大図である。 第2の作動手段の実行の変形例を概略的に示す斜視図である。
本発明に係る裏返し装置は、その後に管状製品の軸方向端部の一方のソーイング又はリンキングにより管状製品が閉じられるか否かに関係なく、単に管状製品の反転を行うためにより一般的に使用され得るという事実に影響を及ぼすことなく、本発明に係る裏返し装置を、編成品又は靴下類のための円型機械で製造される編成された管状製品、例えば靴下の一方の軸方向端部を閉じるためのリンキングステーション又はソーイングステーションでの好ましい使用に関連して説明する。
図面を参照すると、参照番号1 で一般に示されている本発明に係る裏返し装置は主支持構造体2 を備えており、主支持構造体2 は、管状体3 の軸芯4 が実質的に垂直に配置されている管状体3 を支持している。
管状体3 の上側軸方向端部3aが軸芯4 に対して傾いた面に沿って斜めになっている。
裏返し装置は、管状体3 を主支持構造体2 に対して軸芯4 に沿って平行移動させるために作動可能な第1の作動手段5 を備えている。この平行移動によって、管状製品60を裏返すために、管状体3 は管状体3 の上側軸方向端部3aで管状製品60の軸方向端部を通って挿入可能である。
本発明によれば、当該の裏返し装置は第2の作動手段6 を備えており、第2の作動手段6 は、主支持構造体2 に対して予め設定された幅の角度に亘って管状体3 を自軸4 回りに回転させるべく作動可能である。
管状体3 は、自軸4 回りに回転可能であるように対応する支持要素7 によって支持されており、支持要素7 は、管状体3 の軸芯4 に実質的に平行な方向に沿って摺動可能であるように主支持構造体2 によって支持されている。
より具体的には、管状体3 の支持要素7 は、主支持構造体2 に固定されている一対の垂直ガイド9 に沿って摺動可能なスライダ8 を有している。
第1の作動手段5 は電気モータ10を有しており、電気モータ10は、電気モータ10の本体部分で主支持構造体2 に固定されており、電気モータ10の出力軸で垂直軸芯を有するねじ軸11に連結されており、ねじ軸11は、自軸回りに回転可能であるように主支持構造体2 によって支持されている。
ねじ軸11は、スライダ8 に関連付けられている雌ねじ12と係合するため、電気モータ10によって行われるねじ軸11の自軸回りの回転運動の作動によって、垂直ガイド9 に沿ったスライダ8 の平行移動、ひいては主支持構造体2 に対する軸芯4 と平行な管状体3 の平行移動が行われる。
管状体3 の下側軸方向端部3bは、管状体3 と同軸の下側スリーブ13に連結されており、下側スリーブ13は、自軸回りに回転可能であるように管状体3 の支持要素7 によって、つまりスライダ8 によって支持されている。
管状体3 は、下側スリーブ13の軸芯と一致する自軸4 回りに一体に回転するように着脱可能に管状体3 の下側軸方向端部3bによって下側スリーブ13に連結されているため、下側スリーブ13及び管状体3 が互いに連結されているとき、下側スリーブ13の自軸回りの回転によって、管状体3 が同一の軸芯回りに回転し、管状体3 は、好ましくは管状体3 に対する下側スリーブ13の軸方向の摺動又はその逆によって下側スリーブ13と係合可能であるか、又は下側スリーブ13から離脱可能である。
好都合なことに、下側スリーブ13は、管状体3 の下側軸方向端部3bの直近で管状体3 と係合可能であるか、又は管状体3 から離脱可能な弾性手段14を有している。
より具体的には、これらの弾性手段14は少なくとも1つの弾性薄板15を有しており、弾性薄板15は、管状体3 の下側軸方向端部3bに挿入可能な下側スリーブ13の部分に配置され、下側スリーブ13の側面から突出する。このような弾性薄板15は、下側スリーブ13が挿入可能な管状体3 の下側軸方向端部3bの部分を貫通する対応する孔16に係合可能である。実質的には、弾性薄板15は、弾性薄板15に作用する力がない状態では下側スリーブ13の側面から突出し、下側スリーブ13が管状体3 の下側軸方向端部3bに挿入されると、下側スリーブ13の軸芯の方に弾性的に曲げられ、その後、管状体3 を径方向に貫通する孔16が弾性薄板15に位置付けられると、このような孔16と弾性反作用によって係合する。孔16との弾性薄板15の係合に続いて、管状体3 は、共通の軸芯4 回りに一体に回転するように下側スリーブ13に連結される。下側スリーブ13は、管状体3 の下側軸方向端部3bから下側スリーブ13を引き出すことにより管状体3 から離脱可能であることに注目すべきである。このように作用することによって、実際に弾性薄板15は下側スリーブ13の軸芯4 の方向にもう一度曲げられて孔16から離脱する。
弾性薄板15の輪郭は、下側スリーブ13の管状体3 への挿入及び管状体3 からの引出しを容易にするような輪郭である。
第2の作動手段6 は、下側スリーブ13の側面に延びている円筒螺旋状スロット17と、主支持構造体2 に支持されているピン18とを有しており、第1の作動手段5 の動作によって、下側スリーブ13が主支持構造体2 に対して管状体3 と共に軸芯4 に沿って平行移動すると、ピン18はこのような円筒螺旋状スロット17と指令で係合可能である。
より具体的には、ピン18は、管状体3 が主支持構造体2 に対して管状体3 の軸芯4 に沿って平行移動するときに下側スリーブ13と横方向に対向するように主支持構造体2 に支持されている。
ピン18は、空気圧式アクチュエータ19のピストンの軸に固定されている軸受によって構成されており、空気圧式アクチュエータ19は、軸受18が下側スリーブ13の側面から離隔している静止位置から、軸受18が下側スリーブ13の側面に画定された円筒螺旋状スロット17と係合する作動位置に、又はその逆に管状体3 の軸芯4 に垂直な方向に沿って軸受18を移動させるように作動可能である。
軸受、つまりピン18の静止位置から作動位置への移動、又はその逆の移動は、他の従来のアクチュエータ、例えば機械式アクチュエータ又は電気機械式アクチュエータによって行われ得ることは明らかである。
ピン18は、管状体3 が第1の作動手段5 の作動により中間の上昇位置にあるときに下側スリーブ13の側面に対向しているように主支持構造体2 に支持されている。
好ましくは、円筒螺旋状スロット17は、管状体3 の軸芯4 を中心として実質的に180 °の角度に亘って下側スリーブ13の側面に延びているため、円筒螺旋状スロット17内でのピン18の係合と組み合わせた管状体3 の軸芯4 に沿った管状体3 の平行移動によって、管状体3 は自軸4 回りに略180 °回転する。
上述された第2の作動手段6 の実施形態では、主支持構造体2 に対する下側スリーブ13との自軸4 回りの管状体3 の回転は、主支持構造体2 に対する下側スリーブ13との自軸4 に沿った管状体3 の平行移動を伴う。
図9に示されている実行の変形例では、この場合には参照番号6aで示されている第2の作動手段は、管状体3 が主支持構造体2 に対して下側スリーブ13と共に自軸4 に沿って平行移動することを必ずしも必要とせずに、下側スリーブ13を主支持構造体2 に対して管状体3 と共に自軸4 回りに回転させるように構成されている。このような実行の変形例では、実際には、第2の作動手段6aはスライダ8 に取り付けられた電気モータ20を有しており、電気モータ20の出力軸は、下側スリーブ13の周りに同軸に固定されているリングギヤ22と噛合するピニオン21に連結されている。
図9では、前の図面に既に示されている要素に相当する裏返し装置の要素は同一の参照番号で示されている。
好都合なことに、本発明に係る裏返し装置は、管状体3 の軸芯4 の周りに互いに角度間隔を空けて予め設定された回転位置に管状体3 を保持する保持手段23を備えている。
より具体的には、このような保持手段23は、スライダ8 に支持されているスナップピン24を有しており、スナップピン24は、このようなスナップピン24によって係合可能な座部25が、予め設定された幅の角度に応じて管状体3 の軸芯4 の周りで互いに角度間隔を空けた位置に画定されている下側スリーブ13の側面の領域と対向する。管状体3 の自軸4 回りの180 °の角度に亘る回転を伴う図示されている実施形態では、下側スリーブ13の側面の2つの直径方向に反対の領域に2つの座部25が配置されている。
本発明に係る裏返し装置は、管状体3 が自軸4 に沿って摺動可能であるように管状体3 を支持する主支持構造体2 の下側部分2a及び第1の作動手段5 を有する下部1aと、管状体3 の上側軸方向端部3aを把持するための把持手段26を支持する主支持構造体2 の上側部分2bを有する上部1bとを備えることが可能である。
裏返し装置の上部1bと下部1aとの間に中間領域1cが設けられており、管状製品60の軸方向端部で吊り下げられて実質的に垂直に配置されて裏返される管状製品60を支持するための支持手段27が中間領域1cに配置され得るか、又は配置されている。以下により詳細に記載されるように、管状体3 は、管状体3 の上側軸方向端部3aから管状製品60を徐々に引き出しながら、支持手段27によって保持される管状製品60を管状体3 の外側面で裏返すように、管状体3 の上側軸方向端部3aを通して管状製品60を吸い込んだ後、管状体3 の上側軸方向端部3aで、支持手段27から吊り下げられた管状製品60の軸方向端部を通って下方から上方に挿入可能である。
より具体的には、裏返し装置の下部1aと上部1bとの間の中間領域1cに配置された管状製品60の支持手段27は処理装置28を有しており、処理装置28は、その軸芯が垂直な主軸芯30にあるように配置された環状体29を有している。環状体29は、その軸芯が主軸芯30と一致している理想的な円筒面に沿って配置されてこのような主軸芯30と平行に延びている複数のスパイク31を環状体29の下面に有している。このようなスパイク31は、管状製品60の上端部でスパイク31に吊り下げられて裏返される管状製品60を支持するように構成されており、管状体3 は、管状体3 の軸芯4 が主軸芯30にあるように配置可能であり、少なくとも部分的に第1の作動手段5 の動作によってこのような主軸芯30に沿って指令で移動可能である。添付図面では、管状体3 はこの位置で示されている。
裏返し装置が、図示されている実施形態のように管状製品60の一方の軸方向端部を閉じるためのリンキングステーション又はソーイングステーションに位置付けられるように構成されている場合、処理装置28の環状体29は、好ましくは直径軸芯33を中心として相互に枢支されている2つのハーフリング32a, 32bから構成されている。2つのハーフリング32a, 32bの内、ハーフリング32a によって構成されている一方のハーフリングは、ハーフリング32a の各スパイク31をハーフリング32b の対応するスパイク31と対向させて対応するスパイク31と並べるように、直径軸芯33を中心として他方のハーフリング32b に対して指令で反転され得る。好ましくは、2つのハーフリング32a, 32bが同一平面上の位置にあるとき、スパイク31の先端が下方に向いており、ハーフリング32a は、ハーフリング32b と下方から対向するように直径軸芯33を中心として反転され得る。処理装置28は、リンキングステーション又はソーイングステーションから、裏返される管状製品60を製造するために使用される機械に、及びその逆に移動可能であるため、処理装置28は、機械から管状製品60をピックアップして管状製品60をリンキングステーション又はソーイングステーションに運ぶことができる。
或いは、図示されている実施形態のように、処理装置28は、リンキングステーション又はソーイングステーションに常時配置されており、裏返される管状製品60は、一般に参照番号34で示されているピックアップ装置によって、管状製品60を製造した機械から取り出されて処理装置28に移される。ピックアップ装置34は環状のピックアップ体35を有しており、ピックアップ体35は複数のピックアップ要素36を支持して、ピックアップ体35の軸芯37が垂直であるように配置されている。各ピックアップ要素36は、ピックアップ体35の軸芯37に対するラジアル面に配置された薄板体を有しており、薄板体は、ピックアップ体35の軸芯37に対して指令で近づくか、又は遠ざかることが可能である。ピックアップ要素36は、管状製品60を製造するために使用される編成品又は靴下類のための円型機械の針間の角度間隔に対応して、軸芯37を中心として規則的に互いに角度間隔を空けて配置されているため、ピックアップ体35を円型機械の針シリンダの周りに同軸に位置付けてピックアップ体35をピックアップ体35の軸芯37に沿って都合よく移動させることによって、各ピックアップ要素36は円型機械の針に径方向に対向する。ピックアップ要素36は、図示されている例では、ピックアップ体35の軸芯37の方を向いて上方に開いたフック状の端部を有している。このような端部は、針から編成ループをピックアップして、ひいては管状製品60を製造した円型機械から管状製品60を取り除くように、各ピックアップ要素36が対向する編機の対応する針と係合可能である。各ピックアップ要素36の同一の端部が、管状製品60をピックアップ装置34から処理装置28に移すようにスパイク31と結合され得る。スパイク31は実際、ピックアップ装置34のピックアップ要素36間に存在する間隔に対応する角度間隔に応じて、処理装置28の環状体29の軸芯を中心として規則的に互いに角度間隔を空けて設けられている。本質的に、各ピックアップ要素36は処理装置28のスパイク31に対応しており、ピックアップ装置34がリンキングステーション又はソーイングステーションに配置されているとき、ピックアップ要素36がスパイク31の輪の周りに配置された状態で、且つ各ピックアップ要素36がスパイク31と径方向に並んだ状態で、ピックアップ体35は処理装置28の環状体29と同軸の位置に配置されている。
以下により詳細に記載されるように、ハーフリング32a がハーフリング32b に対して同一平面上の位置にある間、つまりハーフリング32a をハーフリング32b の下に反転する前に、ピックアップ体35を処理装置28の環状体29の下に同軸に位置付けて各ピックアップ要素36の端部をスパイク31の1つと係合することにより、管状製品60の編成ループをピックアップ要素36から処理装置28のスパイク31に移す。
図示されている実施形態では、処理装置28の環状体29は垂直軸芯の中空シリンダ38の周りに同軸に連結されており、中空シリンダ38は、主軸芯30と一致する自軸回りに回転可能であるように対応する支持構造体39によって支持されている。ハーフリング32b は中空シリンダ38の外側面に固定されている一方、ハーフリング32a は直径軸芯33を中心として中空シリンダ38に枢支されている。
例えば欧州特許第2250307 号明細書に記載されているようにそれ自体公知の方法で、ハーフリング32a は直径軸芯33を中心として反転されることができ、中空シリンダ38は、支持構造体39に対する自軸回りの回転運動で作動可能である。
好都合なことに、ピックアップ要素36が設けられている場合には明らかに、ピックアップ装置34のピックアップ要素36がスパイク31と結合されているときにはピックアップ装置34のピックアップ要素36と相互に作用し、更に編成ループをピックアップ要素36からスパイク31に個々に移すように処理装置28の同一のスパイク31と相互に作用する第1の軸方向押出手段40が設けられている。
更に、ハーフリング32a がハーフリング32b の下に反転されているときハーフリング32b のスパイク31からハーフリング32a のスパイク31に編成ループを移すため、又は、ソーイング動作又はリンキング動作後にハーフリング32a のスパイク31から管状製品60を離脱させるために、処理装置28のスパイク31と相互に作用する第2の軸方向押出手段41が設けられている。
第1の軸方向押出手段40及び第2の軸方向押出手段41は、例えば欧州特許第2250307 号明細書に記載されているように、それ自体公知の方法で設けられ得る。
本発明に係る裏返し装置の上部1bは、管状体3 の上側軸方向端部3aと係合可能な把持手段26を有しており、第1の作動手段5 によって可能な上昇に加えて、管状体3 の更なる上昇を実行するために作動可能な第3の作動手段42が設けられている。
把持手段26及び第3の作動手段42は、その軸芯が主軸芯30にあるように配置されている上側スリーブ43を有している。このような上側スリーブ43は、第3の作動手段42の動作によって主支持構造体2 に対して主軸芯30に沿って移動可能である。このような上側スリーブ43は、管状体3 の上側軸方向端部3aに外嵌されることができ、図面には示されていない少なくとも1つのペグを有しており、ペグは、上側スリーブ43内に挿入される領域の管状体3 の上側軸方向端部3aの直近で管状体3 を径方向に貫通する孔45と係合可能である。
主軸芯30に沿った上側スリーブ43の作動、及び更に管状体3 の上側軸方向端部3aを引っ掛けるか又は外すためのペグの作動は、例えば欧州特許第2250307 号明細書に記載されているように、それ自体公知の方法で実行され得る。
本発明に係る裏返し装置は補助摺動手段46を更に備えることができ、補助摺動手段46は、管状体3 が中空シリンダ38より上に突出するとき、管状体3 の外側面と対向しているように処理装置28の環状体29より上に配置されている。補助摺動手段46は、管状体3 の外側面で既に裏返されている管状製品60の部分と周期的に係合して離脱することが可能であり、管状体3 の外側面での管状製品60の裏返しを支援して完了するように管状体3 に対して軸方向に移動可能である。このような補助摺動手段46は、欧州特許第2250307 号明細書に記載されている方法と同様の方法で設けられて作動することが可能である。
上側スリーブ43は、それ自体公知の方法で吸込手段に連結され得る。
下側スリーブ13も従来の吸込手段に連結され得る。より具体的には、下側スリーブ13はスライダ8 を貫通して、摺動可能なように互いに同軸に挿入されている複数の管状部分48-50 から構成されている伸縮自在管47にスライダ8 より下で連結されている。伸縮自在管47の下端部は、それ自体公知の方法で吸込装置の吸込口又は空気吸込ラインに連結され得る。
主支持構造体2 の下側部分2aは、欧州特許第2250307 号明細書に記載されているように固定されるか、又は水平軸芯回りに回転可能に設けられ得るため、管状製品60を製造するための機械から処理装置28へのピックアップ装置34による管状製品の移動中に管状体3 の上側軸方向端部3aを通った管状製品60の吸込みを容易にするために、主支持構造体2 の下側部分2aの上端部は、管状製品60を製造するための機械に向かって横方向に傾けられ得る。
本発明に係る裏返し装置の動作は、裏返し装置が編成された管状製品の一方の軸方向端部を閉じるためにリンキングステーション又はソーイングステーションで使用される好ましい前提では以下の通りである。
静止の状態では、裏返し装置は、主支持構造体2 の下側部分2aに支持されている管状体3 が完全に下げられ、管状体3 の軸芯が主軸芯30と一致する。
裏返される管状製品60が管状製品60を製造するために使用される機械からピックアップされると、反転中に管状製品60を支持する処理装置28に管状製品60を運ぶように構成されたピックアップ装置34を使用すると仮定して、図1に示されているように、管状製品60の形成された最後の編成列の編成ループをピックアップ要素36で保持するピックアップ体35は、処理装置28の環状体29より下で、ピックアップ体35の軸芯37が主軸芯30にあるように位置付けられる。
管状体3 の上側軸方向端部3aは、ピックアップ装置34によって運ばれる管状製品60に下方から対向し、管状製品60が管状体3 自体の内部で管状体3 の上側軸方向端部3aを通って吸い込まれるように、管状体3 の内部が吸込手段に連結されている。
その後、図2に示されているように、管状体3 の上側軸方向端部3aと同一平面上の位置にある2つのハーフリング32a, 32bとの間にあるピックアップ体35がそれ自体公知の方法で上昇するため、ピックアップ要素36の各々がスパイク31と結合する。
その後、第1の軸方向押出手段40が作動し、この作動によって、ピックアップ要素36に引っ掛けられた管状製品60のループが各ピックアップ要素36から対応するスパイク31に移され、従って、図3に示されているように、ピックアップ装置34から処理装置28への管状製品60の移動が完了する。
このとき、図4に示されているように、電気モータ10が作動して、主軸芯30と一致する軸芯4 に沿って管状体3 を上昇させ、管状体3 は、ピックアップ体35及び処理装置28の環状体29、ひいてはスパイク31と係合した管状製品60の軸方向端部を管状体3 の上側軸方向端部3aによって通過し始める。
この工程まで、管状体3 の斜めになっている端部の先端が、かかとのポケット60b 、つまり、まずピックアップ装置34に引っ掛けられて、次に処理装置28に引っ掛けられる管状製品60の端部から最も遠くに離隔したポケットがある管状製品60の側にあるように、管状体3 が配置されていることに注目すべきである。
図5に示されているように、管状製品60のつま先キャップを構成するポケット60a が管状体3 の外側面に移されるか、又は依然として管状体内であるが、管状体3 の上側軸方向端部3aの非常に近くにあるように管状体3 が上昇するとき、下側スリーブ13は、円筒螺旋状スロット17が軸受、つまりピン18に対向するように配置される。
このとき、図5c、図5d及び図5eに示されているように、軸受、つまりピン18は、空気圧式アクチュエータ19の作動によって、軸受、つまりピン18が既に存在している静止位置から作動位置に移動して、このような円筒螺旋状スロット17と係合する。
その後、電気モータ10の作動によって管状体3 の上昇を続けて、下側スリーブ13の側面にある円筒螺旋状スロット17との軸受つまりピン18の係合によって管状体3 が上方に平行移動することにより、管状体3 が好ましくは180 °の角度に亘って自軸4 回りに回転する。この回転によって、図6に示されているように、管状体3 の上側軸方向端部3aにある斜めの先端が、ピックアップ装置34又は処理装置28によって引っ掛けられた管状製品60の端部から最も遠くにあるかかとのポケット60b によって占められている管状製品60の側から、管状体3 の外側面で既に裏返されている他方のポケット60a によって占められている反対側に移される。
管状体3 が自軸4 回りに回転することにより、スナップピン24が、スナップピン24が既に占めている座部25から離脱し、下側スリーブ13の側面の直径方向に反対の位置に配置されている他方の座部25と係合する。
対応する座部25とのスナップピン24の係合によって、管状体3 の新たな回転位置が維持されることに注目すべきである。
このとき、空気圧式アクチュエータ19の反対方向への作動によって、図7、図7c、図7d、図7eに示されているように、軸受つまりピン18は、ここでも電気モータ10によって行われる管状体3 の更なる上昇を妨げないように、下側スリーブ13の外側面にある円筒螺旋状スロット17から離脱する。
第2の作動手段6 が図9に示されている変形例のように構成されている場合、好ましくは180 °の予め設定された幅の角度に亘る管状体3 の自軸4 回りの回転が、電気モータ20の作動のみによって行われる。
図8に示されているように、管状体3 の更なる上昇によって、かかとのポケット60b 、つまり、ピックアップ装置34又は処理装置28によって引っ掛けられた端部から最も遠いポケットが管状体3 の外側面で裏返される。管状体3 が動作の開始位置に対して180 °の角度に亘って自軸4 回りに回転するので、このポケット60b が、斜めの先端に対して管状体3 の上側軸方向端部3aの反対側から出て、従って、管状製品60への管状体3 の上側軸方向端部3aの突き刺しのあらゆる可能性が安全に防止されることに注目すべきである。
その後、裏返し装置の動作は欧州特許第2250307 号明細書に記載されているように進む。簡潔には、その後に上側スリーブ43が外嵌される管状体3 の上側軸方向端部3aが解放されるまで、管状体3 の外側面での管状製品60の裏返しが、任意に補助摺動手段46を使用して完了する。次に、管状体3 の上側軸方向端部3aは、このような上側スリーブ43に設けられている把持手段26によって引っ掛けられて、その後、管状体3 が下側スリーブ13に対して更に上昇するように、上側スリーブ43が上方に平行移動する。下側スリーブ13に対する管状体3 のこの軸方向の平行移動によって、管状体3 の下側軸方向端部3bが下側スリーブ13から離脱する。
このとき、第1の軸方向押出手段40が下げられ、ピックアップ装置34及び処理装置28によって占められる領域を解放するように、電気モータ10の反対方向への作動によって下側スリーブ13も下げられる。
その後、ピックアップ装置34は処理装置28から外れて裏返し装置から離れる。
その後、管状製品60は、それ自体公知の方法で、例えば欧州特許第2250307 号明細書に記載されているように行われる管状製品60の下端部のソーイング又はリンキングによって閉じられる状態の裏表の形態になる。
ポケットが管状製品の軸芯の周りの異なる位置にある管状製品の反転を実行するために、管状体3 は、下側スリーブ13に対して自軸4 の周りの様々な方向を向いた2以上の位置で下側スリーブ13と係合可能である。このために、軸芯4 を中心として互いに角度間隔を空けて2以上の孔16が設けられており、各孔16は、管状体3 の下側軸方向端部3bの直近で弾性薄板15によって係合可能である。結果として、把持手段26による管状体3 の把持を可能にするために、上側軸方向端部3aの直近に2以上の孔45が設けられている。
実際には、本発明に係る裏返し装置は、反転動作中、より正確には管状製品の一側に配置されたポケットの裏返し後又は裏返し中、及び管状製品の他側に配置されたポケットの裏返し前に管状体を自軸回りに回転させ得るため、管状体の斜めになっている先端がこれらのポケットの内の一方に突き刺さるのを効果的に防ぐという定められた意図を完全に達成することが分かった。
このように、管状製品の両側に配置されたポケットを有する管状製品の反転でも管状製品の完全な状態が確保される。
このように考案された裏返し装置に、その全てが添付の特許請求の範囲内にある多くの修正及び変更が加えられることができる。更に、細部の全てが他の技術的に等価な要素に置き換えられてもよい。
実際には、用いられる材料並びに寸法は、要件及び現状の技術に応じて如何なるものであってもよい。
本願が優先権を主張するイタリア特許出願第102015000070695 (UB2015A005413 )号明細書における開示内容は、参照として本明細書に組み込まれる。
任意の請求項に述べられている技術的特徴の後には参照符号が付記されているが、これらの参照符号は、請求項の範囲の理解度を高めるためだけに含まれているものであり、従って、このような参照符号は、このような参照符号により一例として識別される各要素の解釈を如何なる形においても限定するものではない。

Claims (17)

  1. 編成された管状製品のための裏返し装置であって
    体を支持している主支持構造体を備えており、前記管状体の軸芯が垂直に配置されており、
    前記管状体は、前記軸芯に対して傾いた面に沿って斜めになっている上側軸方向端部を有しており、
    前記管状体を前記主支持構造体に対して前記軸芯に沿って平行移動させるために作動可能な第1の作動手段が設けられており、
    前記管状体は、管状製品を裏返すために前記管状体の上側軸方向端部で管状製品の軸方向端部を通って挿入可能であり、
    前記裏返し装置は、前記管状体を前記主支持構造体に対して予め設定された幅の角度に亘って自軸回りに回転させるべく作動可能な第2の作動手段を更に備えていることを特徴とする裏返し装置。
  2. 前記管状体は、前記管状体の芯に平行な方向に沿って摺動可能であるように前記主支持構造体によって支持されている対応する支持要素によって、自軸回りに回転可能であるように支持されていることを特徴とする請求項1に記載の裏返し装置。
  3. 前記管状体の下側軸方向端部は、前記管状体の前記支持要素によって自軸回りに回転可能であるように支持されている下側スリーブに同軸に連結されていることを特徴とする請求項2に記載の裏返し装置。
  4. 前記管状体は、自軸回りに一体に回転するように着脱可能に前記下側スリーブに連結されており、前記管状体に対する前記下側スリーブの軸方向の摺動によって前記下側スリーブと係合可能であるか、又は前記下側スリーブから離脱可能であることを特徴とする請求項3に記載の裏返し装置。
  5. 前記下側スリーブによって支持されている弾性手段を更に備えており、
    前記弾性手段は、前記管状体の下側軸方向端部の直近で前記管状体と係合可能であるか、又は前記管状体から離脱可能であることを特徴とする請求項3又は4に記載の裏返し装置。
  6. 前記弾性手段は少なくとも1つの弾性薄板を有しており、前記弾性薄板は、前記管状体の下側軸方向端部に挿入可能な前記下側スリーブの部分に配置され、前記下側スリーブの側面から突出し、
    前記弾性薄板は、前記下側スリーブが挿入可能な前記管状体の下側軸方向端部の部分を貫通する対応する孔に係合可能であることを特徴とする請求項に記載の裏返し装置。
  7. 前記第2の作動手段は、前記下側スリーブの側面に延びている円筒螺旋状スロットと、前記主支持構造体によって支持されているピンとを有しており、
    前記下側スリーブが、前記第1の作動手段の動作によって前記主支持構造体に対して前記管状体と共に前記軸芯に沿って平行移動すると、前記ピンは前記円筒螺旋状スロットと係合可能であることを特徴とする請求項〜6のいずれか一項に記載の裏返し装置。
  8. 前記ピンは、前記円筒螺旋状スロットと係合可能であるか、又は前記円筒螺旋状スロットから離脱可能であることを特徴とする請求項7に記載の裏返し装置。
  9. 前記円筒螺旋状スロットは、前記管状体の芯を中心として180 °の角度に亘って前記下側スリーブの側面に延びていることを特徴とする請求項7又は8に記載の裏返し装置。
  10. 前記管状体の芯の周りに互いに角度間隔を空けて予め設定されている回転位置に前記管状体を保持するための保持手段を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の裏返し装置。
  11. 前記管状体の軸芯の周りに互いに角度間隔を空けて予め設定されている回転位置に前記管状体を保持するための保持手段を更に備えていることを特徴とする請求項2〜9のいずれか一項に記載の裏返し装置。
  12. 前記管状体の前記支持要素は、前記主支持構造体に固定された垂直ガイドによって摺動可能に支持されているスライダを有しており、前記スライダは、前記第1の作動手段の動作によって前記垂直ガイドに沿って移動可能であることを特徴とする請求項2又は11に記載の裏返し装置。
  13. 前記管状体の前記支持要素は、前記主支持構造体に固定された垂直ガイドによって摺動可能に支持されているスライダを有しており、前記スライダは、前記第1の作動手段の動作によって前記垂直ガイドに沿って移動可能であることを特徴とする請求項3〜9のいずれか一項に記載の裏返し装置。
  14. 前記第2の作動手段は、前記スライダに取り付けられた電気モータを有しており、前記電気モータの出力軸が、前記下側スリーブの周りに同軸に固定されているリングギヤと噛合するピニオンに連結されていることを特徴とする請求項13に記載の裏返し装置。
  15. 前記管状体を前記軸芯に沿って摺動可能に支持する前記主支持構造体の下側部分、及び前記第1の作動手段を有する下部と
    前記管状体の上側軸方向端部を把持するための把持手段を有する前記主支持構造体の上側部分を有する上部と
    を備えており、
    前記下部と前記上部との間に中間領域が設けられており、
    管状製品の軸方向端部で吊り下げられて垂直に配置されて裏返される管状製品を支持するための支持手段が前記中間領域に配置され得るか、又は配置されており、
    前記管状体の前記上側軸方向端部から管状製品を徐々に引き出しながら、前記支持手段によって保持された管状製品を前記管状体の外側面で裏返すために、前記管状体の前記上側軸方向端部を通して管状製品を吸い込んだ後、前記管状体は前記管状体の上側軸方向端部で、前記支持手段から吊り下げられた管状製品の前記軸方向端部を通って下方から上方に挿入可能であることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の裏返し装置。
  16. 裏返される管状製品を支持するための前記支持手段は、環状体を有する処理装置を有しており、
    前記環状体は、前記環状体の軸芯が垂直な主軸芯にあるように配置されて複数のスパイクを支持しており、
    前記スパイクは、その軸芯が前記処理装置の前記環状体の軸芯と一致する理想的な円筒面に沿って配置され、管状製品の軸方向端部で吊り下げられて裏返される管状製品を支持するように構成されており、
    前記管状体は、前記管状体の芯が前記主軸芯にあるように配置可能であるか、又は配置されており、少なくとも部分的に前記第1の作動手段の動作によって前記主軸芯に沿って移動可能であることを特徴とする請求項15に記載の裏返し装置。
  17. 前記管状体の内部が、前記下側スリーブに下方領域で連結されている伸縮自在管を介して空気圧式吸込手段に連結され得ることを特徴とする請求項9,13及び14のいずれか一項に記載の裏返し装置。
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