JP6845738B2 - スケジュール修正支援装置および方法 - Google Patents
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Description
複数の設備を用いて複数の製品を製造する生産スケジュールの修正を支援するスケジュール修正支援装置であって、
各製品を製造する各ジョブは、前記各製品を製造する各手順に従った複数の工程の順に、前記複数の工程に対応する各設備において実行される作業対象に対する作業である複数のタスクを含み、
前記複数の設備は、それぞれ、前記生産スケジュールに従って、少なくとも一部の前記ジョブに含まれる前記タスクを順に実行し、
前記ジョブは、第1製品を製造する第1ジョブを含み、
前記複数の設備は、前記第1ジョブで使用される第1設備及び第2設備を含み、
前記第1ジョブは、A工程に対応する前記第1設備において実行される第1タスクと、前記A工程に隣接するB工程に対応する前記第2設備において実行される第2タスクとを含み、
前記スケジュール修正支援装置は、
表示部と、
前記複数の設備においてそれぞれ実行される前記タスクの作業開始時刻及び作業終了時刻を含むスケジュールデータを記憶するスケジュールデータ記憶部と、
一の工程に対応する一の設備において実行されるタスクが終了してから次の工程に対応する次の設備において実行される次のタスクが開始されるまでに最低限必要な最短工程間時間を、前記一の設備と前記次の設備と前記ジョブとに対応付けて記憶する最短工程間時間記憶部と、
前記スケジュールデータに基づき、前記複数の設備においてそれぞれ実行される前記タスクの順番を表すガントチャートを前記表示部に表示するガントチャート処理部と、
前記ガントチャートのうち前記第2設備に対応する個別チャートに並べて、前記第1タスクと前記第2タスクとの間の時間から前記最短工程間時間を除いた余裕時間を表す余裕時間情報を前記表示部に表示する表示制御部と、
を備えるものである。
複数の設備を用いて複数の製品を製造する生産スケジュールの修正を支援するスケジュール修正支援装置におけるスケジュール修正支援方法であって、
各製品を製造する各ジョブは、前記各製品を製造する各手順に従った複数の工程の順に、前記複数の工程に対応する各設備において実行される作業対象に対する作業である複数のタスクを含み、
前記複数の設備は、それぞれ、前記生産スケジュールに従って、少なくとも一部の前記ジョブに含まれる前記タスクを順に実行し、
前記ジョブは、第1製品を製造する第1ジョブを含み、
前記複数の設備は、前記第1ジョブで使用される第1ないし第3設備を含み、
前記第1ジョブは、A工程に対応する前記第1設備において実行される第1タスクと、前記A工程の後工程であるB工程に対応する前記第2設備において実行される第2タスクと、前記B工程の後工程であるC工程に対応する前記第3設備において実行される第3タスクとを含み、
前記スケジュール修正支援装置は、
表示部と、
前記複数の設備においてそれぞれ実行される前記タスクの作業開始時刻及び作業終了時刻を含むスケジュールデータを記憶するスケジュールデータ記憶部と、
一の工程に対応する一の設備において実行されるタスクが終了してから次の工程に対応する次の設備において実行される次のタスクが開始されるまでに最低限必要な最短工程間時間を、前記一の設備と前記次の設備と前記ジョブとに対応付けて記憶する最短工程間時間記憶部と、
を備え、
前記スケジュール修正支援方法は、
前記スケジュールデータに基づき、前記複数の設備においてそれぞれ実行される前記タスクの順番を表すガントチャートを前記表示部に表示するガントチャート処理工程と、
前記個別チャートに並べて、前記第1タスクと前記第2タスクとの間の時間から前記最短工程間時間を除いた余裕時間を表す余裕時間情報を前記表示部に表示する表示制御工程と、
一のタスクの作業終了時刻から前記最短工程間時間が経過した最短工程間時間完了時刻を算出する完了時刻計算工程と、
一のタスクの作業開始時刻から前記最短工程間時間遡った後工程向け期限時刻を算出する期限時刻計算工程とを備え、
前記完了時刻計算工程は、搬送元としての前記第1設備と搬送先としての前記第2設備と前記第1ジョブとに対応付けられた前記最短工程間時間である第1最短工程間時間を前記最短工程間時間記憶部から取得して、前記第1タスクの作業終了時刻から前記第1最短工程間時間経過した第1最短工程間時間完了時刻を前記最短工程間時間完了時刻として算出し、
前記表示制御工程は、前記個別チャートに並べて、前記第1最短工程間時間完了時刻から前記第2タスクの作業開始時刻までの時間を表す前記余裕時間情報を前記表示部に表示し、
前記期限時刻計算工程は、搬送元としての前記第2設備と搬送先としての前記第3設備と前記第1ジョブとに対応付けられた前記最短工程間時間である第2最短工程間時間を前記最短工程間時間記憶部から取得して、前記第3タスクの作業開始時刻から前記第2最短工程間時間遡った第1後工程向け期限時刻を前記後工程向け期限時刻として算出し、
前記表示制御工程は、前記個別チャートに並べて、前記第1後工程向け期限時刻から前記第2タスクの作業終了時刻までの時間を表す前記余裕時間情報を前記表示部に表示し、
前記表示制御工程は、前記第2タスクの作業終了時刻から前記第1後工程向け期限時刻まで引かれた関係線を前記余裕時間情報として前記表示部に表示するものである。
本態様では、ガントチャート処理工程において、スケジュールデータに基づき、複数の設備においてそれぞれ実行されるタスクの順番を表すガントチャートが表示部に表示される。表示制御工程において、第2設備に対応する個別チャートに並べて、第1設備において実行される第1タスクと、第2設備において実行される第2タスクとの間の時間から最短工程間時間を除いた余裕時間を表す余裕時間情報が、表示部に表示される。第2タスクは、余裕時間情報によって表される余裕時間の範囲内であれば、第1タスクの実行に影響を及ぼすことなく、実行タイミングを変更することができる。したがって、本態様によれば、第2タスクの実行タイミングを容易に変更することができる。
複数の設備を用いて複数の製品を製造する生産スケジュールの修正を支援するスケジュール修正支援装置におけるスケジュール修正支援方法であって、
各製品を製造する各ジョブは、前記各製品を製造する各手順に従った複数の工程の順に、前記複数の工程に対応する各設備において実行される作業対象に対する作業である複数のタスクを含み、
前記複数の設備は、それぞれ、前記生産スケジュールに従って、少なくとも一部の前記ジョブに含まれる前記タスクを順に実行し、
前記ジョブは、第1製品を製造する第1ジョブを含み、
前記複数の設備は、前記第1ジョブで使用される第1設備及び第2設備を含み、
前記第1ジョブは、A工程に対応する前記第1設備において実行される第1タスクと、前記A工程の後工程であるB工程に対応する前記第2設備において実行される第2タスクとを含み、
前記スケジュール修正支援装置は、
表示部と、
前記複数の設備においてそれぞれ実行される前記タスクの作業開始時刻及び作業終了時刻を含むスケジュールデータを記憶するスケジュールデータ記憶部と、
一の工程に対応する一の設備において実行されるタスクが終了してから次の工程に対応する次の設備において実行される次のタスクが開始されるまでに最低限必要な最短工程間時間を、前記一の設備と前記次の設備と前記ジョブとに対応付けて記憶する最短工程間時間記憶部と、
を備え、
前記スケジュール修正支援方法は、
前記スケジュールデータに基づき、前記複数の設備においてそれぞれ実行される前記タスクの順番を表すガントチャートを前記表示部に表示するガントチャート処理工程と、
前記個別チャートに並べて、前記第1タスクと前記第2タスクとの間の時間から前記最短工程間時間を除いた余裕時間を表す余裕時間情報を前記表示部に表示する表示制御工程と、
一のタスクの作業開始時刻から前記最短工程間時間遡った後工程向け期限時刻を算出する期限時刻計算工程とを備え、
前記期限時刻計算工程は、搬送元としての前記第2設備と搬送先としての前記第1設備と前記第1ジョブとに対応付けられた前記最短工程間時間である第3最短工程間時間を前記最短工程間時間記憶部から取得して、前記第1タスクの作業開始時刻から前記第3最短工程間時間遡った第2後工程向け期限時刻を前記後工程向け期限時刻として算出し、
前記表示制御工程は、前記個別チャートに並べて、前記第2後工程向け期限時刻から前記第2タスクの作業終了時刻までの時間を表す前記余裕時間情報を前記表示部に表示し、
前記表示制御工程は、前記第2タスクの作業終了時刻から前記第2後工程向け期限時刻まで引かれた関係線を前記余裕時間情報として前記表示部に表示するものである。
図19は、製品を製造する工程の一部を概略的に示す図である。以下では、本発明の基礎となった知見が説明される。
以下、本発明の第1及び第2の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図面において、同じ構成要素については同じ符号が用いられ、適宜、詳細な説明は省略される。
図1は、第1実施形態におけるスケジュール修正支援装置の構成の一例を概略的に示すブロック図である。図1に示されるように、第1実施形態におけるスケジュール修正支援装置は、ディスプレイ100、入力部200、及び制御部300を備えている。制御部300は、記憶装置400及び中央演算処理装置(CPU)500を含む。
図4は、本実施形態における生産スケジュール変更の一例を示す図である。図4では、簡単のために、1つの設備の生産スケジュールが示されている。図4において、セクション(A)は、変更前の生産スケジュールを表す個別チャートGc11を示し、セクション(B)は、変更後の生産スケジュールを表す個別チャートGc12を示す。本実施形態では、図4に示されるように、図2で説明された前工程との関係線と、図3で説明された後工程との関係線との両方がディスプレイ100に表示される。
スケジュールが変更されると、作業開始時刻及び作業終了時刻が変更されたタスクの、前工程における関係線及び後工程における関係線を更新する必要がある。そこで、次に、図4で説明されたようにスケジュールが変更されたとき(つまりタスク11とタスク12とが入れ替えられたとき)に行われる前工程における関係線の更新及び後工程における関係線の更新が、図5、図6を用いて説明される。
まず、図5を用いて、タスク11の前工程のタスク31における変更前の関係線が説明される。上述のように、タスク11の前端と点Pt1との間で関係線Lr1が垂直に引かれており、タスク11の作業開始時刻t1は、最短工程間時間完了時刻に等しい。言い換えると、タスク11の作業開始時刻t1から最短工程間時間Tb11遡った時刻tMb11は、ジョブJb1のタスク31の作業終了時刻である。
次に、図5を用いて、タスク12の前工程のタスク32における変更前の関係線が説明される。ジョブJb2のタスク32を含む個別チャートGc32に並べて、タスク32から見て後工程のタスク12との関係線が表示されている。すなわち、タスク12の作業開始時刻tM2sから最短工程間時間Tb12遡った後工程向け期限時刻tMb12を表す点Pt32と、点Pt32とタスク32の後端とを結ぶ関係線Lr32とが表示されている。
次に、図5を用いて、タスク11の後工程のタスク41における変更前の関係線が説明される。ジョブJb1のタスク41を含む個別チャートGc41に並べて、タスク41から見て前工程であるタスク11との関係線が表示されている。すなわち、タスク11の作業終了時刻tM1eから最短工程間時間Tb21経過した最短工程間時間完了時刻tMb21を表す点Pt41が表示され、点Pt41とタスク41の前端とを結ぶ関係線Lr41が表示されている。
次に、図5を用いて、タスク12の後工程のタスク42における変更前の関係線が説明される。図3を用いて説明されたように、タスク12の後端と点Pt22との間で関係線Lr22が垂直に引かれており、タスク12の作業終了時刻tMb22は、後工程向け期限時刻に等しい。言い換えると、タスク42の作業開始時刻t42sから最短工程間時間Tb22遡った時刻は、ジョブJb2のタスク12の作業終了時刻tMb22である。
図5に示されるように、スケジュールの変更前には、設備MにおけるジョブJb2のタスク12の作業終了時刻tMb22から、後工程であるタスク42の作業開始時刻t42sまでの間に余裕時間は無かった。これに対して、スケジュールの変更後には、図6に示されるように、設備MにおけるジョブJb2のタスク12の作業終了時刻tM2eと、後工程であるタスク42の作業開始時刻t42sとの間に、最短工程間時間完了時刻tMa22からタスク42の作業開始時刻t42sまでの余裕時間が生じている。これによって、作業の遅れが後工程に伝播していくことを避けることができる。
図7、図8は、第1実施形態のスケジュール修正支援装置の動作手順の一例を示すフローチャートである。なお、図7、図8の動作が開始される前に、初期スケジュール作成部510は、既に初期スケジュールを作成している。初期スケジュール作成部510は、作成した初期スケジュールを表すスケジュールデータを既にスケジュールデータ記憶部420に保存している。ガントチャート処理部550は、初期スケジュールのガントチャートを作成し、作成したガントチャートをディスプレイ100に表示する。表示制御部560は、例えば図4のセクション(A)に示されるように、初期スケジュールのスケジュールデータから作成した関係線をディスプレイ100に表示する。初期スケジュールのガントチャート及び関係線がディスプレイ100に表示された状態で、図7、図8の動作が開始される。
以上のように、例えば図5、図6を用いて説明されたように、第1実施形態では、スケジュール修正の結果、作業開始時刻及び作業終了時刻が変化したタスクの前工程及び後工程における関係線が更新されている。これによって、前工程及び後工程に対応する設備でのタスクの移動可能な範囲が即座に更新される。その結果、複数の設備のスケジュールを修正する際にも効率良く支援することができる。
第2実施形態におけるスケジュール修正支援装置は、第1実施形態と同様に、複数の設備を用いて複数の製品を製造する生産スケジュールの修正を支援する。第2実施形態では、複数の設備は、さらに、バッチ設備を含む。バッチ設備は、異なるジョブに対する各タスクを同時に実行するものである。この同時に実行される各タスクは、「バッチ処理」と総称される。バッチ設備には、例えば、焼き入れ、焼き戻し、保温を行う熱処理炉、薬液に浸漬させて処理を行う薬品処理槽などが含まれる。
図9は、第2実施形態におけるスケジュール修正支援装置の構成の一例を概略的に示すブロック図である。図9に示されるように、第2実施形態におけるスケジュール修正支援装置は、第1実施形態と同様に、ディスプレイ100、入力部200、及び制御部300を備えている。制御部300は、記憶装置400及びCPU500を含む。
図12は、第2実施形態における生産スケジュール変更の一例を示す図である。図12では、簡単のために、1つのバッチ設備MBの生産スケジュールが示されている。図12において、セクション(A)は、変更前の生産スケジュールを表す個別チャートGc53を示し、セクション(B)は、変更後の生産スケジュールを表す個別チャートGc54を示す。この第2実施形態では、図12に示されるように、図10で説明された前工程とバッチ設備MBとの関係線と、図11で説明された後工程とバッチ設備MBとの関係線との両方がディスプレイ100に表示される。
上述のようにスケジュールが変更されると、第2実施形態でも、第1実施形態と同様に、作業開始時刻及び作業終了時刻が変更されたバッチ処理を構成するタスクの、前工程における関係線及び後工程における関係線を更新する必要がある。そこで、次に、図12で説明されたようにスケジュールが変更されたとき(つまりバッチ処理PB1とバッチ処理PB2とが入れ替えられたとき)に行われる前工程における関係線の更新及び後工程における関係線の更新が、図13、図14を用いて説明される。
まず、図13を用いて、バッチ処理PB1を構成するジョブJb1,Jb2,Jb3に対する各タスクの、前工程のタスク81,82,83における変更前の関係線が説明される。上述のように、バッチ処理PB1の前端と点Px1との間で関係線Lr71が垂直に引かれており、バッチ処理PB1の作業開始時刻t11は、全体最短工程間時間完了時刻に等しい。言い換えると、バッチ処理PB1の作業開始時刻t11から最短工程間時間(上述のように、4時間)遡った時刻t21は、ジョブJb1,Jb2,Jb3に対する各タスクの作業終了時刻のうち、最も遅い時刻(図13では、ジョブJb2のタスク82の作業終了時刻)である。
次に、図13を用いて、バッチ処理PB2を構成するジョブJb4,Jb5に対する各タスクの、前工程のタスク84,85における変更前の関係線が説明される。ジョブJb4のタスク84及びジョブJb5のタスク85を実行する設備KKの個別チャートGc62に並べて、タスク84,85から見て後工程のバッチ処理PB2との関係線が表示されている。すなわち、点Px2と同じ時刻t12(バッチ処理PB2の作業開始時刻t31から最短工程間時間遡った全体後工程向け期限時刻)を表す点Px6と、点Px6とタスク84,85の後端とをそれぞれ結ぶ関係線Lr84,Lr85とが表示されている。
次に、図13を用いて、バッチ処理PB1を構成するジョブJb1,Jb2,Jb3に対する各タスクの、後工程のタスク91,92,93における変更前の関係線が説明される。ジョブJb1のタスク91を実行する設備Oの個別チャートGc63に並べて、タスク91から見て前工程であるバッチ処理PB1との関係線が表示されている。すなわち、バッチ処理PB1の作業終了時刻t31から最短工程間時間経過した全体最短工程間時間完了時刻t33を表す点Py4が表示され、点Py4とタスク91の前端とを結ぶ関係線Lr91が表示されている。
次に、図13を用いて、バッチ処理PB2を構成するジョブJb4,Jb5に対する各タスクの、後工程のタスク94,95における変更前の関係線が説明される。図12を用いて説明されたように、バッチ処理PB2の後端と点Py2との間で関係線Lr72が垂直に引かれており、バッチ処理PB2の作業終了時刻t13は、全体後工程向け期限時刻に等しい。言い換えると、タスク94,95の作業開始時刻のうち早い方の時刻(図13ではタスク94の作業開始時刻t36)から最短工程間時間遡った時刻は、バッチ処理PB2の作業終了時刻t13である。
図13に示されるように、スケジュールの変更前には、設備MBにおけるバッチ処理PB2の作業終了時刻t13から、後工程であるタスク94の作業開始時刻t36までの間に余裕時間は無かった。これに対して、スケジュールの変更後には、図14に示されるように、設備MBにおけるバッチ処理PB2の作業終了時刻t22と、後工程であるタスク94の作業開始時刻t37との間に、最短工程間時間完了時刻t38からタスク94の作業開始時刻t37までの余裕時間が生じている。これによって、作業の遅れが後工程に伝播していくことを避けることができる。
図15、図16は、第2実施形態のスケジュール修正支援装置の動作手順の一例を示すフローチャートである。図17は、図15のステップS1540のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。図18は、図15のステップS1545のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
以上のように、例えば図13、図14を用いて説明されたように、第2実施形態では、スケジュール修正の結果、作業開始時刻及び作業終了時刻が変化したバッチ処理の前工程及び後工程における関係線が更新されている。これによって、前工程及び後工程に対応する設備でのタスクの移動可能な範囲が即座に更新される。その結果、バッチ設備を含む複数の設備のスケジュールを修正する際にも効率良く支援することができる。
(1)上記第1実施形態では、表示制御部560は、図2〜図6に示されるように、個別チャートの上方及び下方に並べて、それぞれ、個別チャートと平行に延びる基準線Ln1,Ln2を表示しているが、基準線Ln1,Ln2を表示しなくてもよい。また、表示制御部560は、点Pt1等を黒丸で表示しなくてもよい。
200 入力部
420 スケジュールデータ記憶部
430 最短工程間時間記憶部
530 完了時刻計算部
540 期限時刻計算部
550 ガントチャート処理部
560 表示制御部
570 バッチ完了時刻計算部
580 バッチ期限時刻計算部
Claims (13)
- 複数の設備を用いて複数の製品を製造する生産スケジュールの修正を支援するスケジュール修正支援装置であって、
各製品を製造する各ジョブは、前記各製品を製造する各手順に従った複数の工程の順に、前記複数の工程に対応する各設備において実行される作業対象に対する作業である複数のタスクを含み、
前記複数の設備は、それぞれ、前記生産スケジュールに従って、少なくとも一部の前記ジョブに含まれる前記タスクを順に実行し、
前記ジョブは、第1製品を製造する第1ジョブを含み、
前記複数の設備は、前記第1ジョブで使用される第1ないし第3設備を含み、
前記第1ジョブは、A工程に対応する前記第1設備において実行される第1タスクと、前記A工程の後工程であるB工程に対応する前記第2設備において実行される第2タスクと、前記B工程の後工程であるC工程に対応する前記第3設備において実行される第3タスクとを含み、
前記スケジュール修正支援装置は、
表示部と、
前記複数の設備においてそれぞれ実行される前記タスクの作業開始時刻及び作業終了時刻を含むスケジュールデータを記憶するスケジュールデータ記憶部と、
一の工程に対応する一の設備において実行されるタスクが終了してから次の工程に対応する次の設備において実行される次のタスクが開始されるまでに最低限必要な最短工程間時間を、前記一の設備と前記次の設備と前記ジョブとに対応付けて記憶する最短工程間時間記憶部と、
前記スケジュールデータに基づき、前記複数の設備においてそれぞれ実行される前記タスクの順番を表すガントチャートを前記表示部に表示するガントチャート処理部と、
前記ガントチャートのうち前記第2設備に対応する個別チャートに並べて、前記第1タスクと前記第2タスクとの間の時間から前記最短工程間時間を除いた余裕時間を表す余裕時間情報を前記表示部に表示する表示制御部と、
一のタスクの作業終了時刻から前記最短工程間時間が経過した最短工程間時間完了時刻を算出する完了時刻計算部と、
一のタスクの作業開始時刻から前記最短工程間時間遡った後工程向け期限時刻を算出する期限時刻計算部とを備え、
前記完了時刻計算部は、搬送元としての前記第1設備と搬送先としての前記第2設備と前記第1ジョブとに対応付けられた前記最短工程間時間である第1最短工程間時間を前記最短工程間時間記憶部から取得して、前記第1タスクの作業終了時刻から前記第1最短工程間時間経過した第1最短工程間時間完了時刻を前記最短工程間時間完了時刻として算出し、
前記表示制御部は、前記個別チャートに並べて、前記第1最短工程間時間完了時刻から前記第2タスクの作業開始時刻までの時間を表す前記余裕時間情報を前記表示部に表示し、
前記期限時刻計算部は、搬送元としての前記第2設備と搬送先としての前記第3設備と前記第1ジョブとに対応付けられた前記最短工程間時間である第2最短工程間時間を前記最短工程間時間記憶部から取得して、前記第3タスクの作業開始時刻から前記第2最短工程間時間遡った第1後工程向け期限時刻を前記後工程向け期限時刻として算出し、
前記表示制御部は、前記個別チャートに並べて、前記第1後工程向け期限時刻から前記第2タスクの作業終了時刻までの時間を表す前記余裕時間情報を前記表示部に表示し、
前記表示制御部は、前記第2タスクの作業終了時刻から前記第1後工程向け期限時刻まで引かれた関係線を前記余裕時間情報として前記表示部に表示する、
スケジュール修正支援装置。 - 前記表示制御部は、前記第1最短工程間時間完了時刻から前記第2タスクの作業開始時刻まで引かれた関係線を前記余裕時間情報として前記表示部に表示する、
請求項1に記載のスケジュール修正支援装置。 - 複数の設備を用いて複数の製品を製造する生産スケジュールの修正を支援するスケジュール修正支援装置であって、
各製品を製造する各ジョブは、前記各製品を製造する各手順に従った複数の工程の順に、前記複数の工程に対応する各設備において実行される作業対象に対する作業である複数のタスクを含み、
前記複数の設備は、それぞれ、前記生産スケジュールに従って、少なくとも一部の前記ジョブに含まれる前記タスクを順に実行し、
前記ジョブは、第1製品を製造する第1ジョブを含み、
前記複数の設備は、前記第1ジョブで使用される第1設備及び第2設備を含み、
前記第1ジョブは、A工程に対応する前記第1設備において実行される第1タスクと、前記A工程の後工程であるB工程に対応する前記第2設備において実行される第2タスクとを含み、
前記スケジュール修正支援装置は、
表示部と、
前記複数の設備においてそれぞれ実行される前記タスクの作業開始時刻及び作業終了時刻を含むスケジュールデータを記憶するスケジュールデータ記憶部と、
一の工程に対応する一の設備において実行されるタスクが終了してから次の工程に対応する次の設備において実行される次のタスクが開始されるまでに最低限必要な最短工程間時間を、前記一の設備と前記次の設備と前記ジョブとに対応付けて記憶する最短工程間時間記憶部と、
前記スケジュールデータに基づき、前記複数の設備においてそれぞれ実行される前記タスクの順番を表すガントチャートを前記表示部に表示するガントチャート処理部と、
前記ガントチャートのうち前記第2設備に対応する個別チャートに並べて、前記第1タスクと前記第2タスクとの間の時間から前記最短工程間時間を除いた余裕時間を表す余裕時間情報を前記表示部に表示する表示制御部と、
一のタスクの作業開始時刻から前記最短工程間時間遡った後工程向け期限時刻を算出する期限時刻計算部とを備え、
前記期限時刻計算部は、搬送元としての前記第2設備と搬送先としての前記第1設備と前記第1ジョブとに対応付けられた前記最短工程間時間である第3最短工程間時間を前記最短工程間時間記憶部から取得して、前記第1タスクの作業開始時刻から前記第3最短工程間時間遡った第2後工程向け期限時刻を前記後工程向け期限時刻として算出し、
前記表示制御部は、前記個別チャートに並べて、前記第2後工程向け期限時刻から前記第2タスクの作業終了時刻までの時間を表す前記余裕時間情報を前記表示部に表示し、
前記表示制御部は、前記第2タスクの作業終了時刻から前記第2後工程向け期限時刻まで引かれた関係線を前記余裕時間情報として前記表示部に表示する、
スケジュール修正支援装置。 - 前記ジョブは、第2製品を製造する第2ジョブを更に含み、
前記複数の設備は、前記第2ジョブで使用される第3設備を更に含み、
前記第2設備は、複数のジョブに対するタスクを同時に実行するバッチ設備であり、
前記第2ジョブは、前記B工程に対応する前記第2設備において前記第2タスクと同時に実行される第3タスクと、前記B工程に対し前記A工程と時間的に同じ方向に隣接するC工程、に対応する前記第3設備において実行される第4タスクとを含み、
前記表示制御部は、前記余裕時間情報として、前記第1タスクと前記第2タスクとの間の時間から前記最短工程間時間を除いた第1余裕時間と、前記第3タスクと前記第4タスクとの間の時間から前記最短工程間時間を除いた第2余裕時間とのうち、短い方の最短余裕時間を表す最短余裕時間情報を、前記第2設備に対応する前記個別チャートに並べて、前記表示部に表示する、
請求項1に記載のスケジュール修正支援装置。 - 一のタスクの作業終了時刻から前記最短工程間時間が経過した最短工程間時間完了時刻をタスク毎に算出するタスク完了時刻計算部と、
前記タスク完了時刻計算部によりタスク毎に算出された前記最短工程間時間完了時刻を用いて、前記バッチ設備用の全体最短工程間時間完了時刻を算出するバッチ完了時刻計算部とを更に備え、
前記B工程は、前記A工程の後工程であり、かつ、前記C工程の後工程であり、
前記タスク完了時刻計算部は、 搬送元としての前記第1設備と搬送先としての前記第2設備と前記第1ジョブとに対応付けられた前記最短工程間時間である第1最短工程間時間を前記最短工程間時間記憶部から取得し、
前記第1タスクの作業終了時刻から前記第1最短工程間時間経過した第1最短工程間時間完了時刻を前記最短工程間時間完了時刻として算出し、
搬送元としての前記第3設備と搬送先としての前記第2設備と前記第2ジョブとに対応付けられた前記最短工程間時間である第2最短工程間時間を前記最短工程間時間記憶部から取得し、
前記第4タスクの作業終了時刻から前記第2最短工程間時間経過した第2最短工程間時間完了時刻を前記最短工程間時間完了時刻として算出し、
前記バッチ完了時刻計算部は、前記第1最短工程間時間完了時刻と前記第2最短工程間時間完了時刻とのうち、遅い方を前記全体最短工程間時間完了時刻として算出し、
前記表示制御部は、前記第2設備に対応する前記個別チャートに並べて、前記全体最短工程間時間完了時刻から前記第2タスクの作業開始時刻までの時間を表す前記最短余裕時間情報を前記表示部に表示する、
請求項4に記載のスケジュール修正支援装置。 - 前記表示制御部は、前記全体最短工程間時間完了時刻から前記第2タスクの作業開始時刻まで引かれた関係線を前記最短余裕時間情報として前記表示部に表示する、
請求項5に記載のスケジュール修正支援装置。 - 一のタスクの作業開始時刻から前記最短工程間時間遡った後工程向け期限時刻をタスク毎に算出するタスク期限時刻計算部と、
前記タスク期限時刻計算部によりタスク毎に算出された前記後工程向け期限時刻を用いて、前記バッチ設備用の全体後工程向け期限時刻を算出するバッチ期限時刻計算部とを更に備え、
前記複数の設備は、前記第1ジョブで使用される第4設備と、前記第2ジョブで使用される第5設備とを更に含み、
前記第1ジョブは、前記B工程の後工程であるD工程に対応する前記第4設備において実行される第5タスクを更に含み、
前記第2ジョブは、前記B工程の後工程であるE工程に対応する前記第5設備において実行される第6タスクを更に含み、
前記タスク期限時刻計算部は、
搬送元としての前記第2設備と搬送先としての前記第4設備と前記第1ジョブとに対応付けられた前記最短工程間時間である第3最短工程間時間を前記最短工程間時間記憶部から取得し、
前記第5タスクの作業開始時刻から前記第3最短工程間時間遡った第1後工程向け期限時刻を前記後工程向け期限時刻として算出し、
搬送元としての前記第2設備と搬送先としての前記第5設備と前記第2ジョブとに対応付けられた前記最短工程間時間である第4最短工程間時間を前記最短工程間時間記憶部から取得し、
前記第6タスクの作業開始時刻から前記第4最短工程間時間遡った第2後工程向け期限時刻を前記後工程向け期限時刻として算出し、
前記バッチ期限時刻計算部は、前記第1後工程向け期限時刻と前記第2後工程向け期限時刻とのうち、早い方を前記全体後工程向け期限時刻として算出し、
前記表示制御部は、前記第2設備に対応する前記個別チャートに並べて、前記全体後工程向け期限時刻から前記第2タスクの作業終了時刻までの時間を表す前記最短余裕時間情報を前記表示部に表示する、
請求項5又は6に記載のスケジュール修正支援装置。 - 前記表示制御部は、前記第2タスクの作業終了時刻から前記全体後工程向け期限時刻まで引かれた関係線を前記最短余裕時間情報として前記表示部に表示する、
請求項7に記載のスケジュール修正支援装置。 - 一のタスクの作業開始時刻から前記最短工程間時間遡った後工程向け期限時刻をタスク毎に算出するタスク期限時刻計算部と、
前記タスク期限時刻計算部によりタスク毎に算出された前記後工程向け期限時刻を用いて、前記バッチ設備用の全体後工程向け期限時刻を算出するバッチ期限時刻計算部とを更に備え、
前記B工程は、前記A工程の前工程であり、かつ、前記C工程の前工程であり、
前記タスク期限時刻計算部は、
搬送元としての前記第2設備と搬送先としての前記第1設備と前記第1ジョブとに対応付けられた前記最短工程間時間である第5最短工程間時間を前記最短工程間時間記憶部から取得し、
前記第1タスクの作業開始時刻から前記第5最短工程間時間遡った第3後工程向け期限時刻を前記後工程向け期限時刻として算出し、
搬送元としての前記第2設備と搬送先としての前記第3設備と前記第2ジョブとに対応付けられた前記最短工程間時間である第6最短工程間時間を前記最短工程間時間記憶部から取得し、
前記第4タスクの作業開始時刻から前記第6最短工程間時間遡った第4後工程向け期限時刻を前記後工程向け期限時刻として算出し、
前記バッチ期限時刻計算部は、前記第3後工程向け期限時刻と前記第4後工程向け期限時刻とのうち、早い方を前記全体後工程向け期限時刻として算出し、
前記表示制御部は、前記第2設備に対応する前記個別チャートに並べて、前記全体後工程向け期限時刻から前記第2タスクの作業終了時刻までの時間を表す前記最短余裕時間情報を前記表示部に表示する、
請求項8に記載のスケジュール修正支援装置。 - 前記表示制御部は、前記第2タスクの作業終了時刻から前記全体後工程向け期限時刻まで引かれた関係線を前記最短余裕時間情報として前記表示部に表示する、
請求項4に記載のスケジュール修正支援装置。 - 前記表示制御部は、前記個別チャートと平行に延びる基準線を前記個別チャートに並べて前記表示部に表示し、前記基準線上の点を前記関係線の一端とし、前記個別チャートにおいて表される矩形の端部を前記関係線の他端とする、
請求項1又は3又は6又は8又は10に記載のスケジュール修正支援装置。 - 複数の設備を用いて複数の製品を製造する生産スケジュールの修正を支援するスケジュール修正支援装置におけるスケジュール修正支援方法であって、
各製品を製造する各ジョブは、前記各製品を製造する各手順に従った複数の工程の順に、前記複数の工程に対応する各設備において実行される作業対象に対する作業である複数のタスクを含み、
前記複数の設備は、それぞれ、前記生産スケジュールに従って、少なくとも一部の前記ジョブに含まれる前記タスクを順に実行し、
前記ジョブは、第1製品を製造する第1ジョブを含み、
前記複数の設備は、前記第1ジョブで使用される第1ないし第3設備を含み、
前記第1ジョブは、A工程に対応する前記第1設備において実行される第1タスクと、前記A工程の後工程であるB工程に対応する前記第2設備において実行される第2タスクと、前記B工程の後工程であるC工程に対応する前記第3設備において実行される第3タスクとを含み、
前記スケジュール修正支援装置は、
表示部と、
前記複数の設備においてそれぞれ実行される前記タスクの作業開始時刻及び作業終了時刻を含むスケジュールデータを記憶するスケジュールデータ記憶部と、
一の工程に対応する一の設備において実行されるタスクが終了してから次の工程に対応する次の設備において実行される次のタスクが開始されるまでに最低限必要な最短工程間時間を、前記一の設備と前記次の設備と前記ジョブとに対応付けて記憶する最短工程間時間記憶部と、
を備え、
前記スケジュール修正支援方法は、
前記スケジュールデータに基づき、前記複数の設備においてそれぞれ実行される前記タスクの順番を表すガントチャートを前記表示部に表示するガントチャート処理工程と、
前記個別チャートに並べて、前記第1タスクと前記第2タスクとの間の時間から前記最短工程間時間を除いた余裕時間を表す余裕時間情報を前記表示部に表示する表示制御工程と、
一のタスクの作業終了時刻から前記最短工程間時間が経過した最短工程間時間完了時刻を算出する完了時刻計算工程と、
一のタスクの作業開始時刻から前記最短工程間時間遡った後工程向け期限時刻を算出する期限時刻計算工程とを備え、
前記完了時刻計算工程は、搬送元としての前記第1設備と搬送先としての前記第2設備と前記第1ジョブとに対応付けられた前記最短工程間時間である第1最短工程間時間を前記最短工程間時間記憶部から取得して、前記第1タスクの作業終了時刻から前記第1最短工程間時間経過した第1最短工程間時間完了時刻を前記最短工程間時間完了時刻として算出し、
前記表示制御工程は、前記個別チャートに並べて、前記第1最短工程間時間完了時刻から前記第2タスクの作業開始時刻までの時間を表す前記余裕時間情報を前記表示部に表示し、
前記期限時刻計算工程は、搬送元としての前記第2設備と搬送先としての前記第3設備と前記第1ジョブとに対応付けられた前記最短工程間時間である第2最短工程間時間を前記最短工程間時間記憶部から取得して、前記第3タスクの作業開始時刻から前記第2最短工程間時間遡った第1後工程向け期限時刻を前記後工程向け期限時刻として算出し、
前記表示制御工程は、前記個別チャートに並べて、前記第1後工程向け期限時刻から前記第2タスクの作業終了時刻までの時間を表す前記余裕時間情報を前記表示部に表示し、
前記表示制御工程は、前記第2タスクの作業終了時刻から前記第1後工程向け期限時刻まで引かれた関係線を前記余裕時間情報として前記表示部に表示する、
を備えるスケジュール修正支援方法。 - 複数の設備を用いて複数の製品を製造する生産スケジュールの修正を支援するスケジュール修正支援装置におけるスケジュール修正支援方法であって、
各製品を製造する各ジョブは、前記各製品を製造する各手順に従った複数の工程の順に、前記複数の工程に対応する各設備において実行される作業対象に対する作業である複数のタスクを含み、
前記複数の設備は、それぞれ、前記生産スケジュールに従って、少なくとも一部の前記ジョブに含まれる前記タスクを順に実行し、
前記ジョブは、第1製品を製造する第1ジョブを含み、
前記複数の設備は、前記第1ジョブで使用される第1設備及び第2設備を含み、
前記第1ジョブは、A工程に対応する前記第1設備において実行される第1タスクと、前記A工程の後工程であるB工程に対応する前記第2設備において実行される第2タスクとを含み、
前記スケジュール修正支援装置は、
表示部と、
前記複数の設備においてそれぞれ実行される前記タスクの作業開始時刻及び作業終了時刻を含むスケジュールデータを記憶するスケジュールデータ記憶部と、
一の工程に対応する一の設備において実行されるタスクが終了してから次の工程に対応する次の設備において実行される次のタスクが開始されるまでに最低限必要な最短工程間時間を、前記一の設備と前記次の設備と前記ジョブとに対応付けて記憶する最短工程間時間記憶部と、
を備え、
前記スケジュール修正支援方法は、
前記スケジュールデータに基づき、前記複数の設備においてそれぞれ実行される前記タスクの順番を表すガントチャートを前記表示部に表示するガントチャート処理工程と、
前記個別チャートに並べて、前記第1タスクと前記第2タスクとの間の時間から前記最短工程間時間を除いた余裕時間を表す余裕時間情報を前記表示部に表示する表示制御工程と、
一のタスクの作業開始時刻から前記最短工程間時間遡った後工程向け期限時刻を算出する期限時刻計算工程とを備え、
前記期限時刻計算工程は、搬送元としての前記第2設備と搬送先としての前記第1設備と前記第1ジョブとに対応付けられた前記最短工程間時間である第3最短工程間時間を前記最短工程間時間記憶部から取得して、前記第1タスクの作業開始時刻から前記第3最短工程間時間遡った第2後工程向け期限時刻を前記後工程向け期限時刻として算出し、
前記表示制御工程は、前記個別チャートに並べて、前記第2後工程向け期限時刻から前記第2タスクの作業終了時刻までの時間を表す前記余裕時間情報を前記表示部に表示し、
前記表示制御工程は、前記第2タスクの作業終了時刻から前記第2後工程向け期限時刻まで引かれた関係線を前記余裕時間情報として前記表示部に表示する、
スケジュール修正支援方法。
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