JP2008293207A - メンテナンス用部品の在庫、発注管理システム、メンテナンス用部品の在庫、発注管理方法、及びメンテナンス用部品の在庫、発注管理プログラム - Google Patents

メンテナンス用部品の在庫、発注管理システム、メンテナンス用部品の在庫、発注管理方法、及びメンテナンス用部品の在庫、発注管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】舶用機関を構成するユニット部品のメンテナンス作業で使用されるメンテナンス用部品の船内の在庫を、メンテナンス計画と対応させて管理するメンテナンス用部品の在庫、発注管理システム、メンテナンス用部品の在庫、発注管理方法、及びメンテナンス用部品の在庫、発注管理プログラムを提供する。
【解決手段】舶用機関の日々の運転時間情報、ユニット部品別のメンテナンス周期、メンテナンス履歴情報、及び舶用機関の年間計画運転時間を基に、メンテナンス計画を作成するメンテナンス計画手段41と、メンテナンス計画手段41で作成したメンテナンス計画、及びユニット部品別の部品情報を基に、使用予定のメンテナンス用部品とその使用数を算出する使用部品算出手段42と、使用部品算出手段42の算出結果、及び各メンテナンス用部品の在庫情報を基に、在庫補充の必要なメンテナンス用部品とその補充必要数を算出する補充部品算出手段43とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、舶用機関を構成するユニット部品のメンテナンス作業において使用されるメンテナンス用部品の船内の在庫を、前記ユニット部品のメンテナンス計画と対応させて管理するためのメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムに関する。
船内では、舶用機関を構成する各ユニット部品のメンテナンス管理と、各ユニット部品のメンテナンス作業で必要となるメンテナンス用部品の在庫管理が行われる。
図15は、メンテナンス管理及び在庫管理に関連して船内で行われるルーティン作業の流れを示すフローチャートである。
まず、運転時間等の機関の運転状況をログブックに記録する(ステップS101)。次に、船内の各ユニット部品について、メーカが設定している各ユニット部品のメンテナンス周期とログブックに記録されている運転時間とに基づいて、メンテナンス期限が経過しているユニット部品の有無を確認する(ステップS102)。この際、メンテナンス期限が経過しているユニット部品があれば、そのユニット部品のメンテナンスに使用されるメンテナンス用部品を使用数出庫し(ステップS103)、メンテナンスを実施する(ステップS104)。メンテナンスを実施後、メンテナンスに使用した各メンテナンス用部品について、その使用数をメンテナンス実施前の船内の在庫数より差し引き、得られた値を現在の在庫数として記録する(ステップS105)。続いて、次回のメンテナンス実施予定日を計画する(ステップS106)。メンテナンス実施予定日を計画したら、在庫を補充する必要のあるメンテナンス用部品を検討する(ステップS107)。在庫の補充する必要があるか否かを判断し(ステップS108)、在庫の補充が必要な部品があれば、その部品の発注作業を実施する(ステップS109)。発注したメンテナンス用部品が納品されたら、納品されたメンテナンス用部品を確認し(ステップS110)、納品書に基づいてメンテナンス用部品の現在の在庫数を算出し、その算出値を記録する(S111)。
このような船内のルーティン作業を支援するシステムとして、従来、船内に保管されているメンテナンス用部品の在庫を管理する在庫管理システムや、各ユニット部品についてメンテナンスを行った実績及びメンテナンスの予定日を管理するメンテナンス管理システムがある。以下に、従来の在庫管理システム及びメンテナンス管理システムについて説明する。
図16〜図17は、従来例に係る在庫管理システムを用いて行われる入出庫作業の流れを示すフローチャートである。図16は、従来例に係る在庫管理システムを用いて行われる入庫処理の流れを示すフローチャートであり、図17は従来例に係る在庫管理システムを用いて行われる出庫処理の流れを示すフローチャートである。
入庫処理では、まず、在庫管理システムが、記憶装置に記憶されている在庫情報データに基づいて、現在の在庫情報を表示する(ステップS201)。続いて、ユーザーが、納品書を基に納品書に記載されているメンテナンス用部品及びそのメンテナンス用部品の納品数等(納品書情報)を在庫管理システムへ入力する(ステップS202)。納品書情報が入力されると、在庫管理システムは、ユーザーに入力された納品書情報に基づいて、記憶装置に記憶されている在庫情報データを更新する(ステップS203)。未入力の納品書情報があれば、ステップS202へ戻って納品書情報を入力し、無ければ、入庫処理完了とする(ステップS204)。
出庫処理では、入庫処理と同様に、まず、在庫管理システムが、記憶装置に記憶されている在庫情報データに基づいて、現在の在庫情報を表示する(ステップS301)。続いて、ユーザーが、メンテナンスに使用したメンテナンス用部品及びその使用数を在庫管理システムへ入力する(ステップS302)。メンテナンスに使用したメンテナンス用部品及びその使用数の情報が入力されると、在庫管理システムは、入力された情報に基づいて、記憶装置に記憶されている在庫情報データを更新する(ステップS303)。未入力の情報があれば、ステップS302へ戻り、さらに、メンテナンスに使用したメンテナンス用部品及びその使用数の情報を入力し、無ければ、出庫処理完了とする(ステップS304)。
図18は、従来例に係るメンテナンス管理システムを用いて行われるメンテナンの管理作業の流れを示すフローチャートである。
まず、メンテナンス管理システムが、記憶装置に記憶されているメンテナンス履歴/予定日のデータに基づいて、過去に実施されたメンテナンスの履歴及びメンテナンスの予定日を表示する(ステップS401)。続いて、ユーザーが、実施したユニット部品のメンテナンスの実績情報をメンテナンス管理システムへ入力する(ステップS402)。メンテナンス管理システムは、ユーザーにより入力された実績情報に基づいて、記憶装置に記憶されているメンテナンス履歴及び予定日のデータを更新する(ステップS403)。未入力のメンテナンスの実績情報があれば、ステップS402へ戻って、さらにメンテナンスの実績情報を入力し、無ければ、メンテナンス実績入力処理を終了する(ステップS404)。メンテナンス実績入力処理を終了したら、ユーザーが、次回のメンテナンスの予定日をメンテナンス管理システムへ入力する(ステップS405)。メンテナンス管理システムは、ユーザーにより入力されたメンテナンス予定日に基づいて、記憶装置に記憶されているメンテナンス履歴及び予定日のデータを更新する(ステップS406)。未入力のメンテナンスの予定日があれば、ステップS405へ戻って、さらにメンテナンスの予定日を入力し、無ければ、メンテナンス管理処理完了とする(ステップS407)。
このような船内のルーティン作業を支援するシステムとしての在庫管理システム及びメンテナンス管理システムは、それぞれ独立したシステムとなっている。このため、運用者は自らの経験に基づいて、次回のメンテナンス予定日を計画し、この計画に応じて「いつ、どの部品が、いくつ必要になるか?」といったメンテナンス用部品の船内の在庫を適正に判断しなければならなかった。つまり、経験不足の運用者は、メンテナンス用部品の船内の在庫を適正に維持することができなかった。
そこで、従来、船内のユニット部品のメンテナンス管理はメンテナンス会社へ委託されることが多かった。例えば、顧客よりメンテナンス管理を委託されたメンテナンス会社側のシステムとして、顧客におけるメンテナンス対象機器の運転データを受信し、受信した運転データに基づいて予測される余寿命予測結果を通信網を介して顧客へ通知するメンテナンスシステム、及び顧客における補修用部品の在庫状況を通信網を介して受信し、使用中部品の寿命時期において欠品が発生するおそれのある補修用部品の顧客に対する供給を指示することができる在庫管理システムがある(特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のリモートメンテナンスシステム及び在庫管理システムによれば、メンテナンス会社にメンテナンス管理を委託した顧客、つまり、船内にいる運用者は、交換すべき部品とその時期を簡単に知ることができ、また、メンテナンスにおいて必要となるメンテナンス用部品(補修用部品)を、必要な時期に必要な個数だけ受けとることができるので、経験不足の運用者であっても、メンテナンス用部品の船内の在庫を適正に維持することができる。
特開2003−44126
しかしながら、メンテナンス会社へメンテナンス管理を委託するには、メンテナンス会社へのメンテナンス委託料の支払いが必要であり、費用面での負担が大きい。このため、船内にいる運用者自らが、メンテナンス計画を作成し、そのメンテナンス計画に応じて適正に船内の在庫を維持することができるシステムの開発が望まれていた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであって、各ユニット部品のメンテナンス計画を作成するとともに、作成されたメンテナンス計画に応じて在庫を補充する必要のあるメンテナンス用部品を把握することができるメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムを提供することを目的とする。
本発明に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムは、舶用機関を構成するユニット部品のメンテナンス作業において使用されるメンテナンス用部品の船内の在庫を、前記ユニット部品のメンテナンス計画と対応させて管理するためのメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムであって、舶用機関の日々の運転時間に関する運転時間情報を記憶した運転時間記憶手段と、ユニット部品別のメンテナンス周期を記憶したメンテナンス周期記憶手段と、既に実施したメンテナンス作業に関するメンテナンス履歴情報を記憶したメンテナンス履歴記憶手段と、前記舶用機関の年間計画運転時間を記憶した年間計画運転時間記憶手段と、各メンテナンス用部品の在庫数に関する在庫情報を記憶した在庫情報記憶手段と、ユニット部品別に、メンテナンス作業で使用されるメンテナンス用部品及び該メンテナンス用部品の使用数に関する部品情報を記憶した部品情報記憶手段と、前記運転時間記憶手段に記憶されている運転時間情報、前記メンテナンス周期記憶手段に記憶されているユニット部品別のメンテナンス周期、前記メンテナンス履歴記憶手段に記憶されているメンテナンス履歴情報、及び前記年間計画運転時間記憶手段に記憶されている年間計画運転時間に基づいて、メンテナンス計画を作成するメンテナンス計画手段と、該メンテナンス計画手段で作成されたメンテナンス計画、及び前記部品情報記憶手段に記憶されているユニット部品別の部品情報に基づいて、指定期間内に使用される予定のメンテナンス用部品及び該メンテナンス用部品の使用数を算出する使用部品算出手段と、該使用部品算出手段で算出された結果、及び前記在庫情報記憶手段に記憶されている在庫情報に基づいて、前記指定期間内に在庫を補充する必要のあるメンテナンス用部品及び該メンテナンス用部品の補充必要数を算出する補充部品算出手段とを備えることを特徴とする。
この構成により、運転時間情報、メンテナンス履歴情報、ユニット部品別のメンテナンス周期、及び年間計画運転時間に基づいて、長期間にわたる適切なメンテナンス計画を作成することができる。また、作成されたメンテナンス計画に応じて在庫の補充が必要な部品及びその数が算出されるので、運用者は、この算出された結果に基づいて発注を行うことで、メンテナンス計画に応じた適正な在庫を維持することができ、在庫過多による部品購入費用の増大を防止することができる。つまり、運用者の経験に左右されずにメンテナンス計画の立案及びメンテナンスに必要な部品の在庫補充を的確に行うことができる。
また、本発明に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムでは、船舶の運行計画及び寄港予定地に関する運行情報を記憶した運行情報記憶手段と、該運行情報記憶手段に記憶されている運行情報に基づいて、前記補充部品算出手段で算出された在庫の補充が必要なメンテナンス用部品の受渡し場所を決定する受渡し場所決定手段とを備えることを特徴とする。
この構成により、在庫を補充する必要のある部品の受渡し場所が、船舶の運航計画及び寄港予定地に基づいて決定されるから、運用者自らがメンテナンス用部品の受渡し場所を考える必要がなくなり、発注業務を効率よく行うことができる。
また、本発明に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムでは、前記年間計画運転時間記憶手段に記憶されている年間計画運転時間を、前記運転時間記憶手段の過去の運転時間情報に基づいて更新する年間計画運転時間更新手段を備えることを特徴とする。
この構成により、年間計画運転時間は、日々記録される運転時間に基づいて更新され、予め計画されていた年間計画運転時間と実際の年間運転時間とのずれが逐次修正されることとなるから、船舶の日々の運転状況に応じて適切なメンテナンス計画を立案することができる。
また、本発明に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法は、舶用機関を構成するユニット部品のメンテナンス作業において使用されるメンテナンス用部品の船内の在庫を、前記ユニット部品のメンテナンス計画と対応させて管理するためのメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法であって、舶用機関の日々の運転時間に関する運転時間情報、ユニット部品別のメンテナンス周期、既に実施した前記メンテナンス作業に関するメンテナンス履歴情報、及び前記舶用機関の年間計画運転時間に基づいて、各ユニット部品のメンテナンス計画を作成するメンテナンス計画ステップと、前記メンテナンス計画ステップで作成された前記メンテナンス計画、及びユニット部品別のメンテナンス作業で使用されるメンテナンス用部品及び該メンテナンス用部品の使用数に関する部品情報に基づいて、指定期間内に使用される予定のメンテナンス用部品及び該メンテナンス用部品の使用数を算出する使用部品算出ステップと、前記使用部品算出ステップで算出された結果、及び各メンテナンス用部品の在庫数に関する在庫情報に基づいて、前記指定期間内に在庫を補充する必要のあるメンテナンス用部品及び該メンテナンス用部品の補充必要数を算出する補充部品算出ステップとを備えることを特徴とする。
この構成により、運転時間情報、メンテナンス履歴情報、ユニット部品別のメンテナンス周期、及び年間計画運転時間に基づいて、長期間にわたる適切なメンテナンス計画を作成することができる。また、作成されたメンテナンス計画に応じて在庫の補充が必要な部品及びその数が算出されるので、運用者は、この算出された結果に基づいて発注を行うことで、メンテナンス計画に応じた適正な在庫を維持することができ、在庫過多による部品購入費用の増大を防止することができる。つまり、運用者の経験に左右されずにメンテナンス計画の立案及びメンテナンスに必要な部品の在庫補充を的確に行うことができる。
また、上記したメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法は、その各ステップをコンピュータに実行させるためのメンテナンス用部品の在庫、発注管理プログラムとして実現することができる。
本発明に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システム、メンテナンス用部品の在庫、発注管理方法、及びメンテナンス用部品の在庫、発注管理プログラムによれば、ユニット部品毎のメンテナンス周期に応じてメンテナンス計画を作成することができるとともに、この作成されたメンテナンス計画に応じて在庫の補充が必要なメンテナンス用部品及びその補充必要数を算出することができるので、運用者は、その算出結果に基づいて発注を行うことで、メンテナンス計画に応じて適正に在庫を維持することができ、在庫過多による部品購入費用の増大を防止することができる。つまり、運用者の経験に左右されることなく、メンテナンス計画の立案及びメンテナンスに必要な部品の在庫補充を的確に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの機能構成の概略を示すブロック図である。
本実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムは、主に、各種データの入力を行うマウスやキーボード等からなる入力装置1と、CRTやLCD等の表示機能を有する表示装置2と、HD(ハードディスク)等の記憶装置3と、演算処理装置4を備えている。
記憶装置3は、運転時間データベース31と、メンテナンス周期データベース32と、メンテナンス履歴データベース33と、年間計画運転時間データベース34と、在庫情報データベース35と、部品情報データベース36と、運行情報データベース37と、メンテナンス計画データベース38と、発注情報データベース39とを備えている。
また、演算処理装置4は、メンテナンス計画手段41と、使用部品算出手段42と、補充部品算出手段43と、受渡し場所決定手段44と、年間計画運転時間更新手段45と、運転時間記録手段46と、在庫情報更新手段47と、メンテナンス履歴記録手段48と、メンテナンス計画閲覧手段49とを備える構成とされている。
以下に、記憶装置3に備えられている各種データベース31〜39、及び演算処理装置4に備えられている各種手段41〜49について説明する。
<運転時間データベース>
図2は、本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの運転時間データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。
舶用機関の日々(2006/11/3、・・・、2007/2/9、2007/2/10、2007/2/11・・・)の運転に対するその日の運転時間(9、・・・、11、9、7・・・)が運転時間情報として記憶されている。例えば、2006年11月3日の運転時間が9時間であることが記憶されている。なお、本実施の形態では、運転時間記録手段46により、ユーザーが入力装置1より定期的に入力した日々の運転時間が運転時間情報として運転時間データベース31に記憶される。
<メンテナンス周期データベース>
図3は、本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムのメンテナンス周期データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。
ユニット部品別(UN0001、UN0002、UN0003・・・)に、メーカが予め設定しているメンテナンス周期(1000、1200、1450)が記憶されている。例えば、ユニット部品「UN0001」は、舶用機関の運転時間で、1000時間おきにメンテナンスを実施する必要があることが記憶されている。
<メンテナンス履歴データベース>
図4は、本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムのメンテナンス履歴データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。
既に実施したユニット部品のメンテナンス作業に関し、メンテナンス作業を実施した日付(2007/2/11、2007/3/1、2007/3/25)と、メンテナンス作業対象のユニット部品(UN0001、UN0002、UN0003)と、そのメンテナンス作業時における舶用機関の総運転時間(メンテナンス実施時間:1000、1180、1442)がメンテナンス履歴情報として記憶されている。例えば、2007年2月11日にユニット部品「UN0001」のメンテナンスを行い、このメンテナンス時のメンテナンス実施時間は1000時間であったことが記憶されている。
なお、本実施の形態では、メンテナンス履歴記録手段48により、メンテナンス作業の実施後にユーザーが入力装置1より入力したメンテナンス履歴情報がメンテナンス履歴データベース33に記憶される。
<年間計画運転時間データベース>
年間計画運転時間データベース34には、舶用機関の年間計画運転時間が記憶されている。なお、年間計画運転時間データベース34に記憶されている舶用機関の年間計画運転時間は、年間計画運転時間更新手段45により、逐次更新される構成とされている。
<在庫情報データベース>
図5は、本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの在庫情報データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。
各メンテナンス用部品(M110、M120、M130・・・)に対する現在の在庫数(5、2、5・・・)が在庫情報として記憶されている。例えば、メンテナンス用部品「M110」の現在の在庫数が5個であることが記憶されている。
なお、本実施の形態では、在庫情報更新手段47により、ユーザーが入力装置1より入力したメンテナンス用部品の入出庫情報に基づいて、在庫情報データベース35に記憶されている在庫情報が更新される。
<部品情報データベース>
図6は、本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの部品情報データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。
各ユニット部品(UN0001、UN0002・・・)別に、メンテナンス作業で使用されるメンテナンス用部品(M110、M120、M130、M210・・・)及びそのメンテナンス用部品の使用数(10、5、4、5・・・)が部品情報として記憶されている。例えば、ユニット部品「UN0001」のメンテナンス作業において、メンテナンス用部品「M110」が10個、「M120」が5個、「M130」が4個使用されることが記憶されている。
<運行情報データベース>
図7は、本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの運行情報データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。
船舶の運行計画及び寄港予定地に関する運行情報として、寄港日(2007/5/20、2007/5/21、2007/5/24・・・)毎に、寄港地(横浜、神戸、上海・・・)が記憶されている。例えば、船舶が、2007年5月20日に横浜に寄港することが記憶されている。
<メンテナンス計画データベース>
図8は、本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムのメンテナンス計画データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。
実施予定のメンテナンス作業に関し、メンテナンス予定日(2007/5/21、2007/6/28、2007/8/18・・・)と、そのメンテナンス予定日に実施される予定のメンテナンス作業対象のユニット部品(UN0001、UN0002、UN0003・・・)とがメンテナンス計画として記憶されている。例えば、2007年5月21日にユニット部品「UN0001」のメンテナンス作業を行うことが記憶されている。なお、本実施の形態では、メンテナンス計画手段41により計画されたメンテナンス計画がメンテナンス計画データベース38に記憶される。
<発注情報データベース>
図9は、本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの発注情報データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。
発注情報データベース39には、発注番号(500001、500002、500003・・・)で示される各発注に対して、発注したメンテナンス用部品(M110、M120、M130・・・)、発注した数量(5、2、3・・・)、納入予定日(2007/3/10、2007/3/15・・・)、及び納入状況(納入済又は未納入)が発注情報として記憶されている。例えば、発注番号「500001」で示される発注で、メンテナンス用部品「M110」を5個発注したことが記憶されており、さらに、その納入日は2007年3月10日で、既に納入済であることが記憶されている。
図10は、本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの演算処理装置を説明する説明図である。
<メンテナンス計画手段>
メンテナンス計画手段41は、運転時間データベース31に記憶されている運転時間情報、メンテナンス周期データベース32に記憶されているユニット部品別のメンテナンス周期、メンテナンス履歴データベース33に記憶されているメンテナンス履歴情報、及び年間計画運転時間データベース34に記憶されている年間計画運転時間に基づいて、メンテナンス計画を作成する構成とされている。
例えば、メンテナンス計画は、ユニット部品毎に次式によりメンテナンス予定日を算出して作成される。
<式1>
メンテナンス予定日=算出日の日付+[(TMox+TMx×Nx−Td)÷(Tp/365)]
式1において、Tdは算出日における舶用機関の総運転時間であり、TMxはメンテナンス予定日算出対象のユニット部品のメンテナンス周期であり、TMoxは、メンテナンス予定日算出対象のユニット部品において実施した前回のメンテナンス時のメンテナンス実施時間である。また、Nxは初期値が1の変数であり、メンテナンス予定日算出対象のユニット部品について、1つのメンテナンス予定日が算出される毎に1が加算される。
例えば、2007年4月1日にメンテナンス予定日の算出を行ったとして、以下に、式1によるメンテナンス予定日の算出法を詳しく説明する。
まず、2007年4月1日における舶用機関の総運転時間を算出する。具体的には、運転時間データベース31に記憶されている日々の運転時間を集計する。本説明では、日々の運転時間を集計して得られた総運転時間Tdが1500時間であったとする。
次に、各ユニット部品について、メンテナンス履歴データベース33より、直近に実施したメンテナンス作業のメンテナンス実施時間TMoxを得る。本説明では、ユニット部品「UN0001」について、直近のメンテナンスにおけるメンテナンス実施時間TMox=1000時間を得たとする。
次に、メンテナンス周期データベース32より、各ユニット部品について、メンテナンス周期TMxを得る。本説明では、ユニット部品「UN0001」について、メンテナンス周期TMx=1000時間を得たとする。
次に、年間計画運転時間データベース34より、年間計画運転時間Tpを得る。本説明では、年間計画運転時間Tp=3650時間を得たとする。
次に、各メンテナンス用部品について、Td、TMx、TMox、Tpの各値を式1に代入し、メンテナンス予定日を算出する。本説明では、ユニット部品「UN0001」に関し、Td=1500時間、TMx=1000時間、TMox=1000時間、Tp=3650時間を式1に代入することにより、ユニット部品「UN0001」のメンテナンス予定日、2007年5月21日、2007年8月29日、2007年12月7日、2008年3月16日・・・・を得ることができる。
なお、本実施の形態では、上記したようにして作成されたメンテナンス計画は、メンテナンス計画データベース38に記憶される。
<使用部品算出手段>
使用部品算出手段42は、メンテナンス計画データベース38に記憶されているメンテナンス計画及び部品情報データベース36に記憶されているユニット部品別の部品情報に基づいて、指定期間内に使用される予定のメンテナンス用部品及びそのメンテナンス用部品の使用数を算出する構成とされている。なお、指定期間は、ユーザーにより入力装置1から入力されるものとする。
具体的には、指定期間内に使用される予定のメンテナンス用部品及びそのメンテナンス用部品の使用数は、例えば、以下に示す方法により算出することができる。
まず、各ユニット部品について、メンテナンス計画手段41で作成されたメンテナンス計画、本実施の形態では、メンテナンス計画データベース38に記憶されているメンテナンス計画に基づいて、指定期間に予定されているメンテナンス作業の回数がユニット部品毎に算出される。例えば、指定期間が2007年4月1日から2007年8月31日までの間で、メンテナンス計画データベース38に記憶されている図8に示すメンテナンス計画に基づいてメンテナンス作業の回数が算出されたとすると、2007年4月1日から2007年8月31日までの間に予定されているメンテナンス作業の回数は、ユニット部品「UN0001」が2回、ユニット部品「UN0002」が1回、ユニット部品「UN0003」が1回となる。
次に、算出されたメンテナンス作業の回数と、部品情報データベース36に記憶されているユニット部品別の部品情報に基づいて、指定期間内に使用される各メンテナンス用部品の使用数を算出する。例えば、図6の部品情報を参照すると、ユニット部品「UN0001」のメンテナンスには、メンテナンス用部品「M110」が10個、「M120」が5個、「M130」が4個使用されることが分かる。よって、指定期間、つまり、2007年4月1日から2007年8月31日までに使用される予定の各メンテナンス用部品の使用数は、「M110」が10×2=20個、「M120」が5×2=10個、「M130」が4×2=8個となる。
<補充部品算出手段>
補充部品算出手段43は、在庫情報データベース35に記憶されている在庫情報、及び前記使用部品算出手段42で算出された結果に基づいて、指定期間内に在庫を補充する必要のあるメンテナンス用部品及び該メンテナンス用部品の補充必要数を算出する構成とされている。
例えば、在庫情報データベース35に記憶されている現在の在庫数より使用部品算出手段42で算出された使用数の方が多い場合には、使用数より在庫数が差し引かれた値が補充必要数として算出される。一方、少ない場合には、在庫を補充する必要がないので、補充必要数は、「0」となる。
また、本実施の形態において、補充部品算出手段43は、さらに、指定期間に使用される予定の各メンテナンス用部品について、発注情報データベース39に記憶されている発注情報を基に発注済み、未納入の各メンテナンス用部品の数(以下、納入予定数とする。)を算出し、補充必要数よりも納入予定数が少ない場合には、補充必要数から納入予定数を差し引いて発注必要数を算出する構成とされている。
また、使用部品算出手段42及び補充部品算出手段43により算出された結果は、部品在庫情報一覧として、表示装置2に表示される。
図11は、本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの表示装置に表示される部品在庫情報一覧の内容の一例を示す図表である。
指定期間(2007/04/01〜2007/09/30)に使用される予定の各メンテナンス用部品(M110、M120、M130、・・・)について、在庫情報データベース35に記憶されている現在の在庫数(5、2、5、・・・)、使用部品算出手段42で算出された使用数(20、10、8・・・)、補充部品算出手段43で算出された補充必要数(15、8、3・・・)が示されている。加えて、補充部品算出手段43で算出された納入予定数(15、0、5・・・)及び発注必要数(5、8、0・・・)が示されている。例えば、メンテナンス用部品「M110」については、現在の在庫数が5個、使用数が20個、補充必要数が15個、納入予定数が10個、発注必要数が5個であることが示されているから、運用者は、この情報に基づいて、メンテナンス用部品「M110」を5個発注することで、メンテナンス用部品「M110」の船内在庫を適正に維持することができる。
<受渡し場所決定手段>
受渡し場所決定手段44は、運行情報データベース37に記憶されている運行情報に基づいて、補充部品算出手段43で算出された在庫の補充が必要なメンテナンス用部品の受渡し場所を決定する構成とされている。例えば、ユニット部品「UN0001」のメンテナンス作業を2007年5月21日に実施できるように、メンテナンス用部品「M120」を2007年5月20日に納品する必要がある場合には、図7に示す運行情報を参照し、2007年5月20日の寄港地「横浜」がメンテナンス用部品「M120」の受渡し場所として決定される。なお、決定された受渡し場所は、表示装置2に表示される。
<年間計画運転時間更新手段>
年間計画運転時間データベース34に記憶されている年間計画運転時間を、運転時間データベース31に記憶されている過去の運転時間情報に基づいて更新する。これにより、メンテナンス計画手段41では、常に最新の年間計画運転時間に基づいて、メンテナンス計画が作成される。なお、年間計画運転時間の更新法は、特に限定されるものではないが、例えば、運転時間データベース31に記憶されている過去の運転時間情報より、1日当たりの平均運転時間を求め、この平均運転時間に1年の日数365日を乗じた値で年間計画運転時間データベース34に記憶されている年間計画運転時間を更新してもよい。
<運転時間記録手段>
運転時間記録手段46は、ユーザーが入力装置1より入力した舶用機関の日々の運転時間を読み取り、その運転時間を運転時間情報として運転時間データベース31に記憶させる構成とされている。
<在庫情報更新手段>
在庫情報更新手段47は、従来の在庫管理システムと同様の処理(図16、図17)により、ユーザーが入力装置1より入力した入出庫情報を読み取り、この入出庫情報に基づいて在庫情報データベース35に記憶されている在庫情報を更新する構成とされている。
<メンテナンス履歴記録手段>
メンテナンス履歴記録手段48は、ユーザーがメンテナンス作業実施後に入力装置1より入力したメンテナンス履歴情報を読み取り、メンテナンス履歴データベース33に記憶させる構成とされている。
<メンテナンス計画閲覧手段>
メンテナンス計画閲覧手段49は、入力装置1を用いてユーザーによりなされた閲覧指示により、メンテナンス計画データベース38に記憶されているメンテナンス計画を読み出して表示装置2に表示させる構成とされている。
本実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムは、本発明の他の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法が、図示しないCPU等で構成されるコンピュータ(演算処理装置4)により実行される構成とされている。
次に、メンテナンス用部品の在庫、発注管理システムにより、舶用機関を構成するユニット部品のメンテナンス作業において使用されるメンテナンス用部品の船内の在庫を、ユニット部品のメンテナンス計画と対応させて管理するためのメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法を他の実施の形態として説明する。
本実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法は、主に、メンテナンス計画ステップと、使用部品算出ステップと、補充部品算出ステップと、受渡し場所決定ステップとを備えている。
図12は、本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法により、メンテナンス計画を作成する処理の動作を示すフローチャートである。
ステップS11:
ユーザーが入力装置へ舶用機関の日々の運転時間に関する運転時間情報を入力する。
ステップS12:
運転時間記録手段46がステップS11でユーザーが入力した運転時間情報を読み取り、読み取った運転情報を運転時間データベース31に記憶させる。
ステップS13:
メンテナンス計画手段41が、運転時間データベース31に記憶されている運転時間情報、メンテナンス周期データベース32に記憶されている各ユニット部品のメンテナンス周期、メンテナンス履歴データベース33に記憶されているメンテナンス履歴情報、及び年間計画運転時間データベース34に記憶されている年間計画運転時間に基づいてメンテナンス計画を作成し、作成したメンテナンス計画をメンテナンス計画データベース38に記憶させる(メンテナンス計画ステップ)。
図13は、本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法により、メンテナンス用部品の在庫数、使用数、補充必要数を表示し、在庫の補充が必要なメンテナンス用部品について、発注書を作成する処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS21:
ユーザーが入力装置1より、メンテナンス計画により予定されているメンテナンス作業において使用されるメンテナンス用部品及びその使用数の算出対象の期間(指定期間)を入力する。
ステップS22:
使用部品算出手段42が、メンテナンス計画データベース38に記憶されているメンテナンス計画と、部品情報データベース36に記憶されているユニット部品別の部品情報とに基づいて、ステップS21で入力された指定期間内に使用される予定のメンテナンス用部品及びその使用数を算出する(使用部品算出ステップ)。
ステップS23:
補充部品算出手段43が、在庫情報データベース35に記憶されている在庫情報及びステップS22で算出された結果に基づいて、ステップS21で入力された指定期間内に在庫を補充する必要のあるメンテナンス用部品及びその補充必要数を算出する(補充部品算出ステップ)。さらに、本実施の形態では、補充部品算出手段43が、発注情報データベース39に記憶されている発注情報に基づいて、ステップS21で入力された指定期間に使用され、在庫を補充する必要のあるメンテナンス用部品について、納入予定数、発注必要数を算出する。
ステップS24:
ステップS22及びステップS23で算出された各メンテナンス用部品の在庫数、補充必要数、納入予定数、及び発注必要数を表示装置2に表示する。
ステップS25:
発注書を作成するか否かを判断し、発注書を作成する必要がある場合にはステップS26へ移行し、発注書を作成する必要がない場合には処理を終了する。
ステップS26:
受渡し場所決定手段44が、運行情報データベース37に記憶されている運行情報に基づいて、ステップS23で算出された在庫の補充が必要なメンテナンス用部品の受渡し場所を決定する。
ステップS27:
発注書を作成する必要のあるメンテナンス用部品について、ステップS23で算出された結果及びステップS26で決定された受渡し場所に基づいて、発注書を作成する。
図14は、本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法において、メンテナンス計画を表示する処理の動作を示すフローチャートである。
ステップS31:
メンテナンス計画閲覧手段49が、メンテナンス計画データベース38に記憶されているメンテナンス計画を読み出し、表示装置2に表示し、処理を終了する。
本発明に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法は、前述したように、図示しないCPU等で構成されるコンピュータ(演算処理装置4)に本実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法の各ステップを実行させるメンテナンス用部品の在庫、発注管理プログラムにより実現される。上述した各ステップ(メンテナンス用部品の在庫、発注管理方法)を実行するメンテナンス用部品の在庫、発注管理プログラムは、適宜の記憶装置(例えばコンピュータが内蔵する記憶装置またはコンピュータに接続された外部記憶装置)を介して適宜の記録媒体に格納することが可能である。記録媒体に記憶することにより、異なる場所にあるメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムに対しても容易にメンテナンス用部品の在庫、発注管理プログラムを適用することが可能となる。
なお、記録媒体としては、マスクROM、フラッシュROMといった半導体装置、ハードディスク、フレキシブルディスク、MOディスク、CD―ROM、DVD―ROM、BD―ROM、光磁気ディスク、ICカード、磁気テープなどを適用することができ、コンピュータプログラムを記録することが可能であればどのような他の記録媒体であっても良い。
また、メンテナンス用部品の在庫、発注管理プログラムそのものを通信により伝送して送信先の記録媒体に記録することも可能である。
本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの機能構成の概略を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの運転時間データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。 本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムのメンテナンス周期データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。 本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムのメンテナンス履歴データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。 本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの在庫情報データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。 本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの部品情報データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。 本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの運行情報データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。 本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムのメンテナンス計画データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。 本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの発注情報データベースに記憶されている内容の一例を示す図表である。 本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの演算処理装置を説明する説明図である。 本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムの表示装置に表示される部品在庫情報一覧の内容の一例を示す図表である。 本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法により、メンテナンス計画を作成する処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法により、メンテナンス用部品の在庫数、使用数、補充必要数を表示し、在庫の補充が必要なメンテナンス用部品について、発注書を作成する処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法において、メンテナンス計画を表示する処理の動作を示すフローチャートである。 メンテナンス管理及び在庫管理に関連して船内で行われるルーティン作業の流れを示すフローチャートである。 従来例に係る在庫管理システムを用いて行われる入庫処理の流れを示すフローチャートである。 従来例に係る在庫管理システムを用いて行われる出庫処理の流れを示すフローチャートである。 従来例に係るメンテナンス管理システムを用いて行われるメンテナンの管理作業の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 入力装置
2 表示装置
3 記憶装置
31 運転時間データベース(運転時間記憶手段)
32 メンテナンス周期データベース(メンテナンス周期記憶手段)
33 メンテナンス履歴データベース(メンテナンス履歴記憶手段)
34 年間計画運転時間データベース(年間計画運転時間記憶手段)
35 在庫情報データベース(在庫情報記憶手段)
36 部品情報データベース(部品情報記憶手段)
37 運行情報データベース(運行情報記憶手段)
38 メンテナンス計画データベース
39 発注情報データベース
4 演算処理装置
41 メンテナンス計画手段
42 使用部品算出手段
43 補充部品算出手段
44 受渡し場所決定手段
45 年間計画運転時間更新手段
46 運転時間記録手段
47 在庫情報更新手段
48 メンテナンス履歴記録手段
49 メンテナンス計画閲覧手段

Claims (5)

  1. 舶用機関を構成するユニット部品のメンテナンス作業において使用されるメンテナンス用部品の船内の在庫を、前記ユニット部品のメンテナンス計画と対応させて管理するためのメンテナンス用部品の在庫、発注管理システムであって、
    舶用機関の日々の運転時間に関する運転時間情報を記憶した運転時間記憶手段と、
    ユニット部品別のメンテナンス周期を記憶したメンテナンス周期記憶手段と、
    既に実施したメンテナンス作業に関するメンテナンス履歴情報を記憶したメンテナンス履歴記憶手段と、
    前記舶用機関の年間計画運転時間を記憶した年間計画運転時間記憶手段と、
    各メンテナンス用部品の在庫数に関する在庫情報を記憶した在庫情報記憶手段と、
    ユニット部品別に、メンテナンス作業で使用されるメンテナンス用部品及び該メンテナンス用部品の使用数に関する部品情報を記憶した部品情報記憶手段と、
    前記運転時間記憶手段に記憶されている運転時間情報、前記メンテナンス周期記憶手段に記憶されているユニット部品別のメンテナンス周期、前記メンテナンス履歴記憶手段に記憶されているメンテナンス履歴情報、及び前記年間計画運転時間記憶手段に記憶されている年間計画運転時間に基づいて、メンテナンス計画を作成するメンテナンス計画手段と、
    該メンテナンス計画手段で作成されたメンテナンス計画、及び前記部品情報記憶手段に記憶されているユニット部品別の部品情報に基づいて、指定期間内に使用される予定のメンテナンス用部品及び該メンテナンス用部品の使用数を算出する使用部品算出手段と、
    該使用部品算出手段で算出された結果、及び前記在庫情報記憶手段に記憶されている在庫情報に基づいて、前記指定期間内に在庫を補充する必要のあるメンテナンス用部品及び該メンテナンス用部品の補充必要数を算出する補充部品算出手段と
    を備えることを特徴とするメンテナンス用部品の在庫、発注管理システム。
  2. 船舶の運行計画及び寄港予定地に関する運行情報を記憶した運行情報記憶手段と、
    該運行情報記憶手段に記憶されている運行情報に基づいて、前記補充部品算出手段で算出された在庫の補充が必要なメンテナンス用部品の受渡し場所を決定する受渡し場所決定手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のメンテナンス用部品の在庫、発注管理システム。
  3. 前記年間計画運転時間記憶手段に記憶されている年間計画運転時間を、前記運転時間記憶手段の過去の運転時間情報に基づいて更新する年間計画運転時間更新手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のメンテナンス用部品の在庫、発注管理システム。
  4. 舶用機関を構成するユニット部品のメンテナンス作業において使用されるメンテナンス用部品の船内の在庫を、前記ユニット部品のメンテナンス計画と対応させて管理するためのメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法であって、
    舶用機関の日々の運転時間に関する運転時間情報、ユニット部品別のメンテナンス周期、既に実施した前記メンテナンス作業に関するメンテナンス履歴情報、及び前記舶用機関の年間計画運転時間に基づいて、各ユニット部品のメンテナンス計画を作成するメンテナンス計画ステップと、
    前記メンテナンス計画ステップで作成された前記メンテナンス計画、及びユニット部品別のメンテナンス作業で使用されるメンテナンス用部品及び該メンテナンス用部品の使用数に関する部品情報に基づいて、指定期間内に使用される予定のメンテナンス用部品及び該メンテナンス用部品の使用数を算出する使用部品算出ステップと、
    前記使用部品算出ステップで算出された結果、及び各メンテナンス用部品の在庫数に関する在庫情報に基づいて、前記指定期間内に在庫を補充する必要のあるメンテナンス用部品及び該メンテナンス用部品の補充必要数を算出する補充部品算出ステップと
    を備えることを特徴とするメンテナンス用部品の在庫、発注管理方法。
  5. 請求項4に記載の船内部品在庫管理、発注方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのメンテナンス用部品の在庫、発注管理プログラム。
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