JP2013149502A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】リフレクタと導光板とを備えた車両用灯具において、灯具の見映え向上を図るとともに光の利用効率を高める。
【解決手段】第1光源22からの出射光をリフレクタ24によって灯具前方へ向けて反射させる第1灯具ユニット20と、第2光源32からの出射光を導光板34に入射させてその前端面34aから灯具前方へ向けて出射させる第2灯具ユニット30とを備えた構成とする。その際、第2灯具ユニット30の導光板34を灯具前後方向に延びる鉛直面に沿って配置する。また、この第2灯具ユニット30と第1灯具ユニット20とを、車幅方向に互いに隣接するようにして、かつ、導光板34の前端面34aをリフレクタ24の反射面24aよりも前方側に位置させるようにして配置する。そして、第1光源22をリフレクタ24に対して上方から光を入射させるように配置する。
【選択図】図1

Description

本願発明は、リフレクタと導光板とを備えた車両用灯具に関するものである。
従来より、例えば「特許文献1」に記載されているように、第1光源からの出射光をリフレクタによって灯具前方へ向けて反射させるように構成された第1灯具ユニットと、第2光源からの出射光を導光板に入射させてその前端面から灯具前方へ向けて出射させるように構成された第2灯具ユニットとを備えてなる車両用灯具が知られている。
その際、この「特許文献1」に記載された車両用灯具においては、そのリフレクタの反射面に開口部が形成されており、この開口部を貫通するようにして導光板が配置された構成となっている。
特開2007−250401号公報
上記「特許文献1」に記載された車両用灯具においては、灯具正面視において、第1灯具ユニットの光り方と第2灯具ユニットの光り方とを全く異なったものとすることができ、これにより灯具の見映え向上を図ることができる。
しかしながら、上記「特許文献1」に記載された車両用灯具においては、第1灯具ユニットのリフレクタによって灯具前方へ向けて反射した第1光源からの光の一部が、第2灯具ユニットの導光板にその後端面から入射して制御されない光となってしまうので、これを有効に利用することができない、という問題がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、リフレクタと導光板とを備えた車両用灯具において、灯具の見映え向上を図るとともに光の利用効率を高めることができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
本願発明は、第1および第2灯具ユニットの配置に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
第1光源および該第1光源からの出射光を灯具前方へ向けて反射させるリフレクタを有する第1灯具ユニットと、第2光源および該第2光源からの出射光を入射させて前端面から灯具前方へ向けて出射させる導光板を有する第2灯具ユニットと、を備えてなる車両用灯具において、
上記導光板が、灯具前後方向に延びる平面に沿って配置されており、
上記第1灯具ユニットと上記第2灯具ユニットとが、上記平面と交差する第1方向に互いに隣接するようにして、かつ、上記導光板の前端面を上記リフレクタの反射面よりも前方側に位置させるようにして配置されており、
上記第1光源が、上記リフレクタに対して灯具前後方向および上記第1方向と交差する第2方向から光を入射させるように配置されている、ことを特徴とするものである。
上記「導光板」は、灯具前後方向に延びる平面に沿って配置されていれば、水平面に沿って配置されていてもよいし、鉛直面に沿って配置されていてもよいし、その中間の傾斜面に沿って配置されていてもよい。
上記「第1方向」は、上記平面と交差する方向であれば、その具体的な方向は特に限定されるものではない。
上記「第2方向」は、灯具前後方向および第1方向と交差する方向であれば、その具体的な方向は特に限定されるものではない。
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用灯具は、第1光源からの出射光をリフレクタによって灯具前方へ向けて反射させるように構成された第1灯具ユニットと、第2光源からの出射光を導光板に入射させてその前端面から灯具前方へ向けて出射させるように構成された第2灯具ユニットとを備えた構成となっているが、その際、第2灯具ユニットは、その導光板が灯具前後方向に延びる平面に沿って配置されており、また、この第2灯具ユニットと第1灯具ユニットとが、上記平面と交差する第1方向に互いに隣接するようにして、かつ、第2灯具ユニットの導光板の前端面を第1灯具ユニットのリフレクタの反射面よりも前方側に位置させるようにして配置されており、そして、第1灯具ユニットの第1光源が、そのリフレクタに対して灯具前後方向および第1方向と交差する第2方向から光を入射させるように配置されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、本願発明に係る車両用灯具においては、灯具正面視において、リフレクタを備えた第1灯具ユニットと導光板を備えた第2灯具ユニットとでその光り方を全く異なったものとすることができ、これにより灯具の見映え向上を図ることができる。
また、本願発明に係る車両用灯具においては、第1灯具ユニットのリフレクタによって灯具前方へ向けて反射した第1光源からの光の一部が第2灯具ユニットの導光板に入射したとしても、この光は導光板の一方の表面から入射した後その反対側の表面から入射方向と同じ方向へ出射することとなるので、これを制御された光として有効に利用することができる。
このように本願発明によれば、リフレクタと導光板とを備えた車両用灯具において、灯具の見映え向上を図るとともに光の利用効率を高めることができる。
しかも本願発明においては、灯具を斜め前方から観察したとき、第2灯具ユニットの導光板を介して第1灯具ユニットのリフレクタが光って見えるようにすることができ、この点においても灯具の見映え向上を図ることができる。
上記構成において、第2灯具ユニットの第2光源をその導光板に対して上記第2方向から光を入射させるように配置した上で、その導光板を、第1灯具ユニットのリフレクタの反射面よりも後方側に位置する後端面を有する構成とし、かつ、この後端面において第2光源からの光を内面反射させる構成とすれば、導光板を灯具正面方向から観察したとき第2光源が点光りして見えてしまうのを防止することができる。そしてこれにより灯具の見映えを一層向上させることができる。
上記構成において、1対の第1灯具ユニットが第2灯具ユニットを挟むようにして配置された構成とすれば、第2灯具ユニットの導光板をその両側の灯具斜め前方方向から観察した場合においても、この導光板を介して第1灯具ユニットのリフレクタが光って見えるようにすることができ、これにより灯具の見映えをより一層向上させることができる。
上記構成において、第1灯具ユニットと第2灯具ユニットとが交互に複数組配置された構成とすれば、灯具正面視において、両灯具ユニットが全く異なった光り方で繰り返して見えることとなるので、灯具の見映えをより一層向上させることができる。
その際、上記第1方向が車幅方向に設定された構成とした上で、これら複数の第2灯具ユニットが、車幅方向外方に位置する第2灯具ユニットほど導光板の前端面を後方側に変位させるようにして配置された構成とすれば、車幅方向外方へ向けて灯具後方側へ回り込むように形成された車体形状を有する車両に灯具が装着される場合においても、その車体形状に適合した灯具意匠を実現することができる。
本願発明の一実施形態に係る車両用灯具を示す正面図 図1のII−II線断面図 図1のIII−III線断面図 図1のIV−IV線断面図 上記車両用灯具を点灯状態で示す正面図であって、(a)は、テールランプ点灯モードで点灯した状態を示す図であり、(b)は、ストップランプ点灯モードで点灯した状態を示す図 上記実施形態の変形例を示す、図4と同様の図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用灯具10を示す正面図である。また、図2は、図1のII−II線断面図であり、図3は、図1のIII−III線断面図であり、図4は、図1のIV−IV線断面図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る車両用灯具10は、車両の右後端部に設けられるテール&ストップランプであって、ランプボディ12とこのランプボディ12の前端開口部に取り付けられた素通し状の透光カバー14とで形成される灯室内に、4つの第1灯具ユニット20と5つの第2灯具ユニット30とが組み込まれた構成となっている。
なお、本実施形態の説明において、「前方」や「後方」等の前後方向の向きは、車両用灯具10としての向きであって、車両としての向きとは逆になっている。
透光カバー14は、車幅方向外方へ向けて後方側へ湾曲して回り込むように形成されている。また、この透光カバー14は、上下方向に関して、後方側へやや傾斜して延びるように形成されている。
各第1灯具ユニット20は、第1光源22と、この第1光源22からの出射光を灯具前方へ向けて反射させるリフレクタ24とを備えた構成となっている。
第1光源22は、赤色の発光ダイオードであって、その発光面を下向きにした状態で配置されており、リフレクタ24に対して上方から光を入射させるようになっている。
リフレクタ24の反射面24aは、複数の反射素子24sで構成されている。これら複数の反射素子24sは、上下方向および左右方向に格子状に区分けされた複数のセグメントに割り付けられている。その際、これら各反射素子24sは、第1光源22の発光中心を焦点とするとともに灯具前後方向に延びる軸線を中心軸とする回転放物面を基準面として凹面状に形成されている。そしてこれにより、これら各反射素子24sは、第1光源22からの出射光を灯具前方へ向けて上下方向および左右方向に拡散反射させるようになっている。
一方、各第2灯具ユニット30は、第2光源32と、この第2光源32からの出射光を入射させて前端面34aから灯具前方へ向けて出射させる導光板34とを備えた構成となっている。
導光板34は、肉厚一定で形成された透明の板状部材であって、灯具前後方向に延びる鉛直面に沿って配置されている。
第2光源32は、赤色の発光ダイオードであって、その発光面を下向きにした状態で配置されており、導光板34に対してその上端面34bから光を入射させるようになっている。導光板34の上端面34bには、第2光源32からの出射光を屈折させることなく入射させるための球面凹部34b1が形成されている。
導光板34の後端面34cは、第2光源32の発光中心を焦点とするとともに灯具前後方向に延びる軸線を中心軸とする回転放物面で構成されている。そしてこれにより、導光板34は、その後端面34cにおいて、第2光源32からの出射光を灯具前方へ向けて略平行光として内面反射させるようになっている。これを実現するため、導光板34の後端面34cには、アルミ蒸着等の反射処理が施されている。
導光板34の前端面34aには、複数のレンズ素子34sが形成されている。これら複数のレンズ素子34sは、上下方向に横縞状に区分けされた複数のセグメントに割り付けられている。その際、これら各レンズ素子34sは、凸面状に形成されている。そしてこれにより、この導光板34の前端面34aに略平行光として到達した内面反射光を、各レンズ素子34sから灯具前方へ向けて上下方向および左右方向に拡散出射させるようになっている。
本実施形態に係る車両用灯具10は、4つの第1灯具ユニット20と5つの第2灯具ユニット30とが、車幅方向に互いに隣接するようにして交互に配置されている。その際、左右両端部に1対の第2灯具ユニット30が配置されており、その内側に位置する残り3つの第2灯具ユニット30の各々は、その左右両側に位置する1対の第1灯具ユニット20で挟まれるようにして配置されている。
これら4つの第1灯具ユニット20および5つの第2灯具ユニット30は、各第2灯具ユニット30における導光板34の前端面34aを、これに隣接する各第1灯具ユニット20におけるリフレクタ24の反射面24aよりも前方側に位置させるとともに、各第2灯具ユニット30における導光板34の後端面cを、これに隣接する各第1灯具ユニット20におけるリフレクタ24の反射面24aよりも後方側に位置させるようにして配置されている。また、各第2灯具ユニット30の導光板34は、その上端面34bが各第1灯具ユニット20のリフレクタ24の反射面24aよりも上方側に位置しており、その下端縁が各第1灯具ユニット20のリフレクタ24の反射面24aよりも下方側に位置している。
5つの第2灯具ユニット30は、車幅方向外方に位置する第2灯具ユニット30ほど、その導光板34の前端面34aを後方側に変位させるようにして配置されている。そして、これら各第2灯具ユニット30の導光板34は、その前端面34aが透光カバー14の回り込み形状に沿って配置されている。また、これら各導光板34の前端面34aは、上下方向に関して、透光カバー14の後傾形状に沿って後傾して延びるように形成されている。
各第1灯具ユニット20の第1光源22および各第2灯具ユニット30の第2光源32は、共通の光源支持部材40に支持されている。この光源支持部材40は、ランプボディ12に支持されている。
4つの第1灯具ユニット20のリフレクタ24は、単一のリフレクタユニット26として一体的に形成されている。このリフレクタユニット26は、ランプボディ12に支持されている。
このリフレクタユニット26は、各リフレクタ24の後端部において、これらを互いに連結する連結部26aを備えている。また、このリフレクタユニット26は、各第2灯具ユニット30の導光板34の後方において、該導光板34の後端面cに沿って延びる曲面部26bを備えており、この曲面部26bにおいて導光板34を支持している。
上述したように、各第1灯具ユニット20のリフレクタ24は、その反射面24aを構成する複数の反射素子24sの各々において、第1光源22からの出射光を灯具前方へ向けて上下方向および左右方向に拡散反射させるように構成されているので、このようにして反射した光の一部は該リフレクタ24に隣接する導光板34の側面に到達することとなる。そして、このようにして導光板34の側面に到達した反射光は、この導光板34を透過して、その反対側の側面から入射方向と同じ方向へ出射することとなる。
本実施形態に係る車両用灯具10は、テールランプ点灯モードでは各第2灯具ユニット30の第2光源32が点灯し、ストップランプ点灯モードでは各第1灯具ユニット20の第1光源22が点灯するようになっている。
図5は、車両用灯具10を点灯状態で示す正面図である。
同図(a)は、テールランプ点灯モードで点灯した状態を示す図である。
この点灯モードでは、灯具正面視において、各第2灯具ユニット30の導光板34の前端面34aが、各レンズ素子34s毎に上下方向の複数箇所において横縞状に発光して見えることとなる。
同図(b)は、ストップランプ点灯モードで点灯した状態を示す図である。
この点灯モードでは、灯具正面視において、各第1灯具ユニット20のリフレクタ24の反射面24aが、各反射素子24s毎に上下方向および左右方向の複数箇所において散点的に発光して見えることとなる。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態に係る車両用灯具10は、第1光源22からの出射光をリフレクタ24によって灯具前方へ向けて反射させるように構成された第1灯具ユニット20と、第2光源32からの出射光を導光板34に入射させてその前端面34aから灯具前方へ向けて出射させるように構成された第2灯具ユニット30とを備えた構成となっているが、その際、第2灯具ユニット30は、その導光板34が灯具前後方向に延びる鉛直面に沿って配置されており、また、この第2灯具ユニット30と第1灯具ユニット20とが、車幅方向(すなわち灯具前後方向に延びる鉛直面と交差する第1方向)に互いに隣接するようにして、かつ、第2灯具ユニット30の導光板34の前端面34aを第1灯具ユニット20のリフレクタ24の反射面24aよりも前方側に位置させるようにして配置されており、そして、第1灯具ユニット20の第1光源22が、そのリフレクタ24に対して上方(すなわち灯具前後方向および第1方向と交差する第2方向)から光を入射させるように配置されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態に係る車両用灯具10においては、灯具正面視において、リフレクタ24を備えた第1灯具ユニット20と導光板34を備えた第2灯具ユニット30とでその光り方を全く異なったものとすることができ、これにより灯具の見映え向上を図ることができる。
また、本実施形態に係る車両用灯具10においては、第1灯具ユニット20のリフレクタ24によって灯具前方へ向けて反射した第1光源22からの光の一部が第2灯具ユニット30の導光板34に入射する構成となっているが、このようにして導光板34に入射した光は、その一方の側面から入射した後その反対側の側面から入射方向と同じ方向へ出射することとなるので、これを制御された光として有効に利用することができる。
このように本実施形態によれば、リフレクタ24と導光板34とを備えた車両用灯具10において、灯具の見映え向上を図るとともに光の利用効率を高めることができる。
しかも本実施形態においては、灯具を左右斜め前方から観察したとき、第2灯具ユニット30の導光板34を介して第1灯具ユニット20のリフレクタ24が光って見えるようにすることができ、この点においても灯具の見映え向上を図ることができる。
本実施形態に係る車両用灯具10は、第2灯具ユニット30の第2光源32がその導光板34に対して上方から光を入射させるように配置された上で、その導光板34が、第1灯具ユニット20のリフレクタ24の反射面24aよりも後方側に位置する後端面34cを有しており、かつ、この後端面34cにおいて第2光源32からの光を内面反射させるように構成されているので、導光板34を灯具正面方向から観察したとき第2光源32が点光りして見えてしまうのを防止することができる。そしてこれにより灯具の見映えを一層向上させることができる。
また、本実施形態に係る車両用灯具10は、1対の第1灯具ユニット20が第2灯具ユニット30を挟むようにして配置されているので、第2灯具ユニット30の導光板34に対して灯具斜め前方の左右いずれの方向から観察した場合においても、第2灯具ユニット30の導光板34を介して第1灯具ユニット20のリフレクタ24が光って見えるようにすることができる。そしてこれにより灯具の見映えをより一層向上させることができる。
さらに、本実施形態に係る車両用灯具10は、第1灯具ユニット20と第2灯具ユニット30とが交互に複数組配置されているので、灯具正面視において、両灯具ユニット20、30が全く異なった光り方で繰り返して見えるようにすることができる。そしてこれにより灯具の見映えをより一層向上させることができる。
その際、本実施形態に係る車両用灯具10は、5つの第2灯具ユニット30が、車幅方向外方に位置する第2灯具ユニット30ほど導光板34の前端面34aを後方側に変位させるようにして配置されているので、これらを車幅方向外方へ向けて灯具後方側へ回り込むように形成された透光カバー14に沿わせることができ、これにより車体形状に適合した灯具意匠を実現することが容易に可能となる。
上記実施形態においては、4つの第1灯具ユニット20と5つの第2灯具ユニット30とが、左右両端部に第2灯具ユニット30を位置させるようにして車幅方向に互いに隣接するようにして交互に配置されているものとして説明したが、第1および第2灯具ユニット20、30がこれ以外の個数の組合せで配置された構成とすることももちろん可能である。
上記実施形態においては、各第2灯具ユニット30における導光板34の後端面34cにおいて、第2光源32からの出射光を内面反射させるために、該後端面34cにアルミ蒸着等の反射処理が施されているものとして説明したが、このようにする代わりに、リフレクタユニット26の各曲面部26b(すなわち、各第2灯具ユニット30の導光板34の後方において、その後端面cに沿って延びる部分)にアルミ蒸着等の反射処理が施された構成とし、この曲面部26bにおいて第2光源32からの出射光を反射させるように構成することも可能である。
上記実施形態においては、各第2灯具ユニット30における導光板34が、灯具前後方向に延びる鉛直面に沿って配置されているものとして説明したが、灯具前後方向に延びる平面に沿って配置されていれば、鉛直面以外の平面(例えば鉛直面に対して傾斜した平面)に沿って配置された構成とすることも可能である。
上記実施形態においては、車両用灯具10が、車両の右後端部に設けられるテール&ストップランプである場合について説明したが、車両の左後端部に設けられるテール&ストップランプである場合、あるいは車両の前端部に設けられる灯具である場合等においても、上記実施形態と同様の構成を採用することにより上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
その際、車両の前端部に設けられる灯具とした場合には、例えば、第1光源22をアンバ色の発光ダイオードで構成することにより各第1灯具ユニット20をフロントターンシグナルランプとしての機能させるとともに、第2光源32を白色の発光ダイオードで構成することにより各第2灯具ユニット30をクリアランスランプまたはデイタイムランニングランプとしての機能させるようにすることが可能である。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
図6は、上記実施形態の変形例に係る車両用灯具110を示す、図4と同様の図である。
同図に示すように、本変形例に係る車両用灯具110は、その基本的な構成については上記実施形態の場合と同様であるが、各第2灯具ユニット130における導光板134の構成が、上記実施形態の場合と異なっている。
すなわち、本変形例の導光板134は、その後端面134cが複数の反射素子134sで構成されている。これら複数の反射素子134sは、上下方向に横縞状に区分けされた複数のセグメントに割り付けられている。その際、これら各反射素子134sは、第2光源132の発光中心を焦点とするとともに灯具前後方向に延びる軸線を中心軸とする回転放物面を基準面として上下方向に関して凹んだ凹面状に形成されている。そしてこれにより、これら各反射素子134sは、第2光源132からの出射光を灯具前方へ向けて上下方向に拡散反射させるようになっている。
また、本変形例の導光板134は、その前端面134aが上下方向に延びる単一のシリンドリカルレンズとして形成されている。そしてこれにより、導光板134の後端面134cの各反射素子134sで上下方向に拡散反射した光を、その前端面134aから灯具前方へ向けて左右方向に拡散出射させるようになっている。
本変形例の構成を採用することにより、各第2灯具ユニット130を上記実施形態の各第2灯具ユニット30とは異なる見え方とした上で、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記実施形態およびその変形例において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
10、110 車両用灯具
12 ランプボディ
14 透光カバー
20 第1灯具ユニット
22 第1光源
24 リフレクタ
24a 反射面
24s、134s 反射素子
26 リフレクタユニット
26a 連結部
26b 曲面部
30、130 第2灯具ユニット
32、132 第2光源
34、134 導光板
34a、134a 前端面
34b 上端面
34b1 球面凹部
34c、134c 後端面
34s レンズ素子
40 光源支持部材

Claims (5)

  1. 第1光源および該第1光源からの出射光を灯具前方へ向けて反射させるリフレクタを有する第1灯具ユニットと、第2光源および該第2光源からの出射光を入射させて前端面から灯具前方へ向けて出射させる導光板を有する第2灯具ユニットと、を備えてなる車両用灯具において、
    上記導光板が、灯具前後方向に延びる平面に沿って配置されており、
    上記第1灯具ユニットと上記第2灯具ユニットとが、上記平面と交差する第1方向に互いに隣接するようにして、かつ、上記導光板の前端面を上記リフレクタの反射面よりも前方側に位置させるようにして配置されており、
    上記第1光源が、上記リフレクタに対して灯具前後方向および上記第1方向と交差する第2方向から光を入射させるように配置されている、ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 上記第2光源が、上記導光板に対して上記第2方向から光を入射させるように配置されており、
    上記導光板が、上記リフレクタの反射面よりも後方側に位置する後端面を有しており、該後端面において上記第2光源からの光を内面反射させるように構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 1対の上記第1灯具ユニットが、上記第2灯具ユニットを挟むようにして配置されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
  4. 上記第1灯具ユニットと上記第2灯具ユニットとが、交互に複数組配置されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
  5. 上記第1方向が、車幅方向に設定されており、
    上記複数の第2灯具ユニットが、車幅方向外方に位置する第2灯具ユニットほど上記導光板の前端面を後方側に変位させるようにして配置されている、ことを特徴とする請求項4記載の車両用灯具。
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