JP6846189B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

本願発明は、略灯具前後方向に延びるように配置された板状導光体を備えた車両用灯具に関するものである。
従来より、テールランプやクリアランスランプ等の車両用灯具の構成として、板状導光体を備えたものが知られている。
例えば「特許文献1」には、発光素子からの出射光を、略灯具前後方向に延びるように配置された板状導光体に対して、その第1板面に形成された入射部から入射させるように構成された車両用灯具が記載されている。
この「特許文献1」に記載された車両用灯具においては、板状導光体において第1板面と対向する第2板面に、上記入射部からの入射光を灯具前方へ向けて反射させる反射部が形成された構成となっている。
米国特許出願公開第2014/0146554号明細書
上記「特許文献1」に記載された車両用灯具においては、板状導光体の反射部からの反射光が灯具前方へ向かう略平行光として板状導光体の前端面に到達する構成となっているので、板状導光体の前端面形状によっては該前端面からの出射光を所期の方向へ向かわせることが困難なものとなる。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、発光素子からの出射光を、略灯具前後方向に延びるように配置された板状導光体に対して、その第1板面に形成された入射部から入射させるように構成された車両用灯具において、板状導光体の前端面からの出射光の向きの自由度を高めることができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
本願発明は、板状導光体の構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願第1の発明に係る車両用灯具は、
略灯具前後方向に延びるように配置された板状導光体と、この板状導光体に対して該板状導光体の第1板面に形成された入射部から光を入射させるように配置された発光素子と、を備えた車両用灯具において、
上記板状導光体は、上記入射部からの入射光を該板状導光体の前端面へ導くように構成されており、
上記板状導光体は、略灯具前後方向に延びる第1側端面を備えており、
上記板状導光体において上記第1板面と対向する第2板面に、上記入射部からの入射光を上記第1側端面の上記入射部よりも灯具前方側に位置する部分へ向けて反射させる第1反射部が形成されており、
上記板状導光体は、上記第1側端面で反射した光を上記前端面から出射させるように構成されており、
上記板状導光体は、上記第1側端面と対向して略灯具前後方向に延びる第2側端面を備 えており、
上記板状導光体は、上記第1側端面からの反射光を、上記第2側端面で反射させた後、 上記前端面に到達させるように構成されている、ことを特徴とするものであり、
また、本願第2の発明に係る車両用灯具は、
略灯具前後方向に延びるように配置された板状導光体と、この板状導光体に対して該板 状導光体の第1板面に形成された入射部から光を入射させるように配置された発光素子と 、を備えた車両用灯具において、
上記板状導光体は、上記入射部からの入射光を該板状導光体の前端面へ導くように構成 されており、
上記板状導光体は、略灯具前後方向に延びる第1側端面を備えており、
上記板状導光体において上記第1板面と対向する第2板面に、上記入射部からの入射光 を上記第1側端面の上記入射部よりも灯具前方側に位置する部分へ向けて反射させる第1 反射部が形成されており、
上記板状導光体は、上記第1側端面で反射した光を上記前端面から出射させるように構 成されており、
上記板状導光体は、上記第1側端面と対向する第2側端面が、灯具後方側へ向けて上記 第1側端面とは反対側に膨らむように形成された凸曲面形状を有しており、
上記第2板面に、上記入射部からの入射光を上記第2側端面へ向けて反射させる第4反 射部が形成されている、ことを特徴とするものである。
上記「発光素子」の種類は特に限定されるものではなく、例えば発光ダイオードやレーザダイオード等が採用可能である。
上記「第1板面」の向きは特に限定されるものではなく、例えば上向きの板面や下向きの板面等が採用可能である。
上記「第1反射部」は、該第1反射部からの反射光を第1側端面の入射部よりも灯具前方側に位置する部分へ向けて反射させるように構成されていれば、その具体的な反射面形状や反射方向は特に限定されるものではない。
本願発明に係る車両用灯具は、略灯具前後方向に延びるように配置された板状導光体に対して、その第1板面に形成された入射部から入射した発光素子からの光を、第1板面と対向する第2板面に形成された第1反射部により、略灯具前後方向に延びる第1側端面の入射部よりも灯具前方側に位置する部分へ向けて反射させ、この第1側端面からの反射光を前端面から出射させる構成となっているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、第1側端面からの反射光は、灯具斜め前方へ向かう光として前端面に到達することとなるので、前端面が傾斜しているような場合であっても、前端面からの出射光を所期の方向へ向かわせることが容易に可能となる。
このように本願発明によれば、発光素子からの出射光を、略灯具前後方向に延びるように配置された板状導光体に対して、その第1板面に形成された入射部から入射させるように構成された車両用灯具において、板状導光体の前端面からの出射光の向きの自由度を高めることができる。
上記構成において、板状導光体として、第1側端面と対向して略灯具前後方向に延びる第2側端面を備えた構成とした上で、第1側端面からの反射光を第2側端面で反射させた後に前端面に到達させる構成とすれば、第2側端面からの反射光は第1側端面からの反射光とは反対側から灯具斜め前方へ向かう光として前端面に到達するので、板状導光体の前後方向に細長く延びており、かつ、その前端面が逆向きに傾斜しているような場合であっても、前端面からの出射光を所期の方向へ向かわせることが容易に可能となる。
その際、板状導光体の前端面が、その第2側端面側の端縁位置から第1側端面側の端縁位置へ向けて灯具後方側に変位して延びるように形成された構成とすれば、第2側端面からの反射光を前端面に対して面直方向に近い方向から到達させることができ、これにより第2側端面からの反射光を効率良く前端面から出射させることができる。
上記構成において、板状導光体の第2板面に、入射部からの入射光を第1側端面とは異なる方向へ向けて反射させる第2反射部が形成された構成とするとともに、板状導光体において第1側端面とは異なる方向に位置する端面に、第2反射部からの反射光を第1側端面へ向けて反射させる第3反射部が形成された構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、入射部からの入射光をより多く第1側端面へ到達させることができるので、発光素子からの出射光に対する利用効率を高めることができる。しかも、入射部からの入射光を、第1側端面に対して広範囲にわたって到達させることができるので、この第1側端面で反射した光についても前端面に対して広範囲にわたって到達させることができ、これにより前端面が広範囲にわたって発光して見えるようにすることができる。
上記構成において、複数組の板状導光体および発光素子が灯具前後方向と交差する方向に並んで配置された構成とすることも可能である。その際、各組の板状導光体が連結部を介して互いに一体的に形成された構成とした上で、その連結部が、互いに隣接する板状導光体相互間において第1側端面の後端部と第2側端面の後端部とを連結するように形成されたものとすれば、各組の板状導光体の光学的な機能を実質的に損なうことなく、複数組の板状導光体および発光素子を単一の部材で構成することができる。
上記構成において、板状導光体の構成として、その第1側端面と対向する第2側端面が、灯具後方側へ向けて第1側端面とは反対側に膨らむように形成された凸曲面形状を有する構成とすれば、灯具非点灯時における板状導光体の見映えを向上させることができる。その際、板状導光体の構成として、その第2板面に、入射部からの入射光を第2側端面へ向けて反射させる第4反射部が形成された構成とすれば、この第4反射部からの反射光によって第2側端面が光って見えるようにすることができ、これにより灯具点灯時における板状導光体の見映えを向上させることができる。
このような構成を採用した場合において、第1反射部が、入射部からの入射光を拡散光として反射させるように構成されるとともに、第4反射部が、入射部からの入射光を略平行光として反射させるように構成されたものとすれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、板状導光体の前端面には第1側端面で反射した拡散光が到達するので、前端面からの出射光を拡散光とすることができる。一方、板状導光体の第2側端面は凸曲面形状を有しているが、この第2側端面には略平行光が到達するので、この第2側端面からの出射光にある程度の指向性を持たせることができる。そしてこれにより灯具点灯時における板状導光体の見映えをさらに向上させることができる。
また、このような構成を採用した場合において、板状導光体における前端面と第2側端面との間に、略灯具前後方向に延びる切込み部が形成された構成とすれば、この切込み部の第1側端面側に位置する側端面において、第1側端面からの反射光を前端面へ向けて反射させることができ、これにより前端面が一層明るく光って見えるようにすることができる。また、このように切込み部が形成された構成とすることにより、前端面と第2側端面とが間隔をおいて光って見えるようにすることができる。
本願発明の一実施形態に係る車両用灯具を示す平断面図 図1のII−II線断面図 (a)は図1のIIIa 部詳細図、(b)は比較例を示す図 図3(a)のIV−IV線断面図 上記実施形態の第1〜第3変形例を示す、図3(a)と同様の図 上記実施形態の第4〜第5変形例を示す、図3(a)と同様の図 上記実施形態の第6変形例を示す、図4と同様の図 上記実施形態の第7〜第8変形例を示す、図3(a)と同様の図 上記第7〜第8変形例の要部を示す斜視図 上記実施形態の第9〜第10変形例を示す、図3(a)と同様の図 上記実施形態の第11変形例を示す、図3(a)と同様の図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用灯具10を示す平断面図であり、図2は、そのII−II線断面図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る車両用灯具10は、車両の左前端部に設けられるクリアランスランプであって、ランプボディ12と素通し状の透光カバー14とで形成される灯室内に、導光体ユニット20と4つの発光素子30とカバー部材40とが組み込まれた構成となっている。
なお、車両用灯具10としては、図1において、Xで示す方向が「前方」(車両としても「前方」)であり、Yで示す方向が「前方」と直交する「左方向」(車両としても「左方向」であるが灯具正面視では「右方向」)である。
透光カバー14は、車幅方向内側(右側)から車幅方向外側へ向けて後方側に回り込むように形成されている。その際、この透光カバー14は、平面視において、前方側へ向けて僅かに膨らんだ凸曲線に沿って後方側に大きく傾斜して延びるように形成されている。
導光体ユニット20は、アクリル樹脂等からなる透明な合成樹脂成形品であって、水平面に沿って平板状に延びるように形成されている。
この導光体ユニット20は、灯具前後方向に延びる4つの板状導光体22A、22B、22C、22Dが車幅方向内側から車幅方向外側へ向けてこの順序で並んで配置された状態で、連結部20a1、20a2、20a3を介して一体的に形成されている。
そして、この導光体ユニット20は、その車幅方向内側端部に形成されたフランジ部20b1および車幅方向外側端部に形成されたフランジ部20b2においてランプボディ12に支持されている。
4つの発光素子30は、いずれも白色発光ダイオードであって、同様の構成を有している。
各発光素子30は、導光体ユニット20の上方側においてその発光面30aを下方へ向けた状態で、共通の基板32を介してランプボディ12に支持されている。
カバー部材40は、導光体ユニット20を囲むように形成された開口部40aを有しており、ランプボディ12に支持されている。
各板状導光体22A〜22Dは、その前端面22aが、透光カバー14の回り込み形状に対応して、車幅方向内側から車幅方向外側へ向けて後方側に大きく傾斜するように形成されている。
このため、各板状導光体22A〜22Dは、その前端面22aの後傾角度がこの順序で徐々に大きくなっているが、それ以外の構成はいずれも同様である。
そこで、以下においては、車幅方向内側から3番目の板状導光体22Cの構成について説明する。
図3(a)は、図1のIIIa 部詳細図であり、図4は、そのIV−IV線断面図である。
これらの図にも示すように、板状導光体22Cは、その前端面22aの車幅方向外側の端縁位置から略真後ろの方向へ向けて直線状に延びる第1側端面22cと、その前端面22aの車幅方向内側の端縁位置から略真後ろの方向へ向けて直線状に延びる第2側端面22dとを備えている。
これら第1および第2側端面22c、22dは、略同じ前後長を有する鉛直面で構成されており、前端面22aの後傾角度分だけ、第1側端面22cが第2側端面22dよりも後方側に変位している。
これら第1および第2側端面22c、22dの後端位置に、上記連結部20a2、20a3が形成されている。そして、板状導光体22Cの後端面22bは、これら連結部20b、20cの後方側に形成されている。この後端面22bは、平面視において凸曲線状に延びるように形成されている。
板状導光体22Cの上面22eには、その後部領域に、発光素子30からの出射光を該板状導光体22Cに入射させるための入射部22gが形成されている。
この入射部22gは、上面22eから円錐台状に突出するように形成されている。一方、発光素子30は、その発光面30aが入射部22gの上端面における中心位置の上方近傍に位置するように配置されている。
また、板状導光体22Cには、その下面22fの後部領域に、板状導光体22Cに入射した発光素子30からの光を反射させるための第1および第2反射部22h、22iが形成されている。
第1反射部22hは、板状導光体22Cに入射した発光素子30からの光の一部を左斜め前方へ向けて(すなわち第1側端面22cの入射部22gよりも灯具前方側に位置する部分へ向けて)略平行光として全反射させるように構成されている。
これを実現するため、この第1反射部22hは、入射部22gの上端面の中心位置の真下の位置から上記左斜め前方へ向けて略回転放物面状に延びるように形成されている。その際、この第1反射部22hは、その上端縁が板状導光体22Cの上面22eの下方近傍に位置するように形成されている。
一方、第2反射部22iは、入射部22gの下方において第1反射部22hに対して上記左斜め前方とは反対側に位置する部分に形成されている。その際、この第2反射部22iは、略放物線状の曲線を入射部22gの上端面の中心位置を通る鉛直線を中心として回転させた回転曲面として形成されており、その回転曲面の中心点は板状導光体22Cの上面22eの下方近傍に位置している。
これにより、この第2反射部22iは、板状導光体22Cに入射した発光素子30からの光の一部を、平面視において上記左斜め前方以外の全方向へ向けて放射状にかつ鉛直面内においては略平行光として全反射させるように構成されている。
板状導光体22Cの後端面22bは、直角二等辺三角形状の鉛直断面形状を有している。また、この後端面22bは、平面視において入射部22gの上端面の中心位置を通るようにして上記左斜め前方へ延びる直線を軸とする放物線状の水平断面形状を有している。そして、この後端面22bは、第2反射部22iからの反射光を、その上半部22b1および下半部22b2において2回全反射させることにより、上記左斜め前方へ向けて略平行光として全反射させる第3反射部として機能するようになっている。
板状導光体22Cの前端面22aには、その全域にわたって複数の拡散レンズ素子22sが形成されている。各拡散レンズ素子22sは、魚眼レンズ状に形成されている。
第1側端面22cに到達した第1反射部22hからの反射光および第3反射部(後端面)22bからの反射光は、該第1側端面22cで正反射して右斜め前方へ向かう略平行光となる。第2側端面22dは第1側端面22cに対して前方側に変位しているので、第1側端面22cからの反射光は、第2側端面22dに到達し、該第2側端面22dで正反射して左斜め前方へ向かう略平行光として前端面22aに到達する。そして、この前端面22aに到達した第2側端面22dからの反射光は、複数の拡散レンズ素子22sによって上下および左右方向に拡散する光として前方へ出射する。
その際、第2側端面22からの反射光は、前端面22aに対してその面直方向に近い方向から到達するので、その大半が前端面22aで内面反射することなく該前端面22aから前方へ出射することとなる。
図3(b)は、板状導光体22Cの比較例に係る板状導光体22C´を示す、図3(a)と同様の図である。
図3(b)に示すように、この板状導光体22C´は、板状導光体22Cと同一形状の前端面22a´、第1および第2側端面22c´、22d´、入射部22g´、第1および第2反射部22h´、22i´ならびに第3反射部22b´を備えている。ただし、この板状導光体22C´においては、第1および第2反射部22h´、22i´ならびに第3反射部22b´が、入射部22gから入射した発光素子30の光を、左斜め前方ではなく灯具正面方向へ向けて反射させ、前端面22a´に直接到達させるように構成されている。
この板状導光体22C´において、前端面22a´に到達する光はその面直方向に対して大きく傾斜した方向からの入射光となるので、各拡散レンズ素子22s´において、その一部は車幅方向内側に屈折する光として前方へ出射するが、残りの大半は各拡散レンズ素子22s´で全反射してしまい前方へ出射する光とはならない。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態に係る車両用灯具10は、水平面に沿って灯具前後方向に延びるように配置された板状導光体22Cに対して、その上面22e(第1板面)に形成された入射部22gから入射した発光素子30からの光を、その下面22f(第2板面)に形成された第1反射部22hにより、車幅方向外側に位置する第1側端面22cの入射部22gよりも灯具前方側に位置する部分へ向けて反射させ、この第1側端面22cからの反射光を車幅方向内側に位置する第2側端面22dで反射させた後に前端面22aに到達させ、この前端面22aから前方へ出射させる構成となっているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、第2側端面22dからの反射光を車幅方向外側へ向かう光として、車幅方向外側へ向けて大きく後傾した前端面22aに対してその面直方向に近い方向から入射させることができ、この前端面22aからの出射光をその面直方向に対してやや灯具正面方向寄りの方向(所期の方向)へ向かわせるようにすることができる。
このように本実施形態によれば、発光素子30からの出射光を、灯具前後方向に延びるように配置された板状導光体22Cに対して、その上面22eに形成された入射部22gから入射させるように構成された車両用灯具10において、板状導光体22Cの前端面22aからの出射光の向きの自由度を高めることができる。
特に本実施形態においては、板状導光体22Cが、車幅方向外側に位置する第1側端面22cからの反射光を車幅方向内側に位置する第2側端面22dで反射させた後に前端面22aに到達させる構成となっているので、板状導光体22Cが前後方向に細長く延びるように形成されているにもかかわらず、前端面22aからの出射光を所期の方向へ向かわせることが容易に可能となる。
しかも本実施形態においては、第2側端面22dからの反射光が前端面22aに対して面直方向に近い方向から到達する構成となっているので、第2側端面22dからの反射光を効率良く前端面22aから出射させることができる。
さらに本実施形態においては、板状導光体22Cの下面22fに、入射部22gからの入射光を第1側端面22cとは異なる方向へ向けて反射させる第2反射部22iが形成されており、また、板状導光体22Cの後端面22b(第1側端面22cとは異なる方向に位置する端面)は第2反射部22iからの反射光を第1側端面22cへ向けて反射させる第3反射部として構成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、入射部22gからの入射光をより多く第1側端面22cへ到達させることができるので、発光素子30からの出射光に対する利用効率を高めることができる。しかも、入射部22gからの入射光を第1側端面22cに対して広範囲にわたって到達させることができるので、第1および第2側端面22c、22dで順次反射した光についても前端面22aに対して広範囲にわたって到達させることができ、これにより前端面22aが広範囲にわたって発光して見えるようにすることができる。
また実施形態においては、4組の板状導光体22A〜22Dおよび発光素子30が車幅方向に並んで配置されており、各組の板状導光体22A〜22Dは連結部20a1〜20a3を介して一体的に形成されているが、各連結部20a1〜20a3は互いに隣接する板状導光体22A〜22D相互間において第1側端面22cの後端部と第2側端面22dの後端部とを連結するように形成されているので、各組の板状導光体22A〜22Dの光学的な機能を実質的に損なうことなく、これらを単一の導光体ユニット20として構成することができる。
上記実施形態においては、第1反射部22hが、入射部22gからの入射光を略平行光として反射させるように構成されているものとして説明したが、拡散光として反射させるように構成することも可能である。
上記実施形態においては、第2および第3反射部22i、22bがその組合せにより、入射部22gからの入射光を略平行光として反射させるように構成されているものとして説明したが、拡散光として反射させるように構成することも可能である。
上記実施形態においては、各板状導光体22A〜22Dの入射部22gが、その上面22eに形成されているものとして説明したが、その下面22fに形成された構成とすることも可能である。
上記実施形態においては、4組の板状導光体22A〜22Dおよび発光素子30が車幅方向に並んで配置されているものとして説明したが、これらが3組以下また5組以上配置された構成とすることも可能である。
上記実施形態においては、導光体ユニット20が平板状に延びるように形成されているものとして説明したが、部位によって肉厚が変化するように形成された構成とすることも可能である。
上記実施形態においては、導光体ユニット20が水平面に沿って延びるように形成されているものとして説明したが、それ以外の方向に延びるように形成された構成とすることも可能である。
上記実施形態においては、車両用灯具10が、車両の左前端部に設けられるクリアランスランプである場合について説明したが、クリアランスランプ以外にも、デイタイムランニングランプ、テールランプ、ストップランプ、ターンシグナルランプ、ルームランプ等、車両に設けられる箇所や機能にかかわらず、上記実施形態と同様の構成を採用することにより上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
まず、上記実施形態の第1変形例について説明する。
図5(a)は、本変形例に係る車両用灯具の要部を示す、図3(a)と同様の図である。
図5(a)に示すように、本変形例の基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、板状導光体122Cの第2側端面122dの形状が上記実施形態の場合と異なっている。
すなわち、この板状導光体122Cは、上記実施形態の板状導光体22Cと同一形状の前端面122a、第1側端面122c、入射部122g、第1および第2反射部122h、122iならびに第3反射部122bを備えている。
そして、この板状導光体122Cの第2側端面122dは、上記実施形態の場合と同様、前端面122aの車幅方向内側の端縁位置から後方へ向けて直線状に延びているが、略真後ろの方向ではなく、後方へ向けて車幅方向外側に傾斜した方向に延びている。
本変形例の構成を採用することにより、第1側端面122cからの反射光を第2側端面122dにおいて、上記実施形態の場合よりも灯具正面方向寄りの方向へ反射させることができ、この反射光を前端面122aから灯具正面方向寄りの方向へ出射させることができる。
次に、上記実施形態の第2変形例について説明する。
図5(b)は、本変形例に係る車両用灯具の要部を示す、図3(a)と同様の図である。
図5(b)に示すように、本変形例に係る車両用灯具は、車両の右前端部に設けられるクリアランスランプとして構成されている。
本変形例の基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、板状導光体222Cの前半部分の構成が上記実施形態の場合と異なっている。
すなわち、この板状導光体222Cは、上記実施形態の板状導光体22Cと同一形状の第1側端面222c、入射部222g、第1および第2反射部222h、222iならびに第3反射部222bを備えている。
ただし、この板状導光体222Cには、上記実施形態の第2側端面22dに相当する部分は存在せず、その前端面222aは、第1側端面222cの前端位置から上記実施形態の前端面22aと左右対称の形状で後傾して延びている。
そして、本変形例の板状導光体222Cにおいては、第1側端面222cからの反射光を前端面222aに対してその面直方向に近い方向から入射させ、この前端面222aからの出射光をその面直方向に対してやや灯具正面方向寄りの方向へ出射させるように構成されている。
本変形例の構成を採用することにより、板状導光体222Cの前後方向の長さを短く設定せざるを得ないような場合においても、前端面222aからの出射光を所期の方向へ向かわせることが容易に可能となる。
次に、上記実施形態の第3変形例について説明する。
図5(c)は、本変形例に係る車両用灯具の要部を示す、図3(a)と同様の図である。
図5(c)に示すように、本変形例に係る車両用灯具も、上記第2変形例の場合と同様、車両の右前端部に設けられるクリアランスランプとして構成されている。
本変形例の基本的な構成は上記第2変形例の場合と同様であるが、板状導光体322Cの後半部分の構成が上記第2変形例の場合と異なっている。
すなわち、この板状導光体322Cは、上記第2変形例の板状導光体222Cと同一形状の前端面322a、第1側端面322c、入射部322g、第1および第2反射部322h、322iならびに第3反射部322bを備えている。
ただし、この板状導光体322Cにおいては、第1および第2反射部322h、322iならびに第3反射部322bの向きが上記第2変形例の場合よりも灯具正面方向寄りの方向に設定されており、第1側端面322cは上記第2変形例の場合よりも長い前後長を有している。
本変形例の構成を採用することにより、第1側端面322cからの反射光を、前端面322aから上記第2変形例の場合よりも灯具正面方向寄りの方向へ出射させるようにすることができる。
次に、上記実施形態の第4変形例について説明する。
図6(a)は、本変形例に係る車両用灯具の要部を示す、図3(a)と同様の図である。
図6(a)に示すように、本変形例の基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、板状導光体422Cの形状が上記実施形態の場合と異なっている。
すなわち、この板状導光体422Cは、上記実施形態の板状導光体22Cと同一形状の入射部422g、第1および第2反射部422h、422iならびに第3反射部422bを備えているが、その向きが上記実施形態の場合よりも灯具正面方向寄りの方向に設定されている。
その上で、この板状導光体422Cの第1および第2側端面422c、422dは、上記実施形態の場合よりも長い前後長を有している。また、この板状導光体422Cの前端面422aは、その車幅方向内側の端縁位置から後方へ向けて大きく傾斜した平面に沿って延びるように形成されており、上記実施形態の板状導光体22Cの前端面22aのように複数の拡散レンズ素子22sが形成された構成とはなっていない。
そして、この板状導光体422Cにおいては、第1および第2側端面422c、422dで順次反射した光を、前端面422aにおいて一律の角度で屈折させて灯具正面方向へ向けて略平行光として出射させるようになっている。
本変形例の構成を採用することにより、灯具正面視において板状導光体422Cが明るく光って見えるようにすることができる。
次に、上記実施形態の第5変形例について説明する。
図6(b)は、本変形例に係る車両用灯具の要部を示す、図3(a)と同様の図である。
図6(b)に示すように、本変形例の基本的な構成は上記第4変形例の場合と同様であるが、板状導光体522Cの前端面522aの形状が上記第2変形例の場合と異なっている。
すなわち、この板状導光体522Cは、上記第4変形例の板状導光体422Cと同一形状の入射部522g、第1および第2反射部522h、522i、第3反射部522bならびに第1および第2側端面522c、522dを備えている。
また、この板状導光体522Cの前端面522aも、車幅方向内側の端縁位置から後方へ向けて傾斜しているが、平面視において前方側へ向けて膨らんだ単一の凸曲面に沿って延びるように形成されている。
そして、この板状導光体522Cにおいては、第1および第2側端面522c、522dで順次反射した光を、前端面522aにおいて灯具正面方向側へ徐々に変化する角度で屈折させて、該前端面522aから灯具正面方向寄りの方向へ向けて、一旦収束した後に左右方向に拡散する光として出射させるようになっている。
本変形例の構成を採用することにより、板状導光体522Cを灯具正面方向から車幅方向外側に視点を移動させて観察したときにも、その前端面522aが光って見えるようにすることができる。
次に、上記実施形態の第6変形例について説明する。
図7は、本変形例に係る車両用灯具の要部を示す、図4と同様の図である。
図7に示すように、本変形例の基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、板状導光体622Cの構成の一部が上記実施形態の場合と異なっている。
すなわち、この板状導光体622Cには、上記実施形態の板状導光体22Cの第1および第2反射部22h、22iならびに第3反射部22bに相当するものは存在していない。
そして、この板状導光体622Cにおいては、その上面622eの後端部に形成された入射部622gから入射した発光素子30からの光を、その下面622fに形成された第1反射部622hにより、第1側端面622cの入射部622gよりも灯具前方側に位置する部分へ向けて反射させるようになっている。
その際、入射部622gは、その上端面622g1が凸曲面状に形成されており、該入射部622gに到達した発光素子30からの光を下方側へ屈折させるようになっている。
第1反射部622hは、入射部622gの略真下に位置しており、凸曲線状(例えば略楕円状)の鉛直断面形状を有している。そして、この第1反射部622hは、入射部622gからの入射光を鉛直面内において略収束光として全反射させた後に拡散光として第1側端面622cに到達させるようになっている。
本変形例の構成を採用することにより、第1側端面622cからの反射光を上下方向に拡散する光とすることができ、これにより板状導光体622Cの第2側端面(図示せず)を介して前端面(図示せず)に到達する光についても上下方向に拡散する光とすることができる。したがって、この前端面の鉛直断面形状を直線状に設定した場合であっても、該前端面からの出射光を拡散光とすることができる。
次に、上記実施形態の第7変形例について説明する。
図8(a)は、本変形例に係る車両用灯具の要部を示す、図3(a)と同様の図である。
図8(a)に示すように、本変形例に係る車両用灯具も、上記実施形態の場合と同様、車両の左前端部に設けられるクリアランスランプとして構成されているが、板状導光体722Cの構成が上記実施形態の場合と異なっている。
すなわち、この板状導光体722Cは、その前端面722aの車幅方向内側の端縁位置から略真後ろの方向へ向けて直線状に延びる第1側端面722cと、その前端面722aの車幅方向外側の端縁位置から後方側へ向けて車幅方向外側に凸曲面形状に膨らむように形成された第2側端面722dとを備えている。
この板状導光体722Cにおいても、その前端面722aは、車幅方向内側から車幅方向外側へ向けて後方側に傾斜するように形成されており、第2側端面722dは、車幅方向内側から車幅方向外側へ向けて前端面722aよりも大きい傾斜角度で後方側に傾斜するように形成されている。
その際、前端面722aは、上記実施形態の前端面22aのように複数の拡散レンズ素子22sが形成された構成とはなっておらず、滑らかな凸曲面で構成されている。また、第2側端面722dも滑らかな凸曲面で構成されている。
図9(a)は、板状導光体722Cの後部領域を斜め下方から見た状態で示す斜視図である。
図9(a)にも示すように、この板状導光体722Cにおいては、その下面722fの後部領域に、該板状導光体722Cに入射した発光素子30からの光を反射させるための第1、第4および第5反射部722h、722j、722kが形成されている。
第1反射部722hは、略放物線状の曲線を入射部722gの上端面の中心位置を通る鉛直線を中心として回転させた回転曲面として形成されており、その回転曲面の中心点は板状導光体722Cの上面722eの下方近傍に位置している。
これにより、この第1反射部722hは、板状導光体722Cに入射した発光素子30からの光の一部を、平面視において右側(車幅方向内側)の全方向へ向けて放射状にかつ鉛直面内においては略平行光として全反射させるように構成されている。
第1側端面722cは、その入射部722gよりも灯具前方側に位置する部分において、第1反射部722hにおける前部領域からの拡散反射光を前端面722aへ向けて全反射させるように構成されている。
一方、第4および第5反射部722j、722kは、第1反射部722hに対して車幅方向外側に隣接した状態で前後逆向きに配置されている。
前方側に位置する第4反射部722jは、入射部722gの上端面の中心位置の真下の位置から左斜め前方へ向けて略回転放物面状に延びるように形成されている。これにより、この第4反射部722jは、板状導光体722Cに入射した発光素子30からの光の一部を左斜め前方へ向けて(すなわち第2側端面722dへ向けて)略平行光として全反射させるように構成されている。
後方側に位置する第5反射部722kは、入射部722gの上端面の中心位置の真下の位置から左斜め後方へ向けて略回転放物面状に延びるように形成されている。これにより、この第5反射部722kは、板状導光体722Cに入射した発光素子30からの光の一部を左斜め後方へ向けて略平行光として全反射させるように構成されている。
その際、第4および第5反射部722j、722kは、平面視において横長の略直角三角形の外形形状で前後対称に形成されており、その下端縁は第1反射部722hの下端縁と一致している。
板状導光体722Cの後端面722bは、入射部722gよりも車幅方向外側の領域722bAが平面視において車幅方向に直線状に延びるように形成されており、入射部722gよりも車幅方向内側の領域722bBが平面視において車幅方向内側へ向けて前方側に大きく変位して凸曲線状に延びるように形成されている。
この後端面722bは、その各領域722bA、722bBが直角二等辺三角形状の鉛直断面形状を有している。そして、この後端面722bの領域722bAにおいては、第5反射部722kからの反射光を、その上半部722bA1および下半部722bA2において2回全反射させることにより、左斜め前方へ向けて(すなわち第2側端面722dへ向けて)略平行光として全反射させるように構成されている。一方、この後端面722bの領域722bBにおいては、第1反射部722hにおける前部領域以外の領域からの拡散反射光を、その上半部722bB1および下半部722bB2において2回全反射させることにより、第2側端面722dへ向けて水平面内においてやや拡散する光として全反射させるように構成されている。
図8(a)において網線で示す領域は、板状導光体722Cにおいて第1、第4および第5反射部722h、722j、722kからの反射光が直接的には通過しない領域である。
本変形例のように、板状導光体722Cにおいて車幅方向外側に位置する第2側端面722dが、車幅方向外側に膨らむように形成された凸曲面形状を有する構成とすることにより、灯具非点灯時における板状導光体722Cの見映えを向上させることができる。
また本変形例においては、板状導光体722Cの下面722fに、入射部722gからの入射光を第2側端面722dへ向けて反射させる第4反射部722jが形成されているので、この第4反射部722jからの反射光によって第2側端面722dが光って見えるようにすることができ、これにより灯具点灯時における板状導光体722Cの見映えを向上させることができる。
しかも本変形例においては、第1反射部722hが入射部722gからの入射光を拡散光として反射させるとともに、第4反射部722jが入射部722gからの入射光を略平行光として反射させるように構成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、板状導光体722Cの前端面722aには第1側端面722cで反射した拡散光が到達するので、前端面722aが滑らかな凸曲面で構成されているにもかかわらず前端面722aからの出射光を拡散光とすることができる。一方、板状導光体722Cの第2側端面722dは凸曲面形状を有しているが、この第2側端面722dには略平行光が到達するので、この第2側端面722dからの出射光にある程度の指向性を持たせることができる。そしてこれにより灯具点灯時における板状導光体722Cの見映えをさらに向上させることができる。
さらに本変形例においては、第1反射部722hの一部および第5反射部722kによって入射部722gからの入射光を後端面722bへ向けて反射させるとともに、その反射光を後端面722bによって第2側端面722dへ向けて反射させるように構成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、入射部722gからの入射光をより多く第2側端面722dへ到達させることができるので、発光素子30からの出射光に対する利用効率を高めることができる。しかも、入射部722gからの入射光を第2側端面722dに対して広範囲にわたって到達させることができるので、これにより灯具点灯時における板状導光体722Cの見映えをより一層向上させることができる。
しかも本変形例においては、第4および第5反射部722j、722kからの反射光が、左斜め前方および左斜め後方へ向かう光となっており、車幅方向外側へ向かう光とはなっていないので、灯具点灯時に板状導光体722Cを車幅方向外側から観察したときに、その第2側端面722dの一部が極端に明るく光って見えてしまう点光り現象が発生してしまうのを未然に防止することができる。
次に、上記実施形態の第8変形例について説明する。
図8(b)は、本変形例に係る車両用灯具の要部を示す、図3(a)と同様の図である。
図8(b)に示すように、本変形例に係る車両用灯具は、上記実施形態の場合と同様、車両の左前端部に設けられるクリアランスランプとして構成されている。
本変形例の基本的な構成は上記第7変形例の場合と同様であるが、板状導光体822Cの後部領域の構成が上記第7変形例の場合と異なっている。
図9(b)は、板状導光体822Cの後部領域を斜め下方から見た状態で示す斜視図である。
図9(b)にも示すように、この板状導光体822Cは、上記第7変形例の板状導光体722Cにおける入射部722gよりも後方側に位置する部分が切除された構成となっている。
すなわち、この板状導光体822Cの後端面822bは、入射部822gの後方近傍において略車幅方向に延びる鉛直面で構成された領域822bAと、上記第7変形例の板状導光体722Cにおける後端面722bの領域722bBの前部領域と同一形状の領域822bBとで構成されている。
そして、この板状導光体822Cは、上記第7変形例の板状導光体722Cと同一形状の前端面822a、第1および第2側端面822c、822d、入射部822g、第1および第4反射部822h、822jを備えているが、第1反射部822hおよび第2側端面822dの後部領域が欠落しており、また、上記第7変形例の第5反射部822kは存在しておらず、代わりに鉛直面に近い角度で略車幅方向に延びる壁面822mが第1および第4反射部822h、822jに対して後方側に隣接するようにして形成されている。
なお、入射部822gから板状導光体822Cに入射して壁面822mに到達した光は、壁面822mで全反射した後、その下面822fから外部に出射することとなる。
図8(b)において網線で示す領域は、板状導光体822Cにおいて第1および第4反射部822h、822jからの反射光が直接的には通過しない領域である。
本変形例の構成を採用した場合においても、上記第7変形例の場合と同様、灯具非点灯時および灯具点灯時における板状導光体722Cの見映えを向上させることができる。
その際、本変形例においては、第1反射部822hおよび第2側端面822dの後部領域が欠落しており、また、上記第7変形例の第5反射部822kが存在していないので、その反射光を利用することはできないが、灯具構成として入射部822gよりも後方側のスペースを十分に確保することができないような場合においても、上記第7変形例の板状導光体722Cと略同様の構成を有する板状導光体822Cを配置することができる。
次に、上記実施形態の第9変形例について説明する。
図10(a)は、本変形例に係る車両用灯具の要部を示す、図3(a)と同様の図である。
図10(a)に示すように、本変形例に係る車両用灯具は、上記実施形態の場合と同様、車両の左前端部に設けられるクリアランスランプとして構成されている。
本変形例の基本的な構成は上記第7変形例の場合と同様であるが、板状導光体922Cの前部領域の構成が上記第7変形例の場合と異なっている。
すなわち、この板状導光体922Cは、その前端面922aと第2側端面922dとが、平面視において同一の曲線に沿って延びるように形成されている。そして、この板状導光体922Cは、前端面922aと第2側端面922dとの間に、略灯具前後方向に延びる切込み部922nが形成された構成となっている。 この切込み部922nは、入射部922gよりもやや車幅方向外側の位置において、前端面922aの車幅方向外側の端縁位置と入射部922gとの中点近くの位置まで略一定の左右幅で延びるように形成されている。その際、この切込み部922nは、図10(a)において網線で示す領域(すなわち、板状導光体922Cにおいて第1、第4および第5反射部922h、922j、922kからの反射光が直接的には通過しない領域)内に位置するように形成されている。
本変形例の構成を採用することにより、切込み部922nの車幅方向内側の側端面(すなわち第1側端面922c側に位置する側端面922n1によって、第1側端面922cからの反射光を右斜め前方へ向けて反射させることができ、これにより前端面922aが一層明るく光って見えるようにすることができる。その際、本変形例においては、側端面922n1からの反射光の大半が第1側端面922cで再反射して前端面922aに対して面直方向に近い方向からに到達する構成となっているので、側端面922n1からの反射光を効率良く前端面922aから出射させるようにすることができる。
また、本変形例のように板状導光体922Cに切込み部922nが形成された構成とすることにより、前端面922aと第2側端面922dとが間隔をおいて光って見えるようにすることができる。
その際、この切込み部922nは、図10(a)において網線で示す領域内に位置しているので、切込み部922nが形成されたことによって、発光素子30からの出射光が有効利用されなくなってしまうのを未然に防止することができる。
次に、上記実施形態の第10変形例について説明する。
図10(b)は、本変形例に係る車両用灯具の要部を示す、図3(a)と同様の図である。
図10(b)に示すように、本変形例に係る車両用灯具は、上記実施形態の場合と同様、車両の左前端部に設けられるクリアランスランプとして構成されている。
本変形例の基本的な構成は上記第8変形例の場合と同様であるが、板状導光体1022Cの前部領域の構成が上記第8変形例の場合と異なっている。
すなわち、この板状導光体1022Cは、その前端面1022aと第2側端面1022dとが、平面視において同一の曲線に沿って延びるように形成されている。そして、この板状導光体1022Cは、前端面1022aと第2側端面1022dとの間に、上記第9変形例の場合と略同様の切込み部1022nが形成された構成となっている。
本変形例の構成を採用することにより、上記第9変形例の場合と同様の作用効果を得ることができる。
次に、上記実施形態の第11変形例について説明する。
図11は、本変形例に係る車両用灯具の要部を示す、図3(a)と同様の図である。
図11に示すように、本変形例に係る車両用灯具は、上記実施形態の場合と同様、車両の左前端部に設けられるクリアランスランプとして構成されている。
本変形例の基本的な構成は上記第9変形例の場合と略同様であるが、板状導光体1122Cの左右幅が上記第9変形例の場合よりもかなり大きくなっており、また、第1反射部1122hの形状が上記第9変形例の場合と異なっている。
すなわち、この板状導光体1122Cにおいても、その前端面1122aと第2側端面1122dとが平面視において同一の曲線に沿って延びるように形成されており、前端面1122aと第2側端面1122dとの間に、略灯具前後方向に延びる切込み部1122nが形成された構成となっている。その際、この切込み部1122nは、入射部1122gの略正面方向の位置において該入射部1122g近くまで略一定の左右幅で延びるように形成されている。
本変形例においては、板状導光体1122Cにおける下面1122fの後部領域に、該板状導光体1122Cに入射した発光素子30からの光を反射させるための第1、第4、第5および第7反射部1122h、1122j、1122k、1122pが形成されている。
第4および第5反射部1122j、1122kは、上記第7変形例の第4および第5反射部722j、722kと同様の形状を有している。一方、第1反射部1122hは、第4反射部1122jを左右反転させた形状を有しており、第7反射部1122pは、第5反射部1122kを左右反転させた形状を有している。
図11において網線で示す領域は、板状導光体1122Cにおいて第1、第4、第5および第7反射部1122h、1122j、1122k、1122pからの反射光が直接的には通過しない領域である。
本変形例においても、板状導光体1122Cの後端面1122bは、平面視において車幅方向に直線状に延びる領域1122bAと入射部1122gよりも車幅方向内側において前方側へ曲線状に延びる領域1122bBとを備えており、各領域1122bA、1122bBが直角二等辺三角形状の鉛直断面形状を有している。
本変形例においては、第1反射部1122hにおいて右斜め前方へ向けて略平行光として全反射させた光を、第1側端面1122cにおいて前端面1122aへ向けて全反射させ、この前端面1122aから左斜め前方の真横に近い方向へ向けて出射させるように構成されている。
また、第4反射部1122jにおいて左斜め前方へ向けて略平行光として全反射させた光を、第2側端面1122dから左斜め前方へ向けて出射させるとともに、第5反射部1122kにおいて左斜め後方へ向けて略平行光として全反射させた光を、後端面1122bの領域1122bAにおいて第2側端面1122dへ向けて全反射させ、この第2側端面1122dから左斜め前方のやや灯具正面方向寄りの方向へ向けて出射させるように構成されている。
さらに、第7反射部1122pにおいて左斜め後方へ向けて略平行光として全反射させた光を、後端面1122bの領域1122bBにおいて前端面1122aへ向けて全反射させて、これを前端面1122aから灯具正面方向に対して僅かに右側に傾斜した方向へ向けて出射させるように構成されている。
本変形例においては、板状導光体1122Cの下面1122fに形成された第1、第4、第5および第7反射部1122h、1122j、1122k、1122pにより、4方向に略平行光を反射させるように構成されているので、これらを光を有効に利用することにより、板状導光体1122Cの前端面1122aおよび第2側端面1122dからの出射光の向きの自由度をより一層高めることができる。
また本変形例においても、板状導光体1122Cに切込み部1122nが形成されているので、前端面1122aと第2側端面1122dとが間隔をおいて光って見えるようにすることができる。
その際、この切込み部1122nは、図11において網線で示す領域内に位置しているので、切込み部1122nが形成されたことによって、発光素子30からの出射光が有効利用されなくなってしまうのを未然に防止することができる。
なお、上記実施形態およびその変形例において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
また、本願発明は、上記実施形態およびその変形例に記載された構成に限定されるものではなく、これ以外の種々の変更を加えた構成が採用可能である。
10 車両用灯具
12 ランプボディ
14 透光カバー
20 導光体ユニット
20a1、20a2、20a3 連結部
20b1、20b2 フランジ部
22A、22B、22C、22D、122C、222C、322C、422C、522C、622C 板状導光体
22a、122a、222a、322a、422a、522a 前端面
22b、122b、222b、322b、422b、522b 第3反射部としての後端面(第1側端面とは異なる方向に位置する端面)
22b1 上半部
22b2 下半部
22c、122c、222c、322c、422c、522c、622c 第1側端面
22d、122d、422d、522d 第2側端面
22e、622e 上面(第1板面)
22f、622f 下面(第2板面)
22g、122g、222g、322g、422g、522g、622g 入射部
22h、122h、222h、322h、422h、522h、622h 第1反射部
22i、122i、222i、322i、422i、522i 第2反射部
22s 拡散レンズ素子
30 発光素子
30a 発光面
32 基板
40 カバー部材
40a 開口部
622g1 上端面
722C、822C、922C、1022C、1122C 板状導光体
722a、822a、922a、1022a、1122a 前端面
722b、822b、1122b 後端面
722bA、722bB、822bA、822bB、1122bA、1122bB 領域
722bA1、722bB1 上半部
722bA2、722bB2 下半部
722c、822c、922c、1122c 第1側端面
722d、822d、922d、1022d、1122d 第2側端面
722e 上面(第1板面)
722f、822f、1122f 下面(第2板面)
722g、822g、922g、1122g 入射部
722h、822h、922h、1122h 第1反射部
722j、822j、922j、1122j 第4反射部
722k、922k、1122k 第5反射部
822m 壁面
922n、1022n、1122n 切込み部
922n1 側端面
1122p 第7反射部

Claims (7)

  1. 略灯具前後方向に延びるように配置された板状導光体と、この板状導光体に対して該板状導光体の第1板面に形成された入射部から光を入射させるように配置された発光素子と、を備えた車両用灯具において、
    上記板状導光体は、上記入射部からの入射光を該板状導光体の前端面へ導くように構成されており、
    上記板状導光体は、略灯具前後方向に延びる第1側端面を備えており、
    上記板状導光体において上記第1板面と対向する第2板面に、上記入射部からの入射光を上記第1側端面の上記入射部よりも灯具前方側に位置する部分へ向けて反射させる第1反射部が形成されており、
    上記板状導光体は、上記第1側端面で反射した光を上記前端面から出射させるように構成されており、
    上記板状導光体は、上記第1側端面と対向して略灯具前後方向に延びる第2側端面を備 えており、
    上記板状導光体は、上記第1側端面からの反射光を、上記第2側端面で反射させた後、 上記前端面に到達させるように構成されている、ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 上記前端面は、該前端面の上記第2側端面側の端縁位置から上記第1側端面側の端縁位置へ向けて灯具後方側に変位して延びるように形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 上記第2板面に、上記入射部からの入射光を上記第1側端面とは異なる方向へ向けて反射させる第2反射部が形成されており、
    上記板状導光体において上記第1側端面とは異なる方向に位置する端面に、上記第2反射部からの反射光を上記第1側端面へ向けて反射させる第3反射部が形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
  4. 複数組の上記板状導光体および上記発光素子が、灯具前後方向と交差する方向に並んで配置されており、
    上記各組の板状導光体は、連結部を介して互いに一体的に形成されており、
    上記連結部は、互いに隣接する上記板状導光体相互間において上記第1側端面の後端部と上記第2側端面の後端部とを連結するように形成されている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の車両用灯具。
  5. 略灯具前後方向に延びるように配置された板状導光体と、この板状導光体に対して該板 状導光体の第1板面に形成された入射部から光を入射させるように配置された発光素子と 、を備えた車両用灯具において、
    上記板状導光体は、上記入射部からの入射光を該板状導光体の前端面へ導くように構成 されており、
    上記板状導光体は、略灯具前後方向に延びる第1側端面を備えており、
    上記板状導光体において上記第1板面と対向する第2板面に、上記入射部からの入射光 を上記第1側端面の上記入射部よりも灯具前方側に位置する部分へ向けて反射させる第1 反射部が形成されており、
    上記板状導光体は、上記第1側端面で反射した光を上記前端面から出射させるように構 成されており、
    上記板状導光体は、上記第1側端面と対向する第2側端面が、灯具後方側へ向けて上記第1側端面とは反対側に膨らむように形成された凸曲面形状を有しており、
    上記第2板面に、上記入射部からの入射光を上記第2側端面へ向けて反射させる第4反射部が形成されている、ことを特徴とする車両用灯具
  6. 上記第1反射部は、上記入射部からの入射光を拡散光として反射させるように構成されており、
    上記第4反射部は、上記入射部からの入射光を略平行光として反射させるように構成されている、ことを特徴とする請求項5記載の車両用灯具。
  7. 上記板状導光体における上記前端面と上記第2側端面との間に、略灯具前後方向に延びる切込み部が形成されている、ことを特徴とする請求項5または6記載の車両用灯具。
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